JP6460832B2 - 冷却室用扉 - Google Patents

冷却室用扉 Download PDF

Info

Publication number
JP6460832B2
JP6460832B2 JP2015034385A JP2015034385A JP6460832B2 JP 6460832 B2 JP6460832 B2 JP 6460832B2 JP 2015034385 A JP2015034385 A JP 2015034385A JP 2015034385 A JP2015034385 A JP 2015034385A JP 6460832 B2 JP6460832 B2 JP 6460832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass panel
door
cooling chamber
support
peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015034385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016156556A (ja
Inventor
浦久保 稔
稔 浦久保
隆紘 山崎
隆紘 山崎
美恵子 記村
美恵子 記村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2015034385A priority Critical patent/JP6460832B2/ja
Publication of JP2016156556A publication Critical patent/JP2016156556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6460832B2 publication Critical patent/JP6460832B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は、物体を冷却する冷却室を開閉する冷却室用扉に関する。
冷蔵庫は台所を占有する割合が大きいため、外観意匠性を向上させるべく、扉外面にガラスパネルを設けた冷蔵庫が従来提供されている。ガラスパネルは枠によって支持されることがある。枠には溝が設けてあり、該溝にガラスパネルの周縁部が挿入される(例えば特許文献1参照)。
冷蔵庫を廃棄する場合、リサイクルのために、ガラスパネルを他の部品から分離させる必要がある。枠によってガラスパネルが支持されている場合、ガラスパネルを枠の溝から外すだけで、ガラスパネルを分離させることができる。
特開2010−60190号公報
近年では、更なる外観意匠性の向上のため、枠を使用せずに、ガラスパネルを接着剤によって扉外面に固定した冷蔵庫が提供されている。接着剤は、ガラスパネルの落下を防止すべく、強力な粘着性を有しているので、ガラスパネルを扉から剥がすことは難しい。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、外観意匠性を維持し、ガラスパネルを取り外し易い冷却室用扉を提供することを目的とする。
本発明に係る冷却室用扉は、前側に開口を有し、収容された物体を冷却する冷却室の前記開口に配置される扉部と、該扉部の前側に配置されたガラスパネルとを備える冷却室用扉において、前記扉部の前部分に設けられており、前記ガラスパネルを支持する支持部と、前記ガラスパネルの後面に設けられており、前記ガラスパネルを前記支持部に取り外し可能に取り付ける取付部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉は、前記支持部は枠形をなし、前記扉部の周縁部分に設けられており、前記取付部は、枠形をなし、前記ガラスパネルの周縁部分に固定された固定部と、該固定部から後方に突出し、前記支持部の後部に対向する対向部とを有し、前記対向部と前記支持部の後部とが取り外し可能な連結部材によって連結されていることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉は、前記支持部は、前記扉部の前面を覆う被覆部と、該被覆部の前部に設けてある凹部とを有し、前記取付部は前記凹部に挿入されていることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉は、前記ガラスパネルの下側に位置し、前記被覆部の下部から前方に突出した突起部を備えることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉は、前記凹部は、下向きに窪んでおり、前記取付部を挿入する挿入部を有し、前記ガラスパネルの上側に、前記ガラスパネルの上方向への移動を阻止するための阻止部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉にあっては、ガラスパネルの後面に取付部が設けられており、取付部を支持部から取り外すことができるので、外観意匠性の維持及びガラスパネルの取り外しを両立させることができる。
実施の形態1に係る冷蔵庫を略示する正面図である。 図1に示すII−II線を切断線とした略示断面図である。 右扉を略示する部分拡大断面図である。 実施の形態2に係る冷蔵庫の右扉を略示する部分拡大断面図である。 実施の形態3に係る冷蔵庫の右扉を略示する側面断面図である。 実施の形態4に係る冷蔵庫の右扉を略示する側面断面図である。 実施の形態5に係る冷蔵庫の取付部及び凹部を略示する部分拡大側面断面図である。 実施の形態6に係る冷蔵庫の右扉を略示する側面断面図である。 実施の形態7に係る冷蔵庫の右扉を略示する部分平面断面図である。 実施の形態8に係る冷蔵庫の右扉を略示する部分平面断面図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る冷蔵庫を示す図面に基づいて説明する。図1は冷蔵庫を略示する正面図、図2は図1に示すII−II線を切断線とした略示断面図である。
冷蔵庫1は正面が開口した縦長直方体状の外箱1aと、該外箱1aの内側に設けてあり、正面が開口した縦長直方体状の内箱1bとを備える。外箱1a及び内箱1bの間には発泡断熱材1c、例えばウレタン発泡材が充填されている。
内箱1bの上部及び下部夫々に略水平な上断熱壁2及び下断熱壁3が設けてある。上断熱壁2は内箱1bの後面及び左右側面まで延びており、内箱1b内の空間を上下に区切っている。下断熱壁3の右部分は内箱1bの後面及び右側面まで延びており、左部分の後部には開口(図示略)が設けられている。開口によって、下断熱壁3の上下の空間は連通している。
内箱1bにおいて、上断熱壁2よりも上側の部分は収容された物体を冷蔵する冷蔵室6を形成している。冷蔵室6の室温は例えば2〜4℃程度に設定される。また下断熱壁3よりも下側の部分は収容された物体を冷凍する第1冷凍室10を形成している。第1冷凍室10の室温は例えば−18℃以下になるように設定される。
内箱1bにおいて、下断熱壁3の上側に、収容された物体を冷凍する第2冷凍室20と、氷を製造する製氷室30とが形成されている。内箱1bにおいて、第2冷凍室20及び製氷室30は左側に配置されており、第2冷凍室20は製氷室30の下側に位置する。第2冷凍室20及び製氷室30の室温は例えば−18℃以下になるように設定される。
上断熱壁2及び下断熱壁3の間において、第2冷凍室20及び製氷室30の右側に、野菜等の物体を冷蔵する野菜室40が形成されている。野菜室40の室温は例えば7〜10℃程度に設定される。
冷蔵室6内の上部には複数(本実施例においては三つ)の板状の収容棚7、7、7が上下に並設してある。収容棚7は冷蔵室6の後側に位置する。冷蔵室6の底部にはチルド室8aが設けられている。冷蔵室6の底部の前側部分に、上断熱壁2を上下に貫通しており、冷蔵室6内の空気を下方に通流させるための通流孔2aが設けられている。
冷蔵室6の前側右部及び前側左部に、上下方向を回転軸方向として回動可能な右扉6a及び左扉6bが夫々設けてある。右扉6a及び左扉6bは上下に長い矩形状をなす。右扉6a及び左扉6bによって、冷蔵室6の正面開口部分は覆われる。右扉6a及び左扉6bの縁部分にはパッキンが設けてあり、右扉6a及び左扉6bは冷蔵室6の正面開口部分を気密に閉じる。
右扉6a及び左扉6b夫々の後面には、物体(例えば瓶、缶又はチューブ容器入りの食品等)を収納する複数(本実施例においては三つ)の収納ポケット6c、6c、6cが設けられている。
第1冷凍室10には、上側が開口した箱形の第1冷凍室ケース11が前後に摺動可能に設けられている。第2冷凍室20には、上側が開口した箱形の第2冷凍室ケース21が前後に摺動可能に設けられている。
製氷室30には上側が開口した箱形の製氷室ケース31が前後に摺動可能に設けられている。野菜室40には上側が開口した箱形の野菜室ケース41が前後に摺動可能に設けられている。野菜室40の底面後部に、上下に貫通しており、空気を下方に排出する排出口40aが設けられている。
第1冷凍室10の底部後方に圧縮機50が設けられている。圧縮機50には凝縮器、膨張器及び冷却器(いずれも図示略)が接続されている。圧縮機50の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷却器が冷凍サイクルの低温側となる。
冷却器によって冷却された空気は、ファン(図時略)によって上方に移動し、通路(図時略)を通って、各室に分配される。
次に右扉6aの構成を説明する。図3は右扉6aを略示する部分拡大断面図である。
右扉6aは、縦長矩形板状をなす扉部60と、該扉部60の前側に配置された縦長矩形状をなすガラスパネル61と、縦長矩形の枠状をなし、ガラスパネル61の後面周縁部分に設けられており、ガラスパネル61を扉部60に取り付ける取付部63と、扉部60の前面周縁部分に設けられており、ガラスパネル61を支持する支持部64と、ガラスパネル61及び扉部60の間に充填された発泡断熱材62(例えばウレタン発泡断熱材)とを備える。
扉部60の後面の縁部分に、該縁部分に沿ってドアライナー60a及びドアパッキン60bが設けられている。ドアパッキン60bはドアライナー60aに隣接している。
取付部63は、縦長矩形状をなし、前後方向を軸方向とした短筒形をなす周面部63a(対向部)と、該周面部63aの前縁部から内側に突出しており、ガラスパネル61に接着する接着板63d(固定部)と、周面部63aの後縁部から内側に突出しており、支持部64に連結する連結板63bとを有する。連結板63bには前後に貫通した螺子用孔63cが設けられている。扉部60は連結板63bの後面に対向しておらず、螺子用孔63cは後方に露出している。
支持部64は、後側部分が前側部分よりも内方に位置するような階段形をなす後部64aと、該後部64aの前部分から内側に突出した前部64cとを備える。前部64cの突出端部は前方に屈曲しており、前部64cは断面L形をなす。後部64aの後面には凹部64bが形成されている。凹部64bの位置は螺子用孔63cの位置に対応している。螺子用孔63cにタッピング螺子65(連結部材)が挿入され、凹部64bに締結されている。タッピング螺子65は後方に露出しており、取り外すことができる。接着板63dの後面は前部64cの前面に対向している。
接着板63dの前面は、接着剤66によってガラスパネル61の後面縁部に接着されている。ガラスパネル61の後面中央部分にはフィルム67が貼着されている。該フィルム67は、ガラスパネル61が割れた場合に、ガラスの飛散を防止する。またフィルム67は、発泡断熱材62が密着しにくい素材によって構成されている。フィルム67の素材としては、例えばポリエチレンが挙げられる。
発泡断熱材62は、支持部64及び扉部60に結合している。なお取付部63及び支持部64の間に空間68が形成されるように、取付部63及び支持部64は設計されている。空間68を設けることによって、熱伝導を抑制することができる。
冷蔵庫1を廃棄する場合、ガラスパネル61を他の部品から分離させる。タッピング螺子65を凹部64bから取り外すことによって、取付部63は支持部64から分離し、ガラスパネル61は発泡断熱材62から離れる。なおフィルム67が介在しているので、発泡断熱材62はガラスパネル61に結合せず、ガラスパネル61は発泡断熱材62から離れる。
タッピング螺子65を取り外すだけで、取付部63を支持部64から分離させることができるので、右扉6aの外観意匠性の維持及びガラスパネル61の取り外しを両立させることができる。
なお取付部63及び支持部64の熱伝導率は小さいことが好ましい。したがって、取付部63及び支持部64の間の空間68にグラスウール、発泡断熱材又は真空断熱材等を設けてもよい。また空間68を確保するために壁又は支柱を作成する場合、その断面積を小さくし、熱伝導率を小さくする。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図4は右扉6aを略示する部分拡大断面図である。
取付部63は、連結板63bの突出端部から前方に突出した突出部63eと、該突出部63eの先端部分に設けられた係止爪63f(連結部材)とを備える。支持部64は、凹部64bの開口周縁部から内側に突出しており、係止爪63fに係止される被係止爪64d(連結部材)を備える。係止爪63fは凹部64bに挿入され、被係止爪64dに係止する。
係止爪63f及び被係止爪64dの係止を解除することによって、取付部63は支持部64から分離し、ガラスパネル61は発泡断熱材62から離れるので、右扉6aの外観意匠性の維持及びガラスパネル61の取り外しを両立させることができる。
なお図4に示すように、扉部60は連結板63bの後面に対向しているが、連結板63bの後面に対向しないように扉部60を構成してもよい。
実施の形態2に係る構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
以下本発明を実施の形態3に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図5は右扉6aを略示する側面断面図である。支持部64は、後側が開口した縦長矩形の箱状をなし、扉部60の前面に設けられている。支持部64は、扉部60の正面を覆う被覆部64eと、該被覆部64eの周縁から後方に突出した周面部64hとを備える。扉部60及び支持部64の間には、発泡断熱材62が充填されている。
被覆部64eには、複数の凹部64f、64f、・・・、64fが上下に並設されている。該凹部64fの下部分は、下向きに窪んでおり、後述する取付部63を挿入する挿入下部64gを形成している。挿入下部64gの下底は凹部64fの開口64iよりも下側に位置している。
ガラスパネル61の後面に複数の取付部63、63、・・・、63が上下に並設されている。取付部63の位置は凹部64fの位置に対応している。取付部63は側面視クランク形をなす。
取付部63は、ガラスパネル61に接着する接着板63dと、該接着板63dよりも後方に位置し且つ下方に延びた嵌合板63gと、該嵌合板63gの上端部及び接着板63dの下端部を連結する連結部63hとを備える。
接着板63dは接着剤66によって、ガラスパネル61に接着している。嵌合板63gは凹部64fに挿入されており、更に挿入下部64gに挿入され、取り外し可能に嵌合している。
ガラスパネル61を上方に引き上げることによって、取付部63は凹部64fから抜き取られ、ガラスパネル61は支持部64から離れるので、右扉6aの外観意匠性の維持及びガラスパネル61の取り外しを両立させることができる。
実施の形態3に係る構成の内、実施の形態1又は2と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態4)
以下本発明を実施の形態4に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図6は右扉6aを略示する側面断面図である。支持部64の下端部に、前方に突出した突起板64j(突起部)が設けられている。突起板64jは、ガラスパネル61よりも下側に位置し、ガラスパネル61の下端部を支持している。
扉部60の内側に設けた収納ポケット6cにペットボトル等の重量物を収納した状態で、右扉6aのハンドル部分に力を作用させた場合に、扉部60がねじれて、ガラスパネル61が支持部64から剥離する可能性がある。接着剤66によっては、温度が高くなると、接着性が低下するので、高温環境下において、ガラスパネル61が剥離する可能性が高まる。
突起板64jはガラスパネル61を支持しているので、支持部64によるガラスパネル61の保持力が高められており、ガラスパネル61の剥離及び脱落を防止し、安全性を高めることができる。
実施の形態4に係る構成の内、実施の形態1〜3と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態5)
以下本発明を実施の形態5に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図7は取付部63及び凹部64fを略示する部分拡大側面断面図である。取付部63は薄形の金属板で構成されている。また凹部64fの下底部は開口している。嵌合板63gは、開口した下底部に挿入され、発泡断熱材62に入り込んでいる。
実施の形態5に係る構成の内、実施の形態1〜4と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態6)
以下本発明を実施の形態6に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図8は右扉6aを略示する側面断面図である。
支持部64の上部にガラスパネル61の上方向への移動を阻止するための阻止部70が設けられている。阻止部70は側面視クランク状をなす。阻止部70は、支持部64の上面に固定される固定部71と、該固定部71よりも上側に位置し且つガラスパネル61の上端部に対向する対向部72と、該対向部72及び固定部71を連結する連結部73とを備える。
固定部71には、上下に貫通した螺子用孔71aが設けられている。支持部64の上部には、上下に貫通しており、内周面にねじ溝が形成された螺子孔64kが設けられている。螺子孔64kの位置と螺子用孔71aの位置とは対応している。螺子用孔71aに螺子68が挿入され、螺子孔64kに螺結している。ガラスパネル61の上端部と対向部72とは近接している。
対向部72がガラスパネル61に近接しているので、ガラスパネル61は上方へ移動することができない。そのため、取付部63が凹部64fから抜け出て、ガラスパネル61が脱落することを防止することができる。なおガラスパネル61を取り外す場合、螺子68を螺子孔64kから取り外し、阻止部70を支持部64から取り外せばよい。
実施の形態6に係る構成の内、実施の形態1〜5と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態7)
以下本発明を実施の形態7を示す図面に基づいて説明する。図9は扉6aを略示する部分平面断面図である。ガラスパネル61の周縁部分は後方に向けて屈曲しており、取付部63の周面部63aを覆う。ガラスパネル61の周縁部分は、接着剤66によって取付部63の周面部63aに接着している。すなわち周面部63aは、ガラスパネル61の周縁部分に固定された固定部を構成する。
ガラスパネル61の周縁部分を後方に向けて屈曲させることによって、扉6aの外観意匠性を向上させることができる。
実施の形態7に係る構成の内、実施の形態1〜6と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態8)
以下本発明を実施の形態8を示す図面に基づいて説明する。図10は扉6aを略示する部分平面断面図である。ガラスパネル61の周縁部分は後方に向けて屈曲しており、取付部63の外周を覆う。ガラスパネル61の周縁部分を後方に向けて屈曲させることによって、扉6aの外観意匠性を向上させることができる。
支持部64は平面視断面L形をなし、前後に延びた第1部分641と、該第1部分641の後端部から外向きに突出した第2部分642とを備える。第2部分642はガラスパネル61の周縁部分の端面に対向している。第2部分642には前後に貫通した挿入孔642aが形成されている。
第1部分641、第2部分642及びガラスパネル61によって囲まれた空間に取付部63が配置されている。取付部63は、周面部63aから内側に突出しており、支持部64を固定するための固定部63iを有する。固定部63iの後面部に凹部63jが設けられている。凹部63jの位置と挿入孔642aの位置とは対応している。タッピング螺子65が挿入孔642aに挿入され、凹部63jに締結されている。
第1部分641及び取付部63の間にはスペーサ69が設けられている。スペーサ69を設けることによって、取付部63及び支持部64の間に空間68が形成され、熱伝達性を低減させることができる。
実施の形態8に係る構成の内、実施の形態1〜7と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
なお左扉6bの構成も、上述した実施の形態に係る右扉6aと同様な構成である。また第1冷凍室ケース11、第2冷凍室ケース21、製氷室ケース31及び野菜室ケース41の正面部分を、右扉6aと同様に構成してもよい。この場合、第1冷凍室10、第2冷凍室20、製氷室30及び野菜室40が冷却室を構成し、前記正面部分が冷却室用扉を構成する。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
以上の本発明の実施の形態に関し、更に以下の事項を開示する。
本発明に係る冷却室用扉6aは、前側に開口を有し、収容された物体を冷却する冷却室6の前記開口に配置される扉部60と、該扉部60の前側に配置されたガラスパネル61とを備える冷却室用扉6aにおいて、前記扉部60の前部分に設けられており、前記ガラスパネル61を支持する支持部64と、前記ガラスパネル61の後面に設けられており、前記ガラスパネル61を前記支持部64に取り外し可能に取り付ける取付部63とを備えることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉6aは、前記支持部64は枠形をなし、前記扉部60の周縁部分に設けられており、前記取付部63は、枠形をなし、前記ガラスパネル61の周縁部分に固定された固定部63dと、該固定部63dから後方に突出し、前記支持部64の後部に対向する対向部63aとを有し、前記対向部63aと前記支持部64の後部とが取り外し可能な連結部材によって連結されていることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉6aは、前記支持部64は、前記扉部60の前面を覆う被覆部64eと、該被覆部64eの前部に設けてある凹部64fとを有し、前記取付部63は前記凹部64fに挿入されていることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉6aは、前記ガラスパネル61の下側に位置し、前記被覆部64eの下部から前方に突出した突起部64jを備えることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉6aは、前記凹部64fは、下向きに窪んでおり、前記取付部63を挿入する挿入下部64g(挿入部)を有し、前記ガラスパネル61の上側に、前記ガラスパネル61の上方向への移動を阻止するための阻止部70が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る冷却室用扉6aは、前記ガラスパネル61の縁部分は前記取付部63を覆うように後方に向けて曲がっていることを特徴とする。
本発明に係る冷蔵庫は、上述したいずれかの冷却室用扉6aと、該冷却室用扉6aによって開閉される冷却室6とを備えることを特徴とする。
1 冷蔵庫
6 冷却室
6a 右扉(冷却室用扉)
60 扉部
61 ガラスパネル
63 取付部
63a 周面部(対向部、固定部)
63d 接着板(固定部)
63f 係止爪(連結部材)
64 支持部
64d 被係止爪(連結部材)
64e 被覆部
64f 凹部
64g 挿入下部(挿入部)
64j 突起板(突起部)
65 タッピングねじ(連結部材)
70 阻止部

Claims (5)

  1. 容された物体を冷却する冷却室の開口に配置される扉部と、該扉部の前側に配置されたガラスパネルとを備える冷却室用扉において、
    前記扉部の周縁部分に設けられており、前記ガラスパネルを支持する支持部と、
    前記ガラスパネルの後面周縁部分に設けられており、前記ガラスパネルを前記支持部に取り外し可能に取り付ける取付部と
    を備え、
    前記支持部は、後側部分が前側部分よりも内方に位置するような階段形をなす後部を有し、
    前記取付部は、
    前記ガラスパネルの周縁部分に固定された固定部と、
    該固定部から後方に延びる周縁部と、
    該周縁部の後縁部から内側に突出する連結板と
    を有し、
    前記支持部の前記後部の後面と前記取付部の前記連結板とが取り外し可能な連結部材によって連結されていることを特徴とする冷却室用扉。
  2. 前記扉部及び前記ガラスパネルの間には断熱材が充填され、
    前記断熱材は前記支持部に結合しており、
    前記支持部と前記取付部との間に空間が形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の冷却室用扉。
  3. 前記空間内に第2断熱材が設けられていること
    を特徴とする請求項2に記載の冷却室用扉。
  4. 収容された物体を冷却する冷却室の開口に配置される扉部と、該扉部の前側に配置されたガラスパネルとを備える冷却室用扉において、
    前記扉部の前部分に設けられており、前記ガラスパネルを支持する支持部と、
    前記ガラスパネルの後面に設けられており、前記ガラスパネルを前記支持部に取り外し可能に取り付ける取付部と
    を備え、
    前記支持部は、
    前記扉部の前面を覆う被覆部と、
    該被覆部の前部に設けてある凹部と
    を有し、
    前記凹部は、下向きに窪んでおり、前記取付部を挿入する挿入部を有し、
    前記取付部が前記挿入部に挿入されることで、前記ガラスパネルが前記扉部に取り付けられ、
    前記ガラスパネルの上方向への移動を阻止するための阻止部が、前記扉部の上側に、取り外し可能な連結部材によって固定されていること
    を特徴とする冷却室用扉。
  5. 前記ガラスパネルの下側に位置し、前記被覆部の下部から前方に突出した突起部を備えること
    を特徴とする請求項に記載の冷却室用扉。
JP2015034385A 2015-02-24 2015-02-24 冷却室用扉 Active JP6460832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015034385A JP6460832B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 冷却室用扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015034385A JP6460832B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 冷却室用扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016156556A JP2016156556A (ja) 2016-09-01
JP6460832B2 true JP6460832B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=56825549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015034385A Active JP6460832B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 冷却室用扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6460832B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3916323A1 (en) * 2020-05-28 2021-12-01 LG Electronics Inc. Refrigerator
US11796243B2 (en) 2020-06-17 2023-10-24 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11913709B2 (en) 2021-07-07 2024-02-27 Lg Electronics Inc. Refrigerator and home appliance
US11959691B2 (en) 2021-07-07 2024-04-16 Lg Electronics Inc. Refrigerator and home appliance

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102312667B1 (ko) * 2019-04-15 2021-10-15 삼성전자주식회사 냉장고
WO2020213861A1 (en) 2019-04-15 2020-10-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator
CN115479433A (zh) 2019-08-20 2022-12-16 三星电子株式会社 冰箱和家用电器
US20230087904A1 (en) * 2020-03-10 2023-03-23 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US20230090722A1 (en) * 2020-03-10 2023-03-23 Lg Electronics Inc. Refrigerator
KR20210125379A (ko) 2020-04-08 2021-10-18 삼성전자주식회사 냉장고
AU2021204021B2 (en) 2020-06-17 2023-06-29 Lg Electronics Inc. Refrigerator

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722382U (ja) * 1993-09-24 1995-04-21 松下冷機株式会社 扉化粧板取付構造
KR100488074B1 (ko) * 2003-03-22 2005-05-06 엘지전자 주식회사 냉장고의 도어구조
US7770985B2 (en) * 2006-02-15 2010-08-10 Maytag Corporation Kitchen appliance having floating glass panel
KR101307862B1 (ko) * 2008-08-05 2013-09-12 삼성전자주식회사 냉장고 도어 및 냉장고 도어의 제조 방법
IT1399435B1 (it) * 2010-04-13 2013-04-19 Gatto S P A Anta per mobili con pannello amovibile - intercambiabile.
EP2616404B1 (en) * 2010-09-14 2019-07-10 Corning Incorporated Appliance fascia and mounting therefore
JP6469939B2 (ja) * 2012-08-27 2019-02-13 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3916323A1 (en) * 2020-05-28 2021-12-01 LG Electronics Inc. Refrigerator
US11674743B2 (en) 2020-05-28 2023-06-13 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11796243B2 (en) 2020-06-17 2023-10-24 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11913709B2 (en) 2021-07-07 2024-02-27 Lg Electronics Inc. Refrigerator and home appliance
US11959691B2 (en) 2021-07-07 2024-04-16 Lg Electronics Inc. Refrigerator and home appliance

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016156556A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6460832B2 (ja) 冷却室用扉
US10697697B2 (en) Vacuum insulated door structure and method for the creation thereof
JP5788232B2 (ja) 冷蔵庫
JP6498970B2 (ja) 冷蔵庫
CN103827611B (zh) 冰箱
JP2008075937A (ja) 冷蔵庫
JP2013036665A (ja) 冷蔵庫
JP4821531B2 (ja) 冷蔵庫
US20190264974A1 (en) Refrigerator appliance
KR20180032854A (ko) 냉장고
JP5246315B2 (ja) 冷蔵庫
JP6005342B2 (ja) 冷蔵庫
US11397037B2 (en) Refrigeration appliance with slim ice maker
AU2016389530B2 (en) Refrigerator
JP2010060187A (ja) 冷蔵庫
KR101467271B1 (ko) 냉장고
JP7390178B2 (ja) 冷蔵庫
WO2012014476A1 (ja) 冷蔵庫
JP6223265B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005282897A (ja) 冷蔵庫
JP4967558B2 (ja) 冷蔵庫
JP5182408B2 (ja) 冷蔵庫
JP6979044B2 (ja) 冷蔵庫
JP2911334B2 (ja) 冷蔵庫等の扉装置
JP6716012B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6460832

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150