JP6459141B2 - リアクトル - Google Patents

リアクトル Download PDF

Info

Publication number
JP6459141B2
JP6459141B2 JP2015035582A JP2015035582A JP6459141B2 JP 6459141 B2 JP6459141 B2 JP 6459141B2 JP 2015035582 A JP2015035582 A JP 2015035582A JP 2015035582 A JP2015035582 A JP 2015035582A JP 6459141 B2 JP6459141 B2 JP 6459141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
winding
interposition
interposed
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015035582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016157858A (ja
Inventor
順二 井戸
順二 井戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2015035582A priority Critical patent/JP6459141B2/ja
Publication of JP2016157858A publication Critical patent/JP2016157858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6459141B2 publication Critical patent/JP6459141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Description

本発明は、ハイブリッド自動車などの車両に搭載される車載用DC−DCコンバータや電力変換装置の構成部品などに利用されるリアクトルに関する。特に、部品点数が少なく、組合体をケースに強固に固定でき、組立作業性に優れるリアクトルに関する。
電圧の昇圧動作や降圧動作を行う回路の部品の一つに、リアクトルがある。特許文献1には、コイルと、コイルが配置される磁性コアと、コイルと磁性コアとの組合体を収納するケースと、ケース内に充填される封止樹脂部と、を備えるリアクトルが開示されている。組合体のケースへの固定は、磁性コアのうちコイルの外側に配置される外側コア部の上面に接するようにステーを配置し、このステーをケースに設けられたステー取付部にネジ止めすることで行っている。このステーによって外側コア部がケースの底面側に押圧されて、組合体がケースに固定される。
特開2014−107294号公報
リアクトルの部品点数の削減、及びリアクトルの組立作業性の向上が望まれている。
組合体をケースに固定するにあたり、特許文献1のステーを用いると、ステーが組合体やケースとは別部材であるために取り扱い難く、組合体及びケースに対してステーを位置決めし難い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的の一つは、部品点数が少なく、組合体をケースに強固に固定でき、組立作業性に優れるリアクトルを提供することにある。
本発明の一態様に係るリアクトルは、巻回部を有するコイルと、前記巻回部内に配置される部分を有する磁性コアと、前記巻回部と前記磁性コアとの間に介在される部分を有する介在部材と、前記コイルと前記磁性コアと前記介在部材との組合体を収納する有底容器状のケースと、を備える。前記介在部材は、固定部と、押付部と、を備える。固定部は、締結部材の貫通孔を有し、前記締結部材によって前記ケースの内底面側に締め付けられると共に、前記組合体を前記ケースに固定する。押付部は、前記固定部と一体に成形され、前記巻回部の内底面における前記ケースの内底面側の領域と前記磁性コアとの間に介在される部材であり、前記固定部の前記ケースへの固定に伴い、前記コイルを前記ケースの内底面に押し付ける。
上記リアクトルは、部品点数が少なく、組合体をケースに強固に固定でき、組立作業性に優れる。
実施形態1に係るリアクトルの概略斜視図である。 図1のリアクトルの(II)−(II)断面図である。 実施形態1に係るリアクトルの概略分解斜視図である。 実施形態1に係るリアクトルに備わる組合体の概略分解斜視図である。 実施形態1に備わる介在部材の概略分解斜視図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の実施形態に係るリアクトルは、巻回部を有するコイルと、前記巻回部内に配置される部分を有する磁性コアと、前記巻回部と前記磁性コアとの間に介在される部分を有する介在部材と、前記コイルと前記磁性コアと前記介在部材との組合体を収納する有底容器状のケースと、を備える。前記介在部材は、固定部と、押付部と、を備える。固定部は、締結部材の貫通孔を有し、前記締結部材によって前記ケースの内底面側に締め付けられると共に、前記組合体を前記ケースに固定する。押付部は、前記固定部と一体に成形され、前記巻回部の内底面における前記ケースの内底面側の領域と前記磁性コアとの間に介在される部材であり、前記固定部の前記ケースへの固定に伴い、前記コイルを前記ケースの内底面に押し付ける。
上記のリアクトルは、介在部材が固定部を備えることで、組合体の構成部材で組合体をケースに固定することができるため、ケースに対して組合体を配置し易く、リアクトルの組立作業性に優れる。固定部の貫通孔とケースに対する締結部材の取付部とを位置合わせして締結部材にて固定するだけで、組合体とケースとを位置決めした状態で容易に固定できるからである。また、ケースへの組合体の固定は、組合体の構成部材を利用して行っているため、従来のステーのような別部材を準備する必要がなく、部品点数を削減できる。
さらに、上記のリアクトルは、介在部材が押付部を備えることで、固定部のケースへの固定に伴って押付部がコイルをケースの底面側に押し付ける作用が働くため、コイルとケースの内底面とを接触した状態で容易に固定できる。コイルとケースの内底面とが接触することで、上記リアクトルは放熱性に優れる。押付部によってコイルをケースの内底面に押し付ける際、コイルとケースの内底面とが直接接触する場合もあるし、コイルとケースの内底面との間に放熱シートや接着剤などの介在物を介した間接接触の場合もある。
(2)上記のリアクトルの一例として、前記ケースは、有底四角筒状のケースであり、前記固定部は、前記ケースの各角部に向かって延びる舌片である形態が挙げられる。
有底四角筒状のケースの場合、組合体とケースとの固定部分を、ケース内に形成される隙間となる角部に設定することで、ケースの大型化を抑制でき、リアクトルの大型化を抑制できる。固定部がケースの角部に向かって延びるような形状であることで、磁性コアのうち巻回部外に配置される外コア片の角部を固定部によって覆うことができるため、外コア片の角部の損傷を抑制し易い。
(3)上記のリアクトルの一例として、前記固定部は、前記貫通孔側を自由端、その反対側を前記押付部側との連結端とする片持ち支持構造の板状片であり、前記介在部材は、前記固定部の自由端側の揺動を抑制する補強部を備える形態が挙げられる。
固定部が貫通孔側を自由端とする片持ち支持構造の板状片である場合、固定部の自由端側の揺動を抑制する補強部を備えることで、固定部のケースへの固定に伴い、確実に押付部の押し付け作用を働かせることができる。固定部と押付部とが一体の剛体として挙動することで、固定部に作用する押し付け力を押付部からコイルに作用させ易いからである。よって、コイルとケースの内底面とを接触した状態で、組合体をケースに固定できる。
(4)上記のリアクトルの一例として、前記介在部材は、前記巻回部の軸方向に二分割される一対の分割介在部材を組み合わせて構成されており、前記一対の分割介在部材の一方は、前記押付部を含み、前記磁性コアのうち前記巻回部内に配置される内コア片及びギャップ材の全てを収納可能な筒状部を備える形態が挙げられる。
上記構成によれば、筒状部が内コア片及びギャップ材の全てを収納することで、筒状部に対して内コア片及びギャップ材の位置決めが容易にでき、かつその位置決め状態を安定して確保することができる。また、内コア片及びギャップ材を筒状部に収納した状態で取り扱うことができるため、リアクトルの組立作業性に優れる。押付部は、巻回部内に配置される内コア片及びギャップ材の積層物の全長に亘って配置されている、つまりコイルの軸方向の全長に亘って配置されているため、押付部によるコイルのケースへの押し付けを安定して行うことができる。
(5)前記介在部材が一対の分割介在部材を組み合わせて構成される上記のリアクトルの一例として、前記一対の分割介在部材は、互いに係合する係合部を備える形態が挙げられる。
上記構成によれば、分割介在部材同士の係合が容易であり、係合した分割介在部材同士が位置ずれし難い。よって、分割介在部材同士の係合によってコイルと磁性コアも位置ずれし難く、組合体が取り扱い易く、リアクトルの組立作業性により優れる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態の詳細を、以下に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。図中の同一符号は、同一名称物を示す。
<実施形態1>
図1〜図5を参照して、実施形態1のリアクトル1を説明する。
〔リアクトル〕
・全体構成
実施形態1のリアクトル1は、図1,2に示すように、巻線2wを螺旋状に巻回してなる巻回部2a,2bを有するコイル2と、巻回部2a,2b内に配置される部分を有する磁性コア3と、巻回部2a,2bの内面と磁性コア3との間に介在される部分を有する介在部材5と、コイル2と磁性コア3と介在部材5との組合体10を収納するケース4と、を備える。ここでは、リアクトル1は、ケース4内に充填され、組合体10を封止する封止樹脂部6を備える。実施形態1のリアクトル1は、介在部材5によって、コイル2をケース4の内底面(底板部40の内面)に接触させた状態で組合体10をケース4に固定できる点を特徴の一つとする。以下、構成要素ごとに詳細に説明する。なお、以下の説明において、組合体10をケース4内に設置したときの設置側(ケース4の底板部40側)を下側、その対向側(ケース4の開口側)を上側とする。
・コイル
コイル2は、図4に示すように、一本の連続する巻線2wを螺旋状に巻回して形成された一対の筒状の巻回部2a,2bと、両巻回部2a,2bを連結する連結部2rと、を備える。各巻回部2a,2bは、互いに同一の巻数、同一の巻回方向で中空筒状に形成され、各軸方向が平行になるように並列(横並び)されている。連結部2rは、両巻回部2a,2bを繋ぐU字状に屈曲された部分である。このコイル2は、接合部の無い一本の巻線を螺旋状に巻回して形成しても良いし、各巻回部2a,2bを別々の巻線により作製し、各巻回部2a,2bの巻線の端部同士を溶接や圧着などにより接合することで形成しても良い。コイル2の両端部は、巻回部2a,2bから適宜な方向に引き延ばされて、図示しない端子部材に接続される。この端子部材を介して、コイル2に電力供給を行なう電源などの外部装置が接続される。
本実施形態の各巻回部2a,2bは角筒状に形成されている。角筒状の巻回部2a,2bとは、その端面形状が四角形状(正方形状を含む)の角を丸めた形状の巻回部のことである。もちろん、巻回部2a,2bは円筒状に形成しても構わない。円筒状の巻回部とは、その端面形状が閉曲面形状(楕円形状や真円形状、レーストラック形状など)の巻回部のことである。
巻回部2a,2bを含むコイル2は、銅やアルミニウム、マグネシウム、あるいはその合金といった導電性材料からなる平角線や丸線などの導体の外周に、絶縁性材料からなる絶縁被覆を備える被覆線によって構成することができる。本実施形態では、導体が銅製の平角線からなり、絶縁被覆がエナメル(代表的にはポリアミドイミド)からなる被覆平角線をエッジワイズ巻きにすることで、各巻回部2a,2bを形成している。
・磁性コア
磁性コア3は、図4に示すように、複数の柱状の内コア片31m,…と、U字状の一対の外コア片32m,32mと、各コア片間に介在される複数のギャップ材31g,…と、を備える。内コア片31m,…は、巻回部2a,2b内に全体が配置される磁性片であり、外コア片32m,32mは、巻回部2a,2b外に配置される部分を有する磁性片のことである。外コア片32m,32mは、巻回部2a,2b内に部分的に配置される部分を有していてもよく、この例では、外コア片32,32mは、巻回部2a,2b外に配置される部分と、巻回部2a,2b内に配置される部分との双方を有する。外コア片32m,32mは、U字の開口部が向かい合うように配置され、内コア片31m,…とギャップ材31g…との積層物が、外コア片32m,32m間に横並び(並列)に配置される。この配置によって、磁性コア3は環状に組み付けられ、コイル2を励磁したときに閉磁路を形成する。
・・内コア片
内コア片31mは、巻回部2a,2bの形状に合わせた形状であることが好ましい。ここでは、図4に示すように、内コア片31mの形状は直方体状であり、その角部は、巻回部2a,2bの内周面の角部に沿って丸められている。内コア片31mの個数は、適宜選択できる。
・・外コア片
一対の外コア片32m,32mは、同一の形状であり、図4の上方から見て略U字状である。外コア片32mは、巻回部2a,2b外に配置されて巻回部2a,2b間に跨るように配置される直方体状の外コア基部321と、この外コア基部321から突出して巻回部2a,2b内にそれぞれ配置される一対の突出部322と、を有する。外コア基部321と一対の突出部322,322とは一体に成形された一体物である。また、ここでは、外コア基部321は、一対の突出部322,322とは反対側に突出する部分が一体に成形されている。この突出する部分の横断面積は内コア片31mや突出部322の横断面積と実質的に同一である。上記一対の突出部322,322の端面は、内コア片31mの端面とほぼ同じ形状及び大きさであり、その大きさ及び突出長さは、コイル2に応じた所定の磁路断面積を有するように適宜選択できる。一対の突出部322,322は、巻回部2a,2bの形状に合わせた形状であることが好ましく、ここでは、角部が実質的に巻回部2a,2bの内周面の角部に沿って丸められている。
U字状の外コア片32m,32mにおける外コア基部321の下面は、内コア片31mの下面よりも突出しており、コイル2と磁性コア3とを組み付けると、外コア基部321の下面は、コイル2の下面と面一となる。即ち、組合体10の設置面は、コイル2の一面(下面)と、磁性コア3の外コア片32mの一面(外コア基部321の下面)によって構成される。そのため、リアクトル1は、組合体10がケース4の底板部40に安定して配置される上、コイル2に加えて磁性コア3の一部もケース4の底板部40に接触することにより、放熱性を高められる。
この例では、内コア片31m及び外コア片32mは、いずれも圧粉成形体である。圧粉成形体は、代表的には、鉄や鉄合金(Fe−Si合金、Fe−Ni合金など)といった軟磁性の金属の粉末と、適宜バインダ(樹脂など)や潤滑剤とを含む原料粉末を成形した後、成形に伴う歪みの除去などを目的とした熱処理を施して得られる。金属粉末に絶縁処理を施した被覆粉末や、金属粉末と絶縁材とを混合した混合粉末を原料粉末に用いることで、成形後、金属粒子と金属粒子間に介在する絶縁材とによって実質的に構成される圧粉成形体が得られる。この圧粉成形体は、絶縁材を含むことで、渦電流を低減できて低損失である。
・・ギャップ材
ギャップ材31gは、コア片31m,32mよりも比透磁率が低い材料、代表的にはアルミナなどの非磁性材で構成される。この例では、ギャップ材31gは、平面視長方形状の非磁性材の平板としている。ギャップ材31gの形状や個数は適宜選択できる。各コア片31m,32m間に介在されるギャップ材31gは、そのギャップ材31gに代えて、又はギャップ材31gと併用してエアギャップとすることができる。
・介在部材
介在部材5は、コイル2(巻回部2a,2b)と磁性コア3との間に介在され、コイル2と磁性コア3との間を絶縁する部材である。介在部材5は、図4,5に示すように、コイル2(巻回部2a,2b)の軸方向に二分割される一対の分割介在部材5A,5Bを備える。介在部材5は、一対の分割介在部材5A,5Bを組み合わせたとき、巻回部2a,2b内に配置される内側介在部51と、巻回部2a,2bと外コア片32mとの間に介在される端面介在部52と、巻回部2a,2bの軸方向外方に延出して外コア片32mの上面に配置される延出部53と、を備える。ここでは、分割介在部材5Aは、内側介在部51と端面介在部52と延出部53とが一体に成形されており、分割介在部材5Bは、端面介在部52と延出部53とが一体に成形されている。
内側介在部51は、巻回部2a,2bの内底面におけるケース4の底板部40側の領域と磁性コア3との間に介在される押付部51pを有する。延出部53は、組合体10をケース4に固定する固定部53fを備える。実施形態1のリアクトル1は、固定部53fのケース4への固定に伴って、押付部51pがコイル2をケース4の底板部40側に押し付ける点を特徴の一つとする。
・・内側介在部(固定部)
内側介在部51は、内コア片31m,…とギャップ材31g,…との積層物を収納可能な筒状部である。ここでは、内側介在部51は、積層物の4つの角部のそれぞれに対応するように、4つの湾曲した介在片51fから構成されている。各介在片51fが積層物の各角部に沿うように湾曲していることで、内側介在部51に積層物を収納し易くなっている。内側介在部51は、4つの介在片51f,…によって形成される横断面形状が内コア片31mの外形に沿った筒状となっている。各介在片51fは、端面介在部52側の一端部で繋がった枠状となるように形成されている。つまり、内側介在部51は、筒状部の側面に、筒状部の軸方向の一端側が開口し、他端側(端面介在部52側)が閉塞されたスリットが形成されている。内側介在部51にスリットが形成されていることで、各内コア片31m,…及びギャップ材31g,…を把持した状態でスリットの開口側から内側介在部51内に挿入させることができ、収納作業が行い易い。
内側介在部51のうち、巻回部2a,2bの内底面におけるケース4の底板部40側の領域と磁性コア3との間に介在される介在片51fが、後述する固定部53fによるケース4への固定に伴って、コイル2をケース4の底板部40側に押し付ける役割を果たす押付部51pである(図2,5を参照)。この固定部53fと押付部51pとの関係については、後述のリアクトルの製造方法で説明する。
内側介在部51の上側に配置された二つの介在片51fの先端部分には、分割介在部材5Bの端面介在部52に形成された係合部52eと係合する係合部51eが形成されている。分割介在部材5Aの内側介在部51(各介在片51f)の係合部51eと、分割介在部材5Bの端面介在部52の係合部52eとを係合することで、分割介在部材5A,5Bが互いに位置決めされた状態で一体化できる。両者の係合については、後述する。
・・端面介在部
端面介在部52は、外コア片32mの一対の突出部322,322がそれぞれ配置される上面開口したE字状部材である。このE字状部材の開口部分に後述する延出部53が配置されることで、上記突出部322,322が挿通可能な二つの挿通孔52h、52hを有するB字状の枠状部となる。分割介在部材5Aに備わる端面介在部52は、巻回部2a,2bと対面する側の面に、上記内側介在部51と、仕切り部52dと、センサ保持部52sと、が一体に成形されており、外コア片32mと対面する側の面に、後述する延出部53が一体に成形されている。分割介在部材5Bに備わる端面介在部52は、巻回部2a,2bと対面する側の面に、分割介在部材5Aと係合する係合部52eと、仕切り部52dと、が一体に成形されており、外コア片32mと対面する側の面に、後述する延出部53が一体に成形されている。
この例では、外コア片32m,32mがU字状であるため、外コア片32mの突出部322,322を端面介在部52の挿通孔52h,52hに挿通することで、介在部材5に対して外コア片32mの位置決めを容易に行える。つまり、内コア片31m,…及びギャップ材31g,…と外コア片32m,32mの位置決め、磁性コア3とコイル2との位置決めも容易に行える。
仕切り部52dは、内側介在部51,51間の位置で、端面介在部52のコイル2側の面から突出するように設けられている。この仕切り部52dは、分割介在部材5A,5Bを巻回部2a,2bに組み付けたときに、巻回部2a,2b間に介在され、巻回部2a,2bの隔離状態を保持する。この隔離によって、巻回部2a,2b間の絶縁を確保することができる。この仕切り部52dは、分割介在部材5A,5Bの双方に設けられている。
分割介在部材5Aに設けられているセンサ保持部52sは、上記仕切り部52dの上端側からコイル2の軸方向に連続して、端面介在部52のコイル2側の面から突出するように設けられている。このセンサ保持部52sは、巻回部2a,2bの対向する各角R部によって形成される空間にセンサ(図示せず)を載置して、分割介在部材5A,5Bを巻回部2a,2bに組み付けたときに、上記センサの上側をセンサ保持部52sによって覆うことができ、センサの固定や保護を行うことができる。センサとしては、温度センサ、電流センサなどのリアクトル1の物理量を測定するセンサが挙げられる。
分割介在部材5Bに設けられている係合部52eは、端面介在部52のコイル2側の面から突出するように設けられており、この突出部分(凸状部分)が、分割介在部材5A(内側介在部51)に形成された凹状の係合部51eと係合する。係合部52eは、内側介在部51に形成された係合部51eに対応して形成されており、挿通孔52h,52hごとに、その挿通孔52hの上面に]状の突状片と、両側面に板状の突状片が形成されている。]状の係合部52eは、分割介在部材5Aの内側介在部51の上側に配置された二つの介在片51fの先端に設けられた係合部51eに係合し、二つの板状の係合部52eは、分割介在部材5Aの内側介在部51の側面に形成されたスリット(係合部51e)に係合する。分割介在部材5A,5Bを係合部51e,52eで係合すると、その係合部分は、周方向における下面の中央部分が開口しており、横断面がC字状となる。各巻回部2a,2b内に内コア片31m,…とギャップ材31g,…との積層物を装入した分割介在部材5A,5Bを巻回部2a,2bに組み付けたときに、挿通孔52h,52hの下面側には]状の係合部が存在しないため開口部が形成されることとなり、この開口部が樹脂の流路となる。よって、組合体10をケース4に収納し、ケース4内に後述する封止樹脂部6の未固化の構成樹脂を充填する際に、この開口部からコイル2と磁性コア3との間にまで封止樹脂部6の未固化の構成樹脂を充填することができる。
・・延出部(固定部)
延出部53は、端面介在部52の上端に連続して、外コア片32mが配置される側に延出するように設けられている。延出部53は、外コア片32mの外コア基部321の厚さ方向及び幅方向に延びる板状部材である。ここでは、分割介在部材5Aの延出部53は、外コア基部321の最大厚さの1/3程度まで全幅に亘って延出しており、それよりも外方には、ケース4の角部に向かって二股に分かれて延出している。このとき、二股に分かれて延出する部分は、外コア片32mの外コア基部321の幅方向の中央線を挟んで対称形状であることが好ましい。分割介在部材5Bの延出部53は、外コア基部321の最大厚さの2/3程度まで全幅に亘って延出しており、それよりも外方には、ケース4の角部に向かって二股に分かれて延出している。分割介在部材5Bが配置される側には、コイル2の連結部2rが外コア基部321の上方に配置されるため、分割介在部材5Bの延出部53は、分割介在部材5Aよりも広くなっている。
延出部53は、その外方に二股に分かれた先端部分に、ボルトなどの締結部材9(図1,3)によってケース4の底板部40側に締め付けられる平板状の固定部53fを備える。固定部53fには、締結部材9が貫通する貫通孔53hが形成されている。この貫通孔53hをケース4に形成された取付穴45h(図3)と位置合わせして締結部材9にて固定することで、組合体10はケース4に固定される。
延出部53は、外コア片32mの外コア基部321の全面に亘って覆う必要はなく、組合体10をケース4に固定できる程度の大きさであればよい。そうすることで、介在部材5を構成する材料を抑えることができる。
この例では、固定部53fは、一端側(端面介在部52側)が支持端であり、他端側(先端の貫通孔53h側)が開放された自由端となる片持ち支持構造となっている(図5を参照)。片持ち支持構造の場合、貫通孔53hに締結部材9を貫通して締め付けると、固定部53fは不安定となる虞がある。そこで、各分割介在部材5A,5Bには、図5に示すように、固定部53fの自由端側の揺動を抑制する補強部54が一体に成形されている。ここでは、補強部54は、固定部53fの下側の面(ケース4の底板部40側の面)から端面介在部52に向かう方向及び押付部51pに向かう方向に延在した三角形状に形成されている。端面介在部52には押付部51pが一体に成形されているため、補強部54を備えることで、固定部53fのケース4への固定に伴い、押付部51pがコイル2をケース4の底板部40側に押し付ける作用を確実に働かせることができる。
この例では、固定部53fは、外コア片32mの外コア基部321の角部の上方に位置するように形成されているため、その角部の損傷を抑制することもできる。
介在部材5の構成材料には、例えば、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂、液晶ポリマー(LCP)、ナイロン6、ナイロン66といったポリアミド(PA)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂などの熱可塑性樹脂を利用することができる。その他、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂を利用することも可能である。介在部材5は、上記の樹脂を射出成形するなど、公知の成形方法によって容易に製造できる。
・ケース
ケース4は、図3に示すように、組合体10が載置される平板状の底板部40と、組合体10の周囲を囲むように底板部40から立設される略矩形枠状の側壁部41とを有し、底板部40とは反対側(上側)が開口した有底容器状である。リアクトル1は、ケース4に組合体10を収納することよって、組合体10の外部環境(粉塵や腐食など)からの保護や機械的保護を図ることができる。この例では、ケース4の底板部40の下面が冷却ベースといった設置対象(図示せず)の上面に接するように固定され、リアクトル1が設置対象上に設置される。図1では、底板部40が下方となる設置状態を示すが、底板部40が上方、又は側方となる設置状態もあり得る。
ケース4の四隅には、組合体10をケース4に取り付けるための取付部45を備える。この取付部45には、ボルトなどの締結部材9が挿通される取付穴45hが形成されている。この取付穴45hと固定部53fの貫通孔53hとを位置合わせして、取付穴45hと貫通孔53hに締結部材9を貫通して締結することで、組合体10はケース4に固定される。
この例に示すケース4は、底板部40と側壁部41とが一体に成形された金属製のケースである。一般に、金属は熱伝導率が比較的高いので、金属製のケースであれば、その全体を放熱経路に利用でき、組合体10に発生した熱を外部の設置対象(例えば、冷却ベース)に効率良く放熱でき、リアクトル1の放熱性を高められる。ケース4の構成材料としては、例えば、アルミニウムやその合金、マグネシウムやその合金、銅やその合金、銀やその合金、鉄やオーステナイト系ステンレス鋼などが挙げられる。アルミニウムやマグネシウム、これらの合金で形成した場合、ケース4を軽量にできる。
・接合層
この例に示すリアクトル1は、図2,3に示すように、組合体10の設置面に接合層7を備える。接合層7は、組合体10のうちコイル2の下面と底板部40との間に介在される。接合層7を備えることで、組合体10を底板部40に強固に固定でき、コイル2の動きの規制、放熱性の向上、設置対象への固定の安定化などを図ることができる。接合層7の構成材料は、絶縁性樹脂、特にセラミックスフィラーなどを含有して放熱性に優れるもの(例えば、熱伝導率が0.1W/m・K以上、更に1W/m・K以上、特に2W/m・K以上)が好ましい。具体的な樹脂は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、不飽和ポリエステルなどの熱硬化性樹脂や、PPS樹脂、LCPなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。接合層7は、例えばシート状のものを用いたり、塗布やスプレーしたりして形成するとよい。
・封止樹脂部
封止樹脂部6は、図1に示すように、ケース4内に充填され、ケース4内に収納された組合体10を封止する部材である。封止樹脂部6は、組合体10におけるコイル2の両巻線端部を除く上面が埋設されるまで充填されている(図2を参照)。リアクトル1は、封止樹脂部6で組合体10を封止することによって、組合体10をケース4に固定し、組合体10の電気的・機械的保護、外部環境からの保護、コイル2に通電したときに発生する磁性コア3の振動、及びこの振動に起因する騒音の低減などを図ることができる。
本実施形態では、組合体10の構成部材である介在部材5の固定部53fによって組合体10をケース4に固定しているため、封止樹脂部6で組合体10の上面を覆わなくとも、組合体10とケース4とは強固に固定される。この場合、封止樹脂部6の構成樹脂量を削減することができる。
また、本実施形態では、コイル2とケース4の底板部40の内底面40mとを接触した状態で強固に固定しているため、コイル2と外コア片32mの外コア基部321の下面とケース4の底板部40の内底面40mとの間には封止樹脂部6の構成樹脂は介在していない(図2を参照)。
封止樹脂部6の構成材料には、例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、PPS樹脂などが利用できる。特に、エポキシ樹脂やウレタン樹脂は、軟質であり、安価であるため好ましい。放熱性を高める観点から、封止樹脂部6には、アルミナやシリカなどの熱伝導率の高いセラミックスのフィラーを混合してもよい。
〔リアクトルの製造方法〕
上記構成を備えるリアクトル1は、例えば、組合体10の作製⇒組合体10をケース4に収納・固定⇒封止樹脂部6の未固化の構成樹脂を充填・固化、という手順によって製造することができる。
・組合体の作製
まず、一方の分割介在部材5Aに、内コア片31m,…及びギャップ材31g,…と、一方の外コア片32mと、を取り付ける。このとき、分割介在部材5Aの端面介在部52の挿通孔52h,52hに一方の外コア片32mの一対の突出部322,322を挿通し、分割介在部材5Aの内側介在部51に内コア片31m,…及びギャップ材31g,…の積層物を収納する。そうすると、分割介在部材5Aによって、一方の外コア片32mと内コア片31m,…及びギャップ材31g,…とが位置決めされた状態となる。次に、巻回部2a,2bを分割介在部材5Aの内側介在部51の外周に装着する。その後に、分割介在部材5A,5Bを係合部51e,52eで係合し、他方の分割介在部材5Bの端面介在部52の挿通孔52h,52hに他方の外コア片32mの一対の突出部322,322を挿通する。この組合体10は、介在部材5によって、コイル2と磁性コア3(内コア片31m,…とギャップ材31g,…と外コア片32m,32m)とが位置決めされた状態の一体物として取り扱える。
・組合体をケースに収納・固定
組合体10をケース4内に収納する(図3を参照)。ここでは、組合体10の下面に接合層7を配置した後、組合体10をケース4内に収納する。このとき、組合体10の介在部材5の固定部53fが、ケース4の取付部45に配置される。固定部53fの貫通孔53fと、取付部45の取付穴45hとを位置合わせして、取付穴45hと貫通孔53hに締結部材9を貫通して締結することで、固定部53fはケース4の底板部40側に締め付けられて、組合体10はケース4に固定される。
この固定部54fのケース4への固定に伴って、押付部51pはコイル2をケース4の底板部40の内底面に押し付ける。固定部54fと押付部51pとは一体に成形されているため、固定部54fがケース4の底板部40側に締め付けられると、押付部51pが固定部54fに連動してケース4の底板部40側に動くからである。この押付部51pの押し付けによって、コイル2とケース4の底板部40の内底面40mとが接触した状態となる(図2を参照)。
組合体10が収納されたケース4内に、封止樹脂部6の未固化の構成樹脂を充填する。ケース4内に充填された上記未固化の構成樹脂は、コイル2の外周や磁性コア3の外周を覆うと共に、コイル2と磁性コア3との隙間に行き渡る。そして、上記構成樹脂を固化する。
〔主要な効果〕
以上説明したリアクトル1は、介在部材5が固定部53fを備えることで、組合体10の構成部材で組合体10をケース4に固定することができるため、ケース4に対して組合体10を配置し易く、リアクトル1の組立作業性に優れる。また、ケース4への組合体10の固定は、組合体10の構成部材を利用して行っているため、従来のステーのような別部材を準備する必要がなく、部品点数を削減できる。
さらに、リアクトル1は、介在部材5が押付部51pを備えることで、固定部53fのケース4への固定に伴って押付部51pがコイル2をケース4の底板部40の内底面40m側に押し付ける作用が働くため、コイル2とケース4の底板部40の内底面40mとを接触した状態で容易に固定できる。コイル2とケース4の内底面40mとが接触することで、このリアクトル1は放熱性に優れる。
上記リアクトル1では、介在部材5の固定部53fがケース4の角部に向かって配置される例を説明したが、例えば、固定部は、外コア片32mの外コア基部321の厚さ方向に延出して配置されてもよい。また、固定部に形成される貫通孔の個数も適宜選択できる。
本発明のリアクトルは、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車などの車両に搭載される車載用コンバータ(代表的にはDC−DCコンバータ)や、空調機のコンバータなどの種々のコンバータ、並びに電力変換装置の構成部品に好適に利用することができる。
1 リアクトル 10 組合体
2 コイル
2a,2b 巻回部 2r 連結部 2w 巻線
3 磁性コア
31m 内コア片 31g ギャップ材
32m 外コア片 321 外コア基部 322 突出部
4 ケース
40 底板部 40m 内底面 41 側壁部
45 取付部 45h 取付穴
5 介在部材 5A,5B 分割介在部材
51 内側介在部
51f 介在片 51p 押付部 51e 係合部
52 端面介在部
52h 挿通孔 52e 係合部
52d 仕切り部 52s センサ保持部
53 延出部 53f 固定部 53h 貫通孔
54 補強部
6 封止樹脂部
7 接合層
9 締結部材(ボルト)

Claims (3)

  1. 巻回部を有するコイルと、
    前記巻回部内に全体が配置される内コア片と、前記巻回部外に配置される部分を有する外コア片とを有する磁性コアと、
    前記巻回部と前記磁性コアとの間に介在される部分を有する介在部材と、
    前記コイルと前記磁性コアと前記介在部材との組合体を収納する有底四角筒状のケースと、を備えるリアクトルであって、
    前記介在部材は、
    前記巻回部内に配置される内側介在部と、
    前記巻回部と前記外コア片との間に介在される端面介在部と、
    前記巻回部の軸方向外方に延出して前記外コア片の上面に配置される延出部と、を備え、
    前記延出部は、締結部材の貫通孔を有し、前記締結部材によって前記ケースの内底面側に締め付けられると共に、前記組合体を前記ケースに固定する固定部を備え、
    前記内側介在部は、前記固定部と一体に成形され、前記巻回部の内周面における前記ケースの内底面側の領域と前記磁性コアとの間に介在される部材であり、前記固定部の前記ケースへの固定に伴い、前記コイルを前記ケースの内底面に押し付ける押付部を備え
    前記固定部は、前記ケースの各角部に向かって延び、前記貫通孔側を自由端、その反対側を前記押付部側との連結端とする片持ち支持構造の板状片であり、
    前記介在部材は、前記固定部における前記ケースの内底面側の面と前記端面介在部における前記外コア片側の面とを繋ぎ、前記外コア片の側面沿いに設けられる補強部を備えるリアクトル。
  2. 前記介在部材は、前記巻回部の軸方向に二分割される一対の分割介在部材を組み合わせて構成されており、
    前記一対の分割介在部材の一方は、前記押付部を含み、前記磁性コアのうち前記巻回部内に配置される内コア片及びギャップ材の全てを収納可能な筒状部を備える請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記一対の分割介在部材は、互いに係合する係合部を備える請求項に記載のリアクトル。
JP2015035582A 2015-02-25 2015-02-25 リアクトル Active JP6459141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035582A JP6459141B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 リアクトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035582A JP6459141B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 リアクトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016157858A JP2016157858A (ja) 2016-09-01
JP6459141B2 true JP6459141B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=56826236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015035582A Active JP6459141B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 リアクトル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6459141B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020167194A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社豊田自動織機 電気機器

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759421U (ja) * 1980-09-27 1982-04-08
JP5597106B2 (ja) * 2010-11-19 2014-10-01 住友電気工業株式会社 リアクトル
JP5179561B2 (ja) * 2010-12-02 2013-04-10 三菱電機株式会社 リアクトル装置
JP5932247B2 (ja) * 2011-06-10 2016-06-08 株式会社タムラ製作所 コイル装置用ボビン
JP5909901B2 (ja) * 2011-07-13 2016-04-27 トヨタ自動車株式会社 リアクトル
JP5917996B2 (ja) * 2012-04-24 2016-05-18 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2014036058A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Sumitomo Electric Ind Ltd リアクトル、リアクトル用の組物、コンバータ、及び電力変換装置
JP6240394B2 (ja) * 2013-03-29 2017-11-29 株式会社タムラ製作所 リアクトル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016157858A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6460393B2 (ja) リアクトル
CN103189942B (zh) 电抗器
JP6384732B2 (ja) リアクトル
WO2012111499A1 (ja) リアクトルとその製造方法並びにリアクトル部品
JP6937992B2 (ja) リアクトル
WO2014024555A1 (ja) リアクトル、リアクトル用の組物、コンバータ、及び電力変換装置
JP6693461B2 (ja) リアクトル
JP2016066686A (ja) リアクトル
WO2014017149A1 (ja) リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置
JP6478108B2 (ja) リアクトル
WO2018193853A1 (ja) リアクトル
CN109564815B (zh) 电抗器
JP2016092199A (ja) リアクトル
JP6459141B2 (ja) リアクトル
WO2015178208A1 (ja) リアクトル
JP6362030B2 (ja) リアクトル
WO2016072245A1 (ja) リアクトル
CN112017853B (zh) 电抗器
CN111788646B (zh) 电抗器
JP2011049494A (ja) リアクトルの固定構造
JP7022344B2 (ja) リアクトル
JP6436352B2 (ja) リアクトル
CN110520949B (zh) 电抗器
WO2020105469A1 (ja) リアクトル
WO2020100658A1 (ja) リアクトル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6459141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150