JP6456081B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明はシートを搬送する際のシート幅方向の位置合わせを容易にするシート搬送装置及び画像形成装置に関する。
従来、電子写真プリンタ等の画像形成装置においては、片面に画像が形成されたシートを反転させて再度、画像形成部に搬送するシート搬送装置を備え、シートの両面に画像を形成するようにしたものがある。このような従来のシート搬送装置において、シートを再度画像形成部へ搬送する場合、搬送中にシートが斜行し、裏面に画像を形成する時にシートと画像がずれてしまう場合がある。これは、2面目(裏面)に画像を形成する場合は、1面目(表面)に比べてシート上に画像が形成されるまでの搬送経路が長く、このため各種ローラの偏心や加圧力の違い、また搬送面の抵抗の違い等により搬送中に微妙にシートがずれてしまうからである。このようなシートのずれを防ぐため、1面目に画像を形成した後、2面目に画像を形成するまでの間に、画像とシートが一致するようシートの位置を調整する必要がある。
このようなシート位置調整方法として、例えば1面目に画像形成したシートを再度、画像形成部に搬送する再搬送路にシート搬送方向と直交する方向(以下、幅方向という)の一端部側をガイドする基準ガイドを配置したものがある。この基準ガイドにシートを押し当てながら搬送することによりシートの幅方向の位置合せ(以下、横レジ補正という)を行なう方法がある(特許文献1参照)。
また、このようなシート搬送装置を備えた画像形成装置において、2種類の異なるサイズのシート、例えばレターサイズとA4サイズのシートに対して画像を形成するようにしたものがある。このように、複数サイズのシートに画像を形成する場合、サイズに応じて基準ガイドの幅方向の位置を切り替える必要があるが、従来はこの切り替えとしてモータ等による駆動を用いて行うようにしているものがある(特許文献2参照)。
特開2000−233850号公報 特開平8−292612号公報
しかしながら、上記従来例では専用のモータやギアなどが必要になるため、製品の大型化をまねいたり、コストを必要としたりしていた。多くのユーザは、基準ガイドの幅方向の位置の切り替えを頻繁に実施することはないと想定される。そのような機構に、多くのコストをかけることは望ましくない。
そこで、本発明の目的は、シートをガイドするガイド部材の幅方向の位置の切り替えを小型で低コストにしつつ、操作性をよくしたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シートを搬送方向に対して斜めに搬送するための斜送部材と、前記斜送部材により搬送されたシートの、前記搬送方向に直交する幅方向の側端が突き当たる搬送ガイド部材と、前記搬送ガイド部材を前記幅方向に移動させるための移動機構と、を有し、前記移動機構は、前記搬送方向に対して斜めに形成された斜め溝部を有するガイド溝と、前記ガイド溝に嵌合する嵌合部材と、第一の方向から外力を受けることで移動可能に設けられ、かつ、前記第一の方向と反対の方向である第二の方向から外力を受けることで移動可能に設けられ、前記嵌合部材と前記ガイド溝の位置関係を相対的に変化させる操作部材と、前記操作部材に設けられた、前記第一の方向及び前記第二の方向から外力を受けるための作用部と、を有し、前記第一の方向と同一方向の仮想直線と前記斜め溝部が形成された方向と同一方向の仮想直線が形成する鋭角側の第一の角度は、前記搬送方向と同一方向の仮想直線と前記斜め溝部が形成された方向と同一方向の仮想直線が形成する鋭角側の第二の角度よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、搬送ガイド部材の幅方向の移動を手動で行う機構にすることで、小型で低コストである機構にしつつ、これを操作する力をガイド溝の方向と所定の関係にすることにより、切り替えに要する操作力を抑制した操作性も満足することができる。
第1の実施形態に係る両面搬送ユニットを説明する図である 第1の実施形態に係る両面搬送ユニットを説明する図である 第1の実施形態に係る基準ガイドの幅方向の位置の切り替え機構を説明する図である 第1の実施形態に係る基準ガイドの幅方向の位置の切り替え機構を説明する図である 第1の実施形態に係る基準ガイドの幅方向の位置の切り替え機構を説明する図である 第1の実施形態に係る基準ガイドの幅方向の位置の切り替え機構を説明する図である 第1の実施形態に係る基準ガイドの幅方向の位置の切り替え機構を説明する図である 操作部材への力の方向と操作部材案内溝の方向とシート搬送方向の関係を示す図である。 第2の実施形態に係る基準ガイドの幅方向の位置の切り替え機構を説明する図である 画像形成装置の概略を説明する図である
次に本発明の一実施形態に係るシート搬送装置について、これを備えた画像形成装置を例示して説明する。
〔実施形態1〕
<画像形成装置全体構成>
図10は本実施形態に係る画像形成装置であるプリンタの概略断面図である。この図を参照して画像形成装置の全体構成について動作と共に説明する。
画像形成装置1の下部のシートSを積載収納するカセット10から、給送ローラ11によってシートSが給送される。シートSは中間搬送ローラ対15、レジストローラ対16を経て、画像形成部を形成する画像形成プロセスユニット2に搬送される。スキャナユニット4から照射されたレーザ光が同図の時計回り方向に回転している感光体ドラム3上に照射され、感光体ドラム3上に静電潜像が形成される。この静電潜像は画像形成プロセスユニット2内の現像部にてトナー像が現像される。感光体ドラム3上に形成されたトナー像は転写ローラ5によりシートSに転写される。トナー像が転写されたシートSは、定着ローラ対6により熱、圧力が加えられる。これによりトナー像はシートSに定着する。その後、シートSは排出ローラ対17、排出ローラ対18を通過し、排出トレイ7上に排出される。
一方、シートの両面に記録を行う場合、排出ローラ対18は正転によりシートSを排出トレイ7に向って搬送し、この後、シートS後端が定着排出ガイド19を抜けた後に逆転する。ここで、シートSの後端が定着排出ガイド19を抜けると、そのコシにより後端は排出反転ガイド20に向かう。さらにこの状態で排出ローラ対18が逆転すると、シートSは両面搬送ユニット30に導かれる。そしてシートSは、斜送ローラ対31により斜行が補正されつつ再搬送路32を通る。その後、再給送ローラ80、中間搬送ローラ対15、レジストローラ対16を経て、再び画像形成プロセスユニット2へと送られ、2面目の画像が形成され、この後、排出ローラ対17、排出ローラ対18を通過し排出トレイ7上に排出される。
<両面搬送ユニット>
前記両面搬送ユニット30は第1面に画像が形成されたシートを反転搬送して第2面に画像形成するために再度前記画像形成部へ搬送するものである。この両面搬送ユニット30でシートを搬送する際にシートが斜行すると第2面に画像を形成する時にシートと画像がずれてしまう。このため、これを防止するためにシートの斜行補正手段が設けられている。
次に前記両面搬送ユニット30について、図1乃至図5を参照して説明する。図1、図2は両面搬送ユニット30を斜め下方から見た状態を示す。図3、図4は横レジ補正ユニット40を画像形成装置上方から見た状態を示す。図5は横レジ補正ユニット40の分解状態を示す。
初めに、図1、図2によって両面搬送ユニット30の全体を説明する。両面搬送ユニット30には、シートを搬送方向に対して斜めに搬送する斜送部材である斜送ローラ対31や、シートの幅方向側端を突き当てる搬送ガイド部材である基準ガイド41等を有する横レジ補正ユニット40を備えている。また、再搬送路32(図10参照)は第一の搬送上ガイド72と搬送下ガイド70、及び基準ガイド41と第二の搬送上ガイド73で構成される。再搬送路32の下面を構成する搬送下ガイド70は、基準ガイド41と第二の搬送上ガイド73に並設される。すなわち、再搬送路32を通過するシートSは、搬送下ガイド70や基準ガイド41などを経て、再度、画像形成プロセスユニット2へと送られる。
また、図2に示すように、搬送下ガイド70は回動中心71を中心として画像形成装置1の下方に向かって開放するように構成されている。これによって、搬送不良で詰まったシートSを除去することができる。図1のような閉状態においては、不図示のロック機構によって、第一の搬送上ガイド72に係止される。
次に、図3から図6によって横レジ補正ユニット40について説明する。なお、説明のために、図3、図4では基準ガイド41の一部を切り欠いている。横レジ補正ユニット40に対してシートSは排出ローラ対18(図10参照)によって矢印Aで示す方向から搬送されてくる。基準ガイド41のシートSの搬送方向(矢印A方向)と直交する方向であるシートの幅方向の一端部には、連続的に形成された導入面42と基準面43が設けられている。
導入面42は、再搬送路32に対して開く方向に傾いて形成している。これは、幅方向にずれて搬送されるシートSを基準面43に導くためのものである。基準面43は、シートSが再搬送路32を通過する際、斜送ローラ対31によってシートSが押し付けられ、シートSの幅方向の横レジ補正を行うためのものである。また、基準ガイド41は、図6のように断面コ字形状を有しており、シートSの幅方向と、シートSの上下面の搬送ガイド面を有している。そのため、押しつけられたシートSは基準面43から脱落することがない。
斜送部材である斜送ローラ対31は、図3に示すように、斜送ローラ37に所定の斜送角を持って斜めに圧接している斜送コロ36により構成されている。斜送ローラ37と斜送ローラ軸33は一体的に回転するように構成され、斜送ローラ軸33の端部には斜送ローラギア34が配置されている。そして、斜送ローラ支持部材50に斜送ローラ軸受35を介して回転自在に保持され、画像形成装置1から駆動力が伝達されて回転駆動する。斜送コロ36は、第二の搬送上ガイド73に設けられ、不図示のバネによって斜送ローラ37に所定の圧で常に圧接している。
このように構成された斜送ローラ対31は、横レジ補正ユニット40のシート搬送方向上流に設けられた排出ローラ対18により搬送されてきたシートSを基準面43に寄せるように作用する。そして、シートSを基準面43に突き当てながら搬送する。これによりシートSの幅方向の位置を合わせ、横レジ補正ユニット40の下流に設けられた再給送ローラ80に向けて搬送するようにしている。
ところで、シートSを斜送し、基準ガイド41の基準面43にシートSを押し当てながら幅方向の位置を合わせる横レジ補正の際、シートSを基準面43に寄せる斜送量は、斜送ローラ対31で搬送される搬送距離と、斜送ローラ対31のニップ圧に依存する。
斜送ローラ対31で搬送される搬送距離が長ければ斜送量も大きくなる。反対に、斜送ローラ対31で搬送される搬送距離が短ければ斜送量も小さくなる。装置の小型化のためには、斜送ローラ対31での搬送距離を短くする必要がある。しかし、シートSのサイズによっては、基準面43に寄せるために十分な斜送量を得られない場合がある。
そこで、斜送量を増やす必要がある。このためには斜送ローラ対31のニップ圧を高く設定しなければならない。しかし、このようにニップ圧を高く設定すると、図6に示すように、薄いシートSでは基準面43への寄せ力が強すぎるためにシートSが撓み、基準面43に対するシートの幅方向の位置がずれて再搬送されてしまう。
そこで、本実施形態では、基準ガイド41をシートSの幅方向の長さに応じた位置に手動で移動できるようにしている。 理想的には様々なサイズのシートSに対応することが望ましいものの、ここでは、一般的によく使われるLTRサイズとA4サイズの二つの位置に対応するように構成している。
<基準ガイドの幅方向の位置の切り替え機構>
次に、本実施形態の特徴である基準ガイドを幅方向に移動させて幅方向の位置を切り替えるための切り替え機構(移動機構)の構成について、図3から図7を用いて説明する。
図において、60は操作部材、50は斜送ローラ支持部材、51,52は操作部材案内ピン(嵌合部材)であって、51が第一の嵌合部材、52が第二の嵌合部材である。61,62は操作部材案内溝(ガイド溝)であり、61が第一のガイド溝、62が第二のガイド溝となる。44,45は基準ガイド案内ピン、53,54は基準ガイド案内溝、46は第一の係合部、63は前記第一の係合部46と係合する第二の係合部を示す。
操作部材60には操作部材案内溝61,62が設けられている。そして、この操作部材60はユーザが操作することによって移動可能に設けられ、前記操作部材案内ピン51,52と操作部材案内溝61,62の位置関係を相対的に変化させるものである。
2個の操作部材案内ピン51,52は、斜送ローラ支持部材50における、シートSの搬送方向の同一直線上に設けられている。操作部材案内ピン51は操作部材案内溝61に摺動自在に嵌合し、操作部材案内ピン52は操作部材案内溝62に摺動自在に嵌合する。なお、斜送ローラ支持部材50は第一の搬送上ガイド72に固定された固定部材である。
操作部材案内溝61,62は、図3に示すように、連続的に形成された第一溝61a,62a、第二溝61b,62b、第三溝61c,62cからなる。具体的には、シートSの搬送方向に対して斜めに第二溝(斜め溝部)61b,62bが形成されている。そして、前記第二溝61b,62bの一方側(上流側)と連続してシート搬送方向と平行に第一溝(第一の連続溝部)が形成され、他方側(下流側)にも連続してシート搬送方向と平行に第三溝(第二の連続溝部)61c,62cが形成されている。
ここで第二溝61b,62bは、第一溝61a,62aを起点とするとシートSの搬送方向に対して閉じ方向に斜めになっている。すなわち、第一溝61a,62aは第三溝61c,62cよりもシートSの幅方向外側に位置している。これによって操作部材60は、シートSの搬送方向と同じ方向に移動しつつ、幅方向にも移動するように構成される。
また、第一溝61a,62aと第三溝61c,62cには、図7に示すような小突起(突起部)65が設けられている。小突起65は、操作部材案内ピン51,52に対する操作部材案内溝61,62の相対的な移動に負荷を付与する突起部である。そして、操作部材案内ピン51,52がそれぞれの溝端面に近接した状態を維持するように配置されている。操作部材60に外力を作用させると、小突起65が変形して操作部材60が移動可能になる。
一方、図5に示すように、2個の基準ガイド案内ピン44,45は、基準ガイド41における、シートSの搬送方向の同一直線上に設けられている。基準ガイド案内ピン44,45の先端には基準ガイド案内ピン先端44a,45aが設けられている。そして、基準ガイド案内ピン先端44aは基準ガイド案内溝53に摺動自在に嵌合し、基準ガイド案内ピン先端45aは基準ガイド案内溝54に摺動自在に嵌合する。
基準ガイド案内溝53,54は、シートSの幅方向に長く形成された長穴である。これによって基準ガイド41は、シートSの幅方向に移動するように構成される。また、基準ガイド案内ピン44,45の中心にはネジ部が形成されている。基準ガイド案内ピン先端44a,45aの高さは、斜送ローラ支持部材50の厚みよりわずかに大きく設定されている。従って、基準ガイド41は基準ガイド案内ピン44,45とネジ55を介して、斜送ローラ支持部材50に摺動自在に保持される。すなわち、基準ガイド41は固定された斜送ローラ支持部材50に対してシートの幅方向に移動可能に係合している。
また、基準ガイド41と操作部材60は、第一の係合部46と第二の係合部63によってシート搬送方向に摺動して移動可能に係合している。本実施形態では、第一の係合部46は基準ガイド41から曲げで形成し、第二の係合部63は操作部材60に直線状の溝で形成している。したがって、操作部材60が移動すると、この係合部同士が摺動しつつ基準ガイド41も移動する。
第一の係合部46と第二の係合部63は、操作部材案内ピン51,52に対してシートSの幅方向内側に位置している。従って基準ガイド41は、図3に示すように、操作部材案内ピン51,52が第一溝61a,62aの端面に近接した状態では、シートSの幅方向内側寄りに位置(A4サイズに対応した位置)する。一方、図4に示すように、操作部材案内ピン51,52が第三溝61c,62cの端面に近接した状態では、シートSの幅方向外側寄りに位置(LTRサイズに対応した位置)する。
ここで、操作部材60においてユーザが実際に操作する箇所を作用部64とする。作用部64は、操作部材案内溝62の第二溝62bを通り、第二溝62bが形成された方向と同一方向の仮想直線L1(本実施形態では略中心線上)の延長線の領域に配置されている。また、作用部64は前記仮想直線L1と略直交する面状に形成されている。このため、作用部64は、図5に示すように、第一の作用部64aと第二の作用部64bとを有する。第一の作用部64aは、図3の矢印B方向(第一の方向)の力を作用させるために操作部材60を押し出すときに作用する部位である。一方、第二の作用部64bは、図4に示すように、前記矢印Bと反対の矢印C方向(第二の方向)の力を作用させるために操作部材60を引き出すときに作用する部位である。
操作部材60は前記仮想直線L1と同一方向に長手の部材として構成されている。そして、前記作用部64は、前記仮想直線L1と略直交する面であるため、ユーザが第一の作用部64aを押したとき、または第二の作用部64bを引いたとき、その力を操作部材60の長手方向に誘導しやすくなる。このため、ユーザが作用部64をもって操作部材60を操作するときに、その操作力の方向(第一の方向及び第二の方向)は略そのまま前記仮想直線L1と同じ方向に作用する。
<基準ガイドの幅方向の位置の切り替え動作>
次に、基準ガイド41の一連の位置切り替え動作について、図3から図7を用いて説明する。
図3は基準ガイド41が、シートSのA4サイズに対応した位置にある状態を示す。操作部材案内溝61,62の第一溝61a,62aの溝端面は、操作部材案内ピン51,52と接した状態に位置している。このとき基準ガイド41は、図3のようにシートSの幅方向の内側寄りに位置している。図5における、基準ガイド案内ピン先端44a,45aも基準ガイド案内溝53,54において、シートSの幅方向の内側寄りに位置している。
ここで、図5に示す作用部64aに対して図3に示す矢印B方向に外力を作用させると、第一溝61a,62aに設けた小突起65(図7参照)が変形して操作部材60が移動し始める。操作部材案内ピン51,52と操作部材案内溝61,62の摺動関係は、第一溝61a,62aから第二溝61b,62b、そして第三溝61c,62cへと変化していく。そして、第三溝61c,62cに設けた小突起65(図7参照)が変形して第三溝61c,62cの溝端面が、操作部材案内ピン51,52に接した状態まで移動する。つまり、操作部材60はシートSの搬送方向と同じ方向に移動しつつ、シートSの幅方向の外側にも移動する。
操作部材60の移動とともに、図5に示す第一の係合部46と第二の係合部63で摺動可能に係合した基準ガイド41も移動する。そして基準ガイド41は、基準ガイド案内ピン先端44a,45aと基準ガイド案内溝53,54に案内されて、図4に示すように、シートSの幅方向の外側、つまりLTRサイズに対応した位置に切り替えられる。
操作部材案内ピン51,52と第二溝61b,62bが摺動していく過程で基準ガイド41はシートSの幅方向に移動する。すなわちこの過程で、作用部64に作用させる外力が基準ガイド41をシートSの幅方向に移動させる力に変換される。この力の変換を効率的に行うことが、操作部材60の移動に要する操作力の低減につながる。
もしも、作用部64が図3に示す矢印D方向(シート搬送方向と平行な方向)に外力を作用させるようなものであると、操作部材60は操作部材案内ピン51や操作部材案内ピン52を中心にするようにして、回転する力を受ける。その結果、第二溝61b,62bと操作部材案内ピン51,52の摺動抵抗が大きくなる。そのため、操作部材60の移動に必要な力は大きくなる。
本実施形態では、作用部64が第二溝62bの略中心線上に位置している。従って、作用部64を介して付与される力の方向は第二溝61b,62bに沿ったものとなり、第二溝61b,62bと操作部材案内ピン51,52の摺動抵抗は小さくなる。そのため、操作部材60の移動に必要な力は小さくて済む。
また、図4の状態から図3の状態にする場合、つまり基準ガイド41をLTRサイズに対応した位置からA4サイズに対応した位置に移動させるためには、図5に示す作用部64bに矢印B方向と反対である矢印C方向の外力を作用させる。この場合も、作用部64が第二溝62bの略中心線上に位置しているため、第二溝61b,62bと操作部材案内ピン51,52の摺動抵抗は少ない。そのため、操作部材60の移動に必要な力は小さくて済む。
なお、作用部64が第二溝62bの略中心線上に位置することで、第一溝61a,61b、第三溝61c,62cと操作部材案内ピン52の摺動抵抗は大きくなる。しかし、
斜め溝部である第二溝61b,62bの長さに対して第一溝61a,62a及び第三溝61c,62cの長さは短く設定されている。このため、操作部材案内ピン52と第一溝61a,62aと第三溝61c,62cの摺動距離が第二溝61b,62bに比べると十分に小さい。このため操作部材60の移動に必要な力への影響は少ない。
また、作用部64に対して図3に示すX方向からユーザがアクセスした場合でも、作用部64aは第二溝62bの略中心線と略直交する面状に形成されているので、力を矢印B方向に誘導しやすい。図4におけるY方向へのユーザアクセスについても同様である。
ここで、本実施形態にあっては作用部64を介して操作部材60に力を付与する方向(第一の方向、第二の方向)を第二溝62bの略中心線と一致するようにした。しかし、この力を付与する方向は前記中心線と完全に一致していなくても所定の範囲にあれば第二溝61b,62bと操作部材案内ピン51,52との摺動抵抗を小さくすることができる。
これを具体的に説明すると、図8に示すように、操作部材60に力を付与する方向(第一の方向)と同一方向の仮想直線をL1とする。また、斜め溝部である第二溝62bが形成された方向と同一方向の仮想直線をL2とする。また、シートの搬送方向と同一方向の仮想直線をL3とする。このとき、前記直線L1と前記直線L2が形成する鋭角側の角度A(第一の角度)は、前記直線L2と前記直線L3が形成する鋭角側の角度B(第二の角度)よりも小さくなるように構成する(A<B)。このように構成すると、作用部64への力の付与によって操作部材60が移動するときに、シート搬送方向と同一方向に力を付与する場合よりも操作部材案内ピン51,52と第二溝61b,62bとの摺動抵抗が小さくなる。
なお、本実施形態のように操作部材案内溝61,62がシート搬送方向に2個配置され、操作部材60が一方の操作部材案内溝62の近傍に設けられている構成にあっては、図8に示すように、前記直線L1と前記直線L3が形成する鋭角側の角度(第三の角度)をCとしたとき、前記角度Bが前記角度Cより小さくなるように構成することが好ましい(B<C)。
本実施形態では、図3に示すように、2個の操作部材案内溝61,62と2個の操作部材案内ピン51,52が係合した構成において、操作部材60が一方の操作部材案内溝62の近傍に設けている。この場合、前記角度B<角度Cとすることで、操作部材60は第二溝62bの方向と同一方向の仮想直線L2を基準にして他方の操作部材案内溝61の側に傾くことになる。この場合、基準ガイド41を幅方向に移動させるために操作部材60に力を付与すると、その力は一方の操作部材案内溝62と他方の操作部材案内溝61との間にかかるようになり、操作部材60が回転する力を抑制することができる。
以上のように、操作部材案内ピン51,52と操作部材案内溝61,62が摺動しつつ操作部材60が移動して、これに連動して移動するように基準ガイド41を構成すれば、小型で低コストな基準ガイド41の幅方向の位置の切り替え機構にすることができる。そして、操作部材案内溝62の斜面である第二溝62bの略中心線上に作用部64を配置することで、操作部材60の操作力を抑制することが可能になり、操作性も満足する機構を実現できる。
なお、本実施形態では操作部材案内ピン51,52と操作部材案内溝61,62が嵌合する構成、基準ガイド案内ピン44,45と基準ガイド案内溝53,54が嵌合する構成を説明した。しかし、ピンと溝の関係を逆転させても同様の効果が得られる。
〔実施形態2〕
次に操作部材60の別の実施態様について図9を用いて説明する。実施形態2は操作部材60が設けられている位置が実施形態1と異なり、作用部64の位置が異なっている。それ以外は、前述した実施形態1と同じである。
本実施形態は、図9に示すように、一方の第二溝61bの略中心線と他方の第二溝62bの略中心線に挟まれた範囲に作用部64を設ける。具体的には、第一のガイド溝である操作部材案内溝61の第二溝61bを通り、第二溝61bが形成された方向と同一方向の仮想直線をL4とする。また、第二のガイド溝である操作部材案内溝62の第二溝62bを通り、第二溝62bが形成された方向と同一方向の仮想直線をL2とする。このとき、ユーザの操作による力を受ける作用部64を前記直線L4と直線L2の間の領域に配置する。
実施形態1では作用部64が第二溝62bの略中心線上に位置していた。この場合においても、操作部材60は操作部材案内ピン51を中心にするようにして、僅かながら回転する力を受ける。その結果、第二溝62bと操作部材案内ピン51の摺動抵抗も僅かに発生してしまう。
これに対して本実施形態では、上記のように作用部64を配置することにより、操作部材60が回転する力をさらに抑制することができる。その結果、第二溝62bと操作部材案内ピン51の摺動抵抗も小さくなる。そのため、操作部材60の移動に必要な力も、実施形態1によりも小さくて済むため、操作性もより良くなる。
3 …感光体ドラム
30 …両面搬送ユニット
31 …斜送ローラ対
36 …斜送コロ
37 …斜送ローラ
40 …横レジ補正ユニット
41 …基準ガイド
43 …基準面
44,45 …基準ガイド案内ピン
46 …第一の係合部
50 …斜送ローラ支持部材
51,52 …操作部材案内ピン
53,54 …基準ガイド案内溝
60 …操作部材
61,62 …操作部材案内溝
61a,62a …第一溝
61b,62b …第二溝
61c,62c …第三溝
63 …第二の係合部
64 …作用部
64a …第一の作用部
64b …第二の作用部
65 …小突起

Claims (14)

  1. シートを搬送方向に対して斜めに搬送するための斜送部材と、
    前記斜送部材により搬送されたシートの、前記搬送方向に直交する幅方向の側端が突き当たる搬送ガイド部材と、
    前記搬送ガイド部材を前記幅方向に移動させるための移動機構と、を有し、
    前記移動機構は、前記搬送方向に対して斜めに形成された斜め溝部を有するガイド溝と、前記ガイド溝に嵌合する嵌合部材と、
    第一の方向から外力を受けることで移動可能に設けられ、かつ、前記第一の方向と反対の方向である第二の方向から外力を受けることで移動可能に設けられ、前記嵌合部材と前記ガイド溝の位置関係を相対的に変化させる操作部材と、
    前記操作部材に設けられた、前記第一の方向及び前記第二の方向から外力を受けるための作用部と、
    を有し、
    前記第一の方向と同一方向の仮想直線と前記斜め溝部が形成された方向と同一方向の仮想直線が形成する鋭角側の第一の角度は、前記搬送方向と同一方向の仮想直線と前記斜め溝部が形成された方向と同一方向の仮想直線が形成する鋭角側の第二の角度よりも小さいことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第二の角度は、前記第一の方向と同一方向の仮想直線と前記搬送方向と同一方向の仮想直線が形成する鋭角側の第三の角度より小さいことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記作用部は、前記斜め溝部の延長線の領域に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. シートを搬送方向に対して斜めに搬送する斜送部材と、
    前記斜送部材により搬送されたシートの、前記搬送方向に直交する幅方向の側端が突き当たる搬送ガイド部材と、
    前記搬送ガイド部材を前記幅方向に移動させるための移動機構と、を有し、
    前記移動機構は、前記搬送方向に対して斜めに形成された斜め溝部を有する第一のガイド溝と、前記第一のガイド溝に嵌合する第一の嵌合部材と、
    前記搬送方向に対して斜めに形成された斜め溝部を有する第二のガイド溝と、前記第二のガイド溝に嵌合する第二の嵌合部材と、
    第一の方向から外力を受けることで移動可能に設けられ、かつ前記第一の方向と反対の方向である第二の方向から外力を受けることで移動可能に設けられ、前記第一の嵌合部と前記第一のガイド溝、及び、前記第二の嵌合部と前記第二のガイド溝の位置関係を相対的に変化させる操作部材と、
    前記操作部材に設けられ、前記第一の方向及び前記第二の方向から外力を受けるための作用部であって、前記第一のガイド溝の斜め溝部を通り、前記斜め溝部が形成された方向と同一方向の仮想直線と、前記第二のガイド溝の斜め溝部を通り、前記斜め溝部が形成された方向と同一方向の仮想直線の間の領域に配置された作用部を有することを特徴とする搬送装置。
  5. 前記作用部は、前記斜め溝部を通り、前記斜め溝部が形成された方向と同一方向の仮想直線と略直交する面であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記操作部材は、前記第一の方向と同一方向に長手の部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記斜め溝部の一方側と連続しており、前記搬送方向に平行な方向に形成された第一の連続溝部と、前記斜め溝部の他方側と連続しており前記搬送方向に平行な方向に形成された第二の連続溝部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記斜め溝部の長さは、前記第一の連続溝部及び前記第二の連続溝部の長さより長いことを特徴とする請求項7記載のシート搬送装置。
  9. 前記第一の連続溝部及び前記第二の連続溝部には、前記第一の連続溝部及び前記第二の連続溝部に嵌合する嵌合部材との相対的な移動に負荷を付与する突起部が形成されていることを特徴とする請求項8記載のシート搬送装置。
  10. 前記操作部材は、搬送ガイド部材に対して前記搬送方向に移動可能に係合していることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記搬送ガイド部材は、固定された固定部材に対して前記幅方向に移動可能に係合していることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  12. 前記搬送ガイド部材は、シートの側端が突き当たるガイド部が断面コ字形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  13. シート搬送装置により搬送するシートに画像を形成する画像形成装置において、
    前記シート搬送装置として、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記画像形成装置は、画像形成部において第一面に画像形成したシートを再度前記画像形成部に搬送するための再搬送路を有し、
    前記シート搬送装置は、前記再搬送路に設けられていることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
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