JP6451396B2 - プロテクタ及びプロテクタ付電線 - Google Patents

プロテクタ及びプロテクタ付電線 Download PDF

Info

Publication number
JP6451396B2
JP6451396B2 JP2015032865A JP2015032865A JP6451396B2 JP 6451396 B2 JP6451396 B2 JP 6451396B2 JP 2015032865 A JP2015032865 A JP 2015032865A JP 2015032865 A JP2015032865 A JP 2015032865A JP 6451396 B2 JP6451396 B2 JP 6451396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
electric wire
guide
door
guide port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015032865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016155412A (ja
Inventor
浩晃 坂本
浩晃 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2015032865A priority Critical patent/JP6451396B2/ja
Publication of JP2016155412A publication Critical patent/JP2016155412A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6451396B2 publication Critical patent/JP6451396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

この発明は、車体からドアに配策される電線の周囲に取り付けられるプロテクタに関する。
車体からドアに配策される電線の周囲に取り付けられるプロテクタが、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載のワイヤーハーネス配索構造部におけるプロテクタは、当該プロテクタの内部で電線が巻かれて収容可能な形状に形成されている。
特開2012−61924号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロテクタでは、ドアが閉状態から開状態になるときなど電線がプロテクタから引出されるときに、電線がループしている部分が部分的に急に曲がって縮径することで、ループ部分に局所的に曲率半径が小さくなりすぎてしまう箇所が生じ、当該箇所の電線が傷ついてしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、電線を巻いて収容可能なプロテクタにおいて、電線の引出収容の際に電線が傷ついてしまうことを抑制することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るプロテクタは、車体からドアに配策される電線に取り付けられ、ドア内に収められるプロテクタであって、水平方向に延在し車体側から電線を引き入れる案内口と、鉛直方向上方側に延在しドア内に電線を引き出す引出口と、前記案内口と前記引出口との間で電線を余長吸収可能に、且つ前記電線にループ部が形成されるように巻いて収容可能な収容空間とが形成されたプロテクタ本体部と、前記プロテクタ本体部の内部に前記電線が巻かれて収容された際に、前記プロテクタ本体部のうち巻かれた前記電線の前記ループ部に囲まれる領域に設けられ、前記電線が前記案内口から前記案内口に沿った案内方向に引き出され、前記案内方向に沿って前記ループ部が小さくなる途中で前記ループ部と当接可能な当接部と、を備え、前記当接部は、前記電線が前記プロテクタ本体部の内部に最も長く収容された状態における前記ループ部の中心よりも前記案内口側に、凸面が前記案内方向に沿って前記案内口と反対側を向くように形成された円弧状片を含む
第2の態様に係るプロテクタは、第1の態様に係るプロテクタであって、前記当接部は、前記電線が引き出されることで縮小するループ部に押圧される方向に弾性変形可能に形成されている。
第3の態様に係るプロテクタは、第2の態様に係るプロテクタであって、前記円弧状片は、一端が前記プロテクタ本体部に連なると共に他端が自由端となるように形成されている
第4の態様に係るプロテクタは、第1の態様に係るプロテクタであって、前記当接部は、弾性変形不可に形成されている。
第5の態様に係るプロテクタは、第1〜第4のいずれか1つの態様に係るプロテクタであって、前記円弧状片の上端の高さ方向に沿った位置が、前記案内口を有する案内部の両側の壁部の間の位置に位置する。
第6の態様に係るプロテクタは、第1〜第5のいずれか1つの態様に係るプロテクタであって、前記プロテクタ本体部に収容される電線のうち前記案内口に向けて延びる部分と前記引出口に向けて延びる部分とが交差している部分を交差部とした場合に、前記プロテクタ本体部には、前記交差部から前記案内口側に延びる電線が収められる溝部と、前記交差部から前記引出口側に延びる電線が載る傾斜部とが設けられている。

の態様に係るプロテクタ付電線は、第1〜第のいずれか1つの態様に係るプロテクタと、前記プロテクタ本体部に巻かれて収容され、両端部が前記案内口及び前記引出口からそれぞれ外方に延出する電線と、を備える。
第1〜第の態様に係るプロテクタによると、車体側から電線を引き入れる案内口と、ドア内に電線を引き出す引出口と、案内口と引出口との間で電線を余長吸収可能に、且つ前記電線にループ部が形成されるように巻いて収容可能な収容空間とが形成されたプロテクタ本体部と、プロテクタ本体部の内部に電線が巻かれて収容された際に、プロテクタ本体部のうち巻かれた電線のループ部に取り囲まれる領域に設けられ、電線が案内口から案内口に沿った案内方向に引き出され、案内方向に沿ってループ部が小さくなる途中でループ部と当接可能な当接部と、を備えるため、電線が案内口から引き出された際に、ループ部が案内方向に沿って小さくなる途中で当接部と当接することによって、ループ部の曲率半径が局所的に小さくなりすぎることを抑制することができる。これにより、電線を巻いて収容可能なプロテクタにおいて、電線の引出収容の際に電線が傷ついてしまうことを抑制することができる。
特に、第2の態様に係るプロテクタによると、当接部は、電線が引き出されることで縮小するループ部に押圧される方向に弾性変形可能に形成されているため、電線が引き出されている際に電線のうちループ部と当接部との当接点近傍に応力が集中することを抑制することができる。また、引き出された電線がプロテクタ内に収容される際に、当接部がループ部を押すことによって、電線がスムーズにプロテクタ内に収容され、電線が座屈することを抑制することができる。これらにより、電線を巻いて収容可能なプロテクタにおいて、電線の引出収容の際に電線が傷ついてしまうことを抑制することができる。また、当接部がループ部に押圧される方向に弾性変形可能に形成されていると、弾性変形可能でない場合に比べて、余長吸収量が大きくなることによって、プロテクタを小型化できる。
特に、第3の態様に係るプロテクタによると、当接部は、一端がプロテクタ本体部に連なると共に他端が自由端となるように形成された円弧状片を含み、円弧状片の凸面が案内方向に沿って案内口と反対側を向いているため、ループ部が当接部と当接する際に、当接部の凸面と当接するため、滑らかに当接可能となる。また、簡易な形状で、弾性変形可能な当接部を設けることができる。また、プロテクタ本体部と当接部とを一体成型することが容易となる。
また第1〜第6の態様に係るプロテクタによると、案内口の延在方向と引出口の延在方向とが交差するように形成されているため、プロテクタの外寸を小さくすることができる。
の態様に係るプロテクタ付電線によると、プロテクタが車体側から電線を引き入れる案内口と、ドア内に電線を引き出す引出口と、案内口と引出口との間で電線を余長吸収可能に巻いて収容可能な収容空間とが形成されたプロテクタ本体部と、プロテクタ内部に電線が巻かれて収容された際に、プロテクタ本体部の内面のうち巻かれた電線に取り囲まれる部分に設けられ、電線が引出された際に電線と当接可能な当接部と、を備えるため、電線を巻いて収容可能なプロテクタにおいて、電線が交差する付近の曲率半径が小さくなりすぎることを抑制することができる。
車両におけるプロテクタの搭載箇所を示す説明図である。 実施形態に係るプロテクタを示す斜視図である。 実施形態に係るプロテクタを示す平面図である。 実施形態に係るプロテクタを示す底面図である。 実施形態に係るプロテクタを示す側面図である。 実施形態に係るプロテクタを示す背面図である。 電線の余長部分がプロテクタ内に収まった状態を示す説明図である。 電線がプロテクタから引き出された状態を示す説明図である。
{実施形態}
以下、実施形態に係るプロテクタ10について説明する。図1は、車両におけるプロテクタ10の搭載箇所を示す説明図である。図2は、実施形態に係るプロテクタ10を示す斜視図である。図3は、実施形態に係るプロテクタ10を示す平面図である。図4は、実施形態に係るプロテクタ10を示す底面図である。図5は、実施形態に係るプロテクタ10を示す側面図である。図6は、実施形態に係るプロテクタ10を示す背面図である。
実施形態に係るプロテクタ10は、車体からドア60に配策される電線に取り付けられ、ドア60内に収められるプロテクタ10である。ここで、車体とは、金属部材で形成されたフレーム部分に加えて樹脂で形成されたインストルメントパネル等の内装部材も含むものとする。
ここで、プロテクタ10が取り付けられる電線のドア周辺の配索構造について先に説明する。
ドア60は、車体の出入口を開閉可能なように、車体に対してドアヒンジ64で連結されている。説明の便宜上、ドア60は、垂直方向に沿った軸周りに姿勢変更するように車体に連結されているものとする。以降、ドア60の前後方向(ドア60が閉まっている状態での車体の前後方向に平行な方向)をX軸とし、前から後ろに向く向きを正方向とする。同様に、ドア60の高さ方向をY軸とし、下から上を向く向きを正方向とする。また、ドア60の内外方向をZ軸とし、外から内を向く向きを正方向とする。ここでは、Y軸方向の正方向が鉛直上向きとされている。
ここでは、ドア60に搭載されるパワーウインドウ、ドアロック等の電気機器に対して電源供給又は信号伝達を行うために複数本の電線が、配策経路に対応して適宜束ねられて構成されている。ここで、電線束70のうち車体からドア60に配策されるのは、複数の電線が1本に束ねられている部分である。そして、電線束70は、ドア60内で分岐して各種電気機器に接続される。
ドア60には、ドア60の周縁部に沿って、防水用のウェザーストリップ60wが取り付けられている。そして、電線束70は、車体とドア60との間でウェザーストリップ60wより車室内側に配策される。
なお、車体にも、同様に、車体の出入口の開口縁部(フレームの開口縁部)に沿って、防水用のウェザーストリップが取り付けられる。各ウェザーストリップは、ドア60を閉めた状態で、車体のフレームの開口縁部又はドア60の周縁部に密着して車室内外において水密状態を保持できるゴム等で形成された部材である。
以下では、電線束70が、車体のインストルメントパネルの側部からフロントサイドドア60の車体前方側端部に架け渡されて、車体とドア60との間で配策される例で説明する。なお、インストルメントパネルとは、計器類を覆う部分のみを指すのではなく、ここではその周辺(前列座席の前方)の内装部材(ダッシュボードとも呼ばれる)も含むものとする。
車体のインストルメントパネルの側部には、インストルメントパネル内に電線を挿通するための貫通孔が形成される。この貫通孔は、車体に取り付けられる上記ウェザーストリップより車室内側に形成される。
また、ドア60は、金属材料で形成されたドアインナーパネル62と樹脂材料等で形成された内装部材としてのトリムとを有している。ドア60のうち車体の先端側の部分には、ドアインナーパネル62とトリムのいずれか一方又は両方に、電線束70をドア60内に挿通するためのドア側凹部が形成される。ここでは、ドアインナーパネル62とトリムとの両方にドア60側凹部が形成される。そして、電線束70は、車体側から貫通孔を通じてドア60側に架け渡され、ドア側凹部を通じてドアインナーパネル62とトリムとの間に配策され、分岐して各種電気機器に接続される。プロテクタ10は、電線束70のうちドア側凹部を通じてドア60側に架け渡された部分からドア60内で分岐する部分までの間に取り付けられる。
なお、車体の貫通孔が形成されている部分とドア60のドア側凹部が形成されている部分とは、ドア60を閉めた状態で車体又はドア60と対向して車室内から見え難くなっている。
電線束70のうち車体からドア60に架け渡される部分には、取付部材80と、外装部材90とが取り付けられている。
取付部材80は、電線束70を車体側に配策するように、電線束70に外装されている外装部材90の一端部を車体に取り付ける部材である。この取付部材80は、外装部材90の一端側部分が固定されると共に、車体に取り付け可能に構成されている。ここでは、取付部材80は、車体に形成されている電線挿通用の上記貫通孔に対して取り付けられる。より具体的には、取付部材80は、貫通孔に対して、一方側(ここではドア60側)から押し付けることにより取り付け可能に構成されている。例えば、取付部材80は、貫通孔に対して嵌合可能な嵌合部と、外装部材90の一端側部分を位置決め可能な位置決め部とを有していることが考えられる。
外装部材90は、筒状に形成され、電線束70を挿通した状態で保護する。より具体的には、外装部材90には、ドア60の開閉動作に対応して車体とドア60との間で伸縮を伴いつつ曲がるように可撓性を有する部材が採用される。ここでは、外装部材90は、ブーツ部92を有する。ブーツ部92は、合成樹脂又は合成ゴム等のエラストマーを、押出成型すると共にバキューム成型或いはブロー成型してコルゲートチューブ状に製造される。また、この外装部材90は、扁平な形状(例えば、断面視略楕円形、略長方形等の扁平な形状)に形成されている。なお、電線束70自体も扁平な形状に束ねられ、外装部材90が電線束70の外部形状に対応する扁平な形状に形成されているとよい。
上記外装部材90は、一端側部分が取付部材80を介して車体に固定され、他端部が取付部94を介してプロテクタ10に固定される。
プロテクタ10は、プロテクタ本体部20と、当接部50とを備える。
プロテクタ本体部20には、車体側から電線束70を引き入れる案内口24と、ドア60内に電線束70を引き出す引出口32とが形成されている。また、プロテクタ本体部20には、案内口24と引出口32との間で電線束70を余長吸収可能に、且つ電線束70にループ部72が形成されるように巻いて(ここでは、1周巻いて)収容可能な収容空間が形成されている。
なお、プロテクタ10内に収容される電線束70のうち案内口24に向けて延びる部分と引出口32に向けて延びる部分とが交差している部分を交差部74と呼び、交差部74をなす電線束70のうち案内口24側へ向かう部分を交差部74a、引出口32側へ向かう部分を交差部74bと呼ぶ。そして、交差部74aから交差部74bの間の部分で、環状になっている部分をループ部72と呼ぶ。
具体的には、ここでは、プロテクタ本体部20は、案内部22と、引出部30と、収容部40とを含む。
案内部22は、ここでは、側面視長方形の樋状に形成されている。また、案内部22は、ここでは、直線状の樋状に形成されている。以降、当該案内部22の延在方向を案内方向と称する。ここでは、案内方向は、X軸方向に略平行である。案内部22の一端は、収容部40に連通している。また、案内部22の他端が、プロテクタ10内に電線束70を引き入れる案内口24とされている。また、案内部22の周囲には、取付凸部26が設けられている。当該取付凸部26が外装部材90の取付部94の内周面に設けられた内周溝に嵌まることで、外装部材90の取付部94が案内部22に覆い被さるように取り付けられる。
引出部30は、長方形の樋状に形成されている。引出部30は、ここでは、収容部40から案内部22と直交する方向(Y軸方向)に延びるとともに、案内方向に沿って案内口24とは反対側(X軸方向正方向)に向けて湾曲する樋状に形成されている。引出部30の一端は、収容部40に連通している。また、引出部30の他端が、プロテクタ10内からドア60内に電線束70を引き出す引出口32とされている。また、引出部30の他端には、一方の壁部のみが形成された固定部34が形成されている。例えば、当該固定部34と電線束70との周囲に、テープ又は結束バンド等が巻回されることにより、電線束70にプロテクタ10が固定される。
収容部40は、ドア60の開閉に伴い、電線束70の余長吸収を行う部分である。ここでは、収容部40は、平面視略長方形の角が丸められた箱状に形成されている。収容部40には、図示省略の蓋部が取り付けられる。なお、蓋部は、トリムの一部である場合もあり得る。
より具体的には、略長方形の収容部40の一つの角部分42aに案内部22と、引出部30とが設けられている。ここでは、収容部40のうち鉛直上側であって車体側に配置される角部分42aに案内部22と、引出部30とが設けられている。より詳細には、案内部22は、角部分42aの一方側壁部(X軸方向を負方向を向く面)に設けられており、引出部30は、角部分42aの他方側壁部(Y軸方向を正方向を向く面)に設けられている。つまり、案内部22と引出部30とは、収容部40の一つの角部分42aの互いに直交する側壁部に設けられ、案内口24の延在方向と引出口32の延在方向とが交差するように形成されている。これにより、交差部74aと交差部74bとが直交する態様でプロテクタ10内に配設される。
案内部22と引出部30とは、収容部40の高さ方向(Z軸方向)に沿って離れた位置に設けられている。ここでは、引出部30の方が案内部22よりも収容部40の高さ方向に高い位置、つまり、引出部30が案内部22に対してZ軸方向の正方向(車室内側)に位置するように設けられている。さらに、収容部40には、引出部30に向けて徐々にZ軸方向の正方向に傾斜するように傾斜部44が設けられている。ここでは、傾斜部44は、Y軸方向に沿って角部分42aの隣に位置する角部分42bから角部分42aにかけて交差部74aが位置する部分以外の部分に設けられている。このため、交差部74aが収まる部分は、溝状に形成された溝部46をなしている。これらにより、収容部40内で電線束70の交差部74及びその付近の電線束70同士が接触することを抑えることができる。なお、ここでは、引出部30においても、収容部40との連結部分から引出口32に向けて徐々にZ軸方向正の側に傾斜するように形成されている。
また、角部分42aに対して案内方向に沿って隣の角部分42cは、平面視円弧状の2つの側壁部と2つの平面視円弧状の側壁部に挟まれた平面視直線状の壁部とで、角が丸められている。また、上記角部分42bと、残りの角部分42dとは、それぞれ1つの平面視円弧状の側壁部によって角が丸められている。この際、収容部40の外形は、電線束70が屈曲せずに収容されるように設定されているとよい。なお、収容部40の平面視直線状の側壁部には、蓋部を取り付けるためのロック凹部48が形成されている。
当接部50は、プロテクタ10内部に電線束70が巻かれて収容された際に、プロテクタ本体部20のうち巻かれた電線束70のループ部72に囲まれる領域に設けられている。当接部50は、電線束70が案内口24から案内口24に沿った案内方向に引き出され、案内方向に沿ってループ部72が小さくなる途中でループ部72と当接可能に設けられている。また、当接部50は、電線束70が引き出されることで縮小するループ部72に押圧される方向に弾性変形可能に形成されている。
具体的には、ここでは、当接部50は、一端がプロテクタ本体部20に連なると共に他端が自由端となるように形成された円弧状片52を含む。円弧状片52の凸面56aは、案内方向に沿って案内口24と反対側を向いている。
より具体的には、円弧状片52は、連結部54と円弧状部56とを含む。円弧状片52は、収容部40のうち中央よりも案内口24側に形成されている。
連結部54は、円弧状片52のうちプロテクタ本体部20に連なる部分である。連結部54は、収容部40の中央よりも、案内方向に沿って案内口24側に設けられている。連結部54は、円弧状部56よりも幅が大きく(厚肉に)形成されている。
円弧状部56は、連結部54から延びており、平面視略半円弧状(ここでは、半円弧より若干大きい円弧状)に形成されている。そして、円弧状部56の凸面56aが案内方向に沿って案内口24と反対側を向き、円弧状部56の凹面56bが案内方向に沿って案内口24のある側を向いている。
より詳細には、ここでは、円弧状部56の基端部と先端部とを結ぶ線がY軸と略平行に設定されている。この際、円弧状部56の先端部が基端部に対してY軸方向に沿って案内口24側に位置するように設けられている。また、円弧状部56の先端部のY軸方向に沿った位置は、案内部22の両側の壁部の間の位置に位置するように設定されている。また、円弧状部56は、円弧の接線方向が案内方向と平行となる部分が円弧状部56の先端部に存在するように設けられている。
ここでは、円弧状部56は、収容部40とZ軸方向に間隔をあけて形成されている。これにより、円弧状部56は、連結部54以外で、他の部分とつながらないように設けられている。このため、円弧状部56の先端側は自由端となり、基端部を中心に弾性変形可能とされている。ここでは、電線束70が引き出されるにつれて縮小するループ部72により凸面56aが案内口24側に押圧されることによって、円弧状部56は、案内口24側に曲がるように弾性変形する。
この際、ループ部72が凸面56aに当接する位置及び凸面56aを押圧する方向は、ループ部72の変形に伴って変化する可能性がある。このため、当接部50は、多方向に弾性変形可能であることが好ましい。ここでは、円弧状部56が、例えば、連結部54との連結部分などを中心に回転するように弾性変形するため、当接部50は、多方向に弾性変形可能とされている。
また、当接部50は、電線束70がプロテクタ10内に最も長く収容された状態におけるループ部72の中心よりも、案内口24側に形成されている。より詳細には、当接部50は、ループ部72が案内方向に沿って半分程度縮小した段階で当接する位置に設けられている。
また、円弧状片52の半径は、例えば、ループ部72が最も小さい状態、つまりドア60が開状態におけるループ部72の周長に対応する円の半径と同程度に設定されているとよい。ここでは、交差部74で直交する分、例えば、上記円の半径よりも若干小さく設定されていることが考えられる。
なお、ここでは、収容部40のうち、Z軸方向に沿って円弧状部56の下方に位置する部分には、型抜き用の孔49が形成されている。これにより、金型を用いてプロテクタ10を一体成型する場合に、円弧状部56を収容部40とZ軸方向に沿って間隔をあけて形成する場合でも、金型を上下抜きすることができる。
また、収容部40の外面には、クランプ部12が突設されている。ここでは、収容部40の中央付近と、交差部74が位置する付近の2箇所にクランプ部12が設けられている。当該クランプ部12を用いて、プロテクタ10がドア60のドアインナーパネル62に取り付けられる。
<動作>
次に、プロテクタ10に電線(電線束70)が収められたプロテクタ付電線100において、ドア60の開閉に伴う電線束70の引出収容の様子について説明する。図7は、電線束70の余長部分がプロテクタ10内に収まった状態を示す説明図である。図8は、電線束70がプロテクタ10から引き出された状態を示す説明図である。
ここで、ドア60の開閉に伴い電線束70に余長が発生する原理について説明する。通常、ドア60が閉まっている状態(閉状態)のときと、ドア60が開いている状態(開状態)のときとを比べると、閉状態のときの方が、車体のうち取付部材80が取り付けられる部分と、ドア60のうち案内口24の位置する部分との距離が近い。これは、取付部材80より車室外側に離れた位置に車体に対してドア60を回転させるドアヒンジ64が取り付けられていることなどによる。このため、閉状態のときと、開状態のときとで上記距離に差が生じ、この差の分が閉状態時に電線束70の余長として生じる。つまり、閉状態の時に、この差の分の電線長をプロテクタ10内に余分に収める必要が生じる。
なお、この差の分は、ドア60の開閉可能な角度が大きくなるほど大きくなる。従って、ドア60の開閉可能な角度が大きくなるほど、プロテクタの必要余長吸収量が大きくなり、プロテクタの大型化につながる。プロテクタが大型化すると、プロテクタが、例えば、スピーカ等のドア60内の他の部品に干渉する恐れが生じる。
この際、実施形態に係るプロテクタ10のように、電線束70にループ部72ができるように電線束70をプロテクタ10内に収めることで、ループ部72ができないように収めるタイプのプロテクタに比べて同じ余長吸収量当たりでプロテクタを小型化することができる。
また、案内口24の延在方向と引出口32の延在方向とが交差するように形成されているため、案内口の延在方向と引出口の延在方向とが平行であるプロテクタ(例えば、長方形の対辺に案内口と引出口とが形成されているプロテクタ)に比べて、プロテクタ10のうち案内方向に沿って案内口24から離れた位置のプロテクタ10の高さを小さく抑えることができる。特にここでは、案内部22と引出部30とが収容部40の同じ角部分42aに設けられているため、プロテクタ10のうち案内方向に沿って案内口24から離れた位置のプロテクタ10の高さをより小さく抑えることができる。
ドア60の開閉の際、上述したように、車体のうち取付部材80が取り付けられる部分と、ドア60のうち案内口24の位置する部分との距離が変化することに伴い、電線束70がプロテクタ10の内外に出し入れされる。この際、電線束70は、取付部材80から引出口32に至る部分の一部が案内口24を通してプロテクタ10の内外に出し入れされる。この電線束70の出し入れに並行して、外装部材90のブーツ部92の伸縮及び曲げが行われる。つまり、ドア60が開状態から閉状態に移行するにつれてブーツ部92が縮んでいき、ドア60が閉状態から開状態に移行するにつれて、ブーツ部92が伸びていくとともに、曲がっていく。
図7は、ドア60が閉状態のときを示している。上述したように、ドア60が閉状態のときに、プロテクタ10内に収められる電線長がもっとも長くなる。ここでは、閉状態で電線束70が収容部40の壁部の内面に接するように収容部40の大きさが決定されている。
図8は、ドア60が開状態のときを示している。図8の仮想線は、当接部50がない場合にループ部72aがとり得る形状を示している。
図7の状態からドア60を開けていくと、プロテクタ10内の電線束70のうち案内口24に近い側に位置する部分から徐々に案内口24を通してプロテクタ10外に引き出される。そして、ドア60が最も開いた図8の状態で、プロテクタ10内に収められる電線長が最も短くなる。
ドア60が閉状態から開状態に移行する際に、電線束70が引っ張られる方向、ループ部72の形状、電線束70の自重及び電線束70の剛性等の関係で、ループ部72の変形の態様が決定される。ここでは、案内方向に沿って案内口24の外側に向けて電線束70が引っ張られるため、ループ部72も案内方向に沿って縮まり易い。このため、当接部50がない場合、図8の仮想線に示されるように、ループ部72aにおいて、案内方向に直交する方向(Y軸方向)に沿って案内部22と最も離れた部分の曲率半径が特に小さくなりやすい。特にここでは、案内方向が水平方向に設定されるとともに、ループ部72が案内口24よりも鉛直方向下方に形成されているため、ループ部72のうち、引出口32に近い側に位置する部分は、自重により鉛直方向下方に留まり易い。このため、ループ部72のうち交差部74と対向する位置にある部分、つまり、交差部74から案内方向及びY軸方向に最も離れた部分の曲率半径が特に小さくなりやすい。
ここでは、ループ部72のうち交差部74に対向する部分の曲率半径が小さくなりすぎることを抑制するために、当接部50が設けられている。即ち、当接部50が設けられることによって、当接部50がない場合に比べて、ループ部72が案内方向に沿って小さくなる途中でループ部72が当接部50に当接する。ループ部72が当接部50に当接することによって、ループ部72の案内方向に沿った縮小が止まり、ループ部72は、案内方向に直交する方向に沿って縮小し始める。このため、ループ部72のうち交差部74に対向する部分の曲率半径が小さくなりすぎることを抑制することができる。この際、ループ部72の内向き面が円弧状片52の凸面56aに当接するため、ループ部72が滑らかに当接部50に当接可能となる。
上述したように、ドア60が閉状態から開状態に移行する際に、ループ部72が変形する途中で、ループ部72が当接部50に当接する。このため、例えば、ドア60が勢いよく開けられるなどした場合には、ループ部72が当接部50に勢いよく当たる恐れがある。この場合でも、当接部50がループ部72による押圧方向に沿って弾性変形可能に形成されているため、当接部50に対するループ部72の衝突の衝撃が吸収され、電線束70が傷つくことを抑制することができる。
また、ループ部72は、全体として、X軸方向の負方向及びY軸方向の正方向に縮小していく。この際、円弧状片52も円弧状部56のうちY軸方向の正方向側に位置する端部が自由端に設定されているため、ループ部72当接した後、ループ部72の縮小に伴って弾性変形しやすい。
また、円弧状部56の先端部が、Y軸方向に沿って案内部22の両側の壁部の間の位置に位置するように設定されているため、ループ部72は円弧状部56の先端部に当接しつつ、摺動する。これにより、ループ部72の中間部分がたるんでループ部72のうち交差部74に対向する部分の曲率半径が小さくなりすぎることを抑制することができる。この際、円弧状部56は、円弧の接線方向が案内方向と平行となる部分が円弧状部56の先端部に存在するように設けられているため、ループ部72が円弧状部56の先端部に沿って摺動しやすい。
ドア60が開状態から閉状態に移行する際、つまり図8の状態から図7の状態に移行する際には、案内口24からプロテクタ10内に電線束70が徐々に収められていく。これにより、ループ部72は、案内方向に沿って大きくなる。この際、ループ部72は、円弧状片52の先端部に沿って摺動しつつ収容部40内に収められていく。このため、ループ部72にたるむ部分が生じることを抑えることができる。
また、ドア60が開状態から閉状態に移行する際、弾性変形していた円弧状片52の弾性復帰の力がループ部72を広げる方向にかかる。これにより、電線束70の余長部分がスムーズにプロテクタ10内に収容され、電線束70の一部が座屈することを抑制することができる。
なお、ここでは、ループ部72は、案内口24より鉛直方向下方に設けられているため、ループ部72が案内方向に沿って大きくなるに伴い、自重等により、案内方向に直交する方向に沿っても大きくなる。このため、ドア60が開状態から閉状態に移行する際にループ部72の曲率半径が小さくなりすぎる恐れは少ない。
実施形態に係るプロテクタ10によると、車体側から電線を引き入れる案内口24と、ドア60内に電線を引き出す引出口32と、案内口24と引出口32との間で電線を余長吸収可能に、且つ電線にループ部72が形成されるように巻いて収容可能な収容空間とが形成されたプロテクタ本体部20と、プロテクタ10内部に電線が巻かれて収容された際に、プロテクタ本体部20のうち巻かれた電線のループ部72に取り囲まれる領域に設けられ、電線が案内口24から案内口24に沿った案内方向に引き出され、案内方向に沿ってループ部72が小さくなる途中でループ部72と当接可能な当接部50と、を備える。このため、電線が案内口24から引き出された際に、ループ部72が案内方向に沿って小さくなる途中で当接部50と当接することによって、ループ部72の曲率半径が局所的に小さくなりすぎることを抑制することができる。これにより、電線を巻いて収容可能なプロテクタ10において、電線の引出収容の際に電線が傷ついてしまうことを抑制することができる。
特に、同サイズの1周巻くタイプのプロテクタ10で、余長吸収量を大きくするには、最も電線が引出された際のループ部72をなるべく小さく設定することが考えられる。しかしながら、開状態のループ部72の大きさの設定値が小さくなるにつれて、ループ部72の曲率半径が小さくなりすぎ易くなる。この際に、電線がプロテクタ10内に最も長く収容された状態(閉状態)におけるループ部72の中心よりも案内口24側に当接部50が形成されていると、プロテクタ10が、最も小さい状態の(開状態の)ループ部72が最も大きい状態の(閉状態の)ループ部72に比べて半分程度となるまで小さくなるような、曲率半径が小さくなりすぎやすいプロテクタ10である場合でも、ループ部72の曲率半径が局所的に小さくなりすぎることを抑制することができる。
また、当接部50は、電線が引き出されることで縮小するループ部72に押圧される方向に弾性変形可能に形成されているため、電線が引き出されている際に電線のうちループ部72と当接部50との当接点近傍に応力が集中することを抑制することができる。また、引き出された電線がプロテクタ10内に収容される際に、当接部50がループ部72を押すことによって、電線がスムーズにプロテクタ10内に収容され、電線が座屈することを抑制することができる。これらにより、電線を巻いて収容可能なプロテクタ10において、電線の引出収容の際に電線が傷ついてしまうことを抑制することができる技術を提供することを目的とする。また、当接部50が弾性変形可能に形成されていると、弾性変形可能でない場合に比べて、開状態のループ部72をより小さくすることができることによって余長吸収量が大きくなり、プロテクタ10を小型化できる。
また、当接部50は、一端がプロテクタ本体部20に連なると共に他端が自由端となるように形成された円弧状片52を含み、円弧状片52の凸面56aが案内方向に沿って案内口24と反対側を向いているため、ループ部72が当接部50と当接する際に、当接部50の凸面56aと当接するため、滑らかに当接可能となる。また、簡易な形状で、弾性変形可能な当接部50を設けることができる。また、プロテクタ本体部20と当接部50とを一体成型することが容易となる。
また、案内口24の延在方向と引出口32の延在方向とが交差するように形成されているため、プロテクタ10の外寸を小さくすることができる。
{変形例}
実施形態において、当接部50が円弧状片52を含むものとして説明したがこのことは必須ではない。例えば、当接部は、円筒状又は円柱状等に形成されていてもよい。好ましくは、当接部50は、湾曲面を有し、湾曲部の凸になっている面がループ部72に当接される側を向いているとよい。
また、実施形態において、当接部50が弾性変形可能に形成されているものとして説明したがこのことは必須ではない。例えば、円弧状片の円弧状部が収容部40に起立して形成されるなどして当接部が弾性変形可能でなくてもよい。また、当接部50が弾性変形可能である場合でも、当接部50が、一端が固定され、他端が自由端の円弧状片52によって弾性変形可能であることは必須ではない。例えば、当接部は、バネ又はゴム等の弾性部材を有していてもよい。
また、実施形態において、案内口24の延在方向と引出口32の延在方向とが交差しているものとして説明したが、このことは必須ではない。つまり、案内口の延在方向と引出口の延在方向とが平行であってもよい。
また、実施形態において、案内口24は案内部22に設けられるものとして説明したが、このことは必須ではない。例えば、案内口は、収容部40に設けられていてもよい。同様に、実施形態において、引出口32は引出部30に設けられるものとして説明したが、このことは必須ではない。例えば、引出口は、収容部40に設けられていてもよい。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 プロテクタ
20 プロテクタ本体部
22 案内部
24 案内口
30 引出部
32 引出口
40 収容部
50 当接部
52 円弧状片
60 ドア
70 電線(電線束)
72 ループ部
74 交差部
80 取付部材
90 外装部材
100 プロテクタ付電線

Claims (7)

  1. 車体からドアに配策される電線に取り付けられ、ドア内に収められるプロテクタであって、
    水平方向に延在し車体側から電線を引き入れる案内口と、鉛直方向上方側に延在しドア内に電線を引き出す引出口と、前記案内口と前記引出口との間で電線を余長吸収可能に、且つ前記電線にループ部が形成されるように巻いて収容可能な収容空間とが形成されたプロテクタ本体部と、
    前記プロテクタ本体部の内部に前記電線が巻かれて収容された際に、前記プロテクタ本体部のうち巻かれた前記電線の前記ループ部に囲まれる領域に設けられ、前記電線が前記案内口から前記案内口に沿った案内方向に引き出され、前記案内方向に沿って前記ループ部が小さくなる途中で前記ループ部と当接可能な当接部と、
    を備え、
    前記当接部は、前記電線が前記プロテクタ本体部の内部に最も長く収容された状態における前記ループ部の中心よりも前記案内口側に、凸面が前記案内方向に沿って前記案内口と反対側を向くように形成された円弧状片を含む、プロテクタ。
  2. 請求項1に記載のプロテクタであって、
    前記当接部は、前記電線が引き出されることで縮小するループ部に押圧される方向に弾性変形可能に形成されている、プロテクタ。
  3. 請求項2に記載のプロテクタであって、
    前記円弧状片は、一端が前記プロテクタ本体部に連なると共に他端が自由端となるように形成されている、プロテクタ。
  4. 請求項1に記載のプロテクタであって、
    前記当接部は、弾性変形不可に形成されている、プロテクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のプロテクタであって、
    前記円弧状片の上端の高さ方向に沿った位置が、前記案内口を有する案内部の両側の壁部の間の位置に位置する、プロテクタ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のプロテクタであって
    前記プロテクタ本体部に収容される電線のうち前記案内口に向けて延びる部分と前記引出口に向けて延びる部分とが交差している部分を交差部とした場合に、
    記プロテクタ本体部には、前記交差部から前記案内口側に延びる電線が収められる溝部と、前記交差部から前記引出口側に延びる電線が載る傾斜部とが設けられている、プロテクタ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のプロテクタと、
    前記プロテクタ本体部に巻かれて収容され、両端部が前記案内口及び前記引出口からそれぞれ外方に延出する電線と、
    を備える、プロテクタ付電線。
JP2015032865A 2015-02-23 2015-02-23 プロテクタ及びプロテクタ付電線 Active JP6451396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015032865A JP6451396B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 プロテクタ及びプロテクタ付電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015032865A JP6451396B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 プロテクタ及びプロテクタ付電線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016155412A JP2016155412A (ja) 2016-09-01
JP6451396B2 true JP6451396B2 (ja) 2019-01-16

Family

ID=56824766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015032865A Active JP6451396B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 プロテクタ及びプロテクタ付電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6451396B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7418384B2 (ja) * 2021-12-14 2024-01-19 矢崎総業株式会社 プロテクタ
JP2023158431A (ja) * 2022-04-18 2023-10-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 ドアトリム、車両用ドア及び配策構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4134647B2 (ja) * 2002-09-11 2008-08-20 住友電装株式会社 ワイヤハーネス用スプールプロテクタ
EP1818221B1 (de) * 2006-02-13 2008-06-18 Delphi Technologies, Inc. Leitungsstrang

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016155412A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5084019B2 (ja) ワイヤハーネスプロテクタ
JP4706408B2 (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP6451396B2 (ja) プロテクタ及びプロテクタ付電線
JP2018074837A (ja) プロテクタ及びそれを備えたワイヤハーネス
JP4754972B2 (ja) ドアハンドル装置
JP5556604B2 (ja) ワイヤーハーネス
JP6774713B2 (ja) 内装部材
JP4297375B2 (ja) スライドドア用給電装置
JP2014045608A (ja) プロテクタ
JP6940313B2 (ja) ワイヤハーネス保護部材及びその製造方法
JP2006117054A (ja) ワイヤハーネス配索構造
US11351937B2 (en) Protector and routing unit
JP2017011847A (ja) 保護チューブ付ワイヤハーネス、プロテクタ付ワイヤハーネス及び保護チューブ
JP2012166650A (ja) ワイヤーハーネス配索構造部
JP2009268163A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP5422287B2 (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタ
JP2019110617A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2006166640A (ja) ケーブル保護カバー
JP5190704B2 (ja) 保持具
JP5239055B2 (ja) 保持具
JP6701235B2 (ja) 収納装置付き車両
JP5504490B1 (ja) 遊技機用配線保持構造
JP2004104948A (ja) ワイヤハーネス用スプールプロテクタ
JP6149803B2 (ja) 電線モジュール
JP3813520B2 (ja) 継電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6451396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150