JP6451286B2 - 物品搬送システム - Google Patents

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本発明は、上流側搬送装置から物品を取り上げて下流側搬送装置上へと物品を移載する物品搬送システムに関する。
回転ベース部の周縁に沿って配置される吸着パッドを円軌道に沿って移動し、上流側の供給コンベヤから吸着パッドで物品を取り上げ、供給コンベヤに直交する下流側の排出コンベヤに順次物品を移載する物品移載装置が知られている(特許文献1)。同構成において、吸着パッドは回転ベース部に対し自転可能とされ、移載時、物品が回転しないように吸着パッドを回転ベース部に対して自転させることができる。これにより、縦長の物品を取り扱う場合、供給コンベヤにおいて長手方向を搬送方向に向けて一列に整列された物品を、移載先の排出コンベヤでは搬送方向に短手方向(幅方向)を向けて一列に整列させることができる。
特許第5438873号公報
同構成において両コンベヤを吸着パッドの周速度に合わせて連続運転する場合、物品の載置ピッチ(物品同士の中心間距離)は両コンベヤにおいて等しくなる。そのため物品の短手方向を搬送方向に一致させる排出コンベヤ側では、物品同士の間の距離が開いてしまう。これにより排出コンベヤ下流側のカートニングマシンにおいて複数の物品をまとめて箱詰めするような場合、排出コンベヤ上の物品の載置ピッチを詰めるための機構を別途設ける必要がある。
一方、移載時に載置ピッチを詰めて物品を排出コンベヤに載置することも考えられる。同方法としては、例えば排出コンベヤ上に物品を一定間隔で整列させるための桟を設け、排出コンベヤの搬送速度を吸着パッドの周速度よりも遅く設定して桟同士の間に物品を載置する方法が考えられる。しかし、この方法では、吸着パッドと排出コンベヤの速度が異なるため、載置時に物品には速度差に起因する衝撃が加わる。衝撃を小さく抑えるには速度差を小さくする必要があり、物品のアスペクト比が大きい場合に採用することは困難である。
また、別の方法としては、排出コンベヤの搬送速度を供給コンベヤの搬送速度よりも遅く設定するとともに、回転ベース部の回転速度を可変とし、吸着パッドの周速度を供給コンベヤ側では、供給コンベヤの搬送速度に合わせ、排出コンベヤ側では排出コンベヤの搬送速度に合わせることが考えられる。しかし、同方法では回転ベース部の回転制御やその機構が複雑になる。また回転ベース部の加減速にも限界があるため必ずしも有効に利用できるとは限らない。
本発明は、物品移載装置を備えた物品搬送システムにおいて、簡単な構成で供給コンベヤと排出コンベヤにおける載置ピッチを異ならせることを課題としている。
本発明の物品搬送システムは、複数の物品を取り上げ位置に向けて順次搬送する第1搬送手段と、載置位置で順次に載置される複数の物品を前記第1搬送手段の搬送方向に交差する方向に向けて搬送する第2搬送手段と、所定間隔で設けられた複数の保持ヘッドを有し、当該各保持ヘッドを前記取り上げ位置と載置位置を含む循環移動経路に沿って移動させる移載手段とを備え、取り上げ位置で取り上げた物品を載置位置に載せ置くことにより、第1搬送手段から第2搬送手段へと物品を移載する物品搬送システムにおいて、第2搬送手段は、当該第2搬送手段の搬送方向と載置位置を通過する際の各保持ヘッドの移動方向とが所定角度だけ傾斜するように配置されていることを特徴としている。
また、物品は例えば長手方向を有する形状を呈し、物品は長手方向を第1搬送手段の搬送方向に向けた姿勢で第1搬送手段上を搬送され、移載手段は、保持ヘッドを鉛直軸周りに回転させる回転機構を有し、物品が長手方向を第2搬送手段の搬送方向に直交する方向に向けた姿勢で第2搬送手段上を搬送されるように物品を回転して移載する。
本発明によれば、物品移載装置を備えた物品搬送システムにおいて、簡便な構成で供給コンベヤと排出コンベヤにおける載置ピッチを異ならせることができる。
本発明の第1実施形態の物品搬送システムのレイアウトを示す平面図である。 保持ヘッドが移載位置にあるときの図1の物品移載装置のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態の物品搬送システムのレイアウトを示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、物品移載装置を備えた本発明の第1実施形態の物品搬送システムのレイアウトを示す部分的な平面図である。
第1実施形態の物品搬送システム10は、物品移載装置11、供給コンベヤ12(第1搬送手段)、排出コンベヤ(第2搬送手段)14を備える。物品移載装置11は、供給コンベヤ12上を搬送される物品Sを排出コンベヤ14上に移載する装置であり、物品Sを保持するための所定数(例えば12個)の保持ヘッドH1〜H12を備える。第1実施形態において、保持ヘッドH1〜H12は、円形の循環移動経路CP1に沿って略等間隔で配置され、所定の速度で循環移動される。
図1に例示されるレイアウトでは、供給コンベヤ12と排出コンベヤ14は、その搬送方向が互いに略直交するように配置される。供給コンベヤ12は、循環移動経路CP1の1本の接線に沿って配置され、この接線と循環移動経路CP1の接点において、保持ヘッドH1〜H12により物品Sが供給コンベヤ12から取り上げられる(取り上げ位置P1)。なお、保持ヘッドH1〜H12の周速度(接線方向速度)Vtと供給コンベヤ12の搬送速度V1は、取り上げ位置P1において略等しくなるように設定される。
一方、排出コンベヤ14は、その搬送方向が保持ヘッドH1〜H12の進行方向、すなわち循環移動経路CP1の接線方向に対して所定角度θ(0°<θ<90°)をなすように配置され、排出コンベヤ14の上流部は循環移動経路CP1の下に配置される。すなわち、排出コンベヤ14の搬送方向の中心線と循環移動経路CP1の交点近傍において、保持ヘッドH1〜H12から物品Sが排出コンベヤ14へと受け渡される(載置位置P2)。なお角度θは、約35°〜55°の範囲が好ましいが、本実施形態ではθ=60°の場合を例示する。
供給コンベヤ12の上流側には例えば横ピロー包装機(図示せず)が接続される。物品Sは、横ピロー包装機において個包装された後、長手方向を搬送方向に向けて供給コンベヤ12に供給され、供給コンベヤ12上において所定の載置ピッチPt1で1列に整列される。供給コンベヤ12は一定の搬送速度V1で連続運転され、物品Sは載置ピッチPt1で取り上げ位置P1に向けて順次搬送される。物品Sは、取り上げ位置P1において保持ヘッドH1〜H12により供給コンベヤ12から順次取り上げられ、循環移動経路CP1に沿って図中反時計回りに排出コンベヤ14に向けて移送される。このとき保持ヘッドH1〜H12は自転され、例えば物品Sの向きが取り上げ位置P1における向きに維持される。
載置位置P2は、保持ヘッド(H1〜H12)が循環移動経路CP1に沿って取り上げ位置P1から角度φ反時計回りに回転された位置にあり、θ=60°のとき、φ=150°(=θ+90°)となる。排出コンベヤ14は、供給コンベヤ12の搬送速度V1よりも遅い一定の搬送速度V2で連続運転される。物品Sは、供給コンベヤ12の載置ピッチPt1よりも狭い載置ピッチPt2で短手方向を搬送方向に向け一列に整列されて下流のカートニングマシン(不図示)へと搬送される。
ここで排出コンベヤ14の搬送速度V2は、保持ヘッドH1〜H12に保持される物品Sの載置位置P2における搬送速度V2方向への速度成分に等しくなるように設定される。ここで載置位置P2における保持ヘッドH1〜H12(物品S)の搬送速度V2方向への速度成分はVt・cosθなので、V2=Vt・cosθとされる。前述したように保持ヘッドH1〜H12の周速度Vtは、供給コンベヤ12の搬送速度V1に等しく設定されるので、搬送速度V1、V2、保持ヘッドH1〜H12の周速度(接線方向速度)Vt、角度θの間には、V1=Vt、かつV2=V1・cosθの関係が成立する。
また、載置位置P2において、保持ヘッドH1〜H12(物品S)は、排出コンベヤ14の幅方向(搬送方向に垂直な方向)に速度成分Vt・sinθを有する。そのため物品Sを排出コンベヤ14に受け渡すとき、物品Sが排出コンベヤ14の幅方向へずれ、排出コンベヤ14から飛び出す可能性がある。そのため本実施形態では、排出コンベヤ14の載置位置P2周辺において、循環移動経路CP1に対し載置位置P2よりも下流側に位置する排出コンベヤ14の側辺(図1では排出コンベヤ14の下側の側辺)に、飛び出し防止ガイド16を設ける。これにより保持ヘッドH1〜H12から受け渡される物品Sが、載置位置P2において排出コンベヤ14の幅方向へずれるのが防止される。
次に図2を参照して、本実施形態の物品移載装置(移載手段)11の構成について説明する。図2は、図1のA−A線に沿った物品移載装置11の断面図である。
物品移載装置11は、基台などの固定部にベアリング20を介して略鉛直に軸支され、回転軸Xの周りに回転するシャフト22を備える。シャフト22はギヤトレーン24を介してモータ26に接続され、モータ26によって所望の回転速度で回転駆動される。シャフト22の上端には円盤状の回転プレート28が設けられ、シャフト22とともに一体的に回転される。回転プレート28の外周部には、保持ヘッドH1〜H12の各々に対応する外軸30が、ブッシュ32を介して略直立して軸支され、その上下方向への移動はブッシュ32により規制される。
外軸30には、例えばスプライン加工などが施された内軸34が外軸30の各々の下端から嵌挿され、内軸34は、外軸30に対して昇降自在、かつ共まわりするように接続される。そして内軸34の下端には、保持ヘッドH1〜H12がそれぞれ設けられる。
内軸34は、所定の高さにおいて、ブッシュ36により回転自在に軸支されるとともにブッシュ36に対する上下方向の移動が規制される。内軸34の各々に係合するブッシュ36は、それぞれアーム38を介してカムフォロワ40に連結される。カムフォロワ40は、基台等に固定されるステイ42に固定された固定プレート44に保持される昇降カム46にそれぞれ係合する。なお、固定プレート44とシャフト22の間にはブッシュ45が介装される。
昇降カム46は、回転軸Xの周りに同心的にその全周に亘り設けられ、昇降カム46は、保持ヘッドH1〜H12の上下動を制御する。すなわち、モータ26により回転プレート28が回転されると、外軸30、内軸34、保持ヘッドH1〜H12、カムフォロワ40が、一体的に回転軸Xの周りに回転される。そして、外軸30、内軸34およびその先端に設けられた保持ヘッドH1〜H12は、後述する自転機構により自転し、内軸34および保持ヘッドH1〜H12は、更に昇降カム46の形状に沿って上下動される。
保持ヘッドH1〜H12には、その先端に物品Sの頂面に当接して物品Sを負圧により吸着する吸着パッド48が設けられる。外軸30の各々の上端は、エア配管50を介して負圧源(図示せず)に接続され、保持ヘッドH1〜H12における吸引は、エア配管50に連通される外軸30、内軸34内に設けられた吸引経路(図示せず)を通して行われる。なおエア配管50は、ロータリジョイント52を介して外軸30に接続され、外軸30の自転によりエア配管50が捩じられるのが防止される。
なお、外軸30の自転は、例えばシャフト22の上端に、シャフト22と一体的に回転するセンタープーリ54を設けるとともに、外軸30の各々にセンタープーリ54と同じ歯数を有する上下一対のプーリ56、58を一体的に設け、これらをタイミングベルトで連結することにより行われる。例えば、センタープーリ54と12本の外軸30の中の1本の外軸の下側プーリ56とをタイミングベルトでまず連結する。そして、当該外軸の上側プーリ58を隣(例えば搬送方向上流側)の外軸の上側プーリ58に別のタイミングベルトで連結し、同様に下側プーリ、上側プーリと順次交互に次の外軸の上下プーリにそれぞれタイミングベルトを掛け回す。本実施形態のようにセンタープーリ54と、外軸30の上下プーリ56、58の歯数を同じにする場合、保持ヘッドの方向は常に同じ方向を向くため、物品は供給コンベヤ12上を搬送されたままの姿勢を維持したまま排出コンベヤ14へと移送される。
以上のように、第1実施形態によれば、等速回転される物品移載装置に対する排出コンベヤの配置および搬送速度を調整するだけで、供給コンベヤと排出コンベヤにおける載置ピッチを異ならせることができる。これにより移載装置の回転速度の設定幅も広く取ることができ、排出コンベヤへの物品載置時の衝撃も緩和できる。
次に図3を参照して、本発明の第2実施形態の物品搬送システム60について説明する。第1実施形態の物品移載装置11では、保持ヘッドH1〜H12の循環移動経路が円形軌道であったが、第2実施形態では、この循環移動経路の形状が第1実施形態とは異なる。なお、その他の構成に関しては、第1実施形態と略同様であり、同一の構成に関しては同一参照符号を用いその説明を省略する。
図3は、第2実施形態の物品搬送システム60のレイアウトを示す部分的な平面図である。図3に示されるように、第2実施形態の物品搬送システム60も第1実施形態と同様に、供給コンベヤ12と排出コンベヤ14を備え、物品は第2実施形態の物品移載装置(移載手段)61により、供給コンベヤ12から排出コンベヤ14へと移載される。
物品移載装置61の循環移動経路CP2は、例えばトラックフィールド形状(角丸長方形)であり、第1、第2半円移動経路C1、C2と、両半円移動経路C1、C2を結ぶ第1、第2直線移動経路L1、L2から構成される。循環移動経路CP2は、例えば無端ベルトやチェーンなどで構成され、同径路CP2に沿って所定間隔で配置される例えば14個の保持ヘッドH1〜H14を備える。
図3において、循環移動経路CP2の第1半円移動経路C1は、図面右上に配置され、第2半円移動経路C2は左下に配置される。すなわち循環移動経路CP2の長辺は供給コンベヤ12の搬送方向に対して角度α傾けて配置される。また供給コンベヤ12は、循環移動経路CP2の長辺(第1、第2直線移動経路L1、L2)と約αの角度をなす第1半円移動経路C1の接線に沿って配置される。供給コンベヤ12上を搬送される物品Sは、この接線と第1半円移動経路C1の接点において保持ヘッドH1〜H14により取り上げられる(取り上げ位置P3)。
保持ヘッドH1〜H14により取り上げられた物品は、第1半円移動経路C1に沿って反時計回りに移送され、その後、第1直線経路L1に沿って第2半円移動経路C2に向けて移送される。第1直線経路L1は、途中排出コンベヤ14上を横切り、このとき移送中の物品Sを排出コンベヤ14に順次受け渡す(載置位置P4)。その後保持ヘッドH1〜H14は、第2半円移動経路C2に沿って反時計回りに移送され、第2直線移動経路L2を経て再び第1半円移動経路C1へと至り、取り上げ位置P3において物品Sを供給コンベヤ12から取り上げる。なお、第2実施形態において、排出コンベヤ14の搬送方向は、例えば供給コンベヤ12の搬送方向に直交するように配置され、排出コンベヤ14は、その搬送方向が循環移動経路CP2の進行方向(第1直線移動経路L1に沿った方向)に対して角度θ(=90°−α)をなすように配置される。
供給コンベヤ12は、搬送速度V1で連続運転され、物品Sは供給コンベヤ12上を載置ピッチPt1で搬送される。搬送速度V1は、第1、第2半円移動経路C1、C2における保持ヘッドH1〜H14の周速度Vtに等しく設定される。一方、排出コンベヤ14は、搬送速度V1よりも遅い搬送速度V2で連続運転され、排出コンベヤ14上において、物品Sは載置ピッチPt1よりも狭い載置ピッチPt2で搬送される。なお、保持ヘッドH1〜H14が第1半円移動経路C1を移動する間、保持ヘッドH1〜H14は、例えばモータ等により各々自転され保持ヘッドH1〜H14に保持された物品Sは供給コンベヤ12上における向きを維持したまま第1直線移動経路L1へと移送される。
ここで搬送速度V2は、載置位置P4における保持ヘッドH1〜H14(物品S)の排出コンベヤ14の搬送方向への速度成分に等しく設定されるが、第1、第2直線経路L1、L2における保持ヘッドH1〜H14の進行方向への速さは、周速度Vtの絶対値に等しいので、排出コンベヤ14の搬送速度V2=Vt・cosθとされる。すなわち、第1実施形態と同様に、搬送速度V1、V2、保持ヘッドH1〜H14の周速度(接線方向速度)Vt、角度θの間には、V1=Vt、かつV2=V1・cosθの関係が成立する。
また、載置位置P4において、保持ヘッドH1〜H14(物品S)は、排出コンベヤ14の幅方向(搬送方向に垂直な方向)に速度成分Vt・sinθを有する。そのため第1実施形態と同様に、物品Sを排出コンベヤ14に受け渡すときに、物品Sが排出コンベヤ14から飛び出さないように、排出コンベヤ14の載置位置P4周辺において、循環移動経路CP2に対し載置位置P4よりも下流側に位置する排出コンベヤ14の側辺(図1では排出コンベヤ14の下側の側辺)に飛び出し防止ガイド16を設ける。これにより保持ヘッドH1〜H14から受け渡される物品Sが、載置位置P4において排出コンベヤ14の幅方向へずれるのが防止される。
以上のように第2実施形態においても、第1実施形態と略同様の効果が得られる。また第2実施形態の構成では、第1実施形態に比べ、所望の条件(例えば、V1=Vt、かつV2=V1・cosθ)が成立するレイアウトの選択肢が増え、設計の自由度が高くなる。
なお、本実施形態の保持ヘッドの数は一例であり、保持ヘッドの数は本実施形態よりも多くても少なくてもよい。また、循環移動経路の形状は第1、第2実施形態の形状に限定されるものではなく、任意の曲線および直線の組み合わせから構成されてもよい。
本実施形態では、供給コンベヤの搬送方向と排出コンベヤの搬出方向を略垂直に配置したが、供給コンベヤの搬送方向と循環経路の接線方向がなす角と、排出コンベヤの搬送方向が循環経路の接線方向となす角が異なればよく、両コンベヤの搬送方向は必ずしも直交している必要はない。また、各保持ヘッドの自転の割合も本実施形態に限定されるものではなく、供給側コンベヤ、排出側コンベヤにおいて物品の載置ピッチが変更されていれば、各コンベヤにおける物品の向き(長手方向の向き)は本実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、排出コンベヤにおける載置ピッチを、供給コンベヤの載置ピッチよりも縮小したが、本実施形態における排出コンベヤ、物品移載装置、供給コンベヤの運転を各々逆転させ、載置ピッチを拡大させる構成とすることもできる。なお、第2実施形態では、無端ベルトあるいはチェーンなどの無端搬送体を用いて保持ヘッドを循環移動経路上を移動させたが、無端搬送体は、これらに限定されるものではない。
10、60 物品搬送システム
11、61 物品移載装置(移載手段)
12 供給コンベヤ(第1搬送手段)
14 排出コンベヤ(第2搬送手段)
16 飛び出し防止ガイド
20 ベアリング
22 シャフト
24 ギヤトレーン
26 モータ
28 回転プレート
30 外軸
32、36 ブッシュ
34 内軸
38 アーム
40 カムフォロワ
42 ステイ
44 固定プレート
45 ブッシュ
46 昇降カム
48 吸着パッド
50 エア配管
52 ロータリジョイント
CP1、CP2 循環移動経路
H1〜H14 保持ヘッド
P1、P3 取り上げ位置
P2、P4 載置位置
S 物品

Claims (2)

  1. 複数の物品を取り上げ位置に向けて順次搬送する第1搬送手段と、
    載置位置で順次に載置される前記複数の物品を前記第1搬送手段の搬送方向に交差する方向に向けて搬送する第2搬送手段と、
    所定間隔で設けられた複数の保持ヘッドを有し、当該各保持ヘッドを前記取り上げ位置と前記載置位置を含む循環移動経路に沿って移動させる移載手段とを備え、
    前記取り上げ位置で取り上げた物品を前記載置位置に載せ置くことにより、前記第1搬送手段から前記第2搬送手段へと物品を移載する物品搬送システムにおいて、
    前記第2搬送手段は、当該第2搬送手段の搬送方向と前記載置位置を通過する際の前記各保持ヘッドの移動方向とが所定角度だけ傾斜するように配置されている
    ことを特徴とする物品搬送システム。
  2. 前記物品は長手方向を有する形状を呈し、前記物品は前記長手方向を前記第1搬送手段の搬送方向に向けた姿勢で前記第1搬送手段上を搬送され、
    前記移載手段は、前記保持ヘッドを鉛直軸周りに回転させる回転機構を有し、前記物品が前記長手方向を前記第2搬送手段の搬送方向に直交する方向に向けた姿勢で前記第2搬送手段上を搬送されるように前記物品を回転して移載する
    ことを特徴とする請求項1に記載の物品搬送システム。
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