JP6451223B2 - 汚れ防止装置、画像形成装置および画像形成システム - Google Patents

汚れ防止装置、画像形成装置および画像形成システム Download PDF

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Description

本発明は、汚れ防止装置、画像形成装置および画像形成システムに関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムへ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接又は間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙に画像を形成する。
また、上記画像形成装置の前段および後段に、連帳ロール紙や折り畳み紙等の連続した用紙(以下、「長尺紙」と言う)を給紙する給紙装置と、画像形成装置により画像が形成された長尺紙を収納する排紙装置とをそれぞれ接続した画像形成システムが実用化されている。
上記画像形成システムでは、裏面がシールとなったラベルロール紙が長尺紙として多く使われている。このラベルロール紙は、離型材を塗布した基材の上に、裏面(離型材に対応する面)に糊を被覆した剥離シートを付着させたものである。剥離シートは、表面に画像が形成された後、基材から剥がして目的物に貼り付けて使用される。
ところで、ラベルロール紙が定着ニップを通過する際、当該定着ニップによる加圧力が大きく、また、加熱によってラベルロール紙の糊が軟化するため、当該ラベルロール紙の端部から糊がはみ出てしまう場合があった。この場合、はみ出した糊が定着ニップを形成する定着部材(例えば、定着ローラー、定着ベルト、加圧ローラー)に付着して当該定着部材を汚してしまうという問題があった。
特許文献1には、粘着剤層の外縁を粘着シートおよび剥離シートの外縁の内側に位置させることによって、プリンタで印刷する際の粘着剤のはみ出しを防止する技術が開示されている。
特許文献2には、紫外線硬化型粘着シートを切断した後、当該粘着シートの切断部位を紫外線硬化することによって、当該切断部位の粘着剤の脱落およびはみ出しを防止する技術が開示されている。
特開2007−178874号公報 特開2002−338904号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、ラベルロール紙の端部を切断することによって当該ラベルロール紙の用紙幅を任意に変更したい場合には適用することができないという問題があった。また、上記特許文献2に記載の技術では、紫外線によって硬化しない粘着シートを使用した場合、当該粘着シートの切断部位から粘着剤の脱落、はみ出しが生じることを防止できないという問題があった。
本発明は、ラベルロール紙に定着処理を施す際、当該ラベルロール紙に含まれる糊で定着部材が汚れることを防止することが可能な汚れ防止装置、画像形成装置および画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明に係る汚れ防止装置は、
裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部を備え
前記ラベルロール紙を狭持して搬送するニップは、前記端部押圧部の下流側に設けられ、前記ニップの前記ラベルロール紙に対する押圧力は、前記端部押圧部の前記ラベルロール紙に対する押圧力より低い
本発明に係る汚れ防止装置は、
裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部を備え、
前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
前記押圧ローラーの外径は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が小さい。
本発明に係る汚れ防止装置は、
裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部を備え、
前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
前記押圧ローラーの硬度は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が低い。
本発明に係る汚れ防止装置は、
裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が大きくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部と、
前記端部押圧部の押圧により前記ラベルロール紙の端部からはみ出した前記糊を除去する除去部とを備え
前記ラベルロール紙を狭持して搬送するニップは、前記端部押圧部の下流側に設けられ、前記ニップの前記ラベルロール紙に対する押圧力は、前記端部押圧部の前記ラベルロール紙に対する押圧力より低い
本発明に係る汚れ防止装置は、
裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が大きくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部と、
前記端部押圧部の押圧により前記ラベルロール紙の端部からはみ出した前記糊を除去する除去部とを備え、
前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
前記押圧ローラーの外径は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が大きい。
本発明に係る汚れ防止装置は、
裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が大きくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部と、
前記端部押圧部の押圧により前記ラベルロール紙の端部からはみ出した前記糊を除去する除去部とを備え、
前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
前記押圧ローラーの硬度は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が高い。
本発明に係る画像形成装置は、
上記汚れ防止装置を備え、前記ラベルロール紙に画像を形成する。
本発明に係る画像形成システムは、
ラベルロール紙を給紙する給紙装置と、
上記画像形成装置と、
前記画像形成装置により前記画像が形成された前記ラベルロール紙を収納する排紙装置とを備える。
本発明によれば、ラベルロール紙に定着処理を施す際、当該ラベルロール紙に含まれる糊で定着部材が汚れることを防止することができる。
本実施の形態における画像形成システムの全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態における端部押圧部の配置位置を説明する図である。 本実施の形態における端部押圧部の構成を示す図である。 本実施の形態における端部押圧部および除去部の構成を示す図である。 本実施の形態における除去部の構成の変形例を示す図である。 本実施の形態における端部押圧部の構成の変形例を示す図である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成システム100の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成システム100が備える画像形成装置2の制御系の主要部を示す。画像形成システム100は、図1において太線で示す長尺紙P、または所定の紙サイズにカットされた用紙(「カット紙」とも言う)Sを記録媒体として使用し、長尺紙Pまたは用紙S上に画像を形成するシステムである。ここで、長尺紙Pとは、その搬送方向において例えば、画像形成装置2の本体幅を超える長さを有する用紙である。本実施の形態では、長尺紙Pとして、離型材を塗布した基材の上に、裏面(離型材に対応する面)に糊を被覆した剥離シートを付着させたラベルロール紙が使用される。剥離シートは、表面に画像が形成された後、基材から剥がして目的物に貼り付けて使用される。以下の説明では、長尺紙Pをラベルロール紙Pと言う。
図1に示すように、画像形成システム100は、長尺紙Pの搬送方向(以下、「用紙搬送方向」とも言う)に沿って上流側から、給紙装置1、画像形成装置2および排紙装置3が接続されて構成される。給紙装置1および排紙装置3は、ラベルロール紙P上に画像を形成する場合に使用される。
給紙装置1は、画像形成装置2へラベルロール紙Pを給紙する装置である。給紙装置1の筐体内では、図1に示すように、ロール状のラベルロール紙Pが支持軸に巻回されて回転可能に保持されている。給紙装置1は、支持軸に巻回されたラベルロール紙Pを、複数の搬送ローラー対(例えば、繰り出しローラー、給紙ローラー等)を経由して、一定の速度で画像形成装置2へ搬送する。給紙装置1の給紙動作は、画像形成装置2が備える制御部101によって制御される。
なお、給紙装置1において、ラベルロール紙Pは、必ずしもロール状に保持されている必要はなく、所定サイズ(例えば、210[mm]×1200[mm])の複数のラベルロール紙Pが保持されていても良い。
画像形成装置2は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置2は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、給紙装置1から給紙されたラベルロール紙P、または、給紙トレイユニット51a〜51cから送出された用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置2には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置2は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部101を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備える。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置2の各ブロック等の動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいてラベルロール紙Pまたは用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部101から入力される表示制御信号に従って、各種の操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種の入力操作を受け付けて、操作信号を制御部101に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部101の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、およびドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム径が80[mm]のアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
制御部101は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度で回転させる。
帯電装置414は、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分現像方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424およびベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に体積抵抗率が8〜11[logΩ・cm]である高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部101からの制御信号によって回転駆動される。なお、中間転写ベルト421については、導電性および弾性を有するものであれば、材質、厚さおよび硬度を限定しない。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421からラベルロール紙Pまたは用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、ラベルロール紙Pまたは用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像がラベルロール紙Pまたは用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、ラベルロール紙Pまたは用紙Sの裏面側(二次転写ローラー424と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像はラベルロール紙Pまたは用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写されたラベルロール紙Pまたは用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)を採用しても良い。
定着部60は、ラベルロール紙Pまたは用紙Sの定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、ラベルロール紙Pまたは用紙Sの裏面(定着面と反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、ラベルロール紙Pまたは用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきたラベルロール紙Pまたは用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、ラベルロール紙Pまたは用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材又は裏面側支持部材からラベルロール紙Pまたは用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されていても良い。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62および定着ローラー63を有する(ベルト加熱方式)。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とに所定のベルト張力(例えば、40[N])で張架されている。
定着ベルト61は、例えば、基体として厚さ80[μm]のPI(ポリイミド)を用い、基体の外周面を弾性層として厚さ250[μm]の耐熱性のシリコンゴム(硬度JIS−A30°)で被覆し、さらに、表層(離型層)に厚さ70[μm]の耐熱性樹脂であるPFA(パーフルオロアルコキシ)のコーティングをしている。定着ベルト61の外径寸法は例えば100[mm]である。定着ベルト61は、トナー像が形成されたラベルロール紙Pまたは用紙Sに接触して、当該トナー像をラベルロール紙Pまたは用紙Sに定着温度(例えば、160〜200[℃])で加熱定着する。ここで、定着温度とは、ラベルロール紙Pまたは用紙S上のトナーを溶融するのに必要な熱量を供給しうる温度であり、画像形成されるラベルロール紙Pまたは用紙Sの紙種等によって異なる。
加熱ローラー62は、加熱源(ハロゲンヒーター)を内蔵し、定着ベルト61を加熱する。加熱源によって加熱ローラー62が加熱され、その結果、定着ベルト61が加熱される。加熱源の温度は、定着ベルト61の温度が設定温度である180[℃]となるように制御部101によって制御される。加熱ローラー62の外径寸法は、例えば50[mm]である。
定着ローラー63は、例えばアルミニウム等からなる円柱状の芯金の外周面に、シリコンゴム等からなる弾性層(例えば厚さ:10[mm])と、PTFE等のフッ素系樹脂からなる表層(例えば厚さ:70[μm])とが順に積層形成された構成を有する。定着ローラー63の外径寸法は、例えば40[mm]である。定着ローラー63の駆動制御(例えば、回転のオン/オフ、周速度等)は、制御部101によって行われる。制御部101は、定着ローラー63を時計回り方向に回転させる。定着ローラー63が回転することにより、定着ベルト61および加熱ローラー62は、時計回り方向に従動回転する。
下側定着部60Bは、裏面側支持部材である加圧ローラー64を有する(ローラー加圧方式)。加圧ローラー64は、例えば鉄等からなる円柱状の芯金の外周面に、シリコンゴム等からなる弾性層と、PFAチューブからなる表層が順に積層形成された構成を有する。加圧ローラー64の外径寸法は、例えば40[mm]である。加圧ローラー64は、圧接離間部(図示せず)により定着ベルト61を介して定着ローラー63に所定の定着荷重(例えば、1000[N])で圧接される。圧接離間部は、公知の構成を有し、定着ベルト61と加圧ローラー64とを互いに圧接または離間させる。このようにして、定着ベルト61と加圧ローラー64との間には、ラベルロール紙Pまたは用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。加圧ローラー64の駆動制御(例えば、回転のオン/オフ、周速度等)および圧接離間部の駆動制御は、制御部101によって行われる。制御部101は、加圧ローラー64を反時計回り方向に回転させる。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53aを含む複数の搬送ローラー対を有する。レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部は、用紙Sまたはラベルロール紙Pの傾きおよび片寄りを補正する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。画像形成部40においては、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。また、給紙装置1から画像形成装置2へ給紙されたラベルロール紙Pは、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像がラベルロール紙Pの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成されたラベルロール紙Pまたは用紙Sは、搬送ローラー対(排紙ローラー対)52aを備えた排紙部52により排紙装置3に搬送される。
排紙装置3は、画像形成装置2から搬送されてきたラベルロール紙Pを巻き取って収納する装置である。排紙装置3の筐体内では、例えば、図1に示すように、ラベルロール紙Pが支持軸に巻回されてロール状に保持される。そのために、排紙装置3は、画像形成装置2から搬送されてきたラベルロール紙Pを、複数の搬送ローラー対(例えば、繰り出しローラー、排紙ローラー)を経由して、一定の速度で支持軸に巻き取る。排紙装置3の巻き取り動作は、画像形成装置2が備える制御部101によって制御される。
ところで、ラベルロール紙Pが定着ニップを通過する際、当該定着ニップによる加圧力が大きく、また、加熱によってラベルロール紙Pの糊が軟化するため、ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまう場合があった。この場合、はみ出した糊が定着ニップを形成する定着部材(本実施の形態では、定着ベルト61および加圧ローラー64)に付着して当該定着部材を汚してしまうという問題があった。
そこで、本実施の形態では、図3に示すように、ラベルロール紙Pの用紙搬送方向(図中の矢印B方向)において、定着部60の上流側かつ画像形成部40の下流側に端部押圧部80が設けられている。端部押圧部80は、用紙搬送方向に直交する用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの両端部(左端部および右端部)にそれぞれ設けられる。端部押圧部80は、ラベルロール紙Pの端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラー82,84を有する。
押圧ローラー82,84は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるようにラベルロール紙Pの端部を押圧する。図4Aは、押圧ローラー82,84およびラベルロール紙Pの縦断面図を示している。図4Aに示すように、押圧ローラー82,84の外径は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側(d2)より中央部側(d1)の方が小さい。この構成により、基材P1と剥離シートP3との間に位置する糊P2は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側から中央部側に押し込まれるため、糊P2の量は当該端部側で少なくなる。その結果、ラベルロール紙Pが定着ニップを通過する際、ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうこと、ひいては、はみ出した糊によって定着部材を汚してしまうことを防止することができる。ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうことをより効果的に防止する観点からは、ラベルロール紙Pの用紙搬送方向における端部押圧部80の下流側に設けられ、ラベルロール紙Pを狭持して搬送するニップ(例えば、定着ニップ)のラベルロール紙Pに対する押圧力は、端部押圧部80のラベルロール紙Pに対する押圧力より低いことが好ましい。
図4Bは、押圧ローラー82,84の構成の変形例を示している。図4Bに示すように、押圧ローラー82,84は、例えばアルミニウム等からなる芯金82Aの外周面に、シリコンゴム等からなる弾性層82Bが形成された構成を有する。芯金82A,84Aの外径は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側(d4)より中央部側(d3)の方が小さい。すなわち、押圧ローラー82,84の硬度は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側より中央部側の方が低い。この構成により、基材P1と剥離シートP3との間に位置する糊P2は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側から中央部側に押し込まれるため、糊P2は当該端部側で少なくなる。その結果、ラベルロール紙Pが定着ニップを通過する際、ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうこと、ひいては、はみ出した糊によって定着部材を汚してしまうことを防止することができる。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、画像形成装置2は、裏面に糊P2を被覆した剥離シートP3を基材P1の上に付着させたラベルロール紙Pの用紙搬送方向において、未定着のトナー像をラベルロール紙P上に定着させる定着部60の上流側に設けられ、用紙搬送方向に直交する用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるようにラベルロール紙Pの端部を押圧する端部押圧部80を備える。
このように構成した本実施の形態によれば、基材P1と剥離シートP3との間に位置する糊P2は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側から中央部側に押し込まれるため、糊P2の量は当該端部側で少なくなる。その結果、ラベルロール紙Pが定着ニップを通過する際、ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうこと、ひいては、はみ出した糊によって定着部材を汚してしまうことを防止することができる。
なお、上記実施の形態では、端部押圧部80は、ラベルロール紙Pの用紙搬送方向における定着部60の上流側かつ画像形成部40の下流側に設けられている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、端部押圧部80は、ラベルロール紙Pの用紙搬送方向における画像形成部40の上流側に設けても良い。この場合、ラベルロール紙Pが二次転写ニップを通過する際、ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうことを防止することができる。ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうと、はみ出した糊が中間転写ベルト421に付着してベルトクリーニング装置426や感光体ドラム413に転移するため、定期的にサービスマンがベルトクリーニング装置426や感光体ドラム413を清掃する必要が生じる。ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうことをより効果的に防止する観点からは、ラベルロール紙Pの用紙搬送方向における端部押圧部80の下流側に設けられ、ラベルロール紙Pを狭持して搬送するニップ(例えば、二次転写ニップ)のラベルロール紙Pに対する押圧力は、端部押圧部80のラベルロール紙Pに対する押圧力より低いことが好ましい。
また、上記実施の形態では、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側から中央部側に押し込む構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部から糊P2をはみ出させ、はみ出した糊P2を回収するように構成しても良い。この場合の構成について、図5を参照して説明する。
押圧ローラー82,84およびラベルロール紙Pの縦断面図である図5Aに示すように、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの両端部(左端部および右端部)には、端部押圧部80として、ラベルロール紙Pの端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラー82,84が設けられる。押圧ローラー82,84は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの中央部側から端部側に向かって押圧力が小さくなるようにラベルロール紙Pの端部を押圧する。押圧ローラー82,84の外径は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側(d6)より中央部側(d5)の方が小さい。この構成により、基材P1と剥離シートP3との間に位置する糊P2は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの中央部側から端部側に押し込まれ、当該端部からはみ出る。はみ出した糊P2は、押圧ローラー82,84の外周面に付着する。押圧ローラー82,84の外周面に付着した糊P2は、当該外周面に当接するように設けられたスクレーパー92,94によって掻き取られる。図5Bは、図5Aの右方向から見た、押圧ローラー82,84およびラベルロール紙Pの縦断面図である。図5Bに示すように、ラベルロール紙Pの端部からはみ出した糊P2は、押圧ローラー82,84の外周面に付着した後、スクレーパー92,94と押圧ローラー82,84の外周面との当接位置まで運ばれ掻き取られる。以上のように、糊P2は、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側から押し出されるため、糊P2の量は当該端部側で少なくなる。その結果、ラベルロール紙Pが定着ニップを通過する際、ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうこと、ひいては、はみ出した糊によって定着部材を汚してしまうことを防止することができる。
なお、押圧ローラー82,84の外周面に付着した糊P2を除去する構成としては、図6に示すように、クリーニングウェブ97,99を押圧ローラー82,84の外周面に当接させ、糊P2をクリーニングウェブ97,99で拭き取る(除去する)ようにしても良い。押圧ローラー82,84の近傍には、クリーニングユニット96,98がそれぞれ設けられている。クリーニングユニット96は、紙または布等からなるクリーニングウェブ97をロール状に巻いた元巻部96Aと、元巻部96Aから繰り出されたクリーニングウェブ97を押圧ローラー82に圧接する押圧ローラー96Bと、クリーニング後のクリーニングウェブ97を巻き取る巻取部96Cとを有する。クリーニングユニット98は、紙または布等からなるクリーニングウェブ99をロール状に巻いた元巻部98Aと、元巻部98Aから繰り出されたクリーニングウェブ99を押圧ローラー84に圧接する押圧ローラー98Bと、クリーニング後のクリーニングウェブ99を巻き取る巻取部98Cとを有する。
また、図7に示すように、押圧ローラー82,84に加熱源としてのハロゲンヒーター110,112を内蔵させ、押圧ローラー82,84を加熱するように構成しても良い。この場合、糊P2が加熱されて軟化するため、ラベルロール紙Pの端部から、より多くの糊P2がはみ出る。すなわち、用紙幅方向におけるラベルロール紙Pの端部側において、糊P2の量は当該端部側でより少なくなる。その結果、ラベルロール紙Pが定着ニップを通過する際、ラベルロール紙Pの端部から糊がはみ出てしまうこと、ひいては、はみ出した糊によって定着部材を汚してしまうことをより効果的に防止することができる。
また、上記実施の形態において、ラベルロール紙Pの複数の用紙幅に対応するため、用紙幅方向における端部押圧部80の位置は変位可能であることが好ましい。例えば、ラベルロール紙Pの用紙幅を検知し、その検知結果に応じて端部押圧部80の位置を変位させる機構を設けても良いし、手動で端部押圧部80の位置を変位させる機構を設けても良い。また、複数の用紙幅のラベルロール紙Pのそれぞれについて、ラベルロール紙Pの端部に相当する位置に端部押圧部80を設けても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 給紙装置
2 画像形成装置
3 排紙装置
10 画像読取部
20 操作表示部
21 表示部
22 操作部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
60 定着部
61 定着ベルト
62 加熱ローラー
63 定着ローラー
64 加圧ローラー
71 通信部
72 記憶部
80 端部押圧部
82,84,96B,98B 押圧ローラー
82A,84A 芯金
82B,84B 弾性層
92,94 スクレーパー
96,98 クリーニングユニット
96A,98A 元巻部
96C,98C 巻取部
97,99 クリーニングウェブ
100 画像形成システム
101 制御部
102 CPU
103 ROM
104 RAM
110,112 ハロゲンヒーター
P 長尺紙(ラベルロール紙)
P1 基材
P2 糊
P3 剥離シート

Claims (8)

  1. 裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部を備え
    前記ラベルロール紙を狭持して搬送するニップは、前記端部押圧部の下流側に設けられ、前記ニップの前記ラベルロール紙に対する押圧力は、前記端部押圧部の前記ラベルロール紙に対する押圧力より低い、
    汚れ防止装置。
  2. 裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部を備え、
    前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
    前記押圧ローラーの外径は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が小さい、
    れ防止装置。
  3. 裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が小さくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部を備え、
    前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
    前記押圧ローラーの硬度は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が低い、
    れ防止装置。
  4. 裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が大きくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部と、
    前記端部押圧部の押圧により前記ラベルロール紙の端部からはみ出した前記糊を除去する除去部とを備え
    前記ラベルロール紙を狭持して搬送するニップは、前記端部押圧部の下流側に設けられ、前記ニップの前記ラベルロール紙に対する押圧力は、前記端部押圧部の前記ラベルロール紙に対する押圧力より低い、
    汚れ防止装置。
  5. 裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が大きくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部と、
    前記端部押圧部の押圧により前記ラベルロール紙の端部からはみ出した前記糊を除去する除去部とを備え、
    前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
    前記押圧ローラーの外径は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が大きい、
    れ防止装置。
  6. 裏面に糊を被覆した剥離シートを基材の上に付着させたラベルロール紙の用紙搬送方向において、未定着のトナー像を前記ラベルロール紙上に定着させる定着部の上流側に設けられ、前記用紙搬送方向に直交する用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側から中央部側に向かって押圧力が大きくなるように前記ラベルロール紙の端部を押圧する端部押圧部と、
    前記端部押圧部の押圧により前記ラベルロール紙の端部からはみ出した前記糊を除去する除去部とを備え、
    前記端部押圧部は、前記ラベルロール紙の端部を上下方向から押圧する上下一対の押圧ローラーを有し、
    前記押圧ローラーの硬度は、前記用紙幅方向における前記ラベルロール紙の端部側より中央部側の方が高い、
    れ防止装置。
  7. 請求項1〜の何れか1項に記載の汚れ防止装置を備え、前記ラベルロール紙に画像を形成する、
    画像形成装置。
  8. ラベルロール紙を給紙する給紙装置と、
    請求項に記載の画像形成装置と、
    前記画像形成装置により前記画像が形成された前記ラベルロール紙を収納する排紙装置とを備える、
    画像形成システム。
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