JP6450898B1 - 防災具兼座布団 - Google Patents

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【課題】地震災害発生時に安定的に被れて、確実に身体の大切な部位を守る防災具兼座布団を提供する。【解決手段】繋がった状態の一段目座布団と二段目座布団を二つ折りにして重ね合わせた構成の座布団本体であり、一段目座布団の表面に高密度ポリエチレンファイバー材の頭ガード板部を設け、一段目座布団に内蔵または頭ガード板部の背面下に略輪状の頭包囲紐部を設け、頭包囲紐部の左右にそれぞれ間隔を開けた適宣位置に先部位が外部に出る構成の各二本の顎紐延長部を設け、外部に出た顎紐延長部のそれぞれが接合した部位に連結する構成で、先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた顎紐部をそれぞれ設ける。二段目座布団の表面に高密度ポリエチレンファイバー材の背中ガード板部を設け、二段目座布団の左右の横側部位の適宣位置に先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた胴紐部を設けて、これらを一体形成したことを特徴とする防災具兼座布団。【選択図】図1

Description

本発明は、地震災害発生時に落下が予想される危険なガラスの破片から、頭と首及び背中を守る防災具として使い、平常時は座布団として使う防災具兼座布団に関するものである。
従来、地震災害発生時に座布団を、防災頭巾のようにして頭を守っていた。
尚、子供の手によってひもを引くだけで、瞬時に座布団が頭部を守るヘルメット状態に変わり、難を逃れた後は元に戻して避難所での暖を取る座布団として利用する防災座布団が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−263417号広報
地震災害発生時に、座布団を防災頭巾のようにして頭に被るのは、丸い頭の形状からして、単に顎紐を用いただけでは、使用中にずり落ちる可能性が高く、安定感に欠けるという問題がある、と共に高い位置から落下してくる刃物に匹敵する危険なガラスの破片を、確実に防ぐことはできなかった。
また、座布団仕様の防災具では、頭以外の身体の大切な部位である首及び背中を同時に守るのは不可能だった
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
繋がった状態の一段目座布団と二段目座布団を、二つ折りにして重ね合わせた構成の座布団本体であり、
該一段目座布団の表面に、高密度ポリエチレンファイバー材の頭ガード板部を設け、
該一段目座布団に内蔵または該頭ガード板部の背面下に、略輪状の頭包囲紐部を設け、該頭包囲紐部の左右にそれぞれ間隔を開けた適宣位置に、先部位が外部に出る構成の各二本の顎紐延長部を設け、外部に出た該各顎紐延長部のそれぞれが接合した部位に連結する構成で、先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた顎紐部をそれぞれ設ける。
該二段目座布団の表面に、上記の高密度ポリエチレンファイバー材の背中ガード板部を設け、該二段目座布団の左右の横側部位の適宣位置に、先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた胴紐部を設け、これらを一体形成する。
以上の構成よりなる防災具兼座布団。
従来不可能とされていた地震災害時に頭に被った座布団がずり落ちるのを防ぐことを、本発明により可能にし、使用者の負担が無く、安定した状態を長時間保つことができる。
本発明は、高い位置から落下してくる危険なガラスの破片から、命に係わる頭と首及び背中の部位を確実に守ることが出来て、避難所では座布団は勿論、敷布団として使える。
本発明の斜視図 本発明の防災具として使用した状態を示す斜視図 本発明の座布団として使用する際の裏側面斜視図 本発明の座布団として使用する際の表側面斜視図 本発明の防災具として使用準備段階の裏側面斜視図 本発明の防災具として使用準備段階の表側面斜視図
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)繋がった状態の一段目座布団(3)と二段目座布団(4)を、二つ折りにして重ね合わせた構成の座布団本体(2)である。
(ロ)座布団本体(2)は、大人用(縦横55cm位)と子供用(縦横35cm位)が有り、使用者や場所などの条件によりサイズの変更は可能とし、内詰は綿材又はポリエステル材などの弾力性を有するものであり、側地は綿材又はポリエステル材などを用いる。
(ハ)尚、以下は大人用サイズの防災具兼座布団(1)の形態を説明する。
(ニ)該一段目座布団(3)の表面(座布団として使用時は裏面、即ち椅子の座面又は畳などに接地する面)に、防弾チョッキに内蔵する高密度ポリエチレンファイバー材で略円形状(直径35cm位)の頭ガード板部(5)を、縫製又は接着剤などで設ける。
(ホ)該一段目座布団(3)に内蔵する構成で、頭に嵌るような略輪状(直径25cm位)の頭包囲紐部(6)を設ける。
(ヘ)又は、該頭ガード板部(5)の背面下の位置に、上記略輪状の該頭包囲紐部を、該一段目座布団(3)の表面に縫製又は接着剤などで設けても良い。
(ト)該頭包囲紐部(6)の左右にそれぞれ間隔(15cm位)を開けた適宣位置に、先部位が座布団本体(2)内部からはみ出して外部に出る構成で、逆八の字状に延びて先部位が相対方向に曲がって各先端が接合する構成の、各二本の顎紐延長部(7)をそれぞれ設ける。
(チ)該各顎紐延長部(7)の接合した部位に連結した構成で、先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた顎紐部(8)をそれぞれ設ける。
(リ)該二段目座布団(4)の表面(座布団として使用時は該一段目座布団3に接着する面)に、上記高密度ポリエチレンファイバー材で略長方形状(縦40cm位、横30cm位)の背中ガード板部(40)を、縫製又は接着剤などで設ける。
(ヌ)該二段目座布団(4)の左右の各横側部位付近の、該一段目座布団(3)と該二段目座布団(4)が繋がった位置を後部として、前部先端から後部へ向かって10cm位の適宣位置に、先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた胴紐部(9)をそれぞれ設ける。
(ル)該一段目座布団(3)の左右に、それぞれ横側先端適宣位置から中央部位へ向かって逆八の字状に部分的に限定分断する13cm位の切り込みを入れて、前部位と中部位と後部位の三部位に分断した構成にし、各中部位に略逆さ富士状の幅20cm位から幅30cm位に拡幅する構成の頭側面カバー部(20)を設ける。
(ヲ)該二段目座布団(4)の左右に、それぞれ前記胴紐部(9)を備えた前部位と他の後部位の二部位に部分的に限定分断する15cm位の切り込みを、それぞれが相対する方向へ横一文字状に入れて、各前部位に幅20cm位の胴カバー部(30)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明の防災具兼座布団(1)を使用する時は、平常時は図3・図4のように顎紐部(8)と胴紐部(9)を折り畳むようにして、座布団本体(2)の裏面側に接着した状態にして座布団として使う。
地震災害発生時には、まず座布団本体(2)を裏返して図3の状態にし、次に図1のように顎紐部(8)と胴紐部(9)を伸ばした状態にし、続いて図5・図6のように二つ折りにしていた一段目座布団(3)と二段目座布団(4)を開いた状態にする。
各顎紐部(8)をそれぞれ右手と左手に持ち、座布団本体(2)を背負うようにしながら頭ガード板部(5)が上にくる状態の一段目座布団(3)を頭に載せて、各顎紐部(8)を顔(K)の下で締めて面ファスナーで留める。この時、二段目座布団(4)は自然に背中(S)の位置に来ており、左右に垂れ下がった各胴紐部(9)をそれぞれ右手と左手に持って、胸(M)の前で締めて面ファスナーで留める。
以上で、図2のように防災具兼座布団(1)の装着が完了である。
避難時に万が一、割れたガラスの破片が高い位置から落下して、当たることがあったとしても、頭ガード板部(5)と背中ガード板部(40)が、身体に危害が及ぶのを確実に防いで何よりも大切な命を守ることができる。
そして、避難所では座布団は勿論、簡易敷布団として使える。
1防災具兼座布団 2座布団本体 3一段目座布団 4二段目座布団 5頭ガード板部 6頭包囲紐部 7顎紐延長部 8顎紐部 9胴紐部 20頭側面カバー部 30胴カバー部 40背中ガード板部 K顔 S背中 M胸 U腕 A足

Claims (3)

  1. 繋がった状態の一段目座布団と二段目座布団を、二つ折りにして重ね合わせた構成の座布団本体であり、
    該一段目座布団の表面に、高密度ポリエチレンファイバー材の頭ガード板部を設け、
    該一段目座布団に内蔵または該頭ガード板部の背面下に、略輪状の頭包囲紐部を設け、該頭包囲紐部の左右にそれぞれ間隔を開けた適宣位置に、先部位が外部に出る構成の各二本の顎紐延長部を設け、外部に出た該顎紐延長部のそれぞれが接合した部位に連結する構成で、先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた顎紐部をそれぞれ設ける。
    該二段目座布団の表面に、上記の高密度ポリエチレンファイバー材の背中ガード板部を設け、該二段目座布団の左右の横側部位の適宣位置に、先部位に脱着自在の面ファスナーを備えた胴紐部を設けて、これらを一体形成したことを特徴とする防災具兼座布団。
  2. 前記一段目座布団の左右に、それぞれ横側先端適宣位置から中央へ向かって逆八の字状に部分的に限定分断する切り込みを入れて、前部位と中部位と後部位をそれぞれ構成し、各中部位に頭側面カバー部を設けたことを特徴とする請求項1の防災具兼座布団。
  3. 前記二段目座布団の左右に、それぞれ前記胴紐部を備えた前部位と他の後部位の二部位に、部分的に限定分断する切り込みを、それぞれが相対する方向へ横一文字状に入れて、各前部位に胴カバー部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2の防災具兼座布団。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005350840A (ja) * 2004-06-12 2005-12-22 Masako Saito 乳幼児用防災頭巾
JP3201476U (ja) * 2015-09-28 2015-12-10 百合子 高浜 多目的クッション

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005350840A (ja) * 2004-06-12 2005-12-22 Masako Saito 乳幼児用防災頭巾
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