JP6449616B2 - 布帛および繊維製品および布帛の処理方法 - Google Patents
布帛および繊維製品および布帛の処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6449616B2 JP6449616B2 JP2014216289A JP2014216289A JP6449616B2 JP 6449616 B2 JP6449616 B2 JP 6449616B2 JP 2014216289 A JP2014216289 A JP 2014216289A JP 2014216289 A JP2014216289 A JP 2014216289A JP 6449616 B2 JP6449616 B2 JP 6449616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- fiber
- aromatic polyamide
- wholly aromatic
- meta
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
一方、発汗時の快適性を得る方法として、肌側に発生した汗を効率的に生地で吸い上げる方法が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
しかしながら、難燃性だけでなく洗濯耐久性のある吸汗性をも有する布帛はこれまであまり提案されていない。
その際、布帛の限界酸素指数LOIが26以上であることが好ましい。また、前記全芳香族ポリアミド繊維がメタ型全芳香族ポリアミド繊維であることが好ましい。かかるメタ型全芳香族ポリアミド繊維において結晶化度が15〜25%の範囲内であることが好ましい。また、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維を形成するメタ型全芳香族ポリアミドが、下記の式(1)で示される反復構造単位を含む芳香族ポリアミド骨格中に、反復構造の主たる構成単位とは異なる芳香族ジアミン成分、または芳香族ジカルボン酸ハライド成分を、第3成分として芳香族ポリアミドの反復構造単位の全量に対し1〜10mol%となるように共重合させたメタ型全芳香族ポリアミドであることが好ましい。
−(NH−Ar1−NH−CO−Ar1−CO)− ・・・式(1)
ここで、Ar1はメタ配位又は平行軸方向以外に結合基を有する2価の芳香族基である。
その際、第3成分となる芳香族ジアミンが式(2)、(3)、または芳香族ジカルボン酸ハライドが、式(4)、(5)であることが好ましい。
H2N−Ar2−NH2 ・・・式(2)
H2N−Ar2−Y−Ar2−NH2 ・・・式(3)
XOC−Ar3−COX ・・・式(4)
XOC−Ar3−Y−Ar3−COX ・・・式(5)
ここで、Ar2はAr1とは異なる2価の芳香族基、Ar3はAr1とは異なる2価の芳
香族基、Yは酸素原子、硫黄原子、アルキレン基からなる群から選ばれる少なくとも1種
の原子又は官能基であり、Xはハロゲン原子を表す。
また、布帛がさらに、セルロース繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリベズビスオキサゾール繊維、および全芳香族ポリエステル繊維から選択される少なくとも一つを含むことが好ましい。その際、前記セルロース系繊維が難燃レーヨンであることが好ましい。また、前記のセルロース系繊維またはポリエステル繊維またはアクリル繊維またはポリアミド繊維が難燃剤を含むことが好ましい。また、前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維が、パラフェニレンテレフタラミド繊維またはコパラフェニレン・3、4’オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の布帛を用いてなり、防護服、消防防火服、消防活動服、救助服、ワークウェア、警察制服、自衛隊衣服、および軍服からなる群より選択されるいずれかの繊維製品が提供される。
また、本発明によれば、全芳香族ポリアミド繊維を含む布帛に、粒子径が25〜200nmの範囲内であるポリエチレングリコール−アミノシリコーン共重合体を含む吸汗加工剤を付与することを特徴とする布帛の処理方法が提供される。
(イ)2g/Lの洗剤を使用し、浴比1:30で40℃、10分間洗濯する。
(ロ)脱水後、浴比1:30で常温、2分間水洗する。これを2回繰り返す。
(ハ)脱水後、風乾する。
ここで、メタ型全芳香族ポリアミド繊維とは、その繰返し単位の85モル%以上がm−フェニレンイソフタルアミドであるポリマーからなる繊維である。かかるメタ型全芳香族ポリアミドは、15モル%未満の範囲内で第3成分を含んだ共重合体であってもさしつかえない。
また、ポリ−m−フェニレンイソフタルアミドとアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩を混合する方法としては、溶媒中にポリ−m−フェニレンイソフタルアミドを混合、溶解し、それにアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩を溶媒に溶解する方法などが用いられそのいずれを用いてもよい。このようにして得られたドープは、従来から公知の方法により繊維に形成される。
−(NH−Ar1−NH−CO−Ar1−CO)− ・・・式(1)
ここで、Ar1はメタ配位又は平行軸方向以外に結合基を有する2価の芳香族基である。
H2N−Ar2−NH2 ・・・式(2)
H2N−Ar2−Y−Ar2−NH2 ・・・式(3)
XOC−Ar3−COX ・・・式(4)
XOC−Ar3−Y−Ar3−COX ・・・式(5)
ここで、Ar2はAr1とは異なる2価の芳香族基、Ar3はAr1とは異なる2価の芳香族基、Yは酸素原子、硫黄原子、アルキレン基からなる群から選ばれる少なくとも1種の原子又は官能基であり、Xはハロゲン原子を表す。
また、メタ型全芳香族ポリアミド繊維の残存溶媒量は、メタ型全芳香族ポリアミド繊維の優れた難燃性能を損なわない点および染料の表面偏在が起こり難く耐変褪色性も高い点で、0.1重量%以下であることが好ましい。
メタ型全芳香族ポリアミドポリマーの重合方法としては、特に限定する必要はなく、例えば特公昭35−14399号公報、米国特許第3360595号公報、特公昭47−10863号公報などに記載された溶液重合法、界面重合法を用いてもよい。
ここで用いられるアミド系溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキシドなどを例示することができるが、とくにN,N−ジメチルアセトアミドが好ましい。
紡糸・凝固工程においては、上記で得られた紡糸液(メタ型全芳香族ポリアミド重合体溶液)を凝固液中に紡出して凝固させる。
また、紡糸口金から紡出する際の紡糸液(メタ型全芳香族ポリアミド重合体溶液)の温度は、20〜90℃の範囲が適当である。
洗浄後の繊維は、温度270〜290℃にて乾熱処理を施し、上記の結晶化度および残存溶媒量の範囲を満たすメタ型全芳香族アラミド繊維を得ることができる。
より具体的な例としては、メタ型全芳香族ポリアミド繊維が50〜98質量%、ポリエステル繊維が2〜50質量%、セルロース系質量繊維が0〜50%の混率として染色性と快適性を併せ持つようにすることもできる。重視する性能に応じて比率を調整することができる。
ここで、前記吸汗加工剤としては、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレートの誘導体、ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体、水溶性ポリウレタンなどでもよいが、ポリエチレングリコール−アミノシリコーン共重合体が、全芳香族ポリアミド繊維との親和性がよく洗濯耐久性のある吸汗性が得られやすく好ましい。また、前記吸汗加工剤の粒子径は小さいほど全芳香族ポリアミド繊維に固着しやすいため好ましく、25〜200nmの範囲であることが好ましい。具体的な商品名としては、クインセッターPA−400(コタニ化学工業社製)が好ましい。
かかる布帛に染色加工が施されていることが好ましい。さらには、撥水剤、蓄熱剤、紫外線遮蔽あるいは制電剤、抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤等の機能を付与する他の各種加工を付加適用してもよい。
かくして得られた布帛において、目付けは、130〜260g/m2(より好ましくは、140〜220g/m2)であること好ましい。
かかる布帛は、難燃性だけでなく洗濯耐久性のある吸汗性をも有する。その際、布帛の限界酸素指数LOIとしては26以上であることが好ましい。
かかる繊維製品は前記の布帛を用いているので難燃性だけでなく洗濯耐久性のある吸汗性をも有する。
JIS L1096 E法に基づき、50mm以上燃え続けるのに必要な酸素濃度を限界酸素指数(LOI)とした。
原繊維を約8.0g採取し、105℃で120分間乾燥させた後にデシケーター内で放冷し、繊維質量(M1)を秤量する。続いて、この繊維について、メタノール中で1.5時間、ソックスレー抽出器を用いて還流抽出を行い、繊維中に含まれるアミド系溶媒の抽出を行う。抽出を終えた繊維を取り出して、150℃で60分間真空乾燥させた後にデシケーター内で放冷し、繊維質量(M2)を秤量する。繊維中に残存する溶媒量(アミド系溶媒質量)は、得られるM1およびM2を用いて、下記式により算出する。
残存溶媒量(%)=[(M1−M2)/M1]×100
得られた原繊維を用いて、捲縮加工、カットを行い、長さ51mmのステープルファイバー(原綿)を得た。
X線回折測定装置(リガク社製 RINT TTRIII)を用い、原繊維を約1mm径の繊維束に引きそろえて繊維試料台に装着して回折プロファイルを測定した。測定条件は、Cu−Kα線源(50kV、300mA)、走査角度範囲10〜35°、連続測定0.1°幅計測、1°/分走査でおこなった。実測した回折プロファイルから空気散乱、非干渉性散乱を直線近似で補正して全散乱プロファイルを得た。次に、全散乱プロファイルから非晶質散乱プロファイルを差し引いて結晶散乱プロファイルを得た。結晶化度は、結晶散乱プロファイルの面積強度(結晶散乱強度)と全散乱プロファイルの面積強度(全散乱強度)から、次式により求めた。
結晶化度(%)=[結晶散乱強度/全散乱強度]×100
洗濯は以下の方法により行った。すなわち、家庭用洗濯機を使用し、洗剤としてアタック(花王株式会社製)を用い、下記(イ)〜(ハ)の工程を1回として10回行った。
(イ)2g/Lの洗剤を使用し、浴比1:30で40℃、10分間洗濯する。
(ロ)脱水後、浴比1:30で常温、2分間水洗する。これを2回繰り返す。
(ハ)脱水後、風乾する。
洗濯10回後の試料について、JIS L1018A法(滴下法)による吸水速度を測定した。
メタ型全芳香族アラミド繊維は、次の方法で作成した。
特公昭47−10863号公報記載の方法に準じた界面重合法により製造した、固有粘度(I.V.)が1.9のポリメタフェニレンイソフタルアミド粉末20.0質量部を、−10℃に冷却したN−メチル−2−ピロリドン(NMP)80.0質量部中に懸濁させ、スラリー状にした。引き続き、懸濁液を60℃まで昇温して溶解させ、透明なポリマー溶液を得た。該ポリマー溶液に、ポリマー対比3.0質量%の2−[2H−ベンゾトリアゾール−2−イル]−4−6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール粉末(水への溶解度:0.01mg/L)を混合溶解させ、減圧脱法して紡糸液(紡糸ドープ)とした。
上記紡糸ドープを、孔径0.07mm、孔数500の紡糸口金から、浴温度30℃の凝固浴中に吐出して紡糸した。凝固液の組成は、水/NMP=45/55(質量部)であり、凝固浴中に糸速7m/分で吐出して紡糸した。
引き続き、温度40℃の水/NMP=45/55の組成の可塑延伸浴中にて、3.7倍の延伸倍率で延伸を行った。
延伸後、20℃の水/NMP=70/30の浴(浸漬長1.8m)、続いて20℃の水浴(浸漬長3.6m)で洗浄し、さらに60℃の温水浴(浸漬長5.4m)に通して十分に洗浄を行った。
洗浄後の繊維について、表面温度280℃の熱ローラーにて乾熱処理を施し、メタ型全芳香族アラミド繊維を得た。
得られたメタ型全芳香族アラミド繊維の物性は、繊度1.7dtex、残存溶媒量0.08質量%、結晶化度は19%であった。
その他の繊維原綿は下記の物を用いた。
ポリエステル繊維;帝人ファイバー製ポリエチレンテレフタレート繊維
レーヨン繊維;レンチング社製「LenzingFR(登録商標)」
パラ型アラミド繊維;テイジンアラミド社製「トワロン(登録商標)」
導電糸(ナイロン):ソルシア社製「NO SHOCK(登録商標)」
(導電性カーボン微粒子を練り込みナイロン導電糸)
吸汗加工剤(クインセッターPA−400:コタニ化学工業社製、ポリエチレングリコール−アミノシリコーン共重合体、粒子径25〜200nm))を用いて、処理した。
クインセッターPA−400(50g/L)に試験布を浸漬、圧搾、乾燥後に温度180℃、2分間の乾熱セットを施した。
浸漬工程:クインセッターPA−400を50g/L液を100L準備
圧搾工程:圧搾率<pick up率>=70%
乾燥工程:100℃で5分間処理
熱セット:180℃で2分間処理
メタ型全芳香族アラミド繊維(MA)(長さ51mm)、パラ型全芳香族ポリアミド(PA)(長さ50mm)、ポリエステル繊維(長さ38mm)(PE)、難燃レーヨン(Ry)(長さ51mm)の各ステープルファイバーを、MA/PA/PE/RY=55/5/15/25の比率で混紡した紡績糸40番手/双糸とし、織密度 経67本/25.4mm、緯56本/25.4mmで製織し、目付け170g/m2のツイル織物を得た。これを用いて常法により染色、仕上げ加工をした後、前記の吸汗加工を施し、洗濯10回後の吸水速度を測定した。結果を表1に示す。
紡績糸を、メタ型全芳香族ポリアミド(MA)、パラ型全芳香族ポリアミド(PA)、ナイロン導電糸(AS)を表1の混率で混紡した紡績糸に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示す。
紡績糸を、メタ型全芳香族ポリアミド(MA)、パラ型全芳香族ポリアミド(PA)、ポリエステル(PE)を表1の混率で混紡した紡績糸に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示す。
紡績糸を、メタ型全芳香族ポリアミド(MA)、パラ型全芳香族ポリアミド(PA)、難燃レーヨン(RY)を表1の混率で混紡した紡績糸に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示す。
使用した吸汗加工剤をポリエステル用吸汗加工剤(ナイスポールF―9160:日華化学製)に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示す。
紡績糸を、難燃レーヨン(RY)のみからなる紡績糸に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示す。
紡績糸を、ポリエステル(PE)のみからなる紡績糸に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行った。結果を表1に示す。
Claims (15)
- 全芳香族ポリアミド繊維を含む布帛であって、布帛に吸汗加工剤が付与されており、洗濯10回後におけるJIS L1018A法(滴下法)による吸水速度が10秒以下であり、前記吸汗加工剤が、粒子径が25〜200nmの範囲内であるポリエチレングリコール−アミノシリコーン共重合体であることを特徴とする布帛。
- 布帛の限界酸素指数LOIが26以上である、請求項1に記載の布帛。
- 前記全芳香族ポリアミド繊維がメタ型全芳香族ポリアミド繊維である、請求項1または請求項2に記載の布帛。
- 前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維の結晶化度が15〜25%の範囲内である、請求項3に記載の布帛。
- 前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維を形成するメタ型全芳香族ポリアミドが、下記の式(1)で示される反復構造単位を含む芳香族ポリアミド骨格中に、反復構造の主たる構成単位とは異なる芳香族ジアミン成分、または芳香族ジカルボン酸ハライド成分を、第3成分として芳香族ポリアミドの反復構造単位の全量に対し1〜10mol%となるように共重合させたメタ型全芳香族ポリアミドである、請求項3または請求項4に記載の布帛。
−(NH−Ar1−NH−CO−Ar1−CO)− ・・・式(1)
ここで、Ar1はメタ配位又は平行軸方向以外に結合基を有する2価の芳香族基である。 - 第3成分となる芳香族ジアミンが式(2)、(3)、または芳香族ジカルボン酸ハライドが、式(4)、(5)である請求項5に記載の布帛。
H2N−Ar2−NH2 ・・・式(2)
H2N−Ar2−Y−Ar2−NH2 ・・・式(3)
XOC−Ar3−COX ・・・式(4)
XOC−Ar3−Y−Ar3−COX ・・・式(5)
ここで、Ar2はAr1とは異なる2価の芳香族基、Ar3はAr1とは異なる2価の芳香族基、Yは酸素原子、硫黄原子、アルキレン基からなる群から選ばれる少なくとも1種の原子又は官能基であり、Xはハロゲン原子を表す。 - 前記メタ型芳香族ポリアミド繊維の残存溶媒量が0.1質量%以下である、請求項3〜6のいずれかに記載の布帛。
- 布帛がさらに、セルロース繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリベズビスオキサゾール繊維、および全芳香族ポリエステル繊維から選択される少なくとも一つを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の布帛。
- 前記セルロース系繊維が難燃レーヨンである、請求項8に記載の布帛。
- 前記のセルロース系繊維またはポリエステル繊維またはアクリル繊維またはポリアミド繊維が難燃剤を含む、請求項8に記載の布帛。
- 前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維が、パラフェニレンテレフタラミド繊維またはコパラフェニレン・3、4’オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維である、請求項1に記載の布帛。
- 布帛の目付けが130〜260g/m2の範囲内である、請求項1〜11のいずれかに記載の布帛。
- 布帛に染色加工が施されている、請求項1〜12のいずれかに記載の布帛。
- 請求項1〜13のいずれかに記載された布帛を用いてなり、防護服、消防防火服、消防活動服、救助服、ワークウェア、警察制服、自衛隊衣服、および軍服からなる群より選択されるいずれかの繊維製品。
- 全芳香族ポリアミド繊維を含む布帛に、粒子径が25〜200nmの範囲内であるポリエチレングリコール−アミノシリコーン共重合体を含む吸汗加工剤を付与することを特徴とする布帛の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014216289A JP6449616B2 (ja) | 2014-10-23 | 2014-10-23 | 布帛および繊維製品および布帛の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014216289A JP6449616B2 (ja) | 2014-10-23 | 2014-10-23 | 布帛および繊維製品および布帛の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016084548A JP2016084548A (ja) | 2016-05-19 |
JP6449616B2 true JP6449616B2 (ja) | 2019-01-09 |
Family
ID=55973339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014216289A Active JP6449616B2 (ja) | 2014-10-23 | 2014-10-23 | 布帛および繊維製品および布帛の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6449616B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020026595A (ja) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | 帝人株式会社 | 布帛および防護製品 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112976A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-21 | 東レ株式会社 | 合成繊維の改質方法 |
JP2703390B2 (ja) * | 1990-06-11 | 1998-01-26 | 帝人株式会社 | 芳香族ポリアミド繊維布帛 |
US7004978B2 (en) * | 2002-02-19 | 2006-02-28 | Matsumoto Yushi-Seiyaku Co., Ltd. | Treatment method for impacting properties of absorbing and releasing moisture to fiber |
JP4055848B2 (ja) * | 2002-09-27 | 2008-03-05 | 帝国繊維株式会社 | 改質処理したアラミド繊維布帛を用いた衣服 |
JP2004225956A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-12 | Teijin Fibers Ltd | 擬装材用布帛及び擬装材 |
JP2005082900A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Unitika Textiles Ltd | 衣料用繊維布帛の製造方法 |
JP5881284B2 (ja) * | 2010-10-18 | 2016-03-09 | 帝人フロンティア株式会社 | 布帛および繊維製品 |
EP2940202B1 (en) * | 2012-12-28 | 2017-02-01 | Teijin Limited | Heat-resistant fabric |
JP6072538B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-02-01 | 帝人株式会社 | 高ピリング性耐熱布帛 |
CA2960129C (en) * | 2014-09-03 | 2022-07-26 | Teijin Limited | Fabric and fiber product |
-
2014
- 2014-10-23 JP JP2014216289A patent/JP6449616B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016084548A (ja) | 2016-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6570703B2 (ja) | 着色した有機繊維および布帛および衣料および布帛の製造方法 | |
JP6388659B2 (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP6162463B2 (ja) | 紡績糸および布帛および衣料 | |
JPWO2018084040A1 (ja) | 布帛およびその製造方法および繊維製品 | |
JP2017201063A (ja) | 難燃性布帛および繊維製品 | |
JPWO2016060143A1 (ja) | 布帛およびその製造方法および繊維製品 | |
JP6619226B2 (ja) | 難燃抗菌性布帛および繊維製品 | |
JPWO2019194001A1 (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP6449616B2 (ja) | 布帛および繊維製品および布帛の処理方法 | |
JP6162462B2 (ja) | 紡績糸および布帛および衣料 | |
JP6185302B2 (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP2018188753A (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP6199603B2 (ja) | 布帛および衣料 | |
JP6196062B2 (ja) | 布帛および衣料 | |
JP2020002475A (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP6887220B2 (ja) | 難燃性布帛および繊維製品 | |
JP6643106B2 (ja) | 蓄熱性難燃布帛およびその製造方法および繊維製品 | |
JP2018184686A (ja) | 織物および繊維製品 | |
JP7444653B2 (ja) | 耐熱布帛および繊維製品 | |
JP6811632B2 (ja) | 繊維製品 | |
JP2021188196A (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP2017197852A (ja) | 難燃性布帛および繊維製品 | |
JP2023118159A (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP2019014994A (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP2020026598A (ja) | 織物および防護製品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170720 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6449616 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |