JP6448048B2 - オフセット草刈作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタに装着され、トラクタ側方に草刈り作業部をオフセットさせて草刈作業を行うオフセット草刈作業機であり、トラクタへの装着がクイックヒッチによって行える構成のオフセット草刈作業機に関するものである。
この種の草刈作業機の従来技術として、特開2012−191864号公報「草刈作業機」には、草刈作業機をクイックヒッチによってトラクタへ装着する例が開示されている。この例においては、クイックヒッチに脱着させるときの草刈り作業機の姿勢を保持するため、草刈作業部にスタンドを設けた構成となっている。
また、特開2010−279285号公報「草刈作業機」には、草刈作業機をクイックヒッチによってトラクタへ装着する例が開示されている。
特開2012−191864号公報 特開2010−279285号公報
クイックヒッチによってトラクタに容易に作業機を脱着することは、従来より知られている。クイックヒッチによって作業機を脱着するには、トラクタ側と作業機側の脱着部の係合部の位置関係をあらかじめ設定しておく必要がある。そのため、トラクタから作業機が外された状態では、係合部の位置が脱着姿勢となるように作業機側にスタンドを設けて保持している。しかし、草刈作業機が大型化するに伴い全体重量が大きくなるため、スタンド自体も大きくなるとともに剛性も増す必要があり、スタンドの重量も大きくなる。このため、スタンドの脱着を人力で容易に行うことができなくなる問題がある。
また、従来例の特許文献1の場合で説明すると、クイックヒッチ506(番号は公報に記載のものを引用した。以下同じ)によりトラクタ501と連結する場合、先ずクイックヒッチ506上部のトップフック507を作業機側のマストフレーム体111のトップピン113に係合させて掬い上げるように上昇させ、クイックヒッチ506の左右両下端部の係合部を作業機側のロアピン114を引き寄せ係合させ連結する。このため、クイックヒッチによる脱着時は、作業機側のトップピン113に対しロアピン114が後退した位置となるような前傾した姿勢となることが必要である。しかし、トラクタ側方に草刈り作業部をオフセットさせ草刈作業を行うオフセット草刈機の場合、トラクタと草刈作業部の間にオフセット機構部が位置するため、その間隔が一定以上離間する必要がある。このため、作業機側のトップピン113とロアピン114をクイックヒッチの装着位置にすると、草刈作業部の地上高が高くなりスタンドを使用している状態では重心が高く安定しない状態となる問題がある。
このため本発明の目的は、作業部をオフセットさせての作業が可能である草刈作業機であり、クイックヒッチにより容易にトラクタへの脱着が可能な構造で、脱着時のスタンド等の取扱が容易なオフセット草刈作業機を提供することにある。また、トラクタとの連結を解除した被作業時の状態において、重心が低く安定した姿勢で置くことができるオフセット草刈作業機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1の草刈作業機は、トラクタに装着され、トラクタ側方に草刈作業部をオフセットさせ草刈作業を行うオフセット草刈作業機において、草刈作業部を作業進行方向の左右へ移動させるためのオフセットフレームに対し、オフセットフレーム前端部に設けたトラクタへの装着用のクイックヒッチの係合用連結フレームが、オフセットフレームの前端部に設けられた進行方向と直交する水平方向の連結フレーム回動軸によって、係合用連結フレームの上方に位置しトラクタに装着させるためのトップピン部を前後に回動可能で、前記係合用連結フレームが、回動範囲の途中位置を含む最前傾位置から最後傾位置の間の少なくとも一つの位置で、回動を固定および固定解除可能に設けられていることを特徴としたオフセット草刈作業機を提案する。
請求項2の草刈作業機は、係合用連結フレームの上方のトップピン部の前後への回動範囲が変更可能であることを特徴とした請求項1記載のオフセット草刈作業機を提案する。
請求項3の草刈作業機は、係合用連結フレームの回動の固定および解除は、側面視において、係合用連結フレームに位置する連結フレーム回動軸から離間した位置で且つ係合用連結フレーム側に上下方向回動自在に設けた固定フックおよび牽制ストッパと、オフセットフレーム側に設けた進行方向と直交する水平方向の回動固定ピンとの係合及び係合解除により行われることを特徴とした請求項1又は2に記載のオフセット草刈作業機を提案する。
牽制ストッパとオフセットフレーム側に設けた回動固定ピンとの係合または係合解除により、係合用連結フレームの回動範囲が規制または規制が解除され、これにより係合用連結フレームの上方のトップピン部の連結フレーム回動軸を回転軸とした前後への回動範囲が規制または規制が解除されることを特徴とした請求項3に記載のオフセット草刈作業機を提案する。
請求項5の草刈作業機は、固定フックおよび牽制ストッパは、弾性体により回動方向に付勢可能に設けられていることを特徴とした請求項3又は4に記載のオフセット草刈作業機を提案する。
請求項6の草刈作業機は、トラクタとの連結を解除した被作業時の状態のときに、オフセット草刈機の姿勢を保持するために使用されるスタンドは、オフセットフレームに設けられていることを特徴とした請求項1から5のいずれか1項に記載のオフセット草刈作業機を提案する。
この発明によれば、クイックヒッチによってトラクタへの脱着ができるため、脱着作業が容易に行える。また、トラクタとの連結を解除した被作業時の状態において、重心が低く安定した姿勢で置くことができるため安全に格納できる。さらに、剛性のある大型のスタンドを必要としないため、取り扱いが容易であり、製造コストを低く抑えることができる。さらにまた、トラクタに対しオフセットフレーム前方部が上下に一定範囲回動可能な構造のため、起伏のある圃場等でも適切な草刈作業が行えるオフセット草刈作業機を提供できる。
本発明を実施したオフセット草刈作業機へクイックヒッチを係合させる直前の側面図である。 本発明を実施したオフセット草刈作業機へクイックヒッチを係合させ上昇させた状態の側面図である。 本発明を実施したオフセット草刈作業機へクイックヒッチを係合させ上昇させスタンドを収納し連結フレーム回動調整部を操作した状態の側面図である。 本発明を実施したオフセット草刈作業機の移動状態の一部省略した側面図。 本発明を実施したオフセット草刈作業機の作業状態の一部省略した側面図である。 本発明を実施したオフセット草刈作業機の平面図である。 本発明の連結フレーム回動調整部の要部平面図である。 回動調整レバーガイドを説明するための平面図である。 本発明のクイックヒッチを係合させる直前の連結フレーム回動調整部の要部側面図である。 本発明のクイックヒッチを係合させ上昇させた状態の連結フレーム回動調整部の要部側面図である。 本発明のオフセット草刈作業機を移動させるときの連結フレーム回動調整部の要部側面図である。 本発明を実施したオフセット草刈作業機の作業状態時の連結フレーム回動調整部の要部側面図である。
以下、本発明の実施例を図1乃至図12の図面に基づいて説明する。本説明は、図1に示すトラクタ1側である右方向を進行方向または前方側とし、左側を後方側として説明する。
本例に示すオフセット草刈作業機2は、トラクタ1の後方に設けたトラクタ3点リンク機構にクイックヒッチ3によって係合させ装着され、トラクタ1からの動力により草刈作業部21を駆動して使用されるものである。また、草刈作業部21は、トラクタ1に対して左右に移動可能に設けられていて、トラクタ1の後方片側側方に位置させての作業も可能であり、トラクタ1のタイヤで刈取り前の草を踏まずに前進刈取り作業が可能である。また、草刈作業部21は、進行方向と直行する方向の上下に回動可能に設けられていて、トラクタ1の側方が傾斜している法面の草刈作業を行うこともできる。
オフセット草刈作業機2は、トラクタ1への装着部である係合用連結フレーム4を前方側に設け、後方側に草刈作業部21を設けていて、この間にオフセット機構部を位置させ構成されている。オフセット機構部は、前方端に係合用連結フレーム4を連結するためのフロントフレーム201を設けていて、該フロントフレーム201から草刈作業部21側に角パイプ状のオフセットフレーム20を水平方向回動自在に延設させ、回動端側に草刈作業部21を水平方向回動自在に連結し、オフセットフレーム20は左右方向平行に2本設けられ、図6に示すように平面視平行リンクを形成して係合用連結フレーム4と連結したフロントフレーム201と草刈作業部21側が連結されている。係合用連結フレーム4は、正面視山型に構成されていて山型フレームの草刈作業部21を側方に移動させる側の一方側にフロントフレーム201が取付けられている。オフセットフレーム20が平行リンク状態に位置しているため、草刈作業部21を左右に移動させても草刈作業部21の方向は常に進行方向と直交する方向となる。草刈作業部21の左右への移動は、フロントフレーム201と一方のオフセットフレーム20との間に油圧または電動で伸縮作動するシリンダ200を架け渡し、シリンダ200を伸縮させることによりオフセットフレーム20を左右に回動させて移動させる。
クイックヒッチ3は、正面から見ると山型をなす鋼製のパイプで形成されていて、オフセット草刈作業機2側の係合用連結フレーム4上部に設けられたトップピン40を下から係止するフック状のトップフック30と、係合用連結フレーム4の下方の左右に設けた連結用ピンであるロワーピン41を係止する下部係合部32を左右に備え、下部係合部32は後方が開口しており、この開口部に係合用連結フレーム4の左右に設けたロワーピン41が係合する。開口部には係合したロワーピン41の抜けを阻止するロワーフック31が嵌脱自在に備えられている。また、トラクタ1側にはトラクタ1の3点リンク機構に装着するためのトップリンク10装着用トップリンクピン33とロワーリンク11装着用ロワーリンクピン34が備えられている。トップリンクピン33は、クイックヒッチ3の中央部上方の前方側に設けられ、ロワーリンクピン34は下方左右の前方側にそれぞれ左右に突設して設けられている。トラクタ1の3点リンク機構は、トラクタ1後方に設けられていて、上方中央部に設けたトップリンク10と下方左右に設けたロワーリンク11から成り、トップリンク10とロワーリンク11後端部に着脱自在に取付けられたクイックヒッチ3をトラクタ1側の操作により昇降させることができる。
クイックヒッチ3によってオフセット草刈作業機2をトラクタ1に装着するには、クイックヒッチ3を装着しているトラクタ1を後進させ、クイックヒッチ3の上部のフック状の係合部であるトップフック30でオフセット草刈作業機2側の係合用連結フレーム4の上方部に設けたトップピン40を3点リンク機構を上昇させ掬い上げる。図1は掬い上げる直前の状態を示している。掬い上げてさらに上昇させると、係合用連結フレーム4の下方の左右に設けた連結用ピンであるロワーピン41がクイックヒッチ3側に引き寄せられ、クイックヒッチ3の下部係合部32の開口部に係合する(図2)。係合後にロワーピン41の抜けを阻止するロワーフック31を係合させスタンド6を折畳み連結を完了する(図3)。
オフセット草刈作業機2を取り外す場合は、前記と逆の操作を行えばよく、スタンド6を立てて、クイックヒッチ3のロワーフック31を解除して、トラクタ1の3点リンク機構を下降させてクイックヒッチ3を下降させれば、簡単に係合用連結フレーム4のトップピン40と下部のロワーピン41がクイックヒッチ3から外れる。
スタンド6はオフセットフレーム20前方部に設けられていて、トラクタ1との連結が解除されたオフセット草刈作業機2は、草刈作業部21とスタンド6によってオフセットフレーム20前端部に設けた係合用連結フレーム4の着脱姿勢位置が安定して保持される。スタンド6は、パイプ状の鋼材で構成され、一方端に地面の当接面を有した板材が固着され、他端は、前記一方のオフセットフレーム20の前方側下方面に下方に突設して固着させた断面コ字状のスタンドブラケット60に嵌挿されて前後方向回動自在にスタンド回動軸61により取付けられている。スタンドブラケット60のスタンド回動軸61より下方部に平行に設けた貫通孔にスタンド固定ピン62を挿入してスタンド6の回動が固定される。スタンド6を使用しないときは、スタンド固定ピン62を抜いてスタンド6を後方に回動させ、オフセットフレーム20の後方側下方面に設けたサポートブラケット63に係合させ、これに設けた貫通孔とスタンド6側の貫通孔を重合させスタンド固定ピン62を差し込んでオフセットフレーム20に沿わせて収納する。
草刈作業部21は、トラクタ1進行方向と直交する水平方向の回転軸に放射状に複数の刈取り刃を揺動自在に設け、これを回転軸の上方を通過して前方から後方に掬い上げるように回転させ、雑草等を刈取りするとともに破砕する。刈取り刃回転軌跡外周上方部は、刈取り部カバーで覆われていて、切断された雑草等の飛散を防止するとともに刈取られた雑草等の一部を回転軸周りに持ち回らせてさらに細かく破砕するように設けられている。草刈作業部21後方下部にはゲージローラ210が圃場面に接地するように設けられていて、草刈作業部21の後方側の地上高さを保持する。ゲージローラ210は左右方向に延びる円筒状で草刈作業部21の左右の側板後方に左右端部を回転自在に保持されている。草刈作業部21の駆動は、草刈作業部21側方に設けたギヤボックス入力軸(図示せず)と係合用連結フレーム4に設けたトラクタ1からの動力の入力軸(図示せず)間をユニバーサルジョイント211にて連結し動力が伝達され駆動される。
クイックヒッチ3と係合される係合用連結フレーム4は、オフセットフレーム20に対して前後へ回動自在に設けられていて、回動は、オフセットフレーム20前端部のフロントフレーム201と前記係合用連結フレーム4との連結部に設けられている後述する連結フレーム回動調整部5によって規制及び規制が解除される構造となっている。フロントフレーム201と前記係合用連結フレーム4との連結は、フロントフレーム201の上方部に位置して備えられ、進行方向と直交する水平方向の連結フレーム回動軸202によって回動自在に連結され、係合用連結フレーム4はフロントフレーム201に対し連結フレーム回動軸202を回動軸とし前後に回動自在に連結されている。
フロントフレーム201の連結フレーム回動軸202の下方部は、進行方向に向けた平面部となっていて、係合用連結フレーム4の上方部が前方に回動して最前傾となった時に係合用連結フレーム4下方側が当接して回動が阻止される。一方、係合用連結フレーム4上方が後方側に回動したときは、フロントフレーム201の連結フレーム回動軸202の上方部に連結フレーム回動軸202と平行に設けたストッパーピン203に係合用連結フレーム4側が当接すると回動が阻止され、係合用連結フレーム4の最後傾位置となる。
前記連結フレーム回動調整部5は、前記係合用連結フレーム4の回動範囲において、係合用連結フレーム4の回動範囲を規制することや回動を固定するためのものである。連結フレーム回動調整部5は、フロントフレーム201に設けられ連結フレーム回動軸202より離間した下方部に連結フレーム回動軸202と平行に設けた回動固定ピン50と、係合用連結フレーム4側に設けられていて連結フレーム回動軸202と平行のフック回動軸53に上下方向回動自在にそれぞれ取付けられた固定フック51と牽制ストッパ52と、これらを操作する固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55と、牽制ストッパ操作レバー55と牽制ストッパ52を連結するバネ56と各レバーをガイドする回動調整レバーガイド57で構成される。
固定フック51は、側面視L字状となっていて、角部にフック回動軸53への取付孔が設けられ、後方側に向けた両端部はそれぞれ内側に向けたフック状に形成され、それぞれ上下方向に回動すると前記回動固定ピン50に係合できる形状となっている。また、固定フック51には、固定フックレバー54がフック回動軸53と直交する方向の上方に向け取付けられていて、上方の回動調整レバーガイド57のガイド孔に挿入されガイドされている。固定フックレバー54はピアノ線材等の撓みが許容できる線材で構成され、固定フック51への取付基部側には捩じりコイル状に形成した部分が設けられ、固定フック51に対し固定フックレバー54が回動方向に弾性をもって取付けられている。
牽制ストッパ52は、平板状で一端側にフック回動軸53への取付孔が設けられ、後方側に向けた他端の回動端縁は前記回動固定ピン50との当接面となっていて、当接面端縁は回動円と同心円の円弧状部と円弧状部より外側に突設したストッパ部を設けた形状となっている。牽制ストッパ52には、丸棒状の牽制ストッパ操作レバー55がフック回動軸53と直交する方向の上方に向け取付けられていて、上方の回動調整レバーガイド57のガイド孔に挿入されガイドされている。牽制ストッパ操作レバー55の牽制ストッパ52との取付基部は、双方に差し込まれたコイルバネ56を介して連結されていて、牽制ストッパ52に対し牽制ストッパ操作レバー55は回動方向に弾性をもって取付けられている。
図7は、連結フレーム回動調整部5の要部平面図である。フロントフレーム201の後方側には、オフセットフレーム20とシリンダ200が回動自在に取付けられている。また、その前方側に連結フレーム回動軸202と回動固定ピン50,50が備えられ、連結フレーム回動軸202の両端部は、フロントフレーム201に平面部を左右方向に向け左右相対して垂設した板状部に設けたボス部に挿入され回動自在に保持されている。また、該左右相対して垂設した板状部に設けたボス部の間には、係合用連結フレーム4の回動ボス42が位置して同じく連結フレーム回動軸202に挿入されている。これにより、フロントフレーム201に対し係合用連結フレーム4は回動可能に連結されている。係合用連結フレーム4の回動ボス42の両端側からは、回動ボス42と直交して板面を左右方向に向けた板状フレーム43,43が平行に前方側に延設され、前端部には片側のロワーピン41が板状フレーム43,43に架け渡されて板状フレーム43,43間に設けられている。回動ボス42とロワーピン41との間には、前記固定フック51と牽制ストッパ52とフック回動軸53が備えられている。フック回動軸53は、板状フレーム43,43に直交した水平方向に架け渡されて固着されたフック回動軸ボス44に回動自在に挿入され、端部がそれぞれフック回動軸ボス44端部より突設している。該突設したフック回動軸53の両端部の板状フレーム43,43左右外側部には、牽制ストッパ52,52がそれぞれ固着して設けられていて、後方側の回動端側は回動して回動固定ピン50,50に係合可能となっている。また、フック回動軸53の一方の端部(本例においては図7の下方側)には固定フック51が牽制ストッパ52の外側に平行にフック回動軸53に対し回動自在に取付けられていて、回動すると回動端側が回動固定ピンに係合できるようになっている。
回動調整レバーガイド57は、固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55の操作位置を案内するためのものである。回動調整レバーガイド57の各レバーと直交する面には固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55が挿通されて案内される牽制ストッパ操作レバーガイド孔570と固定フックレバーガイド孔571が平行に隣り合わせで設けられている。牽制ストッパ操作レバーガイド孔570は、牽制ストッパ操作レバー55の操作方向の長穴状のガイド孔と各両端部に長穴と直交する方向に切欠き部が設けられ、牽制ストッパ操作レバー55を切欠き部に倒して位置させると、牽制ストッパ操作レバー55の操作が阻止された状態となる。また、固定フックレバーガイド孔571は、固定フックレバー54の操作方向の長穴状のガイド孔とその各両端部とその間の一か所に長穴と直交する方向に切欠き部が設けられ、固定フックレバー54を切欠き部に倒して位置させると、固定フックレバー54の操作が阻止された状態となる。
図8から図12に基づいて係合用連結フレーム4の回動状態における各レバーの操作位置を説明する。図9は、係合用連結フレーム4を最前傾させた状態の連結フレーム回動調整部5の要部側面図である。この状態はクイックヒッチ3を係合用連結フレーム4に係合させるときの状態(図1の状態)であり、係合用連結フレーム4がフロントフレーム201と前傾回動方向に当接し、回動固定ピン50に固定フック51の下フック511が係合し後傾回動方向が阻止された状態となっていて、係合用連結フレーム4は前傾した状態で回動が固定された状態である。この時、回動調整レバーガイド57の固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55の位置は、図8の(a)に示すそれぞれの位置となっていて、固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55は、牽制ストッパ操作レバーガイド孔570と固定フックレバーガイド孔571の前方端の切欠き部に位置させる。
図10は、クイックヒッチ3を係合用連結フレーム4に係合させて掬い上げてさらに上昇させ、係合用連結フレーム4の下方の左右に設けた連結用ピンであるロワーピン41がクイックヒッチ3側に引き寄せられ、クイックヒッチ3の下部係合部32の開口部に係合させ、係合後にロワーピン41の抜けを阻止するロワーフック31を係合させた状態(図3の状態)時の固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55の状態を示している。回動調整レバーガイド57の固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55の位置は、図8の(b)に示すそれぞれの位置となっていて、固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55は、牽制ストッパ操作レバーガイド孔570と固定フックレバーガイド孔571の後方端の切欠き部にそれぞれ位置させる。この時、牽制ストッパ52と固定フック51の回動端側はフロントフレーム201側に付勢されて当接した状態となっていて、固定フックレバー54はピアノ線材等の撓みが許容できる線材で構成され、固定フック51への取付基部側には捩じりコイル状に形成した部分が設けられ、固定フック51に対し固定フックレバー54が回動方向に弾性をもって取付けられていることにより、強制的に固定フックレバー54を固定フックレバーガイド孔571の後方端の切欠き部に固定フックレバー54の弾性力に抗して位置させることにより付勢される。この時、固定フック51の回動固定ピン50への係合は解除された状態となっている。また、牽制ストッパ操作レバー55は、牽制ストッパ52との取付基部が、双方に差し込まれたコイルバネ56を介して取り付けられていて、回動方向に弾性をもって連結されていることにより、強制的に牽制ストッパ操作レバー55を牽制ストッパ操作レバーガイド孔570の後方端の切欠き部にコイルバネ56の弾性力に抗して位置させることにより、牽制ストッパ52は付勢される。
この後、トラクタ1の3点リンク機構を下降させると、先ず草刈作業部21が接地して、さらに下降させていくとクイックヒッチ3と一体になっている係合用連結フレーム4が連結フレーム回動軸202を中心に後方に回動する。これによって、牽制ストッパ52と固定フック51の回動端側はフロントフレーム201側に付勢されて当接した状態で摺動しながら下方に回動して行き、フロントフレーム201側の回動固定ピン50にそれぞれ係合して図11に示す状態となる。図11の状態は、牽制ストッパ52の回動端側の端縁が回動固定ピン50に係合することで係合用連結フレーム4の前傾方向の回動を阻止し、固定フック51の上フック510と回動固定ピン50の係合により係合用連結フレーム4の後傾方向の回動が阻止された状態となる。これによって係合用連結フレーム4の回動は固定された状態となる。この係合用連結フレーム4の回動が回動範囲の途中位置で固定された状態は、図4に示すようにオフセット草刈作業機2を移動させるときに使用する。係合用連結フレーム4を最前傾位置より後方に起こした位置にすることで、トラクタ1の3点リンク機構を上昇させたときの草刈作業部21側の地上高を大きく取れる。
図12は、オフセット草刈作業機2で草刈作業を行う時の固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55及び固定フック51と牽制ストッパ52の状態を示したもので、回動調整レバーガイド57の各レバー位置は図8の(c)に示す状態で、牽制ストッパ操作レバー55は牽制ストッパ操作レバーガイド孔570の後方端の切欠き部に位置させ、牽制ストッパ52の回動端縁部を回動固定ピン50に係合させた状態とし、係合用連結フレーム4の前後回動範囲の前傾側の一部が規制された状態となっている。また、固定フックレバー54は、固定フックレバーガイド孔571の長穴状のガイド孔の途中に設けた切欠き部に位置させ、固定フック51がフロントフレーム201の回動固定ピン50に係合しない状態とさせている。この状態では、係合用連結フレーム4の回動が牽制ストッパ52の回動端縁部が回動固定ピン50と係合している位置から後側に回動が自由に行われる。係合用連結フレーム4の後方への回動は、連結フレーム回動軸202近傍の上方のフロントフレーム201に設けたストッパーピン203と係合用連結フレーム4側のフレームが回動することで当接して回動範囲が規制されている。草刈作業においては、圃場が平坦とは限らず、前後に起伏がある場合には、トラクタ1に対し草刈作業部21が上下に移動することにより圃場面に追従することができる。連結フレーム回動軸202を中心にクイックヒッチ3と一体になっている係合用連結フレーム4を作業中回動可能とさせることにより、草刈作業部21が圃場面に追従して適切な草刈作業が行われる。
次にこの発明のオフセット草刈作業機2の草刈作業について説明する。オフセット草刈作業機2の連結フレーム回動調整部5の固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55を回動調整レバーガイド57のガイド孔の前方端の切欠き部に位置させ、係合用連結フレーム4を前傾姿勢で固定する。そして、トラクタ1後方の3点リンク機構にクイックヒッチ3を装着して後進させ、クイックヒッチ3の上部のフック状の係合部であるトップフック30でオフセット草刈作業機2側の係合用連結フレーム4の上方部に設けたトップピン40を3点リンク機構を上昇させ掬い上げる。掬い上げてさらに上昇させると、係合用連結フレーム4の下方の左右に設けた連結用ピンであるロワーピン41がクイックヒッチ3側に引き寄せられ、クイックヒッチ3の下部係合部32の開口部に係合する。係合後にロワーピン41の抜けを阻止するロワーフック31を係合させスタンド6を折畳み連結させる。次に、回動調整レバーガイド57の固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55の位置をそれぞれのガイド孔の後方端の切欠き部にそれぞれ位置させる。この時、牽制ストッパ52と固定フック51の回動端側はフロントフレーム201側に付勢されて当接した状態となっている。
次に、トラクタ1の3点リンク機構を下降させ草刈作業部21を接地させ、さらに下降させていくとクイックヒッチ3と一体になっている係合用連結フレーム4が連結フレーム回動軸202を中心に後方に回動する。これによって、牽制ストッパ52と固定フック51の回動端側はフロントフレーム201側の回動固定ピン50にそれぞれ係合する。これによって係合用連結フレーム4の回動は回動範囲の途中の位置で固定された状態となる。この状態では、トラクタ1の3点リンク機構を上昇させると後方の草刈作業部21の地上高を大きく取れるので、オフセット草刈作業機2を移動させるときに使用する。オフセット草刈作業機2を装着後、トラクタPTO軸12と係合用連結フレーム4に設けた入力軸(図示せず)をユニバーサルジョイント(図示せず)で連結し、トラクタ1からの動力の取り出しができるようにする。
作業圃場に移動して草刈作業を行うには、回動調整レバーガイド57の各レバー位置は、牽制ストッパ操作レバー55は牽制ストッパ操作レバーガイド孔570の後方端の切欠き部に位置させ、牽制ストッパ52の回動端縁部を回動固定ピン50に係合させた状態とし、固定フックレバー54は、固定フックレバーガイド孔571の長穴状のガイド孔の途中に設けた切欠き部に位置させ、固定フック51がフロントフレーム201の回動固定ピン50に係合しない状態とさせる。この状態では、係合用連結フレーム4の回動が牽制ストッパ52の回動端縁部が回動固定ピン50と係合している位置から後側に回動が自由に行われ、前傾側の一部の回動範囲が規制された状態となっている。草刈作業においては、圃場に起伏があると、トラクタ1に対し草刈作業部21側が上下に移動しないと圃場面に追従することができない。連結フレーム回動軸202を中心にクイックヒッチ3と一体になっている係合用連結フレーム4を作業中回動可能とさせることにより、草刈作業部21が圃場面に追従して適切な草刈作業が行われる。
草刈作業部21をシリンダ200を伸縮させオフセットフレーム20を回動させて側方に移動させる。トラクタ1のPTO軸を回転させて草刈作業部21を駆動し、圃場面に下してトラクタを走行させると草刈作業が行われる。
草刈作業後に、トラクタ1からオフセット草刈作業機2を取り外すには、一旦、草刈作業部21を地上面に下し、固定フックレバー54と牽制ストッパ操作レバー55を回動調整レバーガイド57のガイド孔の前方端の切欠き部に位置させる。そして、トラクタ1の3点リンク機構を上昇させると、牽制ストッパ52と回動固定ピン50の係合が解除されるとともに、係合用連結フレーム4が前方側に回動して下方部がフロントフレーム201に当接する。そして固定フック51の下フック511が回動固定ピン50に係合し回動が固定される。クイックヒッチ3のロワーピン41の抜けを阻止するロワーフック31を解除して、スタンド6を下方に回動させ固定する。次に、3点リンク機構を下降させるとスタンド6が接地して係合用連結フレーム4のトップピン40と下部のロワーピン41がクイックヒッチ3から外れる。そしてトラクタ1のPTO軸と連結しているユニバーサルジョイントを外してオフセット草刈作業機2を取り外すことができる。
この発明は、トラクタ等の走行機後方に装着されて使用される草刈り作業をするための農業用機械に利用することができる。
1 トラクタ
10 トップリンク
11 ロワーリンク
12 PTO軸
2 オフセット草刈作業機
20 オフセットフレーム
200 シリンダ
201 フロントフレーム
202 連結フレーム回動軸
203 ストッパーピン
21 草刈作業部
210 ゲージローラ
211 ユニバーサルジョイント
3 クイックヒッチ
30 トップフック
31 ロワーフック
32 下部係合部
33 トップリンクピン
34 ロワーリンクピン
4 係合用連結フレーム
40 トップピン
41 ロワーピン
42 回動ボス
43 板状フレーム
44 フック回動軸ボス
5 連結フレーム回動調整部
50 回動固定ピン
51 固定フック
510 上フック
511 下フック
52 牽制ストッパ
53 フック回動軸
54 固定フックレバー
55 牽制ストッパ操作レバー
56 コイルバネ
57 回動調整レバーガイド
570 牽制ストッパ操作レバーガイド孔
571 固定フックレバーガイド孔
6 スタンド
60 スタンドブラケット
61 スタンド回動軸
62 スタンド固定ピン
63 サポートブラケット

Claims (6)

  1. トラクタに装着され、トラクタ側方に草刈作業部をオフセットさせ草刈作業を行うオフセット草刈作業機において、草刈作業部を作業進行方向の左右へ移動させるためのオフセットフレームに対し、オフセットフレーム前端部に設けたトラクタへの装着用のクイックヒッチの係合用連結フレームが、オフセットフレームの前端部に設けられた進行方向と直交する水平方向の連結フレーム回動軸によって、係合用連結フレームの上方に位置しトラクタに装着させるためのトップピン部を前後に回動可能で、前記係合用連結フレームが、回動範囲の途中位置を含む最前傾位置から最後傾位置の間の少なくとも一つの位置で、回動を固定および固定解除可能に設けられていることを特徴としたオフセット草刈作業機。
  2. 係合用連結フレームの上方のトップピン部の前後への回動範囲が変更可能であることを特徴とした請求項1記載のオフセット草刈作業機。
  3. 係合用連結フレームの回動の固定および解除は、側面視において、係合用連結フレームに位置する連結フレーム回動軸から離間した位置で且つ係合用連結フレーム側に上下方向回動自在に設けた固定フックおよび牽制ストッパと、オフセットフレーム側に設けた進行方向と直交する水平方向の回動固定ピンとの係合及び係合解除により行われることを特徴とした請求項1又は2に記載のオフセット草刈作業機。
  4. 牽制ストッパとオフセットフレーム側に設けた回動固定ピンとの係合または係合解除により、係合用連結フレームの回動範囲が規制または規制が解除され、これにより係合用連結フレームの上方のトップピン部の連結フレーム回動軸を回転軸とした前後への回動範囲が規制または規制が解除されることを特徴とした請求項3に記載のオフセット草刈作業機。
  5. 固定フックおよび牽制ストッパは、弾性体により回動方向に付勢可能に設けられていることを特徴とした請求項3又は4に記載のオフセット草刈作業機。
  6. トラクタとの連結を解除した被作業時の状態のときに、オフセット草刈機の姿勢を保持するために使用されるスタンドは、オフセットフレームに設けられていることを特徴とした請求項1から5のいずれか1項に記載のオフセット草刈作業機。
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