JP5165609B2 - 作業機連結構造 - Google Patents

作業機連結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5165609B2
JP5165609B2 JP2009020057A JP2009020057A JP5165609B2 JP 5165609 B2 JP5165609 B2 JP 5165609B2 JP 2009020057 A JP2009020057 A JP 2009020057A JP 2009020057 A JP2009020057 A JP 2009020057A JP 5165609 B2 JP5165609 B2 JP 5165609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking groove
work machine
shaft
hitch frame
tractor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009020057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010172296A (ja
Inventor
一平 山地
暁雄 岡本
健 木ノ下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2009020057A priority Critical patent/JP5165609B2/ja
Publication of JP2010172296A publication Critical patent/JP2010172296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5165609B2 publication Critical patent/JP5165609B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)

Description

本発明は、トラクタに作業機を連結するための作業機連結構造に関するものである。
従来のトラクタに作業機を連結するための2点リンク式の作業機連結構造には、油圧装置により昇降される左右一対の取付杆を連結することによって該一対の取付杆を有するヒッチフレームが、作業機とは別体に構成され、左右一対の取付杆の前端側がトラクタ車体側に揺動自在に枢支され、ヒッチフレームに下係止溝と上係止溝とが設けられ、作業機に上係合部と下係合部とが設けられ、ヒッチフレームの上係止溝に作業機の上係合部を係合して、作業機を上係合部を支点に前側に揺動させることにより、ヒッチフレームの下係止溝に作業機の下係合部が係合すると共に、トラクタのPTO軸と作業機のPIC軸とを連結するようにしたものがある(例えば特許文献1)。
特開2007−82477号公報
しかし、従来の場合、トラクタに作業機を装着する際の、ヒッチフレームの上係止溝で作業機の上係合部を掬うようにして係合する操作において、ヒッチフレームが取付杆の前端側を支点に揺動自在であるため、ヒッチフレームの上係止溝と作業機の上係合部との高さ及び前後方向の位置合わせに、例えばポジションレバーの操作及びトラクタの前後移動に微調整が必要であり、上係止溝と上係合部との位置合わせが非常に面倒であった。
本発明は上記問題点に鑑みて、トラクタの後部に作業機を装着する際に、ヒッチフレームの上係止溝に作業機の上係合部を簡単に係合し得るようにしたものである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、前端側がトラクタ車体側に横軸廻りに揺動自在に枢支されていて油圧装置により前記横軸廻りに昇降される左右一対の取付杆を上連結杆によって連結固着してなるヒッチフレームが、作業機とは別体に構成され、左右各取付杆に下係止溝が設けられると共に上連結杆に上係止溝設けられ、作業機に、前記上係止溝に係合するピンによって構成された上係合部と、前記下係止溝に係合するピンによって構成された下係合部とが設けられ、ヒッチフレームの上係止溝に作業機の上係合部を係合して、作業機を上係合部を支点に前側に揺動させることにより、ヒッチフレームの下係止溝に作業機の下係合部が係合すると共に、トラクタのPTO軸と作業機のPIC軸とを連結するようにした2点リンク式の作業機連結構造において、
前記上連結杆に、上係止溝の前上方に位置していて、作業機の上係合部の前方移動を規制する位置決め突起が設けられ
この位置決め突起は上係止溝の横軸廻りの揺動軌跡に対応する位置に配置され、且つ該揺動軌跡の径内側に位置決め突起の下端が位置しており、
該位置決め突起の下端から上係止溝に向けて前記揺動軌跡に近づく方向で下方に傾斜した傾斜案内面が上連結杆に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、取付杆が水平状態のときに、前記位置決め突起の後端縁が、水平面に対して略垂直になるように垂下されている点にある。
本発明によれば、上係止溝の前上方に位置決め突起があるため、トラクタの後部に作業機を装着する際に、位置決め突起を目安にヒッチフレームの上係止溝を作業機の上係合部に対して位置合わせすればよくなり、しかも、位置決め突起に作業機の上係合部を接当させて、作業機の上係合部が位置決め突起を超えないように規制でき、上係止溝と上係合部とを容易に係合させることができる。
本発明の一実施形態を示すトラクタ及びヒッチフレームの側面図である。 同ヒッチフレーム背面図である。 同ヒッチフレーム平面図である。 同トラクタ後端部及びヒッチフレームの側面図である。 同作業機の側面図である。 同トラクタに作業機が装着された状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、2軸4車輪形のトラクタ1に、左右一対の取付杆2を介して(2点リンク式の作業機連結構造によって)、図5に示すロータリ耕耘機で例示する作業機3が、着脱自在に連結される。
トラクタ1は、トラクタ車体5上に左右のリフトアーム6を有する油圧装置(作業機昇降装置)7を備えると共に、左右の後輪8はフェンダ9で覆われており、左右のフェンダ9間に運転席10が備えられ、トラクタ車体5の後端からPTO軸11が後方突出されている。
図1〜図4において、トラクタ車体5の後面側に、ボルト止め等によりヒッチ台13が固着されている。ヒッチ台13は左右一対の支持ブラケット14を有している。左右一対の支持ブラケット14はPTO軸11の左右両側に配置され、支持ブラケット14の後端部にヒッチ金具15が固着されている。ヒッチ金具15は、側面視U字状に形成されている。
図5に示すように、前記作業機3は、PIC軸18を前方突出したギヤケース19から左右にサポートアーム20が突出され、左右サポートアーム20の外端に伝動ケース21及びサイドフレーム22が固定されてロータリ機枠23が構成されている。伝動ケース21及びサイドフレーム22の下部で爪軸24が回転自在に支持され、この爪軸24に多数本の耕耘爪が取り付けられて、ロータリ耕耘部26が構成されている。ロータリ耕耘部26の上部、両側部及び後部を覆う耕耘カバー29が設けられている。
また、ギヤケース19に後部マスト27と前部マスト28とが固着され、左右サポートアーム20には、前方に突出した連結ブラケット30が左右一対設けられると共に、後方へ延びる支持枠31が揺動可能に連結されている。支持枠31と後部マスト27との間には高さ調整機構32が設けられ、支持枠31の後部に装着される後2輪の高さを調整可能にしている。
前記前部マスト28の上端部に、左右方向のピン又はボルト軸等により構成された上係合部35が設けられている。左右一対の連結ブラケット30に、左右方向にピン等により構成した下係合部36が左右一対設けられている。
作業機3のロータリ耕耘部26を覆う耕耘カバー29の前端部等には、スタンド37が折り畳み又は着脱自在に設けられ、スタンド37により、作業機3はロータリ耕耘部26が設置した状態で自立できるように構成されている。
図2〜図4において、前記左右一対の取付杆2はアーチ状の上連結杆39と平板状の下連結杆40で連結されて、左右一対の取付杆2、上連結杆39及び下連結杆40を有するヒッチフレーム41が、作業機3とは別体に構成されている。ヒッチフレーム41の上連結杆39と下連結杆40とは、左右一対の縦連結杆42により連結されている。
左右一対の取付杆2の前端部に、左右方向の連結ピン(横軸)45が設けられている。左右一対の取付杆2の前端部にL字状の支持部材46が溶接等により固設され、支持部材46と取付杆2の前端部との間に前記横軸45が取付られている。
連結ピン45をヒッチ金具15の前部側に挿入して、例えばヒッチ金具15の後部側に抜止ピンを着脱自在に挿通保持して、横軸45を抜け止めすることにより、左右一対の取付杆2の前端部が、左右方向の横軸45廻りに揺動自在でかつ着脱自在に連結され、左右一対の取付杆2の前端側がトラクタ車体5側に枢支されている。
左右一対の取付杆2の後端側に、前方に没入した凹溝状の下係止溝50がそれぞれ設け
られ、ヒッチフレーム41の上連結杆39の左右方向中央部の上面に、下方に没入した凹溝状の上係止溝51が設けられている。ヒッチフレーム41の上係止溝51に作業機3の上係合部35を係合すると共に、ヒッチフレーム41の下係止溝50に作業機3の下係合部36を係合することにより、ヒッチフレーム41に対して作業機3が着脱自在に固定されるように構成されている。
上連結杆39(ヒッチフレーム41)の上係止溝51の前上方に、作業機3の上係合部35の前方移動を規制する位置決め突起56が設けられている。位置決め突起56は、上係止溝51の前側であって上係止溝51の横軸45廻りの揺動軌跡Xに対応する位置に配置され、取付杆2が水平状態のときに、位置決め突起56の後端縁56aが、水平面に対して略垂直になるように垂下されている。上連結杆39の上係止溝51の前側に、位置決め突起56の下端から上係止溝51に向けて後下がり傾斜した傾斜案内面57が設けられている。
図1〜図4及び図6において、トラクタ1のPTO軸11と作業機3のPIC軸18とがジョイント軸53により連結される。ジョイント軸53の前端側がトラクタ1のPTO軸11に等速ジョイント54を介して連結され、等速ジョイント54は、前自在継ぎ手部54aと後自在継ぎ手部54bとを有し、前自在継ぎ手部54aでPTO軸11に対して屈曲自在に連結されると共に、後自在継ぎ手部54bでジョイント軸53に対して屈曲自在に連結されている。従って、PTO軸11とジョイント軸53とは、PTO軸11側の前自在継ぎ手部54aとジョイント軸53側の後自在継ぎ手部54bとの前後2段で屈曲するように等速ジョイント54を介して連結されている。
トラクタ1に左右一対の取付杆2を介して作業機3が装着され、図3及び図4に示すようにトラクタ1のPTO軸11と作業機3のPIC軸18とがジョイント軸53により連結された状態で、前記PTO軸11、等速ジョイント54、ジョイント軸53及びPIC軸18は、左右一対の取付杆2と略同一高さ位置に前後方向に配置され、等速ジョイント54の前自在継ぎ手部54aは、左右一対の取付杆2の枢支部(横軸45)よりも前側に配置され、等速ジョイント54の後自在継ぎ手部54bは、左右一対の取付杆2のトラクタ1への枢支部(横軸45)よりも後側に配置され、側面から視て、左右一対の取付杆2のトラクタ1への枢支部(横軸45)は、等速ジョイント54の前自在継ぎ手部54aと後自在継ぎ手部54bとの中間位置に配置されている。
ジョイント軸53の後端側に、作業機3のPIC軸18を着脱自在に嵌合固定する軸嵌合部55が設けられている。軸嵌合部55は後方が開口した凹状に形成されている。
図2〜図5において、ジョイント軸53の後端側にベアリング59を介して左右一対の支持杆60が設けられている。ジョイント軸53の後端側にベアリング59が外嵌するように設けられ、ベアリング59の外周に環状体61が外嵌固着されて、環状体61に左右一対の支持杆60が後方突設されている。
左右一対の支持杆60の後端部に係合突起63がそれぞれ設けられ、ヒッチフレーム41の左右一対の縦連結杆42に、左右一対の係合突起63に対応して左右一対の係止凹部64が設けられ、左右一対の係止凹部64は、後端側が開口して前方に向けて凹んだ凹状に形成され、左右一対の係合突起63が左右一対の係止凹部64に後方側から挿脱自在に挿入され、これにより、ヒッチフレーム41に対して左右一対の支持杆60が前後移動可能に係合され、ジョイント軸53が自在継ぎ手54から後下がりに下降傾斜するのを規制している。
ジョイント軸53の軸嵌合部55にPIC軸18が嵌合可能となる姿勢にジョイント軸53を保持するように、ヒッチフレーム41に、ジョイント軸53の後端側がベアリング59を介して接当する被接当部65が設けられている。
而して、ヒッチフレーム41の上係止溝51に作業機3の上係合部35を係合して、作業機3を上係合部35を支点に前側に揺動させることにより、ヒッチフレーム41の下係止溝50に作業機3の下係合部36が係合すると共に、ジョイント軸53の軸嵌合部55に作業機3のPIC軸18が嵌合固定されるように構成されている。
なお、図示省略しているが、取付杆2の後部等に、下係止溝50に係合した下係合部3
6が下係止溝50から抜け脱しないようにロックするロック機構が設けられ、手動操作によってロック解除自在にできるように構成されている。
図3〜図5において、左右一対の取付杆2の後側中途部に連結ピン76が外側方に突出するように設けられ、左右一対のリフトアーム6の先端側にそれぞれリフトロッド71が連結され、左右一対のリフトロッド71の下端部が球継ぎ手を介して左右一対の連結ピン76にそれぞれ連結されている。これにより、ヒッチフレーム41の左右一対の取付杆2にそれぞれリフトアーム6がリフトロッド71を介して連結され、油圧装置7の作動で、左右のリフトアーム6とリフトロッド71を介して、ヒッチフレーム41乃至ヒッチフレーム41に固定された作業機3が、昇降するように構成されている。即ち、作業機3は、左右一対の取付杆2で構成される2点リンクを介して油圧装置7のリフトアーム6とリフトロッド71とにより昇降自在になっている。
なお、左右一対のリフトロッド71の内の一方のリフトロッド71にシリンダを具備し、このシリンダの伸縮調整により、作業機3が左右が水平になるようにモンロー調整可能に構成してもよい。
上記実施の形態によれば、トラクタ1に左右一対の取付杆2を介して作業機3を装着する場合、予め、左右一対の取付杆2の前端側をトラクタ車体5側に枢支して、ヒッチフレーム41をトラクタ車体5に連結した状態にしておく。
その後、例えば、スタンド37を利用して圃場等に自立させた状態で設置されている作業機3に対して、その前側からトラクタ1及びヒッチフレーム41を近づけて行き、油圧装置7の作動で左右のリフトアーム6とリフトロッド71を介してヒッチフレーム41を上下調整することにより、ヒッチフレーム41の上係止溝51で作業機3の上係合部35を下から掬うようにして、ヒッチフレーム41の上係止溝51に作業機3の上係合部35を係合する。
この際に、上係止溝51の前上方に位置決め突起56があるため、この位置決め突起56を目安にヒッチフレーム41の上係止溝51を作業機3の上係合部35に対して位置合わせすればよくなり、また、位置決め突起56の後端縁56aは、水平面に対して略垂直になるように垂下されているので、位置決め突起56の後端縁56aに作業機の上係合部35を接当させて、作業機3の上係合部35が位置決め突起56を超えないように確実に規制できる。そして、上係合部35が位置決め突起56を超えないように規制された状態で、油圧装置7でヒッチフレーム41を上昇させてゆくと、位置決め突起56は、上係止溝51の前側であって上係止溝51の横軸45廻りの揺動軌跡Xに対応する位置に配置され、また、位置決め突起56の下端から上係止溝51に向けて後下がり傾斜した傾斜案内面57が設けられているので、作業機3の上係合部35が傾斜案内面57を後方側に摺動して上係止溝51に確実かつ簡単に係合する。従って、ヒッチフレーム41の上係止溝51に作業機3の上係合部35の位置合わせの修正が不要になり、上係止溝51と上係合部35とを容易に係合させることができる。
次に、油圧装置7の作動により、ヒッチフレーム41を上昇させると、図6に示すように、作業機3が上係合部35を支点に前側に揺動して、ヒッチフレーム41の下係止溝50に作業機3の下係合部36が係合する。また、図6に示すようにPIC軸18が軸嵌合部55に対して挿入された状態になり、ジョイント軸53の軸嵌合部55に作業機3のPIC軸18が嵌合固定される。その結果、ヒッチフレーム41に対して作業機3が着脱自在に固定され、トラクタ1のPTO軸11と作業機3のPIC軸18とがジョイント軸53により連結される。
この場合、PTO軸11とジョイント軸53とは、PTO軸11側の前自在継ぎ手部54aとジョイント軸53側の後自在継ぎ手部54bとの前後2段で屈曲するように等速ジョイント54を介して連結されているので、前後2段の屈曲によって、ジョイント軸53の後端側の高さを、PIC軸18の前端側の高さに合わせつつ、ジョイント軸53の傾斜をPIC軸18に一致させることが可能になる。また、側面から視て、左右一対の取付杆2のトラクタ1への枢支部(横軸45)は、等速ジョイント54の前自在継ぎ手部54aと後自在継ぎ手部54bとの中間位置に配置され、ジョイント軸53が自在継ぎ手54か
ら後下がりに下降傾斜するのを規制するように、ヒッチフレーム41に対して支持杆60が前後移動可能に係合され、しかも、ジョイント軸53の軸嵌合部55にPIC軸18が嵌合可能となる姿勢にジョイント軸53を保持するように、ヒッチフレーム41に、ジョイント軸53の後端側がベアリング59を介して接当する被接当部65が設けられているので、ジョイント軸53の傾斜姿勢をPIC軸18の傾斜に正確に合わせることができ、ヒッチフレーム41の下係止溝50に作業機3の下係合部36が係合する際に、ジョイント軸53の軸嵌合部55に作業機3のPIC軸18を確実かつスムーズに嵌合固定することができる。
従って、2点リンク式の作業機連結構造を利用して、トラクタ1に作業機3を連結する場合に、作業者がトラクタ1から降りることなく、トラクタ1への作業機3の連結と、トラクタ1のPTO軸11への作業機3のPIC軸18の連結とを同時になすことができるし、トラクタ1に作業機3をオートヒッチで着脱できるようになり、非常に便利である。
なお、前記実施の形態では、取付杆2が水平状態のときに、位置決め突起56の後端縁56aが、水平面に対して略垂直になるように垂下されているが、これに代え、図4に鎖線で示すように、取付杆2が水平状態のときに、位置決め突起56の後端縁56aが、水平面に対して鋭角になるように前下がりに傾斜させるようにしてもよい。この場合、位置決め突起56の後端縁56aに作業機の上係合部35を接当させて、作業機3の上係合部35が位置決め突起56を超えないようにより一層確実に規制できる。
なお、前記実施の形態では、下係止溝50が左右一対の取付杆2の後端側にそれぞれ設けられ、上係止溝51が連結杆39の左右方向中央部に設けられ、下係合部36が、左右一対の取付杆2の下係止溝50に対応して作業機3に左右一対設けられ、上係合部35が、連結杆39の上係止溝51に対応して作業機3に設けられているが、ヒッチフレーム41に下係止溝50及び上係止溝51を設ける位置は、前記実施の形態の場合に限定されず、例えば、左右一対の下係止溝50をヒッチフレーム41の上連結杆39の左右両側の下部や下連結杆40の両端部等に設けるようにしてもよい。また、下係止溝50及び上係止溝51の設ける個数は、前記実施の形態の場合に限定されず、例えばヒッチフレーム41に下係止溝50を1又は3以上設け、上係止溝51を2以上設けるようにしてもよい。また、作業機3に下係合部36を1又は3以上設け、上係合部35を2以上設けるようにしてもよい。
1 トラクタ
2 取付杆
3 作業機
5 トラクタ車体
11 PTO軸
18 PIC軸
35 上係合部
36 下係合部
39 上連結杆
41 ヒッチフレーム
45 横軸
50 下係止溝
51 上係止溝
56 位置決め突起
56a 後端縁
57 傾斜案内面
X 揺動軌跡

Claims (2)

  1. 前端側がトラクタ車体(5)側に横軸(45)廻りに揺動自在に枢支されていて油圧装置(7)により前記横軸(45)廻りに昇降される左右一対の取付杆(2)を上連結杆(39)によって連結固着してなるヒッチフレーム(41)が、作業機(3)とは別体に構成され、左右各取付杆(2)に下係止溝(50)が設けられると共に上連結杆(39)に上係止溝(51)が設けられ、作業機(3)に、前記上係止溝(51)に係合するピンによって構成された上係合部(35)と、前記下係止溝(50)に係合するピンによって構成された下係合部(36)とが設けられ、ヒッチフレーム(41)の上係止溝(51)に作業機(3)の上係合部(35)を係合して、作業機(3)を上係合部(35)を支点に前側に揺動させることにより、ヒッチフレーム(41)の下係止溝(50)に作業機(3)の下係合部(36)が係合すると共に、トラクタ(1)のPTO軸(11)と作業機(3)のPIC軸(18)とを連結するようにした2点リンク式の作業機連結構造において、
    前記上連結杆(39)に、上係止溝(51)の前上方に位置していて、作業機(3)の上係合部(35)の前方移動を規制する位置決め突起(56)が設けられ
    この位置決め突起(56)は上係止溝(51)の横軸(45)廻りの揺動軌跡(X)に対応する位置に配置され、且つ該揺動軌跡(X)の径内側に位置決め突起(56)の下端が位置しており、
    該位置決め突起(56)の下端から上係止溝(51)に向けて前記揺動軌跡(X)に近づく方向で下方に傾斜した傾斜案内面(57)が上連結杆(39)に設けられていることを特徴とする作業機連結構造。
  2. 取付杆(2)が水平状態のときに、前記位置決め突起(56)の後端縁(56a)が、水平面に対して略垂直になるように垂下されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機連結構造。
JP2009020057A 2009-01-30 2009-01-30 作業機連結構造 Active JP5165609B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009020057A JP5165609B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 作業機連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009020057A JP5165609B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 作業機連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010172296A JP2010172296A (ja) 2010-08-12
JP5165609B2 true JP5165609B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=42703834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009020057A Active JP5165609B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 作業機連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5165609B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105993254B (zh) * 2016-06-30 2018-07-13 樱田农机科技(泰州)有限公司 农田播种机与行走机械快速连接机构

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2542367Y2 (ja) * 1991-10-05 1997-07-23 三菱農機株式会社 トラクタのヒツチ装置
JP3623411B2 (ja) * 1999-10-20 2005-02-23 三菱農機株式会社 トラクタのヒッチ装置
JP4606289B2 (ja) * 2005-09-22 2011-01-05 株式会社クボタ 作業機連結構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010172296A (ja) 2010-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5165609B2 (ja) 作業機連結構造
JP3658231B2 (ja) 作業機連結構造及びトラクタ装着用作業機
JP4606289B2 (ja) 作業機連結構造
JP2006217814A (ja) ロータリ耕耘装置
JP2008196275A (ja) アタッチメント連結装置および作業機械
JP3535883B2 (ja) 作業機連結装置
JP4447983B2 (ja) 作業車両における作業機連結装置
JP4585248B2 (ja) トラクタの作業機連結装置
JP3978281B2 (ja) ロータリ耕耘具の土均し装置
JPH0441961B2 (ja)
JP3884654B2 (ja) ロータリ耕耘装置
JP7289726B2 (ja) トラクタ
JP4185031B2 (ja) ロータリカバー
JP5779560B2 (ja) 作業機装着装置
JP3672515B2 (ja) トラクタの昇降制御装置
JP4495316B2 (ja) 農作業機
JP5715925B2 (ja) 作業機連結装置
JP2005087170A (ja) アダプタ装置及びそれを用いた移動農機の作業機連結装置
JP4275495B2 (ja) ジョイント支持装置
JP3989363B2 (ja) ロータリ装置
JP5629636B2 (ja) 作業機連結装置
JP4914754B2 (ja) スタンド装置
JPH0427282Y2 (ja)
JP4909309B2 (ja) 作業機連結装置
JPH10191712A (ja) トラクタと作業機との連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5165609

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150