JP6447779B2 - モニタリングシステム - Google Patents

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Description

本発明の一実施形態は、接触センサ及び通信装置を備えるモニタリングシステムに関する。
従来、店舗の商品売り場において、陳列棚に陳列された複数の物品の中から客がどの物品を手に取ったのかを調査するモニタリングシステムが提案されている。
例えば特許文献1は、陳列棚に陳列された複数の物品のそれぞれに貼付された非接触ICタグと陳列棚に設けられたICタグリーダーとによって、物品の移動に関する情報を読み取るモニタリングシステムを開示している。
特許文献1のモニタリングシステムは、客が物品を手に取った頻度や時間によって、物品の移動に関する情報を読み取っている。特許文献1のモニタリングシステムは、この情報に基づいて各種演算を行う。
特開2005−328985号
しかしながら、特許文献1のモニタリングシステムでは、ICタグリーダーの設置位置によって、客が手に取っているのか、又は、ICタグリーダーの検知範囲外に物品が移動しているだけなのかを正確に判断できないという問題がある。
本発明の一実施形態の目的は、生体が物品を手に取っていることを確実に検知できるモニタリングシステムを提供することにある。
本発明の一実施形態に係るモニタリングシステムは、接触センサと通信装置とを備える。接触センサは、物品に取り付けられる基材と、生体が基材又は物品に接触している接触状態を検知するセンサ部と、センサ部から出力された信号を処理し、接触状態を示す接触情報を出力する処理部と、処理部から出力された接触情報を送信する送信部と、を有する。センサ部は、圧電素子によって構成されている。通信装置は、送信部から送信された接触情報を受信する受信部を有する。
この構成において、接触センサは物品に取り付けられる。生体が物品を手に取ったとき、接触センサが、生体が基材又は物品に接触している接触状態をセンサ部によって検知する。センサ部は例えば生体振戦又は基材の変形によって接触状態を検知する。接触センサが、接触状態を示す接触情報を送信部によって送信したとき、通信装置は接触情報を受信部によって受信する。そのため、物品を管理する管理者は、接触情報を通信装置で確認できる。
したがって本発明の一実施形態に係るモニタリングシステムは、生体が物品を手に取っていることを確実に検知できる。
本発明のモニタリングシステムは、生体が物品を手に取っていることを確実に検知できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るモニタリングシステム100の外観図である。 図2は、図1に示す接触センサ10の側面図である。 図3は、図1に示す接触センサ10の正面図である。 図4は、図1に示す接触センサ10のブロック図である。 図5は、図1に示すホスト装置150のブロック図である。 図6(A)は、図1に示す接触センサ10の側面図である。図6(B)は、客が図1に示す接触センサ10を曲げた状態の側面図である。 図7は、客が商品80を手に取っている間に、商品80を裏返した時のセンサ部35の出力信号の変化を示すグラフである。 図8は、客が商品80を手に取っている間に、商品80の一部分を押し込んだ時のセンサ部35の出力信号の変化を示すグラフである。 図9は、図4に示す制御部16が行う動作を示すフローチャートである。 図10は、本発明の第2実施形態に係るモニタリングシステム200の外観図である。 図11は、図10に示す表示装置250のブロック図である。 図12は、図10に示す接触センサ10に備えられる制御部16が行う動作を示すフローチャートである。 図13は、本発明の第3実施形態に係るモニタリングシステム300の外観図である。 図14は、図13に示す接触センサ10に備えられる制御部16が行う動作を示すフローチャートである。 図15は、本発明の第4実施形態に係るモニタリングシステム400に備えられる接触センサ1010の正面図である。 図16は、本発明の第5実施形態に係るモニタリングシステム500に備えられる接触センサ1110の側面図である。 図17は、本発明の第6実施形態に係るモニタリングシステム600の外観図である。 図18は、本発明の第7実施形態に係るモニタリングシステム700の外観図である。 図19(A)(B)は、本発明の第8実施形態に係るモニタリングシステム800に備えられる接触センサ10の筐体801への取付構造を示す断面図である。
以下、本発明の第1実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るモニタリングシステム100の外観図である。図2は、図1に示す接触センサ10の側面図である。図3は、図1に示す接触センサ10の正面図である。図4は、図1に示す接触センサ10のブロック図である。図5は、図1に示すホスト装置150のブロック図である。
モニタリングシステム100は、図1に示すように、接触センサ10とホスト装置150とを備える。モニタリングシステム100は、店舗の商品売り場において、陳列棚に陳列された複数の商品の中から客がどの商品を手に取ったのかを調査する。接触センサ10は、陳列棚に陳列された複数の商品のそれぞれに取り付けられる。商品80は、陳列棚に陳列された複数の商品のうちの1つである。すなわち、モニタリングシステム100は、複数の接触センサ10とホスト装置150とを備える。
接触センサ10は基材11を備える。接触センサ10の基材11は、客が接触センサ10を意識しないように、商品80の内部又は背面に取り付けられている。より具体的には、客が商品80を手に取ったときに商品80が変形し易い部分に取り付けられている。
接触センサ10は、持ち運び可能な程度の大きさ及び重さからなる。そのため、店員は、接触センサ10を持ち運び、商品80に簡単に取り付けることができる。また、客は、接触センサ10が取り付けられた商品80を手で持って触ったり、商品80を手で持って様々な角度から見たりすることができる。
接触センサ10は、いわゆる子機であり、図2〜4に示すように基材11と制御部16と記憶部17と通信部40とセンサ部35とを備える。
ホスト装置150は、いわゆる親機であり、図5に示すように通信部140と記憶部117と制御部116と表示部155とを備える。ホスト装置150は例えば、店舗の管理室に設置される。制御部116は例えばCPUで構成される。記憶部117は例えばハードディスクで構成される。表示部155は例えば液晶モニタで構成される。このモニタリングシステム100を用いることによって、店員は各商品への客の関心度合いをより精度良く確認することができる。また、リアルタイムの状況を店員がもつモバイル端末に送信することによって、店員は客の関心度合いに応じた接客対応をすることができる。
なお、商品80は、本発明の物品の一例に相当する。客は、本発明の生体の一例に相当する。制御部16は、本発明の処理部の一例に相当する。通信部40は、本発明の送信部の一例に相当する。記憶部17は、本発明の第1記憶部の一例に相当する。ホスト装置150は、本発明の通信装置の一例に相当する。通信部140は、本発明の受信部の一例に相当する。記憶部117は、本発明の第2記憶部の一例に相当する。表示部155は、本発明の報知部の一例に相当する。
ホスト装置150と複数の接触センサ10とは、例えば無線LAN又は有線LANで接続されている。各接触センサ10は、通信部40によって、所定の情報を送信又は受信する。ホスト装置150は、通信部140によって、所定の情報を送信又は受信する。
基材11は図1〜図3に示すように、絶縁性の可撓板であり、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、アクリル樹脂(PMMA)等の比較的強度が高いポリマーで形成されている。
基材11の形状は板状である。基材11の厚みは、基材11に必要とされる強度に応じて適宜設定されている。基材11の表面には、制御部16、記憶部17、通信部40及びセンサ部35が実装されている。
制御部16は、例えばマイクロコンピュータで構成されている。制御部16は、タイマー回路(不図示)を有する。記憶部17は、例えばフラッシュメモリで構成されている。記憶部17は、接触センサ10の各部の動作を制御する制御プログラムを記憶する。
センサ部35は、図3に示すように、矩形状の圧電フィルム135を備える。圧電フィルム135の両主面には信号電極136およびGND電極137が形成されている。信号電極136は例えば、銅箔、アルミ箔から構成される。GND電極137は例えば、導電性不織布フィルムから構成される。GND電極137は例えば、圧電フィルム135の一方主面に銀印刷で形成される。
なお、GND電極137および信号電極136は、基材11が大きく変形するため、ITO、ZnO、ポリチオフェンを主成分とする有機電極、ポリアニリンを主成分とする有機電極、銀ナノワイヤ電極、カーボンナノチューブ電極などを用いるのが好適である。これらの材料を用いることで、屈曲性に優れた電極パターンを形成できる。
圧電フィルム135は、圧電性を有するフィルムであればよいが、好ましくは、一軸延伸されたポリ乳酸(PLA)、さらにはL型ポリ乳酸(PLLA)によって形成されていることが好ましい。
圧電フィルム135は、一軸延伸されたL型ポリ乳酸(PLLA)によって形成されている。本実施形態では、圧電フィルム135は、矩形の対角線にほぼ沿った方向に一軸延伸されている(図3に示す矢印参照)。
この方向を、以下では、一軸延伸方向901と称する。一軸延伸方向901は、圧電フィルム135の長手方向又は短手方向に対して45°の角度を成すことが好ましい。ただし、角度はこれに限るものではなく、圧電フィルム135の特性や使用状態に鑑みて最適な角度に設計すればよい。例えば、曲げ方向に対して一軸延伸方向が45°の角度を成すようにすればよい。
なお、正確な45°に限ることなく、略45°でもよい。略45°とは、例えば45°±10°程度を含む角度をいう。これらの角度は、接触センサ10の用途に基づき、曲げの検知精度など全体の設計に応じて、適宜決定されるべき設計事項である。
前述のPLLAは、キラル高分子であり、主鎖が螺旋構造を有する。PLLAは、一軸延伸され、分子が配向すると、圧電性を有する。そして、一軸延伸されたPLLAは、圧電フィルムの平膜面が押圧されることにより、電荷を発生する。この際、発生する電荷量は、押圧により平膜面が、当該平膜面に直交する方向へ変位する変位量によって一意的に決定される。一軸延伸されたPLLAの圧電定数は、高分子中で非常に高い部類に属する。
したがって、PLLAを用いることで、基材11の曲げによる圧電フィルム135の変位を確実且つ高感度に検知することができる。すなわち、基材11の曲げを確実に検知し、曲げ量を高感度に検知することができる。
なお、延伸倍率は3〜8倍程度が好適である。延伸後に熱処理を施すことにより、ポリ乳酸の延びきり鎖結晶の結晶化が促進され圧電定数が向上する。なお、二軸延伸した場合はそれぞれの軸の延伸倍率を異ならせることによって一軸延伸と同様の効果を得ることができる。例えばある方向をX軸としてその方向に8倍、その軸に直交するY軸方向に2倍の延伸を施した場合、圧電定数に関してはおよそX軸方向に4倍の一軸延伸を施した場合と同等の効果が得られる。単純に一軸延伸したフィルムは延伸軸方向に沿って裂け易いため、前述したような二軸延伸を行うことにより幾分強度を増すことができる。
また、PLLAは、延伸等による分子の配向処理で圧電性を生じ、PVDF等の他のポリマーや圧電セラミックスのように、ポーリング処理を行う必要がない。すなわち、強誘電体に属さないPLLAの圧電性は、PVDFやPZT等の強誘電体のようにイオンの分極によって発現するものではなく、分子の特徴的な構造である螺旋構造に由来するものである。
このため、PLLAには、他の強誘電性の圧電体で生じる焦電性が生じない。さらに、PVDF等は経時的に圧電定数の変動が見られ、場合によっては圧電定数が著しく低下する場合があるが、PLLAの圧電定数は経時的に極めて安定している。したがって、周囲環境に影響されることなく、圧電フィルム135の変形を高感度に検知することができる。
また、PLLAは圧電出力定数(=圧電g定数、g=d/ε)が大きい。したがって、PLLAを用いることで、非常に高感度に圧電フィルム135の変形を検知することが可能になる。
なお、制御部16は基材11のいずれの主面に実装されていてもよいが、センサ部35が配置されている面と同じ面に配置するとよい。同じ面に配置することによって、導体損の大きいビアなどの層間接続導体を使用することなくセンサ部35と制御部16とを接続することができる。その結果、センサ部35からの微弱な信号を精度よく検知することができる。
次に、センサ部35が基材11の曲げ変形を検知する方法について説明する。
図6(A)は、図1に示す接触センサ10の側面図である。図6(B)は、客が図1に示す接触センサ10を曲げた状態の側面図である。なお、図6(B)は、接触センサ10の曲げ量を強調して示している。
図6(A)に示すように、曲げ変形が0である場合、すなわち客が基材11を曲げていない場合、基材11は平坦な状態となる。この場合、センサ部35の圧電フィルム135は伸縮せず、曲げ変形によるセンサ部35からの出力電圧は変化しない。
一方、図6(B)に示すように客が基材11の中央を押圧し、基材11を曲げた場合、基材11は、長手方向に沿って湾曲する。この場合、センサ部35の圧電フィルム135は、センサ部35が基材11に貼り付けられている面と曲げ方向によって、伸びるか若しくは縮む。
そのため、センサ部35は、圧電フィルム135の信号電極136及びGND電極137において発生する電荷を検知する。これにより、センサ部35は、基材11の曲げ変形を検知する。すなわち、センサ部35は、客が基材11に接触している接触状態を検知する。センサ部35は、この検知に基づく信号を、制御部16に出力する。
ここで、圧電フィルム135の変形状態に応じて、センサ部35から出力される信号の電圧値Vは変化する。そのため、制御部16は、電圧値Vから圧電フィルム135の変形状態を検知できる。電圧値Vは、例えば、次に示すように変化する。
曲げ変形が+aの場合、一軸延伸方向901と曲げ方向(基材11の長手方向)との関係から、電圧値Vは、電圧値+Vaとなる。また、曲げ変形が+b(<+a)の場合、電圧値Vは、電圧値+Vb(<+Va)となる。
ここで、+Vaと+Vbとは例えば、+Vth1を第1閾値、+Vth2を第2閾値、+Vth3を第3閾値としたとき、0<+Vth2<+Vth3<+Vb<+Vth1<+Vaの関係となっている。第1閾値、第2閾値、及び第3閾値の詳細については後述する。
一方、曲げ変形が−aの場合、すなわち、曲げ変形が+aと逆方向で同じ曲げ量である場合、電圧値Vは、電圧値−Vaとなる。また、曲げ変形が−b(>−a)の場合、すなわち、曲げ変形が+bと逆方向で同じ曲げ量である場合、電圧値Vは、電圧値−Vb(>−Va)となる。
ここで、−Vaと−Vbとは例えば、−Vth1を第1閾値、−Vth2を第2閾値、−Vth3を第3閾値としたとき、0>−Vth2>−Vth3>−Vb>−Vth1>−Vaの関係となっている。第1閾値、第2閾値、及び第3閾値の詳細については後述する。
したがって、制御部16は、電圧値Vを測定することで、曲げ方向および曲げ量を検知することができる。
次に、センサ部35が、生体が基材11又は商品80に接触している際に起こる生体の微小振動(いわゆる、生体振戦)を検知する方法について説明する。
制御部16は、センサ部35から出力される電圧値Vを、時間軸上の信号として記録する。さらに、制御部16は、電圧値Vの時間軸上の信号を周波数軸の信号に変換する。制御部16は、当該周波数軸の信号に基づいて、生体が基材11又は商品80に接触している接触状態の有無を判断する。
ここで、客の指が基材11又は商品80に接触している場合、一定周波数の電圧変動(微小振動)を示す電圧が、センサ部35から制御部16に出力される。
生体には、生理的現象として、筋肉の機械的な微小振動(いわゆる、生体振戦)が存在する。生体振戦は、所定の周波数帯域(例えば5Hz〜20Hz程度の帯域)内における一定周波数の振動である。客の指が基材11又は商品80に接触するだけで、生体振戦が圧電フィルム135に伝達される。ここで、商品80は、生体振戦が圧電フィルム135に伝達される硬質の材料で構成されていることとする。
したがって、制御部16は、センサ部35から出力された電圧が5Hz〜20Hz程度の周波数で微小に振動している場合、客が基材11又は商品80に接触している接触状態をセンサ部35が検知したと判定する。
なお、生体振戦は、生体固有の現象である。仮に、生体以外の物体が基材11又は商品80に接触することによってセンサ部35から電圧が出力されたとしても、所定の周波数帯域内に周波数成分を検知できない場合、制御部16は、センサ部35が接触状態を検知していないものとして判定する。
次に、客が商品80を手に取っている間における出力信号(押圧信号)の変化の一例について説明する。
図7は、客が商品80を手に取っている間に、商品80を裏返した時のセンサ部35の出力信号(押圧信号)の変化を示すグラフである。図8は、客が商品80を手に取っている間に、商品80の一部分を押し込んだ時のセンサ部35の出力信号(押圧信号)の変化を示すグラフである。
なお、図7及び図8で示す出力信号は、ノイズの成分を消去し信号変化の傾向が分かりやすくなるように、実際の出力信号を移動平均したものである。また、商品80に変位が発生していないときの出力は500である。
図7に示すように、およそ29秒から31秒までの間で客が商品80を裏返した時、出力信号は大きく変化するが、その周期は長い。例えば、制御部16は、客が商品80を1回裏返したことを判定する基準を「出力700を0.5秒間超え続ける」と設定することで、商品80を裏返す動作を検知することができる。
図8に示すように、およそ15秒と19秒の時刻に客が商品80を押し込んだ時、出力信号はあまり大きく変化せず、その周期は短い。例えば、制御部16は、客が商品80の一部分を1回押し込んだことを判定する基準を「振幅100以上200以下のピークPを1秒間に2回観測する」と設定することで、客が商品80を押し込んだ動作を検知することができる。
なお、制御部16は、図7及び図8で示す出力信号から、前述した生体振戦を検知することもできる。
次に、モニタリングシステム100において制御部16が行う動作について説明する。
図9は、図4に示す制御部16が行う動作を示すフローチャートである。図9の動作は、店舗の商品売り場において客が、陳列棚に陳列された複数の商品の中から商品80に興味を持った場面を想定している。商品80には接触センサ10が取り付けられている。
接触センサ10においてセンサ部35が信号を出力すると、制御部16は、その出力信号が第1閾値を超えたかどうか判定する(S1)。第1閾値は例えば、商品80が静置された状態から動かされた時に発生する信号のレベルに基づいて設定される。本実施形態において第1閾値は前述したように、+Vth1及び−Vth1である。
次に、制御部16は、センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間上回り、5Hz〜20Hz程度の周波数で微小に振動しているかどうか判定する(S2)。センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間上回っていないと判定したとき、又はセンサ部35の出力信号が5Hz〜20Hz程度の周波数で微小に振動していないと判定したとき、制御部16は、S1に戻り処理を継続する。
ここで、第2閾値は例えば、生体が基材11又は商品80に接触している時に発生する微小振動(生体振戦)の信号レベルに基づき設定される。第2閾値は、第1閾値より小さい。本実施形態において第2閾値は前述したように、+Vth2及び−Vth2である。一定時間は例えば2秒である。S2により制御部16は、センサ部35の出力信号が、客が不意に商品80と接触したことによるものか、客が実際に商品80を手に取ったことによるものかを確実に判別できる。
次に、センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間上回り、5Hz〜20Hz程度の周波数で微小に振動していると判定したとき、制御部16は、客が基材11又は商品80に接触している接触状態をセンサ部35が検知したと判定する。そして、制御部16は、タイマー回路(不図示)によって接触時間の測定を開始する(S3)。具体的には制御部16は、微小振動を検知し始めた接触開始時刻を記憶部17に記録する。
そして、制御部16は、微小振動を検知している間、客が商品80を動かした動き時間を測定する(S4)。制御部16は例えば、微小振動を検知している間にセンサ部35の出力信号が第3閾値を超えた場合、客が商品80を保持しながら動かしたと判断することができる。動き時間が多い場合、客はその商品80を色々な角度から見たり、商品80の細部を確かめたりしたと考えられる。
そのため、制御部16は、客が商品80に興味を持っていると判定できる。第3閾値は例えば、第2閾値及び第1閾値の間の値に設定する。本実施形態において第3閾値は前述したように、+Vth3及び−Vth3である。
次に、制御部16は、センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間下回っているかどうか判定する(S5)。一定時間は例えば2秒である。客が商品80を商品棚に戻した場合、センサ部35の出力信号が第2閾値を下回る。そのため、制御部16は、客が商品80を戻したことを確実に判定できる。センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間下回っていないと判定したとき、制御部16は、S4に戻り処理を継続する。
次に、センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間下回っていると判定したとき、制御部16は、S3で記憶部17に記録した接触開始時刻とタイマー回路(不図示)が示す現在時刻とに基づいて、客が商品80を手に取っていた接触時間を算出する(S6)。
そして、制御部16は、接触時間および動き時間を接触情報として記憶部17に保存する(S7)。接触時間および動き時間は、商品80に対する客の関心度を表す。そのため、制御部16は、接触時間および動き時間に基づいて、商品80に対する客の関心度を演算し、この関心度を接触情報として、記憶部17に保存しても良い。
最後に、制御部16は、接触時間および動き時間を接触情報として通信部40によってホスト装置150に送信する(S8)。ホスト装置150の制御部116は、接触情報を記憶部117に保存する。また、ホスト装置150の制御部116は、接触情報を表示部155で表示する。店員は、接触情報を表示部155で確認する。
なお、制御部116は、接触時間および動き時間に基づいて、商品80に対する客の関心度を演算し、この関心度を接触情報として、記憶部117に保存したり表示部155で表示したりしても良い。
以上より、モニタリングシステム100は、客が商品80を手に取ったことを確実に検知できる。さらに、モニタリングシステム100は、客の商品80に対する関心度等を取得することができる。そのため、店員は、より詳細な客の動向を把握することができる。
なお、本実施形態において制御部16はS1の処理を行っているが、これに限るものではない。実施の際、制御部16はS1の処理を行わず、S2の処理から開始しても良い。
以下、本発明の第2実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図10は、本発明の第2実施形態に係るモニタリングシステム200の外観図である。図11は、図10に示す表示装置250のブロック図である。モニタリングシステム200がモニタリングシステム100と相違する点は、表示装置250を備える点である。その他の構成については同じであるため、説明を省略する。
表示装置250は、図11に示すように通信部240と記憶部217と制御部216と表示部255とスピーカ256とを備える。表示装置250は例えばタブレットである。表示装置250は例えば、陳列棚における目立つ場所に設置される。制御部216は例えばCPUで構成される。記憶部217は例えばフラッシュメモリで構成される。表示部255は例えば液晶パネルで構成される。
表示装置250と複数の接触センサ10とは、例えば無線LAN又は有線LANで接続されている。表示装置250は、通信部240によって、所定の情報を送信又は受信する。
なお、表示装置250は、本発明の通信装置の一例に相当する。記憶部217は、本発明の第2記憶部の一例に相当する。
次に、モニタリングシステム200において制御部16が行う動作について説明する。
図12は、図10に示す接触センサ10に備えられる制御部16が行う動作を示すフローチャートである。図12に示す動作は、図9に示す動作にS21及びS22を追加した動作である。その他の処理については同じであるため、説明を省略する。
制御部16は、上記S2において客が基材11又は商品80に接触している接触状態をセンサ部35が検知したと判定し、上記S3の処理を実行した後、接触状態を示す接触情報を通信部40によって表示装置250に送信する(S21)。
表示装置250の表示部255は、通信部240が接触情報を受信したとき、物品に関する物品情報を表示する。例えば表示部255は、「いらっしゃいませ」等の文字、及び値引き情報を物品情報として表示する。制御部216は、表示部255に表示される内容と同様の音声をスピーカ256から再生しても良い。客は、物品情報を表示部255及びスピーカ256によって視聴する。これにより、モニタリングシステム200は、客の購買意欲を高めることができる。
次に、制御部16は、上記S7の処理を実行した後、接触情報を通信部40によって表示装置250に送信する(S22)。この接触情報は、他の客の商品80に対する関心度を含む。
表示装置250の表示部255は、通信部240が接触情報を受信したとき、物品に関する物品情報を表示する。例えば表示部255は、「ありがとうございました」等の文字、及び他の客の商品80に対する関心度を物品情報として表示する。制御部216は、表示部255に表示される内容と同様の音声をスピーカ256から再生しても良い。客は、物品情報を表示部255及びスピーカ256によって視聴する。これにより、モニタリングシステム200は、客の購買意欲を高めることができる。
以上より、モニタリングシステム200は、客が商品80を手に取ったときに表示装置250で客の興味を惹くことができるため、商品80の購入を促進できる。
なお、本実施形態において制御部16はS1の処理を行っているが、これに限るものではない。実施の際、制御部16はS1の処理を行わず、S2の処理から開始しても良い。
以下、本発明の第3実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図13は、本発明の第3実施形態に係るモニタリングシステム300の外観図である。モニタリングシステム300がモニタリングシステム200と相違する点は、ショーケース380及び表示装置350を備える点とである。
モニタリングシステム300では、商品80はショーケース380に収納されている。また、接触センサ10はショーケース380の裏側等に貼付されている。ショーケース380の材料は例えばガラスである。その他の構成については同じであるため、説明を省略する。
なお、接触センサ10のセンサ部35の圧電フィルム135に用いられるPLLAフィルムは、高い透過率を有する材料である。そのため、モニタリングシステム300は、信号電極136、GND電極137、及び基材11を透明な材料で構成することによって、透明な接触センサ10を実現できる。透明な接触センサ10は、商品80の視認性を落とさない。
表示装置350の構成は、図11に示す表示装置250の構成と同じである。表示装置350は例えばタブレットである。ただし、表示装置350は例えば、店員に携帯される。その他の点については同じであるため、説明を省略する。
表示装置350および接触センサ10は、例えば無線LANで接続されている。表示装置350は、通信部240によって、所定の情報を送信又は受信する。
なお、表示装置350は、本発明の通信装置の一例に相当する。表示部255及びスピーカ256のそれぞれは、本発明の報知部の一例に相当する。ショーケース380は、本発明の物品の一例に相当する。
次に、モニタリングシステム300において制御部16が行う動作について説明する。
図14は、図13に示す接触センサ10に備えられる制御部16が行う動作を示すフローチャートである。図14に示す動作は、図9に示す動作からS1、S4を削除し、S31を追加した動作である。
接触センサ10においてセンサ部35が信号を出力すると、制御部16は、その出力信号が第2閾値を一定時間上回り、5Hz〜20Hz程度の周波数で微小に振動しているかどうか判定する(S2)。
制御部16はS2において、生体がショーケース380に接触している時に発生する微小振動(生体振戦)の信号を判定する。第2閾値は、客がショーケース380に触れているときにショーケース380に発生する微小振動(生体振戦)の信号レベルに基づき設定される。
センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間上回り、5Hz〜20Hz程度の周波数で微小に振動していると判定したとき、制御部16は、客がショーケース380に接触している接触状態をセンサ部35が検知したと判定する。
そして、制御部16は、タイマー回路(不図示)によって接触時間の測定を開始する(S3)。具体的には制御部16は、微小振動を検知し始めた接触開始時刻を記憶部17に記録する。
次に、制御部16は、接触状態を示す接触情報を通信部40によって表示装置350に送信する(S31)。
表示装置350の表示部255又はスピーカ256は、通信部240が接触情報を受信したとき、接触状態を報知する。例えば表示部255は、「お客様がショーケースに触れました。」等の文字を表示する。制御部216は、表示部255に表示される内容と同様の音声をスピーカ256から再生しても良い。
その報知に基づいて店員は、ショーケース380の鍵を準備する等、接客対応を速やかに実施することができる。これにより、ショーケース380を常時監視することができない場合でも店員は、客がショーケース380の前で商品80を吟味していることを確実に把握することができる。そのため、モニタリングシステム300では、店員が接客タイミングを逃すことを防止することができる。
次に、制御部16は、センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間下回っているかどうか判定する(S5)。一定時間は例えば2秒である。客がショーケース380から手を離した場合、センサ部35の出力信号が第2閾値を下回る。そのため、制御部16は、客がショーケース380の前から離れたことを判定できる。センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間下回っていないと判定したとき、制御部16は、S31に戻り処理を継続する。
次に、センサ部35の出力信号が第2閾値を一定時間下回っていると判定したとき、制御部16は、S3で記憶部17に記録した接触開始時刻とタイマー回路(不図示)が示す現在時刻とに基づいて、客がショーケース380に接触していた接触時間を算出する(S6)。
そして、制御部16は、接触時間を接触情報として記憶部17に保存する(S7)。接触時間は、商品80に対する客の関心度を表す。そのため、制御部16は、接触時間に基づいて、商品80に対する客の関心度を演算し、この関心度を接触情報として、記憶部17に保存しても良い。
最後に、制御部16は、接触時間および動き時間を接触情報として通信部40によってホスト装置150に送信する(S8)。ホスト装置150の制御部116は、接触情報を記憶部117に保存する。また、ホスト装置150の制御部116は、接触情報を表示部155で表示する。店員は、接触情報を表示部155で確認する。
なお、制御部116は、接触時間に基づいて、商品80に対する客の関心度を演算し、この関心度を接触情報として、記憶部117に保存したり表示部155で表示したりしても良い。
以上より、客がショーケース380内の商品80に興味を示したことを店員が確実に把握することができる。そのため、モニタリングシステム300では、店員が接客タイミングを逃すことを防止することができる。
なお、モニタリングシステム300において客は接触センサ10の基材11を変形させる必要が無い。そのため、基材11は、必ずしも可撓性を有する必要が無い。よって、モニタリングシステム300は、曲げ変形等が繰り返し行われることによって破損することが無いという利点を有する。
以下、本発明の第4実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図15は、本発明の第4実施形態に係るモニタリングシステム400に備えられる接触センサ1010の正面図である。第4実施形態のモニタリングシステム400が第1実施形態のモニタリングシステム100と相違する点は、基材11の曲げ変形を検知するセンサ部35の代わりに、基材11の捻れ変形を検知するセンサ部1035を備える接触センサ1010である。センサ部1035がセンサ部35と相違する点は、圧電フィルム1135である。モニタリングシステム400のその他の点に関してはモニタリングシステム100と同じであるため説明を省略する。
圧電フィルム1135の一軸延伸方向902は、圧電フィルム135の一軸延伸方向901と異なる。圧電フィルム1135の一軸延伸方向902は、基材11の対角線に対して45°の角度を成すことが好ましい。一軸延伸方向902は、基材11の長手方向又は短手方向に対して0°の角度を成しても良い。ただし、角度はこれに限るものではなく、圧電フィルム1135の特性や使用状態に鑑みて最適な角度に設計すればよい。
なお、基材11の長手方向又は短手方向に対する0°の角度は、正確な0°に限ることなく、略0°でもよい。略0°とは、例えば0°±10°程度を含む角度をいう。これらの角度は、接触センサ1010の用途に基づき、捻れの検知精度など全体の設計に応じて、適宜決定されるべき設計事項である。
接触センサ1010において、基材11に対して捻れを生じさせる外力を客が加えた場合、基材11は、一軸延伸方向902を軸にして捻れる。この場合、センサ部1035の圧電フィルム1135は、伸びるか若しくは縮む。
そのため、センサ部1035は、圧電フィルム1135の信号電極136及びGND電極137において発生する電荷を検知する。これにより、センサ部1035は、基材11の曲げ変形を検知する。すなわち、センサ部1035は、客が基材11に接触している接触状態を検知する。
すなわち、モニタリングシステム400において接触センサ1010は、センサ部1035によって前述の生体振戦と捻れ変形の両方を検知する。センサ部1035は、この検知に基づく信号を、制御部16に出力する。接触センサ1010においてセンサ部1035が信号を出力すると、制御部16は、その出力信号を判定する。
モニタリングシステム400における制御部16の動作は、モニタリングシステム100における制御部16の動作(図9参照)と同じであるため説明を省略する。
なお、接触センサ1010は、モニタリングシステム200又はモニタリングシステム300において接触センサ10の代わりに使用されてもよい。
以下、本発明の第5実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図16は、本発明の第5実施形態に係るモニタリングシステム500に備えられる接触センサ1110の側面図である。第5実施形態のモニタリングシステム500が第1実施形態のモニタリングシステム100と相違する点は、基材11の曲げ変形を検知するセンサ部35と、基材11の捻れ変形を検知するセンサ部1035との両方を備える接触センサ1110である。モニタリングシステム500のその他の点に関してはモニタリングシステム100と同じであるため説明を省略する。
モニタリングシステム500において接触センサ1110は、センサ部35及びセンサ部1035によって前述の生体振戦と曲げ変形と捻れ変形の3つを検知する。センサ部35及びセンサ部1035は、この検知に基づく信号を、制御部16に出力する。接触センサ1110においてセンサ部35及びセンサ部1035が信号を出力すると、制御部16は、その出力信号を判定する。
モニタリングシステム500における制御部16の動作は、モニタリングシステム100における制御部16の動作(図9参照)と同じであるため説明を省略する。
なお、接触センサ1110は、モニタリングシステム200又はモニタリングシステム300において接触センサ10の代わりに使用されてもよい。
なお、前記各実施形態では、物品が商品80又はショーケース380である場面について説明したが、これに限るものではない。実施の際は例えば、物品が商品以外のもの(例えば展示物など)でもよい。
同様に、前記各実施形態では、生体が客である場面について説明したが、これに限るものではない。実施の際は例えば、生体が客以外の人間(例えば泥棒など)でもよい。例えば、基材11に想定以上の力が加わったことを検知すると、泥棒がショーケースを破壊していると判断するものでも良い(センサ部35又はセンサ部1035が検知する信号に上限を設定し、それを超える力を検知するとトラブルが生じたと判断する)。
また、前記各実施形態において、基材11が例えばガラスエポキシ基板のような硬い材料で成形されている例で説明したが、これに限るものではない。実施の際は、例えば基材11は樹脂フィルムの様な柔らかい材料で形成されていてもよい。
また、前記各実施形態において、圧電素子が圧電フィルムで構成されていたが、これに限るものではない。実施の際は例えば、圧電素子が圧電セラミック等で構成されていてもよい。
以下、本発明の第6実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図17は、本発明の第6実施形態に係るモニタリングシステム600の外観図である。第6実施形態のモニタリングシステム600が第1実施形態のモニタリングシステム100と相違する点は、スマートフォンの筐体801に接触センサ10およびホスト装置1501が内蔵されており、接触センサ10とホスト装置1501とが有線接続されている点である。ホスト装置1501の機能は、例えば、スマートフォンに内蔵されたCPUに代用させることができる。接触センサ10は、例えばスマートフォンの筐体801の内側面に貼り付けられる。なお、第6実施形態においてはスマートフォンでの実施形態を示しているが、スマートフォンに限らず、例えばマウス、時計、もしくはカメラなどのモバイル端末、又は掃除機、ドライヤー、電動自転車、もしくは電動歯ブラシなどの日常家電などの手で持って操作する機器においても適用可能である。
本実施形態の操作手順について、以下に説明する。
まず、接触センサ10によって押圧が検知されると、接触センサ10に関連づけられた処理が実行される。前記処理としては、例えば、画面操作待機状態やボリューム調整待機状態などのウェイクアップ機能が挙げられる。
次に、接触センサ10に関連づけられた処理が実行されたことをトリガーにして、微小振動(生体振戦)の検知が開始される。ここで、接触センサ10が微小振動(生体振戦)を検出している間は、仮に一定時間の押圧操作検知が加わらなかった場合においても、接触センサ10に関連づけられた機能は終了しない。また、ここで、接触センサ10による微小振動(生体振戦)の検知は必ずしも常時検出する必要は無く、例えば1〜3秒間隔で検出するとしてもよい。そして、接触センサ10による微小振動(生体振戦)の検出が無くなった時点で、接触センサ10に関連づけられた機能は終了する。
例えば、微小振動(生体振戦)の検出および押圧操作検知の両方が反応しない状態が数秒続いたら、接触センサ10に関連づけられた機能が終了するとしてもよい。圧電効果を利用した接触センサ10による微小振動(生体振戦)の検出については、人が把持している状態であるか否かの微小な動きを検知できるメリットがある反面、周囲の振動などによるノイズの影響を受けやすい問題がある。そこで、接触センサ10が高感度であるが故に生じやすくなる誤動作については、スマートフォンに内蔵されたCPUによって、押圧を検知するまでは低感度モードとし、低感度モードで押圧を検知すると高感度モードに切り替えることによって上記誤動作を防止することができる。低感度モードから高感度モードに切り替わった後は、ずっと高感度モードとしてもよい。
例えば、スマートフォンに内蔵されたCPUによって、高感度モードと低感度モードを所定の時間ごとに切り替えることによって上記誤動作を防止することができる。この場合、接触センサ10によって微小振動(生体振戦)が検出されたのか、周囲の振動などによるノイズの影響を受けたか否かの区別を、所定の時間ごとに切り替えない場合に比べてより早く検知することができる。
以下、本発明の第7実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図18は、本発明の第7実施形態に係るモニタリングシステム700の外観図である。第7実施形態のモニタリングシステム700が第6実施形態のモニタリングシステム600と相違する点は、スマートフォンの筐体801の複数の内側面にそれぞれ接触センサ10,10が貼り付けられている点である。
第6実施形態の場合、筐体801の底面が変形するなど、意図しない変形が加わったときに、筐体801の側面に貼り付けられた接触センサ10にもその意図しない変形が伝わってしまい誤動作するおそれがある。
そこで、第7実施形態では、スマートフォンの筐体801の異なる面にそれぞれ接触センサ10,10を配置して、これら接触センサ10,10による検出信号の差を見ることによって、操作者はスマートフォンの筐体801のどの面に変形を加えようとしているのかを判断することができる。
なお、接触センサ10,10を配置する面は、図18の例に限るものではない。例えばスマートフォンに内蔵の基板面やディスプレイの主面と筐体側面にそれぞれ接触センサ10,10を貼り付けて、これら接触センサ10,10による検出信号の差を見る構成としてもよい。
以下、本発明の第8実施形態に係るモニタリングシステムについて説明する。
図19(A)は、本発明の第8実施形態に係るモニタリングシステム800に備えられる接触センサ10の筐体801への取付構造を示す断面図である。本実施形態では、スマートフォンの筐体801の内壁面に基材11が両面テープなどで貼り付けられており、基材11に接触センサ10が取り付けられている。基材11のサイズは接触センサ10よりも大きい。そして、基材11の接触センサ10が取り付けられていない面にGND電極1371が形成されている。そして、接触センサ10のGND電極137が形成されていない面(信号電極136が形成されている面)と、基材11のGND電極1371が形成されていない面とが接合されている。また、平面視で、基材11のGND電極1371は、接触センサ10と重なるとともに接触センサ10より大きい。この構成により、筐体外部からのノイズが接触センサ10に侵入するのを防ぐことができる。つまり、基材11の接触センサ10が取り付けられていない面が、接触センサ10よりもスマートフォンの筐体801の内壁面に近い配置で貼り付けると、筐体外部からのノイズ侵入のリスクを軽減できる。
図19(B)は、本発明の第8実施形態に係るモニタリングシステム800に備えられる接触センサ10の筐体801への取付構造を示す断面図である。本実施形態では、スマートフォンの筐体801の内壁面に接触センサ10が両面テープなどで貼り付けられており、接触センサ10を覆うように基材11が取り付けられている。基材11のサイズは接触センサ10よりも大きい。そして、基材11の接触センサ10が取り付けられていない面にGND電極1371が形成されている。そして、接触センサ10のGND電極137が形成されていない面(信号電極136が形成されている面)と、基材11のGND電極1371が形成されていない面とが接合されている。また、平面視で、基材11のGND電極1371は、接触センサ10と重なるとともに接触センサ10より大きい。この構成により、筐体内部のノイズが接触センサ10に侵入するのを防ぐことができる。つまり、基材11の接触センサ10が取り付けられていない面が、接触センサ10よりもスマートフォンの筐体801の中心部に近い配置で貼り付けると、筐体内部のノイズの影響を抑えることができる。
前記各実施形態の説明は、すべての点で例示であり、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲は、請求の範囲と均等の範囲とを含む。
10…接触センサ
11…基材
16…制御部
17…記憶部
35…センサ部
40…通信部
80…商品
100…モニタリングシステム
116…制御部
117…記憶部
135…圧電フィルム
136…信号電極
137…GND電極
140…通信部
150…サーバ装置
155…表示部
200…モニタリングシステム
216…制御部
217…記憶部
240…通信部
250…表示装置
255…表示部
256…スピーカ
300…モニタリングシステム
350…表示装置
380…ショーケース
400…モニタリングシステム
500…モニタリングシステム
901…一軸延伸方向
902…一軸延伸方向
1010…接触センサ
1035…センサ部
1110…接触センサ
1135…圧電フィルム

Claims (6)

  1. 物品に取り付けられる基材と、圧電素子によって構成され、生体が前記基材又は前記物品に接触している接触状態を検知するセンサ部と、前記センサ部から出力された信号を処理し、前記接触状態を示す接触情報を出力する処理部と、前記処理部から出力された前記接触情報を送信する送信部と、を有する接触センサと、
    前記送信部から送信された前記接触情報を受信する受信部を有する通信装置と、を備え
    前記センサ部は、前記生体が前記基材又は前記物品に接触している際に起こる前記生体の微小振動を検知し、前記信号を出力し、
    前記処理部は、前記微小振動の出力信号が一定時間所定の閾値を上回っているかどうか判定する、モニタリングシステム。
  2. 前記センサ部は、前記基材の変形を検知し、前記信号を出力する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  3. 前記センサ部は、前記処理部から出力された前記接触情報を記憶する第1記憶部を備える、
    請求項1又は2に記載のモニタリングシステム。
  4. 前記通信装置は、前記受信部で受信された前記接触情報を記憶する第2記憶部を備える、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
  5. 前記通信装置は、前記受信部が前記接触情報を受信したとき、前記物品に関する物品情報を表示する表示部を備える、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
  6. 前記通信装置は、前記受信部が前記接触情報を受信したとき、前記接触状態を報知する報知部を備える、請求項1乃至のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
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