JP6446176B2 - 眼鏡レンズ製造システム及び眼鏡レンズ製造方法 - Google Patents

眼鏡レンズ製造システム及び眼鏡レンズ製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、眼鏡レンズ製造システム及び眼鏡レンズ製造方法に関する。
従来、眼鏡販売店などに設けられる発注側コンピュータと、眼鏡レンズの製造業者側に設けられる受注側コンピュータとがネットワークを介して接続された眼鏡レンズ製造システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような眼鏡レンズ製造システムにおいて、例えば発注側コンピュータは、装用者の処方情報や眼鏡フレームの情報、使用する眼鏡レンズの情報などの各種情報を受注側コンピュータに送信する。受注側コンピュータは、送信された各種情報を受信し、受信した情報に基づいて眼鏡レンズの設計情報を生成して、適宜加工装置に設計情報を送信する。加工装置は、受信した設計情報に基づいて眼鏡レンズを加工し、眼鏡レンズが製造される。
このような眼鏡レンズ製造システムでは、発注側コンピュータから受注側コンピュータに送信される各種情報として、眼鏡レンズの玉型形状及び寸法に関する情報がある。この情報を取得するため、眼鏡フレームのリム内周の形状をトレースする手法が知られている。例えば、フルリム型の眼鏡フレームにおいて、眼鏡レンズ外周に形成されるヤゲンを嵌め込むための溝がリムの内周1周に亘って形成されている場合がある。このような場合、例えば測定子の先端を溝の底部に接触させた状態で、この測定子を溝に倣うように眼鏡フレームの内周に沿って1周移動させ、測定子先端の3次元上の位置を測定する。これにより、眼鏡レンズの玉型形状及び寸法の情報を得ることができる。
一方、ハーフリム型やパートリムレス型の眼鏡フレームでは、溝が眼鏡レンズの一部の形状にしか対応していない。また、フルリム型の眼鏡フレームであってもリムの内周に溝が形成されてない構成、また、リムレス型の眼鏡フレームのようにリムが設けられない構成では、上記のような溝がリムに存在しない。これらの場合には、トレーサーを用いて眼鏡フレームに装着されるデモレンズの外周の形状及び寸法を測定し、測定結果を上記玉型形状及び寸法の情報として設定することが考えられる。この測定では、例えば棒状の測定子の側面をデモレンズの外周に接触させた状態で、デモレンズの外周に沿って測定子を移動させ、測定子の2次元上の位置を測定する。この場合、デモレンズの外周の2次元形状及び寸法が測定される。
特開2011−180733号公報
しかしながら、デモレンズの外周の2次元形状及び寸法を測定しただけでは、測定される2次元形状の周長が実際の眼鏡レンズよりも短くなってしまう場合がある。この場合、眼鏡フレームに合った眼鏡レンズを製造することができない可能性がある。
以上のような事情に鑑み、本発明は、眼鏡フレームに合った形状の眼鏡レンズを製造することが可能な眼鏡レンズ製造システム及び眼鏡レンズ製造方法を提供することを目的とする。
本発明の態様によれば、少なくとも玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の2次元形状及び寸法に関する第1情報を送信する発注側コンピュータと、発注側コンピュータから送信された第1情報、及び玉型形状を有する眼鏡レンズのレンズ面のカーブ値に関する第2情報に基づいて、玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の3次元形状及び寸法に関する第3情報を算出する受注側コンピュータと、第3情報に基づいて眼鏡レンズを製造する眼鏡レンズ加工装置と、を備え、第1情報として、眼鏡レンズを装着する眼鏡フレームに応じて作成されたデモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報が用いられ、デモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報は、デモレンズを測定して得られる実測情報が用いられる眼鏡レンズ製造システムが提供される。
本発明の第1態様によれば、少なくとも玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の2次元形状及び寸法に関する第1情報を送信する発注側コンピュータと、この発注側コンピュータから送信された第1情報、及び玉型形状を有する眼鏡レンズのレンズ面のカーブ値に関する第2情報に基づいて、玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の3次元形状及び寸法に関する第3情報を算出する受注側コンピュータと、第3情報に基づいて眼鏡レンズを製造する眼鏡レンズ加工装置と、を備える眼鏡レンズ製造システムが提供される。
本発明の態様によれば、少なくとも玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の2次元形状及び寸法に関する第1情報を送信することと、送信された第1情報、及び玉型形状を有する眼鏡レンズのレンズ面のカーブ値に関する第2情報に基づいて、玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の3次元形状及び寸法に関する第3情報を算出することと、第3情報に基づいて前記眼鏡レンズを製造することと、を含み、第1情報として、眼鏡レンズを装着する眼鏡フレームに応じて作成されたデモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報が用いられ、デモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報は、デモレンズを測定して得られる実測情報が用いられる眼鏡レンズ製造方法が提供される。
本発明の第2態様によれば、少なくとも玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の2次元形状及び寸法に関する第1情報を送信することと、送信された第1情報、及び玉型形状を有する眼鏡レンズのレンズ面のカーブ値に関する第2情報に基づいて、玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の3次元形状及び寸法に関する第3情報を算出することと、第3情報に基づいて眼鏡レンズを製造することと、を含む眼鏡レンズ製造方法が提供される。
本発明の態様によれば、眼鏡フレームに合った形状の眼鏡レンズを製造することができる。
実施形態に係る眼鏡レンズ製造システムの一例を示す図である。 デモレンズが装着された状態の眼鏡フレームの一例を示す図である。 測定装置の一例を示す図である。 眼鏡レンズを設計するための情報を説明するための図である。 表示装置の画面構成の一例を示す図である。 実施形態に係る眼鏡レンズ製造方法の一例を示すフローチャートである。 表示装置の画面構成の一例を示す図である。 第3情報を算出する処理の一例を模式的に示す図である。 表示装置の画面構成の変形例を示す図である。 表示装置の画面構成の変形例を示す図である。 眼鏡レンズ製造システムの変形例を示す図である。 測定装置の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては、実施形態を説明するため、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現している。
図1は、眼鏡レンズ製造システム100の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、眼鏡レンズ製造システム100は、眼鏡フレームに対応した玉型形状を有するカット済みの眼鏡レンズLを製造する。眼鏡レンズ製造システム100は、眼鏡販売店などの発注者から眼鏡レンズ製造業者などの受注者に対して眼鏡レンズLを注文する際に用いられる。
製造システム100は、発注側コンピュータ10と、測定装置20と、管理サーバ40と、受注側コンピュータ50と、加工装置60とを備えている。例えば、発注側コンピュータ10及び測定装置20は発注者側に設置され、管理サーバ40、受注側コンピュータ50及び加工装置60は受注者側に設置される。発注側コンピュータ10、管理サーバ40及び受注側コンピュータ50は、それぞれCPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と、主記憶装置や補助記憶装置などの記憶装置と、電子情報を送受信するための通信インターフェースとを有している。通信インターフェースは、有線方式及び無線方式のいずれであってもよい。
発注側コンピュータ10は、例えば、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータや、タブレット型携帯端末などにより実現される。発注側コンピュータ10は、インターネットなどのネットワーク30を介して管理サーバ40に接続されている。図1では、発注側コンピュータ10が1つのネットワーク30に接続された構成が示されているが、これに限定されるものではなく、複数の発注側コンピュータ10がネットワーク30に接続された構成であってもよい。なお、このネットワーク30としては、インターネットの他に、例えばイントラネットやLAN(Local Area Network)などの通信回線網を用いることができる。発注側コンピュータ10は、ネットワーク30を介して装用者及び眼鏡レンズLに関する各種情報を管理サーバ40に送信する。このような各種情報としては、例えば処方情報や眼鏡レンズLを設計するための情報などが挙げられる。
処方情報としては、度数(球面度数、S度)、乱視度数(C度)、軸度(乱視軸の角度)、加入度、及びプリズムが含まれる。さらに、処方情報は、装用者の瞳孔間距離に関する情報や、装用者の天地方向(上下方向)の瞳位置(アイポイント)に関する情報が含まれてもよい。処方情報は、右眼及び左眼のそれぞれについて取得されている。
また、処方情報として、例えば眼鏡フレームに関する情報などを含めてもよい。眼鏡フレームには、例えば図2(a)に示すハーフリム型の眼鏡フレーム70や、図2(b)に示すリムレス型の眼鏡フレーム80、図2(c)に示すパートリムレス型の眼鏡フレーム90、また、図示を省略するが、フルリム型の眼鏡フレームなどがある。
例えば図2(a)に示すハーフリム型の眼鏡フレーム70は、リム71と、テンプル72と、ブリッジ73と、ワイヤー74とを有している。左右のリム71には、デモレンズ75が装着されている。デモレンズ75は、眼鏡販売店などにおいて陳列される際に眼鏡フレーム70に装着されるレンズである。眼鏡フレーム70に装着される眼鏡レンズを製造する場合、眼鏡レンズの外形はデモレンズ75の外形とほぼ等しくなる。右目用のデモレンズ75Rの外周には、ワイヤー溝75gが形成されている。なお、ワイヤー溝75gは、左目用のデモレンズ75Lについても同様に形成されている。
リム71は、デモレンズ75の外周のうち上側を覆う構成となっている。リム71は、下側が開口された状態となっている。リム71の内周71eには、溝71fが形成されている。溝71fは、断面視V字型に形成されている。この溝71fは、左目側のリム71の内周にも同様に形成されている。溝71fは、内周71eに沿って形成されている。左右のリム71には、それぞれテンプル72が取り付けられている。また、左右のリム71は、ブリッジ73によって接続されている。ワイヤー74は、デモレンズ75のワイヤー溝75gに掛けられている。ワイヤー74の両端は、リム71に固定されている。このように、デモレンズ75は、ワイヤー溝75gがワイヤー74と係止されるため、眼鏡フレーム70との間の位置ズレが抑えられる構成となっている。
また、図2(b)に示すリムレス型の眼鏡フレーム80は、ブリッジ81と、テンプル82とを有している。眼鏡フレーム80にはリムが設けられず、ブリッジ81とテンプル82とが左右のデモレンズ85(85L、85R)に直接的に接続されている。この構成では、デモレンズ85は、ブリッジ81とテンプル82とで固定されている。デモレンズ85の外周85eは、溝が形成されておらず、平坦に形成されている。
また、図2(c)に示すパートリムレス型の眼鏡フレーム90は、リム91と、テンプル92と、ブリッジ93とを有している。左右のリム91には、デモレンズ95が装着されている。右目用のデモレンズ95Rの外周には、ヤゲン95fが形成されている。なお、ヤゲン95fは、左目用のデモレンズ95Lについても同様に形成されている。
リム91は、フレームの一部が開口された状態となっている。リム91の内周91eには、溝91fが形成されている。溝91fは、断面視V字型に形成されている。この溝91fは、左目側のリム91の内周にも同様に形成されている。溝91fは、内周91eに沿って形成されている。溝91fには、デモレンズ95のヤゲン95fが挿入されるようになっている。したがって、溝91fは、ヤゲン95fに対応した形状に形成されている。左右のリム91には、それぞれテンプル92が取り付けられている。また、左右のリム91は、ブリッジ93によって接続されている。
なお、処方情報として、眼鏡レンズの屈折率、アッベ数、比重、厚さ、収差、色、ヤゲンの寸法、ヤゲンカーブ、ワイヤー溝の寸法、ワイヤー溝のカーブなどの情報などを含めてもよい。
眼鏡レンズLを設計するための情報としては、例えば眼鏡レンズLに対応する玉型情報(第1情報)や、カーブ値に関する情報(第2情報)、補正情報などが含まれる。玉型情報は、玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報を含む。本実施形態において、玉型情報は、玉型形状を有する眼鏡レンズの外周を測定(トレース)することによって取得される。このような測定は、例えば測定装置20を用いて行うことができる。
また、このような測定に用いる眼鏡レンズ(以下、測定用レンズと表記する)としては、例えば上記のようなデモレンズ75、85、95などが挙げられる。また、例えば実際の眼鏡に嵌め込まれているレンズと同一形状の眼鏡レンズを製造する場合などには、そのレンズを測定用レンズとして用いてもよい。
ここで、測定装置20の構成を説明する。測定装置20には、測定結果を記憶する記憶装置や、発注側コンピュータ10との間で電子情報を送受信するための通信インターフェースなどが設けられている。また、測定装置20には、測定動作の開始及び停止を切り替えるスイッチ(不図示)が設けられている。
図3(a)及び図3(b)は、測定装置20の構成を示す図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は側面図である。測定装置20は、レンズホルダLHと、測定子21と、駆動機構22と、制御部23とを有している。以下、測定装置20で計測する測定用レンズ25として上記のデモレンズ95が用いられた場合を例に挙げて説明するが、他のレンズを用いる場合にも同様の説明が可能である。測定子21は、例えば棒状に形成されている。測定子21は、軸AXを中心とした軸線周りの方向(以下、軸周回方向D1と表記する)と、軸AXを中心とした径方向D2に移動可能に設けられている。なお、この軸AXは、例えばデモレンズ95の光軸に一致するようにしてもよいし、計測装置20によって適宜設定できるようにしてもよい。
駆動機構22は、軸AXを中心として測定子21を軸周回方向D1に移動させると共に、この測定子21を径方向D2に直線移動させる。レンズホルダLHは、測定用レンズ25を保持する。制御部23は、測定子21がデモレンズ95の外周95eに沿って移動するように、駆動部22の動作を制御する。また、制御部23は、これら駆動部22の制御結果から、測定子21の軸周回方向D1及び径方向D2の位置を検出可能である。
このときに検出される測定子21の位置は、例えば軸周回方向D1の座標(θ)と、径方向D2の座標(r)とで構成される円座標系によって2次元的に表される。ここで、図3(a)に示すように、測定子21の測定開始位置P0と軸AXとを結ぶ直線を基準直線Q0とする。このとき、ある測定位置Pの軸周回方向D1の座標θは、軸AXと測定位置Pとを結ぶ直線Qと、基準直線Q0との間の角度として表される。また、このときの径方向D2の座標rは、軸AXと位置Pとの距離(径)として表される。なお、測定位置Pの座標として、直交座標系など他の2次元座標系で表されてもよい。
制御部23は、測定子21を移動させて複数個所で測定を行うことにより、上記デモレンズ95の外周95eに沿った複数の位置Pの座標(θ,r)を取得することができる。図4(a)は、測定装置20の測定結果を模式的に示す図である。図4(a)に示すように、複数の測定位置P1、P2、…、Pnにおいて、それぞれ座標(θ1,r1)、(θ2,r2)、…、(θn、rn)が求められている。
玉型情報は、このような複数の測定位置の座標をもとにして形成される。例えば、複数の測定点の集合によって2次元の玉型形状(以下、2次元玉型形状と表記する。)95Sが設定される。また、各測定位置と軸AXとの距離が、この2次元玉型形状95Sの寸法として設定される。なお、図4(a)では、図を判別しやすくするため、第1位置から第n位置までを、肉眼で認識可能な程度に離れた位置として示しているが、実際にはより微小な距離ごとに座標が取得される。
次に、カーブ値に関する情報について説明する。カーブ値は、玉型情報を取得する際に用いる測定用レンズ25のレンズ面の曲がり具合を示す値である。カーブ値は、第1面(R1面又は凸面)及び第2面(R2面又は凹面)のいずれのレンズ面についての値であってもよい。本実施形態では、カーブ値として、例えばディオプターカーブ(面屈折力D)が用いられるが、これに限定されるものではなく、他の値(曲率、曲率半径など)が用いられてもよい。
図4(b)は、カーブ値を説明するための図であり、測定レンズ25としてデモレンズ95の断面を模式的に示している。図4(b)に示すように、デモレンズ95は、凸面95a及び凹面95bを有している。デモレンズ95の凸面95aに沿った曲面Cの曲率半径をrcとし、デモレンズ95の光屈折率をncとすると、カーブ値(D)は、
D=(nc−1)/rc
で表される。このカーブ値は、例えばカーブ計やカーブスケールなどの測定器具を用いて測定することができる。なお、図4(b)では、デモレンズ95の凸面95aのカーブ値について示しているが、凹面95bのカーブ値についても同様の説明が可能である。
次に、補正情報について説明する。補正情報は、2次元玉型形状95Sの寸法を変更するために用いられる。例えば、上記眼鏡フレーム70に装着されるデモレンズ95は、リム91に対して取り付け及び取り外しが容易となるように、実際の眼鏡レンズよりも小さく形成されている場合がある。このため、そのようなデモレンズ95を測定して得られた2次元玉型形状95Sを用いて眼鏡レンズLを製造すると、眼鏡レンズLの寸法が最適な寸法よりも小さくなってしまう。そこで、本実施形態では、2次元玉型形状95Sが大きくなるように、寸法を補正することができる。なお、デモレンズ95の寸法によっては、この補正を行わないようにしてもよい。
図4(c)は、補正値を説明するための図であり、補正を行う前後の2次元玉型形状95Sを模式的に示している。図4(c)の白抜き矢印の上側には、補正前の2次元玉型形状95Sが示されており、白抜き矢印の下側には、補正後の2次元玉型形状95Sが示されている。以下、補正後の2次元玉型形状95Sについては、補正後玉型形状95Tと表記する。
図4(c)に示す例では、補正後玉型形状95Tは、2次元玉型形状95Sよりも、全周に亘って径方向に寸法dだけ大きくなっている。つまり、図示を省略するが、第1位置、第2位置、…、第n位置における径方向D2の座標(r1、r2、…、rnの値)が、それぞれ寸法dだけ増加している。本実施形態では、この大きくなっている分の寸法dを補正値の一例として設定することができる。
なお、補正値としては、増加分の寸法dに限られることはなく、例えば2次元玉型形状95Sを大きくするための倍率であってもよい。また、補正値としては、2次元玉型形状95Sの全周に亘って寸法を大きくするための値に限られず、例えば2次元玉型形状95Sの一部の寸法を大きくするための値であってもよい。
図1に示すように、発注側コンピュータ10には、表示装置12及び入力装置13が接続されている。表示装置12は、発注側コンピュータ10における算出結果や、発注側コンピュータ10に格納されるアプリケーションの実行結果、入力装置13によって入力される情報、発注側コンピュータ10がネットワーク30を介して受信した情報などを表示する。表示装置12としては例えば、液晶表示ディスプレイなどが用いられる。入力装置13は、例えば、装用者の処方情報を入力するために用いられる。入力装置13としては、例えば、キーボードやマウスが用いられる。なお、入力装置13として、例えば表示装置12上に形成されたタッチパネルが用いられてもよい。
図5は、表示装置12の表示画面に示される表示内容の一例を示す図である。図5に示すように、表示装置12の表示画面には、発注側コンピュータ10から受信サーバ40へ送信する情報を入力するためのウィンドウ12aが表示されている。このウィンドウ12aは、例えば発注側コンピュータ10を受信サーバ40にアクセスさせる際に、所定のアプリケーションを起動させることで表示される。このアプリケーションは、例えば発注側コンピュータ10の記憶装置などに格納させておくことができる。
ウィンドウ12aには、複数の入力領域12b〜12eが設けられている。入力領域12bには、処方情報が入力される。この入力領域12bにおいては、処方情報に含まれる各種情報が記録されたデータファイルのアドレスを入力又は指定するようになっている。このデータファイルは、発注側コンピュータ10の記憶装置に記憶させておいてもよいし、発注側コンピュータ10に接続される他の記憶装置に記憶させておいてもよい。なお、入力領域12bにおいては、ファイルのアドレスを入力(又は指定)する形態に限定されるものではなく、処方情報を直接的に入力する形態であってもよいし、ファイルをドラッグする形態であってもよい。また、ウィンドウ12aとは異なるウィンドウに処方情報を入力する形態であってもよい。この場合、入力領域12bには、処方情報入力用のウィンドウを表示させるためのボタン等が表示されるようにすればよい。
入力領域12cには、玉型情報が入力される。入力領域12cは、入力領域12bと同様に、玉型情報が記録されたデータファイルのアドレスを入力又は指定するようになっている。このデータファイルは、発注側コンピュータ10の記憶装置に記憶させておいてもよいし、測定装置20の内部に記憶させておいてもよい。また、玉型情報が測定装置20の内部に記憶されている場合、その玉型情報を読み込むためのボタンが入力領域12bに設けられていてもよい。また、測定装置20を起動させて玉型情報を測定させるためのボタンが入力領域12bに設けられていてもよい。この場合において、測定装置20の測定結果がそのまま発注側コンピュータ10に取り込まれるようにしてもよい。また、ウィンドウ12aとは異なるウィンドウで玉型情報の入力領域を表示できるようにしてもよい。この場合、玉型情報入力用のウィンドウを表示させるためのボタン等が入力領域12cに表示されるようにすればよい。
入力領域12dには、カーブ値が入力される。入力領域12dは、カーブ値が例えばテキストで入力されるようになっている。入力領域12dは、1つのカーブ値を入力する形態に限定されず、複数のカーブ値を入力する形態であってもよい。また、カーブ値が記録されたデータファイルのアドレスを入力又は指定する形態であってもよい。また、ウィンドウ12aとは異なるウィンドウでカーブ値の入力領域を表示できるようにしてもよい。この場合、カーブ値入力用のウィンドウを表示させるためのボタン等が入力領域12dに表示されるようにすればよい。
入力領域12eには、補正値が入力される。入力領域12eは、入力領域12dと同様に、補正値が例えばテキストで入力されるようになっている。また、ウィンドウ12aとは異なるウィンドウで補正値の入力領域を表示できるようにしてもよい。この場合、補正値入力用のウィンドウを表示させるためのボタン等が入力領域12eに表示されるようにすればよい。
また、ウィンドウ12aには、上記の入力領域12b〜12eに入力された情報をネットワーク30に送信するための送信ボタンや、測定装置20の動作の開始及び停止を切り替えるためのボタンなどが設けられている。なお、図5では、1つのウィンドウ12aに入力領域12b〜12eが表示された場合を例に挙げているが、これに限定されるものではなく、複数のウィンドウに亘って入力領域12b〜12eの内容が表示される形態であってもよい。
図1に示すように、発注側コンピュータ10には、第2情報設定部11が設けられている。第2情報設定部11は、眼鏡レンズLを製造するための第2情報として、測定用レンズ25(デモレンズ95)のカーブ値に関する情報を設定する。本実施形態では、第2情報設定部11は、入力領域12dに入力されたカーブ値を第2情報として設定する。
管理サーバ40は、上記のようにネットワーク30を介して発注側コンピュータ10に接続されると共に、受注側コンピュータ50に接続されている。なお、複数の管理サーバ40がネットワーク30に接続された構成であってもよい。この場合、一部の管理サーバ40をバックアップ用として用いてもよい。
管理サーバ40の記憶装置には、発注サイト41に関するプログラムやデータ等が記憶されている。このようなデータとしては、例えば、表示装置12に表示させるウィンドウ12aに関する情報や、入力領域12b〜12eの形式に関する情報などが含まれていてもよい。管理サーバ40は、発注サイト41を通じて発注側コンピュータ10からの情報を受信し、その情報を記憶装置に蓄積させると共に受注側コンピュータ50に送信する。本実施形態では、管理サーバ40が受注側コンピュータ50に組み込まれた構成であってもよい。
受注側コンピュータ50は、管理サーバ40から送信される情報を受信し、その情報に基づいて眼鏡レンズLの設計情報を生成する。なお、受注側コンピュータ50は、複数設けられていてもよい。受注側コンピュータ50は、補正情報設定部51を有している。補正情報設定部51は、2次元玉型形状95Sの寸法を変更するための補正情報を設定する。本実施形態では、補正情報設定部51は、発注側コンピュータ10から送信された補正値を補正情報として設定する。
受注側コンピュータ50は、発注側コンピュータ10の第2情報設定部11によって設定された第2情報と、補正情報設定部51によって設定された補正情報とに基づいて、眼鏡レンズLの3次元形状及び寸法に関する第3情報を算出する。受注側コンピュータ50は、この第3情報を用いて、眼鏡レンズLの設計情報を生成する。また、受注側コンピュータ50の記憶装置には、加工装置60の器具(加工軸、砥石など)によって加工可能な玉型形状の範囲に関する情報が記憶されている。
加工装置60は、不図示のネットワークを介して受注側コンピュータ50に接続されている。加工装置60は、受注側コンピュータ50から送信される設計情報を受信し、その設計情報に基づいて眼鏡レンズを玉型加工する。本実施形態では、加工装置60で加工される眼鏡レンズは、未加工レンズと呼ばれる玉型加工前のレンズである。未加工レンズは、セミフィニッシュレンズを荒削りして研磨した後、洗浄処理及び表面コート処理を行った状態の眼鏡レンズである。なお、加工装置60が、セミフィニッシュレンズの作製から表面コート処理までの少なくとも1つの工程を行う構成であっても構わない。
加工装置60は、不図示の加工軸、砥石などの器具を有している。加工軸は、未加工レンズを装着させて固定させる。砥石は、高速で回転可能に設けられており、加工軸に固定される未加工レンズの外周を研削する。砥石としては、未加工レンズの外周形状を調整する砥石や、外周にヤゲン、ワイヤー溝などを形成する砥石などが含まれる。加工装置60は、不図示の記憶装置を有している。記憶装置には、例えばこの未加工レンズの形状や寸法に関する情報や、玉型加工で用いる器具(加工軸、砥石)の情報等が記憶されている。
次に、上記のように構成された眼鏡レンズ製造システム100を用いた眼鏡レンズ製造方法を説明する。図6は、眼鏡レンズ製造システム100を用いて眼鏡レンズLを注文する場合の動作の流れを示すフローチャートである。以下、フローチャートに沿って説明する。
眼鏡販売店などの発注者は、入力装置13を操作して、管理サーバ40の発注サイト41にアクセスするためのアプリケーションを起動させる。そして、発注者は、入力装置13を操作して所定のプログラムを実行することにより、管理サーバ40の発注サイト41にアクセスし、ログインする(ステップS01)。この動作により、発注側コンピュータ10は、各種情報を入力するためのウィンドウ12aを表示装置12に表示させる(ステップS02)。ウィンドウ12aが表示装置12に表示された後、発注者は、入力装置13を操作して、ウィンドウ12aの入力領域12b〜12eに必要な情報を入力する。図7に示すように、例えば入力領域12b、12cには、処方情報及び玉型情報を記録したファイルのアドレスが入力されている。
なお、玉型情報については、測定装置20によって予め取得しファイルを作成おいてもよい。また、発注者が発注サイト41にアクセスしているときに測定装置20を起動させて玉型情報を取り込んでもよい。この場合、発注者は、測定レンズ25(デモレンズ95)を測定装置20のレンズ保持部LHに保持させ、測定装置20を起動させる。測定装置20の測定により、図4(a)で示したように第1位置(θ1、r1)から第2位置(θ2、r2)、…、第n位置(θn、rn)まで、軸周回方向D1に沿ったn箇所の位置の座標(ただし、nは整数)が取得される。これにより、2次元玉型形状95Sが得られる。
2次元玉型形状95Sを取得した後、制御装置23は、取得結果(第1位置〜第n位置の位置座標)をデータファイルとして発注側コンピュータ10に送信する。発注側コンピュータ10は、データファイルを受信して記憶装置に記憶させる。その後、発注者は、入力領域12cに入力する2次元形状情報として、記憶装置に記憶されたデータファイル(又は記憶されたデータファイルのアドレス)を指定するようにする。
また、入力領域12d、12eには、カーブ値及び補正値がそれぞれ数値で入力されている。第2情報設定部51は、入力領域12dに入力されたカーブ値を第2情報として設定する(ステップS03)。その後、第2情報設定部51は、設定した第2情報を記憶装置に記憶させる。これにより、第2情報が参照情報として蓄積されることになる。なお、入力領域12dに入力されたカーブ値を第2情報として設定するためのボタンがウィンドウ12aに別途設けられており、そのボタンを押すことにより、入力領域12dに入力されたカーブ値を第2情報設定部51が第2情報として設定する構成であってもよい。
発注者は、以上のように必要な各種情報を入力した後、入力装置13を操作して、これら各種情報を発注側コンピュータ10から管理サーバ40へ送信するように指示する。発注側コンピュータ10は、この指示により、通信インターフェースからネットワーク30を介して、各種情報を管理サーバ40に送信する(ステップS04)。送信後、発注側コンピュータ10は、送信が完了した旨を例えば表示装置12に表示させてもよい。
管理サーバ40は、発注側コンピュータ10から各種情報が送信された後、ネットワーク30を介してこれらの情報を受信する(ステップS05)。管理サーバ40は、情報を受信した後、これらの情報を記憶装置に記憶させる(ステップS06)。管理サーバ40は、記憶装置に情報を記憶させた後、受注側コンピュータ50に対して、発注側コンピュータ10から情報の送信があったことを通知する(ステップS07)。
受注側コンピュータ50は、この通知を受けた後、管理サーバ40に記憶された情報の読み出しを行う(ステップS08)。この動作により、管理サーバ40に記憶された処方情報や、第1情報(玉型情報)、第2情報(カーブ値に関する情報)及び補正値などが受注側コンピュータ50に送信され、受注側コンピュータ50の記憶装置に記憶される。
その後、補正情報設定部51は、読み出した情報のうち、補正値を補正情報として設定する。なお、受注側コンピュータ50は、設定した補正情報を、管理サーバ40及びネットワーク30を介して発注側コンピュータ10に送信してもよい。これにより、補正情報として設定された補正値に関する情報が発注側コンピュータ10に参照情報として蓄積される。
受注側コンピュータ50は、処方情報、第1情報、第2情報及び補正情報に基づいて、眼鏡レンズLの3次元形状及び寸法に関する情報を第3情報として算出する(ステップS09)。本ステップでは、処方情報、第1情報及び第2情報は、それぞれ受注側コンピュータで入力された値が用いられる。
第3情報を算出する場合、受注側コンピュータ50は、まず補正情報に基づいて2次元玉型形状95Sの寸法を補正する。図7に示すように、本実施形態において、入力領域12eには、補正値として0.1の数値が指定されている。この数値は、例えば2次元玉型形状95Sの径を変更する値であり、単位はミリメートル(mm)である。
この補正により、図4(c)に示す補正後玉型形状95Tが得られる。補正後玉型形状95Tは、2次元玉型形状95Sの全周に亘って径が補正値0.1mmだけ大きくなったものである。なお、この補正において、2次元玉型形状95Sと補正後玉型形状95Tとが相似形となるようにしても構わない。この場合、例えば2次元玉型形状95Sのうち基準となる所定位置(例、第1位置)の径を0.1mm大きくし、補正後玉型形状95Tが2次元玉型形状95Sと相似形となるように、他の位置(例、第2位置、…、第n位置)について補正量を調整する。
第1情報を補正して補正後玉型形状95Tを得た後、受注側コンピュータ50は、図8に示すように、仮想球面Ciを設定する。受注側コンピュータ50は、仮想球面Ciの表面のカーブ値が、第2情報であるカーブ値と等しくなるように設定する。次に、受注側コンピュータ50は、補正後玉型形状95Tを仮想球面Ciに投影させ、仮想球面Ci上に投影像(以下、玉型投影形状と表記する)95Uを形成する。受注側コンピュータ50は、例えば仮想球面Ciの中心を通る直線上の位置に補正後玉型形状95Tの中心を一致させ、その位置からこの直線に沿って補正後玉型形状95Tを投影させる。仮想球面Ciの表面上では、玉型投影形状95Uは球面に沿った形状であり、3次元形状となる。受注側コンピュータ50は、玉型投影形状95Uの周長を測定し、第3情報として記憶装置に記憶させる。例えば、受注側コンピュータ50は、玉型投影形状95Uの第1位置、第2位置、…、第n位置を線分で結び、この線分の長さを測定した結果を第3情報とすることができる。玉型投影形状95Uは3次元形状であるため、第3情報は3次元周長である。
次に、受注側コンピュータ50は、上記の処方情報、第3情報に対応した玉型形状の眼鏡レンズを作成可能か否かの判断を行う(ステップS10)。受注側コンピュータ50は、例えば玉型投影形状95Uが加工装置60によって加工可能な形状か否かを判断する。判断に際し、受注側コンピュータ50は、記憶装置に記憶された、未加工レンズの寸法や、加工装置60の器具(加工軸、砥石など)に関する情報などを適宜用いることができる。また、受注側コンピュータ50は、器具に関する情報を加工装置60側から読み出すようにしても構わない。受注側コンピュータ50は、眼鏡レンズを作成不可能と判断した場合、エラー判定を出す(ステップS10のNO、ステップS15)。
また、受注側コンピュータ50は、眼鏡レンズを作成可能と判断した場合、上記処方情報、第3情報などに基づいて、眼鏡レンズLの設計情報を生成する(ステップS10のYES、ステップS11)。この設計情報には、眼鏡レンズの玉型の3次元形状及び寸法に関する情報や、ヤゲンのカーブ及び寸法、ワイヤー溝のカーブ及び寸法に関する情報などが含まれる。設計情報を算出した後、受注側コンピュータ50は、その設計情報を加工装置60に送信する(ステップS12)。
加工装置60は、受注側コンピュータ50から送信された設計情報を受信する(ステップS13)。加工装置60は、受信した設計情報に基づいて眼鏡レンズ(未加工レンズ)の玉型加工を行う(ステップS14)。なお、未加工レンズについては、上記の処方情報などに応じて別途作製しておく。受注者は、未加工レンズを加工装置60の加工軸に装着し、砥石を高速で回転させる。加工装置60は、この砥石を未加工レンズの外周に押し当てて未加工レンズの外周を眼鏡フレームの形状に合うように研削する。また、未加工レンズの外周にヤゲンやワイヤー溝が形成される。これにより、眼鏡フレームの形状に対応した眼鏡レンズLが製造される。
以上のように、本実施形態によれば、デモレンズ95の2次元玉型形状95S及びデモレンズ95の凸面95a(又は凹面95b)のカーブ値が発注側コンピュータ10から送信され、受注側コンピュータ50ではこの2次元玉型形状95S及びカーブ値に基づいて、玉型投影形状95Uの3次元周長が算出され、加工装置60でこの3次元周長に基づいて眼鏡レンズLが製造される。このように、眼鏡レンズLは、眼鏡フレームの3次元形状に対応した玉型投影形状95Uの3次元周長を用いて加工されるため、2次元形状の2次元玉型形状95Sの周長を用いて加工される場合に比べて、眼鏡フレームに合った眼鏡レンズLが製造される。また、本実施形態によれば、例えば眼鏡レンズLの外周にヤゲン(上記ヤゲン95fなど)や溝(上記溝75gなど)が形成されている場合についても、眼鏡フレーム側のヤゲン溝やワイヤーに嵌め込みやすくなるため、眼鏡レンズLを眼鏡フレームに装着しやすくなる。
<変形例>
次に、上記実施形態の変形例を説明する。上記実施形態では、表示装置12のウィンドウ12aの入力領域12dにカーブ値を入力する際に、数値を直接入力する場合を例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、予め設定された複数のカーブ値から1つのカーブ値を選択することにより、カーブ値を入力する構成であっても構わない。
図9(a)〜図9(c)は、表示装置12の表示画面においてウィンドウ12aのうちカーブ値を入力する入力領域を示す図である。
例えば図9(a)に示すように、カーブ値の入力領域12daには、予め設定された複数のカーブ値が数値としてプルダウン形式で示されている。発注者が入力部を操作して複数のカーブ値から1つのカーブ値を選択することで、その選択したカーブ値が入力領域12daに入力される。
また、例えば図9(b)において、ウィンドウ12aには、予め設定された複数のカーブ値に対応する図形が別ウィンドウ12fにリファレンス形式で示されている。この図形としては、例えば眼鏡レンズLの断面形状を模式的に示した図形を採用することができる。ウィンドウ12fには、上側から下側へ3つの図形が並んで示されている。この3つの図形は、上から下へ移るにつれてレンズ面のカーブ値が徐々に大きくなるように示されている。この場合、ウィンドウ12fにおいて図形に対応する識別記号(数値、アルファベットなど)を付しておき、発注者がウィンドウ12aの入力領域12dにその識別記号を入力することで、対応する図形のカーブ値を入力することができる。また、発注者が入力部を操作して複数の図形から1つのカーブ値を選択することで、ウィンドウ12aの入力領域12dにはその選択した図形が入力されるようにしてもよい。
なお、この場合、管理サーバ40には、各図形のデータやこれらの図形に対応するカーブ値の数値情報が記憶されている。例えば、発注側コンピュータ10が発注サイト41にログインしたときに、図形のデータが読み込まれ、管理サーバ40から発注側コンピュータ10へ送信される。
この後、発注側コンピュータ10から各種情報が送信される場合、カーブ値として選択された図形の情報が送信される。管理サーバ40は、選択された図形の情報及び図形に対応するカーブ値の数値情報を第2情報として受注側コンピュータ50に送信する。なお、図形に対応するカーブ値の数値情報が発注側コンピュータ10の記憶装置側に記憶される構成であっても構わない。
また、例えば図9(c)において、カーブ値の入力領域12dcには、眼鏡フレームを識別する型番がプルダウン方式で示されている。各眼鏡フレームの型番には、その眼鏡フレームに装着されるデモレンズのカーブ値が対応付けられている。なお、この対応付けは、例えば予めデモレンズのカーブ値を測定し測定結果を登録することにより行うことができる。また、同一の眼鏡フレームについて以前に入力した数値を登録してもよい。発注者は、眼鏡フレームの型番を選択することにより、その型番が入力領域12dcに入力される。発注側コンピュータ10の記憶装置には各型番に対応するカーブ値の情報が数値情報として記憶されており、この数値情報が送信されるようになっている。なお、図形情報の場合と同様に、型番に対応するカーブ値の数値情報が受注側コンピュータ50の記憶装置側に記憶されている構成であっても構わない。
図9(a)〜図9(c)に示す場合、第2情報設定部11は、例えばウィンドウ12aの入力領域12da、12dc又は別ウィンドウ12fに表示される複数のカーブ値のうち、使用頻度の高いカーブ値から順に並べて表示させてもよい。カーブ値の使用頻度については、発注側コンピュータ10の記憶装置などにカーブ値の使用履歴を記憶させるようにすればよい。これにより、発注者の操作性を向上させることができる。
他の変形例を説明する。上記実施形態では、表示装置12のウィンドウ12aの入力領域12eに補正値を入力する際に数値を直接入力する場合を例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、カーブ値の場合と同様、図10(a)に示すように、予め設定された複数の補正値から1つの補正値を選択することにより、入力領域に補正値を入力する構成であっても構わない。この場合、入力領域12eaには、予め設定された複数の補正値が数値としてプルダウン形式で示されている。発注者が入力部を操作して複数の補正値から1つの補正値を選択することで、その選択したカーブ値が入力領域12eaに入力される。
また、図10(b)に示すように、補正値として、実際に変更する寸法に限定するものではなく、2次元玉型形状95Sを拡大(又は縮小)する際の倍率であってもよい。この場合において、予め設定された複数の倍率から1つの倍率を選択することにより、選択された倍率が入力領域12ebに入力される。
なお、発注側コンピュータ10は、ウィンドウ12aを表示する際に、上記図9(a)〜図9(c)に示す入力領域12da、12d、12dcの中から1つを選択できるようにしてもよい。同様に、発注側コンピュータ10は、ウィンドウ12aを表示する際に、上記の図10(a)及び図10(b)に示す入力領域12ea、12ebの中から1つを選択できるようにしてもよい。これにより、発注者が入力したい情報に応じて入力形式を自由に選択できるため、発注者の操作性が向上する。
また、発注側コンピュータ10は、ウィンドウ12aを表示する際に、入力領域12d、12eのそれぞれに、予め設定された数値(デフォルト値)を入力しておいてもよい。このデフォルト値は、第2情報として設定されたカーブ値や、補正情報として設定された補正値のうち、使用頻度の高い数値を採用することができる。なお、入力領域12d、12eにデフォルト値として入力された値は、発注者が入力領域12d、12eに数値を書き換えることによって自由に変更することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態では、発注側コンピュータ10からカーブ値を送信する構成を例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、発注側コンピュータ10でカーブ値の入力が行われず、受注側コンピュータ50の第2情報設定部51においてカーブ値が設定される構成であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、発注側コンピュータ50に第2情報設定部11が設けられた眼鏡レンズ製造システム100の構成を例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、図11に示すように、受注側コンピュータ250に第2情報設定部251が設けられた眼鏡レンズ製造システム200であっても構わない。この場合、第2情報設定部251は、発注側コンピュータ210から送信されたカーブ値を第2情報として設定することができる。また、図11では発注側コンピュータ250には第2情報設定部が設けられない構成が示されているが、この構成に限定されるものではなく、発注側コンピュータ210に第2情報設定部が設けられた構成であってもよい。また、補正情報設定部51と同一構成の補正情報設定部が発注側コンピュータ10(又は210)に設けられた構成であってもよい。
また、例えば、上記説明においては、測定装置20がレンズの外周を測定することで玉型情報を得る場合を例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。
図12は、いわゆるフルリム型の眼鏡フレームの内周の形状を測定する測定装置20の構成を示す図であり、図12(a)は平面図、図12(b)は側面図を示している。
図12(a)及び図12(b)に示すように、測定装置20は、上記実施形態で説明した測定子21、駆動部22、制御部23に加えて、測定子24と、駆動部25と、フレーム保持部FHを有している。なお、測定子21及び駆動部22については、図示及び説明を省略する。測定子24は、基部24a及び先端部24bを有している。基部24aは、駆動部25に接続されている。先端部24bは、径方向D2の外側に向けて突出している。先端部24bは、リム191の内周に形成されるヤゲン溝190eに挿入され、このヤゲン溝190eの底部に当接可能に設けられている。眼鏡フレーム190のリム191が3次元形状を有しているため、先端部24bは、軸周回方向D1、径方向D2及び軸線方向D3の各方向に移動可能に設けられている。駆動部25は、先端部24bがヤゲン溝190eに沿って移動するように測定子24を駆動する。制御部23は、駆動部25の動作を制御すると共に、先端部24bの位置を検出する。測定子24の先端部24b位置は、軸周回方向D1の座標と、径方向D2の座標と、軸線方向D3の座標とで構成される円柱座標系によって表される。
測定装置20の測定結果は、3次元形状及び寸法となる。したがって、発注側コンピュータ10は、発注サイト41にログインした後、デモレンズの外周の測定結果を入力するか、眼鏡フレームの内周の測定結果を入力するかを選択できる画面を表示させるようにする。これにより、測定装置20においてレンズ外周測定機構20Aを用いる場合、及び、フレーム内周測定機構20Bを用いる場合の両方において、上記眼鏡レンズ製造システム100(又は200)を用いることができる。
また、上記実施形態では、補正後玉型形状95Tの像を投影する仮想球面Ciが、1つのカーブ値に基づく球面によって構成される場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、デモレンズ95の凸面95aが位置によって異なるカーブ値を有する場合には、受注側コンピュータ50は、異なるカーブ値を有する複数の仮想球面Ciを配置し、補正後玉型形状95Tの像をその複数の仮想球面Ciに跨って投影するようにすることができる。
この場合、発注側コンピュータ10において、複数のカーブ値と、各カーブ値に対応するレンズ面上の位置とを対応付けて入力するようにする。第2情報設定部11は、カーブ値とレンズ面上の位置とを対応させた情報を第2情報として設定する。受注側コンピュータ50では、異なるカーブ値を有する複数の仮想球面Ciを作成し、凸面95a上の位置に対応する補正後玉型形状95Tの位置と、この位置におけるカーブ値とが一致するように複数の仮想球面Ciを配置させればよい。
L…眼鏡レンズ Ci…仮想球面 1…内周 10…発注側コンピュータ 11…第2情報設定部 12…表示装置 12a…入力画面 12b〜12e…入力領域 13…入力装置 20…測定装置 30…ネットワーク 50…受注側コンピュータ 52…補正情報設定部 60…加工装置 90…眼鏡フレーム 91…リム 91e…内周 91f…溝 95S…玉型測定形状 95T…玉型補正形状 95U…玉型投影形状 100、200…眼鏡レンズ製造システム

Claims (19)

  1. 少なくとも玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の2次元形状及び寸法に関する第1情報を送信する発注側コンピュータと、
    前記発注側コンピュータから送信された前記第1情報、及び前記玉型形状を有する眼鏡レンズのレンズ面のカーブ値に関する第2情報に基づいて、前記玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の3次元形状及び寸法に関する第3情報を算出する受注側コンピュータと、
    前記第3情報に基づいて前記眼鏡レンズを製造する眼鏡レンズ加工装置と、
    を備え
    前記第1情報として、前記眼鏡レンズを装着する眼鏡フレームに応じて作成されたデモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報が用いられ、
    前記デモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報は、前記デモレンズを測定して得られる実測情報が用いられる眼鏡レンズ製造システム。
  2. 前記発注側コンピュータ及び前記受注側コンピュータのうち少なくとも一方は、前記第2情報を設定するための第2情報設定部を備える
    請求項1記載の眼鏡レンズ製造システム。
  3. 前記受注側コンピュータは、前記第2情報設定部を有し、
    前記発注側コンピュータは、前記カーブ値を前記受注側コンピュータに送信し、
    前記第2情報設定部は、前記発注側コンピュータから送信された前記カーブ値を前記第2情報として設定する
    請求項2記載の眼鏡レンズ製造システム。
  4. 前記第2情報設定部は、予め設定された前記カーブ値を前記第2情報として設定する
    請求項2記載の眼鏡レンズ製造システム。
  5. 前記発注側コンピュータは、前記第2情報設定部を有し、
    前記第2情報設定部は、予め設定された複数の前記カーブ値から1つの前記カーブ値を選択し、選択した前記カーブ値を前記第2情報として設定する
    請求項4記載の眼鏡レンズ製造システム。
  6. 前記発注側コンピュータは、前記カーブ値を表示する表示装置を有し、
    前記第2情報設定部は、複数の前記カーブ値における使用頻度に応じて前記表示装置に前記カーブ値を表示させる
    請求項5記載の眼鏡レンズ製造システム。
  7. 前記第2情報設定部は、複数の前記カーブ値をそれぞれ前記眼鏡レンズの断面形状で表示させる
    請求項6記載の眼鏡レンズ製造システム。
  8. 前記受注側コンピュータは、前記第2情報設定部によって設定された前記カーブ値を前記発注側コンピュータに送信する
    請求項2〜請求項7のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ製造システム。
  9. 前記第2情報として、前記デモレンズのレンズ面を測定した測定結果が用いられる
    請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ製造システム。
  10. 前記受注側コンピュータは、前記第1情報を補正する補正値を設定するための補正情報設定部を備え、前記補正情報に基づいて前記第3情報を算出する
    請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ製造システム。
  11. 前記発注側コンピュータは、前記補正値を前記受注側コンピュータに送信し、
    前記補正情報設定部は、前記発注側コンピュータから受信した前記補正値を前記補正情報として設定する
    請求項10記載の眼鏡レンズ製造システム。
  12. 前記補正情報設定部は、予め設定された前記補正値を前記補正情報として設定する
    請求項10記載の眼鏡レンズ製造システム。
  13. 前記受注側コンピュータは、前記補正情報設定部によって設定された前記補正値を前記発注側コンピュータに送信する
    請求項12記載の眼鏡レンズ製造システム。
  14. 前記補正情報設定部は、予め設定された複数の前記補正値のうち、前記発注側コンピュータによって選択される一の補正値を前記補正情報として設定する
    請求項10記載の眼鏡レンズ製造システム。
  15. 前記補正情報は、前記眼鏡レンズの寸法を変更するための情報である
    請求項10〜請求項14のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ製造システム。
  16. 前記補正情報は、補正後の前記眼鏡レンズの2次元形状と補正前の前記眼鏡レンズの2次元形状とが相似形となるように設定される
    請求項15記載の眼鏡レンズ製造システム。
  17. 前記第3情報は、前記眼鏡レンズの外周の3次元周長に関する情報を含む
    請求項1〜請求項16のいずれか1項に記載の眼鏡レンズ製造システム。
  18. 前記3次元周長は、前記第2情報の前記カーブ値を含む球面に対して前記第1情報の前記2次元形状及び前記寸法を有する前記眼鏡レンズの像を投影させた場合、前記球面上に形成される前記像の外周の周長が用いられる
    請求項17記載の眼鏡レンズ製造システム。
  19. 少なくとも玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の2次元形状及び寸法に関する第1情報を送信することと、
    送信された前記第1情報、及び前記玉型形状を有する眼鏡レンズのレンズ面のカーブ値に関する第2情報に基づいて、前記玉型形状を有する眼鏡レンズの外周の3次元形状及び寸法に関する第3情報を算出することと、
    前記第3情報に基づいて前記眼鏡レンズを製造することと、
    を含み、
    前記第1情報として、前記眼鏡レンズを装着する眼鏡フレームに応じて作成されたデモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報が用いられ、
    前記デモレンズの外周の2次元形状及び寸法に関する情報は、前記デモレンズを測定して得られる実測情報が用いられる眼鏡レンズ製造方法。
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