JP6444150B2 - ロータリー式包装機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、平袋を用いる標準的な包装機でありながら、ガセット袋も兼用できるロータリー式包装機に関する。
図13は、ガセット袋Gの両側縁部を各2箇所挟持する、特許文献1に開示する自動充填機のグリッパーの平面断面図である。このグリッパーは、各チャックホルダー8が第1,第2筒状部15,16を有し、その内部に第1,第2筒状部材29,31が前後摺動自在に嵌り、その筒内に第1,第2エアシリンダー36,46が設置されている。第1筒状部材29の先端に内側固定チャック25が固定され、第1エアシリンダ36のピストンロッド37の先端に内側可動チャック26が取り付けられ、第2筒状部材31の先端に外側固定チャック27が固定され、第2エアシリンダ46のピストンロッド47の先端に連結機構部48を介して外側可動チャック28が取り付けられ、それぞれピストンロッド37,47の進退に伴って開閉する。
前記自動充填機のグリッパーは、連続的又は間欠的に回転する移送部材の周りに等間隔に複数対設置され、ガセット袋Gの両側縁部を各2箇所挟持し、前記移送部材とともに一定の環状経路に沿って回転する。前記移送部材が一回転する間に、前記グリッパーにガセット袋Gが供給され、前記グリッパーにより両側縁部を挟持してガセット袋Gに対し順次袋口の開口、内容物の充填、及び必要に応じて袋口シール等の各工程が行われる。
特開2010−6384号公報
しかし、前記特許文献1の自動充填機のグリッパーを備えた包装機はガセット袋専用機であって、平袋を用いて被包装物を充填包装することができない。ユーザーにおいては、ガセット袋だけでなく、平袋を用いて被包装物を充填包装することを要望する場合があり、かかる場合に、ガセット袋専用包装機と平袋専用包装機を備えなければならず、おおよそ倍の費用と設置面積を必要とするという問題点がある。
本発明は、平袋を用いる標準的な包装機でありながら、ガセット袋も兼用できるロータリー式包装機を提供することを目的とする。
本発明のロータリー式包装機は、間欠回転するロータの外周縁に、包袋を挟持するクランプを備えた二本を一組とするクランプアームが径外方向に突出して設けられ、ロータ外周の複数のポジションにおいて包装作業を行うロータリー式包装機であって、前記複数のポジションのうち、被包装物を投入する投入ポジションに、投入ホッパーを設け、前記投入ポジションに、クランプに挟持されたガセット袋を持ち替える持ち替え機構を備えたガセット持ち替え装置を配置し、前記持ち替え機構は、ガセット袋を前後から吸着して袋口を開口する吸盤と、前記吸盤を開閉する機構と、を備え、前記持ち替え機構には、前記吸盤が吸着したガセット袋を、クランプの回転軌跡と、回転軌跡の外側の退避位置との間を、揺動させる機構を備えた、ことを特徴とする。
本発明は、投入ポジションに、クランプに挟持されたガセット袋を前後から吸着して持ち替え、クランプの回転軌跡と、回転軌跡の外側の退避位置との間を、揺動させるガセット持ち替え装置を配置したことにより、袋口をクランプの固定爪に接触させることなく開口して投入ホッパーから被包装物を投入し、平袋は前記ガセット持ち替え装置を用いることなく、クランプで挟持して投入ホッパーから被包装物を投入する。
本発明のロータリー式包装機は、投入ポジションに、ガセット袋を持ち替えるガセット持ち替え装置を配置したことにより、ガセット袋はガセット持ち替え装置で包装作業を行い、平袋はクランプに挟持して包装作業を行うことができるので、一台のロータリー式包装機でガセット袋と平袋を兼用することができる。
本発明のロータリー式包装機の平面図 本発明のロータリー式包装機の側面図 本発明のロータリー式包装機の部分拡大図 本発明の持ち替え機構と空気圧回路を示した平面図 本発明の持ち替え機構を揺動する駆動機構の側面断面図 本発明の持ち替え機構の内部平面図 本発明の持ち替え機構の側面断面図 本発明のガセットの折り込み機構の内部平面図 本発明のロータリー式包装機の使用状態の正面図と平面図 本発明のロータリー式包装機の使用状態の正面図と平面図 投入ホッパーの投入状態を示した概略図 本発明のロータリー式包装機の使用状態の説明図 従来の自動充填機のグリッパーの平面断面図
以下において、本実施の形態について図面を用いて説明する。このロータリー式包装機50は、間欠回転する円盤型のロータ51の外周縁に、包袋(平袋及びガセット袋を含む)52を挟持するクランプ53を先端に備えた二本を一組とするクランプアーム54が径外方向に突出して設けられている。このクランプアーム54は、図3に示すように、ロータ51の下部床面に立設する取付けポール55に取り付けられたクランプ用エアシリンダー56が作動して回動板57が回動し、前記回動板57の上端のノックプレート58により、クランプアーム54の下部に設けられたピンロール59をプッシュして先端のクランプ53を開閉する(なお、クランプ53は、固定爪53Aと可動爪53Bからなり、以下において、クランプ53の開閉とは可動爪53Bが開閉することを意味する)。なお、図1の符号60はこのロータリー式包装機50の制御箱である。
前記ロータリー式包装機50は、8つのポジションにおいて、それぞれ包装作業を行い、被包装物を包装する。以下、(1)〜(8)のそれぞれのポジションについて簡単に説明する。第1ポジション(1)は、包袋供給ポジションであって、ロータ51の外周部に、包袋52が収納された袋箱61が配置され、この袋箱61からロータ51のクランプアーム54側に包袋52が供給される。なお、前記袋箱61の代わりにコンベアの形をした包袋供給装置であってもよい。
第2ポジション(2)は、平袋のための袋口開ポジションであって、ロータ51の外周部に配置された袋口開装置62から、口開吸盤63が取り付けられた一対のL字形パイプがクランプ53側に突出し(図2参照)、クランプ53に挟持された包袋(平袋)52の袋口を前記口開吸盤63で開口する。開口された包袋(平袋)52の袋口に、ロータ51上のアーム64の先端に設けられたヘラ(図示省略)が挿入さて、袋口の開口を保持しながら次の第3ポジション(3)に移動する。なお、ガセット袋52Aの場合は、この袋口開ポジション(2)は、包装作業は行わず、ガセット袋52Aは通過する。
第3ポジション(3)は被包装物投入ポジションであって、投入ホッパー65から開口した包袋52に被包装物を投入する。この投入ポジションの詳細については後述する。なお、ガス置換する必要がある被包装物の場合は、前記第3ポジション(3)で、空の包袋52に不活性ガスをあらかじめ充填し、第4ポジション(4)で被包装物を投入してもよい。
第4ポジション(4)は、振動ポジションであって、クランプアーム54の下部に振動装置66(図11の符号136参照)が配置され、被包装物投入ポジションで、包袋52に投入された被包装物の収まり具合を良くする。なお、この第4ポジション(4)は、被包装物の種類に応じて不活性ガスを充填するガス充填ポジションとしてもよい。なお、図1の第5ポジション(5)は、包装作業を行っていない予備のポジションであるが、第4ポジションをガス充填ポジションとした場合は、第5ポジション(5)を振動ポジションとしてもよい。
第6ポジション(6)は、脱気ポジションであって、ロータ51の外周部に脱気装置67が配置され、包袋52を前後から押えて、包袋52内の余分な空気又は不活性ガスを適当な量まで排気する。次の第7ポジション(7)は、シールポジションであって、ロータ51の外周上部に配置されたシール装置68で、包袋52の袋口をシールする。
第8ポジション(8)は冷却ポジションと搬出ポジションを兼用している。ロータ51の外周上部に冷却装置69を設けると共に、下部に搬出コンベア70を配置している。前記シール装置68で加熱した包袋52の袋口を冷却装置69で冷却した後、クランプ53を開放して被包装物が充填された包袋52を搬出コンベア70上に落下させて搬出する。
なお、上記の各ポジションは、単なる一例であって、被包装物に応じて変更してもよく、本発明は、上記の実施の形態のようなポジションに限定されるものではない。
次に、前記第3ポジション(3)の被包装物投入ポジションについて詳細に説明する。この被包装物投入ポジションは、従来のロータリー式包装機と異なり、ガセット持ち替え装置75を備えている。前記ガセット持ち替え装置75は、ガセット袋52Aに被包装物を投入する際に使用する。さらに、図2に示すように、前記第3ポジションには被包装物を投入するための投入ホッパー65が設けられ、前記ガセット持ち替え装置75により開口されたガセット袋52Aに前記投入ホッパー65から被包装物を投入する。以下において、前記ガセット持ち替え装置75及び投入ホッパー65について説明する。
前記ガセット持ち替え装置75は、図3に示すように、持ち替え機構76と、折り込み機構77とから構成されている。前者の持ち替え機構76は、ガセット袋52Aをクランプ53から吸盤78に持ち替えて袋口を開口し、投入ホッパー65から被包装物を投入するための機構である。本発明のロータリー式包装機50は、前記ガセット持ち替え装置75を備えているが、特許文献1とは異なり、従来と同様のクランプ53を備え、従来と同様の機能を果たすので、同一のロータリー式包装機50で平袋とガセット袋52Aの併用が可能となる。
前記持ち替え機構76は、複数(4個)の吸盤78が内方に対向して設けられた左右一対の吸盤アーム79を備えている。この一対の吸盤アーム79は、後述するベルクランク機構80により水平方向に近接、離間するよう構成されている。前記吸盤アーム79は金属製板材で出来ており、後述するスライダー81,82の底部にネジ止めする太目の基端部83と、この基端部83から延長した長方形状の取付部84とからなり、吸盤78が突出する内側縁部は逆L字形に折り曲げられている。前記取付部84の中央部に2つの長孔85が長手方向に近接して穿設され、この長孔85を通して、ネジ86により、内側吸盤78Aを嵌め込んだブロックが、前記取付部84の裏面に取り付けられている。内側吸盤78Aは、前記ネジ86を緩めることにより、ガセット袋52Aのサイズに応じて、長孔85をスライドさせて位置調整が可能である。前記長孔85の両側に短めの長孔87が穿設されている。この短めの長孔87を通して、摘みネジ88により、外側吸盤78Bを嵌め込んだブロックが、前記取付部84の裏面に取り付けられている。前記摘みネジ88を緩めることにより、ガセット袋52Aのサイズに合わせて外側吸盤78Bの位置調整が可能である。
前記内側吸盤78Aと外側吸盤78Bのブロックの後端部には、エアー接続部89を備えており、図4に示すように、前記内側吸盤78Aと外側吸盤78Bは各々の空気圧回路90に接続し、サイズの異なるガセット袋52Aに対応できるように構成されている。即ち、小さい幅のガセット袋52Aでは内側用空気圧回路90Aだけが機能して、内側吸盤78Aで吸着してガセット袋52Aの袋口を開口する。大きい幅のガセット袋52Aでは、外側用空気圧回路90Bだけが機能するか、内側用空気圧回路90Aと外側用空気圧回路90Bが同時に機能し、外側用空気圧回路90B又は内側吸盤78Aも合わせてガセット袋52Aの袋口を吸着して開口する。図4の符号90Cは内側空気圧回路用フィルター、90Dは外側空気圧回路用フィルターである。なお、前記空気圧回路90には、前記ベルクランク機構80を駆動する駆動シリンダー91のための駆動シリンダー用空気圧回路90Eを備えている。なお、前記駆動シリンダー91は、カバー92内の中央長手方向上部に配置されている。
前記駆動シリンダー91は、前記一方のスライダー81をスライドシャフト93に沿って往復移動させる。前記一方のスライダー81の往復移動に伴って、他方のスライダー82は、ベルクランク機構80を介してスライドシャフト93に沿って往復移動する。前記駆動シリンダー91は、その後端部がカバー92内に立設する支柱71(図9、図10参照)の上部に軸支し、ピストンロッド91Aは一方のスライダー81の後方に取り付けられた後固定板94上に立設する支軸95に軸支している。なお、駆動シリンダー91の後端を軸支する支柱71はカバー92の底板の長手方向に形成された長孔にハンドル96により固定されている。ガセット袋52Aの袋口の開口サイズに応じて一対の吸盤アーム79の間隔を変更する時は、ハンドル96を緩めて、カバー92側面の調整ネジ97により支柱71を移動させて、駆動シリンダー91の位置を調整する。前記駆動シリンダー91の位置調整により、両スライダー81,82と、吸盤アーム79の間隔が調整できる。
前記一対の吸盤アーム79は、カバー92内に格納された一対のスライダー81,82が異なる方向に往復移動することにより、近接、離間する。即ち、前記スライダー81,82は、図7に示すように、貫通孔が穿設された2体のブロック体からなり、それぞれのブロック体の貫通孔に各スライドシャフト93が挿通し、2体のブロック体が長いボルト98により一体に連結されている。前記吸盤アーム79の基端部83が前記スライダー81,82の底面にネジによって固定されているので、一対のスライダー81,82の相異なる方向の往復移動により、一対の吸盤アーム79が近接、離間する。なお、前記スライダー81,82がスライドする2本の平行なスライドシャフト93は、両端を支持する取付板99により、カバー92の長手方向の前方下部(図6において、カバー92の吸盤アーム79側を前方とし、吸盤アーム79から遠い側を後方とする。)に、固定されている。
前記一対のスライダー81,82を相異なる方向に往復移動させるベルクランク機構80は、前記駆動シリンダー91とスライドシャフト93との間に配置されている(図6、図9、図10参照)。即ち、カバー92内のスライドシャフト93の後方に取り付けられた水平取付部材100の上部に、支持板101を介して回動軸102を立設し、この回動軸102に回動アーム103が軸支し、この回動アーム103の両端に各々ロッドエンド104,105の一端が軸支している。この一方のロッドエンド104の他端は、駆動シリンダー91のピストンロッド91Aが連結した前記支軸95に軸支し、他方のロッドエンド105の他端は、他方のスライダー82の後方に取り付けられた後固定板94の上部に軸支している。(図7、図9参照)
前記一対のスライダー81,82の前方部に、それぞれ前固定板106が取り付けられ、この前固定板106の内側に係止突起107を突設し、この一対の係止突起107の間に、引張りばね108が掛けられ、前記一対のスライダー81,82は、常時、接近する方向に付勢されている。従がって、駆動シリンダー91のピストンロッド91Aが伸長すると、引張りばね108の付勢力に抗して、一方のスライダー81はスライドシャフト93の一方の端部側に移動し、他方のスライダー82はベルクランク機構80によりスライドシャフト93の他方の端部側に移動して一対の吸盤アーム79は離間する。駆動シリンダー91のエアーが抜かれると、一対のスライダー81,82は引張りばね108の付勢力により接近する。なお、前記のように吸盤アーム79を動かす機構は図5に示すようなベルクランク機構80に限定されないことは言うまでもない。
前記持ち替え機構76は、リンク体109によって、ロータ51側に接近、離間するが(図9、図10参照)、前記リンク体109は図5に示す揺動駆動機構110により揺動する。前記揺動駆動機構110は、基台111に軸支されたメインシャフト112の回転運動をクランク113により揺動運動に変換し、この揺動運動が連結リンク114を介して回動軸115に伝達される。基台111から突出する前記回動軸115の上端部と、基台111の角部に立設する昇降ポール119に支持された回動支軸120とが前記リンク体109により連結されている。リンク体109は、前記回動軸115に取り付けられた短い第1アーム116と、回動支軸120の下部に取り付けられた長尺な第2アーム117と、前記第1アーム116と第2アーム117の先端間を連結する調整ロッド118とから構成され、前記回動軸115の回動力を回動支軸120に伝達する。
前記回動支軸120の上部に図6に示す回動ロッド121が取り付けられている。前記回動ロッド121上に取付台122がボルトにより固定され、この取付台122の先端が前記水平取付部材100に取り付けられている。前記の回動軸115が、メインシャフト112によって回動すると、前記リンク体109によって回動支軸120が回動し、回動支軸120上部に支持された持ち替え機構76が揺動する。このため、持ち替え機構76はロータ側に接近、離間する。
次に、図8に示す折り込み機構125について説明する。折り込み機構125は、前記持ち替え機構76により開口したガセット袋52Aの側面折り込み部52Bを内側に折り込むための機構である。この折り込み機構125は、側部に回動アーム126が取り付けられ、この回動アーム126の後端部は、前記持ち替え機構76が支持された回動支軸120に支持され、前記持ち替え機構76と同じように揺動する。前記折り込み機構125は、太い「く」の字形の板状の一対の抱持アーム127を備え、この一対の抱持アーム127の先端に、細板状の折込板128が縦に取り付けられている。抱持アーム127が閉じられた時は、図8の実線で示すように一対の折込板128は、ガセット袋52Aの側面折り込み部52Bが折り込めるだけの間隔を開けて先端が対峙している。前記抱持アーム127の後端部は軸129により、基板134に回動可能に軸支されている。さらに、抱持アーム127の折れ曲がり部分にピン130が下方に突設し、このピン130が後述する可動板131の長孔132に係合している。
前記抱持アーム127の下層にV字形の可動板131が図8の左右方向にスライド可能に設けられている。前記V字形の可動板131の先端の横方向に突出する部分に、抱持アーム127のピン130が係合する前記長孔132が穿設されている。さらに、前記基板134の中央左右方向にエアシリンダー135が設けられ、このエアシリンダー135のピストンロッド135Aが前記可動板131の中央部に接続している。このピストンロッド135Aの先端と基板134との間に、引張りばね137が掛け渡され、前記エアシリンダー135のピストンロッド135Aを収縮する方向に付勢している。従がって、前記エアシリンダー135のエアーを開放すると、ピストンロッド135Aが収縮し、仮想線で示された可動板131が実線で示された可動板131の方向に移動する。可動板131の移動により、長孔132に係合したピン130も移動し、ピン130の移動に伴って抱持アーム127が軸129を中心に回転し、抱持アーム127が閉じる。
被包装物を投入する投入ホッパー65は、昇降ポール119により第3ポジション(3)の外周上部に支持され、昇降ポール119の昇降軸119Aの上下動によって昇降動する。図11示すように、前記投入ホッパー65の上部は逆円錐台形状であって、下部にはワニ口65Aが取り付けられ、図示しないエアシリンダーによりワニ口65Aが開閉する。前記ワニ口65Aは、前記持ち替え機構76の離間した吸盤78の方向に開き、前記吸盤78とワニ口65Aでガセット袋52Aの袋口を内外から挟んで、被包装物が投入されても吸盤78に吸着されたガセット袋52Aが落ちないように作用している。なお、第3ポジション(3)のガセット袋52Aの下方にも上下に振動する振動板136が配置されて、ガセット袋52Aに振動を与えると共に、ガセット袋52Aの底部を保持している。
次に上記ガセット持ち替え装置75の作用について説明する。図9は、クランプ53に挟持された空のガセット袋52Aが第3ポジション(3)に間欠停止し、吸盤アーム79の吸盤78がガセット袋52Aを吸着した状態を示している。即ち、ガセット袋52Aが第3ポジション(3)に停止すると、離間した吸盤アーム79が、引張りばね108の付勢力により接近し、図9に示すように、吸盤アーム79の吸盤78がガセット袋52Aの前後面に当接する。その後、吸盤78がガセット袋52Aの前後面を吸着したことを圧力センサー等で検知すると、クランプ53の可動爪53Bを開いて挟持していたガセット袋52Aを放す(図12(A)参照)。その後、一対のクランプアーム54の先端を開いて、クランプアーム54が退避する。
駆動シリンダー91のピストンロッド91Aが伸長すると、一方のスライダー81が一方の端部に移動し、ベルクランク機構80により、他方のスライダー82が他方の端部に移動し、一方と他方のスライダー81,82が異なる端部側に移動することにより、吸盤アーム79が離間してガセット袋52Aの袋口を開口する。それと同時に回動軸115が時計回りに回転してリンク体109によって回動支軸120が時計回りに回転し、持ち替え機構76も時計回りに回転してガセット袋52Aがロータ51から離れる。このため、図10、図12(B)に示すようにガセット袋52Aの袋口が開口すると共に、ガセット袋52Aの袋口の中心線Mがクランプ53の回転軌跡Rより、図10の退避距離Sだけ外側に移動する。
前記のように袋口が開口したガセット袋52Aが退避距離Sだけ外側に移動し、この投入位置のガセット袋52Aの袋口に、投入ホッパー65が挿入され、ワニ口65Aが開口する(図11参照)。ワニ口65Aが開口すると被包装物はガセット袋52A内に投入される。
被包装物の投入が終わると、折り込み機構125のエアシリンダー135のエアーを開放して引張りばね137により可動板131が移動して抱持アーム127が閉じる。このため、折込板128によりガセット袋52Aの側面折り込み部52Bが折り込まれる。同時期に、駆動シリンダー91のエアーを開放し、引張りばね108の付勢力により一対のスライダー81,82を接近させ、一対の吸盤アーム79を閉じる。一対の吸盤アーム79を閉じることにより、一対の吸盤78により吸着されていたガセット袋52Aの袋口がクランプ53の回転軌跡Rから退避距離Sだけ外方に離れた位置(図10、図12(B)の袋口の中心線Mの位置)で閉じられる。
その後、クランプ53の可動爪53Bを開いたまま、一対のクランプアーム54の先端をガセット袋52Aが挟持できるよう間隔を狭める。一対のクランプアーム54の先端が狭められると、回動軸115が反時計回りに回転してリンク体109を介して回動支軸120が反時計回りに回転する。このため、吸盤アーム79に保持されたガセット袋52Aがクランプ53の回転軌跡Rの位置まで移動してクランプ53の固定爪53Aに当接する(図12(A)の状態)。その際、折り込み機構125の折込板128もガセット袋52Aと共に移動した後、抱持アーム127が開いて退避する。その後、クランプ53の可動爪53Bを閉じてガセット袋52Aの両側をクランプ53が挟持してガセット袋52Aの持ち替えが完了する。その後、ガセット袋52Aは次の第4ポジション(4)に移動する。
前記のように、ガセット袋52Aをクランプ53の回転軌跡Rより退避距離Sだけ外側に移動させるのは、ガセット袋52Aの袋口をクランプ53の回転軌跡Rの位置で開くと、退避しようとしているクランプ53の固定爪53Aに袋口の後面が接触するおそれがあるためである(図12(A)を参照)。さらに、被包装物を投入後、袋口を閉じて吸盤アーム79からクランプ53にガセット袋52Aを持ち替える際に、閉じようとするクランプ53の固定爪53Aがガセット袋52Aに接触するおそれがあるためである。以上のように、クランプ53とガセット袋52Aの接触を回避するために、クランプ53の回転軌跡Rより退避距離Sだけ外側の退避位置までガセット袋52Aを移動させる。
上記ではガセット袋52Aに被包装物を投入する場合を説明したが、平袋に被包装物を投入する場合は、通常のロータリー式包装機50と同様にクランプアーム54のクランプ53で平袋を挟持して投入ホッパーから被包装物の投入を行う。なお、包袋(平袋)52の場合、ガセット持ち替え装置75は停止して、持ち替え動作は行わない。
なお、前記実施の形態では、ガセット持ち替え装置75は、持ち替え機構76と、折り込み機構125から構成したが、折り込み機構125は必ずしも必要ではない。
本発明は、例えば、平袋を用いる標準的な包装機でありながら、ガセット袋も兼用できるロータリー式包装機に有用である。
50 ロータリー式包装機、
51 ロータ
52 包袋
52A ガセット袋
52B 側面折り込み部
53 クランプ
54 クランプアーム
65 投入ホッパー
75 ガセット持ち替え装置
76 持ち替え機構
77 折り込み機構
78 吸盤
79 吸盤アーム
109 リンク体
110 揺動駆動機構

Claims (3)

  1. 間欠回転するロータの外周縁に、包袋を挟持するクランプを備えた二本を一組とするクランプアームが径外方向に突出して設けられ、ロータ外周の複数のポジションにおいて包装作業を行うロータリー式包装機であって、
    前記複数のポジションのうち、被包装物を投入する投入ポジションに、投入ホッパーを設け、前記投入ポジションに、クランプに挟持されたガセット袋を持ち替える持ち替え機構を備えたガセット持ち替え装置を配置し、
    前記持ち替え機構は、ガセット袋を前後から吸着して袋口を開口する吸盤と、前記吸盤を開閉する機構と、を備え、
    前記持ち替え機構には、前記吸盤が吸着したガセット袋を、クランプの回転軌跡と、回転軌跡の外側の退避位置との間を、揺動させる機構を備えた、
    ことを特徴とするロータリー式包装機。
  2. 退避位置は、開口したガセット袋の袋口の後面がクランプの固定爪に接触しない位置であることを特徴とする請求項1に記載のロータリー式包装機。
  3. 前記ガセット持ち替え装置は、ガセットの側面折り込み部を折り込む折り込み機構を備えた、ことを特徴とする請求項1に記載のロータリー式包装機。
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