JP6442186B2 - 入荷管理システム及び入荷管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パレット等の物流容器に積載された輸送対象物品の入荷管理を行う入荷管理システム及び入荷管理方法に関する。
従来から、輸送の効率化のために輸送対象物品をまとめて搬送するためのパレット等の物流容器が用いられている。このような拠点間で物流容器を入出荷するシステムにおいて、各拠点の物流容器の入出荷の個数を的確に管理するため、情報処理装置により構成される物流容器管理システムが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−246456号公報
輸送対象物品の入出荷を適切に管理するためには、入荷時に物流容器に積載された輸送対象物品(積載物)が入荷されているかを確認する検品が必要となる。しかしながら、例えば、個々の輸送対象物品にRFIDタグ等の輸送対象物品を特定するタグが設けられていない場合には、輸送対象物品を目視等で確認することとなり大きな手間である。また、個々の輸送対象物品にタグを設けることも、コストや手間の観点から必ずしも効率的とは言えない場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、物流容器に積載された輸送対象物品の入荷時における検品の労力を削減することができる入荷管理システム及び入荷管理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る入荷管理システムは、出荷された輸送対象物品の重量である出荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する出荷情報入力手段と、入荷された輸送対象物品の重量である入荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する入荷情報入力手段と、同一の物流容器に積載された輸送対象物品に係る、出荷情報入力手段によって入力された情報によって示される出荷重量と、入荷情報入力手段によって入力された情報によって示される入荷重量とを比較する比較手段と、比較手段による比較に応じた出力を行う出力手段と、を備える。
本発明に係る入荷管理システムでは、出荷重量と入荷重量との比較に応じた出力が行われる。例えば、それらの重量が一致しているとみなせる範囲内にあれば、物流容器に積載された輸送対象物品が正常に入荷されているとすることができる。従って、個々の輸送対象物品を目視等で確認する必要なく、入荷時における検品を行うことができる。即ち、本発明に係る入荷管理システムによれば、物流容器に積載された輸送対象物品の入荷時における検品の労力を削減することができる。
入荷管理システムは、輸送対象物品の重量を物流容器に積載された状態で測定して、当該測定した重量を示す情報を、出荷重量を示す情報として出荷情報入力手段に対して、又は入荷重量を示す情報として入荷情報入力手段に対して、出力する重量測定手段を更に備えることとしてもよい。この構成によれば、確実に出荷重量又は入荷重量を示す情報を得ることができ、確実に入荷時における検品を行うことができる。
重量測定手段は、物流容器を運搬するフォークリフトを含んで構成されていることとしてもよい。この構成によれば、例えば、出荷又は入荷のための運搬作業中に出荷重量又は入荷重量を示す情報を得ることができ、検品を更に容易に行うことができる。
ところで、本発明は、上記のように入荷管理システムの発明として記述できる他に、以下のように入荷管理方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る入荷管理方法は、入荷管理システムの動作方法である入荷管理方法であって、出荷された輸送対象物品の重量である出荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する出荷情報入力ステップと、入荷された輸送対象物品の重量である入荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する入荷情報入力ステップと、同一の物流容器に積載された輸送対象物品に係る、出荷情報入力ステップにおいて入力された情報によって示される出荷重量と、入荷情報入力ステップにおいて入力された情報によって示される入荷重量とを比較する比較ステップと、比較ステップにおける比較に応じた出力を行う出力ステップと、を含む。
本発明によれば、個々の輸送対象物品を目視等で確認する必要なく、入荷時における検品を行うことができる。即ち、本発明によれば、物流容器に積載された輸送対象物品の入荷時における検品の労力を削減することができる。
本発明の実施形態に係る入荷管理システムの構成を示す図である。 入荷管理システムで処理される輸送対象物品の入出荷に関する情報を示す図である。 入荷管理システムに含まれる入荷拠点端末の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る入荷管理システムで実行される処理(入荷管理方法)を示すフローチャートである。
以下、図面と共に本発明に係る入荷管理システム及び入荷管理方法の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に、本実施形態に係る入荷管理システム1を示す。入荷管理システム1は、物流容器2に積載された輸送対象物品3の入荷管理を行うシステムである。物流容器2は、輸送対象物品3を輸送する際に積載する荷台や容器であり、具体的には、パレットやコンテナ等に相当する。輸送対象物品3は、物流容器2に積載されたまま、出荷拠点4から出荷されて入荷拠点5に入荷される。出荷拠点4は、例えば、輸送対象物品3を製造する工場である。入荷拠点5は、輸送対象物品3を販売する卸又は小売の店舗である。輸送対象物品3の入出荷は、例えば、卸又は小売の店舗から輸送対象物品3の製造者への輸送対象物品3の発注に基づいて行われる。
なお、上記の例では、出荷拠点4及び入荷拠点5をそれぞれ1つずつであるものとしているが、出荷拠点4及び入荷拠点5はそれぞれ複数あってもよい。また、物流容器2は、複数の出荷拠点4及び入荷拠点5の間で共用利用されるものであってもよい。
物流容器2には、各物流容器2を一意に特定する情報である物流容器ID(物流容器タグID)を保持したRFIDタグが張り付けられている。また、RFIDタグには、物流容器ID以外にも、EPC(Electronic Product Code)の一つであるGRAI(GlobalReturnable Asset Identifier)(具体的には例えば、「epc:grai:456010159.110.888810002」との情報が保持されていてもよい。
入荷管理システム1は、具体的には、物流容器2に積載された輸送対象物品3が入荷拠点5に入荷される際に正常に(欠落等なく出荷された通りに)入荷されているかの検品を行うシステムである。入荷管理システム1は、入荷拠点5に設けられる入荷拠点端末510を含んで構成されている。また、入荷管理システム1は、出荷拠点4に設けられる出荷拠点端末410を含んでいてもよい。また、入荷管理システム1は、出荷拠点4に設けられるフォークリフト420、及び入荷拠点5に設けられるフォークリフト520の少なくとも何れかを含んでいてもよい。
フォークリフト420,520は、各拠点4,5において、輸送対象物品3を積載した物流容器2を運搬するための車両である。フォークリフト420,520には、例えば、荷受用のフォークに、持ち上げた物品の重量を測定する機構(重量測定装置)が備えられている。また、フォークリフト420,520には、持ち上げた物流容器2に設けられたRFIDタグから物流容器IDを読み取る装置であるRFIDリーダが設けられている。フォークリフト420,520は、上記の構成以外は従来のフォークリフトを用いることができる。
出荷拠点4のフォークリフト420は、出荷拠点4から出荷される輸送対象物品3の重量を物流容器2に積載された状態で測定する。また、フォークリフト420は、当該物流容器2に設けられたRFIDタグから物流容器IDを読み取る。フォークリフト420によって測定された輸送対象物品3の重量を示す情報と読み取られた物流容器IDとは対応付けられて出荷拠点端末410に入力される。
例えば、フォークリフト420と出荷拠点端末410とは、無線通信等によって情報の送受信ができるようになっており、これにより、輸送対象物品3の重量を示す情報と物流容器IDとが送受信される。また、上記以外の方法で、当該情報が出荷拠点端末410に入力されてもよい。なお、フォークリフト420での重量の測定は、物流容器2を含んだ重量の測定としてもよい。また、その場合、測定された重量から、予め測定されている物流容器2の重量がマイナスされて輸送対象物品3のみの重量とされてもよい。上記のフォークリフト420の動作は、例えば、フォークリフト420の操作者による操作によって行われる。
入荷拠点5のフォークリフト520は、入荷拠点5に入荷される輸送対象物品3の重量を測定し、物流容器2に設けられたRFIDタグから物流容器IDを読み取る。当該測定と読み取りとは、出荷拠点4のフォークリフト420と同様に行われる。フォークリフト520によって測定された輸送対象物品3の重量を示す情報と読み取られた物流容器IDとは対応付けられて入荷拠点端末510に入力される。上記の通り、フォークリフト420,520は、輸送対象物品3の重量を測定して出力する、入荷管理システム1の重量測定手段を構成する。
拠点端末410,510は、各拠点4,5において、輸送対象物品3の入出荷に関する情報を処理する装置である。拠点端末410,510は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)やメモリ、通信モジュール等のハードウェアを備えるコンピュータにより実現される。これらの構成要素がプログラム等によって動作することによって、後述する拠点端末410,510の機能が発揮される。なお、拠点端末410,510は、ハンディターミナル等の装置であってもよい。
拠点端末410,510は、インターネット等の通信網に接続されており、当該通信網を介してクラウドサービス6(を実施するサーバ)に接続されている。拠点端末410,510は、クラウドサービス6を介して、輸送対象物品3の入出荷に関する情報を送受信することができる。クラウドサービス6は、輸送対象物品3の入出荷に関する情報を拠点端末410,510の間で仲介するサービスである。
出荷拠点端末410は、出荷拠点4から入荷拠点5に対して出荷される輸送対象物品3に係るASN(Advanced Shipping Notice)データ(事前出荷情報)を生成して送信する。図2(a)に出荷拠点端末410において生成されるASNデータの例を示す。図2(a)に示すように、ASNデータは、出荷全体に係る情報として、互いに対応付けられた物流容器ID、重量、出荷日、入荷日、出荷拠点、入荷拠点及び発注番号の各情報を含む。
物流容器IDは、出荷される輸送対象物品3を積載した物流容器2に係る物流容器IDである。重量は、出荷される輸送対象物品3の重量である出荷重量を示す情報である。出荷日及び入荷日は、輸送対象物品3の出荷日及び入荷日を示す情報である。なお、通常、この入荷日は予定日である。出荷拠点及び入荷拠点は、出荷拠点4及び入荷拠点5を示す情報である。発注番号は、輸送対象物品3に係る発注を特定する情報である。
また、図2(a)に示すように、ASNデータは、出荷全体に係る情報に対応付けられた輸送対象物品3の内容を示す情報として、互いに対応付けられたJAN(Japan Article Number)、商品名、ケース数の各情報を含む。JANは、輸送対象物品3である商品を特定するコードである。商品名は、輸送対象物品3である商品の商品名(製品名称)である。ケース数は、輸送対象物品3としての商品の数である。なお、これらの情報は、輸送対象物品3である商品毎に複数の情報が含まれていてもよい。
出荷拠点端末410は、ASNデータを構成するデータのうち、物流容器ID及び重量の情報については、フォークリフト420から受信する。出荷拠点端末410は、ASNデータを構成するデータのうち、物流容器ID及び重量以外の情報については、例えば、出荷拠点4のオペレータの出荷拠点端末410に対する操作によって入力する。出荷拠点端末410は、受信及び入力した上記の情報を対応付けることで、ASNデータを生成する。出荷拠点端末410は、輸送対象物品3の出荷に伴い(例えば、出荷拠点4のオペレータの操作により)、生成したASNデータを、クラウドサービス6を介して入荷拠点端末510に送信する。
上記の通り、出荷拠点端末410は、出荷された輸送対象物品3の重量である出荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品3を積載する物流容器2を特定する物流容器IDを入力する、入荷管理システム1の出荷情報入力手段を構成しえる。なお、上述したASNデータのうち、物流容器ID及び重量以外の情報は本発明の機能に必ずしも必要な情報ではないが、発注データの照合等に用いることができる。
図3に示すように、入荷拠点端末510は、出荷情報入力部511と、入荷情報入力部512と、比較部513と、出力部514とを備えて構成される。
出荷情報入力部511は、出荷された輸送対象物品3の重量である出荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品3を積載する物流容器2を特定する情報である物流容器IDを入力する出荷情報入力手段(の一機能)である。具体的には、出荷情報入力部511は、出荷拠点4からクラウドサービス6を介して送信されたASNデータを受信することで上記の情報を入力する。出荷情報入力部511は、入力した情報を比較部513に出力する。
入荷情報入力部512は、入荷された輸送対象物品3の重量である入荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品3を積載する物流容器2を特定する情報である物流容器IDを入力する入荷情報入力手段である。具体的には、入荷情報入力部512は、物流容器ID及び入荷重量を示す情報をフォークリフト520から入力する。図2(b)にフォークリフト520から入荷情報入力部512に入力される情報の例を示す。入荷情報入力部512は、入力した情報を比較部513に出力する。
比較部513は、同一の物流容器2に積載された輸送対象物品3に係る、出荷情報入力部511によって入力された情報によって示される出荷重量と、入荷情報入力部512によって入力された情報によって示される入荷重量とを比較する(マッチングする)比較手段である。比較部513は、物流容器IDが同じである出荷情報入力部511から入力されたASNデータによって示される出荷重量と、入荷情報入力部512から入力された情報によって示される入荷重量とを比較する。具体的には、比較部513は、それらの重量の差を算出する。比較部513は、算出した差を出力部514に通知する。
なお、比較部513による比較は、入荷拠点端末510において、ASNデータと、入荷拠点端末510において予め記憶している発注データとの照合が行われて、照合の結果、正しい入荷であると判断された場合のみ行われることとしてもよい。
出力部514は、比較部513による比較に応じた出力を行う出力手段である。具体的には、出力部514は、比較部513から入力された差が予め設定された閾値(許容誤差)未満であるか否かを判断する。出力部514は、差が閾値未満であると判断された場合には、輸送対象物品3の入荷が正常であった旨の出力を行う。出力部514は、差が閾値未満ではないと判断された場合には、輸送対象物品3の入荷に異常があった旨の出力を行う。
比較部513の比較は、輸送対象物品3の出荷時の重量と入荷時の重量とを比較するものであるが、それぞれの重量の測定に誤差が生じるおそれがあるため、上記のように多少の差があっても正常な入荷であるものとする。但し、重量の測定が正確であれば、両者が一致している場合のみに正常な入荷であることとしてもよい。この出力は、例えば、入荷拠点5のオペレータが確認できるように入荷拠点端末510が備える表示装置に表示を行う等の方法によって行われる。以上が、入荷管理システム1の構成である。
引き続いて、図4のフローチャートを用いて、本実施形態に係る入荷管理システム1の動作方法である、入荷管理システム1で実行される処理(入荷管理方法)を説明する。本処理は、輸送対象物品3が物流容器2に積載されて、出荷拠点4から入荷拠点5に輸送される際に実行される。
本処理では、出荷拠点4のフォークリフト420によって、出荷拠点4から出荷される輸送対象物品3の重量である出荷重量が物流容器2に積載された状態で測定される。また、当該フォークリフト420によって、物流容器2に設けられたRFIDタグから物流容器IDが読み取られる。測定された出荷重量を示す情報及び読み取られた物流容器IDは、フォークリフト420から出荷拠点端末410に入力される(S01、重量測定ステップ、出荷情報入力ステップ)。続いて、出荷拠点端末410によって、出荷重量を示す情報及び物流容器IDが含められたASNデータが生成されて、クラウドサービス6を介して、出荷拠点端末410から入荷拠点端末510に送信される(S02)。
ここで、物流容器2に積載された輸送対象物品3が、出荷拠点4から入荷拠点5に輸送される。なお、当該輸送は、S01の処理の後であれば、S02の処理の前に行われてもよい。
出荷拠点端末410からASNデータが送信された入荷拠点端末510では、出荷情報入力部511によって、当該ASNデータが受信される(S03、出荷情報入力ステップ)。受信されたASNデータは、比較部513に出力される。また、入荷拠点5では、物流容器2に積載された輸送対象物品3が入荷される。
続いて、入荷拠点5のフォークリフト520によって、入荷拠点5に入荷された輸送対象物品3の重量である入荷重量が物流容器2に積載された状態で測定される。また、当該フォークリフト520によって、物流容器2に設けられたRFIDタグから物流容器IDが読み取られる。測定された入荷重量を示す情報及び読み取られた物流容器IDは、フォークリフト520から入荷拠点端末510の入荷情報入力部512に入力される(S04、重量測定ステップ、入荷情報入力ステップ)。入荷情報入力部512に入力された情報は、比較部513に出力される。
続いて、比較部513によって、物流容器IDが同じである出荷情報入力部511から入力されたASNデータによって示される出荷重量と、入荷情報入力部512から入力された情報によって示される入荷重量とが比較される。具体的には、それらの重量の差が算出される(S06、比較ステップ)。算出された差は、比較部513から出力部514に通知される。
続いて、出力部514によって、比較部513から通知された差が予め設定された閾値(許容誤差)未満であるか否かが判断される(S06)。差が閾値未満であると判断された場合(S06のYES)には、出力部514によって輸送対象物品3の入荷が正常であった旨の出力が行われる(S07、出力ステップ)。差が閾値未満でないと判断された場合(S06のNO)には、出力部514によって輸送対象物品3の入荷に異常があった旨の出力が行われる(S08、出力ステップ)。
入荷拠点5のオペレータは、上記の出力を参照することで輸送対象物品3の入荷が正常に行われたか否かを確認することができる。もし、輸送対象物品3の入荷に異常があった旨の出力がされた場合には、入荷拠点5において輸送対象物品3を目視等によって確認し、本当に異常があったか、またどのような異常があったのかを確認することができる。以上が、本実施形態に係る入荷管理システム1で実行される処理である。
上述したように本実施形態によれば、出荷重量と入荷重量との比較に応じた出力が行われる。例えば、上述したように、それらの重量が一致しているとみなせる範囲内にあれば、物流容器2に積載された輸送対象物品3が正常に入荷されているとすることができる。従って、個々の輸送対象物品3を目視等で確認する必要なく、入荷時における検品を行うことができる。即ち、本実施形態によれば、物流容器2に積載された輸送対象物品3の入荷時における検品の労力を削減することができる。
また、本実施形態のように重量を測定するフォークリフト420,520を入荷管理システム1に含めることとしてもよい。この構成によれば、確実に出荷重量又は入荷重量を示す情報を得ることができ、確実に入荷時における検品を行うことができる。また、フォークリフト420,520によって重量を測定することで、例えば、出荷又は入荷のための運搬作業中に出荷重量又は入荷重量を示す情報を得ることができ、検品を更に容易に行うことができる。
但し、必ずしも、輸送対象物品3の重量をフォークリフト420,520で測定する必要はなく、フォークリフト420,520以外の重量計が用いられて測定されてもよい。また、入荷管理システム1に重量を測定する装置が含まれなくてもよい。
また、上述した実施形態では、出荷拠点端末410と入荷拠点端末510とを別々の機能を有した端末であることとした。しかしながら、各拠点が出荷拠点4及び入荷拠点5の何れにもなりえる場合には、各拠点に設けられる端末は、出荷拠点端末410及び入荷拠点端末510両方の機能を有したものであることとしてもよい。
1…入荷管理システム、2…物流容器、3…輸送対象物品、4…出荷拠点、410…出荷拠点端末、420…フォークリフト(出荷拠点側)、5…入荷拠点、510…入荷拠点端末、511…出荷情報入力部、512…入荷情報入力部、513…比較部、514…出力部、520…フォークリフト(入荷拠点側)、6…クラウドサービス。

Claims (4)

  1. 出荷された輸送対象物品の重量である出荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する出荷情報入力手段と、
    入荷された輸送対象物品の重量である入荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する入荷情報入力手段と、
    同一の物流容器に積載された輸送対象物品に係る、前記出荷情報入力手段によって入力された情報によって示される出荷重量と、前記入荷情報入力手段によって入力された情報によって示される入荷重量とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較に応じた出力を行う出力手段と、
    を備える入荷管理システム。
  2. 前記輸送対象物品の重量を前記物流容器に積載された状態で測定して、当該測定した重量を示す情報を、前記出荷重量を示す情報として前記出荷情報入力手段に対して、又は前記入荷重量を示す情報として前記入荷情報入力手段に対して、出力する重量測定手段を更に備える請求項1に記載の入荷管理システム。
  3. 前記重量測定手段は、前記物流容器を運搬するフォークリフトを含んで構成されている請求項2に記載の入荷管理システム。
  4. 入荷管理システムの動作方法である入荷管理方法であって、
    出荷された輸送対象物品の重量である出荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する出荷情報入力ステップと、
    入荷された輸送対象物品の重量である入荷重量を示す情報、及び当該輸送対象物品を積載するリターナブルな物流容器を特定する情報を入力する入荷情報入力ステップと、
    同一の物流容器に積載された輸送対象物品に係る、前記出荷情報入力ステップにおいて入力された情報によって示される出荷重量と、前記入荷情報入力ステップにおいて入力された情報によって示される入荷重量とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較に応じた出力を行う出力ステップと、
    を含む入荷管理方法。
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