JP6440934B2 - 高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法 - Google Patents

高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法 Download PDF

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Description

本発明は、地盤中に高速高圧で硬化材を噴射し、この噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射した硬化材と地盤とを攪拌混合させ、地盤中に固結改良体を造成して地盤を改良するようにした高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法に関する。
従来、高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法としては、高圧噴射攪拌機を使用し、この高圧噴射攪拌機の施工機械41にて地盤中に管ロッド42を所定深度まで挿入し、挿入後、図21に示すように、管ロッド42を回動させて管ロッド42先端の噴射口43よりセメントミルク等の硬化材を高速高圧で噴射する。そして、この硬化材の噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射した硬化材と地盤とを攪拌混合させ、この管ロッド42を回動して一回転させながら上方に引き抜くことにより、地盤中に縦向きの円柱状の固結改良体Tcを造成して地盤を改良するようにしたものが一般的に知られていた。
そして、このような高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法において、建物などの既設構造物Kの下の地盤を改良するといったことを行うこともあった。これは、図22に示すように、既設構造物Kのごく近傍に管ロッド42を挿入し、この管ロッド42より硬化材を噴射することにより、既設構造物Kの下の地盤にも円柱状の固結改良体Tcの一部が造成されるようにすることで、既設構造物Kの下の地盤を改良するようにしたものである。
かかる従来の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法にあっては、地盤中に非常に大きな径の固結改良体を造成することができなかった。これは、この地盤改良方法に使用する高圧噴射攪拌機において、その能力を高めて、たとえば高圧噴射時の噴射の圧力を高くすることにより、噴射する硬化材の噴射到達距離を長くしようとしても、噴射の圧力を高くしただけでは、どうしても噴射する硬化材の噴射到達距離に限界があり、このため、その噴射到達距離を長くすることが難しく、非常に大きな径の固結改良体を地盤中に造成することができない。
また、この高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法を用いて建物などの既設構造物の下の地盤を改良する場合、図22に示すように、既設構造物の下の地盤のみならずその他の不要な場所の地盤も改良してしまうおそれがあり、このような不必要な地盤の改良、すなわち無駄な地盤改良が行われることにより、工費の大幅な高騰を招いたり、あるいは工期の長期化を招いたりするおそれがあった。
そこで、本発明は、このような従来の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法における不具合に鑑み、地盤中に非常に大きな固結改良体を造成可能にすると共に、固結改良体をいろいろな形にできるようにしてそれぞれの現場に適した形の固結改良体を地盤中に造成可能にすることで、工費を安価にすると共に、その工期も大幅に短縮する高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法を提供することを、その課題とする。
第一の発明は、施工機械にて地盤中に管ロッドを所定深度まで挿入し、挿入後、管ロッドより硬化材を高速高圧で噴射し、この硬化材の噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射した硬化材と地盤とを攪拌混合させ、地盤中に固結改良体を造成して地盤を改良するようにした高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法において、地盤中に管ロッドを挿入後、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射し、噴射後、管ロッドを4度から15度の範囲内の所定の角度で回動してから回動を停止し、再度、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射し、これを繰り返し行うことにより、地盤中に固結改良体を造成すると共に、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射する際の噴射する時間を任意に変更して、噴射した硬化材の噴射到達距離を変えることで、いろいろな形の固結改良体を地盤中に造成するようにした高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法である。
の発明は、第の発明において、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で硬化材を直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッドを4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行うようにしたときに、この繰り返しを数回のみにすることにより、地盤中に壁体状の固結改良体を造成するようにした高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法である。
本発明によれば、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射することで、噴射する硬化材の噴射到達距離を大幅に長くすることができ、地盤中に非常に大きな固結改良体を造成することができる。これにより、実際に地盤を改良する際、非常に大きな固結改良体を地盤中に造成できることから、この造成する固結改良体の個数を大幅に減らすことができ、地盤改良工事における作業の効率化を図って、工費を安価にすることができると共に、その工期も大幅に短縮することができる。
また、本発明によれば、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射する際の噴射する時間を任意に変更可能にし、管ロッドより噴射した硬化材の噴射到達距離を変えるようにしたことで、地盤中に造成する固結改良体をいろいろな形にすることができ、それぞれの現場に最も適した形の固結改良体を造成できることから、地盤改良工事における作業の効率化を図ることができる。
しかも、建物などの既設構造物の下の地盤を改良する場合、地盤中に造成する固結改良体を既設構造物に合わせた最適な形のものにできることから、このような既設構造物の下の地盤を改良する場合においても、必要な場所のみの地盤を改良することができ、不要な場所の地盤改良をなくして無駄な地盤改良を行わないようにし、これによっても、地盤改良工事における工費を安価にすることができると共に、その工期も大幅に短縮することができる。
また、本発明によれば、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で硬化材を直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッドを4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行うようにしたときに、この繰り返しを数回のみにすることにより、地盤中に壁体状の固結改良体を造成するようにしたことで、地盤中に壁体状の固結改良体を造成する場合でも極めて容易に壁体状の固結改良体を造成することができ、作業の効率化を図ることができる。
本発明における高圧噴射攪拌機の説明図である。 本発明における特殊先端具の正面図である。 本発明における特殊先端具を下から見た説明図である。 本発明における別の特殊先端具の正面図である。 本発明における別の特殊先端具の正面図である。 本発明における別の特殊先端具の正面図である。 (a)本発明の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の作業工程の説明図である。(b)本発明の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の作業工程の説明図である。(c)本発明の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の作業工程の説明図である。 (d)本発明の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の作業工程の説明図である。(e)本発明の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の作業工程の説明図である。(f)本発明の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の作業工程の説明図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。 (a)本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。(b)本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。 (a)本発明における第二の実験の結果を示す説明図である。(b)本発明における第二の実験の結果を示す説明図である。(c)本発明における第二の実験の結果を示す説明図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の平面図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の平面図である。 本発明の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法における既設構造物の下の地盤を改良する場合の固結改良体についての説明図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の平面図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。 本発明によって地盤中に造成される固結改良体の説明図である。 従来の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の説明図である。 従来の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法における既設構造物の下の地盤を改良する場合の固結改良体についての説明図である。
本発明による高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の実施形態について説明する。
まず、この高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法において使用する高圧噴射攪拌機について説明すると、図1に示すように、地盤中に管ロッド2を所定深度まで挿入あるいは引き抜くための施工機械1を備え、この施工機械1はたとえば自走可能な小型の杭打ち機である。ただし、施工機械1としては小型の杭打ち機に限定されるものではなく、地盤改良の施工深度等の改良規模に応じてボーリングマシンや他の機械でも良い。そして、この施工機械1にあっては、マスト3を立設し、このマスト3に沿って管ロッド2を縦に向けて取り付けると共に、マスト3の上部に管ロッド2を地盤中に挿入したり引き抜いたりする昇降装置4と管ロッド2を回動させる回動装置5をそれぞれ設ける。管ロッド2はその内側を硬化材や圧縮空気等が通るようになる中空状の鋼管であり、その下端である先端に特殊先端具6を取り付けている。
また、高圧噴射攪拌機における施工機械1の周辺設備としては、施工機械1に取り付けた管ロッド2に硬化材や圧縮空気を供給するための設備である。硬化材はセメントミルクであるが、このセメントミルクに各種の添加剤等を混ぜ合わせるようにしても良い。そして、圧縮空気を供給するための設備としては、コンプレッサー11であり、流量計12を介してコンプレッサー11から管ロッド2に圧縮空気を供給する。また、硬化材を供給するための設備としては、水中ポンプ13を設けた混合装置14を備え、この混合装置14において、水中ポンプ13を用いてセメントサイロ15からセメント原料を流入すると共に、水中ポンプ16を設けた水槽17から水を流入し、これらを混合して硬化材であるセメントミルクを生成する。そして、このセメントミルクを流量計18を介して高圧ポンプ19から成る硬化材供給装置20に供給し、この硬化材供給装置20から管ロッド2にセメントミルクを供給する。なお、各装置には図示していないがそれぞれ発電機を設けている。
一方、管ロッド2の下端である先端に取り付けた特殊先端具6については、図2、図3に示すように、先端側に多数のビット31を取り付けた掘削ヘッド30を備えると共に、横方向の左右両側に突出する水平翼32を備え、この水平翼32の下部にもビット33を取り付ける。また、水平翼32には管ロッド2の内側と連通する噴射口34を横方向に向けて設けており、この噴射口34は水平翼32の長手方向(左右方向)にわたって複数、たとえば2個の噴射口34を横に並べるように配置し、ここよりセメントミルク等を噴射する。この2個の噴射口34にあっては、同じ方向に向けており、2個の噴射口34よりセメントミルク等が地盤中に横方向に平行な状態で噴射される。なお、噴射口34については、1個でも良いが、3個以上の複数個にしても良い。また、複数の噴射口34を横に配置しているが、これを、図4に示すように、上下にずらして配置するようにしても良い。さらには複数の噴射口34を設ける場合、図5に示すように、3個の噴射口34を縦に並べるように配置しても良いし、図6に示すように、縦横両方向に並べるように配置しても良い。なお、複数の噴射口34を縦に並べるように配置する場合は水平翼32を備えることなく、噴射口34を特殊先端具6の本体に設けるようにする。
次に、このような構成となる高圧噴射攪拌機を使用して行う高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の例について説明する。
図7(a)に示すように、管ロッド2を取り付けた施工機械1を所定の位置に設置する。そして、図7(b)に示すように、施工機械1にて管ロッド2を回動させながら地盤中に挿入して行く。このとき、管ロッド2の下端に取り付けた特殊先端具6にて地盤を掘削するが、管ロッド2の挿入を補助するため、特殊先端具6の噴射口34より圧縮空気や水等を噴射しながら行うようにしている。そして、図7(c)に示すように、管ロッド2を所定深度まで挿入した後、管ロッド2及び特殊先端具6の回動を停止する。
それから、地盤中にセメントミルクを高速高圧で噴射し、このセメントミルクの噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射したセメントミルクと地盤とを攪拌混合させ、地盤中に固結改良体Tを造成する作業を行う。これは、管ロッド2における特殊先端具6の2個の噴射口34を施工する地盤の方向に向けてから管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2に供給されたセメントミルクと圧縮空気によって、管ロッド2における特殊先端具6の2個の噴射口34よりセメントミルクを地盤中に高速高圧で直線的に所定時間噴射し、このセメントミルクの噴射における所定時間としては、たとえば30秒とし、セメントミルクの噴射エネルギーで地盤を切削しながら30秒噴射したセメントミルクと地盤とを攪拌混合させ、地盤中に固結改良体Tを造成する。このように管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に30秒噴射することにより、噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sを非常に長くすることができる。なお、セメントミルクの噴射における所定時間については、前述した30秒に限定されるものではない。
そして、セメントミルクの噴射後、管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動する。
この管ロッド2の回動する4度から15度の範囲内の所定の角度としては、本発明者らが鋭意研究を重ねて後述する実験等を行った結果、管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することにより、地盤中に良好な固結改良体Tを造成可能にすることを導き出したものである。
それから、管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動してから回動を停止し、再度、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間である30秒噴射する。そして、噴射後に、再び管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動する。このように管ロッド2を回動させることなく回動停止状態でセメントミルクを直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行うようにする。
そして、図8(d)に示すように、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態でセメントミルクを直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッドを4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行って一回転(360度回動)させることにより、地盤中に非常に大きな径の円板状の固結改良体Tを造成する。
それから、管ロッド2を数センチから数十センチ引く抜き上方に移動させ、その上方の位置において、先程と同様、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態でセメントミルクを直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行って一回転させ、地盤中に固結改良体Tを造成し、これを上方に向かって何回も繰り返し行う。そして、図8(e)に示すように、管ロッド2を引き抜き上方に移動させながら所望の深度まで固結改良体Tを造成することにより、地盤中に非常に大きな径の円柱状の固結改良体Tを造成する。
そして、最後に地盤中に非常に大きな径の円柱状の固結改良体Tを造成した後、図8(f)に示すように、施工機械1にて管ロッド2を地盤から引き抜くことによって、高圧噴射攪拌工法による地盤改良の作業が完了する。
また、前述した高圧噴射攪拌工法による地盤改良の作業において、地盤中に造成される固結改良体Tについては、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態でセメントミルクを直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行って一回転(360度回動)させることにより、図9に示すように、円柱状の固結改良体Tを造成するようにしているが、これに限定されるものではなく、たとえば、一回転ではなくその半分の半回転(180度回動)にすると、図10に示すように、半円柱状の固結改良体Tを造成することができ、さらに、四分の一回転(90度回動)あるいは六分の一回転(60度回動)にすると、図11(a)や図11(b)に示すように、扇形の柱状の固結改良体Tを造成することができる。
以上のような管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2より硬化材であるセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間噴射するようにしたことについては、本発明者らが鋭意研究を重ねて実験等を行い、従来の管ロッド42を回動させながら硬化材を噴射して地盤中に円柱状の固結改良体Tcを造成する方法と比べて、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で硬化材を直線的に所定時間噴射して固結改良体Tを造成する方法が、硬化材の噴射到達距離Sがはるかに長くなることを見出した。そこで、本発明者らはこの点に着目し、地盤中に挿入した管ロッド2からの硬化材の噴射到達距離Sが長い、長手方向の直線距離Lが大幅に長くなる固結改良体Tを造成でき、要するに、非常に大きな固結改良体Tを地盤中に造成できるようにしたものである。
また、管ロッド2の回動する角度を4度から15度の範囲内で行うようにしたことについては、次のような実験をいろいろな場所において繰り返し行った。
まず、管ロッド2の回動する角度を2度にした場合の実験を行ったところ、噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sが最初の1回目では所望の距離まで到達するものの、その後の2度の角度で回動した後の2回目では所望の距離までセメントミルクが到達せず、その後の3回目でも所望の距離までセメントミルクが到達せず、地盤中に良好な固結改良体Tを造成することができなかった。これは、回動する角度が2度の場合、最初の1回目、2回目、3回目の噴射場所が非常に近接した位置となることで、最初の1回目に噴射したセメントミルクによって、2回目以降に噴射したセメントミルクが邪魔をされて所望の距離までセメントミルクが到達しなくなるためである。
次に、管ロッド2の回動する角度を5度にした場合の実験を行ったところ、噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sが最初の1回目、2回目、3回目、それ以降も所望の距離まで到達し、地盤中に良好な固結改良体Tを造成することができた。
さらに、管ロッド2の回動する角度を14度にした場合の実験を行ったところ、このときも、噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sが最初の1回目、2回目、3回目、それ以降も所望の距離まで到達しつつ、1回目、2回目、3回目、それ以降に噴射したセメントミルクそれぞれがつながって一体的なものになり、地盤中に良好な固結改良体Tを造成することができた。
以上のことから、管ロッド2の回動する角度を4度から15度の範囲内で行うことで、常に良好な固結改良体Tを地盤中に造成できるようになることが分かった。
そして、本発明者らは、次のような実験も行った。
第一の実験としては、従来の管ロッド42を回動させながら硬化材であるセメントミルクを噴射して地盤中に円柱状の固結改良体Tcを造成する方法におけるセメントミルクの噴射到達距離Sと、本発明の管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で硬化材であるセメントミルクを直線的に所定時間噴射して固結改良体を造成する方法におけるセメントミルクの噴射到達距離Sとを比べる実験である。
管ロッド42を回動させながらセメントミルクを噴射して円柱状の固結改良体Tcを造成するようになる従来の方法としては、次の3つの実験例で行った。実験例Aは、セメントミルクの噴射量を600l(リットル)/min、空気を8Nm/minとしたものである。実験例Bは、セメントミルクの噴射量を600l(リットル)/min、空気を6.2Nm/minとしたものである。実験例Cは、セメントミルクの噴射量を300l(リットル)/min、空気を8Nm/minとしたものである。一方、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態でセメントミルクを直線的に所定時間噴射するようになる本発明の方法である実験例Dとしては、セメントミルクの噴射量を300l(リットル)/min、空気を8Nm/minとしたものである。そして、これらにおいて、管ロッド2,42の上下への移動を停止した状態で、セメントミルクを地盤中に噴射し、セメントミルクの噴射到達距離Sを計測した。この実験の結果を、以下の表1に示す。
Figure 0006440934
従来の方法の実験例A、実験例B、実験例Cのすべてが10秒さらには20秒以上噴射しても、4〜5mを超えることはなかったのに対し、本発明の方法の実験例Dでは5秒で5m、15秒で7m、30秒で9mになり、従来の方法のものと比べて噴射到達距離Sが倍以上となった。このことから、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態でセメントミルクを直線的に所定時間噴射する方がセメントミルクの噴射到達距離Sが大幅に長くなることが分かる。
また、第二の実験としては、本発明の管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で硬化材であるセメントミルクを直線的に所定時間噴射して固結改良体Tを造成する際におけるセメントミルクの噴射する時間を変えたときの地盤中に造成される固結改良体Tの大きさを調べる実験である。これは、セメントミルクの地盤中への噴射にあって、上下1mの固結改良体Tを造成する際、その1mを10分(600秒)かけてセメントミルクを噴射した実験例Eと、1mを5分(300秒)かけてセメントミルク噴射した実験例Fと、1mを1.6分(96秒)かけてセメントミルク噴射した実験例Gとを対比し、地盤中に造成される固結改良体Tの大きさの変化を調べるものである。なお、実験例Eにおける1mを10分(600秒)かけて噴射した場合、一ヶ所において停止して噴射する時間としては30秒である。また、実験例Fにおける1mを5分(300秒)かけて噴射した場合、一ヶ所において停止して噴射する時間としては15秒である。
詳細には、実験例Eはセメントミルクの噴射量を300l(リットル)/min、噴射圧力を35MPa、そして噴射時間を10min/mとしたもので、実験例Fはセメントミルクの噴射量を300l(リットル)/min、噴射圧力を35MPa、そして噴射時間を5min/mとしたもので、実験例Gはセメントミルクの噴射量を300l(リットル)/min、噴射圧力を35MPa、そして噴射時間を1.6min/mとしたものである。そして、これらにおいて、セメントミルクを地盤中に2個の噴射口34より直線的に噴射し、セメントミルクの噴射到達距離S及び地盤中に造成された固結改良体Tの大きさを計測した。
その結果、実験例Eでは、図12(a)に示すように、セメントミルクの噴射到達距離Sが9mになり、地盤中に造成される固結改良体Tの大きさが長手方向の直線距離Lが9mで、横幅が20〜40cmとなった。また、実験例Fでは、図12(b)に示すように、セメントミルクの噴射到達距離Sが7mになり、地盤中に造成される固結改良体Tの大きさが長手方向の直線距離Lが7mで、横幅が10〜40cmとなった。また、実験例Gでは、図12(c)に示すように、セメントミルクの噴射到達距離Sが6mになり、地盤中に造成される固結改良体Tの大きさが長手方向の直線距離Lが6mで、横幅が10〜20cmとなった。このように、セメントミルクの噴射する時間が長い方がセメントミルクの噴射到達距離Sが長く、そして地盤中に造成される固結改良体Tの大きさも大きくなることが分かる。これにより、必要に応じて、セメントミルクの噴射する時間を変更することで、セメントミルクの噴射到達距離S及び地盤中に造成された固結改良体Tの大きさを変えて、所望の大きさの固結改良体Tを地盤中に造成することができる。
次に、高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の他の例について説明すると、この他の例としては、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2より硬化材であるセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間噴射する際の噴射する時間を任意に変更可能にすることで、管ロッド2より噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sを変えるようにしたものである。
基本的には、前述した例と同様、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態でセメントミルクを直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行うようにし、地盤中に固結改良体Tを造成するようにしたものであるが、このとき、セメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間噴射する際の噴射する時間を変更し、これにより、管ロッド2より噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sを変えるようにする。
具体的に述べると、たとえば、地盤中に挿入した管ロッド2の噴射口34よりセメントミルクを地盤中に高速高圧で直線的に所定時間である30秒噴射し、このセメントミルクの噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射したセメントミルクと地盤とを攪拌混合させる。そして、セメントミルクの噴射後、管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動してから回動を停止し、再度、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間である30秒噴射する。そして、これを繰り返し行って六分の一回転(60度回動)させることにより、地盤中に扇形の固結改良体Tを造成する。
そして、これに続いてセメントミルクを噴射する際の噴射する時間を30秒から20秒に変更する。これは、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間である20秒噴射する。そして、セメントミルクの噴射後、管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動してから回動を停止し、再度、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間である20秒噴射する。これを繰り返し行って六分の一回転(60度回動)させることにより、地盤中に扇形の固結改良体Tを造成する。
さらに、これに続いてセメントミルクを噴射する際の噴射する時間を20秒から10秒に変更する。これも、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間である10秒噴射する。そして、セメントミルクの噴射後、管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動してから回動を停止し、再度、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間である10秒噴射する。これを繰り返し行って六分の一回転(60度回動)させることにより、地盤中に扇形の固結改良体Tを造成する。
このようにセメントミルクを噴射する際の噴射する時間を六分の一回転(60度回動)毎に変更することにより、管ロッド2より噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sを変え、最終的に半回転させることで、図13に示すように、大きさが異なった変形扇形の固結改良体Tを造成することができる。
この管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間噴射する際の噴射する時間を任意に変更可能にすることで、管ロッド2より噴射したセメントミルクの噴射到達距離Sを変えるようにし、これにより、従来の方法だと、固結改良体Tcは円形などしかできなかったが、地盤中に造成する固結改良体Tをいろいろな形にすることができる。これは、前述したもの以外でも、セメントミルクを噴射する際の噴射する時間を細かく変更することで、その噴射到達距離Sを変えることにより、たとえば、図14に示すように、略正方形となるものにすることもでき、さらには、これ以外の形もセメントミルクの噴射する時間を変更して噴射到達距離Sを変えることで、いろいろな形の固結改良体Tを地盤中に造成することができる。
このように地盤中に造成する固結改良体Tをいろいろな形にすることができることから、それぞれの現場に最も適した形の固結改良体Tを造成できる。特に、建物などの既設構造物Kの下の地盤を改良する場合でも、地盤中に造成する固結改良体Tを既設構造物Kに合わせた最適な形のものにできることで、必要な場所のみの地盤を改良することができ、不要な場所の地盤改良をなくして無駄な地盤改良を行わないようにすることができる。
これは、たとえば、建物などの既設構造物Kの形が単なる長方形ではなく、途中で折曲してL字形となるような既設構造物Kの下の地盤を改良する場合、図15に示すように、その既設構造物Kの縁に沿って管ロッド2を施工機械1にて地盤中に挿入した後、この管ロッド2よりセメントミルクを噴射し、この噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射したセメントミルクと地盤とを攪拌混合させて固結改良体Tを地盤中に造成するが、このとき、セメントミルクを噴射する時間を変更し、セメントミルクの噴射到達距離Sを変えることによって、地盤中に造成する固結改良体Tを最も適した形にすることができ、これにより、必要な場所のみの地盤を改良することができ、不要な場所の地盤改良をなくして無駄な地盤改良を行わないようにすることができる。しかも、地盤中に造成する固結改良体Tも非常に大きなものにすることができ、かつ建物などの既設構造物Kに合わせた最適な形のものにすることができることから、建物などの既設構造物Kの下の地盤を改良する場合でも、この造成する固結改良体Tの個数を大幅に減らすことができ、地盤改良工事における作業の効率化を図ることができる。
なお、この地盤中に造成する固結改良体Tをいろいろな形にすることができるが、このいろいろな形にする場合、前述したような水平方向において形が異なるものに限定されるものではなく、上下方向においても形が異なるようにしても良い。
これは、たとえば、地盤中に固結改良体Tを造成する際、上方に向かって繰り返し行うようになるが、図16に示すように、下層側ではセメントミルクの噴射到達距離Sを長めにして大きめの固結改良体Tを造成すると共に、上層側ではセメントミルクの噴射到達距離Sを若干短めにして固結改良体Tを造成することで、上下方向において固結改良体Tの形を異ならせるようにする。また、図17に示すように、水平方向において形を異ならせると共に、上下方向においても形を異ならせるようにした固結改良体Tを造成することもできる。
一方、管ロッド2の噴射口34についても、前述のものでは一方向のみに向かっており、噴射口34から噴射するセメントミルクも一方向のみにしか噴射しないようになっていたが、この噴射口34を管ロッド2の周方向の対称位置にそれぞれ設けて二方向に向かうようにしても良く、このように噴射口34を二方向に向かうようにしたことで、たとえば、図18に示すような周方向において対称形状となる固結改良体Tを造成することができ、このとき、噴射口34が二方向に向かうようになっていることから、固結改良体Tの造成する時間が約半分に短縮することができる。しかも、図19に示すような上下方向において形が異なる固結改良体Tであっても短い時間で造成することが可能になる。
なお、噴射口34の噴射する方向については、前述のような一方向や二方向に限定されるものではなく、それ以上の複数の方向に向かうように噴射口34を複数設けるようにしても良い。
次に、高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法の他の例について説明する。この他の例としては、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で硬化材を直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行うようにしたときに、この繰り返しを数回のみにすることにより、地盤中に壁体状の固結改良体Tを造成するようにしたものである。
これについて述べると、地盤中に挿入した管ロッド2の噴射口34よりセメントミルクを地盤中に高速高圧で直線的に所定時間噴射し、このセメントミルクの噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射したセメントミルクと地盤とを攪拌混合させる。そして、セメントミルクの噴射後、管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動してから回動を停止し、再度、管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で、管ロッド2よりセメントミルクを高速高圧で直線的に所定時間する。これを繰り返し行うが、このとき、この繰り返しを数回のみにする。
この数回とは、管ロッド2の回動する角度(4度から15度の範囲内)によって、異なるものではあるが、2,3回から11,12回程度であるが、実際には、2回から5回程度である。
そして、このように管ロッド2を回動させることなく回動停止状態で硬化材を直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッド2を4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを数回のみ繰り返し行うことにより、図20に示すように、直線距離の長い壁体状の固結改良体Tも地盤中に容易に造成することができる。
1…施工機械、2…管ロッド、3…マスト、4…昇降装置、5…回動装置、6…特殊先端具、11…コンプレッサー、12…流量計、13…水中ポンプ、14…混合装置、15…セメントサイロ、16…水中ポンプ、17…水槽、18…流量計、19…高圧ポンプ、20…硬化材供給装置、30…掘削ヘッド、31…ビット、32…水平翼、33…ビット、34…噴射口、41…施工機械、42…管ロッド、43…噴射口

Claims (2)

  1. 施工機械にて地盤中に管ロッドを所定深度まで挿入し、挿入後、管ロッドより硬化材を高速高圧で噴射し、この硬化材の噴射エネルギーで地盤を切削しながら噴射した硬化材と地盤とを攪拌混合させ、地盤中に固結改良体を造成して地盤を改良するようにした高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法において、
    地盤中に管ロッドを挿入後、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射し、噴射後、管ロッドを4度から15度の範囲内の所定の角度で回動してから回動を停止し、再度、管ロッドを回動させることなく回動停止状態で、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射し、これを繰り返し行うことにより、地盤中に固結改良体を造成すると共に、
    管ロッドを回動させることなく回動停止状態で、管ロッドより硬化材を高速高圧で直線的に所定時間噴射する際の噴射する時間を任意に変更して、噴射した硬化材の噴射到達距離を変えることで、いろいろな形の固結改良体を地盤中に造成することを特徴とする高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法。
  2. 管ロッドを回動させることなく回動停止状態で硬化材を直線的に所定時間噴射することと噴射後に管ロッドを4度から15度の範囲内の所定の角度で回動することとを繰り返し行うようにしたときに、この繰り返しを数回のみにすることにより、地盤中に壁体状の固結改良体を造成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法。
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