JP6440645B2 - ヘルメット - Google Patents

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作業用のヘルメットでは作業環境によって帽体内部が蒸れることが多い。本発明は、帽体内部が蒸れにくい、通気性に優れたヘルメットに関する発明である。
従来から、ヘルメットの帽体内が蒸れないように種々の換気手段が工夫されている。換気手段として送風機を備えたものと、通気路などの通気構造を工夫したものが知られている。
特許文献1には、帽体を内層と外層とで形成し、内層と外層の間に間隙を形成するとともに、内層と外層にそれぞれ多数の通気孔を設け、通気孔の位置をずらせた発明が記載されている。特許文献2には帽体主部材の前部から頭頂後部に亘って帽体カバーを配置し、帽体主部材と帽体カバーの前端縁に形成した開口部と、帽体主部材と帽体カバーの後端縁に形成した開口の間に空気の流れを形成する発明が開示されている。さらに、帽体主部材の一部を凹ませて帽体カバーとの間に空間を形成し、帽体カバーの一部(側面)に開口部を形成し、帽体主部材に形成した開口部との間に通気させる思想が開示されている。
特許文献3には、ヘルメット本体の外面に補強体を固着して中間室を形成し、補強体に外部と中間室とに連通する連通孔を、ヘルメット本体に中間室とヘルメット本体の内部に連通する連通孔を設け頭部が蒸れないようにしたヘルメットの発明が開示されている。
特許第3503947号公報 特開2001−3220号公報 特開2000−265315号公報
特許文献1ないし3に記載された発明は、いずれも帽体本体の上に帽体カバーを被せ、帽体本体と帽体カバーの間に貫通孔などの通気路を形成している。このような構造では、より大きな通気路、通気孔を形成することができないため、帽体内の換気効果は自ずと限られたものとなる。
このような、従来技術の欠点に鑑み本発明は、帽体本体の頭頂部の一定領域を切除して貫通孔を形成し、この貫通孔の周囲を通気路とすることによって、より大きな通気路を確保し、大きな換気効果を実現させるとともに、帽体本体に貫通孔を形成したものであっても、強度的に優れたヘルメットの帽体を実現することを目的とするものである。
上記目的を解決する請求項1記載の発明は、頭頂部の一定領域を切除して貫通孔3を形成した帽体本体1と、前記帽体本体1の貫通孔3を塞ぐ大きさの帽体頭頂部2とでヘルメットの帽体を構成する。そして、帽体本体1の貫通孔3部分に、上下に一定間隔を隔てて外周部分に隙間を形成する状態で帽体本体1と帽体頭頂部2を固定することによって帽体頭頂部2の外周に沿って通気路4を形成する。
前記帽体本体1と帽体頭頂部2の固定は、帽体本体1と帽体頭頂部2のいずれか一方に係止爪6を形成し、いずれか他方に、前記係止爪6に係合する係合部7、例えば係合孔を形成して係合固定させる。
さらに、帽体頭頂部2の外周付近の複数位置、例えば帽体頭頂部の前端部と後端部に、一定間隔を隔てた帽体本体1と帽体頭頂部2の間に一定の高さで弾性的に支持し帽体頭頂部2に作用する上下方向の衝撃を吸収する衝撃吸収体5を配置するものである。
請求項2記載の発明は、帽体本体1の、貫通孔3内周縁9に沿って段部10を形成し、帽体頭頂部2の外周縁部分に下方に向けて突出形成したスペーサ8を前記段部10に支持させ、帽体頭頂部2の盲動と上方からの衝撃による帽体頭頂部2の撓み変形を防止することである。スペーサ8は、帽体本体1の表面に立設し先端を帽体頭頂部2の底面に支持させるものであってもよい。この場合、スペーサ8と帽体頭頂部2の間に係合手段を形成するのが好ましい。
請求項3記載の発明は、請求項1で述べた衝撃吸収体5が弾性を有する合成樹脂材によって平板を上下に折り返した波型形状に形成することによって、折線方向に帽体の内外に連通する通気路12を形成し、波型の頂点と谷をそれぞれ帽体本体1と帽体頭頂部2に当接させることである。
請求項1記載の発明によれば、帽体本体1の頭頂部の一定領域を切除して形成した貫通孔3に、貫通孔3を塞ぐ大きさの帽体頭頂部2を上下に一定間隔を隔てて隙間を形成する状態で帽体本体1と帽体頭頂部2を固定している。したがって、貫通孔3の周縁において、全周に亘って隙間によって形成される通気路4が形成される。この通気路4は、従来のヘルメットにおける通気路よりも遥かに広い範囲に形成されるものであるため、非常に通気性に優れ内部の蒸れを効果的に防止することができるヘルメットを実現することができる。
そして、帽体本体1と帽体頭頂部2の固定は、帽体本体1と帽体頭頂部2のいずれか一方に係止爪6を形成し、いずれか他方に前記係止爪6に係合する係合孔7を形成して係合固定させる。そのため、係合部が外れて帽体頭頂部2が抜け出るようなことがなくしっかりと固定される。また、帽体頭頂部2の外周付近の複数位置において、一定間隔を隔てた帽体本体1と帽体頭頂部2の間に一定の高さで弾性的に支持し帽体頭頂部に作用する上方からの衝撃を吸収する衝撃吸収体5を配置することによって、帽体に作用する衝撃を効果的に吸収することができる。
請求項2記載の発明によれば、帽体本体1の貫通孔3の内周縁9に沿って段部10を形成し、帽体頭頂部の外周縁部分に下方に向けて突出形成したスペーサ8を段部10に支持させることによって、帽体頭頂部2の装着位置が安定して盲動しない効果がある。また、スペーサ8の存在によって、帽体頭頂部2に上方からの押圧力や衝撃が作用した場合に、帽体頭頂部2に生じる撓み変形、すなわち、二つの部品からなる帽体の変形を防止する効果がある。この効果は、スペーサ8を上方に向けて立設し、先端を帽体頭頂部2に支持させた場合であっても同様である。
請求項3記載の発明によれば、適度な強度と弾性、すなわち衝撃を吸収する効果のある合成樹脂材で衝撃吸収体5を一体成型することによって、容易に製造することができる。また波型に形成した衝撃吸収体5は、折れ線部分の変形によって衝撃を効果的に吸収することができるとともに、波型の折れ線方向に帽体の内外に連通する通気路12を容易に形成することができる。さらに、この衝撃吸収体5を帽体本体1と帽体頭頂部2の間に配置した場合に、衝撃吸収体5と、帽体頭頂部2は複数の折れ線方向の波型の山5aと谷5bの線上に当接するため、帽体頭頂部2は帽体本体1に対して安定良く支持される。
また、上記衝撃吸収体5は、折り返して波型に形成した折り返し部分で外力を支持することになるため、折り返し部分がバネの効果を発揮して、効果的に衝撃力を吸収することができる。
これにより、例えば、発泡合成樹脂材を圧縮方向に利用する場合に比較して比較的剛性のある合成樹脂材を衝撃吸収体として利用することができ、強度的に優れたものとすることができるとともに、空気の流れを確保する通気路12を効果的に形成することができる。
図1は、本発明の実施形態を示すヘルメットの前方斜視図、 図2は、本発明の実施形態を示すヘルメットの後方斜視図、 図3は、帽体本体と帽体頭頂部を分離させて示す分解斜視図、 図4は、帽体の前後方向の縦断面図、 図5は、帽体の左右方向の縦断面図、 図6は、前方の衝撃吸収部品を配置した部分の横断面図、 図7は、後方の衝撃吸収部品を配置した部分の横断面図、 図8は、帽体本体のみの平面図、 図9は、帽体頭頂部のみの底面図、 図10は、衝撃吸収部品のみの斜視図である。
以下、本発明に係るヘルメットの好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態を示すヘルメットの前方斜視図、図2は後方斜視図、図3は分解斜視図である。本発明に係るヘルメットの帽体は、帽体本体1と帽体頭頂部2とで構成する。
帽体本体1は、図3に示すように帽体の頂部、すなわち前頭部から頭頂部にかけて比較的大きな貫通孔3を穿設している。帽体頭頂部2は、前記帽体本体1の貫通孔3を塞ぐ大きさとする。帽体本体1の貫通孔3部分には、上下に一定間隔を隔てて隙間を形成した状態で、帽体本体1と帽体頭頂部2を固定することによって、図1、図2あるいは図4、図5から理解されるように帽体頭頂部2の外周に沿って通気路4、4を形成する。このとき、帽体頭頂部2外周縁が貫通孔3に大きく被さり、内周縁9よりも下方に位置するようにし、雨水の浸入を防止することができるようにしている。
このように、本発明では、上下二つの部品(帽体)を組み合わせ、そのつなぎ目部分に通気路4を形成するため、従来品よりも通気路4の面積を大きく確保することができる。
帽体本体1と帽体頭頂部2の固定手段は、種々の構造が考えられるが、図示実施形態においては帽体本体1と帽体頭頂部2のいずれか一方に係止爪6を、いずれか他方に前記係止爪6に係合する係合部を形成して係合固定させるようにしている。より具体的には、図9に示すように帽体頭頂部2の外周近辺に、図面上5個の係止爪6、6を下方に向けて突出形成するとともに、図8に示すように帽体本体1には、貫通孔3の周辺部であって、前記係止爪6が係合する位置に係合部7を配置している。図示例においては、係合部7として帽体本体1に係合孔を穿設している。これにより、帽体頭頂部2は帽体本体1の定位置に固定される。
帽体本体1には、図3や図8から理解されるように、貫通孔3の内周縁9に沿った一定幅の範囲に一段低い段部10を形成している。また、帽体頭頂部2の外周縁の複数位置に下方に向けてスペーサ8、8を突出させ、スペーサ8の先端を帽体本体1の貫通孔3の内周に沿って形成した段部10に支持させている。図示例においては、図8に示すように帽体本体1の段部10に、浅い凹所13、13を形成しこの凹所13にスペーサ8の先端を係合させている。これにより、帽体本体1と帽体頭頂部2が、安定良く組み立てられる。
スペーサ8の先端を段部10の一部に係合させることによって、帽体頭頂部2に作用する上方からの押圧力が段部10に支持され、帽体頭頂部2の撓み変形、あるいは盲動を防止することができる。スペーサ8の先端と帽体本体1の係合は、段部10に当接して支持される程度としておくこともできるが、図示例のように少しの係合状態としておくことによって、衝撃や押圧力が作用する方向に対応して多少の移動を許容し、強い衝撃の発生を防止して作業者の頭部に作用するダメージを少なくすることができる。一方で、帽体本体1と帽体頭頂部2を、浅く係合させておくことによって通常の使用状態において、帽体本体1と帽体頭頂部2の安定状態を維持することができる。
上記スペーサ8は、帽体頭頂部2の外周縁部分に下方に向けて形成し、その先端を帽体本体1の段部10に当接させている。これとは逆に、帽体本体1の段部10近辺に上方に向けてスペーサを立設し、このスペーサの先端を帽体頭頂部2の裏面に支持させるものであってもよい。この場合、スペーサの先端が帽体頭頂部2の裏面から外れないような係合構造としておくのが好ましい。
また、係止爪構造についても、図示実施形態とは逆に帽体本体1の上面に係止爪6を立設し、先端の爪を帽体頭頂部2の裏面に形成した係合部に係合させるものであってもよい。
帽体本体1と帽体頭頂部2とで帽体を構成する本発明に係るヘルメットは、帽体頭頂部2の外周付近の複数位置において、帽体本体1との間に一定の高さを維持し弾性的に支持する衝撃吸収体5を介在させることによって帽体頭頂部2に作用する衝撃を吸収させるようにしている。
図示実施形態のヘルメットでは、周縁が帽体本体1の段部10に位置する帽体頭頂部2の、左右前端部に係止爪6、6を配置するとともに、後端中央位置に係止爪を配置して帽体本体1と帽体頭頂部2を固定している。そして、帽体頭頂部2の前端と後端に、それぞれ帽体本体1との間に衝撃吸収体5、5を配置している。したがって、帽体本体1と帽体頭頂部2は、係止爪6によって両者を引き付ける係合と、係止爪による係合を引き離す方向に力が作用する衝撃吸収体5を配置することによって帽体本体1と帽体頭頂部2の係合状態は一層強固なものとなる。
帽体頭頂部2の前端部には、下端を門型に抉って空気吸入口11を形成し、該空気吸入口11から上方に向けて、帽体本体1と帽体頭頂部2の間に衝撃吸収体5(前方の衝撃吸収体5A)を配置している。また、帽体頭頂部2の後端部にも衝撃吸収体5(後方の衝撃吸収体5B)を配置し、帽体頭頂部2をバランス良く支持するようにしている。
衝撃吸収体5は、例えば一体の発泡スチロールのような発泡合成樹脂を配置することによっても衝撃吸収の効果はある。しかしながら、一体の発泡合成樹脂を配置する場合は、該部分の通気性を確保することができない。通気性を確保するために例えば角柱状の発泡合成樹脂を一定間隔で配列することも考えられるが、この場合十分な強度を確保することが出来ない可能性がある。強度を確保するために、剛性のある一体の合成樹脂材を帽体本体1と帽体頭頂部2の間に配置する場合は、十分な衝撃吸収効果及び通気性の効果を発揮することができない。
本発明における、弾性を有する合成樹脂材とは、発泡樹脂のように脆いものや、ゴムのように柔らかいものではなく、中実のポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂のように剛性と強度を備え、外力に対して弾性変形をする合成樹脂材を意味する。
本発明者らは、上記、弾性変形をする合成樹脂材を用いて、衝撃吸収部体5として図10に示すような波型の部材を工夫した。図10(a) は、帽体の前方に配置する衝撃吸収体5A、図10(b)は帽体の後方に配置する衝撃吸収体5Bである。
図10に示す衝撃吸収体5は、弾性を有する合成樹脂材の平板を上下に、具体的には上下斜め方向に折り返して波型の形状に形成するものであって、この形状、構造とすることによって帽体本体1と帽体頭頂部2の間に配置した場合に、衝撃吸収体5の波型の頂点である山5aと谷5bが帽体本体1と帽体頭頂部2の表面に当接し、図6に示すように帽体の内外に連通する通気路12、12が形成される。そして、帽体本体1と帽頭頂部2の間に衝撃的な力が作用すると、波型の衝撃吸収部体5のバネ効果によって衝撃力が吸収され、作業者の頭部に与える衝撃、ダメージを軽減することになる。
帽体の前部に配置する衝撃吸収体5Aは、図6に示すように、固定部15、15によって帽体本体1に装着した状態で帽体頭頂部2を覆い被せることによって定位置に固定している。一方帽体の後部に配置する衝撃吸収体5Bは、図3、図4、図8から理解されるように、帽体本体1に形成した収容凹所16に配置し、帽体頭頂部2で覆うように配置し、衝撃吸収体5Bを安定させ、衝撃吸収効果の大きなものとしている。
前記したように、帽体頭頂部2の前端部は下端を門型に抉って空気吸入口11を形成し、該部分に衝撃吸収体5(5A)を配置することによって空気吸入口11から帽体内に新鮮な空気を取り入れるようにしている。一方、帽体頭頂部2の後端部は、図4に示すように帽体本体1の表面に直接当接し、係止爪で係止されている。したがって、帽体頭頂部の後端部においては、帽体本体1と帽体頭頂部2の間から通気される状態ではなく衝撃吸収効果を発揮する。これに対して、帽体頭頂部2の後部には、後端よりもやや上位置において別途通気口14、14を穿設し、この通気孔14、14から通気されるようにしている。
図示実施形態のヘルメットでは、図4に矢印で示すように、前端の空気吸入口11や側面の通気路4から帽体内に取り入れられた新鮮な空気は、帽体内を巡って帽体頭頂部2の後部の高い位置に穿設された通気孔14から帽体外に排出される。なお、図4においては、衝撃吸収体5A、5Bの記載を省略している。帽体頭頂部2の側面下端部には、例えばスペーサ8とスペーサ8の間に比較的広い(大きな)通気路4が形成されている(図1参照)が、この通気路4は、主として空気の流入口として機能する。もっとも、空気の流出口としても機能する。
帽体本体1は、全体を一体に成型するものであってもよいが、図示例の帽体本体1は庇17部分を別部品として成型し、連結固定するものとしている。
また、図示例の帽体内には、安全のための緩衝材としての発泡スチロールやハンモックなどの内部構造を装着して作業用ヘルメットとして使用される。
1…帽体本体、 2…帽体頭頂部、 3…貫通孔、 4…通気路、 5(5A、5B)…衝撃吸収体、 5a…山、 5b…谷、 6…係止爪、 7…係合部、 8…スペーサ、 9…内周縁、 10…段部、 11…空気吸入口、 12…通気路、 13…凹所、 14…通気孔、 15…固定部、 16…収容凹所、 17…庇。

Claims (3)

  1. 頭頂部の一定領域を切除して貫通孔を形成した帽体本体と、前記帽体本体の貫通孔を塞ぐ大きさの帽体頭頂部とでヘルメットの帽体を構成し、
    帽体本体の貫通孔部分に、上下に一定間隔を隔てて隙間を形成する状態で帽体本体と帽体頭頂部を固定することによって帽体頭頂部の外周に沿って通気路を形成し、
    前記帽体本体と帽体頭頂部の固定は、帽体本体と帽体頭頂部のいずれか一方に係止爪を形成し、いずれか他方に前記係止爪に係合する係合部を形成して係合固定させるとともに、
    帽体頭頂部の外周付近の複数位置において、一定間隔を隔てた帽体本体と帽体頭頂部の間に一定の高さで弾性的に支持し帽体頭頂部に作用する上方からの衝撃を吸収する衝撃吸収体を配置することを特徴とするヘルメット。
  2. 帽体本体には、貫通孔の内周縁に沿って段部を形成し、帽体頭頂部の外周縁部分に下方に向けて突出形成したスペーサを前記段部に支持させて帽体頭頂部の盲動と、上方からの衝撃による帽体頭頂部の撓み変形を防止する請求項1記載のヘルメット。
  3. 衝撃吸収体は、弾性を有する合成樹脂材によって平板を上下に折り返した波型形状に形成することによって、前記折り返しの折線方向に帽体の内外に連通する通気路を形成し、波型の頂点と谷がそれぞれ帽体本体と帽体頭頂部に当接することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘルメット。
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