JP6440453B2 - 転圧機械の遮熱構造 - Google Patents
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Description
このように構成した転圧機械の遮熱構造によれば、補機類のメンテナンス作業はスパナなどの工具を用いて実施されるが、遮熱カバーが略水平に配設されて第2のカバー部材の上面が略平板状をなすため、作業時に工具などを置くための作業台として利用可能となる。
このように構成した転圧機械の遮熱構造によれば、過給機と側方の機器類との間に遮熱カバーの第3のカバー部材が位置し、過給機からの輻射熱が第3のカバー部材により遮られるため、側方の機器類の輻射熱による熱害が未然に防止される。
このように構成した転圧機械の遮熱構造によれば、第4のカバー部材が追加されることで、過給機からの輻射熱及び高温の空気が一側確実に遮られる。
このように構成した転圧機械の遮熱構造によれば、断熱シートが追加されることで、過給機からの輻射熱や高温の空気が一層確実に遮られる。
図1は本実施形態のマカダムローラを示す斜視図、図2はマカダムローラを示す側面図、図3はマカダムローラを示す正面図、図4はマカダムローラを示す平面図である。以下の説明では、車両を基準として前後方向及び左右方向を表現する。
図5は前部車体を側方より見た断面図、図6は同じく前部車体を斜め前方より見た部分斜視図であり、図6ではエンジンフード及び前部転圧輪2を省略している。
前壁26の後側には図示しないステーに支持されてラジエータ27が配設され、このラジエータ27によりエンジンルーム21の前面上半分が閉鎖されている。前部構造体24の下部からは後方に向けて下部カバー28が延設され、この下部カバー28によりエンジンルーム21の下面前半分が閉鎖されると共に、エンジンルーム21の下面後半分は下方に開放されている。
図6〜8に示すように、設置面35にはブラケット40がボルト41で固定され、このブラケット40によりフィルタ36が支持されている。フィルタ36の一方の接続口36a(図7に示す)に接続された油圧ホース37はターボチャージャー34の左側方を経てエンジン22の下方に延設され、他方の接続口36bに接続された油圧ホース37は設置面35上で右側方に延設されている。これらのフィルタ36及び油圧ホース37はHSTの油圧回路の一部を構成し、HSTの作動油がフィルタ36を流通する際に作動油中に混入しているゴミや水分が除去される。
なお、本実施形態では、フィルタ36に接続された油圧ホース37はステアリング系のものであるが、これに限ることはなく、走行系の油圧ホースでも散水系の油圧ホースでもあってもよい。
以上のようにフィルタ36及び油圧ホース37,38は設置面35に固定されているが、その位置はターボチャージャー34の直上に相当する。このためフィルタ36及び油圧ホース37,38はターボチャージャー34から輻射熱を受けるだけでなく、ターボチャージャー34により昇温されて立ち上る高温の空気に常に晒されるため、特にゴム製の油圧ホース37,38は熱害対策が重要になる。
図9は遮熱カバー44を示す斜視図である。
遮熱カバー44は、ステンレスなどの金属板材からなる第1乃至第3のカバー部材45〜47を互いに溶接して製作されている。第1のカバー部材45の主面45aは、四角平板の左後側を切り欠いた形状をなして水平に配設され、主面45aの左端は上方に直角に折曲されて左側結合面45bを形成している。なお、主面45aの切欠き箇所は、上下方向に延設された油圧ホース37,38との干渉を防止するために逃げとして機能する。主面45aの右端も上方に直角に折曲されて右側結合面45cを形成し、この右側結合面45cの後部は右側支持面45dとして上方に延設されている。
第1のカバー部材45の主面45aの下面には、その左右方向中央に第3のカバー部材47が配設されている。第3のカバー部材47は平板状をなして冷却ファン33の送風方向である前後方向に沿うように垂直に配設され、その上端が主面45aの下面に突き合わされて溶接されている。
なお、運転中のエンジン22の触れによりターボチャージャー34は位置変位することから、この位置変位を見込んでターボチャージャー34と遮熱カバー44との間のクリアランスが設定されている。
そして、ターボチャージャー34からの輻射熱及び高温の空気は遮熱カバー44により遮られ、その影響が直上に位置するフィルタ36及び油圧ホース37,38に及ぶ事態が未然に防止される。
しかも、冷却ファン33からの外気の一部が常に通風路48内を流通して遮熱カバー44全体を冷却し、この要因も第2のカバー部材46の主面46aの温度上昇の抑制に大きく貢献する。結果として、遮熱カバー44によりターボチャージャー34からの輻射熱及び高温の空気が遮られ、直上に位置するフィルタ36及び油圧ホース37,38は輻射熱や高温の空気の影響を受けることなく、その熱害を未然に防止することができる。
また、遮熱カバー44は、ターボチャージャー34からの輻射熱が側方に位置する油圧ホース37,38に及ぶ事態を防止する役割も果たす。即ち、ターボチャージャー34と側方の油圧ホース37,38との間には遮熱カバー44の第3のカバー部材46が位置しているため、ターボチャージャー34からの輻射熱は第3のカバー部材46により遮られ、側方に位置する油圧ホース37,38は輻射熱の影響を受けることなく、その熱害を未然に防止することができる。
図5に矢印で示すように、遮熱カバー44を通過した外気は、後部フレーム25に阻まれて下方へと流通方向を変えながらエンジンルーム21の下面後半分から下方に排出される。エンジン22の後部にはHSTの油圧ポンプ55が結合され、後部フレーム25の上部にはHSTを制御するためのワイヤハーネスのコネクタ56が配設され、後部フレーム25の下部にはHSTを制御するソレノイドバルブ57が配設されている。よって、これらの機器類55〜57が外気により冷却されることになり、その熱害を未然に防止することができる。
図10は第4のカバー部材を追加した別例の遮熱カバーを示す斜視図である。
この別例の遮熱カバー61では、第1カバー部材45と第2のカバー部材46との間に第4のカバー部材62が配設されている。このため、遮熱カバー61は三重構造となり、第1のカバー部材45と第4のカバー部材62との間、及び第4のカバー部材62と第2のカバー部材46との間にそれぞれ通風路63が形成されている。このように構成した場合には、第4のカバー部材62が追加されることで、ターボチャージャー34からの輻射熱及び高温の空気を一層確実に遮ることができる。
この別例の遮熱カバー71では、第1のカバー部材45の主面45a上に、その全体に亘って隈無く断熱シート72が貼着されている。このように構成した場合には、断熱シート72が追加されることで、ターボチャージャー34からの輻射熱及び高温の空気を一層確実に遮ることができる。
なお、断熱シート72を貼着する対象は第1のカバー部材45に限るものではなく、第2のカバー部材46や第3のカバー部材47、或いは図10に示した別例の第4のカバー部材62に断熱シート72を貼着してもよい。
この別例の遮熱カバー81では、第1のカバー部材45の主面45a上に、左右方向に所定間隔で多数のフィン82が溶接されている。各フィン82は冷却ファン33の送風方向に沿って配設されており、その上端は第2のカバー部材46の主面46aから離間して熱伝導を防止されている。このように構成した場合には、フィン82が追加されることで、通風路48内を流通する外気により遮熱カバー81を一層効率よく冷却することができる。
図13は上記各別例の全ての要件(第4のカバー部材62、断熱シート72、フィン82)を備えた別例の遮熱カバーを示す斜視図である。
よって、この別例の遮熱カバー91では、上記各別例で述べた全ての効果を得ることができる。
22 エンジン
33 冷却ファン(送風手段)
34 ターボチャージャー(過給機)
36 フィルタ(機器類)
37,38 油圧ホース(機器類)
44,61,71,81,91 遮熱カバー
45 第1のカバー部材
46 第2のカバー部材
47 第3のカバー部材
48,63 通風路
62 第4のカバー部材
72 断熱シート
Claims (5)
- 動力源としてエンジンルーム内に搭載されたエンジンと、
上記エンジンの排気管路上に設けられた過給機の上方に配設された機器類と、
外気を上記エンジンルーム内に採り入れて流通させ、上記過給機及び上記機器類を冷却する送風手段と、
第1及び第2のカバー部材からなり、該第1及び第2のカバー部材の間に通風路が形成され、該第1及び第2のカバー部材が上記送風手段の送風方向に沿うように配設されると共に、上記第1のカバー部材が上記過給機側に面し、上記第2のカバー部材が上記機器類側に面して上記過給機から上記機器類を遮る遮熱カバーと
を具備したことを特徴とする転圧機械の遮熱構造。 - 上記機器類は、上記過給機の直上に配設され、
上記遮熱カバーは、上記過給機と上記機器類との間で略水平に配設されると共に、上記第2のカバー部材の上面が略平板状に形成された
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧機械の遮熱構造。 - 上記機器類は、上記過給機の直上に配設されると共に該過給機の側方にも配設され、
上記遮熱カバーの上記第1のカバー部材の下面に、上記送風手段の送風方向に沿うように配設されて上記過給機から上記側方に配設された機器類を遮る第3のカバー部材が設けられた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の転圧機械の遮熱構造。 - 上記遮熱カバーは、上記第1カバー部材と上記第2のカバー部材との間に第4のカバー部材が配設され、上記第1のカバー部材と上記第4のカバー部材との間、及び上記第4のカバー部材と上記第2のカバー部材との間にそれぞれ通風路が形成された
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の転圧機械の遮熱構造。 - 上記遮熱カバーの上記第1から第4のカバー部材の少なくとも何れかに断熱シートが貼り付けられた
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の転圧機械の遮熱構造。
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