JP6439216B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、D2D(Device to Device)通信を行う無線通信システム、並びにその無線通信システムで使用される基地局および端末装置に係わる。
3GPP(Third Generation Partnership Project)は、移動通信方式の標準化を検討している。例えば、LTE(Long Term Evolution)などの高速無線通信方式について3GPPで標準化が行われている。そして、3GPPリリース12において、新しい無線通信方式の1つとして、D2D通信の標準化が進められている。なお、D2D通信は、LTEの拡張仕様の1つであり、LTE Device to Device Proximity Servicesと呼ばれることもある。
D2D通信においては、端末装置は、基地局を介することなく、直接的に他の端末装置と通信を行うことができる。このため、D2D通信は、遅延の少ない通信が期待されている。また、基地局の電波が届きにくいエリア(または、基地局が存在しないエリア)においてもD2D通信を行うことが可能なので、D2D通信はセル範囲の拡大に寄与し得る。さらに、基地局が使用できない状況(たとえば、大地震が発生したとき)においてもD2D通信を行うことが可能なので、D2D通信は、災害時の通信の確保にも寄与し得る。なお、D2D通信のために端末装置間に設定される通信リンクは、D2Dリンクと呼ばれることがある。
D2D通信は、セルラ通信システムを利用して実現される。すなわち、D2D通信は、セルラ通信システムのリソース(例えば、周波数)を使用する。ここで、複数のD2Dリンクが設定される場合、複数のD2Dリンクに対して同じリソースを割り当てることが可能である。このため、D2D通信においては、高いスペクトル効率が実現され、貴重なリソースが効率的にユーザに割り当てられる。
ところが、多数のD2Dペアが同時に通信を行う場合、セルラ通信システムに対して専用に許可(免許)されている通信帯域(以下、許可帯域(licensed band)またはLバンド)が不足するかも知れない。この問題は、例えば、複数のD2Dリンクに対して同じリソースを割り当てれば解決し得る。ところが、互いに近接するD2Dリンクに対して同じリソースが割り当てられていると、それらのD2Dリンク間で干渉が発生するおそれがある。
このような背景において、一定の条件のもとで種々の無線システムによる利用が可能で、セルラ通信システムに対して専用に許可(免許)されているものではない通信帯域(以下、免許不要帯域(unlicensed band)またはUバンド)をD2D通信のために使用する方式が検討されている。
WO2014/050557
Overview of 3GPP Release 12 V0.1.2 (2014/03), 21.8 Study on LTE Device to Device Proximity Services
ところが、D2D通信は新しい技術であり、免許不要帯域を使用してどのようにD2D通信を行うのか、について未だ3GPPにおいて十分に検討されていない。すなわち、免許不要帯域を使用してD2D通信を行うシーケンスは決められていない。なお、この問題は、3GPPリリース12に記載されているD2D通信に限定されるものではなく、端末装置間で直接的に通信を行うことができる無線通信システムにおいて発生し得る。
本発明の1つの側面に係わる目的は、免許不要帯域を使用して効率的にD2D通信を行う方法を提供することである。
本発明の1つの態様の無線通信システムは、D2D(device to device)通信をサポートする複数の端末装置と、前記複数の端末装置を制御する基地局を有し、予め指定されている許可帯域を使用して無線通信サービスを提供する。前記基地局は、前記複数の端末装置から受信する情報に基づいて前記複数の端末装置の中から1つあるいは少数の端末装置を選択し、前記許可帯域と異なる免許不要帯域の使用状況の測定を指示する測定指示を前記選択された端末装置へ送信する。前記選択された端末装置は、前記測定指示に基づいて前記免許不要帯域内の各サブバンドについて使用状況を測定し、その測定結果を前記基地局へ送信する。前記基地局は、前記選択された端末装置から受信した測定結果に基づいて、前記免許不要帯域においてD2D通信のために使用可能なサブバンドを決定し、前記決定したサブバンドを表すサブバンド情報をD2D通信を行う端末装置へ送信する。
上述の態様によれば、免許不要帯域を使用して効率的にD2D通信を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係わる無線通信システムの構成を示す図である。 許可帯域および免許不要帯域について説明する図である。 免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す図である。 第1の実施形態の無線通信システムにおいて免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す図である。 (a)はグループ管理テーブルの一例を示す図、(b)はサブバンド管理テーブルの一例を示す図である。 サブバンドの使用率の測定方法の一例を示す図である。 第1の実施形態による効果を説明する図である。 第1の実施形態において使用される基地局の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態において使用される端末装置の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおいて免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す図である。 第3の実施形態の無線通信システムにおいて免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す図である。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる無線通信システムの構成を示す。第1の実施形態の無線通信システムは、図1に示すように、基地局1および複数の端末装置2(2a〜2h)を含む。
基地局1は、この実施例では、eNB(evolved Node B)である。eNBは、LTEにおいて使用される基地局である。よって、基地局1は、LTEのセルラ通信を管理および制御する。すなわち、基地局1は、端末装置から送信されるセルラ通信のデータ信号および制御信号を受信して処理することができる。また、基地局1は、セルラ通信のデータ信号および制御信号を端末装置へ送信することができる。
また、基地局1は、端末装置間のD2D通信を管理および制御する。すなわち、基地局1は、セル内で設定されるD2Dリンクを管理する。例えば、基地局1は、各D2Dリンクに対して割り当てられるリソースを管理する。具体的には、基地局1は、各D2Dリンクに対して物理リソースブロック(PRB)を割り当てることができる。物理リソースブロックは、例えば、周波数リソースにより実現される。この場合、基地局1は、各D2Dリンクに対して無線周波数を割り当てることができる。また、D2D通信が時間分割多重で信号を伝送するケースでは、基地局1は、各D2Dリンクに対してタイムスロットを割り当てるようにしてもよい。なお、LTEでは、物理リソースブロックは周波数とタイムスロットの両方で管理される。さらに、基地局1は、各端末装置2の位置を管理することができる。
端末装置(DUE:D2D User Equipment)2は、セルラ通信およびD2D通信をサポートする。すなわち、端末装置2は、基地局1を介して他の端末装置とデータを送信および受信することができる。また、端末装置2は、基地局1を介することなく、D2Dリンクを介して他の端末装置2と直接的にデータを送信および受信することができる。なお、セルラ通信またはD2D通信で伝送されるデータは、特に限定されるものではなく、音声データ、画像データ、動画像データ、テキストデータなどを含む。
上記構成の無線通信システムにおいて、使用することができる無線周波数帯域は、例えば国等から許可される。例えば、キャリア通信会社ごとに、使用することができる無線周波数帯域が割り当てられている。以下では、セルラ通信のために国等から許可されている無線周波数帯域を「許可帯域(licensed band)」と呼ぶことがある。また、許可帯域を略して「Lバンド」と表記することがある。
端末装置2は、許可帯域を使用して、基地局1へ信号を送信し、基地局1から信号を受信する。また、端末装置2は、許可帯域を使用して、他の端末装置2との間でD2D通信を行うことができる。例えば、端末装置2a、2bは、許可帯域を利用してD2D通信を行っている。
端末装置2は、免許不要帯域(unlicensed band)を使用して他の端末装置2との間でD2D通信を行うこともできる。例えば、端末装置2e、2gは、免許不要帯域を利用してD2D通信を行っている。免許不要帯域は、図2に示すように、許可帯域と異なる周波数帯域である。また、免許不要帯域は、例えば、いずれの通信システムに対しても専用に許可(免許)されていない周波数帯域、一定の基準を満たす無線機器に対して公衆に開放されている周波数帯域などによって実現される。なお、免許不要帯域を略して「Uバンド」と表記することがある。
本発明の実施形態の無線通信システムが免許不要帯域を使用するときは、その免許不要帯域の中に複数のサブバンドが設けられる。図2に示す例では、免許不要帯域の中にサブバンドSB1〜SBnが設けられている。サブバンドSB1〜SBnの無線周波数は、それぞれf1〜fnである。なお、図示しないが、許可帯域の中にも複数のサブバンドが設けられていてもよい。
上記構成の無線通信システムにおいて、基地局1は、許可帯域内で設定されるD2Dリンクを管理している。しかし、基地局1は、免許不要帯域内で設定されるD2Dリンクについては、必ずしも管理していない。このため、端末装置2は、免許不要帯域を使用してD2D通信を行うときは、免許不要帯域内に設けられているサブバンドの使用状況を検出する。そして、端末装置2は、使用可能なサブバンドを検出すると、そのサブバンドを使用してD2D通信を開始する。
図3は、免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す。この実施例では、端末装置2i、2j間で免許不要帯域を使用するD2D通信が行われるものとする。
端末装置2i、2jは、それぞれディスカバリ信号を送信する。ディスカバリ信号は、ディスカバリ信号を生成した端末装置の存在を他の端末装置へ通知するために使用される。したがって、ディスカバリ信号は、ディスカバリ信号の送信元端末装置の識別情報を含むメッセージを伝送する。例えば、端末装置2iから送信されるディスカバリ信号は「端末ID:2i」を伝送する。ディスカバリ信号のシーケンスは、例えば、PRACH(Physical Random Access Channel)、SRS(Sounding Reference Signal)、及び/又はPSS(Primary Synchronization Signal)/SSS(Secondary Synchronization Signal)に基づく。また、ディスカバリ信号のメッセージは、例えば、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を利用して伝送される。
端末装置2i、2jは、それぞれディスカバリの結果を基地局1へ通知する。例えば、端末装置2iは、端末装置2jからディスカバリ信号を受信したときは、端末装置2jの識別情報を基地局1へ通知する。また、端末装置2jは、端末装置2iからディスカバリ信号を受信したときは、端末装置2iの識別情報を基地局1へ通知する。そうすると、基地局1は、免許不要帯域の使用状況の測定を指示する測定指示を端末装置2i、2jへ送信する。
端末装置2i、2jは、それぞれ基地局1から受信する測定指示に従って、免許不要帯域内の各サブバンドの使用状況を測定する。そして、端末装置2i、2jは、それぞれ測定結果を基地局1へ送信する。そうすると、基地局1は、端末装置2i、2jから受信する測定結果に基づいて、端末装置2i、2j間のD2D通信に割り当てるサブバンドを決定する。そして、基地局1は、決定したサブバンドを端末装置2i、2jに通知する。この通知により、端末装置2i、2jは、免許不要帯域を使用するD2D通信を開始する。
しかしながら、図3に示すシーケンスでは、基地局1と各端末装置2との間のオーバヘッドが大きく、また、全体として端末装置2の処理量が多い。すなわち、基地局1から各端末装置2へ測定指示を伝送するためのオーバヘッド、および各端末装置2から基地局1へ測定結果を伝送するためのオーバヘッドが大きい。また、各端末装置2がそれぞれ免許不要帯域の使用状況を測定する。よって、例えば、バッテリ残量が少ない端末装置2は、免許不要帯域の使用状況の測定を行うことによって、端末装置2の動作時間が短くなるおそれがある。
図4は、第1の実施形態の無線通信システムにおいて免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す。このシーケンスは、図3に示すシーケンスの問題点を解決することができる。
この例では、基地局1のセル内に図1に示す端末装置2a〜2hが存在する。また、各端末装置2a〜2hは、GPS(Global Positioning System)デバイスを有している。すなわち、端末装置2a〜2hは、自装置の位置を検出することができる。
各端末装置2a〜2hは、GPSデバイスを利用して位置情報を生成し、基地局1へ送信する。位置情報は、各端末装置2a〜2hから基地局1へ許可帯域を利用して伝送される。これにより、基地局1は、各端末装置2a〜2hの位置を検出することができる。
基地局1は、端末装置2a〜2hから受信する位置情報に基づいて、互いに近接している複数の端末装置が属するグループを決定する。図1に示す例では、端末装置2a〜2dがグループ化され、また、端末装置2e〜2hがグループ化される。このとき、基地局1は、例えば、所定の半径の円の内側に位置する端末装置が1つのグループに属するようにグループ化を行ってもよい。所定の大きさの正方形の内側に位置する端末装置が1つのグループに属するようにグループ化が行われるようにしてもよい。
基地局1は、生成した各グループに対してグループIDを付与する。例えば、端末装置2a〜2dが属するグループに対して「グループID:1」が与えられ、端末装置2e〜2hが属するグループに対して「グループID:2」が与えられる。また、基地局1は、グループ毎に代表端末装置を選択する。この実施例では、グループ1において、端末装置2a〜2dの中から端末装置2bが代表端末装置として選択され、グループ2において、端末装置2e〜2hの中から端末装置2eが代表端末装置として選択されるものとする。なお、代表端末は、1つのグループに対して1つに限られるものではない。
基地局1は、あるグループから代表端末装置を選択する場合、そのグループに属する複数の端末装置が位置しているエリアのほぼ中央に位置している端末装置を代表端末装置として選択してもよい。この場合、基地局1は、各端末装置から受信する位置情報を利用して代表端末装置を選択する。また、基地局1は、あるグループから代表端末装置を選択する場合、そのグループに属する端末装置の中でバッテリ残量が最も多い端末装置を代表端末装置として選択してもよい。この場合、各端末装置2a〜2hは、位置情報と共にバッテリの残量を表すバッテリ情報を基地局1へ送信する。
基地局1は、上述のようにして決定したグループを図5(a)に示すグループ管理テーブルを用いて管理する。グループ管理テーブルには、グループIDに対して、代表端末装置およびグループに属するメンバーが記録される。
基地局1は、選択した代表端末装置へ測定指示を送信する。図4に示す実施例では、端末装置2bおよび端末装置2eへそれぞれ測定指示が送信される。測定指示は、免許不要帯域の使用状況の測定を指示する。また、測定指示は、グループIDおよび代表端末情報を含むようにしてもよい。この場合、端末装置2bへ送信される測定指示は「グループID:1」および「代表端末:2b」を含み、端末装置2eへ送信される測定指示は「グループID:2」および「代表端末:2e」を含む。なお、測定指示は、許可帯域を利用して基地局1から各代表端末装置へ伝送される。
代表端末装置(ここでは、端末装置2b、2e)は、測定指示を受信すると、免許不要帯域の使用状況を測定する。具体的には、代表端末装置は、免許不要帯域内の各サブバンドについて使用率を測定する。
図6は、サブバンドの使用率の測定方法の一例を示す。この実施例では、代表端末装置は、免許不要帯域内の各サブバンドについて複数回のキャリアセンシングを行う。例えば、図2に示すサブバンドSB1の使用率を測定するときには、代表端末装置は、定期的に、周波数f1の受信電波強度を検知する。そして、周波数f1の受信電波強度が所定の閾値以上であるときは、サブバンドSB1は他の端末装置2によって使用されていると判定される。一方、周波数f1の受信電波強度が所定の閾値よりも低いときには、サブバンドSB1は未使用であると判定される。図6に示す例では、時刻T0、T3、T4、T6、T7、T9において使用中(Busy)と判定され、時刻T1、T2、T5、T8において未使用(Free)と判定されている。この場合、代表端末装置は、サブバンドSB1の使用率が60パーセントであることを検出する。
代表端末装置は、同様の方法で、免許不要帯域内の各サブバンドについて使用率を測定する。そして、代表端末装置は、測定結果を基地局1へ送信する。このとき、代表端末装置は、測定結果と共に、グループIDもあわせて基地局1へ送信する。測定結果は、許可帯域を利用して代表端末装置から基地局1へ伝送される。
基地局1は、代表端末装置から受信する測定結果に基づいて、サブバンド管理テーブルを作成する。サブバンド管理テーブルは、図5(b)に示すように、グループ毎に作成される。また、サブバンド管理テーブルには、代表端末装置により測定された各サブバンドの使用率が記録される。
基地局1は、D2Dペアを特定し、その特定したD2Dペアに対して割り当てるサブバンドを決定する。D2Dペアは、D2D通信を行う1組の端末装置2により構成される。基地局1は、例えば、端末装置2からの要求に応じてD2Dペアを特定してもよい。ただし、D2Dペアは、グループ内で構成されることが好ましい。また、D2Dペアに対して割り当てるサブバンドは、各サブバンドの使用率に基づいて決定される。例えば、基地局1は、サブバンド管理テーブルを参照し、最も使用率の低いサブバンドを特定したD2Dペアに割り当てる。図5(b)に示す例において、グループ1の中のD2Dペアに対してサブバンドを割り当てるときは、基地局1は、サブバンドBS3を選択する。ただし、基地局1は、他のポリシに基づいてサブバンドを選択してもよい。例えば、基地局1は、使用率が所定の閾値よりも低いサブバンドの中から任意の1つを選択してもよい。
この後、基地局1は、特定したD2Dペアを構成する端末装置2に対して、帯域選択情報およびサブバンド情報を送信する。帯域選択情報は、免許不要帯域が使用可能であるか否かを表す。上述のようにして免許不要帯域においてサブバンドが選択されたときは、免許不要帯域が使用可能であることを表す帯域選択信号が端末装置2へ送信される。サブバンド情報は、D2Dペアが使用するサブバンドを指示する情報を含む。図4に示す例では、グループ1において端末装置2a、2bから構成されるD2Dペアが特定され、また、グループ2において端末装置2e、2gから構成されるD2Dペアが特定されている。この場合、基地局1は、端末装置2a、2b間のD2D通信で使用するサブバンドを指示するサブバンド情報を端末装置2a、2bへ送信する。また、基地局1は、端末装置2e、2g間のD2D通信で使用するサブバンドを指示するサブバンド情報を端末装置2e、2gへ送信する。
端末装置2は、基地局1からサブバンド情報を受信すると、そのサブバンド情報により指示された免許不要帯域内のサブバンドを利用してD2D通信を開始する。ただし、各端末装置2は、D2D通信を開始する前に、Listen Before Talk方式で、指定されたサブバンドの受信電波強度を検知するようにしてもよい。この場合、その受信電波強度が所定の閾値よりも低ければ、免許不要帯域を使用するD2D通信が開始される。
なお、免許不要帯域内のすべてのサブバンドの使用率が閾値よりも高いときは、基地局1は、免許不要帯域を使用することなく、許可帯域を利用してD2D通信を提供することを決定してもよい。この場合、基地局1は、免許不要帯域を使用できないことを表す帯域選択情報、および許可帯域内で使用すべきサブバンドを指定する情報を対応する端末装置2へ送信する。そうすると、端末装置2は、許可帯域内で指定されたサブバンドを利用してD2D通信を行う。
このように、第1の実施形態では、代表端末装置のみが免許不要帯域の使用状況を測定する。したがって、図3に示す方法と比較して、第1の実施形態の方法によれば、免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスにおいて、各端末装置(代表端末装置を除く)の消費電力が削減される。また、基地局1と各端末装置2との間のオーバヘッドが少なくなる。
図7は、第1の実施形態による効果を説明する図である。なお、図7において、破線矢印は測定指示の伝送を表し、実線矢印は測定結果の伝送を表す。
図3に示すシーケンスで免許不要帯域を使用するD2D通信を開始する場合、図7(a)に示すように、基地局1は各端末装置2へ測定指示を送信する。そうすると、各端末装置2はそれぞれ免許不要帯域の使用状況を測定し、その測定結果を基地局1へ送信する。
一方、第1の実施形態のシーケンスで免許不要帯域を使用するD2D通信を開始する場合は、図7(b)に示すように、基地局1は、グループ毎に選択されている代表端末装置のみに測定指示を送信する。そして、代表端末装置のみが免許不要帯域の使用状況を測定し、その測定結果を基地局1へ送信する。したがって、第1の実施形態の無線通信システムにおいては、基地局1と各端末装置2との間のオーバヘッドが少なくなる。
なお、免許不要帯域の使用状況の測定において、端末装置2により検知される受信電波強度は、その端末装置2の位置によって異なる。例えば、図1に示す無線通信システムにおいて、端末装置2aにより検知される受信電波強度と端末装置2bにより検知される受信電波強度とは同じではない。このため、基地局1のセル内のすべての端末装置2に対して精度よく免許不要帯域の使用状況を検出するためには、すべての端末装置2がそれぞれ測定を行うことが好ましい。
これに対して、第1の実施形態では、グループ毎に選択される代表端末装置が免許不要帯域の使用状況を測定する。ここで、各グループは、互いに近接している端末装置2により構成される。また、互いに近接している端末装置2により検知される受信電波強度は、ほぼ同じであることが期待される。例えば、図1に示す無線通信システムにおいて、互いに近接している端末装置2a〜2dにより検知される受信電波強度は、ほぼ同じであることが期待される。したがって、グループ毎に1つの端末装置(即ち、代表端末装置)が測定を行うことにより、グループ内の各端末装置に対して精度のよい測定結果が得られる。そして、基地局1は、この精度のよい測定結果を参照すれば、他の端末装置により使用されている確率の低いサブバンド(すなわち、新たなD2Dリンクを確実に設定できるサブバンド)を適切に選択してD2Dペアに提供することができる。したがって、第1の実施形態の方法によれば、グループ毎に代表端末装置が免許不要帯域の使用状況の測定を行うことにより、基地局1は、グループ内のD2Dペアに対して使用可能なサブバンドを適切に割り当てることができる。
図8は、第1の実施形態において使用される基地局の構成の一例を示す。基地局1は、図8に示すように、RF受信器11、CP除去部12、FFT回路13、チャネル分離器14、データ信号復調器15、チャネルデコーダ16、制御信号復調器17、チャネルデコーダ18、位置管理部19、グループ管理部20、代表DUE選択部21、Uバンド管理部22、サブバンド割当部23、制御信号生成器24、IFFT回路25、CP付加部26、RF送信器27を有する。なお、基地局1は、他の機能を有していてもよい。例えば、基地局1は、図示しないが、端末装置2へデータ信号を送信するための機能を有している。
RF受信器11は、端末装置2から送信されるセルラ信号を受信する。CP除去部12は、受信セルラ信号からサイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)を除去する。FFT回路13は、受信信号に対して高速フーリエ変換を実行して周波数領域信号を生成する。チャネル分離器14は、周波数領域において受信信号をデータ信号および制御信号に分離する。
データ信号復調器15は、受信したデータ信号を復調してデータを再生する。チャネルデコーダ16は、再生データを復号する。制御信号復調器17は、受信した制御信号を復調する。チャネルデコーダ18は、復調された制御信号を復号して制御情報を再生する。制御情報は、各端末装置2の位置を表す位置情報を含む。また、制御情報は、代表端末装置による免許不要帯域の使用状況についての測定結果を表す測定結果情報を含む。
位置管理部19は、各端末装置2から受信する位置情報に基づいて各端末装置2の位置を管理する。グループ管理部20は、各端末装置2の位置に基づいて、セル内の端末装置2をグループ化する。代表DUE選択部21は、グループ毎に代表端末装置を選択する。代表端末装置は、例えば、各端末装置2の位置または各端末装置2のバッテリ残量に基づいて選択される。そして、代表DUE選択部21は、免許不要帯域の使用状況の測定を指示する測定指示を生成する。測定指示の宛先は、代表端末装置である。なお、図5(a)に示すグループ管理テーブルは、グループ管理部20および代表DUE選択部21により作成される。
Uバンド管理部22は、代表端末装置から受信する測定結果情報に基づいて、免許不要帯域内の各サブバンドの使用率を管理する。各サブバンドの使用率は、グループ毎に管理されることが好ましい。なお、図5(b)に示すサブバンド管理テーブルは、Uバンド管理部22によって作成される。サブバンド割当部23は、サブバンド管理テーブルを参照して、D2D通信を要求する端末装置2に対して免許不要帯域内の使用可能なサブバンドを割り当てる。このとき、サブバンド割当部23は、例えば、最も使用率の低いサブバンドをD2Dペアに割り当てる。或いは、サブバンド割当部23は、使用率が所定の閾値よりも低い複数のサブバンドの中からランダムに選択される1つのサブバンドをD2Dペアに割り当てるようにしてもよい。そして、サブバンド割当部23は、D2Dペアが使用すべき免許不要帯域内のサブバンドを指定するサブバンド情報を生成する。
制御信号生成器24は、例えばPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を利用して、制御信号を端末装置2へ送信する。代表DUE選択部21により生成される測定指示およびサブバンド割当部23により生成されるサブバンド情報は、制御信号生成器24により端末装置2へ送信される。
IFFT回路25は、制御信号および不図示のデータ信号に対して逆高速フーリエ変換を実行して時間領域信号を生成する。CP付加部26は、IFFT回路25から出力される時間領域信号にサイクリックプレフィックスを付加する。そして、RF送信器27は、アンテナを介してセルラ信号を送信する。
図9は、第1の実施形態において使用される端末装置の構成の一例を示す。端末装置2は、上述したように、セルラ通信およびD2D通信をサポートする。尚、端末装置2は、図9に示していない他の機能を有していてもよい。
端末装置2は、セルラ通信をサポートするために、データトラヒック処理部31、チャネルエンコーダ32、制御トラヒック処理部33、チャネルエンコーダ34、チャネルマルチプレクサ35、IFFT回路36、CP付加部37、RF送信器38、RF受信器39、Lバンド復調器40、チャネル復調器41、Uバンド復調器42、使用率測定部43を有する。
データトラヒック処理部31は、セルラ通信で送信するデータトラヒックを生成する。なお、後述する位置計算器53により位置情報が生成されたときは、データトラヒック処理部31は、その位置情報をデータトラヒック内に設定する。また、後述するディスカバリ信号検出器51によりディスカバリ結果が生成されたときは、データトラヒック処理部31は、そのディスカバリ結果をデータトラヒック内に設定する。チャネルエンコーダ32は、データトラヒック処理部31から出力されるデータトラヒックを符号化する。
制御トラヒック処理部33は、セルラ通信で送信する制御トラヒックを生成する。尚、後述する使用率測定部43により測定結果が与えられたときは、制御トラヒック処理部33は、その測定結果を制御トラヒック内に設定する。チャネルエンコーダ34は、制御トラヒック処理部33から出力される制御トラヒックを符号化する。
チャネルマルチプレクサ35は、データチャネルおよび制御チャネルを多重化する。IFFT回路36は、チャネルマルチプレクサ35の出力信号に対して逆高速フーリエ変換を実行して時間領域信号を生成する。CP付加部37は、IFFT回路36から出力される時間領域信号にサイクリックプレフィックスを付加する。そして、RF送信器38は、アンテナを介してセルラ信号を送信する。なお、RF送信器38は、許可帯域の信号および免許不要帯域の信号を送信できる。
RF受信器39は、基地局1から送信されるセルラ信号を受信する。なお、RF受信器39は、許可帯域の信号および免許不要帯域の信号を受信できる。許可帯域の受信セルラ信号はLバンド復調器40に導かれ、免許不要帯域の受信信号はUバンド復調器42に導かれる。Lバンド復調器40は、許可帯域の受信セルラ信号を復調する。そして、チャネル復調器41は、Lバンド復調器40により得られる許可帯域のセルラ信号において、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)およびPDCCHを復調する。
チャネル復調器41は、基地局1から送信される測定指示を取得したときは、その測定指示を使用率測定部43に与える。また、チャネル復調器41は、基地局1から送信される帯域選択情報を取得したときは、その帯域選択情報を後述するLバンド/Uバンドスイッチ44に与える。更に、チャネル復調器41は、基地局1から送信されるサブバンド情報を取得したときは、そのサブバンド情報を後述するD2Dスケジューラ45に与える。
Uバンド復調器42は、免許不要帯域の受信信号を復調する。使用率測定部43は、チャネル復調器41から測定指示が与えられたときに、免許不要帯域の使用状況を測定する。具体的には、使用率測定部43は、免許不要帯域内の各サブバンドの受信電波強度を定期的に検知することにより、各サブバンドの使用率を測定する。この測定結果は、上述したように、制御トラヒック処理部33に渡される。なお、測定指示は、すべての端末装置2に与えられるのではなく、代表端末装置に与えられる。よって、代表端末装置として選択された端末装置2においてのみ、免許不要帯域の使用状況が測定される。
端末装置2は、D2D通信をサポートするために、Lバンド/Uバンドスイッチ44、D2Dスケジューラ45、D2Dデータ生成器46、ディスカバリ信号生成器47、RF送信器48、RF受信器49、データ信号復調器50、ディスカバリ信号検出器51を有する。
Lバンド/Uバンドスイッチ44は、基地局1から送信される帯域選択情報に基づいてD2D通信を行う帯域(許可帯域または免許不要帯域)を選択する。D2Dスケジューラ45は、無線通信システムにより提供されるリソースまたは予め用意されているリソースの中から、D2D通信のために使用するリソースを決定することができる。例えば、基地局1からサブバンド情報を受信したときは、D2Dスケジューラ45は、そのサブバンド情報により指定されるサブバンドでD2D信号が送信されるように、D2Dデータ生成器46及び/又はRF送信器48を制御する。なお、D2Dスケジューラ45は、指定されるサブバンドでD2D信号を受信するように、RF受信器49及び/又はデータ信号復調器50を制御してもよい。
D2Dデータ生成器46は、D2Dスケジューラ45からの制御に従って、D2D通信の送信データを生成する。ディスカバリ信号生成器47は、上述したディスカバリ信号を生成する。ディスカバリ信号は、自装置の識別情報を伝送する。RF送信器48は、アンテナを介してD2D信号(D2Dデータ信号、ディスカバリ信号を含む)を送信する。なお、RF送信器48は、許可帯域のD2D信号および免許不要帯域のD2D信号を送信できる。
RF受信器49は、他の端末装置2から送信されるD2D信号(D2Dデータ信号、ディスカバリ信号を含む)を受信する。なお、RF受信器49は、許可帯域のD2D信号および免許不要帯域のD2D信号を受信できる。データ信号復調器50は、受信したD2Dデータ信号を復調してD2Dデータを再生する。
ディスカバリ信号検出器51は、他の端末装置2から送信されるD2D信号からディスカバリ信号を検出する。そして、ディスカバリ信号検出器51は、ディスカバリ信号の送信元の端末装置の識別情報を含むディスカバリ結果を生成する。ディスカバリ結果は、上述したように、データトラヒック処理部31に渡される。
端末装置2は、さらにGPS受信器52および位置計算器53を有する。GPS受信器52は、GPS信号を受信する。位置計算器53は、GPS受信器52により受信されたGPS信号に基づいて、端末装置2の位置を計算する。端末装置2の位置を表す位置情報は、上述したように、データトラヒック処理部31に渡される。
このように、第1の実施形態の無線通信システムにおいては、免許不要帯域の使用状況の測定は、すべての端末装置2によりそれぞれ行われるのではなく、グループ毎に選択される代表端末装置のみにより行われる。そして、この測定結果に基づいて免許不要帯域内で使用可能なサブバンドが決定され、そのサブバンドでD2D通信が行われる。したがって、免許不要帯域の使用状況の測定を行う端末装置2の数が少なく、また、基地局1と端末装置2との間のオーバヘッドも少ない。なお、代表端末装置は、互いに近接している端末装置2のグループの中で選択される。よって、免許不要帯域の使用状況の測定の誤差は小さい。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、各端末装置2の位置情報に基づいて端末装置2がグループ化されて、グループ毎に代表端末装置が選択される。ただし、本発明は、この方法に限定されるものではない。すなわち、端末装置2は、他の方法でグループ化されてもよい。第2の実施形態の無線通信システムでは、端末装置2どうしの間で行われるディスカバリの結果に基づいて端末装置2がグループ化される。
各端末装置2は、ディスカバリ信号をブロードキャストする。ディスカバリ信号は、上述したように、ディスカバリ信号を生成した端末装置の存在を他の端末装置へ通知するために使用される。したがって、ディスカバリ信号は、ディスカバリ信号の送信元端末装置の識別情報を含むメッセージを伝送する。例えば、端末装置2iから送信されるディスカバリ信号は「端末ID:2i」を伝送する。
ディスカバリ信号を受信した端末装置2は、ディスカバリ結果として、そのディスカバリ信号の送信元端末装置の識別情報を基地局1へ送信する。例えば、図1に示す無線通信システムにおいて、端末装置2aは、端末装置2b、2c、2dからそれぞれディスカバリ信号を受信したものとする。この場合、以下の記載では、端末装置2aから基地局1へ送信されるディスカバリ結果を下記のように表記するものとする。
端末装置2a:2b、2c、2d
この実施例では、基地局1は、基地局2a〜2hから下記のディスカバリ結果を受信するものとする。
端末装置2a:2b、2c、2d
端末装置2b:2a、2c、2d
端末装置2c:2a、2b、2d
端末装置2d:2a、2b、2c、2e
端末装置2e:2d、2f、2g、2h
端末装置2f:2e、2g、2h
端末装置2g:2e、2f、2h
端末装置2h:2e、2f、2g
基地局1は、ある複数の端末装置の中で、各端末装置が他のすべての端末装置からディスカバリ信号を受信している場合、それらの端末装置をグループ化する。例えば、端末装置2a〜2dに注目した場合、端末装置2aは、他のすべての端末装置(2b、2c、2d)からディスカバリ信号を受信し、端末装置2bは、他のすべての端末装置(2a、2c、2d)からディスカバリ信号を受信し、端末装置2cは、他のすべての端末装置(2a、2b、2d)からディスカバリ信号を受信し、端末装置2dは、他のすべての端末装置(2a、2b、2c)からディスカバリ信号を受信している。ここで、ある端末装置から送信されるディスカバリ信号が他の端末装置により検出される場合、それらの端末装置は互いに近接していると判定される。すなわち、上述のケースでは、端末装置2a〜2dは、互いに近接していると考えられる。よって、基地局1は、端末装置2a〜2dをグループ化する。同様に、端末装置2e〜2hも基地局1によりグループ化される。
なお、上述の例では、端末装置2dは、端末装置2a〜2cに加えて、端末装置2eからもディスカバリ信号を受信している。すなわち、端末装置2d、2eは、互いに近接していると考えられる。しかし、端末装置2a、2b、2cは、端末装置2eからディスカバリ信号を受信していない。すなわち、端末装置2eは、端末装置2a、2b、2cから離れた位置に存在していると考えられる。よって、この場合、端末装置2eは、端末装置2a〜2dから構成されるグループには属さない。
端末装置2が、ディスカバリ結果として、そのディスカバリ信号の送信元端末装置の識別情報を基地局1へ送信する際、受信したディスカバリ信号の強度に一定の閾値を設け、その閾値以上の強度で受信したディスカバリ信号の送信元端末装置の識別情報を基地局1へ送信するようにしてもよい。このようにすると、より精密にグループを特定できる。別の方法として、端末装置2が、ディスカバリ結果として、そのディスカバリ信号の送信元端末装置の識別情報を基地局1へ送信する際、受信したディスカバリ信号の強度に関する情報を含めるようにしてもよい。この場合、基地局1は信号強度も参考にしてグループを特定することができる。
図10は、第2の実施形態の無線通信システムにおいて免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す。第2の実施形態では、端末装置2どうしの間で行われるディスカバリの結果が、各端末装置2から基地局1へ送信される。そうすると、基地局1は、各端末装置2から受信するディスカバリ結果に基づいて、端末装置2をグループ化する。以降の処理は、第1および第2の実施形態において実質的に同じなので説明を省略する。
なお、第2の実施形態では、図8に示す位置管理部19およびグループ管理部20は、各端末装置2から受信するディスカバリ結果に基づいて、端末装置2をグループ化する。また、端末装置2は、図9に示すGPS受信器52および位置計算器53を有していなくてもよい。
このように、第2の実施形態においては、ディスカバリ信号を利用して端末装置2のグループ化および代表端末装置の選択を行うことができる。すなわち、端末装置2がGPS受信器を有していない場合であっても、免許不要帯域を利用するD2D通信を開始するシーケンスを効率的に行うことができる。
<第3の実施形態>
第1および第2の実施形態では、複数の端末装置の中から基地局により選択された代表端末装置が免許不要帯域の使用状況を測定する。しかしながら、基地局のセル範囲の外でD2D通信を行いたいという要求がある。また、自然災害などに起因して基地局が動作できない環境においては、D2Dは有効な通信方式である。したがって、第3の実施形態においては、基地局の制御なしで、免許不要帯域を使用するD2D通信が設定される。
図11は、第3の実施形態の無線通信システムにおいて免許不要帯域を使用するD2D通信を開始するためのシーケンスの一例を示す。尚、基地局1は、存在していてもよいし、存在していなくてもよい。いずれにしても、免許不要帯域内のサブバンドの割当は、基地局1の関与なしで実行される。
端末装置2は、第2の実施形態と同様に、それぞれディスカバリ信号をブロードキャストする。そして、ディスカバリの結果に基づいて端末装置のグループ化が行われ、グループ毎に代表端末装置が選択される。この場合、例えば、端末装置2は、それぞれディスカバリの結果をブロードキャストする。このとき、ディスカバリの結果と共にバッテリ残量を表す情報がブロードキャストされる。これにより、複数の端末装置2によるディスカバリの結果および各端末装置2のバッテリ残量を表す情報が、複数の端末装置2により共有される。したがって、端末装置2は、第2の実施形態と同様の方法で、端末装置2のグループ化を行うことができる。また、例えば、端末装置2は、グループ内の他の端末装置から受信したバッテリ残量を表す情報と自己のバッテリ残量とを比較する。そして、端末装置2は、自己のバッテリ残量がグループ内で最も多いか、或いは、自己のバッテリ残量の順位が所定の順位以上であれば、自分自身を代表端末装置として選択する。
尚、端末装置2は、各端末装置2の位置情報に基づいて端末装置のグループ化を行い、グループ毎に代表端末装置を選択してもよい。この場合、例えば、端末装置2は、それぞれ自分の位置情報をブロードキャストする。また、グループ化された複数の端末装置のうちで中心またはほぼ中心に位置している端末装置が代表端末装置として選択される。
代表端末装置は、グループ内の各端末装置2へグループIDおよび代表端末装置を識別する情報を送信する。また、代表端末装置は、免許不要帯域内の各サブバンドの使用率を測定する。さらに、代表端末装置は、各サブバンドの使用率の測定結果に基づいて、D2Dペアに割り当てるサブバンドを決定する。なお、第3の実施形態において代表端末装置がD2Dペアに割り当てるサブバンドを決定する方法は、第1または第2の実施形態において基地局1がD2Dペアに割り当てるサブバンドを決定する方法と実質的に同じである。すなわち、代表端末装置によりサブバンド情報が生成される。
この後、代表端末装置は、D2D通信を行う端末装置2に対してサブバンド情報を送信する。このサブバンド情報は、D2D通信を行う端末装置2が使用可能なサブバンドを指定する。これにより、免許不要帯域内の指定されたサブバンドを使用するD2D通信が開始される。
このように、第3の実施形態においては、基地局1のセルが存在しないエリアまたは基地局1が動作していないエリアであっても、免許不要帯域を利用するD2D通信を開始するシーケンスを効率的に行うことができる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態は、基地局1とセルラ端末(CUE:Cellular User Equipment)との通信に係わる。第4の実施形態では、基地局1とセルラ端末との間のダウンリンク通信またはアップリンク通信も、免許不要帯域を利用することができる。例えば、アップリンク通信において、セルラ端末は、基地局1へアップリンクデータを送信する前に、免許不要帯域の電波を検知する。ここで、所定のエリア内では、免許不要帯域の使用状況はほぼ一定である。よって、第1〜第3の実施形態と同様に、このエリア内のセルラ端末をグループ化することができる。グループ化が行われた後、基地局1は、グループIDおよび代表セルラ端末を識別する情報を、グループ内の各セルラ端末へ送信する。そうすると、代表セルラ端末は、このグループ内の各セルラ端末のために、免許不要帯域の使用率を測定する。代表セルラ端末は、免許不要帯域の使用率の測定結果を基地局1へ通知する。
基地局1は、免許不要帯域を利用してこのグループ内のセルラ端末と通信を行いたいときは、PDCCHを介してそのセルラ端末へ制御情報を送信する。この制御情報は、許可帯域を利用して伝送される。また、この制御情報は、先に測定された免許不要帯域の使用率に応じて決まるサブバンドの検知を指示する。よって、セルラ端末は、免許不要帯域を利用した通信を行うときに、免許不要帯域内のすべてのサブバンドのキャリア検知を行う必要はない。

Claims (11)

  1. 予め指定されている許可帯域を使用して無線通信サービスを提供する無線通信システムであって、
    D2D(device to device)通信をサポートする複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置を制御する基地局と、を有し、
    前記複数の端末装置は、それぞれ自装置の位置を表す位置情報を前記基地局へ送信し、
    前記基地局は、前記複数の端末装置から受信する位置情報に基づいて前記複数の端末装置の中から1つあるいは少数の端末装置を選択し、前記許可帯域と異なる免許不要帯域の使用状況の測定を指示する測定指示を前記位置情報に基づいて選択された端末装置へ送信し、
    前記選択された端末装置は、前記測定指示に基づいて前記免許不要帯域内の各サブバンドについて使用状況を測定し、その測定結果を前記基地局へ送信し、
    前記基地局は、前記選択された端末装置から受信した測定結果に基づいて、前記免許不要帯域においてD2D通信のために使用可能なサブバンドを決定し、前記決定したサブバンドを表すサブバンド情報をD2D通信を行う端末装置へ送信する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 記基地局は、前記複数の端末装置から受信する位置情報に基づいて互いに近接している複数の端末装置が属するグループを生成し、そのグループに属する端末装置の中から前記測定を行う端末装置を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記基地局は、前記複数の端末装置から受信する位置情報に基づいて、前記グループに属する複数の端末装置のほぼ中央に位置している端末装置を前記測定を行う端末装置として選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記複数の端末装置は、それぞれ端末装置の存在を表すディスカバリ信号を送信し、
    前記複数の端末装置は、それぞれ他の端末装置から送信されるディスカバリ信号の受信状況を表すディスカバリ結果情報を前記基地局へ送信し、
    前記基地局は、前記複数の端末装置から受信するディスカバリ結果情報に基づいて互いに近接している複数の端末装置が属するグループを生成し、そのグループに属する端末装置の中から前記測定を行う端末装置を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記複数の端末装置は、それぞれ自装置のバッテリ残量を表す情報を前記基地局へ送信し、
    前記基地局は、前記グループに属する端末装置の中でバッテリ残量の多い端末装置を前記測定を行う端末装置として選択する
    ことを特徴とする請求項2または4に記載の無線通信システム。
  6. 前記選択された端末装置は、前記免許不要帯域内の各サブバンドについて複数回のキャリアセンシングを行うことにより各サブバンドの使用率を測定し、その測定結果を前記基地局へ送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の無線通信システム。
  7. D2D(device to device)通信をサポートする複数の端末装置を含み、予め指定されている許可帯域を使用して無線通信サービスを提供する無線通信システムであって、
    前記複数の端末装置は、それぞれ自装置の位置を表す位置情報をブロードキャストし、
    ブロードキャストされた位置情報に基づいて、互いに近接している複数の端末装置が属するグループの中から1つあるいは少数の端末装置が選択され、
    前記位置情報に基づいて選択された端末装置は、前記許可帯域と異なる免許不要帯域内の各サブバンドについて使用状況を測定し、
    前記選択された端末装置は、前記測定結果に基づいて前記免許不要帯域においてD2D通信のために使用可能なサブバンドを決定し、前記決定したサブバンドを表すサブバンド情報をD2D通信を行う他の端末装置へ送信する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  8. D2D(device to device)通信をサポートする複数の端末装置を含み、予め指定されている許可帯域を使用して無線通信サービスを提供する無線通信システムにおいて使用される基地局であって、
    前記複数の端末装置それぞれから受信する、各端末装置の位置を表す位置情報に基づいて前記複数の端末装置の中から1つあるいは少数の端末装置を選択し、前記許可帯域と異なる免許不要帯域の使用状況の測定を指示する測定指示を前記位置情報に基づいて選択された端末装置へ送信する端末選択部と、
    前記選択された端末装置により測定された前記免許不要帯域内の各サブバンドについて使用状況に基づいて、前記免許不要帯域においてD2D通信のために使用可能なサブバンドを決定し、前記決定したサブバンドを表すサブバンド情報をD2D通信を行う端末装置へ送信するサブバンド割当部と、
    を有する基地局。
  9. D2D(device to device)通信をサポートする複数の端末装置を含み、予め指定されている許可帯域を使用して無線通信サービスを提供する無線通信システムにおいて使用される端末装置であって、
    前記複数の端末装置それぞれからブロードキャストされる各端末装置の位置を表す位置情報に基づいて、互いに近接している複数の端末装置の中から、基地局により前記許可帯域と異なる免許不要帯域の使用状況の測定を行う代表端末装置として選択されたときに、前記免許不要帯域内の各サブバンドについて使用状況を測定する測定部と、
    前記測定部による測定結果を前記基地局へ送信する送信部と、
    を有する端末装置。
  10. D2D(device to device)通信をサポートする複数の端末装置を含み、予め指定されている許可帯域を使用して無線通信サービスを提供する無線通信システムにおいて基地局により行われる無線通信制御方法であって、
    前記複数の端末装置それぞれから受信する、各端末装置の位置を表す位置情報に基づいて前記複数の端末装置の中から1つあるいは少数の端末装置を選択し、
    前記許可帯域と異なる免許不要帯域の使用状況の測定を指示する測定指示を前記位置情報に基づいて選択された端末装置へ送信し、
    前記選択された端末装置により測定された前記免許不要帯域内の各サブバンドについて使用状況に基づいて、前記免許不要帯域においてD2D通信のために使用可能なサブバンドを決定し、
    前記決定したサブバンドを表すサブバンド情報をD2D通信を行う端末装置へ送信する
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
  11. D2D(device to device)通信をサポートする複数の端末装置を含み、予め指定されている許可帯域を使用して無線通信サービスを提供する無線通信システムにおいて端末装置により行われる無線通信制御方法であって、
    前記複数の端末装置それぞれからブロードキャストされる各端末装置の位置を表す位置情報に基づいて、互いに近接している複数の端末装置の中から、基地局により前記許可帯域と異なる免許不要帯域の使用状況の測定を行う代表端末装置として選択されたときに、前記免許不要帯域内の各サブバンドについて使用状況を測定し、
    前記測定結果を前記基地局へ送信する
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
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