JP6828810B2 - デバイスツーデバイス通信技術分野のための方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、アドバンスト無線通信に関する。特に、これに限定されないが、本発明は、UE間の直接通信に関する。
[略語]
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人口の増加に伴い、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transportation Systems)は、将来のスマートシティにとってスマートソリューションの重要な一部になる可能性がある。カーナビゲーションのためのGPS、車線内アシストおよびクルーズコントロールのためのカーセンサー、ならびに信号機制御のための路側センサーなどの、伝統的なスタンドアロン技術は、車両(例えば、車、バス、および電車)、路側インフラ(例えば、交通ユニット)、ならびに、歩行者およびサイクリストのような脆弱な道路利用者の間のリアルタイム通信を可能とする、より高度な強調システムによって置き換えられる可能性がある。より安全で効率的な都市の移動性に対する需要が高まるにつれて、これは、特に明白である。
協調ITS(C−ITS:Cooperative-ITS)は、能動的で予測的な交通管理、鉄道管理、および協調的認識メッセージ(CAMs:Cooperative Awareness Messages)を介して、強化された交通安全を提供することができる。同様に、警告メッセージ、ライブの交通および道路の状況、ならびに車両状況データは、車両間で、および、交通管制センターへおよびから送信され得る。
公共交通機関および私設交通機関の両方のための、ビークルツーエブリシング(V2X:Vehicle-to-Everything)通信、インフラツーエブリシング(I2X:Infrastructure-to-Everything)通信、および、歩行者ツーエブリシング(P2X:Pedestrian-to-Everything)通信を用いた、駐車場の予約/案内/支払い、自動車の故障診断、サービス予約から、自律走行型の自動運転車に至るまでの、革新的なC−ITSのアプリケーションおよびサービスが、考えられている。これを実現するために、超高信頼性、超高速かつ効率的な通信は、システムおよびその将来の進化を可能にするための、重要なキー要素である。
交通ネットワーク内の異なる道路利用者(road users)とインフラノード(infrastructure nodes)との間に中央無線局を経由しない直接無線通信リンクを提供するために、様々な無線アクセス技術がC−ITSに対して提案されている。これらの技術には、IEEE 802.11a(DSRC規格)およびIEEE 802.11p(WAVEまたはVANET規格)が含まれる。しかしながら、これらの技術は、それらの非決定的な振る舞いおよび衝突回避のために、自動車および/または歩行者の交通が非常に混雑している場所および交通の急激な変化がある時のような困難な環境において、要求される超高速および超高信頼性のパフォーマンスを提供しない可能性がある。
もともとはミッションクリティカル(MC:Mission Critical)アプリケーションでの近接サービス(ProSe:Proximity Services)のためのデバイスツーデバイス(D2D)ディスカバリおよび通信のために第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の下で開発された、4G LTE-Advanced(LTE-A)ベースのサイドリンク技術は、その決定論的な振る舞いのために、C−ITSのための潜在的な通信ソリューションである可能性がある。さらに、LTE-Aベースのサイドリンク技術は、周波数帯域に関係なく、超高速かつ超高信頼性の性能要件を満たすように、進化する可能性がある。そのため、LTE-Aベースのサイドリンク技術は、多くの政府規制当局のC−ITSアプリケーションおよびサービスによって確保されている5.9GHz帯における、C−ITSにとってより魅力的な技術である。
IEEEテクノロジとは異なり、LTE-Aサイドリンクテクノロジは、マルチモード動作をサポートし、これにより、デバイスは、セルラーネットワーク制御(モード1またはモード2)の下でカバレッジ内において、または、ネットワーク支援なし(モード2)でカバレッジエリア外において自動的に、機能することができる。
LTE−Aサイドリンクがセルラー周波数で動作するように設定されている場合、LTE−Aサイドリンクは、サイドリンク制御(SC)シグナリングおよびデータ転送ブロック(TB)伝送のために、(FDD帯域の場合)アップリンク(UL)キャリア上の、または、(TDD帯域の場合)キャリアの複数のULサブフレーム上の、無線リソースを使用する。カバレッジ内モード1およびモード2の動作の場合、これらの無線リソースは、レイヤ3システム情報ブロック(SIB)のブロードキャスト設定シグナリング(Layer-3 System Information Block (SIB) broadcast configuration signalling)を使用して、セルラーネットワーク基地局によって予約される。
LTE−Aサイドリンクがネットワーク外のカバレッジエリア内で動作している場合、1つまたは複数の周波数キャリアおよびモード2通信無線リソース(mode 2 communication radio resources)は、例えばUSIMを使用することによって、各サイドリンク対応デバイスに対して、事前に設定される。
周波数キャリア上でLTE−Aサイドリンクリソース構造を定義するプロセスの一部として、周波数ドメインにおいて複数のリソースブロック(RB)を有し、且つ、時間ドメインにおいてサイドリンク通信のためのいくつかのサブフレームに亘る、複数の無線リソースのセットが、周波数チャンクおよびサイドリンク制御期間(SC Period:Sidelink Control Period)としてそれぞれ設定または事前設定され、そして、設定可能なリソースプールを形成する。さらに、モード1の通信およびモード2の通信のために、複数のリソースプールが定義されてもよい。
モード1通信では、リソースプールは、サイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Information)を搬送するための複数の無線リソースのスケジューリング割り当て(SA:Scheduling Assignment)部分と、サイドリンクデータトラフィックおよびセルラーULトラフィックの両方を搬送するために柔軟に使用できる複数の無線リソースの関連部分と、からなる。SA部分およびその関連データ部分は、TDM方式またはFDM方式で多重化することができる。送信側ユーザ機器(UE)については、それぞれSA部分内およびサイドリンク/アップリンクトラフィック部分内のSCIおよびサイドリンクデータ送信に使用されるべき正確なリソースは、基地局によってスケジュールされる。
モード1と非常によく似たモード2通信では、リソースプール構造は、また、無線リソースのSA部分および関連データ部分を含み、SA部分およびその関連データ部分は、TDMまたはFDM方式で多重化することができる。しかし、モード1通信とは対照的に、モード2リソースプール内のデータ部分は、サイドリンクデータTB送信にしか使用できず、(SA部分およびデータ部分の両方における)リソースの選択は、送信側UEによって自律的に行われるべきである。
一般に、UEの数および予想されるトラフィック量は、通常、セルまたはUEの送信範囲内で予測可能であるので、ローカル基地局によるサイドリンクリソース割り当ての上記の準静的設定タイプ、または、カバレッジ外エリアに対する事前設定を使用する静的タイプは、MC通信で共通リソースプールを共有する、一般的な目的のProSeに適している。しかしながら、C−ITSにおいて異なるQoS要求を有する複数のサービスおよび/または複数のアプリケーションについては、異なるQoS要求の複数のサービスおよび/または複数のアプリケーションを共有するための複数の共通リソースプールは、異なる複数のサービスの複数の装置の間におけるシグナリングおよび/またはデータ伝送における衝突、つまり、サービス間のトラフィック衝突により、保証QoSを提供しない。
この問題を解決するために、3GPP RAN−WG1は、リソースプールを時間または周波数において、半静的に(つまり、設定によって)または静的に(つまり、事前設定によって)分割されうる、提案を承認した。ここで、各分割リソースサブプールは、V2X、I2XまたはP2X通信などの通信サービスまたは同じQoSの複数のサービスによる使用のために、順番に割り当てられるかまたは設定される。このアプローチは、サービス間トラフィック衝突によって引き起こされるQoS問題を解決することができるが、トラフィック需要の動的な性質およびローカル基地局からのリソースの遅い再設定のために、リソース利用および/または複雑なスケジューリングにおいてさらなる問題を引き起こす。これは、他のリソースサブプールが十分に活用されていないがすぐには使用できない一方で、或るリソースサブプールがひどく混雑している可能性があるという、シナリオにつながる。
したがって、改善された無線通信システムおよび方法に対する必要性が明らかに存在する。
先行技術の刊行物が本明細書中で言及される場合、この参考文献は、その刊行物がオーストラリアまたは他の国の技術における共通の一般的知識の一部を形成するという承認を構成しない、ことは明らかに理解されるであろう。
本発明は、上述の不利点の少なくとも1つを少なくとも部分的に克服するかまたは消費者に有用なまたは商業的な選択を提供することができる、アドバンスト無線通信システムで使用するためのシステムおよび方法に関する。
上記を考慮して、本発明の一形態は、広くは、柔軟なリソースプール共有を提供するために直接通信(direct communication)をサポートするアドバンスト無線通信システムにて使用するための方法に存在し、該方法は、第1のUEにおいて、設定された共有領域に関連する直接通信チャネルの少なくとも1つのリソースプールの利用率を測定すること、第1のUEによって少なくとも1つの第2のUEへ、少なくとも1つのリソースプールのうちの選択されたリソースプールを識別するサイドリンク制御情報(SCI)を送信すること、および、選択されたリソースプール内の上記SCIに関連付けられたデータを、第1のUEによって少なくとも1つの第2のUEへ送信すること、を含む。
上記の共有領域は、基地局によって設定されてもよい。上記の共有領域は、ブロードキャストシグナリングによって設定されてもよい。
上記の共有領域は、事前設定されてもよい。
好ましくは、上記のSCIは、選択されたリソースプールを識別するプール識別子(pool_ID)を含む。
上記のリソースプールは、サブプールを含んでいてもよい。
第1のUEは、測定された利用率を基地局に報告し、それに応答して、データを送信するためのリソースプールのインジケータを受信することができる。
第1のUEは、第1のUEに指定されたリソースプールでSCIを送信することができる。
上記の少なくとも1つのリソースプールは、時分割多重化または周波数分割多重化された複数のリソースプールを含んでいてもよい。
上記の共有領域は、スケジューリングのために独立して設定された複数の領域と各リソースプールのデータ部分とを含むことができる。
上記の共有領域は、ローカライズされて、分散されて、またはリソースプールのスケジューリング部分全体として、定義されてもよい。
上記の共有領域は、時間において及び周波数において互いに隣接している複数の無線リソースブロック(RBs)の集まりによってローカライズされるように、定義されてもよい。
上記の共有領域は、時間的におよび/または周波数的に分散された、選択された複数のRBのセットによって、分散されるように、定義される。
共有データリソース領域および固定データリソース領域の周波数領域多重化(frequency domain multiplexing)は、各共有領域についての物理リソースブロック(PRB:physical resource block)の開始番号(start number)および終了番号(end number)に従って定義されてもよい。
共有データリソース領域および固定データリソース領域の周波数領域多重化は、PRBビットマップに従って定義されてもよい。
共有領域および固定領域の時間領域多重化(time domain multiplexing)は、各共有領域についてのサブフレームの開始番号および終了番号によって定義されてもよい。
共有データリソース領域および固定データリソース領域の時間領域多重化は、サブフレームビットマップによって定義されてもよい。
少なくとも1つのリソースプールの利用率を測定することは、SAを復号化して各SCIについての複数のデータリソース割り当てを決定すること、SA RBおよびデータRBのエネルギーセンシングを行うこと、またはそれらの組み合わせによって、実行されてもよい。
好ましくは、測定された利用率に従って、次のSC期間中のメッセージ送信のために、利用率の低いSAリソースおよびデータリソース(RBs)が選択される。
上記の方法は、仮想リソースプールを形成することと、仮想リソースプールのスケジューリング部分でSCIを送信して仮想リソースプールのデータ部分で関連データを送信することと、を含んでいてもよい。
上記の仮想リソースプールは、ホストプールと1つ以上のゲストプールとを有していてもよい。
上記のホストプールは、上記の第1のUEにもともと指定されたリソースプールを含んでいてもよい。
上記のゲストプールは、上記の選択されたリソースプールの1つ以上の共有データ領域を含んでいてもよい。
上記のホストプールのSA部分は、上記の仮想リソースプールの仮想SA部分を含んでいてもよい。
上記の仮想リソースプールの仮想データ部分は、上記の選択されたリソースプールの共有領域を含んでいてもよい。
上記の仮想リソースプールの仮想データ部分は、上記のホストプールおよびゲストプールの複数のデータ部分の組み合わせを含んでいてもよい。
データリソース選択およびリソース割り当てのパラメータ群は、上記の仮想データ部分に基づいて決定されてもよい。
本発明の特定の複数の実施形態は、クロスモード1−2の動的なスケジューリングまたはリソース共有を可能にするための、エンハンストモード−2のリソースプール構造および関連する測定/報告の技術を提供する。
本発明の複数の実施形態は、柔軟に設定可能な複数のサブプール(flexible configurable sub-pools)がFDMおよびTDM方式で配置される、エンハンストモード−2のリソースプール構造を提供し、これにより、異なるQoSを有する異なるタイプの複数のサービスが、互いに保証されたパフォーマンスに影響することなく、同時に同じ複数のリソースプールを供給する、ことを可能にする。
本発明の複数の実施形態は、部分的または全体的に共有される設定可能なリソースサブプールを有する、エンハンストモード2のリソースプール構造と、サービス間トラフィック衝突を最小化または排除してこれにより保証されたQoSを維持しながらシステムリソース全体の利用を最適化するためのメジャメントにおける複数の方法と、を提供する。
本発明の実施形態は、モード−2のサイドリンク通信で使用するための仮想リソースプールを提供し、ここで、仮想リソースプールは、上記の設定されたプライマリ指定サブプール(configured primary designated sub-pool)、および、即時に到来する設定されたプライマリ指定サブプールに先立った、設定されたセカンダリサブプールの複数の共有領域のすべて、を含む。さらに、制御および/またはデータを送信するための構成された仮想リソースプール内の1つ又は複数のチャネルリソースについて競合する際に、1つ又は複数のチャネルインデックスの選択について同じ確率を有しているすべての設定されたセカンダリサブプールの複数の共有領域から、複数のチャネルリソースを考慮してもよく、これにより、チャネル選択の前にリソースサブプールが選択される場合に、輻輳トラヒックが最も輻輳の少ないリソースサブプールへ直接的にあふれるという、一般的な問題を解決する。
本発明の複数の実施形態は、さらに、V2Xで使用するためのURLLCを可能にする、つまり、遅れて到着するパケット群および/または遅延に敏感なデータパケット群を、複数の共有リソースプールを使用して送信することを可能にする、リソース構造および方法を提供する。
本発明の複数の実施形態は、概して、ビークルツーエブリシング(V2X:Vehicle to Everything)通信、インフラストラクチャツーエブリシング(I2X:Infrastructure to Everything)通信、および、歩行者ツーエブリシング(P2X:Pedestrian to Everything)通信において用いられる、LTEベースのデバイスツーデバイス(D2D:device-to-device)通信技術またはサイドリンク通信技術に関連し、これらは、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transportation Systems)をサポートする。具体的には、基地局およびそのサイドリンク対応のアドバンストUE群にて用いられる、サイドリンクリソースプール構造および関連する方法が開示され、これらは、リソースプールまたはリソースサブプールの柔軟な共有を提供する。
特定の風区数の実施形態では、上記のリソースプール構造および関連する方法は、クロスモード(または、いわゆるモード1およびモード2などのモード間)およびモード内(たとえばモード2内)のリソース共有と、リソース利用を最大化することと、所望のサービス品質(QoS)を維持しながらサービス間のトラヒック衝突を最少化することと、を可能にする。
特定の複数の実施形態によれば、設定可能な複数の共有領域を含んでいる、1つ又は複数のリソースプールおよび/または1つ又は複数のリソースサブプールを含む、エンハンストリソースプール構造が、提供される。リソースプールまたはリソースサブプール内の1つまたは複数の共有領域は、データプール/データサブプールに対してだけ、または、制御プール/制御サブプールおよび関連するデータプール/データサブプールに対して独立して、設定または事前設定されてもよい。具体的には、リソースプール/サブプールの設定可能な1つまたは複数の制御共有領域は、サイドリンク制御情報の送信/受信のために、ローカライズされたリソース群、分散されたリソース群、または全体の制御プール/サブプールを含むように、構成されてもよい。制御プール/サブプール内の分散された共有領域は、好ましくはランダムまたは擬似ランダムで、時間および周波数において分散されている、複数の制御チャネルインデックスを含んでいてもよい。
リソースプール/サブプールの設定可能な1つまたは複数のデータ共有領域は、ローカライズされたリソース群、または、分散されたリソース群、または、複数のデータTBの送受信のための全体のデータプール/サブプールリソース群を含むように、構成されてもよい。データプール/サブプール内の分散された共有領域は、時間においてまたは周波数において分散されているデータリソース群の、複数のグループを含んでいてもよい。
本発明の別の実施形態では、直接通信が可能であるアドバンストUE群は、モード−1サイドリンク通信を実行するように、設定およびスケジュールされてもよい。設定されたモード−1リソースプールは、プライマリリソースプールを含み、頻繁に使用されるように優先されてもよい。アドバンストUEでのみ復号可能な追加のシグナリングを介して、設定された共有領域をセカンダリリソースプールとして有するモード−2エンハンストリソースプールは、必要に応じてトラフィックを監視およびオフロードするために、提供されてもよい。
本発明の実施形態によれば、第1のモード−1SAプールの直後の境界で始まる2つの連続する第1および第2のモード−1SAプール間の、任意の1つまたは複数の共有領域は、第1のモード−1SAプールに属するセカンダリデータプールとして、定義されてもよい。要求に応じてまたは設定された定期的に、アドバンストUEは、設定されたセカンダリリソースプールの使用率を測定し、それをサービス基地局に報告してもよい。スケジュールされると、アドバンスUEは、そのプライマリモード−1のSAプールでSCI(サイドリンク制御情報)を送信し、関連するセカンダリデータプールで関連のデータTBを送信してもよい。さらに、サイドリンクデータ受信を実行する1つまたは複数のアドバンストUEは、データTBの受信および復号のために、プライマリモード−1データプールおよび任意の設定されたセカンダリデータプールの両方を監視してもよく、これにより、クロスモードリソース共有またはクロスモードスケジューリングが可能となる。これにより、モード−1サイドリンクトラフィックは、共有のために設定された利用率の低いモード−2チャネルリソースへ瞬時に流出することが可能になり、したがって、既に混雑しているモード−1リソースまたは優先順位の高いセルラ通信によって使用されるモード−1リソースを解決するか、または、データTB送信のために次に到来する指定リソースプールに先立った、他の共有リソースプールを使用することによって、遅れて到着した遅延不耐性メッセージの即時配信を可能にする。
本発明の他の態様では、特定のサービスのための直接通信が可能なアドバンストUEは、モード−2サイドリンク通信のための複数のプライマリサイドリンクリソースプール/サブプールを用いた、レガシーシグナリングを介して示されてもよい。アドバンストUEであるので、アドバンストUEは、適切な場合にトラフィック(制御および/またはデータ)を監視およびオフロードするための、1つ又は複数のセカンダリリソースプール/サブプールとして設定された共有領域を有する、他のセカンダリモード−2の1つまたは複数のリソースプール/サブプールを用いて、アドバンストUEでのみ復号可能であるように設計されている追加のまたはアドバンストなシグナリングを介して、さらに示されてもよい。1つまたは複数のセカンダリモード−2リソースプール/サブプールは、1つまたは複数のサービスによって主に使用されるために設定されてもよく、これにより、複数のサービスの間で共有するために共通リソースプールが設定されている場合、サービス間トラフィック衝突の解決をアシストする。
本発明の複数の実施形態によれば、個々のサービスごとにリソースプール/サブプールのサービス間トラフィック衝突回避特性とサービストラフィックの不均衡および瞬間的な変化に起因して導入される不十分なリソース利用を解決することとを保持するために、第1のモード−2リソースプール/サブプールの直後の境界で始まる2つの連続したモード−2プライマリリソースプール/サブプール間に設定されたセカンダリリソースの1つ又は複数の示された共通領域(つまり、SAおよびデータ)は、SAまたはデータまたはSAおよびデータのために使用するための仮想リソースプール/サブプールを形成している第1のモード−2リソースプール/サブプールに属する1つまたは複数のセカンダリリソースプール/サブプールとして見なされてもよい。任意の複数のMAC PDUの送信の前に、アドバンストUEは、そのSCIおよび関連データTBの送信において利用可能な複数のリソースを識別するために、その構築された仮想リソースプール/サブプールを監視してもよく、ここでは、その複数のプライマリサイドリンクリソースプール/サブプールに属する複数のチャネルリソースが、その複数のセカンダリサイドリンクリソースプール/サブプールに属する複数のチャネルリソースよりも、高い使用の優先度を有している、と考えられてもよい。このことは、その複数のプライマリサイドリンクリソースプール/サブプールに属する複数のリソースが輻輳しているかまたは略完全に使用されている場合にのみ、アドバンストUEが、その構築された仮想リソースプール/サブプール内のその複数のセカンダリサイドリンクリソースプール/サブプールに属する複数のチャネルリソースを、制御および/またはデータの送信のために使用する、ことを、暗に示している。
さらに、構築された仮想リソースプール/サブプールに対するUE実装観測スキームからもたらされる、同じカテゴリ(つまり、プライマリ/ホストまたはセカンダリ/ゲスト)の利用可能な複数のチャネルリソース内で、チャネル競合の一部として、アドバンストUEは、SAおよびデータTBの送信のために、上記の利用可能な複数のリソース内で1つまたは複数のチャネルをランダムに選択してもよい。これにより、自身のリソースプール/サブプールが輻輳しているときに多くのUEが最も輻輳の少ないリソースプール/サブプールを選択する傾向があるという論理リソースプール/サブプールベースでチャネル選択が行われる場合、他の輻輳が少ないリソースプール/サブプールをスキップして、輻輳トラヒックが最も輻輳しているリソースプール/サブプールから最も輻輳の少ないリソースプール/サブプールへ直接的に流出するという、ケースを解決している。
本明細書に記載の特徴のいずれも、本発明の範囲内で、本明細書に記載の他の特徴の任意の1つまたは複数と任意の組み合わせで組み合わせることができる。
本明細書におけるいかなる先行技術への言及も、先行技術が共通の一般的知識の一部を形成するという承認または何らかの形態の示唆として解釈されず、またそのように解釈されるべきではない。
本発明の種々の実施形態が添付の図面を参照して説明される。
図1は、本発明の実施形態による、TDMサイドリンク通信リソースプール構成を示す。
図2は、本発明の一実施形態による、SA部分およびデータ部分についての共有領域および固定領域の分割を示す、リソースサブプールの構成を示す。
図3Aは、本発明の実施形態による、リソースサブプールのSA部分の例示的な分割を示す。 図3Bは、本発明の実施形態による、リソースサブプールのSA部分の例示的な分割を示す。
図4Aは、本発明の実施形態による、例示的な情報要素(IE)を示す。 図4Bは、本発明の実施形態による、例示的なリソースプール分割構成を示す。
図5は、本発明の実施形態による、例示的なリソースプール分割構成を示す。
図6は、本発明の一実施形態によるデータ通信方法を示す。
図7は、本発明の実施形態による、クロスモードの共有およびスケジューリングの方法を図示する。
図8は、本発明の一実施形態によるデータ通信方法を示す。
図9は、本発明の一実施形態による、クロスサブプール共有およびスケジューリングの方法を示す。
本発明の好ましい特徴、実施形態および変形は、本発明を実施するのに十分な情報を当業者に提供する以下の詳細な説明から識別することができる。詳細な説明は、決して、前述の発明の概要の範囲を限定するものと見なされるべきではない。
メカニズムを提供するシステムおよび方法が記載される。該メカニズムは、基地局が、ある時点でそれの専用データリソースプールまたはサブプールが輻輳している場合に即時データ送信のために別のリソースプールまたは他の1つまたは複数の分割されたリソースサブプールを用いるために、サイドリンクTXデバイスへ動的に指示することを可能にするか、または、それのプライマリ専用リソースサブプールが輻輳している場合にデータ送信のために利用可能な1つまたは複数のセカンダリリソースサブプールを用いて、アドバンストサイドリンク対応デバイスを半静的に(semi-statically)設定する(または、事前設定する)ことを可能にする。本明細書に記載の複数の実施形態は、また、クロスモードリソースプール共有(cross modes resource pool sharing)、つまり、データ送信/受信のためにモード2リソースプールを使用する複数のモード1TXデバイスを可能にする。
本明細書で使用されるリソースプールという用語は、周波数キャリアの時間領域および周波数領域の両方における物理的無線リソースの集合を意味し、一般にLTEベースのD2D/サイドリンク通信のために設定され使用される。同様に、SC期間(SC period)という用語は、リソースプールの期間(time period)/持続期間(duration)としてサイドリンク通信期間を表す。
図1は、本発明の一実施形態によるTDMサイドリンク通信リソースプール構成100を示す。リソースプール構成100は、同時の制御およびデータの送信/受信のために共通のサイドリンクリソースプールを共有する、異なるQoSのいくつかのサービスによって引き起こされる、サービス間トラフィック衝突を解決するように設定される。
上記の構成100は、(周波数領域における)サイズ102および(時間領域における)サイズ101のTDMサイドリンク通信リソースプール130を含む。リソースプール130は、異なるサイズを有する複数のサブプール(「サブチャネル」とも呼ばれる)131,132,133,134に分割される。
分割された各サブプール131,132,133,134は、同じまたは類似のQoSを有する1つまたは複数のサービスによる主な使用(primary use)のためにスケジュールされてもよい。これは、共通リソースプール(common resource pool)内の複数のサービスによって引き起こされるトラフィック間衝突を排除することができる。
分割された各サブプールは、送信側のUE群およびノード群からのサイドリンク制御情報(SCI)を搬送するための、スケジューリング割り当て(SA:Scheduling Assignment)部分と、SA部分の間に送信されたSCIによってスケジュールされたサイドリンクデータトランスポートブロック(TBs:sidelink data Transport Blocks)を搬送するための関連データ部分(associated data portion)とを含む。上記のSA部分およびデータ部分は、時間多重化または周波数多重化されてもよい。
上記のプール構成は、複数のリソースプール130を含み、各リソースプール130は、分割された複数のサブプール131,132,133,134を含む。サブプール131、132、133、134のそれぞれは、独立して、時間多重化されたSA部分131.1およびデータ部分131.2を持つように設定されてもよいし、または、時間多重化されたSA部分131.1およびデータ部分131.2を持つように設定されてもよい。これにより、以下でさらに詳細に説明されるように、柔軟なリソース共有を可能にする。
リソースサブプールのSA部分および/またはデータ部分は、異なるサービスおよび/またはアプリケーションに加入されている他のUE/ノードによるサイドリンクリソースの柔軟な利用のために使用できる1つまたは複数の共有領域を備えるように、ネットワーク基地局によって設定されるかまたは事前設定されてもよい。これは、専用サブプールが能力(capability)を共有することなく特定のサービスに割り当てられるときに、不均衡で且つ変動するサービストラフィックによって引き起こされる、非効果的なリソース利用の問題を解決するのに、役立ち得る。例えば、設定されている複数の共有領域を有するP2Xサービスに元々割り当てられていたリソースサブプールは、V2Xサービスメッセージの送信に使用することができ、またその逆も可能である。
図2は、本発明の一実施形態による、SA部分およびデータ部分についての共有領域および固定領域の分割を示す、リソースサブプール200の構成を示す。特に、共有領域は、ローカライズされた構成、分散された構成、または全体構成を含む様々なアプローチを使用して、および、TDMまたはFDM方式で、SA部分およびデータ部分に対して独立して設定されてもよい。さらに、1つの手法を使用して設定された共有領域を有するSA部分は、他の手法を使用して設定された共有領域を有するデータ部分と関連付けられてもよい。
サブプール200は、SA部分210を含み、ここでは、共有領域は、サブプールA211に示されるようにローカライズされる態様で、SLリソースサブプールごとに設定されてもよいし、サブプールB215に示されるように分散される態様で設定されてもよいし、または、サブプールC 218に示されるような全領域に対して設定されてもよい。
サブプールA211に示されるローカライズされた構成は、互いに隣接し且つ一緒にグループ化されて共有領域212,214を形成する複数のリソースブロック(RBs)の形の複数の無線リソースのサブセットを含む。共有領域212、214の部分でない他の複数のSAリソースは、固定領域213を形成する。SAリソースは上部セクション(upper section)と下部セクション(lower section)とに分割されるので、上部セクションに対して定義された共有領域212は、SA反復(SA repetition)のために、下部セクションに対応する共有領域214を自動的に有する。これは、図3Aおよび図3Bにさらに例示的に示されている。
サブプールB215に示す分散構成では、無線リソース群のサブセットは、SA部分内に分散されているが、一緒にグループ化されて共有領域216を形成している。共有領域の部分ではない他の複数のSAリソースは、固定領域217を形成する。
最後に、サブプールC218は、共有リソース219として設定されているSA部分全体を含み、これは、SLリソース選択の最大の自由度を提供する。
図3Aおよび3Bは、本発明の実施形態による、複数のリソースサブプールの複数のSA部分の例示的な分割300を示す。
図3Aでは、ローカライズされた態様での共有領域の例示的な構成で、第1のSA部分310が示されている。特に、ネットワークパラメータ(Nf)311は、時間的に互いに隣接している、複数のSA RBの行を表し、共有領域を定義するために使用される。第1のセットのNf値群312(つまり、Nf=11,12,13,14,15)は、SA上部セクションのための共有領域として設定され、第2のセットのNf値群313(つまり、Nf=27,28,29,30,31)は、下部セクション内の共有領域として設定され、これにより、共有領域212と固定領域213とのFDM分割を提供している。
図3Bでは、第2のSA部分320は、分散された態様での共有領域の例示的な構成で示されている。特に、SAインデックス321は、SA RBを表し、共有領域を定義するために使用される。この場合、1つのセットのSAインデックス群322(SAインデックス=4,10,17,23,24,30,37,43,44,50,57,63)は、AS部の上部セクションにおいて共有領域322を定義するように設定され、下部セクションにおいて共有領域323を定義するように設定される。上記のローカライズされた構成とは対照的に、このタイプの分散された構成は、共有領域/リソースをSA部分全体に分散させることを可能にし、これは、共有領域定義の定義においてさらなる柔軟性を提供する。
ここで図2に戻ると、サブプール200は、複数のデータ部分220を含み、ここで、共有領域は、サブプールX230およびサブプールH240に示すように、SLリソースサブプールごとに分散される態様で設定されてもよいし、サブプールY250およびサブプールI260に示されるように分散される態様で設定されてもよいし、または、サブプールZ270およびサブプールJ280に示されるように全領域に対して設定されてもよい。サブプールX230、サブプールH240、サブプールY250、およびサブプールI260に示されるように、データ部分220の複数の共有領域は、周波数領域または時間領域において、ローカライズされた態様または分散された態様で、設定されてもよい。
サブプールX230のデータ部分は、単一の共有領域231を含み、これは、固定領域232内の残りのデータリソースと時分割多重化(TDM)されるように設定されている。これに対して、サブプールH240のデータ部分は、ローカライズされた共有領域241を含み、これは、固定領域242と周波数分割多重(FDM)されている。
サブプールY250は、複数の共有領域251を含み、これらは、時間領域において固定領域252と多重化されるように設定されている。これに対して、サブプールI260は、複数の共有領域261を含み、これらは、周波数領域において固定領域262と多重化されるように設定され、これにより、スーパープール構造タイプに基づく構成の柔軟性を可能とする。
最後に、サブプールZ270およびサブプールJ280は、データ部分全体が共有領域271,281であるように設定されている。
図4Aは、本発明の実施形態による、例示的な情報要素(IE)400を示す。IE400は、上述したように、共有領域と固定領域との間の多用途分割構造を可能にする。IE400は、ブロードキャスト設定または事前設定の間にリソースサブプールのSA部分およびデータ部分のための1つまたは複数の共有領域を定義する、以下でさらに詳細に説明されるパラメータ群を含む。パラメータ群のリストは網羅的なものではなく、同様の結果を達成するために設定パラメータ群の異なるセットを使用することが可能であることを、当業者は容易に理解するであろう。
最初に、リソースプール/サブプールID要素401は、IE400が関係するSLリソースサブプールを定義するために使用され、タイプパラメータ402は、IE400がSA部分またはデータ部分に関係するかどうかを定義する。次いで、タイプパラメータ402がSA部分またはデータ部分のいずれを定義するかに応じて、複数の異なるリソース割り当てパラメータが提供される。
SA部分については、共有要素403は、ローカライズされた、分散された、または全体の共有領域が使用されるかどうかを定義する。共有要素403がローカライズされた領域を定義する場合、404において、最大Nf/2までのサイズを有するNf値のリストが定義される。共有要素403が分散された領域を定義する場合、405において、SA部分についての最大SAインデックスまでのサイズを有するSAインデックスのリストが定義される。他の実施形態では、全ての可能なNf値またはSAインデックスに対応するビットマップが提供される。共有要素403がSA領域全体を定義する場合、NfまたはSAインデックスまたはビットマップは提供されない。
データ部分に関しては、共有要素406は、FDM、TDM、または全共有のいずれが使用されるかを定義する。共有要素406がFDM共有を定義する場合、407に示すように、共有領域を定義している、物理リソースブロック(PRB)の開始番号および終了番号が提供されるか、または、PRBビットマップが提供される。
共有要素406がTDM共有を定義する場合、408に示すように、共有領域を定義している、サブフレームの開始番号と終了番号が提供されるか、または、サブフレームを表すビットマップが提供される。
共有要素406が全体の共有を定義する場合、共有領域のさらなる定義は必要ではなく、したがって提供されない。
IE400は、図3Aおよび図3Bを参照して上述したものなど、共有領域を定義するのに特に適している。
図4Bは、本発明の実施形態による、例示的なリソースプール分割構成500を示す。構成500は、周波数分割多重化された複数のサブプールを有するサイドリンクスーパープールに関して示されている。
構成510が提供され、ここでは、サイドリンクスーパープール内のリソースサブプール群のSA部分およびデータ部分が、周波数分割多重化されている。リソースサブプールの全SA部分および/またはデータ部分は、共有領域として設定されてもよく、これにより、SAリソースおよびデータリソースを選択する際の複数のサイドリンクメッセージ送信機についての完全な柔軟性を可能にする。
サブプール2およびサブプール3の全SA部分は、共有領域512を定義し、サブプール1、サブプール2およびサブプール3の全データ部分は、共有領域513を定義する。(サブプール1、サブプール2およびサブプール3からなる)サイドリンクスーパープールの全データ部分は、共有領域513を形成し、データTB送信のためにすべてのUEによって自由に使用されもよく、これにより、特定のリソースサブプールに集中したヘビーなトラヒック輻輳を回避する。
構成510は、520において、異なる2つのUEからの2つのメッセージ送信に関して使用中で図示されており、各UEは、自身の指定されたリソースサブプールを有している。
第1のUEは、その指定されたサブプールとして、リソースサブプール1を割り当てられており、第1のUEは、サブプール1のSA部分において、そのSCI521を送信する。サブプール1およびサブプール2のデータ部分におけるリソース使用率の過去の観測に基づいて、第1のUEは、サブプール1およびサブプール2のデータ部分において、関連データTB522,523を送信して、サブプール1における更なる輻輳を最少化する。
第2のUEは、その指定されたサブプールとしてリソースサブプール2を割り当てられており、そのSCI524をサブプール2のSA部分で送信する。第1のUEと同様に、第2のUEは、過去の観測に基づいて、サブプール3およびサブプール2のデータ部分において、関連データTB525,526を送信して、サブプール2でのトラフィック増加を最小限にする。
指定されていないリソースサブプールの共有領域がメッセージ送信に利用される、第1および第2のUEからのクロスサブプールスケジューリングを容易にするために、(初期のリソースサブプール設定時に指定された)第2のサブプールの識別子(Sub−pool_ID)が、SCIの一部として含まれる。
サブプール1 527、サブプール2 528、およびサブプール3 529に対して、初期リソースプール設定時に、サブプールID 001,002,003に関連付けられた複数のサブプールが与えられ、第1のUEのための上記のクロスサブプール共有/スケジューリングの例を再利用すると仮定すると、Sub−pool_ID=002は、第1のUEがデータTB送信のためにサブプール2のデータ部分の共有領域を利用することを意図するので、521における制御シグナリング送信の一部として含まれるべきである。第2のUEの制御シグナリング送信524についても同様に、データTB送信はサブプール3およびサブプール2の両方にまたがるので、Sub−pool_ID=003は、SCIの一部として含まれるべきである。
図5は、本発明の実施形態による、例示的なリソースプール分割構成600を示す。構成600は、時分割多重化されたサブプール群を有するサイドリンクスーパープールに関して示されている。
SA部分611,612およびデータ部分613,614,615,616の両方に対して、固定領域と共有領域との時間領域多重化が設定されている、構成610が示されている。この構成は、サブプール群で使用されることが当初意図されていた、サービスのために大量のリソースを犠牲にすることなく、部分共有を可能にする。
構成610は、620における例示的な使用シナリオを参照して示される。UE_1およびUE_2は、サブプール1においてメッセージパケットを送信することを許可されている第1のサービス群に加入しており、UE_3は、サブプール2において送信することを許可されている、異なる第2のサービス群に加入している。
UE_1については、複数のメッセージパケットが時間621で受信され、それは、サブプール1のSC期間内に送信されるべきSCI621−1および複数のデータTBを処理して準備するのに十分な時間量を提供する。しかしながら、サブプール1のデータ部分内の最初のサービストラフィックの輻輳のために、UE_1は、1つのデータTB621−2を送信するのに十分なリソースを見つけることしかできない。UE_1は、一時的に第2のサービス群に割り当てられている、サブプール2の共有領域を監視し、使用率が低いことを確認する。したがって、UE_1は、サブプール2のデータ部分内の共有領域を利用して、その第2のデータTB621−3が第2のサービス群のトラフィックと衝突しないという高い信頼度で、その第2のデータTB621−3を送信する。
UE_2については、メッセージパケットは、時間622において、つまり、サブプール1のSC期間の終わりに向かって、受信され、それは、サブプール1のSA部分内でSCI622−1を処理し送信するために十分な時間を与えるだけである。したがって、サブプール2のデータ部分の共有領域は、データTB622−2,622−3を送信するために使用され、それは、そのような遅いメッセージパケットが、次のサブプール1サイクルを待つ必要なしに送信される、ことを可能にする。言い換えれば、本明細書で説明される柔軟なリソース共有は、また、次のサイクルを待つよりもむしろ共有リソースを使用して遅い到着パケット配信を可能にし、それを超低遅延サービスに特に適したものにするという点において、有利である。
UE_3については、メッセージパケットは、時間623において、つまり、サブプール2の後のサブプールSC期間の間に受信され、その期間はもともと送信に使用することを許可されている。サブプール3のSA部分およびデータ部分は完全に共有されるように設定されているので、UE_3は、SA部分の間にそのSCI623−1を送信し、サブプール3のデータ部分の間にデータTB623−2、623−3を送信する。このことは、上述のように、送信を次のサブプール2サイクルへ遅らせることなく、イベントトリガパケットの送信を可能にする。
構成630が示され、ここでは、複数の共有領域が、時間領域多重化されたSA部分およびデータ部分を有する複数のサブプールのために使用される。UE_1およびUE_2は、サブプール1においてそれらのデータパケット群を送信することを許可されているサービス群に加入しており、UE_3は、サブプール3において送信することを許可されている異なるサービス群に加入している。
UE_1について、データパケット群は、時間631で受信され、それは、サブプール1SC期間内の送信のためにSCI631−1およびデータTBを処理し準備するのに十分な時間を与える。サブプール1データ部分内のトラフィック輻輳のために、リソース群は1つのデータTB631−2を送信するためにのみ利用可能である。したがって、サブプール2のデータ部分内の共有領域は、第2のデータTB631−3を送信するために使用される。
UE_2については、遅い複数のデータパケットが、時間632で、つまり、SA部分の後のサブプール1のデータ部分の間に受信される。したがって、UE_2は、サブプール1の間にSCIおよびデータTBを送信することができない。この場合、UE_2は、代わりに、そのSCI632−1および関連するデータTB632を送信するために、サブプール2のSA部分およびデータ部分の共有領域を利用する。これにより、UE_2は、送信を次のサブプール1サイクルへ遅らせることなく、パケットのこの遅い到着に対処することが可能になる。
UE_3については、データパケットは、時間633で、つまり、送信のためにもともと割り当てられたサブプール3の前のサブプール期間中に受信される。サブプール2のSA部分およびデータ部分の内の共有領域は、UE_3によって利用され得るので、UE_3は、受信した複数のパケットを処理して、サブプール2のSA部分内のSAインデックス9を使用して直ちにSCI633−1を送信し、サブプール2のデータ部分の間に第1のデータTB(633−2)を送信し、サブプール3のデータ部分の共有領域を用いて第2のデータTB(633−3)を送信する。より早いサブプールに設定された複数の共有領域の、この即時送信および利用は、イベントトリガパケット群の突然の到着による送信遅延の最小化を効果的に可能にする。
図6は、本発明の一実施形態によるデータ通信方法700を示す。方法700は、基地局720、および、参加しているモード1サイドリンク通信UE720,730(つまり、TX−UEおよびRX−UE)を参照して、説明される。方法700は、クロスモードスケジューリングを可能にし、これは、基地局720が、必要に応じて、モード−1データ送信および受信をオフロードするための共有領域として設定される、十分に使われていないモード−2リソース群を使用する、ことを可能にする。
基地局は、上記の複数のIEを使用して、そのRRC接続されたモード−1サイドリンク通信UE群に対して、設定された複数の共有領域を有するモード−2エンハンストリソースプール構造を示してもよい。モード−2通信リソース群の設定された複数の共有領域は、リソースプールレベルまたはリソースサブプールレベルであってもよい。モード−2リソースの設定された複数の共有領域は、要求に応じて、または、設定可能な間隔で定期的に、さらに監視および報告されてもよい。条件が許すとき、基地局は、さらに、モード−1TX−UEに対して、モード−1のSA部分でSAを送信し、共有されたモード−2のデータ部分で関連データTBを送信することを指示してもよく、これにより、そのモード−1のデータリソースプールでのデータ衝突を低減または除去する。
サイドリンクメッセージ送信を実行するアドバンストUE(Tx UE)720および受信UE(RX UE)730の両方のパワーアップ701において、モード1およびモード2の通信リソースプール/サブプールにおけるサイドリンクメッセージが、監視され復号される。特に、パワーアップ701の後、UE720,730は、参加を要求し、ネットワーク制御の下でサイドリンク通信を許可される。
ステップ711で、TX UE720およびRX UE730の両方が、サイドリンクリソースプールおよびサブプールの設定情報(sidelink resource pools and sub-pools configuration information)についてのブロードキャストシグナリングをローカルBSから受信して復号する。これに関しては、SIB−18が用いられてもよい。
ステップ712で、UE720,730の両方は、複数のモード−2リソースサブプールのための複数の共有領域に関する設定情報についてのさらなる専用ブロードキャストシグナリング(dedicated broadcast signalling)を、やはりSIBを介してBS710から受信する。
TX UE720は、モード−1サイドリンク通信を介してメッセージを送信することを意図しているので、ステップ713および721において、TX UE720は、RRCコネクションを確立し、ローカルBS(710)への送信のための複数のサイドリンクリソースを要求する。このとき、ステップ714において、BS710は、モード−1送信リソースプールをUE720へ割り当てる。
ステップ722で、TX UEのメディアアクセス制御(MAC)層は、その内部の上位層からの(例えば、アプリケーション層から発信された)メッセージパケットを受信し、ステップ723で、潜在的にバッファステータスレポートとともに送信要求を、サイドリンクスケジューリングのためにBS710へ送信する。
この時点で、他のセルラーUE群によるPUSCH送信にも利用されるモード1データ部分のリソース群は、ローカルBS710によって完全に管理および制御されているので、ローカルBS710は、モード1データ/PUSCHゾーンの使用およびスケジューリング決定についての完全な知識を有している。
ステップ740で、モード1データ/PUSCHゾーンの使用が、過去および既存のサイドリンクモード−1およびセルラーULのスケジューリング要求に基づいて、完全に輻輳または輻輳すると予測される場合、サイドリンクチャネルメジャメントに関連する機能およびメッセージが、以下のステップ741、742、および743として、TX UE720に関連して実行される。
ステップ741で、BS710は、1つまたは複数の選択されたモード2リソースプールまたはサブプールにおけるサイドリンクリソースメジャメントをトリガする。
ステップ742で、TX UE720は、指示された1つまたは複数のモード2リソースプールおよび/またはサブプールにおけるサイドリンクリソース使用量を測定し、ここで、このメジャメントは、サイドリンクリソース利用率を決定するために、SAおよびデータTB群を復号することからのブロックエラーレート(BLER)の計算、SA部分リソースおよびデータ部分リソースにおけるエネルギーレベルをセンシングすること、または、これらの組み合わせに基づいていてもよい。
ステップ743で、TX UE720は、セルラーPUSCHチャネルを介して、サイドリンクチャネルメジャメントレポートをローカルBS710へフィードバックする。
次に、ステップ715で、報告されたサイドリンクチャネルメジャメント(リソース利用率)に基づいて、BS710は、モード2リソースプールまたはサブプールのどちらおよびどれがサイドリンクメッセージ送信のために使用されるべきかを決定し、この割り当てを、モード1のSA部分でSCIを送信するためのスケジューリング情報と共に、TX UEに示す。
ステップ724で、BSからのモード2の割り当てと、示されたモード2リソースプール/サブプールにおける過去のメジャメントとに基づいて、TX UE720は、データ送信のためのリソースの選択を行う。
ステップ725で、TX UE720は、クロスモードスケジューリングのために、SCIおよびデータTB群を準備し、ここで、SCIは、割り当てられたモード2リソースプールまたはサブプールのIDを含む。
ステップ726および727で、TX UE720は、モード1のSA部分におけるスケジュールされたリソースを使用して、SCIを送信し、割り当てられたモード2のプール/サブプールにおいて選択されたリソースを使用して、データTB群を送信する。
ステップ731において、RX UE730は、以下のステップ732,733,734として、サイドリンク受信に関連する機能731を実行する。
ステップ732で、RX UEは、モード1SA部分の間に、SAリソース群を継続的に監視して、SCIを復号する。
ステップ733で、RX UEは、復号されたSCIから、モード2リソースプール/サブプールのIDおよびその関連データリソース割り当て情報を取得する。次いで、これらに基づいて、ステップ734において、RX UEは、モード2プールサブプールデータ部分から、データTBを取り出して、復号する。
次いで、702によって示されるように、ステップ722以降が繰り返され、反復プロセスを提供する。
図7は、本発明の一実施形態による、クロスモード共有およびスケジューリングの方法800を示す。方法800は、クロスモードスケジューリングおよび送信を伴う、RRC接続モード1UEについて示されている。
最初に、モード1リソースプール810およびモード2リソースプール820の形態の複数のサイドリンクリソースプールが、ブロードキャストを介して、セルラー基地局によって設定される。
モード1リソースプール810は、SC期間811と、システム帯域幅の上部セクション812を占める周波数帯域幅サイズとを有する。それは、SA部分リソース群813と無線リソース部分814とを含み、SA部分リソース群813は、モード1サイドリンク制御/スケジューリング情報を送信するためのものであり、無線リソース部分814は、サイドリンクモード1データTBおよびセルラーアップリンクPUSCHチャネルを送信するためのものであり、BSスケジューリングに応じて柔軟に使用することができる。モード1リソースプール構造は、繰り返し815,816,817,818によって示されるように、モード1SC期間811を繰り返す。
モード2リソースプール820は、SC期間821と、システム帯域幅の下部セクション822を占める周波数帯域幅サイズとを有する。それは、SA部分リソース群823とデータ部分リソース群824とを含み、SA部分リソース群823は、モード2サイドリンク制御/スケジューリング情報を送信するためのものであり、データ部分リソース群824は、サイドリンクデータTBのみを送信するために使用することができるものである。さらに、モード2リソースプールのデータ部分824の全体は、共有領域として設定されて、ブロードキャストされる。このモード2リソースプール構造821は、繰り返し825,826,827によって示されるように、モード2SC期間を繰り返す。
モード1リソースプールをローカルBSによって割り当てられたアドバンストUEは、複数のサイドリンクメッセージを送信する必要があり、それは、811,816,818において2つのモード1SC期間毎に等しい周期で、840,850,860によって示されるように、SCIブロックおよび2つのデータTBを含んでいてもよい。
第1のメッセージ送信840の間に、BSは、サイドリンクモード1送信およびアップリンクセルラースケジューリング要求の両方の増加を検出し、将来必要とされるリソースの量が、モード1データおよびセルラーPUSCHチャネル814についてのリソース部分において利用可能なリソース量を超えると予測する可能性がある。結果として、BSは、時間830において、モード2リソースプール上でSLチャネルメジャメントを実行するように、アドバンストUEへ指示する。BSは、SC期間(k)825の間に、モード2プールの1つまたは複数の期間に等しい、設定可能なメジャメント長(configurable measurement length)831を提供する。
その間、BSは、850に示すように、サイドリンクメッセージ送信のために、モード1SA部分およびモード1データゾーン/PUSCH部分から、リソースをアドバンストUEへ割り当てることを継続する。サイドリンクメッセージ送信850の間、サイドリンクSCIおよびデータを送信するために用いられるサブフレーム/期間(subframes/time duration)832は、指示されたサイドリンクチャネルメジャメント期間831とオーバラップしており、このエリアは、サイドリンク送信のために使用されるがモード2リソースプールのメジャメントのためには使用されない。そのため、サイドリンクメッセージ送信は、常にサイドリンクチャネルメジャメントよりも高い優先順位を持つ。
メジャメント期間の後、UEは、時間833において、セルラアップリンクチャネルPUSCHを介して、SLチャネルメジャメントレポートを基地局へフィードバックする。
アドバンストUEから報告されたSLチャネルメジャメントに基づいて、BSは、モード2リソースプール、特に共有領域(全データ部分)が、軽負荷で輻輳していない、ことを識別し、アドバンストUEをモード2リソースプールにオフロードすることを決定する。サイドリンクメッセージ送信860について示されるように、BSは、SCIを送信するために、モード1リソースプールのSA部分から、アドバンストUEリソース861を割り当て、データTBを送信するために、モード2データ部分からの共有領域を利用するように、UEへ指示する。
次いで、アドバンスドUEは、SA復号およびモード2リソースプール使用量のエネルギーセンシングを含む過去のメジャメントに基づいて、メッセージデータTBを送信するためのモード2データ共有領域内でリソース862,863を決定する。制御/スケジューリング情報(SCI)がモード1SAプールを介して送信され且つその関連データTBがモード2データプール(共有領域)を介して送信される、クロスモードスケジューリングのこのような動作において、制御/スケジューリングが行われるリソースプールは、「ホスト」プール870と呼ばれ、共有領域が使用されるデータリソースプールは、「ゲスト」プール880と呼ばれる。したがって、制御シグナリングおよびその関連データTBの送信のための2つの異なるリソースプールの、ホストゲスト関係/関連(host-guest relationship/association)が、サイドリンクメッセージについて確立される。
TX UEからのデータTB送信およびそれに続くRX UEでのデータTB受信に適した適切なモード2SC期間(ゲストデータプール)を決定する際の原理は、891で示されるように、モード1SAプールの最後からモード2データプールに残っている2つ以上の送信時間間隔(TTIs:Transmit Time Intervals)を有している、モード2データリソース部分であるべきである。このことは、TX UEとRX UEとの間のホストSAプールおよびゲストデータプールの同じ理解を保証し、2つのデータTBについての十分な量の送信機会を可能とし、重複しているまたはより早い(SAより前のデータ)TTI群が許される場合、複数のRX UEについての過度のバッファリングを回避する。
RX UEでのデータ受信については、UEが関連データTBの復号化を実行することができるようになる前に、一般に、制御シグナリング情報を処理するのに約1TTIかかる。適切なモード2SC期間を決定する際に上記の原理に従うことによって、3つのサイドリンクメッセージ受信シナリオがあり得て、これらのシナリオでは、データTB復号化を開始することができる前に、RX UEが、モード2データ部分の開始時に、データの複数のサブフレームをバッファする必要がある可能性がある。
モード1SA部分がモード2データ部分とオーバラップしている領域891を参照すると、RX UEは、SC期間(n)816の間のモード1SA部分の後端からのSC期間(k)825の間のモード2データ部分において、1TTIのデータをバッファする必要がある。
領域892を参照すると、SC期間(n−2)811の間のモード1SA部分813の終わりと、SC期間(k−1)821の間のモード2データ部分824の始まりとの間のギャップが、1TTIより大きい場合、RX UEは、モード2データ部分824の始まりの時点においてデータをバッファする必要がないであろう。
時間893を参照すると、SC期間(n+2)818の間のモード1SA部分の終わりとSC期間(k+2)827の間のモード2データ部分の始まりとの間にギャップがない場合、RX UEは、SC期間(k+2)827の間のモード2データ部分の始まりの時点において1TTIのデータをバッファする必要があるであろう。
図8は、本発明の一実施形態によるデータ通信方法900を示す。方法900は、参加しているモード2サイドリンク通信UE(すなわち、TX UEおよびRX UE)において使用するためのものであり、TX UEが、他のサービスで使用されるように設定されてもよい、十分に使用されていない、設定されたセカンダリモード2リソースサブプールを使用する、ことを可能にする。このことは、必要に応じて、TX UEが、即時のデータ送信および受信のために、その設定されたプライマリモード2リソースサブプールから、トラフィックをオフロードする、ことを可能にする。
基地局は、そのモード2サイドリンク通信のアドバンストUEに対して、上述のIEを使用して、設定された共有領域を有するモード2エンハンストリソースプール構造を示してもよい。モード2通信リソースの複数の共有領域は、リソースプールまたはリソースサブプールレベルで設定されてもよい。設定されたプライマリモード2リソースと共に設定されたセカンダリモード2リソースの設定された共有領域は、使用される仮想モード2リソースを形成し、この仮想モード2リソースは、要求に応じてまたは定期的に設定可能な間隔で、SCIおよびデータTBの送信におけるさらなる競合のために利用可能なチャネルリソースのために、モニタされる。
観察からもたらされた、構築された仮想リソース内の利用可能なチャネルリソース内でのSCIおよびデータTBの送信の競合の観点では、アドバンストUEは、さらに、その設定されたセカンダリリソースプール/サブプール領域内のチャネルインデックスよりも、選択優先度が高いプライマリリソースプール/サブプール内のチャネルインデックスを考慮してもよい。
さらに、その設定されたセカンダリリソースプール/サブプール領域内のチャネルインデックスが選択のために考慮される場合、アドバンストUEは、構成された仮想リソースプールにおける設定されたセカンダリリソースプール/サブプール領域内のすべてのチャネルインデックスを、プール/サブプールの由来にかかわらず、等しい選択確率で扱うことができる。したがって、このことは、チャネル選択が物理的/論理的リソースプール/サブプールベースで考慮されるときに、その設定されたプライマリリソースプール/サブプールからの輻輳トラフィックが、最も輻輳の少ない設定されたセカンダリリソースプール/サブプールへ直接的にあふれる、ケースを排除し得る。条件が許すとき、モード−2のTX UEは、そのもともと割り当てられたプライマリモード−2リソースプールにおいてまたは共有されたセカンダリモード−2リソースプールにおいて、SAおよび関連データTBの一方または両方を送信してもよく、これにより、その指定されたプライマリモード−2リソースプール/サブプールにおいてトラフィックの増加に起因したデータ衝突を低減または排除する。
方法900は、セルラー基地局(BS)910、サイドリンクメッセージ送信を実行するアドバンストUE(TX UE)920、および、モード2通信リソースプール/サブプールにおいてサイドリンクメッセージを監視および復号する受信UE(RX UE)930を参照して、説明される。
ステップ801で、TX UEおよび複数のRX UEの両方が起動し、ネットワーク制御下で、サイドリンク通信に参加しサイドリンク通信を許可されることを要求する。初期セットアップ段階では、ステップ911で、TX UEおよびRX UEの両方が、ローカルBSから、サイドリンクリソースプールおよびサブプールの設定情報についてのブロードキャストシグナリングを受信して復号し、ここで、SIB−18が、使用のために拡張され得る。
次に、ステップ912で、UE920,930の両方は、モード2リソースプール/サブプールの共有領域に関する設定情報についてのさらなる専用ブロードキャストシグナリングを、さらにSIBを介して910BSから受信する。TX UE920は、サイドリンク通信を使用してメッセージを送信することを意図しているので、TX UE920は、ステップ913および921において、それぞれ、RRCコネクションを確立し、ローカルBS910への送信のために複数のサイドリンクリソースを要求する。ステップ914において、基地局910は、モード2送信リソースプール/サブプールを割り当てる。
サイドリンクリソース選択はモード−2動作の間にBSの支援を必要としないので、TX UE920は、ステップ922で、BS910とのRRCコネクションを解放する。
ステップ923で、TX UE920のメディアアクセス制御(MAC)層は、その内部の上位層から(例えば、アプリケーション層から発信される)メッセージパケットを受信し、トータルのデータTBサイズを計算し、サイドリンクリソースプールでメッセージを転送するために必要とされる、データリソースブロック(RB)の量を決定する。
ステップ924で、TX UE920は、ステップ914でBSによって指定されたSA部分およびデータ部分の両方に渡って、モード2リソースプール/サブプールでのサイドリンクリソース使用量を測定する。そのメジャメントは、サイドリンクリソース利用率を決定するために、SAおよびデータTB群を復号することからのブロックエラーレート(BLER)の計算、SA部分リソースおよびデータ部分リソースにおけるエネルギーレベルをセンシングすること、または、これらの組み合わせに基づいていてもよい。
TX UE920のMAC層は、その上位層からメッセージパケットを定期的に受信する可能性があるので、指定されたモード2リソースプール/サブプールにおけるサイドリンクチャネルメジャメントは、定期的に実行される。
メジャメントの結果/成果に基づいて、TX UE920は、その指定されたモード2リソースプール/サブプールが輻輳しているかどうかを判断し、そのSCIの送信およびデータTBの送信に潜在的に使用され得る、空いているSA部分リソースおよびデータ部分リソースを観察する。その指定されたプール/サブプールが高いトラフィック量を経験している場合、ステップ925において、UE920は、他のモード2リソースプール/サブプールに対してサイドリンクチャネルメジャメントを実行する。UE920は、適切な選択を行うために、設定された/事前設定された1つまたは複数の共有領域を有する、すべてのモード2プールおよびサブプールを監視する必要がある可能性がある。
ステップ926で、TX UE920は、設定された共有領域を有する(その指定されたもの以外の)モード2プール/サブプールの選択を行い、そして、メッセージSCIが1つのプール/サブプールで搬送されるべきであり且つ関連するデータTB群の一部または全部が選択されたプール/サブプールで搬送されるべきであると決定される場合に、仮想リソースプールを組み立てる。したがって、仮想リソースプールは、TX UEの指定されたプール(ホスト)に対して、選択されたモード2プール/サブプール(ゲスト)の1つまたは複数の共有データ領域をプラスした、組み合わせであり、このため、ホストゲスト関係/関連を形成する。この仮想リソースプール構成は、図9を参照して以下にさらに説明される。
ステップ927で、メッセージ送信のための仮想リソースプールが構築されると、TX UE920は、クロスサブプールスケジューリングのために、SAリソースおよびデータリソースの選択を行い、ここで、SAリソースは、ホストプールの仮想SA部分から選択され、データリソース群は、仮想データ部分から選択されることになる。
ステップ928で、TX UE920は、クロスモードスケジューリングのためにSCIおよびデータTB群を準備し、ここで、SCIは、ステップ926で選択されたモード2プール/サブプールのpool_IDを含み、リソース割り当てパラメータ群は、構築された仮想データ部分に基づいて導出される。
ステップ929−1および929−2で、TX UE920は、構築された仮想リソースプールの、仮想SA部分から選択されたリソースを用いてメッセージSCIを送信し、仮想データ部分から選択されたリソース群を用いて関連データTB群を送信する。
RX UE930については、サイドリンク受信に関連する機能931が、ステップ932,933,934で提供される。
ステップ932で、RX UE930は、SAリソース群を継続的に監視し、モード2プール/サブプールのSA部分からのSCIを復号する。
ステップ933において、復号されたSCI(ホスト)および取得されたpool_ID(ゲスト)のリソースプール/サブプールに基づいて、RX UE930は、仮想リソースプールを組み立てる。次に、ステップ934で、データリソース割り当てパラメータ群に基づき、UE930は、構築された仮想データ部分から関連データTB群を取り出すことに進む。
その後、902に示すように、ステップ923以降が繰り返され、反復プロセスが提供される。
図9は、本発明の実施形態による、クロスサブプール共有およびスケジューリングの方法1000を示す。方法1000は、クロスサブプールスケジューリングおよび送信を伴う、モード2のUEについて示されている。
セルラー基地局によって事前設定または設定されたサイドリンクモード2リソーススーパープール1001は、設定可能な長さの持続時間、およびシステム帯域幅の設定可能な周波数サイズを有し、SC期間(j+1)について1005によって示されるように、SC期間ごとにそれ自体を繰り返す。モード2スーパープール1001は、3つの時分割多重化されたサブプール1002,1003,1004を含み、それぞれがSC期間および1つまたは複数の共有領域を有しており、個々に、設定/事前設定される。
サブプール1 1002については、SAリソース部分およびデータリソース部分は、1つのローカライズされた共有領域がデータ部分の終わりに設定/事前設定された状態で、周波数多重化される。この構造は、モード2スーパープールSC期間(j+1)内の1006で繰り返される。
サブプール2 1003については、SAリソース部分およびデータリソース部分は、2つの分散された共有領域がデータ部分に設定されている状態で、周波数多重化されている。この構造は、モード2スーパープールSC期間(j+1)内の1007で繰り返される。
サブプール3(1004)については、SAリソース部分およびデータリソース部分は、両方の部分全体が共有領域として設定/事前設定されている状態で、周波数多重化される。この構造は、モード2スーパープールSC期間(j+1)内の1008で繰り返される。
第1のUE(UE_1)は、上記のモード2スーパープール構造および複数の共有領域で設定されたアドバンストUEであり、サイドリンクメッセージ送信について指定されたモード−2リソースサブプールとしてサブプール1で割り当てられている。UE_1は、複数のサイドリンクメッセージ1101,1106を送信し、各サイドリンクメッセージは、SCIブロックおよび2つのデータTBを含む。UE_1は、モード2スーパープールSC期間ごとに、複数のメッセージを送信することができる。
サブプール1における第1のメッセージ送信1101の間に、第1のUEは、また、サブプール1SC期間(k)のSA部分1102およびデータ部分1103の両方において、サイドリンクチャネルメジャメントを実行する。第1のUEは、定期的にサイドリンクメッセージを送信する必要があるので、サブプール1の後続のSA部分1108およびデータ部分1109において定期的にサイドリンクチャネルメジャメントを実行して、指定されたサブプールにおけるリソース利用を監視する。
サブプール1 1103のデータ部分におけるサイドリンクチャネルメジャメントの間に、第1のUEは、リソース利用率の増加を観察し、高いトラフィック量を経験する可能性があり、このため、次のデータサブプールの複数の共有領域1105において、そのリソース利用率を決定するために、サイドリンクチャネルメジャメントをトリガする可能性がある。
SC期間(j)の間の1103および1105についてのサイドリンクメジャメント結果に基づいて、UE_1は、後続のモード2スーパープールSC期間(j+1)における第2のメッセージ送信のためにサブプール2データ部分の複数の共有領域を利用することを決定する。第2のメッセージ送信1106は、データサブプール2の複数の共有領域で送信された第2の複数のデータTB1107を含む。
第2のメッセージ送信1106のためにデータサブプール2の複数の共有領域を利用するために、UE_1は、最初に、SC期間(k+1)からホストプール1006としてもともと指定されているサブプール1と、SC期間(m+1)のゲストプール1306としてのデータサブプール2 1304および1305の複数の共有領域とを結合することによって、仮想リソースプールを組み立てる。したがって、その仮想リソースプールは、1300で示されるように、SC期間(k+1)1301にSC期間(m+1)1302の共有領域を加えた長さに等しい、仮想リソースプール長1303を有する。データリソース選択およびそのリソース割り当てパラメータ(例えば送信パターン)は、結合された仮想データ部分に基づくべきである。
第2のUE(UE_2)も、上記のモード2スーパープール構造および複数の共有領域で設定/事前設定されているアドバンストUEであり、サイドリンクメッセージ送信のための指定されたモード−2リソースサブプールとしてサブプール2で割り当てられている。UE_1と同様に、UE_2は、複数のサイドリンクメッセージ1201,1206を送信し、各サイドリンクメッセージは、SCIブロックおよび2つのデータTBを含む。メッセージ1201,1206は、モード2スーパープールSC期間ごとに送信される。
サブプール2における第1のメッセージ送信1201の間に、第2のUEはまた、サブプール2SC期間(m)のSA部分1202およびデータ部分1203の両方において、サイドリンクチャネルメジャメントを実行する。第2のUEは、定期的にサイドリンクメッセージを送信する必要があるので、サブプール2の後続のSA部分1208およびデータ部分1209において、定期的にサイドリンクチャネルメジャメントを実行して、指定されたサブプールにおけるリソース利用を監視する。UE_2加入サービスの一部として、第2のUEは、(たとえば、処理電力消費が重要な関心事ではない車両UEのための)モード2サブプール3で送信されているメッセージも監視および受信する。したがって、第2のUEは、サブプール3の共有領域1204,1205においても、サイドリンクチャネルメジャメントを定期的に実行してもよいが、メジャメント頻度は、サブプール2に比べて少なくてもよい。
モード2スーパープールSC期間(j+1)の間に、UE_2は、その指定されたサブプール2期間の終わりに向かって複数のパケットの遅い到着を受信する。サブプール3における1204および1205のサイドリンクメジャメント結果に基づいて、1207によって示されるように、第2のUEは、第2のメッセージのデータTB群を送信するために、サブプール3のデータ領域の共有領域を利用することを決定する。
第2のメッセージ送信1206のためにデータサブプール3の複数の共有領域を利用するために、UE_2は、最初に、SC期間(m+1)からホストプール1007としてもともと指定されているサブプール2と、SC期間(n+1)のゲストプール1405としてのデータサブプール3 1404の共有領域とを結合することによって、仮想リソースプールを組み立てる。したがって、仮想リソースプールは、1400によって示されるように、SC期間(m+1)1401に期間(n+1)1402の複数の共有領域を加えた長さに等しい、仮想リソースプール長1403を有する。データリソース選択およびそのリソース割り当てパラメータ(例えば送信パターン)は、結合された仮想データ部分に基づくべきである。
有利には、本発明の実施形態は、既存のLTEベースのサイドリンク通信リソースプール構造に基づいて、共有リソース群の設定可能な1つまたは複数の領域を提供し、これにより、アドバンストサイドリンク送信装置は、他の未指定または二次指定のリソースプール/サブプールから、十分に活用されていないサイドリンクリソースを柔軟に利用することができる。これは、共通リソースプールが複数のサービス間で共有するために割り当てられてサービス間送信衝突のリスクを最小にして、プライマリ指定サイドリンク通信リソースおよび/またはセルラー通信リソースにおける輻輳を軽減または防止し、(サイドリンクリソースを再設定する必要なしに)同じセル内の複数のサービスの、急速に変化するトラフィック要求または不均一な需要に対応するために、用いられてもよい。そのようにして、要求されるQoSおよびサイドリンク通信性能は、保持され得る。
本発明の実施形態は、後方互換性のあるエンハンストサイドリンクリソースプール構造を提供し、これにより、同じリソースプールまたはリソースサブプール内で同時に動作する、レガシー通信デバイスおよびアドバンストサイドリンク通信装置の共存を可能にする。この点に関して、複数のレガシーサイドリンク通信デバイスは、設定可能な「共有領域群」に関する追加の設定情報要素の知識を持たない可能性があり、したがって、レガシーシグナリングを介して示される、設定されたリソースプールまたはサブプールを、サイドリンク制御およびデータTB送受信における競合のために利用可能なチャネルリソース群と見なしている。さらに、付加的な設定された情報要素群は、アドバンストサイドリンクデバイスにて復号可能であり、且つ、レガシーシグナリングを介して示される設定されたプライマリ指定リソースに加えて、必要に応じて使用するために設定可能なセカンダリ指定チャネルリソース群または競合のための利用可能なチャネルリソース群全体の一部を示すために、設計されている。
サイドリンクの制御およびデータTBの送信のためのリソース競合が個別に行われる、モード−2または他の自律的なモードのサイドリンク通信の場合、アドバンストサイドリンク通信装置では、プライマリリンクプールまたはサブプール、および、1つまたは複数のセカンダリ指定リソースプールまたはサブプールの「共有領域群」から構築されている、仮想リソースプールまたはサブプールは、監視されるための、全体の周期的なチャネルリソースと見なされてもよい。観察からもたらされる利用可能なチャネルリソース群における1つまたは複数のチャネルは、サイドリンクおよび/またはデータTBの送信に使用されるためにさらにランダムに決定されてもよく、このアプローチの利点は、チャネル選択が論理リソースプールまたはサブプールベースで行われる場合、最も混雑したリソースプールから最も混雑の少ないリソースプール/サブプールへ流出する輻輳を除去することである。
データメッセージの周期的送信により適している繰り返しサイドリンク制御期間を有する既存のサイドリンクリソースプール構造設計と比較して、設定可能な共有領域を有するエンハンスト構造および関連する方法は、時間に敏感なデータパケットを次の指定されたサイドリンク制御期間サイクルまで延期または遅延させる必要なしに、トリガされたイベントおよび遅延不耐性タイプの交通安全警告メッセージ(delay-intolerant type road safety warning messages)のタイムリな配信のための手段を提供する。
同様に、2つの連続する指定されたリソースプールまたはサブプールの間の他のリソースプールまたはサブプールにおける共有領域群を有するエンハンストリソースプールは、遅れて到着したパケットが、他のプールまたはサブプールにおける共有領域を使用して直ちに送信される、ことを可能にし、これにより、遅延を減らしスケジューリングの複雑さを軽減する。
本明細書および特許請求の範囲(もしあれば)において、「含む(comprising)」という語ならびに「含む(comprises)」および「含む(comprise)」を含むその派生語は、記載された整数のそれぞれを含むが、1つまたは複数のさらなる整数の包含を排除しない。
本明細書全体を通して「一実施形態(one embodiment)」または「一実施形態(an embodiment)」への言及は、その実施形態に関連して説明された、特定の特徴(feature)、構造(structure)、または特性(characteristic)が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれる、ことを意味する。したがって、本明細書を通して様々な箇所での「一実施形態では(in one embodiment)」または「一実施形態では(in an embodiment)」という句の出現は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の組み合わせで任意の適切な方法で組み合わせることができる。
法令に従って、本発明を構造的または方法的な特徴に多かれ少なかれ特有の言葉で説明した。
本明細書に記載された手段は本発明を実施する好ましい形態を含むので、本発明は、示されまたは記載された特定の特徴に限定されない、ことを理解すべきである。したがって、本発明は、当業者によって適切に解釈される(もしあれば)添付の特許請求の範囲の適切な範囲内のその形態または修正のいずれかで、請求される。
この出願は、2016年9月26日に出願されたオーストラリア仮特許出願第2016903889号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (8)

  1. ダイレクト通信をサポートするアドバンスト無線通信システムにて使用され、リソースプールの柔軟な共有を提供する方法であって、
    前記リソースプールは、1または複数のリソースサブプールからなり、
    前記リソースサブプールは、制御領域と、データ領域とからなり、
    前記制御領域及び前記データ領域は、それぞれ、共有領域および/または固定領域からなり、
    ダイレクト通信を行う第1UEが、第1のリソースプールを基地局によって割り当てられ、第1のリソースサブプールの制御領域から第1のサイドリンク制御情報(SCI)用のリソース、前記第1のリソースサブプールのデータ領域から第1のデータ送信用のリソースを基地局によって割り当てられ、
    前記第1UEが、前記第1のリソースプールに含まれる1または複数のリソースサブプールの制御領域およびデータ領域に含まれる共有領域を設定され、
    前記第1UEが、前記設定された共有領域と関連づけられたダイレクト通信チャネルの利用率を測定し、
    前記第1UEが、データ送信のために、前記第1のデータ送信用リソース、および、前記利用率の測定対象である1または複数のリソースサブプールのデータ共有領域、から前記測定された利用率に基づいて1または複数のデータ用リソースを選択し、
    前記第1UEが、1または複数の第2UEへ、前記第1UEによって選択された前記データ用リソースが含まれるリソースサブプールを識別するSCIを前記第1のSCI用リソースにおいて送信し、
    前記第1UEが、前記1または複数の第2UEへ、前記SCIと関連づけられたデータを、前記選択された1または複数のデータ用リソースにおいて送信する、
    方法。
  2. 前記共有領域は、前記基地局によって設定される、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記共有領域は、ブロードキャストシグナリングによって設定される、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記共有領域は、事前設定される、
    請求項1記載の方法。
  5. 前記SCIは、選択された第1のリソースサブプール及び第2のリソースサブプールの両方またはいずれかを識別する、プール識別子(pool_ID)を含む、
    請求項記載の方法。
  6. 前記第1UEは、前記測定された第1のリソースプールのデータ領域のダイレクト通信チャネルの利用率、さらに、前記第1UEによって測定された第2のリソースプールのデータ共有領域のダイレクト通信チャネルの利用率を基地局へ報告し、その応答として、前記データの送信のための前記第1のリソースプールあるいは前記第2のリソースプールのインジケータを前記基地局から受信前記インジケータで示されたリソースプールでデータ送信に使用するリソースサブプールを選択する、
    請求項1記載の方法。
  7. 前記複数のリソースサブプールは、時分割多重化または周波数分割多重化され
    請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記基地局によって割り当てられた第1のリソースサブプールと、前記第1UEによって選択された第2のリソースサブプールのデータ共有領域とで、1つの仮想リソースプールを形成すること、および、
    前記仮想リソースプールのスケジューリング部分において前記SCIを送信し、前記仮想リソースプールのデータ部分において前記SCIと関連づけられたデータを送信すること、
    を含む、
    請求項1記載の方法。
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