JP6438826B2 - ボンディング装置及びボンディング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ボンディング装置及びボンディング方法に係わり、特に、信頼性の高い及びボンディング方法に関する。
ダイ(半導体チップ)(以下、単にダイという)を配線基板やリードフレームなどのワークに搭載してパッケージを組み立てる工程の一部に、半導体ウエハ(以下、単にウエハという)からダイを分割する工程と、分割したダイをウェハからピックアップし、基板上に搭載又は既にボンディングしたダイに積層するボンディング工程とがある。
ダイボンダは、ボンディング工程を行う装置である。ダイボンダは、ボンディング工程を行うために、多くの駆動軸を有する。これらの駆動軸は、動作原点を有し、運転を終了させる時、又は電源喪失などで位置不明な時は、各駆動軸を動作原点に戻し、再稼働に備えている。
このような従来技術としては、特許文献1がある。特許文献1の技術は、動作原点位置にいる作業ヘッドをRAM(Random Accesses Memory)に記憶されている原点位置から移動量分だけ認識カメラを移動させ、作業ヘッドに設けられたノズルセンターを認識カメラで下から認識し、ノズルセンターと認識カメラのセンター位置と差分とを算出し、作業ヘッドの原点を補正している。
特開平10−093293号公報
しかしながら、昨今のパッケージの小型・薄型化、ダイの薄型化によるchip on chipの積層技術の発達により、ダイのボンディングはより厳しい一桁オーダーのμmの位置決めが必要になってきている。位置決め精度を高めるためには、ボンディング処理に関与するボンディングヘッド、撮像系、基板の搬送系などの実装ユニットの位置と回転角で規定される姿勢を正確に把握することが重要である。
しかしながら、特許文献1は、ボンディングヘッドの位置ずれを検出できるが、ボンディングヘッドの回転角ずれや認識カメラ自体の姿勢ずれを検出できない。
従って、本発明の目的は、ボンディング処理に関与する実装ユニットの姿勢ずれを考慮した動作原点を設定し(再設定含む。以下同じ。)、実装位置での位置決め精度の高いダイボンダ及びボンディング方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、ダイボンダ装置の稼働時(再稼働時含む。以下同じ。)に、撮像カメラの撮像視野に入る位置であって、ダイを吸着保持するコレットのコレット中心位置からオフセットした位置にボンディングヘッドに設けられたヘッド基準マークと実装位置に基板を搬送する搬送路に設けられた搬送基準マークとを用いて、搬送路の姿勢ずれ即ち基板Pの姿勢ずれに対する実装ユニットの姿勢ずれを検出し、動作原点を設定する。その実例を挙げれば、
本発明は、ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられた第1の基準マークと、
ダイ移送ツールに設けられた第2の基準マークと、
第1の基準マークを視野範囲内とする認識カメラと、
ダイ移送ツールが、第2の基準マークの位置を、第1の基準マークの位置と一定の関係にある位置に認識カメラの撮像視野内で移動することに基づき、認識カメラの原点若しくはダイ移送ツールの移動原点を補正する補正手段と、
を有するボンディング装置である。
また、本発明は、ダイ移送ツールが、ダイ移送ツールに設けられた第2の基準マークの位置を、ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられた第1の基準マークの位置と一定の関係にある位置に、第1の基準マークを撮像視野内とする認識カメラの視野内で移動することに基づき、認識カメラの原点若しくはダイ移送ツールの原点を補正する方法である、
ボンディング方法である。
ここで、ダイ移送ツールは、ダイをボンディングするボンディングヘッドの他、ウェハからピックアップするピックアップヘッド、中間ステージと何か他の場所の間を移動するヘッドを含む。また、一定の関係にある位置は、同じ位置を含む。すなわち、認識カメラが第1の基準マークを撮像している際、その第1の基準マークと同じ位置に第2の基準マークが見えるように、第2の基準マークを備えるダイ移送ツールを移動することを含む。なお、認識カメラは、実装カメラ、ピックアップカメラ等のボンディング装置でダイ若しくは基板を撮像する任意のカメラを含む。さらに、認識カメラの原点の補正とは、1)対象とする基準マークを撮像したカメラが、当該対象とする基準マークを当該カメラの撮像画像の中央に位置するよう当該カメラの位置を補正することを含む他、2)当該カメラで1)のように補正をした結果でも十分中央に当該基準マークが位置づけられない場合若しくは当該画像の中央から一定の閾値の範囲に当該基準マークが位置づけられた後は機械的な制度を求める代わりに内部の認識システムとして当該画像マークを当該画像の中央の位置と記憶手段に記憶することで補正することも含む。
さらに、本発明は、補正手段は、認識カメラの撮像視野内で第1の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、認識カメラの原点を補正する補正手段であってもよい。
また、本発明は、補正手段は、認識カメラの撮像視野内で第2の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、ダイ移送ツールの原点を補正する補正手段であってもよい。
さらに、本発明は、第1の基準マークは、第1−1の基準マークと第1−2の基準マークの2つの基準マークであり、いずれも基板を搬送する搬送路に設けられ、2つの第1の基準マークに基づき、ダイ移送ツールの原点を補正する補正手段と、を有してもよい。
また、本発明は、補正手段は、認識カメラが第1−1の基準マーク及び第1−2の基準マークを撮像することにより、認識カメラの原点を補正する手段であってもよい。
さらに、本発明は、補正手段は、認識カメラが撮像する第1−1の基準マーク位置に第2の基準マークを一致させるようダイ移送ツールを移動し、認識カメラが撮像する第1−2の基準マークの位置に第2の基準マークを一致させるようダイ移送ツールを移動することによって、ダイ移送ツールの原点を補正する手段であってもよい。
また、本発明は、認識カメラの原点の補正は、認識カメラの認識システムの位置ずれ若しくは方向ずれの補正であり、ダイ移送ツールの原点の補正は、ダイ移送ツールの位置ずれ若しくは方向ずれの補正であってもよい。
さらに、本発明は、第1の基準マークは、基板を搬送する搬送路若しくは中間ステージに備えられているボンディング装置であってもよい。ここで、第1の基準マークは、搬送路上の場合は、基板が搬送される通路の脇の部分、脇の周辺などが挙げられ、中間ステージ上の場合は、中間ステージ及びその脇の部分を含む。いずれにせよ、ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられればよい。
また、本発明は、補正方法は、認識カメラの撮像視野内で第1の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、認識カメラの移動原点を補正する補正方法であってもよい。
さらに、本発明は、補正方法は、認識カメラの撮像視野内で第2の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、ダイ移送ツールの移動原点を補正する補正方法であってもよい。
また、本発明は、補正方法は、基板を搬送する搬送路に設けられ、第1−1の基準マークと第1−2の基準マークの2つの基準マークである第1の基準マークに基づき、ダイ移送ツールの原点を補正する補正方法であってもよい。
さらに、本発明は、補正方法は、認識カメラが第1−1の基準マーク及び第1−2の基準マークを撮像することにより、認識カメラの原点を補正する方法であってもよい。
また、本発明は、補正方法は、認識カメラが撮像する第1−1の基準マーク位置に第2の基準マークを一致させるようダイ移送ツールを移動し、認識カメラが撮像する第1−2の基準マークの位置に第2の基準マークを一致させるようダイ移送ツールを移動することによって、ダイ移送ツールの原点を補正する方法であってもよい。
さらに、本発明は、認識カメラの原点の補正は、認識カメラの認識システムの位置ずれ若しくは方向ずれの補正であり、ダイ移送ツールの原点の補正は、ダイ移送ツールの位置ずれ若しくは方向ずれの補正であってもよい。
また、本発明は、第1の基準マーク若しくは第2の基準マークは、基板を搬送する搬送路若しくは中間ステージに備えられているボンディング方法であってもよい。
本発明によれば、ボンディング処理に関与する実装ユニットの姿勢ずれを考慮した動作原点を再設定し、実装位置での位置決め精度の高いダイボンダ及びボンディング方法を提供できる。
本発明に好適なダイボンダの第1の実施形態における本発明の第1の実施例の主要部の概略側面図である。 搬送路における実装撮像カメラ、ボンディングヘッドの状態を示す図である。 第1の実施例におけるボンディングヘッドの構造を模式的に示す図である。 実装撮像カメラとボンディングヘッドの姿勢ずれを検出するための実装撮像カメラとボンディングヘッドの動作を示す図である 図4に示す動作によって得られた結果を示し、(a)は実装撮像カメラの検出結果を示す図で、(b)はボンディングヘッドの検出結果を示す図である。 実装撮像カメラのX駆動軸を搬送基準マークの位置に動作させ、搬送基準マークを姿勢ずれによる再設定された動作原点としたときの図を示す図である。 撮像カメラの姿勢ずれの検出処理フローを示す図である。 処理によって得られた中間ステージ撮像カメラのボンディイングヘッドに対する姿勢ずれの検出結果を示す図である。 本発明に好適なダイボンダの第2の実施形態の主要部の概略側面図で、本発明の第4の実施例である。
以下に本発明の一実施形態を、図面等を用いて説明する。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態を説明するためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。
なお、本書では、各図の説明において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、説明の重複をできるだけ避ける。
図1は、本発明に好適なダイボンダの第1の実施形態における本発明の第1の実施例の主要部の概略側面図である。本ダイボンダ100は、ピックアップヘッド13でピックアップしたダイDを一度中間ステージ(保持位置)22に載置し、載置したダイDを本実施例の移送ツールであるボンディングヘッド23で再度ピックアップし、実装位置に搬送されてきた基板Pにボンディングし、実装する装置である。
ダイボンダ100は、ウェハ上のダイDの姿勢を認識する供給ステージ撮像カメラ11と、中間ステージ22に載置されたダイDの姿勢を認識する中間ステージ撮像カメラ21と、アタッチステージ32上の実装位置を認識する本実施例の認識カメラである実装撮像カメラと31とを有する。なお、本実施例では、中間ステージ撮像カメラ21が本発明におけるピックアップ撮像カメラとなる。
また、ダイボンダ100は、中間ステージ22に設けられた旋回駆動装置25と、中間ステージ22とアタッチステージ32の間に設けられたアンダビジョンカメラ41と、アタッチステージ32に設けられた加熱装置34と、制御装置50と、を有する。
アンダビジョンカメラ41はボンディングヘッド23が移動中に吸着しているダイDの状態を真下から観察し、加熱装置34はダイDをピックアップまたは実装し易くするためにそれぞれのステージ32を加熱する。
制御装置50、図示しないCPU(Central processor unit)、制御プログラム格納するROM(Read only memory)やデータ格納するRAM(Random access memory)、コントロールバスをなど有し、ダイボンダ100を構成する各要素を制御し、以下に述べる実装制御を行う。
本実施例でボンディング処理に関与する実装ユニットは、搬送系を構成するアタッチステージ32も含む搬送路60、実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23、中間ステージ撮像カメラ21及び中間ステージ22である。実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23及び中間ステージ撮像カメラ21は、実装位置を有する図2に示す実装面32mに平行な面内をX、Y方向に移動させるXY駆動軸を有し、実装面32mに直交する軸に対して回転する回転軸を有さない。中間ステージ22は、中間ステージ面22mを実装面32mに平行な面で中間ステージ22を回転させる旋回駆動装置25を有する。
なお、本実施例におけるY方向とは、ボンディングヘッド23が、中間ステージ22とアタッチステージ32と間を移動する方向であり、X方向とは、実装面32mに平行面内でY方向と直交する方向である。
ダイボンダでは、装置を稼働する時は、上記の駆動軸を動作原点に復帰させる処理を行う。実装ユニットにおいて原点復帰させる駆動軸は、実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23中間ステージ撮像カメラ21のX、Y駆動軸と、中間ステージ22の回転軸である。X、Y駆動軸の位置は、例として図1に示すボンディングヘッド23、実装撮像カメラ31のY方向の位置をそれぞれリニアスケール26、36で検出される。また、旋回駆動装置25は、図示しない回転角検出器を有する。
動作原点復帰の例としてボンディングヘッド23のY駆動軸について図2を用いて説明する。図2は、搬送路60における実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23の状態を示す図である。
ボンディングヘッド23のY駆動軸の位置は、リニアスケール26で検出される。
その端部側付近にフォトマイクロセンサ27などを設けて併用することもある。ボンディングヘッド23をフォトマイクロセンサ27などで検出することやリニアスケール26上の原点を検出することにより動作原点復帰を行う。同様にボンディングヘッド23のX駆動軸に対しても動作原点復帰を行う。なお、リニアスケール以外にもボールネジと回転モータのエンコーダの使用によりY駆動軸の位置を検出することができる。但し、リニアスケールのみでも原点位置を検出することもできる。ボンディングヘッド23のXY駆動軸と同様に、実装撮像カメラ31、中間ステージ撮像カメラ21のそれぞれのXY駆動軸に対して動作原点復帰を行う。また、中間ステージ22の回転軸に対しても光センサなどを用いて動作原点復帰を行う。なお。37は、実装撮像カメラ31のY駆動軸のフォトマイクロセンサである。同様にボンディングヘッド23のX駆動軸に対しても動作原点復帰を行う。ボンディングヘッド23のXY駆動軸と同様に、実装撮像カメラ31、中間ステージ撮像カメラ21のそれぞれのXY駆動軸に対して動作原点復帰を行う。また、中間ステージ22の回転軸に対しても光センサなどを用いて動作原点復帰を行う。なお。37は、実装撮像カメラ31のY駆動軸のフォトマイクロセンサである。
しかしながら、稼働する前後において、実装ユニット間に姿勢ずれが生じる。特に、実装に直接関与する搬送路60、実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23に姿勢ずれがあると、ダイDを実装位置に精度よく実装できない。
そこで、基板Pの姿勢ずれをもたらしている搬送路60に対するボンディングヘッド23、実装撮像カメラ31の姿勢ずれを検出し、これら3者の相関位置を定め、実装位置における位置決め精度を向上させる。
上記のことを実現するために、本実施例では次の2種類の基準マークを有する。
第1に、搬送路60の動作原点からの姿勢ずれを検出すために設けられた搬送基準マークHMである。本実施例では、図2に示すように、搬送路60の両側凸部にHM1,HM2を設ける。搬送基準マークHM1、HM2は、実装撮像カメラ31とボンディングヘッド23がY方向に移動する線に沿って、かつ、実装撮像カメラ31に撮像範囲に入るように設けられる。搬送基準マークHM1、HM2は、搬送路60とコントラストが採れ、撮像カメラの分解能で弁別できるほどの形状を有していればよい。なお、搬送基準マークHM1、HM2をアタッチステージ32上に所定距離離間した位置に設けてもよい。
第2に、ボンディンヘッド23に設けられたヘッド基準マークBMである。図3(a)は、本実施例でおけるボンディングヘッド23の構造を模式的に示す図である。基準マークBMは、ボンディングヘッド23を真上から撮像したときに、ダイDを吸着保持するコレット23Cの中心位置23cpが撮像カメラの撮像視野の中心位置と一致するように、コレット23Cの中心位置23cpからオフセットした位置に設けられている。また、撮像カメラの撮像面からヘッド基準マークBMまでの距離Lは、図3(b)に示す撮像カメラの焦点距離WDとなる位置になる距離、即ちL1+L2+L3となる。さらに、ヘッド基準マークBMは、マーク部23mとコントラストが採れ、撮像カメラの分解能で弁別できるほどの形状を有していればよい。例えば、黒点マークの他、マーク部23mに切欠きマークを設けてもよいし、マーク部23mにX方向又はY方向に平行な直線マークを設けてもよい。
次に、ボンディングヘッド23の構造を説明する。ボンディングヘッド23は、ダイDを吸着保持するコレット23Cと、コレット23Cを昇降させ、実装面32mに平行な2次元面上を移動する本体23Hと、ヘッド基準マークBMを有する撮像カメラ姿勢ずれ検出部23Kとを有する。ボンディングヘッド23は、コレットを実装面32mに平行面で旋回させる旋回軸を有していない。
撮像カメラ姿勢ずれ検出部23Kは、本体23Hから延在し、ヘッド基準マークBMが設けられたマーク部23mと、ヘッド基準マークBMの像をコレット23Cの中心位置23cpを通り、実装面32mに直交する中心軸23j上に導く光学系23oを有する。なお、図3(a)に示す中心位置23cpは、紙面に平行な辺上に便宜上示している。
本実施例では、光学系23oは、本体23Hの上部に設けられた2つのプリズム23p1、23p2と、それらを本体23Hに支持する光学系支持部23sとを有する。プリズム23p2は、その光軸が中心軸23jと一致するように設けられている。光学系としては、例えば他に、一端をヘッド基準マークBMに面し、他端を前記プリズム23p2の位置で撮像カメラの撮像面に面するように設けられたファイバースコープを用いてもよい。
まず、搬送路60を基準とした実装撮像カメラ31とボンディングヘッド23の姿勢ずれの検出方法と、実装撮像カメラ31のボンディングヘッド23に対する姿勢ずれの検出方法を図4、図5を用いて説明する。
図4は、実装撮像カメラ31とボンディングヘッド23の姿勢ずれを検出するための実装撮像カメラ31とボンディングヘッド23の動作を示す図である。図5は、図4に示す動作によって得られた結果を、搬送基準マークHM1、HM2を結ぶ破線で示す基準マーク直線HMLを基準に、実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23に対して示した図である。図5(a)は実装撮像カメラ31の結果を、図5(b)はボンディングヘッド23の結果を示す図である。図5(a)、図5(b)におけるHMMの位置は、搬送基準マークHM1、HM2の中点であり、仮想の搬送基準マークHMMを示す。
図4(a)に示すように、実装撮像カメラ31の撮像視野の中心位置が搬送基準マークHM1の中心位置と一致するように実装撮像カメラ31を移動させ、図5(a)に示す実装撮像カメラ31の搬送基準マークHM1からの位置(Xcg1,Ycg1)を得る。その後、図4(b)に示すように、ヘッド基準マークBMの中心位置が実装撮像カメラ31の撮像視野の中心位置に一致するようにボンディングヘッド23を移動させ、図5(b)に示すボンディングヘッド23の搬送基準マークHM1からの位置(Xbg1,Ybg1)を得る。
次に、実装撮像カメラ31とボンディングヘッド23を順次搬送基準マークHM2上に移動させ、搬送基準マークHM1上の処理を搬送基準マークHM2上に対しても行い、図5(a)、図5(b)にそれぞれ示す実装撮像カメラ31の搬送基準マークHM2からの位置(Xcg2,Ycg2)、ボンディングヘッド23の搬送基準マークHM1からの位置(Xbg2,Ybg2)を得る。Xは基板Pの搬送方向を正とし、Yはボンディングヘッド23がその動作原点から中間ステージ22に向かう方向を正とする。
図5に示す結果から、ボンディングヘッド23の基準マーク直線HMLに対する回転角ずれは、時計回りを正としてθbgとなり、実装撮像カメラ31の搬送基準マークHM1とHM2とを結ぶ基準マーク直線HMLに対する回転角ずれは、時計回りを正としてθcgとなる。また、実装撮像カメラ31のボンディングヘッド23に対する回転角ずれθbcは、時計回りを正としてθbg−θcgとなる。それぞれの回転角ずれは、必ずしも時計方向を正とする必要がない。要は同一回りに対して正とする必要がある。以下の説明でも回転角ずれは時計方向を正として行う。
仮に、ボンディングヘッド23が回転軸を有していれば、回転軸を基準マーク直線HML上に動作原点として移動させ、回転角ずれ−θbgだけ回転させれば、ボンディングヘッド23の移動軌跡Brが基準マーク直線HMLと一致する。本実施例では、ボンディングヘッド23が回転軸を有していないので、後述する中間ステージ22の回転によって行われる。
図6は、ボンディングヘッド23のX駆動軸の動作原点を搬送基準マークHM1に再設定した例である。図6において、当初又は前回の姿勢ずれ検出時の搬送基準マークHM1、HM2間の距離をLとすれば、今回の姿勢ずれ検出時ではΔYb伸びたことになる。しかし、ΔYbは実装撮像カメラ31が実装位置にきた時に、実装位置が視野範囲からずれるほど大きくはないので実際のボンディング時に実装撮像カメラ31で得られる像から補正できる。なお、X駆動軸の動作原点は、搬送基準マークHM1に限らずHM2でも中点であるHMMでもよい。
実装撮像カメラ31についても図6に示すボンディングヘッド23と同じ説明ができるので省略する。実装撮像カメラ31に移動軌跡は、ボンディングヘッド23の移動軌跡Brと基準マーク直線HMLと一致する。実装撮像カメラ31の動作原点は、ボンディングヘッド23の動作原点の搬送基準マークHM1と必ずしも一致しなくてもよい。
実装撮像カメラ31についても図6に示すボンディングヘッド23と同じ説明ができるので省略する。実装撮像カメラ31の再設定された位置の動作原点は、搬送基準マークHM1であり、回転角の動作原点は、中間ステージ22の回転によって実装撮像カメラの搬送路60に対する回転角ずれθcgを補正し、当初の動作原点に維持する。
次に、ボンディングヘッド23を介して中間ステージ撮像カメラ21の姿勢ずれ原点復帰を図7、図8を用いて説明する。図7は、中間ステージ撮像カメラの姿勢ずれの検出処理フローを示す図である。図8は、処理によって得られた中間ステージ撮像カメラ21のボンディイングヘッド23に対する姿勢ずれの検出結果を示す図である。
図7の検出フローを実施する前に、動作原点に復帰をしても、中間ステージ撮像カメラ21の視野中心位置21cが中間ステージ22の回転軸と一致していない、即ち姿勢ずれがある場合は、中間ステージ撮像カメラ21を移動し一致させる。
まず、図8に示すように、ボンディングヘッド23を中間ステージ撮像カメラ21の撮像視野の中心位置21cを通る一点鎖線上にY方向に平行移動させ、ヘッド基準マークBMの撮像BM1を得る(S1)。その後、ボンディングヘッド23をX方向に所定距離平行移動させ、その時のヘッド基準マークBMの撮像BM2を得る(S2)。所定距離平行移動は、Y方向であってもよい。
図8に示すように、ヘッド基準マークBMをX方向に平行して移動させたにも拘らず、ヘッド基準マークBM1,BM2を結び直線が傾斜していることは、中間ステージ撮像カメラ21がボンディングヘッド23に対して傾斜していることを示し、即ち回転角ずれθabを得る(S3)。ヘッド基準マークBM1はコレット23Cの中心位置23cp上にあることから、BM1と実装撮像カメラ31の撮像視野の中心位置21cとのずれが、中間ステージ撮像カメラ31のボンディングヘッド31に対する位置ずれとなり、位置ずれ(Xab、0)を得る(S4)。なお、ヘッド基準マークBMがX方向又はY方向に直線形状の直線マークの場合は、S2を行うことなく、直線マークに対する中間ステージ撮像カメラ21の撮像視野の中心位置21cを通る一点鎖線の傾きによって回転角ずれθabを得ることができる。
その後、中間ステージ22を回転させ各実装ユニットの回転角ずれを補正するが、回転によって位置ずれが生じないように、各ユニットのX位置が直線上に乗るように姿勢ずれ原点位置を補正する。具体的には、ボンディングヘッド23及び実装撮像カメラ31の位置の原点位置を−Xab移動させる。この結果、中間ステージ撮像カメラ21の位置動作原点は、ボンディングヘッド23、実装撮像カメラ31の位置の動作原点と一致し、搬送基準マークHM1からXabずれた位置となる。
回転角ずれの補正は、中間ステージ撮像カメラ21による回転角ずれθabだけでなく、搬送路60の搬送基準マークHMによって得られる実装撮像カメラの回転角ずれθcg、ボンディングヘッド23の実装撮像カメラ31に対する回転角ずれθbcを合わせた回転角ずれに対して行う必要がある。それ故、中間ステージ撮像カメラ21の搬送路60に対する全回転角ずれθagは、式(1)、又は、式(2)となる。中間ステージ22を−θag回転させ、動作原点再設定に対する回転角ずれの補正を行う。
θag=θcg+θbc+θab (1)
=θcg+(θbg−θcg)+θab
=θbg+θab (2)
以上説明した動作原点設定後、ダイDの実装処理を行う。
なお、式(2)によれば、ボンディングヘッド23が回転軸を有すれば、すべての実装ユニットの搬送路60に対する回転角ずれを補正できることを示している。
なお、本実施例では、搬送基準マークHMを好適な場所として搬送路60に設けた。すなわち、搬送路上に基準マークがある場合は、ダイを基板にボンディングする位置である搬送路で補正が出来るため、より精度が高く補正できるが、実装位置の姿勢ずれを検出できる場所であってダイ移送ツールの一例であるボンディングヘッドが移動できる範囲内であれば、例えば、中間ステージ、及びその周辺等、どこでもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、実装ユニットの搬送路60に対する姿勢ずれ、即ち搬送路60に正しい姿勢で載置された基板Pに対する各実装ユニットの姿勢ずれを補正でき、実装位置における位置決め精度を向上させることができる。
次に、姿勢ずれの検出方法の第2の実施例を説明する。第1の実施例では、ボンディングヘッド23の搬送路60に対する姿勢ずれ検出を、実装撮像カメラ31の搬送路60に対する姿勢ずれ検出を2つの搬送基準マークHMに対して同時に行ったが、本実施例では、まず、実装撮像カメラ31の搬送路60に対する姿勢ずれ検出をまず行い、次にボンディングヘッド23の実装撮像カメラ21に対する姿勢ずれを検出する。
本実施例における実装撮像カメラ31の姿勢ずれ検出は、第1の実施例と実施の仕方は同じである。また、ボンディングヘッド23の実装撮像カメラ21に対する姿勢ずれ検出は、図8に示す中間ステージ撮像カメラのボンディングヘッド23に対する姿勢ずれ検出処理と同様に行う。即ち、図8に対する説明において、中間ステージ撮像カメラを実装撮像カメラ31に置き換える。まず、図8に示すように、ボンディングヘッド23を撮像撮像カメラ31の撮像視野の中心位置31cを通る一点鎖線上にY方向に平行移動させ、ヘッド基準マークBMの撮像BM1を得る(S11)。その後、ボンディングヘッド23をX方向に所定距離平行移動させ、その時のヘッド基準マークBMの撮像BM2を得る(S12)。所定距離平行移動は、Y方向であってもよい。
図8に示すように、ヘッド基準マークBMをX方向に平行して移動させたにも拘らず、ヘッド基準マークBM1,BM2を結び直線が傾斜していることは、実装撮像カメラ31がボンディングヘッド23に対して傾斜していることを示し、即ち回転角ずれを得ることができる(S13)。ヘッド基準マークBM1はコレット23Cの中心位置23cp上にあることから、BM1と実装撮像カメラ31の撮像視野の中心位置31cとのずれが、実装撮像カメラ31のボンディングヘッド31に対する位置ずれとなる。但し、第1の実施例では、中間ステージ撮像カメラ21のボンディングヘッド23に対する姿勢ずれであるので対し、本実施例では、ボンディングヘッド23の実装撮像カメラ31に対する姿勢ずれを検出する。
第2の実施例においても、第1の実施例と同様な効果を奏することができる。
さらに、姿勢ずれ検出方法の第3の実施例を説明する。第1、第2の実施例では、一定距離離れた2つの搬送基準マークを用いて、実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23搬送路60に対する姿勢ずれを検出した。第3の実施例は、アタッチステージ32を含めた搬送路60に設けられた1つの搬送基準マークHM、例えばヘッド基準マークHM1を用いて行う。
第3の実施例では、1つの搬送基準マークHMに対して実装撮像カメラ31をX方向又はY方向に平行に移動させ、その時の1つの搬送基準マークHMの軌跡から、搬送路60に対する実装撮像カメラ31に対する姿勢ずれを検出する。即ち、図7、図8において撮像カメラに対するボンディングヘッド23の有するヘッド基準マークBMを移動させたが、本実施例では、固定された搬送基準マークHMに対して実装撮像カメラ31を移動させて、実装撮像カメラ31の搬送路60に対する姿勢ずれを検出する。その後のボンディングヘッド23の実装撮像カメラ31に対する姿勢ずれ検出を、実施例2と同様に行う。
第3の実施例においても、第1の実施例と同様な効果を奏することができる。
次に、本発明の第4の実施例を説明する。第4の実施例は、本発明に好適なダイボンダの第2の実施形態であり、図9を用いて説明する。第2の実施形態のダイボンダ200は、第1の実施例とは異なり、中間ステージ22がなく、ボンディングヘッド23が、ウェハ(保持位置)Wから直接ダイDをピックアップし、アタッチテーブル32の実装位置に直接ボンディングする装置である。
第2の実施形態では、供給ステージ12上のウェハW上のダイDの姿勢を確認する供給ステージ撮像カメラ11がピックアップ撮像カメラとなる。即ち、実装ユニットを構成するのは、搬送路60のほか、実装撮像カメラ31、ボンディングヘッド23及び供給ステージ撮像カメラ11となる。
第2の実施形態では、供給ステージ撮像カメラ11を第1の実施形態の中間ステージ撮像カメラ21と、供給ステージ12を第1の実施形態の中間ステージ22とすることにより、実施例1乃至3を適用することができる。
第4の実施例においても、第1の実施例と同様な効果を奏することができる。
次に、本発明の第5の実施例を説明する。第5の実施例は、本発明に好適なダイボンダの第3の実施形態である。第3の実施形態は、フリップチップボンダである。フリップチップボンダは、ダイDをウェハWからピックアップし、受け渡しのために反転させると共に、実装位置を有する実装面32mに平行な面内で回転可能なピックアップヘッド13を有し、ボンディングヘッド23がピックアップヘッド13でダイDを反転した位置(保持位置)でダイDを吸着保持し、実装位置にボンディングする。反転した位置が実施例1の中間ステージ22に対応する。それ以外の構成は、ダイボンダの実施形態1と同じである。従って、実施例1乃至3をダイボンダの本実施形態3に適用できる。
第5の実施例においても、第1の実施例と同様な効果を奏することができる。
11:供給ステージ撮像カメラ 12:供給ステージ
13:ピックアップヘッド 21:中間ステージ撮像カメラ
21c:中間ステージ撮像カメラの撮像視野の中心位置
22:中間ステージ 23:ボンディングヘッド
23C:コレット 23cp:コレットの中心位置
23j:コレット中心軸 23m:マーク部
23o;光学系 23p1、23p2:プリズム
23s:光学系支持部 23K:撮像カメラ姿勢ずれ検出部
23H:ボンディングヘッドの本体 25:旋回駆動装置
26: リニアスケール 27:タッチセンサ
31:実装撮像カメラ
31c:実装撮像カメラの撮像視野の中心位置
32:アタッチステージ 32m:実装面
34:加熱装置 36:リニアスケール
37:フォトマイクロセンサ 41:アンダビジョンカメラ
60:搬送路 100,200:ダイボンダ
D:ダイ(半導体チップ) BM、BM1、BM2:ヘッド基準マーク
HM、HM1、HM2:搬送基準マーク HML:基準マーク直線
P:基板 W:ウェハ
θag:中間ステージ撮像カメラの搬送路に対する全回転角ずれ
θab:中間ステージ撮像カメラのボンディングヘッドに対する回転角ずれ
θbc:ボンディングヘッドの実装撮像カメラに対する回転角ずれ
θbg:ボンディングヘッドの基準マーク直線に対する回転角ずれ、
θcg:実装撮像カメラの基準マーク直線に対する回転角ずれ

Claims (16)

  1. ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられた第1の基準マークと、
    前記ダイ移送ツールに設けられた第2の基準マークと、
    前記第1の基準マークを視野範囲内とする認識カメラと、
    前記ダイ移送ツールが、前記第2の基準マークの位置を、前記第1の基準マークの位置と一定の関係にある位置に前記認識カメラの撮像視野内で移動することに基づき、前記認識カメラの原点または前記ダイ移送ツールの原点を補正する補正手段と、
    を有するボンディング装置。
  2. 前記補正手段は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第1の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記認識カメラの原点を補正する手段である、
    請求項1記載のボンディング装置。
  3. 前記補正手段は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第2の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記ダイ移送ツールの原点を補正する手段である、
    請求項1記載のボンディング装置。
  4. 前記第1の基準マークは、第1−1の基準マークと第1−2の基準マークの2つの基準マークであり、
    前記補正手段は、記第−1の基準マークおよび第1−2の基準マークに基づき、前記ダイ移送ツールの原点を補正する手段であ
    請求項記載のボンディング装置。
  5. 前記補正手段は、前記認識カメラが前記第1−1の基準マークおよび前記第1−2の基準マークを撮像することにより、前記認識カメラの原点を補正する手段である、
    請求項4記載のボンディング装置。
  6. 前記補正手段は、前記認識カメラが撮像する前記第1−1の基準マーク位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動し、前記認識カメラが撮像する前記第1−2の基準マークの位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動することによって、前記ダイ移送ツールの原点を補正する手段である、
    請求項4または5記載のボンディング装置。
  7. 前記認識カメラの原点の補正は、前記認識カメラの認識システムの位置ずれまたは方向ずれの補正であり、
    前記ダイ移送ツールの原点の補正は、前記ダイ移送ツールの位置ずれまたは方向ずれの補正である、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のボンディング装置。
  8. 前記第1の基準マークは、基板を搬送する搬送路または中間ステージに備えられている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のボンディング装置。
  9. ダイ移送ツールが、前記ダイ移送ツールに設けられた第2の基準マークの位置を、前記ダイ移送ツールの移動範囲内に設けられた第1の基準マークの位置と一定の関係にある位置に、前記第1の基準マークを撮像視野内とする認識カメラの視野内で移動することに基づき、前記認識カメラの原点または前記ダイ移送ツールの原点を補正する補正方法を有する、
    ボンディング方法
  10. 前記補正方法は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第1の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記認識カメラの移動原点を補正する方法である、
    請求項9記載のボンディング方法。
  11. 前記補正方法は、前記認識カメラの撮像視野内で前記第2の基準マークが移動したことによる軌跡に基づき、前記ダイ移送ツールの移動原点を補正する方法である、
    請求項9記載のボンディング方法。
  12. 前記補正方法は、基板を搬送する搬送路に設けられ、第1−1の基準マークと第1−2の基準マークの2つの基準マークである前記第1の基準マークに基づき、前記ダイ移送ツールの原点を補正する方法である、
    請求項9記載のボンディング方法。
  13. 前記補正方法は、前記認識カメラが前記第1−1の基準マークおよび前記第1−2の基準マークを撮像することにより、前記認識カメラの原点を補正する方法である、
    請求項12記載のボンディング方法。
  14. 前記補正方法は、前記認識カメラが撮像する前記第1−1の基準マーク位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動し、前記認識カメラが撮像する前記第1−2の基準マークの位置に前記第2の基準マークを一致させるよう前記ダイ移送ツールを移動することによって、前記ダイ移送ツールの原点を補正する方法である、
    請求項12または13記載のボンディング方法。
  15. 前記認識カメラの原点の補正は、前記認識カメラの認識システムの位置ずれまたは方向ずれの補正であり、
    前記ダイ移送ツールの原点の補正は、前記ダイ移送ツールの位置ずれまたは方向ずれの補正である、
    請求項9乃至14のいずれか1項に記載のボンディング方法。
  16. 前記第1の基準マークまた前記第2の基準マークは、基板を搬送する搬送路または中間ステージに備えられている、請求項9乃至15のいずれか1項に記載のボンディング方法。
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