JP2004288824A - 電子部品装着装置のキャリブレーション法及びその方法を用いた装置 - Google Patents

電子部品装着装置のキャリブレーション法及びその方法を用いた装置 Download PDF

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師岡博明
Yuji Ishizawa
石沢勇治
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Abstract

【課題】部品認識カメラの座標系と基板認識カメラの座標系との相互間における偏差を、簡単かつ迅速に補正することができるカメラ位置補正用方法を提供することを目的とする。
【解決手段】両認識方法で可能な冶具部品30を用い、まずは、冶具部品30を部品認識カメラ16で撮像する撮像工程と、次に、冶具基板を基板認識カメラ17で撮像する撮像工程と、次に、冶具部品を装着する装着工程と、続いて、装着後の冶具部品30のマークを基板認識カメラにより部品中心を求め、各々求めた基板認識カメラ17の認識中心位置とのずれ量を算出する算出工程と、ずれ量に基づいて、基板認識カメラ17または部品認識カメラ16の座標系を補正する補正工程とを備えたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品装着装置などにおいて、部品認識カメラの座標系と基板認識カメラの座標系との相互間における偏差を補正するカメラ位置の偏差補正方法およびその装置、並びにカメラ位置補正用の治具基板と治具部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品装着装置では、装置本体に搬入した基板上の基板マークあるいはICマークを基板認識カメラで撮像して基板の位置認識を行うと共に、基板に装着する電子部品を部品認識カメラで撮像して位置認識を行い、これらの認識結果に基づいて、電子部品の位置補正を行った後これを基板に装着するようにしている。
この場合、部品認識カメラの座標系と基板認識カメラの座標系とが、X・Y方向および角度θ(以下「θ」として表現する)において完全に一致していないと、たとえ補正を行っても基板に電子部品を正確に装着することはできない。
【0003】
このため、特開平5−10746の段落「0004」に記載されてるように、従来の電子部品装着装置では、装置を設置したとき或いは温度変化等を考慮して定期的(装置稼働時等)に、部品認識カメラの座標系と基板認識カメラの座標系との相互間の偏差を補正するようにしている。具体的には、装置本体に搬入した治具基板に、治具部品を上記の手順で装着し、治具基板上における設計上の装着位置と実際の装着位置とのずれ量を、別途用意した計測装置で計測し、この計測結果を電子部品装着装置に入力して、部品認識カメラの座標系および基板認識カメラの座標系の偏差の補正を行うようにしている(同時に装置本体の絶対基準座標系に対する補正も行う)。
【特許文献1】
特開平5−10746
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の電子部品装置では、両認識カメラの座標系を補正するのに、計測装置が必要となると共に、治具基板の移送や計測等、その補正作業が煩雑かつ時間がかかるものとなっていた。しかも、複数の治具部品を用いて上記の装着および計測を複数回行い、ずれ量の平均値を出す必要があった。
本発明は、部品認識カメラの座標系と基板認識カメラの座標系との相互間における偏差を、簡単かつ迅速に補正することができると共に、精度良く補正することができる認識カメラ位置の偏差補正方法およびその装置、並びにカメラ位置補正用の治具部品および治具基板を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の各カメラ位置の偏差補正方法は、図1に示す電子部品装着装置1の基板固定部に搬入された治具基板20上のマークを位置認識する基板認識カメラ17の座標系と、治具基板20上に装着する治具部品30を位置認識する部品認識カメラ16の座標系との相互間の偏差を補正するカメラ位置の偏差補正方法において、
撮像することにより各認識カメラの認識中心に対する部品中心の座標系上のずれ量を求めるため、各認識カメラで認識可能な治具部品30を用い、治具部品を吸着した状態で既座標系上で、治具部品30を部品認識カメラ16で撮像する撮像工程と、撮像工程で撮像した撮像結果から治具部品の部品中心を求める工程と、次に基板認識カメラ17で治具基板20上にある各種マークを認識し治具基板の基準位置からのずれ量と治具部品30を装着する位置をそれぞれ算出するずれ量算出工程と、ずれ量算出工程で算出したずれ量に基づいて、治具基板20に治具部品30を装着させる装着工程と、次に、装着した治具部品30と治具基板20上での装着ずれ量を求めるため、基板認識カメラ17でマークを撮像し認識した治具基板20上の治具部品の中心位置と、治具基板上のマークから求めた治具部品を装着すべき中心位置とのずれを計算し、そのずれ量から基板認識カメラ17と部品認識カメラ16の座標系を補正する補正工程とを備えている。
【0006】
この構成によれば、先ずそれぞれの既座標系上において、治具基板20を基板固定位置に搬入された、治具基板20上のマークを基板認識カメラ17により撮像することで、基板認識カメラ17の認識中心に対する各マーク中心の座標系上のずれ量が認識される。この撮像により治具基板の総合ずれ量と傾きが求まる。次に、治具部品30を治具基板20の所定位置に装着するため治具部品30を吸着し、部品認識カメラ16で撮像した結果から治具部品30の部品中心を求め、その結果と治具基板20の総合ずれ量と傾きを基に治具基板の所定位置に治具部品30を装着する。
【0007】
続いて、基板認識カメラ17で該装着した治具部品30に付加されている複数個のマークを撮像しその結果から、治具基板20上の治具部品30の中心位置を求める。治具基板20のマークから求めた治具部品装着中心位置と、装着された治具部品30から求めた治具基板20上の治具部品中心位置のずれ量が、各認識カメラ相互間の偏位となる。そして、この偏位に基づいて基板認識カメラ17または部品認識カメラ16の座標系を補正すれば、基板認識カメラ17の座標系と部品認識カメラ16の座標系とが合致する。すなわち、既座標系(設計上の座標系)の偏差を、各認識カメラにより治具基板20と治具部品30を認識し治具基板20に装着し、さらに、装着された治具部品30を基板認識カメラ17により認識することで各座標系の補正をすることができる。
この構成によれば、装置本体の絶対基準座標系に対し、水平面内における基板認識カメラの取付角度および部品認識カメラの取付角度の誤差に基づく偏差をも補正することができる。
【0008】
この構成によれば、装着ヘッドが、絶対基準座標系に基づいて支持部材に固定されているため、電子部品の基板への装着を、より高精度で行うことができる。
請求項3の治具部品において、被撮像パターンは、それぞれが前記ずれ量を認識可能で且つ中心を同一とする部品パターン部と部品マーク群で構成されていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る認識カメラ位置の偏差補正方法およびその装置、並びに認識カメラ位置補正用の治具基板と治具部品を適用した電子部品装着装置について説明する。この電子部品装着装置1は、一般的に呼ばれている多機能部品装着機であり、チップコンデンサやチップ抵抗などの表面実装部品、およびQFPICなどの多リード部品などの各種の電子部品を実装可能に構成されている。
図1は電子部品装着装置の概略図であり、同図に示すように、電子部品装着装置1は、部品供給部12と、中央部から少し後方で左右方向に延在する基板搬送路15と、電子部品装着装置1の前部(図示の下側)に配設した部品供給部12と、電子部品装着装置1の前部に移動自在に配設したXY移送部14を備えている。
【0010】
XY移送部14には、電子部品を吸着および装着するための吸着ヘッド部13にノズル13aが搭載されている。ノズル13aは垂直方向方向に移動可能な機構を備えている。また、吸着ヘッド部13には、支持部材に取り付けるようにして、基板認識カメラ17が搭載されている。この装置では部品供給部12の脇部の位置に部品認識カメラ16が配設されている。
【0011】
この電子部品装着装置1では、表面実装部品などの小さい電子部品は、部品供給部12から供給され、多リード部品など大きい電子部品は、図示しないトレイ形式の部品供給部から供給される。また、基板は、基板搬送路15により左方から供給されて電子部品装着装置1の中央の基板固定部に搬入され、右方に排出される。例えば、XY移送部14を用いての電子部品の実装では、XY移送部14により、吸着ヘッド部13を部品供給部12から、所望の電子部品を吸着し、次にこの電子部品を部品認識カメラ16の位置まで移送させ位置認識し、更に吸着ヘッド部13aを基板の所定の位置まで移送させて、基板認識カメラ17で基板に付いているマーク等を認識し基板位置を求めた後、電子部品を基板に装着する。その際、部品認識カメラ16の認識結果に基づいて、設計値A(吸着ヘッド部のノズル位置)と吸着した電子部品との間の位置補正が行われ、基板認識カメラ16の認識結果に基づいて、設計値B(基準位置からの位置)と基板の実装位置との間の位置補正が行われる。
【0012】
基板搬送路15は、中央の基板固定部と、左側の搬入搬送路と、右側の搬出搬送路とを有している(図示では省略)。基板は、基板搬送路15により左方から供給されて電子部品装着装置1の中央の基板固定部に搬入される。そして、電子部品の装着が完了した基板は、基板固定部から右方に排出される。この場合、基板搬送路15の搬入側には供給待機状態の基板が有り、また基板搬送路15の排出側には排出待機状態の基板が有り(図示では省略)、これら基板は順送りで搬送される。なお、基板固定部における基板に電子部品を装着する場合、装置全体の絶対基準座標系の原点は基板先端付近にある突起部(図示では省略)である。
部品供給部12は、多数のテープフィーダ11aを横並びに配設したものである。各テープフィーダ11aには、キャリアテープ(図示では省略)に装填された状態で電子部品が収容され、電子部品はテープフィーダ11aの先端から1つずつ供給される。
【0013】
XY移送部14は、装置1の左右両端部に配設した一対の軸に案内されて、前後方向(Y軸方向)に移動するY軸3を有している。XY移送部14の軸右部のボールねじおよびこれを回転させるY軸モータ(いずれも図示省略)により、Y軸方向(前後方向)に進退する。
一方、X軸2を有し、上記の駆動系と同様に、ボールねじおよびX軸モータ(いずれも図示省略)の構成で、上記の吸着ヘッド部13をX軸方向(左右方向)に進退させる。このように、吸着ヘッド部13は、X軸方向およびY軸方向、すなわち水平面内において移動自在となっている。
【0014】
吸着ヘッド部13には、ノズル13aおよび基板認識カメラ17とを備えている。また、ノズル13aは、垂直方向方向に移動可能な機構を備えている。基板認識カメラ17は、各基板のマーク等を認識するものであり、マーク等の特定なものが電子部品の装着位置の基準マークとなる。そして、吸着ヘッド部13の下端部取り付けられているノズル13aには、図外の真空吸引装置に接続している。なお、吸着ヘッド部13には、ノズル13aを介して電子部品を水平面内で回転させるモータ(図示省略)が組み込まれている。
図2、3に示す治具部品30および治具基板20は、基板を位置認識する基板認識カメラ17の座標系と、電子部品を位置認識する部品認識カメラ16の座標系との相互間の偏差を補正するためのものであり、この補正は、吸着ヘッド部13で移送した治具部品30を、部品認識カメラ16で撮像し、これを認識する。続いて、基板固定部に搬入されている治具基板20の所定の部位を基板認識カメラ17で認識して、装置の絶対基準座標系に対する基板認識カメラ17の座標系の偏差を補正するようにすると共に、治具基板20の所定位置に部品認識カメラ16で撮像し、認識した治具部品30を装着する。次に、治具基板20に装着された治具部品30を基板認識カメラ17で撮像し、治具基板上の治具部品の中心位置を認識する。そして前記求めた位置と治具基板上の基準マークから求めた位置から相互間の偏差を求める。
【0015】
治具部品30は、図2に示すように、方形のベース面に描いた部品パターン34と部品マーク群33a、b、c、dで構成されている。ベースは、剛性を考慮して1〜2mm厚程度のガラスで構成され、部品パターン34は、このベースに酸化クロムを蒸着して構成されている。部品パターン34は、中心を同一位置35とする部品マーク群33a、b、c、dと、中抜き部分で構成されている。部品マーク群33a、b、c、dは基板認識カメラ17で認識し易い丸パターン4個の図柄となっている、また部品パターン部34は部品認識カメラ16で認識し易いリード部品に似せた図柄となっており、外周部にリードに相当する方形の多数のパターン要素35を等間隔に並べ、全体として方形の輪郭を有している。
治具基板20は、図3に示すように方形に形成されている。
【0016】
治具基板20上の表面には、治具基板固定時の傾き及び絶対基準座標系の原点からの補正量を求めるため、図3に示すように3隅にマーク20a、b、cを描きその中の1つが治具基板の基板基準マーク20aとして描かれている。また治具基板20の中央付近に前期治具部品30を装着するための装着基準マーク21a、b、c、dが描かれている。装着基準マーク21a、b、c、dは基板基準マーク20aを原点として各位置関係が設定されている。
次に、治具部品30および治具基板20を用いた上記の補正方法を説明する前に、図4を参照して、この電子部品装着装置1の制御装置100について簡単に説明する。同図に示すように、制御装置100には、XY移送部14介して吸着ヘッド部13をXY方向に移動させるXモータ101およびYモータ102と、吸着ヘッド部13に搭載したθモータ(回転)103とが接続されている。Xモータ101、Yモータ102およびθモータ103は、それぞれXモータドライバ104、Yモータドライバ105およびθモータドライバ106を介して、これらを統括制御するCPU107に接続されている。同様に、基板認識カメラ16および部品認識カメラ17は、それぞれ基板映像処理部108および部品映像処理部109を介して、CPU107に接続されている。
【0017】
また、CPU107にはメモリ110が接続されており、メモリ110には、これらモータ104,105,106や認識カメラ16,17を制御するための設計値データやその他の各種データが記憶されると共に、後述する補正データが記憶されるようになっている。補正データは、後述する偏位の算出作業により更新され、CPU107は設計値データを補正データで補正して、これらモータ104,105,106や認識カメラ16,17を制御する。なお、各認識カメラ(CCDカメラ)16,17による撮像対象物の認識は、撮像結果を各画像処理部108,109で各種処理等を行った後、これをCPU107で演算処理することで、行われる。
【0018】
次に、基板認識カメラ16および部品認識カメラ17の偏差補正方法について、説明する。この偏差補正方法では、図2に示す治具部品30を図3に示す治具基板20に装着し、治具部品の装着中心位置と治具基板の所定装着位置とのずれ量を求める事により、絶対基準座標系に対する基板認識カメラ17の座標系の偏位の補正が行われると共に、絶対基準座標系に対するXY移送部14の移動時の座標系の角度偏差の補正も含まれ行われ、基板認識カメラ17の座標系に対する部品認識カメラ16の座標系の偏位の補正も行われる。したがって、同時に、実際の座標系の補正では、ノズル13aの中心位置の補正も行われる。
【0019】
図5は、基板固定部に搬入された治具基板20上に治具部品30を装着したイメージ図であり、治具基板20は、絶対基準座標系(基板位置決め座標系)上で位置決めされている。この場合、基板位置決めXY座標からみたXY移送部14の駆動XY座標の設計寸法に対する治具部品30の位置ずれおよび角度ずれを調整するための補正データを求め、この補正データに基づいて、XY 座標系を基準として補正を行う。なお、XY移送部14に搭載された基板認識カメラ17の走査座標センターが、XY移送部14(すなわち吸着ヘッド部13)14の駆動XY座標の位置座標と一致する。
具体的には、治具基板20を基板固定部に搬入し、図6の動作フローで補正データを求める。図6のS1(治具基板マーク認識)では、XY移送部14に搭載された基板認識カメラ17を、そのセンター位置が基板基準マーク20a、マークb、cの位置に合致するように、順次設計値に従って移動させ、撮像して、その認識を行う。そして、図6のS2(基板誤差量「Δx1、Δy1、θ1」の算出)では、一時保存するこの認識結果の内基板基準マーク20aのずれ量と治具基板20の傾き(基板認識カメラ17の走査座標でのカメラセンターからみたマークセンター位置座標の差)をメモリ110に 「Δx1、Δy1、θ1」として、一時保存する。
【0020】
「Δx1、Δy1、θ1」は下記の計算で求める。
マーク20a、20b、20cの論理座標をそれぞれA(Xa、Ya)、B(Xb、Yb)、C(Xc、Yc)とし、それぞれの座標でのマーク認識結果(マークずれ量)をA1(Xa1、Ya1)、B1(Xb1、Yb1)、C1(Xc1、Yc1)とする。
絶対座標のXY軸は直交であり、基板認識カメラ17のXY軸もまた直交とする。絶対座標のXY軸に対し基板認識カメラ17がθ(C0)傾いて取り付けてあるとすると、A1、B1、C1は、絶対座標のXY軸を基準にすると以下のように変換される。
A2(Xa1*cos(C0)−Ya1*sin(C0)、Xa1*sin(C0)+Ya1*cos(C0))
B2(Xb1*cos(C0)−Yb1*sin(C0)、Xb1*sin(C0)+Yb1*cos(C0))
C2(Xc1*cos(C0)−Yc1*sin(C0)、Xc1*sin(C0)+Yc1*cos(C0))
計算式が煩雑になるためそれぞれの変換結果を
A2(Xa2、Ya2)、B2(Xb2、Yb2)、C2(Xc2、Yc2)とする。
基板基準マーク20a、マーク20b、20cの絶対座標A0、B0、C0はそれぞれ以下のようになる。
A0(Xa+Xa2、Ya+Ya2)
B0(Xb+Xb2、Yb+Yb2)
C0(Xc+Xc2、Yc+Yc2)
次に、論理座標と絶対座標の角度差分は即ち基板搬入角度θ1であり、以下のようにして求めることが出来る。
基板基準マーク20aから見たマーク20cの論理座標のベクトルは、VL(Xc−Xa、Yc−Ya)であり、基板基準マーク20aから見たマーク20cの絶対座標のベクトルは、VR(Xc+Xc2−Xa−Xa2、Yc+Yc2−Ya−Ya2)である。
各々のベクトル角度θL、θRは以下のように計算できる。
θL= tan−1((Yc−Ya)/(Xc−Xa))
θR= tan−1((Yc+Yc2−Ya−Ya2)/(Xc+Xc2−Xa−Xa2))
【0021】
論理座標と絶対座標の角度差分θ1はθ1=θR−θL
以上から、「Δx1、Δy1、θ1」が算出される。
Δx1=Xa1*cos(C0)−Ya1*sin(C0)
Δy1=Xa1*sin(C0)+Ya1*cos(C0)
θ1=θR−θL
次に、図6のS3(治具部品認識準備)では、治具部品30を治具基板20に装着するため吸着ヘッド部13を部品供給部12へ移動させ、吸着ヘッド部13にあるノズル13aで治具部品30を吸着し、部品認識カメラ16のセンター位置(視野中心)にノズル13aの位置が合致するように、設計値に従って移動させる。
ここで、図6のS4(治具部品認識)では、部品認識カメラ16により治具部品30の認識を行う、図6のS5(部品誤差量「Δx2、Δy2、θ2」の算出)では、この認識結果(部品認識カメラ16の走査座標でのカメラセンターからみた治具部品センター位置座標の差と傾き)をメモリ110に 「Δx2、Δy2、θ2」として、一時保存する。
誤差量「Δx2、Δy2、θ2」は下記の計算で求める。
絶対座標のXY軸は直交であり、部品認識カメラ16のXY軸もまた直交とする。絶対座標のXY軸に対し部品認識カメラ16がθ(C1)傾いて取り付けてあるとすると、部品認識結果(カメラ中心に対するオフセット量)をR1(Xr、Yr、θr)とするとR1は、絶対座標のXY軸を基準にすると以下のように変換される。
【0022】
R2(Xr*cos(C1)−Yr*sin(C1)、Xr*sin(C1)+Yr*cos(C1)、θr+C1)
従って、
Δx2=Xr*cos(C1)−Yr*sin(C1)
Δy2=Xr*sin(C1)+Yr*cos(C1)
θ2=θr+C1となる。
次に、図6のS6(治具基板へ治具部品の装着)では、ヘッド部13に取り付けてある基板認識カメラ17のセンター位置(視野中心)に部品装着のマーク位置が合致するように、設計値に従って移動させ、認識してS5で取得した結果(21a〜21d)を基に演算し、治具部品30を垂直方向方向に移動可能なノズル13aで装着(駆動部図示せず)する。
装着位置を求める計算方法の一例を下記に表す。
21bの基板マークを認識するための移動目標座標は、21bの論理座標をD(Xd、Yd)として、20aから見た21bの論理座標のベクトルVL1は、VL1(Xd−Xa、Yd−Ya)となる。
【0023】
基板は絶対座標のXY軸に対しθ1傾いていることがS2で検証されているから、20aから見た21bの絶対座標のベクトルVR1はVL1に対してθ1回転していることになる。
VR1((Xd−Xa)*cos(θ1)−(Yd−Ya)*sin(θ1)、((Xd−Xa)*sin(θ1)+(Yd−Ya)*cos(θ1))
一方20aのマークは絶対座標に対し(Δx1、Δy1)オフセットしているため、マークの移動目標となる21bの絶対座標D0(Xd0、Yd
0)は以下の通りとなる。
Xd0=(Xd−Xa)*cos(θ1)−(Yd−Ya)*sin(θ1)+Δx1
Yd0=(Xd−Xa)*sin(θ1)+(Yd−Ya)*cos(θ1) + Δy1
絶対座標D0(Xd0、Yd0)でのマーク認識結果をD01(Xd01、Yd01)とする。
基板認識カメラ17は絶対座標のXY軸に対してθ(C0)傾いて取り付けてあるから、
D01は、絶対座標のXY軸を基準にすると以下のように変換される。
D02(Xd01*cos(C0)−Yd01*sin(C0)、Xd01*sin(C0)+Yd01*cos(C0))
【0024】
最終的なマークの絶対座標D00(Xd00、Yd00)は以下のとおり
Xd00=Xd0+Xd01*cos(C0)−Yd01*sin(C0)
Yd00=Yd0+Xd01*sin(C0)+Yd01*cos(C0)
装着座標と21bのマーク座標は同一であることから、吸着ヘッド部13にあるノズル13aの回転中心が移動すべき最終搭載絶対座標P(Xp、Yp)は以下のようにして計算出来る。
ノズル13aの回転中心から見た部品中心の絶対座標とその傾きは、S6よりΔx2、Δy2、θ2として求められている。
部品は絶対座標に対してθ2傾いており、基板は絶対座標に対してθ1傾いているから、装着姿勢をθP、認識姿勢をθRとすると
最終的に回転補正すべき角度θP0、
θP0=θP+θ1−θR−θ2となり、
回転補正後のノズル13aの回転中心から見た部品中心の絶対座標は、
Δx2z=Δx2*cos(θP0)−Δy2*sin(θP0)
Δy2z=Δx2*sin(θP0)+Δy2*cos(θP0)
になる。
最終的なノズル13aの回転中心の装着目標絶対座標は、
Xp=Xd00−Δx2z
Yp=Yd00−Δy2zになる
他の方法として装着位置のマークを認識せず、S2で取得した結果とS5の結果を基に演算し、治具部品30を垂直方向方向に移動可能なノズル13aで装着しても良い。
【0025】
次に、図6のS7(基板認識カメラによるIC位置認識)では、吸着ヘッド部13に取り付けてある基板認識カメラ17のセンター位置(視野中心)に治具基板20上に装着された治具部品30に描かれているICマーク33a、cの位置に合致するように、順次設計値に従って移動させ、撮像してその認識を行う。
計算方法の一例を下記に示す。
部品上のマーク33a、33cが、部品中心に対してそれぞれ、AA(Xaa、Yaa)、CC(Xcc、Ycc)
の相対位置にあるとすると、基板と部品にずれが無いものとした場合に、基板認識カメラ17が移動すべき目標絶対座標AAA(Xaac、Yaac)、CCC(Xccc、Yccc)は以下のように計算される。
基板は絶対座標に対してθ1傾いているから、AA(Xaa、Yaa)、CC(Xcc、Ycc)もθ1回転している事になり、変換を行った結果AAz、CCzは以下の通りとなる。
【0026】
AAz(Xaa*cos(θ1)−Yaa*sin(θ1)、Xaa*sin(θ1)+Yaa*cos(θ1))
CCz(Xcc*cos(θ1)−Ycc*sin(θ1)、Xcc*sin(θ1)+Ycc*cos(θ1))
続いて、基板上の部品中心位置は既にS6で求められているD00(Xd00、Yd00)なのであり、
Xaac=Xd00+Xaa*cos(θ1)−Yaa*sin(θ1)
Yaac=Yd00+Xaa*sin(θ1)+Yaa*cos(θ1)
Xccc=Xd00+Xcc*cos(θ1)−Ycc*sin(θ1)
Yccc=Yd00+Xcc*sin(θ1)+Ycc*cos(θ1)
が求められる。
AAC(Xaac、Yaac)、CCC(Xccc、Yccc)を論理座標として、S2と同様の計算過程を行えば、部品上のマーク33a、33cの絶対座標が求められる。
【0027】
つまり、図6のS8(各種装着補正データの算出)では、S7で求めた絶対座標系(基板位置決め座標系)上で位置決め中心位置とS6で求めた部品装着中心位置との差分が基板認識カメラ17の座標系に対する部品認識カメラ16のXY座標系の装着補正データとなり、角度差分が傾き装着補正データとなる。
以上のように、本実施形態によれば、治具部品30と治具基板20を用いて、絶対基準座標系に対する基板認識カメラ17の座標系と部品認識カメラ16の座標系の偏位の補正が行われるため、基板認識カメラ17の座標系と部品認識カメラ16の座標系との間の偏位、つまりこれら認識カメラ16,17の座標系と絶対基準座標系との間の偏位を、極めて正確に補正することができる。
特に、基板認識カメラ17の座標系と部品認識カメラ16との間の偏位は、治具部品30をそれぞれの認識カメラ16,17で認識することで検出可能となるため、簡単かつ迅速に補正することができる。また、専用の治具部品30と治具基板20を用い、且つこれを認識し易いように製作しているために正確に行われ、全体として補正を精度良く行うことができる。したがって、電子部品を基板に高精度で且つ安定して実装することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明のカメラ位置の偏差補正方法およびその装置によれば、治具部品と治具基板を用い、両認識カメラのそれぞれの既座標系(設計上の座標系)を、各認識カメラにより治具部品と治具基板を認識し装着し、再度基板認識カメラで認識することで補正することができる。
部品認識カメラの座標系と基板認識カメラの座標系との相互間における偏差を、装置に余分な機構を付加することをしないため、既に出荷した装置においても、簡単かつ迅速に補正データを取得することができると共に、精度良く位置補正することができる。したがって、電子部品を基板に高精度で且つ安定して装着することができ、装置の信頼性を高めることができる。
また、本発明のカメラ位置補正用の治具部品の厚みの影響は既存の技術で充分補うことが可能であり、本発明では、パターン認識を正確に行うことができ、電子部品等における位置補正等の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子部品装着装置の平面図である。
【図2】実施形態の偏差補正方法に用いる治具部品の平面図である。
【図3】実施形態の偏差補正方法に用いる治具基板の平面図である。
【図4】電子部品装着装置の制御系を表したブロック図である。
【図5】治具基板に治具部品を装着した状態を表したイメージ図である。
【図6】絶対基準座標系におけるXY移送部の移動角度ずれとを考慮した状態で、基板認識カメラの座標系および部品認識カメラの座標系の偏位を求める動作フロー図である。
【符号の説明】
1 電子部品装着装置
2 X軸
3 Y軸
11 リール
11a テープフィーダ
12 部品供給部
13 吸着ヘッド部
13a ノズル
14 XY移送部
15 基板搬送路
16 部品認識カメラ
17 基板認識カメラ
20 治具基板
20a 基板基準マーク
20b、c マーク
21a、b、c、d 装着基準マーク
30 治具部品
32 被撮像パターン
33a、b、c、d 部品マーク群
34 部品パターン部

Claims (3)

  1. 治具基板上のマークを位置認識する基板認識カメラの座標系と、治具基板に装着する治具部品の位置認識する部品認識カメラの座標系との相互間の偏差を補正する位置の偏差補正方法において、
    前記各認識カメラにより治具部品の中心位置の座標系上のずれ量を認識可能な治具部品を用い、前記治具部品の姿勢を保持した状態で当該治具部品を前記部品認識カメラで撮像する撮像工程と、前記治具基板上のマークを前記基板認識カメラで撮像する撮像工程と、両認識カメラで撮像した撮像結果から、前記治具部品を前記治具基板に装着する装着工程と、装着した治具部品のマークを前記基板認識カメラで撮像し、求めた認識中心位置と前記治具基板のマークから前記基板認識カメラで求めた部品装着中心位置とのずれ量を算出するずれ量算出工程と、前記ずれ量算出工程で算出したずれ量に基づいて、前記基板認識カメラあるいは前記部品認識カメラの座標系を補正する補正工程とを備えたことを特徴とするカメラ位置の偏差補正方法。
  2. 治具基板上のマークを位置認識する基板認識カメラの座標系と、治具基板に装着する治具部品の位置認識する部品認識カメラの座標系との相互間の偏差を補正する位置の偏差補正装置において、
    前記各認識カメラにより治具部品の中心位置の座標系上のずれ量を認識可能な治具部品を用い、前記治具部品の姿勢を保持した状態で当該治具部品を前記部品認識カメラで撮像する撮像手段と、前記治具基板上のマークを前記基板認識カメラで撮像する撮像手段と、両認識カメラで撮像した撮像結果から、前記治具部品を前記治具基板に装着する装着手段と、装着した治具部品のマークを前記基板認識カメラで撮像し、求めた認識中心位置と前記治具基板のマークから前記基板認識カメラで求めた部品装着中心位置とのずれ量を算出するずれ量算出手段と、前記ずれ量算出工程で算出したずれ量に基づいて、前記基板認識カメラあるいは前記部品認識カメラの座標系を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするカメラ位置の偏差補正装置。
  3. 前記治具部品上の被撮像パターンは、それぞれが前記ずれ量を認識可能で且つ中心を同一とする部品パターン部と部品マーク群で構成されていることを特徴とする請求項1、2に記載のカメラ位置補正用の治具部品。
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