JP6435134B2 - 液体調味料 - Google Patents

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塩味が増強された液体調味料に関する。
食塩(塩化ナトリウム)の過剰摂取は、人の健康に悪影響を与えることから、食塩含量の高い食品、特にしょうゆやしょうゆ加工品などからの食塩摂取に対する関心が増加している。そのため、食塩の過剰摂取を防ぐ目的で、食塩含量の低い減塩しょうゆや低塩しょうゆを使用する機会が増えているが、これらの減塩・低塩しょうゆは塩味が不足しているため、継ぎ足しで使用されることも多く、結果として食塩の摂取低減にはつながらないという問題がある。
この問題を解決するため、調味料の成分のうち、食塩の一部を塩化カリウムで代替して塩味を増強する技術が知られており、また塩化カリウムが有する特有の異味をマスキングして塩味を付与する技術も提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。この他、オルニチン、グリシンエチルエステル等の塩味増強物質を添加する技術も知られている(例えば、非特許文献1,2参照)。
ジペプチドの呈味性については、化学合成したジペプチドを中心に詳細に調べられており、また、蛋白質加水分解物中の呈味性ペプチドについても多数検討されている(例えば、非特許文献4参照)が、これらの呈味性を有するペプチドの多くは、食品の品質を低下させる苦味も有している。
一方、鰹節抽出残渣からの呈味向上作用を有する新規ペプチド(特許文献4参照)や、魚醤中の旨味成分からの新規ペプチドが開発されている(特許文献5参照)。さらに、塩味増強作用を有するものとして、グルタミン酸を含むペプチド(特許文献6参照)、アルギニンを含むジペプチド(非特許文献5参照)、イソロイシルセリン等が知られている(特許文献7参照)。また、液体調味料などにおける風味を改善・増強するジペプチドとして、Trp―Val、Trp―Tyr、Tyr―Trp、Trp―Ile、Trp―Leu、末端がピログルタミン酸であるピログルタミルジぺプチド(特許文献8,9参照)等が公知である。ジペプチドを含む食品中の成分は、存在する構成要素によって呈味性が変化することが知られており、特に一部のジペプチドは単体では苦味を有するものの、NaCl共存化で甘味や旨味を有することが知られている(非特許文献6参照)。
特開昭59−55165号公報 特開2006−166750号公報 国際公開第06/114918号 特開2002−255994号公報 特開2003−104997号公報 国際公開第09/113563号 特開2012−165740号公報 特開2006−160649号公報 特開2012−29616号公報
「Agric.Biol.Chem.」,1989年,第53巻,第6号,p.1625 「Biosci.Biotech.Biochem.」,1995年,第59巻,第1号,p.35 「Biosci.Biotech.Biochem.」,1999年,第63巻,第3号,p.555 「日本食品科学工学会誌」,1999年,第46巻,第8号,p.501−507 「J.Agric.Food Chem」,2011年,第59巻,p.12578−12588 「FISHERIES SCIENCE」,2002年,第68巻,p.921−928
本発明の課題は、最終的な食塩摂取量を減らすため、同じ食塩濃度の調味料と比べた場合に、より塩味が増強された液体調味料を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、ジペプチドHis−Leuを特定量以上、および/または、His−Valを特定量以上、液体調味料中に含有させることにより、同じ食塩濃度の調味料よりも液体調味料の塩味が強くなり好ましい味になることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、
1)ジペプチドHis−Leuを2.0μg/ml以上、および/または、His−Valを10μg/ml以上含有する液体調味料、
に関する。
本発明によれば、同濃度の食塩を含む液体調味料よりも、塩味が増強された液体調味料を得ることができ、最終的な食塩摂取量を減らすことが可能となる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の液体調味料のベースとなる調味料としては、醤油または、醤油様調味料が挙げられる。「醤油」とは、天然醸造醤油(濃口醤油,淡口醤油,白醤油,溜醤油,再仕込醤油,生醤油等)、速醸醤油、アミノ酸混合醤油、これら天然醸造醤油若しくは速醸醤油を脱塩して得られる減塩醤油若しくは低食塩醤油等をいう。また、「醤油様調味料」は、「醤油」と同様の用途で用いられる調味料であり、「醤油」と同様の用途で用いるものであれば、醤油麹に由来する原料(例えば、大豆や小麦)が醤油様調味料の製造に使用されていなくてもよい。醤油様調味料には、果汁・野菜汁、エキス類、だし類、糖類、調味料、酒類、酸味料、香料等の副原料が混合されていてもよい。本発明においては、醤油または、醤油様調味料は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いられる。
本発明の液体調味料は、醤油または醤油様調味料をベースにした液体調味料であってもよく、例えばドレッシング、めんつゆ・なべつゆ・だしつゆ等のつゆ類、焼き肉・焼き鳥・納豆等用のたれ類等が挙げられる。
本発明の液体調味料は、液体調味料に塩味を付与するためのジペプチドHis−Leu,His−Valを特定量以上含有させることにより得られる。塩味増強効果が顕著に発揮される含有量としては、His−Leuは2.0μg/ml以上が好ましく、10μg/ml以上がより好ましい。一方、His−Valの含有量は、10μg/ml以上が好ましく、50μg/ml以上がより好ましい。これらのジペプチドは、それぞれ単独で塩味増強効果を有するが、より塩味増強効果を発揮させるために組み合わせて含有させてもよい。
本発明の液体調味料中のジペプチドHis−Leu,His−Valは、通常の液体調味料中には十分な量が含まれていないため醸造・発酵によって増やすか、別に添加する必要がある。醸造・発酵によって増やす、もしくは添加するジペプチドを構成するアミノ酸はL体、D体どちらの場合でも使用できるが、特にL体を使用することが望ましい。また、添加するジペプチドHis−Leu,His−Valは、工業的には、蛋白質やペプチドの加水分解物、醗酵生産物、アミノ酸からの合成物等を供給源として用いることができる。なお、ジペプチドの含有量は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)/質量分析計(MS)を用いて常法により測定することができる。
本発明の液体調味料は、食塩を1.0〜20.0質量%の範囲で含むが、食塩の過剰摂取を防ぐためには、2.0〜17.0質量%が好ましく、4.0〜12.0質量%がより好ましく、4.0〜8.0質量%が特に好ましい。
液体調味料として味を調えるため、本発明の液体調味料に呈味成分を添加する場合は、アミノ酸、酵母エキス、核酸、有機酸、タンパク質加水分解物、糖類、甜菜糖、野菜エキス類、肉エキス類、魚醤、酒類、みりん、アルコール、増粘剤、乳化剤、無機塩類などを使用することができる。これらの呈味成分は、単独または組み合わせて添加することができる。
本発明の液体調味料は、製造工程において、殺菌または除菌を行ってもよい。殺菌の場合は、火入れと呼ばれる加熱殺菌工程を経る。火入れは公知の醤油製成過程で行なわれている加熱条件を用いればよい。好ましくは80〜85℃で20〜60分間、もしくは110〜120℃で5〜20秒間加熱し、その後冷却する。加熱によって澱が生じることがあるため、数日間静置した後、澱から上清を分離して液体調味料を得る。また、除菌の場合は、公知のMF膜による、ろ過・除菌等を行い、ろ過物を液体調味料として得る。
本発明の液体調味料は、日本農林規格の「しょうゆ」と同様の使い方ができ、また、任意の飲食品に配合することができる。例えば、つゆ、たれ、ぽんず、ドレッシング、スープ、ソース、惣菜のもと等の食品に添加して用いることができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、それらの例により何ら限定されるものではない。
<しょうゆ中ジペプチドの定量>
各種液体調味料中のジペプチドの検出
各種市販液体調味料32サンプル中のジペプチド含量を測定した。サンプルは、こいくちしょうゆ14種類、たまりしょうゆ2種類、しろしょうゆ1種類、海外製などその他の液体調味料15種類を測定した。測定は、下記方法に従って、ジペプチドを、LC−MS/MSを用いて検出した。分析は、0.1%ギ酸を含む水:メタノール=1:1の混合溶液で、液体調味料を100倍に希釈したものを分析サンプルとした。定量には、同じ分析条件で、各ジペプチド(受託合成品)を0.1ppm、1ppm、10ppmになるように、0.1%ギ酸を含む水:メタノール=1:1の混合溶液で調整した標準溶液を測定し、検量線を作成して行った。
上記のように調製した分析サンプルを下記逆相液体クロマトグラフィーで分離した後、質量分析装置に導入した。分離条件は下記の通りである。
(1)LC/MS:Shimazdu LC/MS−8030
(2)分離カラム:Discovery HS F5, 内径2.1mm、長さ150mm、粒子径3μm(Sigma−Aldrich社製)
(3)カラム温度:40℃
(4)移動相A:0.1%ギ酸水溶液
(5)移動相B:0.1%ギ酸 アセトニトリル
(6)流速:0.25mL/min
(7)溶出条件:溶出は、移動相A及び移動相Bの混合液を用いて行った。混合液に対する移動相Bの比率は以下の通り。0分〜3分(2%)、3分〜10分(2%〜30%)、10分〜35分(30%)、35分〜40分(30%〜50%)、40分〜45分(100%)、45分〜55分(2%)。
(8)イオン化:ESI ポジティブモード
上記分析法によって、299種類のジペプチドを定量することができた。代表して市販のこいくちしょうゆ4サンプルの定量結果と全サンプルの平均値を表1〜8に示す。表中で、N.D.であるジペプチドは、分析感度が足りず検出されなかったが、含まれていない事を示したものではない。また、すべてN.D.となっているジペプチドについても、上記サンプル中には検出されなかったが、他のサンプルからは検出された。
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<統計解析による塩味を増強するジペプチドの推定>
検出された上記ジペプチドの中から塩味を増強するジペプチドを推定するために、統計解析を利用した。統計解析の中でも、相関分析において、説明変数を各ジペプチドの定量値、応答変数を各サンプルの官能評価で得られる定量的な塩味のデータを使うことで、相関の高いジペプチドを特定し、塩味増強の効果を予測できる。特に、部分最小二乗法は、多種類の説明変数がある場合、多重共線性の問題を回避でき有用である。
<各液体調味料の官能評価による呈味性の定量データの取得>
統計解析によって、各呈味に影響するジぺプチドの特定を行うために、各液体調味料の塩味を官能評価による定量データとして取得した。官能評価は、線尺度法を用い、訓練されたパネリスト13名が3回繰り返して評価した。
得られたジペプチドの定量結果を説明変数、官能評価による塩味の定量結果を応答変数にして、統計解析を用いて、塩味に影響するジぺプチドの特定を行った。統計解析は、SIMCA−P(UMETRICS社製)を使用し、部分最小二乗法を用いて行った。各ジペプチドが当該呈味に対して、「正」もしくは「負」に影響するかを、得られる係数を基に判断した。
部分最小二乗法では、解析に用いるサンプルによって、係数が変わる場合がある。そこで、市販液体調味料32種類(セット1)から用いる液体調味料を29種類(セット2:こいくち14種類、たまり2種類、しろ1種類、その他13種類),24種類(セット3:こいくち14種類、その他11種類),20種類(セット4:こいくち12種類、たまり1種類、その他7種類),19種類(セット5:こいくち9種類、たまり1種類、しろしょうゆ1種類、その他8種類)と、解析するしょうゆの種類を変えて、部分最小二乗法により係数を計算した。この変数の平均が高いほど、塩味増強が期待される。表9〜15に上記方法によって得られた係数を示す。表中のN.D.は、該当するジぺプチドが、該当するサンプルセットのしょうゆ中から検出されなかったため、係数が計算できなかったことを示す。
Figure 0006435134
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上記結果により、His−Leu、His−Valが塩味を増強することが推定された。また、Arg−Alaには塩味増強効果があることが非特許文献7において報告されているが、His−Leu、His−Valの塩味に対する係数は、Arg−Alaより高かった。この結果より、His−Leu、His−Valがジペプチドの中でも特に塩味を増強する可能性が強いことが示された。
<液体調味料中のジペプチドHis−Leu、His−Valの塩味増強効果>
食塩5%減塩しょうゆ(キッコーマン社製)にHis−Leu、His−Val(国産化学社製)を添加し、試作品1〜13を作製した。His−Leu、His−Valの添加量を表16に示す。食塩5%減塩しょうゆには、His−Leuが0.8μg/ml、His−Valが2.9μg/ml含まれていた。このジペプチド高含有調味料としょうゆを専門パネル4名により、食塩5%減塩しょうゆをコントロールとして、官能評価を実施した。官能評価では、塩味について、コントロール(食塩5%減塩しょうゆ)に比べて、塩味が

1 差が無い、または弱い
2 やや強い
3 強い
4 非常に強い

という評価点をつけた。評価点は、4名の専門パネルの付けた点数を平均した。塩味に対する官能評価を表16に示した。
Figure 0006435134
表16に示すように、His−Leu、His−Val共に添加した量が多くなるにつれ、塩味が増強された。また、His−Leu、His−Val共に濃度が高い場合には、より塩味が増強された。この結果により、His−Leu、His−Valを単独で、あるいは両方含有することによって、液体調味料の塩味が増強することが示された。
<液体調味料中のジペプチドHis−Leu、His−Valの塩味増強効果>
減塩しょうゆ(キッコーマン製、食塩8%)にHis−Leu、His−Valを添加し、試作品14〜16を作製した。また、比較のためLeu−Ser(国産化学社製)を添加した試作品17を作製した。His−Leu、His−Valの添加量を表17に示す。このジペプチド高含有調味料としょうゆを専門パネル4名により、何も添加していない減塩しょうゆをコントロールとして、官能評価を実施した。官能評価では、塩味について、コントロール(減塩しょうゆ)に比べて、塩味が

1 差が無い、または弱い
2 やや強い
3 強い
4 非常に強い

という評価点をつけた。塩味に対する官能評価を表17に示した。
Figure 0006435134

表17に示すように、His−Leu、His−Valをそれぞれ、または両方を8%食塩濃度の減塩醤油に添加した試作品は、塩味が増強された。特に、His−Leu、His−Val共に添加した場合は、より塩味が増強された。一方、これまで塩味を増強すると報告のあるLeu−Serはこの濃度では、塩味増強効果はHis−Leu、His−Valより低かった。この結果により、His−Leu、His−Valを単独で、あるいは両方含有することによって、液体調味料の塩味が増強することが示された。

Claims (1)

  1. 食塩を1.0〜8.0質量%含有し、かつ、ジペプチドHis−Leuを2.μg/ml以上、および/または、ジペプチドHis−Valを52.9μg/ml以上含有する液体調味料。
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