JP6434065B2 - アンテナ構造 - Google Patents
アンテナ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6434065B2 JP6434065B2 JP2017009233A JP2017009233A JP6434065B2 JP 6434065 B2 JP6434065 B2 JP 6434065B2 JP 2017009233 A JP2017009233 A JP 2017009233A JP 2017009233 A JP2017009233 A JP 2017009233A JP 6434065 B2 JP6434065 B2 JP 6434065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- antenna array
- elements
- array
- flat surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
2つの平坦な面を有する誘電体材料と、
前記誘電体材料の一方の面に配列された第1の組のアンテナ・アレイ要素と、
前記誘電体材料の面のうち前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の要素に対向する他方の面に配列された第2の組のアンテナ・アレイ要素と
を備えるアンテナ・アレイの構造体である。
オーバーラップおよび交互配列された送信および受信アンテナ・アレイを無線デバイス上に形成する構成、プラットフォーム、および方法が本明細書で説明される。いくつかの実施態様は、アンテナ・アレイが誘電体材料の両側に設置された誘電体材料を提供する。いくつかの実施態様では、異なる方向に放射するアンテナ・アレイまたはアレイ要素が、同じ基盤またはモジュールに一緒に配置される又は共配置される。いくつかの実施態様では、アンテナ構造体を生成するために、共形シールド又はコンフォーマルシールド(conformal shield)が適用され除去される。いくつかの実施形態では、アンテナ開口サイズを増大させ、アンテナの性能を向上させるために、デバイスはケーシングを整形レンズとして使用する。
図1は、別個のオーバーラップ・アンテナ・アレイの例示の構造体100の概略図を示す。材料または誘電体材料104の一方の側又は面(side)102−1および別の側又は面(side)102−2にアンテナ・アレイがあり、各々は複数のアンテナ・アレイ要素106および108を有する。一般的なアンテナ・アレイ構造体は同じ平面に実装することができるが、空間を最小にするために、材料104の両側でアンテナ・アレイを組み込んでいる。この実施形態では、アンテナ・アレイ要素は互いにオーバーラップする。図1に示すように、このオーバーラップは、要素106が要素108の直上にあるとして理解される。
いくつかの実施態様では、複数の方向に放射するアンテナ・アレイおよび/またはアンテナ・アレイ要素を用いて空間通達範囲を改善するために、アンテナ・アレイまたはアンテナ要素を、上述の基盤または誘電体材料などの単一プラットフォームまたは平面に共配置することができる。
一般に、アンテナは、デバイスにおいてトランシーバなどのパッケージの外側にありうる。ある実施態様はラミネート材料の一部としてアンテナを設置することができ、ここで、ラミネート材料はダイを含む。他の実施態様は、アンテナがパッケージに一体化された別個の構成要素であるように設定することができる。
デバイスおよび無線デバイスは、特に、回路基盤などの内部構成要素を保護するためにプラスチックまたは誘電体材料で包むことができる。一般に、そのような包まれた構成要素には、上述のようなアンテナ、アンテナ・アレイ、およびアンテナ・アレイ要素を含めることができる。そのようなアンテナ、アンテナ・アレイ、およびアンテナ・アレイ要素から放射する電波は、それがプラスチックまたは誘電体筐体材料を通るとき曲がる、および再度曲がることがある。電波が材料を通過することにより関連する経路損失が増加することがあるが、有効開口は材料の有無にかかわらず同じままである。
図8は、オーバーラップまたは交互配列されたアンテナ・アレイを使用して電波を送信および受信するための例示的なプロセス800の流れ図を示す。この方法を説明する順序は、限定として解釈されることが意図されておらず、任意の数の記載の方法ブロックを任意の順序で組み合わせて、この方法または代替の方法を実施することができる。加えて、個々のブロックは、本明細書で説明する主題の趣旨および範囲から逸脱することなくこの方法から削除することができる。
(付記1)
2つの平坦な面を有する誘電体材料と、
前記誘電体材料の一方の面に配列された第1の組のアンテナ・アレイ要素と、
前記誘電体材料の面のうち前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の要素に対向する他方の面に配列された第2の組のアンテナ・アレイ要素と
を備えるアンテナ・アレイの構造体。
(付記2)
前記第2の組のアンテナ・アレイ要素が、前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の前記要素にオーバーラップする、付記1に記載の構造体。
(付記3)
前記第2の組のアンテナ・アレイ要素が、前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の前記要素に対して交互配列される、付記1に記載の構造体。
(付記4)
前記第1および第2のアンテナ・アレイの前記要素がλ/2の距離だけ互いに離間される、付記1に記載の構造体。
(付記5)
λが60GHz動作周波数によって規定される、付記4に記載の構造体。
(付記6)
前記第1の組のアンテナ・アレイ要素が送信チェーンの一部であり、前記第2の組のアンテナ・アレイ要素が受信チェーンの一部である、付記1に記載の構造体。
(付記7)
前記第1および第2の組のアンテナ・アレイ要素のアンテナ・アレイが60GHzで動作する、付記1に記載の構造体。
(付記8)
前記アンテナ・アレイ要素が共形シールド・プロセスを使用して整形される、付記1に記載の構造体。
(付記9)
前記アンテナ・アレイ要素がブロードサイドまたはエンドファイヤ・アンテナ・アレイの一部である、付記1に記載の構造体。
(付記10)
前記アンテナ・アレイ要素の電波が、前記要素の有効開口を増加させるために曲げられる、付記1に記載の構造体。
(付記11)
当該構造体の双方又は一方の面に設置された異なる方向に放射する他のアンテナ・アレイ要素をさらに含む、付記1に記載の構造体。
(付記12)
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプロセッサに対して形成された無線部であって、誘電体材料の一方の面に配列された複数の要素を有する第1のアンテナ・アレイに接続された送信機、および前記誘電体材料の他方の面に配列された複数の要素を有する第2のアンテナ・アレイに接続された受信機を含む無線部と
を備えるデバイス。
(付記13)
誘電体材料のいずれかの面における要素が、対向する要素にオーバーラップして配列される、付記12に記載のデバイス。
(付記14)
誘電体材料のいずれかの面における要素が、対向する要素に対して交互配列形式で配列される、付記12に記載のデバイス。
(付記15)
前記要素が、λ/2の距離だけ互いに離間されるように配列される、付記12に記載のデバイス。
(付記16)
前記アンテナ要素が、前記送信機および前記受信機のいずれかまたは両方を含むパッケージの一部であり、共形シールドを使用して形成される、付記12に記載のデバイス。
(付記17)
前記デバイスが60GHzで動作する、付記12に記載のデバイス。
(付記18)
前記要素の有効開口を増加させるために送信電波および受信電波を曲げるように整形されたエンケーシングをさらに含む、付記12に記載のデバイス。
(付記19)
空間的なカバレッジを増やすようにまとめて配置されたアンテナ要素および/またはアレイをさらに含む、付記12に記載のデバイス。
(付記20)
電波を送信および受信する方法であって、
第1のアンテナ・アレイおよび要素を誘電体材料の一方の面に配置するステップと、
第2のアンテナ・アレイおよび要素を前記誘電体材料の他方の面に配置するステップと、
前記第1のアンテナ・アレイおよび要素を使用して送信チェーンにより送信するステップと、
前記第2のアンテナ・アレイおよび要素を使用して受信チェーンにより受信するステップと
を含む、方法。
(付記21)
前記アンテナ・アレイの有効開口を増加させるために送信および受信される電波を整形するステップをさらに含む、付記20に記載の方法。
(付記22)
空間的なカバレッジを増やすようにアンテナ・アレイおよび/または要素をまとめて配置するステップをさらに含む、付記20に記載の方法。
Claims (9)
- アンテナ構造であって:
直線で囲まれる第1の平坦面と、前記直線で囲まれる第1の平坦面の反対側にある直線で囲まれる第2の平坦面とを有する構造体であって、前記直線で囲まれる第1の平坦面及び前記直線で囲まれる第2の平坦面の各々は誘電体材料を含む、構造体;
前記構造体の前記直線で囲まれる第1の平坦面の前記誘電体材料に配置される第1のアンテナアレイ;
前記第1のアンテナアレイの反対側に位置する、前記構造体の前記直線で囲まれる第2の平坦面の前記誘電体材料に配置される第2のアンテナアレイ;
を有し、前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれアンテナ要素のアレイを有し;
前記構造体の両側の第1及び第2の平坦面に沿って、第1のアンテナアレイのうちのアンテナ要素の各々は、第2のアンテナアレイのうち対応するアンテナ要素の反対側に配置され;
前記第1のアンテナアレイのアンテナ要素は前記第2のアンテナアレイに対する反射器又は導波器として機能し、前記第2のアンテナアレイのアンテナ要素は前記第1のアンテナアレイに対する反射器又は導波器として機能する;
ことを特徴とするアンテナ構造。 - 前記第1のアンテナアレイのうちの少なくとも幾つかのアンテナ要素は、前記第2のアンテナアレイのうちの少なくとも幾つかのアンテナ要素とオーバーラップしている
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ構造。 - 前記第1のアンテナアレイのうちのアンテナ要素は各自所定の間隔を空けており、前記第2のアンテナアレイのうちのアンテナ要素は各自所定の間隔を空けている
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ構造。 - 前記第1のアンテナアレイの前記所定の間隔は、前記第2のアンテナアレイの前記所定の間隔と実質的に同じである
ことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ構造。 - アンテナ構造であって:
誘電体構造を有する構造体;
前記構造体に配置される第1のアンテナアレイ;及び
前記第1のアンテナアレイと反対側に位置する、前記構造体に配置される第2のアンテナアレイ;
を有し、前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ複数のアンテナ要素を有し;及び
前記第1のアンテナアレイのうちの少なくとも何れかのアンテナ要素は、アンテナアレイ要素の潜在的な干渉を減らす形態で、前記第2のアンテナアレイのうちの少なくとも何れかのアンテナ要素と交互配列されている;
ことを特徴とするアンテナ構造。 - 前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ異なる方向に放射する
ことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ構造。 - アンテナ構造であって:
前記アンテナ構造に配置される誘電体材料を有する構造;
前記構造の第1の側に形成される第1の複数のスロットを有するアンテナ要素を有する第1のアンテナアレイ;及び
前記構造の第2の側に形成される第2の複数のスロットを有するアンテナ要素を有する第2のアンテナアレイ;
を有することを特徴とするアンテナ構造。 - アンテナ構造であって:
誘電体材料を有する構造体;
前記構造体に配置される第1のアンテナアレイ;及び
前記第1のアンテナアレイと反対側に位置する、前記構造体に配置される第2のアンテナアレイ;
を有し、前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ複数のアンテナ要素を有し;
前記第1のアンテナアレイのうち少なくとも何れかのアンテナ要素及び前記第2のアンテナアレイのうち少なくとも何れかのアンテナ要素は、互いに交互配列されており;
前記構造体の直線で囲まれる第1の平坦面及び直線で囲まれる第2の平坦面の間に反射板は存在しない;
ことを特徴とするアンテナ構造。 - 前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ複数のアンテナ要素を有する
ことを特徴とする請求項8に記載のアンテナ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017009233A JP6434065B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | アンテナ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017009233A JP6434065B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | アンテナ構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014529650A Division JP6138795B2 (ja) | 2011-01-19 | 2011-09-08 | アンテナ・アレイの構造体、デバイス及び送受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017085657A JP2017085657A (ja) | 2017-05-18 |
JP6434065B2 true JP6434065B2 (ja) | 2018-12-05 |
Family
ID=58713478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017009233A Active JP6434065B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | アンテナ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6434065B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3273402B2 (ja) * | 1994-06-13 | 2002-04-08 | 日本電信電話株式会社 | プリントアンテナ |
JP2000341027A (ja) * | 1999-05-27 | 2000-12-08 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | パッチアンテナ装置 |
FR2825206A1 (fr) * | 2001-05-23 | 2002-11-29 | Thomson Licensing Sa | Dispositif pour la reception et/ou l'emission d'ondes electromagnetiques a rayonnement omnidirectionnel |
JP2006067376A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Kyocera Corp | アンテナモジュール |
WO2006099209A2 (en) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Ems Technologies, Inc. | Remotely controllable and reconfigurable wireless repeater |
TWI389390B (zh) * | 2008-01-04 | 2013-03-11 | Asustek Comp Inc | 陣列天線以及使用其之電子裝置 |
JP6138795B2 (ja) * | 2011-01-19 | 2017-05-31 | インテル コーポレイション | アンテナ・アレイの構造体、デバイス及び送受信方法 |
-
2017
- 2017-01-23 JP JP2017009233A patent/JP6434065B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017085657A (ja) | 2017-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9214739B2 (en) | Overlapped and staggered antenna arrays | |
JP7287739B2 (ja) | 通信デバイス | |
US10461401B2 (en) | Antenna device and electronic device including the same | |
CN112751170B (zh) | 具备5g天线的电子设备 | |
EP3378125B1 (en) | Wireless communication device with leaky-wave phased array antenna | |
TWI491104B (zh) | 具雙輻射場型之天線裝置 | |
JP2017538356A (ja) | キャビティ型開口アンテナ | |
US10770798B2 (en) | Flex cable fed antenna system | |
US9225054B2 (en) | Device, system and method of communicating via a dual directional antenna | |
TW202017244A (zh) | 共用輻射器多頻帶天線系統 | |
US20230139460A1 (en) | Electronic device with antenna | |
JP6138795B2 (ja) | アンテナ・アレイの構造体、デバイス及び送受信方法 | |
JP6434065B2 (ja) | アンテナ構造 | |
EP4156408A1 (en) | Antenna and base station | |
US20150002349A1 (en) | Radio-Frequency Device and Wireless Communication Device for Enhancing Antenna Isolation | |
CN103797644B (zh) | 重叠的和交错的天线阵列 | |
CN113571882B (zh) | 一种通信设备 | |
KR20220134010A (ko) | 안테나 모듈을 구비하는 전자 기기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180814 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181009 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6434065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |