JP6434065B2 - アンテナ構造 - Google Patents

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Description

本発明はアンテナ・アレイの構造体、デバイス及び送受信方法等に関連する。
無線ギガビット・アライアンス(WGA:Wireless Gigabit Alliance)、すなわちWiGig仕様など、進展中の送信仕様は、様々な送信デバイスで実施される。WiGig仕様は、Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE)802.11ad仕様によって規定される。特に、様々なデバイスで使用されるアンテナおよびアンテナ・アレイでは、そのような仕様を実施することになる。1つまたは複数のアンテナ・アレイを使用するデバイスは、WiGig仕様によって規定されるように60GHz周波数スペクトル(「DBand」としても知られている)で動作するWiGig無線を使用して送信することができる。
アンテナ・アレイは、別個の送信チェーンおよび受信チェーン、または組合せ送受信スイッチに接続することができる。アンテナ・アレイはいくつかの要素を含むことができ、アンテナ・アレイ要素は一次元アレイまたは二次元アレイを形成するように配列することができる。アンテナ・アレイは、アレイ方位に対して垂直に電波を放射または送信するように設計することができる(例えば、y軸に配列されたアンテナ・アレイの場合にz軸に放射するか、またはx−y面に配列された平面アンテナ・アレイの場合にz軸に放射する)。そのような放射はブロードサイド放射(broadside radiation)と呼ばれる。いくつかの実施態様では、アンテナ・アレイは、アレイ方位と同じ方向に電波を放射または送信するように設計することができる(例えば、y軸に配列されたアンテナ・アレイの場合にy軸に放射するか、またはx−y面に配列された平面アンテナ・アレイの場合にx−y面に放射する)。そのような放射はエンドファイヤ放射(end fire radiation)と呼ばれる。
WiGig仕様など、いかなる仕様をデバイスで実施するかにかかわらず、アンテナ・アレイがデバイスに占める空間を最小にすること、デバイスの様々な電力源からアンテナ・アレイに至る損失性電力伝送(lossy power transmission)を最小にすること、および一般にデバイスのアンテナ・アレイから受信デバイス/ステーションなどに効果的送信を行うことに関する問題が生じる。
実施の形態による構造体は、
2つの平坦な面を有する誘電体材料と、
前記誘電体材料の一方の面に配列された第1の組のアンテナ・アレイ要素と、
前記誘電体材料の面のうち前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の要素に対向する他方の面に配列された第2の組のアンテナ・アレイ要素と
を備えるアンテナ・アレイの構造体である。
詳細な説明が添付図を参照して記載される。図において、参照番号の最左端の数字は、参照番号が初めて現れる図を示す。同じ数字が、同様の機構および構成要素を参照するために図面の全体を通して使用される。
オーバーラップするアンテナ・アレイ要素をもつ例示の誘電体の図である。 交互配列されたアンテナ・アレイ要素をもつ例示の誘電体の図である。 別個の送信アンテナ・チェーンおよびアレイと、受信アンテナ・チェーンおよびアレイについての例示の構成の図である。 例示のシステム無線デバイスの図である。 共配置されたアンテナ・アレイ要素を含む例示のシステムの図である。 共形シールドで形成された例示のブロードサイド・アンテナの図である。 共形シールドで形成された例示のエンドファイヤ・アンテナの図である。 アンテナ性能を向上させるための例示の整形レンズの図である。 オーバーラップまたは交互配列されたアンテナ・アレイで送信および受信するための例示の流れ図である。
<概要>
オーバーラップおよび交互配列された送信および受信アンテナ・アレイを無線デバイス上に形成する構成、プラットフォーム、および方法が本明細書で説明される。いくつかの実施態様は、アンテナ・アレイが誘電体材料の両側に設置された誘電体材料を提供する。いくつかの実施態様では、異なる方向に放射するアンテナ・アレイまたはアレイ要素が、同じ基盤またはモジュールに一緒に配置される又は共配置される。いくつかの実施態様では、アンテナ構造体を生成するために、共形シールド又はコンフォーマルシールド(conformal shield)が適用され除去される。いくつかの実施形態では、アンテナ開口サイズを増大させ、アンテナの性能を向上させるために、デバイスはケーシングを整形レンズとして使用する。
特に別記しない限り、以下の説明から明らかなように、本明細書の全体を通して、「処理する」、「演算する」、「計算する」、「決定する」などの用語を利用した説明は、コンピュータもしくはコンピューティング・システムまたは同様の電子コンピューティング・デバイスの動作および/またはプロセスを指しており、この動作および/またはプロセスによって、コンピューティング・システムのレジスタおよび/またはメモリ内の電子的データなどの物理量として示されるデータを操作し、および/または、同データを、コンピューティング・システムのメモリ、レジスタまたは他のそのような情報記憶装置または送信デバイス内の物理量として同様に示される他のデータに変換するものであることを理解されたい。本明細書で使用する「1つの(a)」または「1つの(an)」という用語は、1つ、または1つを超えるとして定義される。本明細書で使用する「複数(plurality)」という用語は、2つ、また2つを超えるとして定義される。本明細書で使用する「別の(another)」という用語は、少なくとも第2の、または第3以降のとして定義される。本明細書で使用する「含んでいる(including)および/または有している(having)」という用語は、限定はしないが、「備えている(comprising)」として定義される。本明細書で使用する「結合された(coupled)」という用語は、例えば、機械的に、電子的に、デジタルで、直接的に、ソフトウェアによって、ハードウェアによってなどの任意の所望の形態で動作可能に接続されるとして定義される。
本明細書で使用する「無線デバイス(wireless device)」という用語は、例えば、無線通信可能なデバイス、無線通信可能な通信デバイス、無線通信可能な通信ステーション、無線通信可能なポータブルまたは非ポータブル・デバイスなどを含む。いくつかの実施形態では、無線デバイスは、コンピュータと一体化された周辺デバイス、またはコンピュータに取り付けられた周辺デバイスであってもよく、または含んでもよい。いくつかの実施形態では、「無線デバイス」という用語は、場合により、無線サービスを含むことができる。
いくつかの実施形態は、様々なデバイスおよびシステム、例えば、ビデオ・デバイス、オーディオ・デバイス、オーディオ・ビデオ(A/V)デバイス、セット・トップ・ボックス(STB)、ブルーレイ・ディスク(BD)プレーヤー、BDレコーダー、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)プレーヤー、高精細(HD)DVDプレーヤー、DVDレコーダー、HD DVDレコーダー、パーソナル・ビデオ・レコーダー(PVR)、放送HD受信機、ビデオ・ソース、オーディオ・ソース、ビデオ・シンク、オーディオ・シンク、ステレオ・チューナー、放送無線受信機、ディスプレイ、フラット・パネル・ディスプレイ、パーソナル・メディア・プレーヤー(PMP)、デジタル・ビデオ・カメラ(DVC)、デジタル・オーディオ・プレーヤー、スピーカー、オーディオ受信機、オーディオ増幅器、データ・ソース、データ・シンク、デジタル・スチル・カメラ(DSC)、パーソナル・コンピュータ(PC)、デスクトップ・コンピュータ、モバイル・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、ノートブック・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、サーバ・コンピュータ、ハンドヘルド・コンピュータ、ハンドヘルド・デバイス、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボード・デバイス、オフボード・デバイス、ハイブリッド・デバイス、車両用デバイス、非車両用デバイス、モバイルまたはポータブル・デバイス、消費者用デバイス、非モバイルまたは非ポータブル・デバイス、無線通信ステーション、無線通信デバイス、無線アクセス・ポイント、有線または無線ルーター、有線または無線モデム、有線または無線ネットワーク、無線エリア・ネットワーク、無線ビデオ・エリア・ネットワーク(WVAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、WLAN、PAN、WPAN、既存のWirelessHD(商標)および/または無線ギガビット・アライアンス(WGA)仕様および/または将来のバージョンおよび/またはその派生物に従って動作するデバイスおよび/またはネットワーク、既存のIEEE802.11(IEEE802.11−19992007:無線LANメディア・アクセス制御(MAC)および物理層(PHY)仕様)標準および改正案(「IEEE802.11標準」)、IEEE802.16標準および/または将来のバージョンおよび/またはその派生物に従って動作するデバイスおよび/またはネットワーク、上述のネットワークの一部であるユニットおよび/またはデバイス、一方向および/または双方向無線通信システム、セルラ無線電話通信システム、無線ディスプレイ(WiDi)デバイス、セルラ電話、無線電話、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、無線通信デバイスを組み込んだPDAデバイス、モバイルまたはポータブル全地球測位システム(GPS)デバイス、GPS受信機またはトランシーバまたはチップを組み込んだデバイス、RFID素子またはチップを組み込んだデバイス、多入力多出力(MIMO)トランシーバまたはデバイス、単入力多出力(SIMO)トランシーバまたはデバイス、多入力単出力(MISO)トランシーバまたはデバイス、1つまたは複数の内部アンテナおよび/または外部アンテナを有するデバイス、デジタル・ビデオ放送(DVB)デバイスまたはシステム、マルチ標準無線デバイスまたはシステム、有線または無線ハンドヘルド・デバイス、無線アプリケーション・プロトコル(WAP)デバイスなどとともに使用することができる。
いくつかの実施形態は、1つまたは複数のタイプの無線通信信号および/またはシステム、例えば、無線周波数(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重(FDM)、直交FDM(OFDM)、時分割多重(TDM)、時分割多元接続(TDMA)、拡張TDMA(E−TDMA)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張GPRS、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、CDMA2000、シングル・キャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、マルチキャリア変調(MDM)、離散マルチトーン(DMT)、ブルートゥース(登録商標)、全地球測位システム(GPS)、Wi−Fi、Wi−Max、ZigBee(商標)、超広帯域(UWB)、モバイル通信用グローバル・システム(GSM(登録商標))、2G、2.5G、3G、3.5G、GSM(登録商標)進化型高速データ・レート(EDGE)などとともに使用することができる。他の実施形態は、様々な他のデバイス、システムおよび/またはネットワークで使用することができる。
いくつかの実施形態は、範囲に制限があるか、または範囲が短距離の適切な無線通信ネットワーク、例えば、「ピコネット」、例えば、無線エリア・ネットワーク、WVAN、WPANなどとともに使用することができる。
記載のアンテナおよびアンテナ・アレイは、60GHzスペクトルで動作するWiGig仕様に準拠することができる。記載のアンテナおよびアンテナ・アレイは、ビーム走査または指向性ビーム・アンテナまたはアンテナ・アレイとすることができる。そのようなアンテナおよびアンテナ・アレイは、当業者によって理解されるように、平面、三次元、または他の構成とすることができる。加えて、記載のアンテナおよびアンテナ・アレイは、ブロードサイドおよび/またはエンドファイヤ放射を可能にすることができる。
<オーバーラップされたアンテナ・アレイおよび交互配列されたアンテナ・アレイ>
図1は、別個のオーバーラップ・アンテナ・アレイの例示の構造体100の概略図を示す。材料または誘電体材料104の一方の側又は面(side)102−1および別の側又は面(side)102−2にアンテナ・アレイがあり、各々は複数のアンテナ・アレイ要素106および108を有する。一般的なアンテナ・アレイ構造体は同じ平面に実装することができるが、空間を最小にするために、材料104の両側でアンテナ・アレイを組み込んでいる。この実施形態では、アンテナ・アレイ要素は互いにオーバーラップする。図1に示すように、このオーバーラップは、要素106が要素108の直上にあるとして理解される。
以下でさらに説明するように、アンテナ・アレイは、別個の送信すなわちTxチェーン、および別個の受信すなわちRxチェーンとして実装することができる。一般的なアンテナ・アレイは送信電波および受信電波の両方に使用することができる。しかし、そのようなアレイはTx/Rxスイッチを利用し、Tx/RxスイッチはTxチェーン・ラインアップおよびRxチェーン・ラインアップに電力および感度の損失をもたらすことがある。言い換えれば、各アンテナ要素がトランシーバのアンテナ要素として使用される場合、Tx/Rxスイッチは、Tx信号およびRx信号をアンテナ要素の方に別々に経路設定するのに必要とされる。このTx/Rxスイッチは、Txチェーン・ラインアップおよびRxチェーン・ラインアップの両方に現れる(rolled up)関連する「挿入損」を有する。最終的に、この損失はTx出力電力を減少させ、Rx感度を低下させる。別個のTxアンテナ・チェーンおよびアレイとRxアンテナ・チェーンおよびアレイとを実装することによって、電力および感度に関するそのような損失は減少または除去することができる。
アンテナ・アレイにおいて、要素は、「電波の波長を2で割った」λ/2として近似的に導出した値だけ隔てられるべきである。アンテナ要素は、最適アンテナ・アレイ性能のためにλ/2だけ互いに隔てられる。WiGig仕様を使用する実施態様は60GHzスペクトルを利用する。したがって、60GHzの電波の波長λは5mmになる。アレイ要素間の間隔λ/2は2.5mmとなる。一般に、アレイの全面積は、X方向およびY方向の要素の数にλ/2を掛けたものの関数である。WiGigを実施することによって、アンテナ・アレイは、より低い周波数で動作するアンテナ・アレイよりも著しく小さくすることができる。
図2は、別個の交互配列されたアンテナ・アレイの例示の構造体200の概略図を示す。材料または誘電体材料204の一方の側202−1および別の側202−2にアンテナ・アレイがあり、各々は複数のアンテナ・アレイ要素206および208を有する。この実施形態では、アンテナ・アレイ要素は互いに関して交互配列される(staggered)。図2に示すように、この交互配列は、要素206が要素208に関して交互配列されるか、または離間されるとして理解される。あるアレイの要素は、他のアレイの要素からX−Y方向にわずかに交互配列またはオフセットすることができ、その結果、全面積は単一アンテナ・アレイの面積よりもわずかに大きい。交互配列化は、特に、分離均等化因子(separation equation)λ/2によって規定されるように、アンテナ・アレイ要素の潜在的干渉に対処するように実装される。
材料の厚さを含む、誘電体材料(例えば、誘電体材料104および204)の境界条件に関して考慮することができる。特に、アンテナ要素による他のアンテナ要素に対する動作に関して考慮することができる。さらに、アレイは三次元(3D)であると考えられ、あるアレイの要素は他のアレイへの反射器または導波器として働くことができるので、2つのアレイの放射パターンの指向性差を考慮することができる。
当業者によって理解されるように、アンテナ・アレイは、限定はしないが、直線、六角形、星形、リングなどを含む様々な形態で配列することができる。さらに、アンテナ・アレイは二次元または三次元とすることができる。
図3は、別個の送信アンテナ・アレイ302および受信アンテナ・アレイ304に関する構成300の概略図を示す。上述で説明したように、送信および受信する単一アンテナ・アレイはTx/Rxスイッチを利用し、Tx/RxスイッチはTxチェーン・ラインアップおよびRxチェーン・ラインアップに電力および感度の損失をもたらすことがある。これに対処するために、別個の送信アンテナ・アレイ302が誘電体材料306の一方の側に設置され、別個の受信アンテナ・アレイ304が誘電体306の他方の側に設置される。別個の送信チェーン308が送信アンテナ・アレイ302を制御し、別個の受信チェーン310が受信アンテナ・アレイ304を制御する。チェーン308および310からアンテナ・アレイ302および304まで経路設定することによって、それぞれのアンテナ・アレイ要素は効率的な(例えば、最短の)経路を利用することができることが当業者には理解されるであろう。
図4は、システム無線デバイス400の概略図を示し(無線デバイス400はネットワークのステーションとすることができる)、システム無線デバイス400は、上述のようにラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、ドッキング・ステーション、ネットワーク・インタフェース・カード、モバイルデバイス、ハンドヘルド・デバイス、スマートフォンなどを含むことができる。
無線デバイス400は、例えば、無線ネットワーク・コントローラ、アクセス・ポイント、ピコネット・コントローラ(PNC)、ステーション、マルチバンド・ステーション、ソースおよび/またはデスティネーションDBandステーション、イニシエータ、レスポンダなどを動作させることができる無線通信デバイスとすることができる。
本発明のいくつかの例示の実施形態によれば、無線デバイス400は、例えばラジオ又は無線部402を含むことができる。ラジオ402は、上述のものなどの2つ以上のアンテナまたはアンテナ・アレイに動作可能に結合することができる。例えば、ラジオ402は、アンテナ404および406に動作可能に結合することができる。上述のように、アンテナ404および406は別個の送信および受信アンテナまたはアンテナ・アレイとすることができる。したがって、ラジオ402は、少なくとも送信機(Tx)408および受信機(Rx)410を含むことができる。加えて、ラジオ402はビーム・フォーミング(BF)・コントローラ410を含むことができるが、本発明の範囲はこの点において限定されない。
さらに、本発明のいくつかの実施形態によれば、ラジオ402は、DBand、例えば60GHz周波数帯で動作することができる。無線デバイス400は、1つまたは複数のプロセッサ412と、メモリ414とをさらに含むことができる。プロセッサ412は、ステーション管理エンティティ(SME)・モジュール416を含むことができる。プロセッサ414は、所望であれば、IEEE802.11TAGadおよび/またはIEEE802.15.3cおよび/またはWirelessHD(商標)および/またはECMA−387および/またはISO/IEC13156:2009および/またはブルートゥース(登録商標)および/またはWGAまたはWiGig仕様によるMACプロトコルを動作させることができる。
メモリ414は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、着脱可能または着脱不可能メモリ、消去可能または消去不可能メモリ、書き込み可能または再書き込み可能メモリなどの1つまたは複数を含むことができる。例えば、メモリ414は、1つまたは複数のランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブル・データ・レートDRAM(DDR−DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクト・ディスクROM(CD−ROM)、コンパクト・ディスク・レコーダブル(CD−R)、コンパクト・ディスク・リライタブル(CD−RW)、フラッシュ・メモリ(例えば、NORまたはNANDフラッシュ・メモリ)、コンテント・アドレサブル・メモリ(CAM)、ポリマー・メモリ、相変化メモリ、強誘電体メモリ、シリコン−酸化物−窒化物−酸化物−シリコン(SONOS)メモリ、ディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、ハード・ドライブ、光ディスク、磁気ディスク、カード、磁気カード、光カード、テープ、カセットなどを含むことができる。
コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータなどの情報の記憶のための任意の方法または技術で実装される揮発性および不揮発性、着脱可能または着脱不可能媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは情報を記憶するのに使用することができ、コンピューティング・デバイスによってアクセスするための任意の他の媒体を含む。
いくつかの例示的な実施形態では、アンテナ404および406は、例えば、フェイズド・アレイ・アンテナ、内部および/または外部RFアンテナ、ダイポール・アンテナ、モノポール・アンテナ、無指向性アンテナ、端部給電アンテナ(エンド・フェッド・アンテナ)、円偏波アンテナ、マイクロストリップ・アンテナ、ダイバーシチ・アンテナ、または無線通信信号、ブロック、フレーム、送信ストリーム、パケット、メッセージ、および/またはデータを送信および/または受信するのに好適な他のタイプのアンテナを含むことができるが、本発明の範囲はこれらの例に限定されない。
本発明のいくつかの例示的な実施形態では、BFコントローラ410は、所望であれば、多入力多出力(MIMO)コントローラおよび/またはビーム・フォーマー・プロセッサを含むことができる。
<共配置されたアンテナ・アレイおよび/または要素>
いくつかの実施態様では、複数の方向に放射するアンテナ・アレイおよび/またはアンテナ・アレイ要素を用いて空間通達範囲を改善するために、アンテナ・アレイまたはアンテナ要素を、上述の基盤または誘電体材料などの単一プラットフォームまたは平面に共配置することができる。
そのような実施態様は、モバイル無線デバイス、ノートブック・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、ハンドヘルド・デバイスなどで使用することができる。この実施態様は、テレビジョン、セット・トップ・ボックス、AP、住居用ゲートウェイなどのような複数の放射方向を対象に含む固定通信デバイスでも使用することができる。
図5は、共配置されたアンテナ・アレイ要素を含むシステム500の概略図を示す。モジュール502は、RFモジュール504およびMAC+IFモジュール506などの他のデバイスを含むことができる。10個のアレイ要素508を含むアンテナ・アレイは方向510に放射する。同じモジュールに2つのアンテナ・アレイ要素512があり、同じモジュール502に属する。2つのアンテナ・アレイ要素512は異なる方向514に放射する。共配置されたアンテナ・アレイおよび要素は互いに無関係に動作できることが意図されている。しかし、そのような共配置されたアンテナ・アレイおよび要素は同時に動作することができる。
アンテナまたはアンテナ・アレイを共配置することによって、空間を節約するとともに無線通信デバイス/システムの空間通達範囲を改善することができる。これら異なるアンテナ・アレイは基本的に独立しており、異なる方向に放射する。アンテナまたはアンテナ・アレイを同じモジュールまたは同じ基盤に共配置することによって、使用する空間を減らすことができ、アンテナ・アレイおよび要素はより小さいフォームファクタ・デバイスに適合する。これは、サイズ縮小が絶えず進んでいるデバイスに特に有用でありうる。
<アンテナを形成するための共形シールド>
一般に、アンテナは、デバイスにおいてトランシーバなどのパッケージの外側にありうる。ある実施態様はラミネート材料の一部としてアンテナを設置することができ、ここで、ラミネート材料はダイを含む。他の実施態様は、アンテナがパッケージに一体化された別個の構成要素であるように設定することができる。
共形シールドをシールド・プロセスとしてパッケージに適用することができる。共形シールドは、成形済みパッケージ又はモールドパッケージ上に薄いメタライゼーション層を塗布/堆積して、シールドされたパッケージを形成する方法である。例えば、無線トランシーバを、共形シールド済みパッケージ内にダイとして備えることができる。共形シールドを選択的に除去することにより、無線トランシーバおよびアンテナを同じパッケージに一体化するアンテナ構造体を生成することができる。パッケージ内でダイ(例えば、無線トランシーバ)とアンテナ構造体とを直接近接させ、かつ/または結合させると、損失が最小にされるので性能を改善することができる。
以下で説明するように、共形シールドのメタライゼーション除去を使用して、「スロット」、「スロット・ホーン」、「スロット・パッチ」などを含む様々なアンテナ・タイプを生成することができる。さらに、異なる放射パターンおよび放射方向(すなわち、ブロードサイド、エンドファイヤ)を提供することができる。アンテナをそのようなパッケージに一体化することにより、セルラ電話および他のハンドヘルド・デバイスなどのデバイスに使用することができる小さいフォームファクタを達成することができる。加えて、WiGig60GHz周波数などの様々な周波数をサポートすることができる。上述のように、より高い周波数スペクトルは、より小さいアンテナおよびより小さいパッケージを可能にする傾向がある。
図6Aは、共形シールドで形成されたブロードサイド(broadside)アンテナの概略図を示す。無線トランシーバなどのダイ600はパッケージ602に共形シールドとともにパッケージ化される。共形シールドのメタライゼーションを選択的に除去して、アンテナ604を生成する。この例では、アンテナ604はパッチ・アンテナであり、方向矢印606で示されるようなブロードサイド放射を可能にする。
図6Bは、共形シールド(conformal shielding)で形成されたエンドファイヤ(end fire)アンテナの概略図を示す。無線トランシーバなどのダイ608はパッケージ610に共形シールドとともにパッケージ化される。共形シールドのメタライゼーションを選択的に除去して、アンテナ612を生成する。この例では、アンテナ612はスロット型ホーン・アンテナであり、方向矢印614で示されるようなエンドファイヤ放射を可能にする。
したがって、アンテナはダイの上方にあるシールドの一部であるので、外部アンテナ構成要素を避けることができる。さらに、アンテナ給電装置はダイに直接つながることができる。
<アンテナ性能を向上させるための整形レンズ>
デバイスおよび無線デバイスは、特に、回路基盤などの内部構成要素を保護するためにプラスチックまたは誘電体材料で包むことができる。一般に、そのような包まれた構成要素には、上述のようなアンテナ、アンテナ・アレイ、およびアンテナ・アレイ要素を含めることができる。そのようなアンテナ、アンテナ・アレイ、およびアンテナ・アレイ要素から放射する電波は、それがプラスチックまたは誘電体筐体材料を通るとき曲がる、および再度曲がることがある。電波が材料を通過することにより関連する経路損失が増加することがあるが、有効開口は材料の有無にかかわらず同じままである。
図7は、アンテナ性能を向上させるための整形レンズの概略図を示す。無線デバイス700は、整形レンズ・ケーシング704を生成するためにプラスチック、誘電体材料、または他の変形可能材料で製作することができる筐体702を含む。筐体702の内部に、それぞれの電波710のための有効開口708を有する1つまたは複数のアンテナ要素706がある。整形レンズ・ケーシングは、有効開口712で示されるように、アンテナ開口サイズを効果的に増加させることができる。これにより、物理的により小さいアンテナに向かって、および同アンテナから大量の電波を収束させることができる。利点としては、電波がエンケーシング材料(encasing material)702を通過することに関連する誘電損が依然としてあったとしても有効アンテナ利得が増加し、リンク・バジェットが改善できることがある。
そのような実施態様は、特に、WiGig仕様を実施し、60GHz周波数スペクトルで動作するデバイスに適用することができる。これは、エンケーシング材料を通過する電波の損失が60GHzなどの比較的より高い周波数でより顕著である場合があることを考慮している。したがって、有効開口の増加は、リンク・バジェットの計算のときに材料による損失を補って役立つことができる。
この手法はプラットフォームの場合に限定されず、上述のものなどの、適用可能な場合にパッケージまたはダイ・レベルで行うこともできる。エンケーシングの材料、エンケーシングの厚さ、無線波長などに関して考慮することができる。
<プロセス例>
図8は、オーバーラップまたは交互配列されたアンテナ・アレイを使用して電波を送信および受信するための例示的なプロセス800の流れ図を示す。この方法を説明する順序は、限定として解釈されることが意図されておらず、任意の数の記載の方法ブロックを任意の順序で組み合わせて、この方法または代替の方法を実施することができる。加えて、個々のブロックは、本明細書で説明する主題の趣旨および範囲から逸脱することなくこの方法から削除することができる。
ブロック802において、アンテナ・アレイおよび要素が誘電体材料の一方の側に配置される。いくつかの実施形態では、アンテナ・アレイおよび要素は、他のアンテナ・アレイおよび要素と誘電体材料の一方の側または平面を共有することができる。アンテナ・アレイおよび要素と、他のアンテナ・アレイおよび要素とは、同じ方向または異なる方向に放射することができる。
ブロック804において、別のアンテナ・アレイおよび要素が誘電体材料の他方の側に配置される。要素は、誘電体材料の反対側の要素にオーバーラップすることができる。いくつかの実施形態では、要素は、誘電体の反対側の要素に対して交互配列することができる。交互配列化および位置付けは、要素のありうる干渉に基づいて、ほぼλ/2の間隔によって定められるように決定することができる。
ブロック806において、電波の送信が、アンテナ・アレイのうちの1つを使用して別個の送信チェーンによって行われる。送信はWiGig仕様で規定された60GHzで動作する無線によるものとすることができる。
ブロック808において、電波の受信が、アンテナ・アレイのうちの1つを使用して別個の受信チェーンによって行われる。受信は、WiGig仕様で規定された60GHzで動作する無線によるものとすることができる。
ブロック810において、送信電波および受信電波は、アンテナ・アレイの有効開口を増加させるために曲げられる。これは、上述のような整形レンズを使用することによって行うことができる。
本発明による実現が特定の実施形態の状況で説明された。これらの実施形態は、例示であり、限定でないことを意味する。多くの変更、変形、追加、および改善が可能である。したがって、単一の事例として本明細書で説明した構成要素に関して複数の事例を提供することができる。様々な構成要素、動作、およびデータ・ストアの間の境界は多少任意であり、特定の動作は特別な例示的な構成の状況で示されている。機能の他の割当てが構想され、特許請求の範囲の範囲内に入ることができる。最後に、様々な構成において個別の構成要素として提示された構造体および機能は、組み合わされた構造体または構成要素として実施することができる。これらおよび他の変更、変形、追加、および改善は、特許請求の範囲で定義されるような本発明の範囲内にありうる。
以下、本願により教示される手段を例示的に列挙する。
(付記1)
2つの平坦な面を有する誘電体材料と、
前記誘電体材料の一方の面に配列された第1の組のアンテナ・アレイ要素と、
前記誘電体材料の面のうち前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の要素に対向する他方の面に配列された第2の組のアンテナ・アレイ要素と
を備えるアンテナ・アレイの構造体。
(付記2)
前記第2の組のアンテナ・アレイ要素が、前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の前記要素にオーバーラップする、付記1に記載の構造体。
(付記3)
前記第2の組のアンテナ・アレイ要素が、前記第1の組のアンテナ・アレイ要素の前記要素に対して交互配列される、付記1に記載の構造体。
(付記4)
前記第1および第2のアンテナ・アレイの前記要素がλ/2の距離だけ互いに離間される、付記1に記載の構造体。
(付記5)
λが60GHz動作周波数によって規定される、付記4に記載の構造体。
(付記6)
前記第1の組のアンテナ・アレイ要素が送信チェーンの一部であり、前記第2の組のアンテナ・アレイ要素が受信チェーンの一部である、付記1に記載の構造体。
(付記7)
前記第1および第2の組のアンテナ・アレイ要素のアンテナ・アレイが60GHzで動作する、付記1に記載の構造体。
(付記8)
前記アンテナ・アレイ要素が共形シールド・プロセスを使用して整形される、付記1に記載の構造体。
(付記9)
前記アンテナ・アレイ要素がブロードサイドまたはエンドファイヤ・アンテナ・アレイの一部である、付記1に記載の構造体。
(付記10)
前記アンテナ・アレイ要素の電波が、前記要素の有効開口を増加させるために曲げられる、付記1に記載の構造体。
(付記11)
当該構造体の双方又は一方の面に設置された異なる方向に放射する他のアンテナ・アレイ要素をさらに含む、付記1に記載の構造体。
(付記12)
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプロセッサに対して形成された無線部であって、誘電体材料の一方の面に配列された複数の要素を有する第1のアンテナ・アレイに接続された送信機、および前記誘電体材料の他方の面に配列された複数の要素を有する第2のアンテナ・アレイに接続された受信機を含む無線部と
を備えるデバイス。
(付記13)
誘電体材料のいずれかの面における要素が、対向する要素にオーバーラップして配列される、付記12に記載のデバイス。
(付記14)
誘電体材料のいずれかの面における要素が、対向する要素に対して交互配列形式で配列される、付記12に記載のデバイス。
(付記15)
前記要素が、λ/2の距離だけ互いに離間されるように配列される、付記12に記載のデバイス。
(付記16)
前記アンテナ要素が、前記送信機および前記受信機のいずれかまたは両方を含むパッケージの一部であり、共形シールドを使用して形成される、付記12に記載のデバイス。
(付記17)
前記デバイスが60GHzで動作する、付記12に記載のデバイス。
(付記18)
前記要素の有効開口を増加させるために送信電波および受信電波を曲げるように整形されたエンケーシングをさらに含む、付記12に記載のデバイス。
(付記19)
空間的なカバレッジを増やすようにまとめて配置されたアンテナ要素および/またはアレイをさらに含む、付記12に記載のデバイス。
(付記20)
電波を送信および受信する方法であって、
第1のアンテナ・アレイおよび要素を誘電体材料の一方の面に配置するステップと、
第2のアンテナ・アレイおよび要素を前記誘電体材料の他方の面に配置するステップと、
前記第1のアンテナ・アレイおよび要素を使用して送信チェーンにより送信するステップと、
前記第2のアンテナ・アレイおよび要素を使用して受信チェーンにより受信するステップと
を含む、方法。
(付記21)
前記アンテナ・アレイの有効開口を増加させるために送信および受信される電波を整形するステップをさらに含む、付記20に記載の方法。
(付記22)
空間的なカバレッジを増やすようにアンテナ・アレイおよび/または要素をまとめて配置するステップをさらに含む、付記20に記載の方法。
米国特許出願公開第2009/0174613号明細書 国際公開第2006/099209号 特開2009−89217号公報 特開2006−67376号公報 特表2011−517394号公報

Claims (9)

  1. アンテナ構造であって:
    直線で囲まれる第1の平坦面と、前記直線で囲まれる第1の平坦面の反対側にある直線で囲まれる第2の平坦面とを有する構造体であって、前記直線で囲まれる第1の平坦面及び前記直線で囲まれる第2の平坦面の各々は誘電体材料を含む、構造体;
    前記構造体の前記直線で囲まれる第1の平坦面の前記誘電体材料に配置される第1のアンテナアレイ;
    前記第1のアンテナアレイの反対側に位置する、前記構造体の前記直線で囲まれる第2の平坦面の前記誘電体材料に配置される第2のアンテナアレイ;
    を有し、前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれアンテナ要素のアレイを有し;
    前記構造体の両側の第1及び第2の平坦面に沿って、第1のアンテナアレイのうちのアンテナ要素の各々は、第2のアンテナアレイのうち対応するアンテナ要素の反対側に配置され;
    前記第1のアンテナアレイのアンテナ要素は前記第2のアンテナアレイに対する反射器又は導波器として機能し、前記第2のアンテナアレイのアンテナ要素は前記第1のアンテナアレイに対する反射器又は導波器として機能する
    ことを特徴とするアンテナ構造。
  2. 前記第1のアンテナアレイのうちの少なくとも幾つかのアンテナ要素は、前記第2のアンテナアレイのうちの少なくとも幾つかのアンテナ要素とオーバーラップしている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ構造。
  3. 前記第1のアンテナアレイのうちのアンテナ要素は各自所定の間隔を空けており、前記第2のアンテナアレイのうちのアンテナ要素は各自所定の間隔を空けている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ構造。
  4. 前記第1のアンテナアレイの前記所定の間隔は、前記第2のアンテナアレイの前記所定の間隔と実質的に同じである
    ことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ構造。
  5. アンテナ構造であって:
    誘電体構造を有する構造体;
    前記構造体に配置される第1のアンテナアレイ;及び
    前記第1のアンテナアレイと反対側に位置する、前記構造体に配置される第2のアンテナアレイ;
    を有し、前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ複数のアンテナ要素を有し;及び
    前記第1のアンテナアレイのうちの少なくとも何れかのアンテナ要素は、アンテナアレイ要素の潜在的な干渉を減らす形態で、前記第2のアンテナアレイのうちの少なくとも何れかのアンテナ要素と交互配列されている;
    ことを特徴とするアンテナ構造。
  6. 前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ異なる方向に放射する
    ことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ構造。
  7. アンテナ構造であって:
    前記アンテナ構造に配置される誘電体材料を有する構造;
    前記構造の第1の側に形成される第1の複数のスロットを有するアンテナ要素を有する第1のアンテナアレイ;及び
    前記構造の第2の側に形成される第2の複数のスロットを有するアンテナ要素を有する第2のアンテナアレイ;
    を有することを特徴とするアンテナ構造。
  8. アンテナ構造であって:
    誘電体材料を有する構造体;
    前記構造体に配置される第1のアンテナアレイ;及び
    前記第1のアンテナアレイと反対側に位置する、前記構造体に配置される第2のアンテナアレイ;
    を有し、前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ複数のアンテナ要素を有し;
    前記第1のアンテナアレイのうち少なくとも何れかのアンテナ要素及び前記第2のアンテナアレイのうち少なくとも何れかのアンテナ要素は、互いに交互配列されており;
    前記構造体の直線で囲まれる第1の平坦面及び直線で囲まれる第2の平坦面の間に反射板は存在しない;
    ことを特徴とするアンテナ構造。
  9. 前記第1のアンテナアレイ及び前記第2のアンテナアレイはそれぞれ複数のアンテナ要素を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載のアンテナ構造。
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