JP6431793B2 - 充電装置及び充電方法並びに自律的に移動しながら掃除する掃除機 - Google Patents

充電装置及び充電方法並びに自律的に移動しながら掃除する掃除機 Download PDF

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Description

本発明は、充電装置及び充電方法に関する。
特許文献1は、蓄電量が所定の蓄電量より少ない場合、所定の蓄電量(充電率)になるまでデバイス20への充電を継続させる構成を開示している(段落0029)。また、必要に応じて天気情報などを利用して、デバイスの次回の使用タイミングに合わせて満充電となるように充電制御している(請求項1、0093,0094)。
特開2012−19600号公報
機器の長時間使用を可能にする観点からは十分な電力を蓄電池に供給して充電率(充電池が放電可能な電力量の最大値に対する、注目時点での放電可能な電力量)を高めることが好ましいが、充電池の長寿命化の観点からは充電率を低くして保管するほうが好ましい。
特許文献1は、デバイスが次回使用タイミングと異なるタイミングで充電装置から取り外されることを想定した充電制御の詳細を開示していない。このため、使用者が充電装置からデバイスを取り外すタイミングによっては、デバイスの充電が不足したり、取り外すタイミングより非常に早く満充電にさせてしまい、充電池が短寿命化するおそれがある。
また、特許文献1は、デバイスの消費する電力量を考慮する構成を開示しておらず、デバイスの次回使用タイミングに合わせて満充電させる。このため、デバイスの使用による放電量が小さいと、蓄電池の充電率が高いまま維持されやすい。
上記事情に鑑みてなされた第1の本発明は、充電池の充電率を高める電力供給部を備え、前記充電池への電力の供給及び前記充電池への電力の供給の停止を切換可能な充電装置であって、
前記電力供給部は、前記充電池への電力の供給が可能になった基準時からの経過時間の増加に応じて、停止、供給、停止の順に切換える切換操作を行い、
前記供給が可能になった時刻である基準時から前記充電池が次回放電する予定の時刻として受付けた第1予定時までの時間である準備時間が長い場合は目標充電率の上限を大きく設定して、該第1予定時における前記充電率が、前記準備時間が短い場合よりも高くなるように前記切換操作を行うことを特徴とする。
また、上記事情に鑑みてなされた第2の本発明は、電力供給部から充電池に電力を供給して充電率を高める充電ステップと、
前記電力供給部からの前記充電池への電力の供給を停止する停止ステップと、
前記電力供給部が前記充電池を充電可能な状態になった基準時からの経過時間を取得する経過時間取得ステップと、
前記充電池が次回放電する予定の時刻である第1予定時を取得する第1予定時取得ステップと、
前記経過時間の増加に応じて、前記停止ステップ、前記充電ステップ、前記停止ステップの順に移行する切換ステップと、
前記基準時から前記第1予定時までの時間である準備時間が長い場合は目標充電率の上限を大きく設定して、該第1予定時における前記充電率が、前記準備時間が短い場合よりも高くなるように前記切換ステップを実行する充電方法である。
第1実施形態の充電式掃除機の本体を左前方から見た斜視図 第1実施形態の充電台の斜視図 第1実施形態の充電台の上面部を詳細に示した図 第1実施形態の充電台の(a)ブロック図,(b)機能ブロック図 第1実施形態の経過時間に応じて行われる充電率の制御の第1の具体例を示す図 第1実施形態の充電制御の第2の具体例を示す図 第1実施形態の第3の具体例を示す図 第2実施形態の充電台の上面部を詳細に示した図 第2実施形態の毎日ボタンを押したときを示す第4の具体例を示す図 第2実施形態の1日おきボタンを押したときを示す第5の具体例を示す図 第2実施形態の週1回ボタンを押したときを示す第6の具体例を示す図 第3実施形態の充電台の上面部を詳細に示した図 第3実施形態の充電制御のフローを示した図 第3実施形態の掃除データの分析結果を示した図 第3実施形態の掃除開始時の充電率の設定表を示す図 第3実施形態のAI制御を示す第7の具体例を示す図 (a)は或る時間帯に2回機器が使用された場合の充電率の推移を示す図、(b)は(a)の後に到来する同一の時間帯の充電率の推移を示す図
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、また、同様の説明は繰り返さない。
本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、例えば、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、或る構成要素が他の構成要素の一部であること、或る構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、を許容する。
≪第1実施形態≫
充電装置及び機器の一例である充電台3及び充電式掃除機1を説明する。機器は充電池の一例であるバッテリ13を備えている。
[充電式掃除機1]
図1は、充電式掃除機1の本体2の斜視図である。本体2は、長細形状のスティックベース4、ハンディ型掃除機5、吸口7を有している。スティックベース4にハンディ型掃除機5を取りつけることができる。スティックベース4の上端部はハンドル6であり、下端には吸口7が接続されている。ハンドル6の付近にはファンモータ11をオン/オフするスイッチ8を設けている。吸口7の左右幅はスティックベース4の左右幅より大きく、下面は床面に面することができる。吸口7の下面は開口(不図示)を有しており、スティックベース4内部のごみ搬送路(不図示)を介して、開口から吸引した塵埃をハンディ型掃除機5に案内できる。吸口7の後ろ側には、吸口7の回動軸を有する接続部7aが位置している。接続部7aは吸口7をハンディ型掃除機5に接続可能である。接続部7aの左右幅は吸口7の左右幅より小さい。
ハンディ型掃除機5は、集塵部9と、集塵部9を介して吸口7の反対側に設けた吸引部10を有する。集塵部9は空気からごみを分離して、ごみを堆積させる構造となっている。空気からごみを分離する方式はサイクロン式、フィルター式のどちらでも構わない。
吸引部10はその内部にファンモータ11と、ファンモータ11の制御信号を出力するハンディ基板12と、バッテリ13を備えている。バッテリ13は、充電台3を介して充電でき、充電したエネルギーを利用してファンモータ11を駆動できる。バッテリ13は、例えば複数本の電池セルとセルの温度を検出する温度センサを組み合わせたパック状の形態にできる。電池としては種々公知の二次電池を採用できるが、充放電に関する電池特性の観点から、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池が好ましい。吸引部10の外装の一部はハンディ部ハンドル14となっており、スティックベース4から分離させて、ハンディ型掃除機5単体として掃除させることができる。なお、ハンディ部ハンドル14付近のハンディ型掃除機5の上面にファンモータ11をオン/オフさせるハンディスイッチ15を設けている。
ハンディ型掃除機5の裏面には端子C1が設けられ、スティックベース4の前面側に設けられた端子C2と電気的に接続できる。充電台3から供給される充電電力(正極、負極)と、スイッチ8からのオン/オフの指示信号とは、端子C1,C2を介してハンディ型掃除機5に伝達される。また、バッテリ13の温度を示す信号は、端子C1,C2を介して充電台3に伝達される。なお、端子C1,C2は4端子にできる。その内3つの端子は、後述する端子C3,C4それぞれと電気的に接続しており、残りの1つの端子はスイッチ8,15に接続している。
ハンディ基板12はスイッチ8又はハンディスイッチ15からのオン/オフ信号により、バッテリ13からファンモータ11へ電力を供給し、ファンモータを駆動させる。さらに、ハンディ基板12はバッテリ13の充放電の切り替えも行っており、ハンディ基板12へ充電電力が作用することでバッテリ13に充電を開始する。
[充電台3]
図2は充電台3の斜視図である。充電台3は、吸口7を載置可能な充電台ベース16と、充電台ベース16に対して略垂直に延び、本体2を支持可能な背もたれ部17と、商用電源等の電源に接続可能な電源コード18と、背もたれ部17近傍に設けた2つの充電台ブロック19とを有する。充電台3は、電源コード18、端子C1〜C4を介して商用電源等からバッテリ13に充電電力を供給して、バッテリ13の充電率を向上させることができる。なお、端子を介した充電に代えて、公知の非接触充電を採用しても良い。
背もたれ部17は、端子C4と凹部20を有し、背もたれ部17の高さは本体2の重心付近までの高さ、又は本体2の高さの約1/2以上にできる。また、2つの充電台ブロック19の間の距離は、接続部7aの幅より若干広い。2つの充電台ブロック19の間に接続部7aが位置するように本体2を設置すると、充電台ブロック19及び凹部20により、本体2を安定させて保管できる。
端子C4は、スティックベース4の背面に設けられた端子C3と電気的に接続できる。端子C3、C4を介して、充電台3からバッテリ13に電力を供給できるとともに、充電台3にバッテリ13の温度を示す信号を伝達できる。端子C4は櫛歯状に並んだ3つの端子を有し、これら3端子はそれぞれ充電電力の正極端子34、バッテリ13の温度端子35、充電電力の負極端子36である。正極端子34と負極端子36は、電源コード18に電気的に接続しており、また、温度端子35を挟んで互いに反対側に設けた構造としている。これにより、充電電力の短絡を抑制できる。
図3は充電台3の上面部を詳細に示した図である。背もたれ部17の上面には、コントロールパネル21と、充電状況および時間等を表示する表示部22が設けられている。背もたれ部17の上下方向の中央より上側にコントロールパネル21を設けているため、使用者の操作性を向上できる。
[入力部24]
コントロールパネル21は、使用者の指令を受け付ける入力部24を有している。使用者は入力部24を利用して、充電式掃除機1の充電モードの設定と、時間帯及び時刻の一方又は両方が含まれる予定情報の設定とができる。予定情報は、バッテリ13が充電台3から取り外されて、充電式掃除機1の使用により放電する予定の時を示す情報であり、例えば使用者が設定できる。
本実施形態では、入力部24の一部として、充電モードの設定指令を受け付ける標準充電モード受付部24a、急速充電モード受付部24b、スケジュール充電モード受付部24cを有している。
また、入力部24の他の一部として、予定情報の設定、追加や削除の指令を受け付ける構成要素として、曜日情報の設定を受け付ける曜日受付部24d、1時間単位の時間情報の指定を受け付ける時間受付部24e、分単位の時間情報の指定を受け付ける分受付部24fを有している。使用者は、これらを利用して予定情報の設定、例えば時間帯や時刻の追加、変更、削除ができる。
さらに、入力部24の残部として、使用者の入力操作の終了を受け付けるセット受付部24gを備えている。
入力部24は、例えば使用者の押下操作により入力を受け付けるメカニカルボタン、静電容量の変化を検出する静電容量ボタンを採用できるが、リモートコントローラによる信号を受け付けてもよい。使用者が種々公知の方法により上記の指令を行えればよい。
本実施形態では、入力部24としてボタンを採用しており、それぞれには印字がなされている。印字された文字を正面から見たときに、これらボタンの半分以上又は全部は、充電台3の中央より右側に設けている。これにより右手での操作がし易くなる。
予定情報の設定等に使用できる時間帯の情報は、曜日や日といった24時間単位のものでもよいし、それ未満の例えば12,8,6時間単位のものでもよい。また、複数種類の時間帯が順番に循環するものでもよい。例えば曜日は7種類の時間帯が順番に循環するものである。充電式掃除機1や充電台3にカレンダーを参照できる機能を搭載しても良い。本実施形態では、時間帯の情報として曜日を採用している。
予定情報の設定等に使用できる時刻の情報は、時間単位、分単位又は秒単位の指定ができる。例えば、1時間単位又は30,20,15,10,5若しくは1分単位に設定できる。本実施形態では、1分単位で時刻の指定を可能にしている。
充電式掃除機1又は充電台3は予定情報を記憶できる。記憶する予定情報は1つでもよいし2つ以上でもよい。なお、充電式掃除機1又は充電台3に予定情報を記憶させず、別の機器に記憶させて、有線や無線による通信等で参照するようにしてもよい。
[表示部22]
表示部22は、設定された充電モードを表示する充電モード表示部30と、設定された時間帯情報である曜日を表示する曜日表示部31と、設定された時刻情報を表示する時刻表示部32と、バッテリ13の充電量を表示する充電量表示部33とを有している。
表示部22としては、例えば液晶パネルを採用できる。充電量表示部33は、バッテリ13の充電量を数値やマーカの個数などで表すことができる。本実施形態では充電量に応じて0本から5本のいずれかの個数のマーカを点灯させている。バッテリ13に電力を供給しているときは、非充電時とは異なる表示状態にさせることができる。例えば、充電時には、充電量表示部33の表示内容を点滅させることができる。
なお、本体2に表示部22を設けてもよい。
[バッテリ13の充電制御の概要]
図4(a)は充電台3のブロック図、図4(b)は充電台3の機能ブロック図である。コントロールパネル21と表示部22は、充電台3の内部に設けられバッテリ13の充電を制御する充電台基板37と通信可能である。充電台基板37は、電源変換回路38、充電制御部39、表示回路40、充電回路41、時計回路42を有する。充電台基盤37は端子C4と電気的に接続している。
電源変換回路38は、電源コード18を介して得た交流の商用電源等の電気を直流に変換し、充電電力として充電回路41に送る。充電回路41に送られた充電電力は、充電制御部39の指示によってバッテリ13の充電の開始及び停止を切換可能なスイッチング素子のオン/オフを切り替え、ハンディ型掃除機5のハンディ基板12を介してバッテリ13に供給される。充電中は、バッテリ13に例えば200,300,500mA以上、好ましくは1.0A以上の電流を供給できる。充電式掃除機1にバッテリ13が搭載されている場合は、例えば500mA以上が好ましい。携帯電話等の少容量の機器に充電池が搭載される場合は、例えば200,300mA以上が好ましい。
この電流値は、充電プロセスの全ての瞬間に満たす必要はなく、例えばスイッチング素子がオンされてからオフされるまでの時間の平均値でよい。
充電制御部39は入力部24の操作により設定した充電モードに応じて、充電の開始や停止を切換える充電制御を行う。各充電モードの詳細については後述する。
充電制御部39はバッテリ13の電圧を監視し、バッテリ13の最大電圧に対する割合で充電率を推定できる。また、バッテリ13の各電圧における電流値の関係をテーブルとして作成しておき、これを参照して充電率を推定しても良い。
充電制御部39はバッテリ13の温度を監視し、バッテリ13の温度が所定の温度以上になった場合に充電を一時停止できる。温度が所定の温度(例えば50℃)以上になった場合は充電を一時停止し、所定の温度以下の別の温度(例えば40℃)まで低下したら、充電を再開させるようにしてもよい。
充電制御部39は、入力部24により設定指令される標準充電モード、急速充電モード、スケジュール充電モードに応じて充電制御を行う。標準充電モードに設定された場合は、スケジュール充電モードに設定変更されるまで設定が保持される。同様に、スケジュール充電モードに設定された場合は、標準充電モードに設定変更されるまで設定が保持される。
一方、急速充電モードは保持されず、急速充電モードが設定された時点から急速充電を開始し、充電が完了したら解除され、元々設定されていた充電モードに設定を戻す。これにより、使用者が急速充電モードの解除を忘れてもバッテリ13の寿命が縮まることを抑制できる。なお、急速充電モードでは必ずしも満充電にさせる必要はなく、後述する目標充電率の上限値までバッテリ13を充電させてもよい。
表示回路40は、充電制御部39の指示に応じて表示パネル22が表示する内容を切換える。
時計回路42は、現在の時刻や現在の時間帯に関する情報を出力して充電制御部39に伝達できる。後述するスケジュール充電モードでは、時計回路42が出力する情報と予定情報とを利用して充電制御を行える。時計回路42として電波時計回路を採用すれば、使用者にとって現在時刻の設定や修正の手間が省けるため好ましい。また、時計回路42を本体2側ではなく充電台3側に設けると、時計回路42への電源の供給を安定化できる点で好ましい。
[充電モード]
以下、標準充電モード、急速充電モード、スケジュール充電モードそれぞれの詳細を説明する。本実施形態では下記の様にそれぞれの充電モードの制御内容を構成しているが、各充電モードの制御方法のそれぞれ、例えば充電制御部39の指令を、互いに矛盾しない範囲で適宜組合せて、その他の充電モードを構成しても良い。
以下、充電台3がバッテリ13を充電可能になった時刻を「基準時刻」と、基準時刻が属する時間帯を「基準時間帯」と呼ぶ。また、基準時刻及び基準時間帯の一方又は両方を指すことを「基準時」と呼ぶ。例えば、充電制御部39は、バッテリ13が充電可能になった時刻の情報を、時計回路42を利用して取得し、基準時刻や基準時間帯を計算できる。なお、バッテリ13が充電可能になった時刻のうち、最新の時刻を用いて基準時を算出できる。
また、基準時から現在までの時間長さを「経過時間」と呼ぶ。例えば、充電制御部39は、時計回路42を利用して現在の情報を取得し、基準時の情報と合わせることで経過時間を取得できる。経過時間の定義は、用途に合わせて種々採用できる。例えば、基準時間帯が或る週の月曜日、基準時刻が10:00、現在時刻が属する時間帯が同じ週の水曜日、現在時刻が13:00である場合、経過時間を(2日間+3時間)としてもよいし、時間帯情報のみを用いて2日間としてもよい。
[標準充電モード]
本実施形態の充電制御部39は、基準時刻及び基準時間帯の両者を含む情報を基準時として参照できる。具体的には、分単位の時刻情報及び0時を始点、24時を終点とする曜日情報を参照できる。すなわち、基準時刻について、分単位の時刻と、基準時刻が属する日の曜日を参照できる。
充電制御部39は、充電率の目標値(目標充電率)の設定及び更新を行える。例えば、目標充電率の設定は、予め使用者等によって固定値を設定することで行える。後述する第1の具体例では目標充電率を60%に予め設定している。バッテリ13が充電可能になると、まず、バッテリ13の充電率を推定し、目標充電率未満である場合は目標充電率になるように充電される。
そして、後述するように目標充電率が更新されると、バッテリ13の充電率は、更新された目標充電率になるように同様に充電される。
充電制御部39は、経過時間に応じて目標充電率を更新できる。本実施形態では、経過時間として基準時刻が属する曜日からの経過日数を採用し、この経過日数を参照して目標充電率を変化させる。具体的には、基準時刻が属する日を充電開始当日(0日目)とし、曜日が変更するごとに目標充電率を高める更新を行う。後述する第1の具体例では、曜日が変更するごとに目標充電率を10%増加させる。なお、経過日数は、時間帯情報として曜日を参照する場合、例えば6日間まで又は7日間までを区別できるようにすると好ましい。また、更新ごとに高める充電率の値は、例えば使用者が予め設定できる。
なお、バッテリ13の寿命の観点から、目標充電率の上限値を設定すると好ましい。後述する第1の具体例では上限値を90%に設定し、上限値を超える目標充電率の更新は行わない。上限値は、例えば使用者が予め設定できる。
(第1の具体例)
図5は、経過時間に応じて行われる目標充電率の制御の第1の具体例を示す図である。土曜日の14:00に充電式掃除機1が使用されて充電率20%にまで使用され、15:00に充電式掃除機1が充電台3に接続して、バッテリ13が充電可能になった場合を具体例として説明する。図中の横軸は時刻を示し、縦軸はバッテリ13の充電率(バッテリ13に蓄えられた電力量)を示している。
この具体例における基準時刻は15:00、基準時間帯は土曜日である。基準時における充電率は、予め0日目の目標充電率として設定されている60%を下回っているため、充電制御部39は、バッテリ13の充電を開始し、60%まで充電する。
基準時間帯である土曜日(0日目)が終わり、日曜日(1日目)になると、目標充電率を10%高める更新が行われる。これにより、日曜日の目標充電率は70%となる。なお、この具体例では時間帯の変更直後に目標充電率の更新及び充電が行われているが、必ずしも変更直後に行わなくても良い。
同様に、月曜日(2日目)、火曜日(3日目)になると、目標充電率が更新され、それぞれ80%、90%になる。上限値を90%と設定しているので、水曜日(4日目)になっても目標充電率は更新されず、90%のまま維持される。
充電式掃除機1は部屋の塵埃を捕集する機器であるが、塵埃の量は充電式掃除機1の不使用期間(経過時間)が長いほど増していく。このため、経過時間が長いほど、その後の充電式掃除機1の使用時間は長くなると考えられる。また、塵埃の量が多いほど、ファンモータ11を強力に駆動させる可能性が高いと考えられる。
このため、経過時間に応じて目標充電率を大きくする制御を行うと、バッテリ13を長寿命化しつつ、使用者の機器の使用により消費する電力量に応じた充電率を確保できる。
上記の例では、経過時間に応じて充電の開始と停止を一組として、段階的に繰り返しており、比較的少ない電流値で連続的に充電を行う態様とは異なっている。具体的には、図5に例示するように、本実施形態の充電制御による充電率の推移は、基準時刻から上限値に到達する時刻までの時間に注目すると、充電率の時間微分が略0の時間長さの方が、それ以外の時間長さに比べて長い。
このようにすると、充電電流値による満充電の判定が容易になり、また、充電制御部39による演算処理や充電回路41のインピーダンスによる電力消費を抑制できるため、好ましい。
第1の具体例で説明したように、電力制御部39は、スイッチング素子をオフ、オン、オフの順に切換えて、バッテリ13への電力を停止、供給、停止の順に切換えている。第1の具体例では、この停止、供給、停止を行う切換操作を複数回行っている。基準時からその後最初に訪れる別の基準時までの間、すなわち充電式掃除機1が充電台3に戻されてから次に取り外されるまでの間、又は基準時から上限値に到達するまでの間に、切換操作を2,3,4又は5回以上行うと、バッテリ13の長寿命化を実現しつつ、充電式掃除機1の次回の使用で消費される電力の増加傾向に適応した充電を行うことができる。なお、切換操作は1回でも良いが複数回が好ましい。
また、或る切換操作の最後に行う停止と、その次の切換操作の最初に行う停止の間には、供給がなくてもよい。すなわち、スイッチング素子をオフ、オン、オフ、オン、オフの順に切換える操作は、切換操作2回分と考えることができる。
また、バッテリ13が電力の供給を「停止」しているとは、例えば、バッテリ13に流れる電流が100mA以下、好ましくは50mA以下、最も好ましくは略0mAのときを表せる。なお、上記ではスイッチング素子を用いて電力の供給を切換えるとして説明したが、同様の機能を発揮できれば種々公知のスイッチを採用できる。
[急速充電モード]
急速充電モードは、基準時刻から、バッテリ13が充電率100%になるまで充電できる。また、充電完了後は、充電台3から本体2が取り外されるまで充電率100%の状態で保管される。
急速充電モードを選択可能にすることで、使用者ができるだけバッテリ13に電力を蓄えさせたい場合等に、その要求に応えることができる。なお、必ずしも充電率100%にする必要はなく、例えば、上述した目標充電率の上限値まで充電させても良い。
また、急速充電モードにおける充電は、その他のモードの充電より高い電流値を用いても良い。例えば、本実施形態では500mA超である1.0A以上、好ましくは2.0A以上にできる。
[スケジュール充電モード]
スケジュール充電モードは、標準充電モードで説明した経過時間に応じた充電率の制御に代えて又は追加して、予定情報を利用して目標充電率を調整できる。予定情報は、例えば予め使用者が入力部24を介して設定できる。
以下、基準時に対して未来であって、予定情報のうち最も基準時に近い時を表す情報を「第1予定時」と呼ぶ。同様に、基準時に対して未来であって、予定情報のうちn番目に基準時に近い時を表す情報を「第n予定時」と呼ぶ。nは1以上の自然数である。第1予定時は、バッテリ13が次回放電する予定の時を示すと考えることができる。
また、基準時から第1予定時までの時間長さを「準備時間」と、現在から第1予定時までの時間長さを「残余時間」と呼ぶ。
(目標充電率の上限値の設定)
スケジュール充電モードでは、第1予定時直前に目標充電率の上限値に到達するように調整できる。また、準備時間、時間帯ごとの機器の使用回数や時間帯ごとのバッテリ13の放電率の合計に応じて上限値を設定できる。これら情報を利用して設定する上限値を第1予定上限値と呼ぶ。
準備時間の長さは機器が使用されない時間長さだと考えられ、充電式掃除機1の場合は清掃が行われない時間に略等しいと考えられる。埃塵の堆積量は準備時間に比例すると考えられるため、準備時間が長いほど第1予定上限値を高く設定すると好ましい。
後述する第2の具体例では、準備時間に応じて第1予定上限値を設定する。具体的には、準備時間が1日(すなわち、連日掃除する場合)の場合は第1予定上限値を80%に、2日の場合は90%に、3日以上の場合は100%に設定する。
なお、目標充電率の下限値を予め設定して、第1予定上限値及び準備時間の情報と併せて、第1予定時までに第1予定上限値に到達するような目標充電率の更新スケジュールを設定しても良い。第2,第3の具体例では下限値を60%にしている。また、目標充電率の設定値も同様に60%にしている。
(一時的な予定情報の追加)
予定情報に含まれている時以外の時に充電式掃除機1が使用されるなどしてバッテリ13が放電し、目標充電率の下限値を下回った場合、その放電が元々予定情報に含まれていた時だとみなして処理できる。これにより、実際の使用態様が予定情報の示す態様とは異なった場合でも、実際の使用態様にさらに適応した充電制御を行える。第2,第3の具体例では、このような処理を行う。例えば、予定情報に木曜日の14:00が含まれていない場合に、木曜日の14:00にバッテリ13が目標充電率の下限値を下回ったとき、充電制御部39は、この木曜日の14:00を新たな基準時として処理する。
なお、充電制御部39は、そのような放電がなされた時の情報を、予定情報に新たに登録しても良い。例えば、予定情報に木曜日の14:00が含まれていない場合に、木曜日の14:00にバッテリ13が目標充電率の下限値を下回ったとき、充電制御部39は、木曜日の14:00を新たに予定情報として登録しても良いし、登録しなくても良い。
(目標充電率の更新)
目標充電率の更新は、準備時間、経過時間、残余時間や、時間帯ごとの機器の使用回数、バッテリ13の放電率の合計に応じて更新できる。
例えば、予め目標充電率が60%に設定されており、日付が変わる毎に目標充電率を10%高める更新を行うとする。この場合は例えば、基準時刻が属する日(0日目)の目標充電率は60%に設定され、その翌日である1日目は70%、2日目は80%、3日目は90%に目標充電率が更新される。充電制御部39は、更新された目標充電率までバッテリ13を充電できる。
なお、バッテリ13の寿命の観点から、第1予定時から所定時間前、例えば30分又は1時間前までは、第1予定上限値未満の略一定値(第2の上限値)に維持し、それ以後に第1予定上限値まで充電させても良い。第2,第3の具体例では、第1予定時の2時間前まで、第1予定上限値より10%低い値で充電を停止させ、第1予定時の2時間前から第1予定上限値まで充電させる。
第2、第3の具体例では、その他のパラメータは第1の具体例と同様にしている。
(第2の具体例)
図6は、スケジュール充電制御の具体例である第2の具体例を説明する図である。図6の実線は、予定情報が示す時にのみ充電式掃除機1を利用した場合の充電率の推移を示す。図6の破線は、予定情報が示す時以外の時にも充電式掃除機1が利用された場合の充電率の推移を示す。充電率が上昇している箇所では充電が行われ、低下している箇所では機器の使用による放電(例えば掃除)が行われていると考えられる。ここで、「予定情報が示す時以外の時」とは、例えば、予定情報が示す時刻が属する時間帯以外の時間帯である。時間帯情報を利用しない場合は、例えば、予定情報が示す時刻の前後1,2,3,4,5,6,8,12時間以内以外の時刻にできる。この定義は、充電池が搭載される機器に応じて適切なものが異なり、種々好適に設定すればよい。例えば充電式掃除機1の場合、予定情報が示す時刻が属する日(本実施形態では曜日にできる。)以外の日にできる。
図6は、充電制御の第2の具体例を示す図である。第2の具体例では、予定情報として毎週土曜日の14:00が設定されている。
予定情報が唯一含む時間帯及び時刻の組合せである土曜日の14:00は7日ごとに到来するため、土曜日の14:00の使用が終了して充電式掃除機1が充電台3に戻されてバッテリ13が充電可能になったとき、準備時間は7日間と検知される。上述した通り、本実施形態では、7日間の準備時間の場合、目標充電率の第1予定上限値を100%に設定する。
はじめに、図6中の実線の場合について説明する。予定情報が示す土曜日の14:00の掃除が終了すると、7日後の土曜日14:00が第1予定時として設定される。準備時間が7日間であるため、第1予定時(来週の土曜日)の第1予定上限値は100%に設定される。一方、基準時刻の充電率は目標充電率の設定値60%を下回っているため、60%まで充電がなされる。そして、目標充電率は、1日目(日曜日)が70%、2日目(月曜日)が80%、3日目(火曜日)が90%にそれぞれ更新される。本実施形態では、第1予定時の所定時間前に第1予定上限値への充電を開始するため、4〜6日目(水〜木曜日)は充電を行わずにそのまま保管し、7日目(土曜日)の14:00直前、例えば12:00からさらに充電を行う。
バッテリ13の特性として、過放電状態や充電率が0%近傍の状態も寿命の短縮につながる。このため、低い充電率(例えば10%以下)で保管すると、予想外の放電が生じる、例えば予定情報が示す時以外の時に使用されると、充電率が0%になりやすく、好ましくない。そのため、目標充電率の設定値を50%又は60%以上にすると好ましい。
また、準備時間が長いほど第1予定上限値を高く設定するため、第1予定時の使用による放電量の傾向に応じて充電率を高めることができる。また、バッテリ13を充電して充電率を高めるステップと、充電を停止して充電率を維持するステップとを基準時から第1予定時まで2回以上繰り返している。これにより、予定情報が示す時以外の時の使用がされた場合の放電量の傾向に応じて充電率を高めることができる。
第2の具体例では、時間帯である曜日が変わる毎に1回、また、第1予定時の直前に1回、目標充電率を更新している。このため、準備時間がm日間である場合、目標充電率の更新量を、例えば、((第1予定上限値)−(設定値))/(m+1)にしてもよい。
次に、第2の具体例のうち、破線A、Bが示す場合の充電制御について説明する。
図6の破線は2本ある。これらそれぞれは、予定情報が示す時以外の時にバッテリ13が放電された場合を示している。まず、火曜日から水曜日にかかる破線Aについて説明する。火曜日の10:00において、バッテリ13の充電率が下限値60%を上回る70%まで低下する程度の放電(掃除)がされた。このように、放電した充電率が比較的小さい使用がなされた場合は、このような使用がされなかった場合と同様の充電制御を行う。すなわち、基準時や第1予定時を元のまま保持する。このような使用は、例えば、使用者が床に気になったごみを見つけて、そのごみを掃除するだけ等の短時間の掃除だと考えられ、第1予定時の使用が実際に行われるかの判断に大きな影響を与えるものではないと考えられるからである。このため、本体2が充電台3に戻されても、充電制御部39は、元の充電スケジュール通りの充電率(90%)にまで充電する。
続いて、木曜日から金曜日にかかる破線Bについて説明する。木曜日の13:00において、バッテリ13の充電率が目標充電率の下限値を下回る20%になる程度の掃除がされた。このように、放電した充電率が比較的大きい使用がなされた場合は、この使用が元々予定情報に登録されていたと仮定した処理を行う。すなわち、この使用がなされた時を新たな基準時として、準備時間等の放電スケジュールを更新する。元々は基準時が土曜日の14:00、第1予定時が来週の土曜日14:00、準備時間が7日間であったところ、この使用がなされた木曜日の13:00に基準時を更新する。これに伴い準備時間が2日間に更新されるため、目標充電率の第1予定上限値は90%に更新される。
すなわち、第1予定時に充電率90%になるように充電スケジュールが修正される。これにより、目標充電率が、充電開始当日(木曜日)が60%、1日目(金曜日)が70%、2日目(土曜日)が80%、第1予定時の直前からさらに充電して90%に設定及び更新される。
予定情報が示す時以外の時に、大きな放電量を伴って充電式掃除機1が利用された場合、元々の第1予定時にも充電式掃除機1が利用される可能性が低下したと判断できる。このため、基準時等の更新を通じて、例えば第1予定上限値を低下させ、実際の使用態様に応じた充電率に近づけることができる。したがって、バッテリ13の寿命を延ばすことができる。
(第3の具体例)
図7は、スケジュール充電制御の具体例である第3の具体例を説明する図である。図7の実線及び破線は、第2の具体例におけるものと同様の意味である。 第3の具体例では、月、水、木、金曜日の11:00が予定情報として設定されている。
まず、実線の場合の充電制御を説明する。月曜日の時点では、基準時が金曜日の12:00、第1予定時が月曜日の11:00であるため、準備時間は3日間である。このため、第1予定上限値は100%に設定される。そして、充電開始当日(金曜日)が設定値の60%、1日目(土曜日)が70%、2日目(日曜日)が80%、3日目(月曜日)は一旦90%まで更新した後、第1予定時の直前から充電を更に行い、第1予定上限値である100%にまで充電する。
月曜日の11:00から充電式掃除機1が使用されて充電率が低下した後、充電台3に12:00に戻されると、基準時は月曜日の12:00、第1予定時は水曜日の11:00になる。準備時間が2日間であるから、第1予定上限値は90%に設定される。そして、充電開始当日(月曜日)が設定値の60%、1日目(火曜日)が70%、2日目(水曜日)は一旦80%まで更新した後、第1予定時の直前から充電を更に行い、第1予定上限値である90%まで充電する。
水曜日の11:00に充電式掃除機1が使用されて充電率が低下した後、充電台3に12:00に戻されると、基準時は水曜日の12:00、第1予定時は木曜日の11:00になる。準備時間が1日間であるから、第1予定上限値は80%に設定される。そして、充電開始当日(水曜日)が設定値の60%、1日目(木曜日)が70%まで更新した後、第1予定時の直前から充電を更に行い、第1予定上限値である80%まで充電する。
金曜日の充電スケジュールは、上述した水曜日から木曜日にかけての充電スケジュールと同様である。
次に、図7の破線Cで示す場合について説明する。破線Cは、予定情報に含まれる金曜日の11:00に充電式掃除機1が使用されなかった場合の充電制御を示している。
予定情報に含まれる時に掃除がされなかった場合、充電制御部39は基準時を維持し、また、第1予定時を第2予定時が示す時に更新できる。すなわち、金曜日の11:00に充電式掃除機1の使用が予定情報の通りに行われ、12:00に充電台3に戻されていれば、基準時は木曜日の12:00から金曜日の12:00に更新されるが、破線Cの場合では、この更新を行わず、木曜日の12:00のまま維持する。一方、第1予定時は、金曜日の11:00から月曜日の11:00に更新する。これにより、準備時間は4日間、第1予定上限値は100%となる。
そして、元の基準時と更新した第1予定時に基づいて充電スケジュールを構成し、この充電スケジュールでの充電率の予定と現在の充電率とを比較する。そして、実際の充電率の方が小さいときは充電を行い、実際の充電率の方が大きいときは、充電率を維持する。
具体的には、更新された充電スケジュールは、充電開始当日(木曜日)が60%、1日目(金曜日)が70%、2日目(土曜日)が80%、3日目(日曜日)が90%、第1予定時の直前でさらに充電を行い、第1予定上限値である100%の充電率にすることになる。しかし、金曜日の実際の充電率は、予定が示す70%以上の80%、土曜日の実際の充電率は、予定が示す80%以上の80%であるので、充電率を維持する。その後日曜日になると、実際の充電率は90%より低い80%であるので、充電を開始し、90%まで充電する。その後、第1予定時の直前でさらに充電を行い、第1予定上限値である100%の充電率にする。
このようにすると、予定情報に登録された時に機器が使用されなかった場合は、バッテリ13の充電率を維持しつつ、第2予定時(上記の例では月曜日の11:00)での使用に適した充電率に到達できる。また、充電池を放電させないので、エネルギー使用量を抑えることができる。
なお、破線Cのように制御する代わりに、充電池から放電させて、第1予定時を更新させず、元々の充電スケジュールの通りに充電制御しても良い。この場合は、充電池の充電率を低下させるため、充電池を長寿命にできる。
≪第2実施形態≫
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、以下の点を除き、第1実施形態の構成と同様にできる。
図8は充電台3のコントロールパネル21及び表示部22を示す図であり、図9から図11はスケジュール充電モード時の充電制御例を示す図である。
本実施形態は、予定情報の登録を簡易に行える。入力部24は、予定情報に時間帯情報を登録する構成要素を有しており、時間帯情報として、0日おき(毎日)に登録する毎日登録部24i、1日おきに登録する1日おき登録部24j、6日おき(週に1回)に登録する週1回登録部24kを有している。さらに、予め定めた時刻情報を登録する構成要素を有しており、予め定めた深夜の時刻に充電をさせることを設定する深夜充電登録部24hを設けている。深夜充電登録部24hを利用することで、比較的安価な電気料金であることが多い深夜時間帯に充電が可能である。
(充電制御の具体例)
具体的な充電制御例を図9から11に示し、説明する。まず、図9に示す第4の具体例について説明する。図9は、毎日登録部24iと深夜充電登録部24hにより予定情報が登録された第4の具体例の充電率の推移を表す図である。特に言及のない限り、パラメータは第2の具体例と同様にしてある。
予定情報はそれぞれの日に設定されているため、いずれの日に注目しても、準備時間は1日間である。このため、上限値は80%となる。また、充電開始当日の目標充電率は設定値の60%、1日目は予め定められた深夜に充電が開始されて、上限値の80%になる。
なお、本実施形態は、予定情報について時間帯情報の登録のみを可能にしたため、第1予定時直前にさらなる充電は行わない。
図10は、1日おき登録部24jと深夜充電登録部24hにより予定情報が登録された第5の具体例の充電率の推移を表す図である。実線は予定情報通りに掃除がされた場合であり、破線は予定情報が示す時以外の時にも掃除が行われた場合を示す。
まず、実線の場合の充電制御を説明する。準備時間は2日間のため、目標充電率の上限値は90%に設定される。充電率は、充電開始当日(月曜日)が下限値の60%、1日目(火曜日)が70%、2日目(水曜日)が上限値の90%となる。なお、各更新による目標充電率の増加値を等しくして、1日目を75%、2日目を90%としてもよい。
次に、破線Eの場合の充電制御を説明する。水曜日に掃除した後、本来なら金曜日に掃除するはずであるが、1日前の木曜日に、下限値の60%を下回る程度の掃除がされた場合、木曜日を新たな基準時に更新し、木曜日から1日おきの予定情報に登録し直す。すなわち、元々予定情報に登録されていた金曜日及び日曜日を削除し、土曜日及び月曜日を登録する。よって、充電開始当日となる木曜日は充電率60%、1日目となる金曜日は充電率70%、新たに掃除スケジュールが組まれた土曜日(2日目)は充電率90%で充電する充電スケジュールのもと、充電制御が行われる。
これにより、実際の使用態様により適した予定情報に更新できる。
図11は、週1回登録部24kと深夜充電登録部24hにより予定情報が登録された第6の具体例の充電率の推移を表す図である。
第6の具体例では、準備時間が7日間のため、目標充電率は100%に設定される。土曜日の使用から、水曜日までは各日で目標充電率が更新され、水曜日で90%の充電率になる。ここで、予定情報により土曜日の使用が見込まれるため、木曜及び金曜日は目標充電率を更新せず、第1予定時が属する土曜日に上限値の100%にまで充電する。
なお、深夜充電登録部24hによる充電時間帯の登録を行わない場合は、本体2が充電台3に接続されたらすぐに、目標充電率の設定値まで充電を行い、所定時間後、例えば12時間後に1日目の充電率になるように充電を行える。その後は、この所定時間より長い時間が経過するごと、例えば24時間ごとに最大充電率を更新して充電を行える。このように、充電の時刻は指定しないが、24時間(1日)ごとに充電率を高める充電制御を行う。
≪第3実施形態≫
第3実施形態について説明する。第3実施形態は、以下の点を除き、第1又は第2実施形態の構成と同様にできる。
図12は充電台3のコントロールパネル21及び表示部22を示す図、図13は充電制御のフローを示す図、図14は掃除データの分析結果を示す図、図15は掃除開始時の充電率の設定表、図16は充電制御例を示す図である。
入力部24は、AI充電モードの設定指令を受付けるAI充電モード受付部24lを備えている。AI充電モードは、充電制御部39が充電式電機掃除機1の使われ方の傾向を分析し、各時間帯の放電量の情報を取得する。この放電量の情報を基に、各時間帯に必要な充電率を算出して充電制御を行う。
具体的なAI充電モードのフローを図13に示す。AI充電モード受付部24lによりAI充電モードを開始したら(S1)、過去の掃除データが蓄積されているかどうか判断する(S2)。掃除データとしては例えば、(i)何れの時間帯、例えば何曜日に、(ii)どの程度バッテリ13の電力を使用したか(放電量)、の2つの直近の約1ヶ月分以上の掃除記録を採用できる。掃除データは、充電モードの設定に依らず収集できるが、使用者の生活に応じたデータを収集するため、例えば、毎日清掃を行うことができる。
掃除データが不足している場合は、例えば標準充電モードで掃除を繰り返し、掃除データを蓄積する(S3)。掃除データが蓄積されている場合又は蓄積した場合は、時間帯ごとに放電量を平均化し、掃除機の使われ方の傾向を分析する(S4)。ここでは時間帯として曜日を採用している。
分析結果として図14に示す例を得たとする。月曜日の平均放電量が85%、火曜日が10%、水曜日が65%、木曜日が55%、金曜日が55%、土曜日が10%、日曜日が15%としてまとめられる。
この分析結果から、放電率が所定の値(例えば30%)以上となる曜日を予定情報に登録する(S5)。
登録された予定情報に対して、目標充電率の上限値を設定する(S6)。上限値は平均放電量以上に設定する。例えば図15に示す表のように設定できる。
準備時間を基に充電スケジュールを作成し、充電を開始する(S7)。充電スケジュールは、上述した充電制御部39が行える方法を採用できる。図16に充電スケジュールに従った充電制御の具体例を示す。
本体2が充電台3から外され、掃除が行われる(S8)。掃除終了後、本体2が充電台3に接続され、掃除による放電量が計測される(S9)。そのデータを含めて再度、曜日ごとの平均放電量を修正する(S4)。
上記のフローを繰り返すことで、充電式掃除機1の使われ方の傾向に基づいて自動的に充電スケジュールを作成できる。
[その他の構成]
充電モードに依らず、目標充電率は、同一時間帯における機器の使用回数や放電率の合計値に応じて設定又は更新しても良い。図17(a)は、或る時間帯の一例である月曜日に2回機器が使用された場合の充電率の推移を示す図、図17(b)は、図17(a)の翌週の月曜日の充電率の推移を示す図である。
図17(a)に例示するように、同一の時間帯に複数回機器が使用されたときや、2回目以降の使用で消費された電力が所定の下限値に近いときは、バッテリ切れのおそれが大きいと考えられる。例えば、2回目の放電量が大きく、使用後の充電率が約10%を下回る場合には、目標充電率を大きくする更新を行える。こうすると、図17(b)に例示するように、1回目の使用後の充電率を高め、2回目の使用でのバッテリ切れを抑制できる。
目標充電率の更新は、同一の時間帯である月曜日のみ行っても良いし、他の時間帯において継続しても良い。例えば上記の例では、毎週月曜日の目標充電率のみを高めて、それ以外の火曜日から日曜日までの目標充電率は元のままにしても良いし、全ての曜日の目標充電率を高めても良い。
本発明の充電装置が充電する機器は、掃除機、音楽プレーヤ、携帯電話、ノートパソコンなど、充電式の電池を搭載した種々公知の機器に適用できるが、機器の不使用時間が長くなると、次回の機器の使用時間も長くなる傾向がある機器が好ましい。また、機器を移動させる駆動輪の駆動を制御する制御部を有し、充電台3から自発的に出発及び帰還可能な自律移動型の機器、例えば自律的に移動しながら掃除する掃除機に適用可能である。このような掃除機の場合、第1予定時が到来したことをトリガーとして、自動的に掃除を開始させることができる。この際、準備時間の長さに応じて、充電台3からの出発時刻から充電台3への帰還時刻までの時間(掃除時間)やファンモータ11による吸引力を調節できる。例えば、準備時間が長いほど掃除時間を長くしたり、ファンモータ11による吸引力を大きくできる。
また、掃除機が部屋マップ情報を利用して自律的に駆動する場合は、準備時間が短い場合、堆積した塵埃量は比較的少ないと考えられるため、床面の同一領域を吸口7が通過する回数を少なくできる。また、準備時間が短いほど、掃除機の単位時間当たりの消費電力を抑えるようにしても良い。例えばファンモータ11への電力供給を少なくできる。これにより、塵埃量に応じた清掃性能を発揮しつつ、充電率を抑制して充電池を長寿命化できる。
特に、時間帯ごとに掃除させる部屋を設定可能な掃除機の場合、部屋の広さ等によってバッテリ13の放電量も変化する。このため、上記のAIモードによる充電制御を行うことで、自動的に掃除開始時の充電率も調整され、さらにバッテリ13の寿命を延ばすことができる。
上記した各実施形態では、充電台3が充電台基板37を有し、充電制御を行う充電装置であるとして説明したが、機器の側が充電装置の機能を兼ねる、例えば充電台基板37を有しても良い。このとき、充電台3は例えば、電源コード18や、機器に電力を送ることができる端子C等の電力供給部を有していればよい。
[他の技術的思想]
本願は、以下の技術的思想を包含する。
(付記1)
充電池の充電率を高める電力供給部を備え、上記充電池を目標充電率まで充電可能な充電装置であって、
上記電力供給部が前記充電池を充電可能になった基準時からの経過時間の増加に応じて、上記目標充電率を更新することを特徴とする充電装置。
(付記2)
複数の時間帯それぞれの充電池の放電量に関するデータを取得可能で、
複数の上記時間帯それぞれの上記データに応じて、上記時間帯それぞれにおける上記充電池の充電率を変化させる充電装置。
付記2によれば、時間帯ごとの放電量に関するデータを利用して、使用者の使用態様に応じた充電制御が可能になる。
(付記3)
ファンモータを有し、付記2に記載の充電装置が充電可能な掃除機であって、
上記データに応じて、上記ファンモータの出力を変化させることを特徴とする掃除機。
付記3によれば、予想される消費電力に応じて掃除機の清掃性能を調整できる。例えば、平均放電量が80%以上の場合にファンモータの出力を抑制すると、完全放電を抑制できる。
1 充電式掃除機(機器)
2 本体
3 充電台(充電装置)
4 スティックベース
5 ハンディ型掃除機
7 吸口
8 スイッチ
13 バッテリ(充電池)
11 ファンモータ
17 背もたれ部
18 電源コード
19 充電台ブロック
21 コントロールパネル
22 表示部
24 入力部
37 充電台基板
38 電源変換回路
39 充電制御部
40 表示回路
41 充電回路
42 時計回路

Claims (10)

  1. 充電池の充電率を高める電力供給部を備え、前記充電池への電力の供給及び前記充電池への電力の供給の停止を切換可能な充電装置であって、
    前記電力供給部は、前記充電池への電力の供給が可能になった基準時からの経過時間の増加に応じて、停止、供給、停止の順に切換える切換操作を行い、
    前記供給が可能になった時刻である基準時から前記充電池が次回放電する予定の時刻として受付けた第1予定時までの時間である準備時間が長い場合は目標充電率の上限を大きく設定して、該第1予定時における前記充電率が、前記準備時間が短い場合よりも高くなるように前記切換操作を行うことを特徴とする充電装置。
  2. 前記第1予定時より前に前記充電池が放電したことを検知した場合、
    該放電率が比較的小さい場合は、前記基準時及び前記第1予定時を保持して前記切換操作を継続し、
    該放電率が比較的大きい場合は、該放電時を新たな基準時として前記切換操作のスケジュールを更新することを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の充電装置で充電される自律的に移動しながら掃除する掃除機であって、
    前記第1予定時が到来したら自動的に掃除を開始し、
    前記準備時間が長い場合は、短い場合よりも、掃除時間を長くする及び/又はファンモータの吸引力を大きくする掃除機。
  4. 時間帯及び/又は時刻の情報を含む予定情報のうち、1つを第1予定時として参照可能で、
    前記基準時から前記第1予定時までの準備時間の長さに応じて前記充電率の上限値を設定し、該上限値以下の充電率を維持するように前記切換操作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の充電装置。
  5. 前記充電池を搭載する機器に対して、前記準備時間を参照させることが可能なことを特徴とする請求項4に記載の充電装置。
  6. 前記予定情報が示す時以外の時に前記充電率が所定の下限値以下に達した場合に、前記基準時及び前記第1予定時の一方又は両方を更新することを特徴とする請求項4又は5に記載の充電装置。
  7. 前記予定情報が示す時に前記充電率が所定の下限値以上を維持した場合に、前記基準時及び前記第1予定時の一方又は両方を維持することを特徴とする請求項4乃至6何れか一項に記載の充電装置。
  8. 前記予定情報は、循環する時間帯の情報を含み、
    一の時間帯における前記充電池の放電回数、放電量の合計値又は所定の下限値を下回る充電率に至ったことの判定結果に応じて、その後到来する該一の時間帯における前記充電率を高めることを特徴とする請求項4乃至7何れか一項に記載の充電装置。
  9. 前記予定情報の時間帯を0日おき、1日おき又は6日おきに設定する信号を出力する毎日登録部、1日おき登録部、週1回登録部の1つ、2つ又は3つを備えることを特徴とする請求項4乃至8何れか一項に記載の充電装置。
  10. 電力供給部から充電池に電力を供給して充電率を高める充電ステップと、
    前記電力供給部からの前記充電池への電力の供給を停止する停止ステップと、
    前記電力供給部が前記充電池を充電可能な状態になった基準時からの経過時間を取得する経過時間取得ステップと、
    前記充電池が次回放電する予定の時刻である第1予定時を取得する第1予定時取得ステップと、
    前記経過時間の増加に応じて、前記停止ステップ、前記充電ステップ、前記停止ステップの順に移行する切換ステップと、
    前記基準時から前記第1予定時までの時間である準備時間が長い場合は目標充電率の上限を大きく設定して、該第1予定時における前記充電率が、前記準備時間が短い場合よりも高くなるように前記切換ステップを実行する充電方法。
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