JP6428154B2 - 液体用紙容器 - Google Patents

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Description

本発明は、液体用紙容器に関するものである。
食品や非食品の液体の内容物に使用される液体用紙容器は、果汁飲料、ジュース、お茶、コーヒー、乳飲料、スープ等の液体飲料、日本酒、焼酎等の酒類に広く用いられている。この液体用紙容器は、紙層の内面に熱可塑性樹脂によるシーラント層が設けられた積層材料からなり、内容物によっては紙層とシーラント層の間にアルミ箔やアルミ蒸着フィルム、あるいは、無機酸化物蒸着フィルムなどのバリア性のある層を設けたものなどがある。
近年、環境保全の問題から使用後の空容器の分別収集や、廃棄物の減容化が行われるようになり、廃棄の際に空容器を解体することが行われている。酒用等の容器としては切妻屋根形の屋根板に口栓を設けた液体用紙容器がある。この容器の場合には、解体にあたって上部トップシール部を開封する必要があるが、トップシール部の熱融着による封鎖が強固であるため、トップシール部を開口して容器を解体するのには力が必要であり、困難であった。
トップシール部の熱融着による封鎖が強固である理由は液体用紙容器のトップシール部は折り曲がった積層体が突き当たった状態でシールするために隙間が生じ易いので、最内層のシーラント層には一般的に流動性の良いポリエチレン樹脂が用いられ、高い温度と強い押圧でシールすることにより隙間を埋めて完全密封するようにしてある為である。
このようなことから、トップシール部のシール強度が強くなっているのだが、開封性を向上させる為にシールする温度を下げたり、押圧を弱くしたりして、トップシール部のシール強度をさげると密封が不完全になり、落下時に液漏れが生じてしまうおそれがある。
そのため、トップシール部を開口するのではなく、口栓の開口部からハサミで切り込んでいって、空容器を解体することが推奨されているが、ハサミで硬い口栓を切ることは極めて困難であり、一般に行われている状況にはない。
この改良として、胴部の側面板を切り破って、それをきっかけとして容易に解体できるようにした液体用紙容器がある。
例えば、特許文献1では、形成用シートの両端部を互いに重ね合わせてシールされる容器本体のサイドシール部に剥離可能なプルタブが設けられており、前記プルタブが、前記サイドシール部において重ね合わせた外面側の前記容器本体形成用シートの端部により形成され、易剥離性のテープ状フィルムによる剥離層を介して剥離可能に設けられていることを特徴とする液体包装用紙容器を提案している。
このテープ状フィルムは、四方の側面板の内面に沿って連続して設けられていて、テープ状フィルムの幅方向両端縁に沿って、複合シートの紙層に切り込み線、ハーフカット、ミシン目などのカッテングラインが刻設されている。
しかし、易剥離性のテープ状フィルムが必要であり、又、胴部貼り合わせ部のシールが易剥離性のテープ状フィルムの為、不安定になる恐れもあった。
また、特許文献2では、予め紙基材を貫通するミシン目を該紙基材に形成し、該ミシン目に沿って液体紙容器を開封する開封口を形成し、さらに、前記液体紙容器内側に一軸延
伸された高密度ポリエチレンフィルムを、その延伸方向が前記開封口を形成するミシン目の形成方向と同一の方向になるようにして、ミシン目と一軸延伸された高密度ポリエチレンフィルムの相乗効果で、開封しやすくしている液体用紙容器が提案されている。
しかし、一軸延伸されたフィルムを用いた方法では解体性が不充分であり、容器の落下時には容器本体が延伸方向に裂けてしまう問題があった。
特許第3843510号公報 特許第3644994号公報
そこで、易剥離性のフィルムを用いずに、易解体性を有し、かつ、充分な落下強度を確保できる形成用シートを使用した液体用紙容器を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本発明の請求項1の発明は、外層側から内層側に向かって、熱可塑性樹脂層、紙基材、シーラント層が、順次積層された積層体から構成され、筒状胴部、この胴部の上端を塞ぐ頂部及び胴部の下端を塞ぐ底部を有する液体用紙容器であって、
前記紙基材に傷加工が施され、かつ前記紙基材とシーラント層の間に、縦軸延伸熱可塑性樹脂層と横軸延伸熱可塑性樹脂層とが積層されており
前記傷加工が胴部又は頂部を1周するように施されていることを特徴とする液体用紙容器である。
本発明の請求項2の発明は、前記縦軸延伸熱可塑性樹脂層の延伸方向と、前記横軸延伸熱可塑性樹脂層の延伸方向が直交するように積層されていることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器である。
本発明の請求項3の発明は、前記縦軸延伸熱可塑性樹脂層と、前記横軸延伸熱可塑性樹脂層とが隣接していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体用紙容器である。
本発明の請求項4の発明は、前記液体用紙容器に口栓が溶着されており、前記傷加工が口栓周縁部のU字状の傷加工に接続していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体用紙容器である。
本発明の液体用紙容器は、紙基材に、あるいは熱可塑性樹脂層から前記紙基材に渡って傷加工Aが施され、かつ紙基材とシーラント層の間には異なった方向に一軸延伸されたフィルムを貼り合わせているので傷加工Aの部分から容易に破って解体することができる。また、異なった方向に一軸延伸されたフィルムを延伸方向が直交するように貼り合わせているので、さらに容易に破って解体することができ、さらに落下時に一軸延伸方向にフィルムが裂けてしまい、そこから内容物が漏れてしまうというおそれがない。加えて、易剥離性のフィルムを使用していないので、層間の接着強度も確保されていて、落下で裂ける等の問題も発生せず、落下強度、座屈強度など、容器本体の強度を高く保つことが出来て、かつ、生産性も高い。
本発明の液体用紙容器の実施形態1、および、実施形態2に用いられる積層体を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の実施形態3、および、実施形態4に用いられる積層体を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の例を、模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の例のブランクを模式的に示した説明図である。 (a)〜(e)本発明の液体用紙容器の一例に設ける傷加工の形状を例示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例で傷加工を胴部に設けたときの切断・解体の方法を説明する模式図である。 本発明の液体用紙容器の一例で傷加工を頂部に設けたときの切断・解体の方法を説明する模式図である。 本発明の液体用紙容器の比較例1に用いられる積層体を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の実施形態に用いられる積層体で、傷加工の別の形態例を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の別の実施形態に用いられる積層体を模式的に断面で示した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を用いて説明する。
図1−1は、本発明の液体用紙容器の実施形態1に用いられる積層体101を模式的に断面で示した説明図である。表から、印刷層1000、熱可塑性樹脂層1、紙基材層2、接着樹脂層3、縦軸延伸熱可塑性樹脂層4c、横軸延伸熱可塑性樹脂層4a、シーラント層5が積層されている。さらに、表側の印刷層1000、熱可塑性樹脂層1と、紙基材層2の半ばまで傷加工が処理されている。
傷加工は、図9のように、表側の熱可塑性樹脂層1を積層する前に行い、紙基材層2のみ、厚みの半ばまで加工する傷加工(基材のみ)でも、かまわない。
積層体101は、図1−2で示すように、縦軸延伸熱可塑性樹脂層4cと、横軸延伸熱可塑性樹脂層4aとを入れ違いにした構成であってもかまわない。
さらに、酒やコーヒー飲料などの酸化劣化しやすい内容物に対してはガスバリア性を有する容器にする為にバリア層を設けることが好ましい。例えば、図2−1で示すように縦軸延伸熱可塑性樹脂層4cの外側面にアルミニウムなどの蒸着層4vを設けた構成にすることが出来る。さらに、確実にガスバリア性を向上させる為、図2−2で示すように、アルミ箔などの金属箔4mを延伸熱可塑性樹脂層に貼り合せても良い。
縦軸延伸熱可塑性樹脂層4cに蒸着したバリア層を設けるには、アルミニウムやスズなどの金属や、シリカやアルミナなどの金属酸化物などの蒸着層4vを設けることができる。蒸着層4vの厚みは、5〜100nmが好ましい。このような蒸着層を設けても、解体性はほとんど低下しない。
また、バリア層としてアルミニウムなどの金属箔4mを縦軸延伸熱可塑性樹脂層4cや横軸延伸熱可塑性樹脂層4aのフィルムに積層する場合は、ドライラミネーションや押出しラミネーション、サーマルラミネーションなどの既存の積層方法で積層することができる。金属箔4mの厚さは、5〜20μmが好ましい。金属箔は引き裂き性が良好な為、金属箔を設ける構成は解体性がさらに向上することになる。
本発明の液体用紙容器100に用いる積層体101を構成する外層側の熱可塑性樹脂層1に用いる樹脂には低密度ポリエチレン樹脂や直鎖状低密度ポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂が好ましい。
これらの熱可塑性樹脂を用いて、紙基材2の外面に押出しラミネーションにより設けることができる。尚、熱可塑性樹脂層1の外面に設けられる印刷層は周知のインキを用いてグラビア印刷やオフセット印刷等の方法で施される絵柄や商品情報などを含む層である。コロナ処理などの易接着処理を行って、印刷層との接着性を高めることが好ましい。印刷層上には耐摩耗性向上の為に印刷層の上へさらにオーバーコート層を設けても良い。
紙基材2としては、通常、ミルクカートン原紙等の板紙が用いられる。坪量と密度は容器の容量やデザインにより適宜選定されるが、通常は坪量200〜500g/mの範囲で密度0.6〜1.1g/cmの紙が好適に用いられる。
接着樹脂層3は、紙基材2と縦軸延伸熱可塑性樹脂層4cや横軸延伸熱可塑性樹脂層4aを貼り合わせるためのエクストルージョンラミネーションに用いるポリオレフィン系樹脂からなる層である。厚みは10μmから60μmの範囲が通常用いられる。10μm未満では十分な接着強度が得られない。
具体的には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのエチレン系樹脂やポリプロピレン、あるいは、エチレン・アクリル酸共重合体やエチレン・メタクリル酸共重合体などのエチレン・α,β不飽和カルボン酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチルやエチレン・アクリル酸エチルやエチレン・メタクリル酸メチルやエチレン・メタクリル酸エチルなどのエチレン・α,β不飽和カルボン酸共重合体のエステル化物、カルボン酸部位をナトリウムイオン、あるいは、亜鉛イオンで架橋した、エチレン・α,β不飽和カルボン酸共重合体のイオン架橋物、エチレン・無水マレイン酸グラフト共重合体やエチレン・アクリル酸エチル・無水マレイン酸のような三元共重合体に代表される酸無水物変性ポリオレフィン、エチレン・グリシジルメタクリレート共重合体などのエポキシ化合物変性ポリオレフィン、エチレン・酢酸ビニル共重合体から選ばれる樹脂の単体、あるいは、これらから選ばれる2種以上の混合物などにより設けられる。
接着強度を高めるために、紙基材2や縦軸延伸熱可塑性樹脂層4c、横軸延伸熱可塑性樹脂層4aの面に、予め、コロナ放電処理、オゾン処理、アンカーコートなどの易接着処理を行うことにより、接着強度を向上させることができる。
縦軸延伸熱可塑性樹脂層、横軸延伸熱可塑性樹脂層に使用する一軸延伸熱可塑性樹脂としては、一軸延伸ポリエチレン、一軸延伸ポリプロピレン、一軸延伸エチレン・プロピレン共重合体、一軸延伸ポリエチレンテレフタレートなどが使用できる。
縦軸延伸熱可塑性樹脂層4cや横軸延伸熱可塑性樹脂層4aとシーラント層との間に、別に接着層を設けてもよい。この接着層は、押し出し樹脂層であってもよいし、また、ラミネート用接着剤であってもよい。押し出し樹脂層に用いる樹脂としては、接着樹脂層3と同様に、オレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂を用いることができる。厚みは、貼り合わす延伸熱可塑性樹脂の延伸性が損なわれないように、5μmから15μmの範囲にすることが望ましい。また、ラミネート用接着剤としては、ウレタン系2液硬化型のドライラミネート用接着剤(無溶剤型接着剤を含む)を用いることができる。乾燥塗布量は、0.5〜7.0g/mが好ましい。
シーラント層5には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体などが使用できるが、直鎖状低密度ポリエチレンを用いるのが好ましい。また、シール部の開封を容易にさせる目的で、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどのポリエチレン樹脂と熱可塑性エラストマーとのブレンド樹脂としても良い。さらに、シーラント層を多層構成とし、内容物の低吸着や接着剤成分の低溶出を目的と
して環状ポリオレフィン樹脂層を設けても良い。
用いる直鎖状低密度ポリエチレンとしては、密度が0.925以下、MIが4以上であるものが好ましく用いられる。シーラント層5の厚みは、30〜100μmが好ましく、Tダイ法やインフレーション法で製膜された無延伸フィルムが好ましい。
本発明の液体用紙容器100における実施形態の例は、例えば、図3−1のような、胴部貼り合せ部を設けて筒状にした胴部20と、該胴部の上端を塞ぐ頂部10と、前記胴部の下端を塞ぐ底部30とからなる液体用紙容器であって、頂部がゲーベルトップ型(屋根型)の液体用紙容器100である。
また、本発明の液体用紙容器は、図3−2のような、頂部10の前方が傾斜部で後方が平らな液体用紙容器200であっても良い。また、図には示さないが、頂部も平らなフラットトップ型の液体用紙容器や、頂部や底部に頂部材や底部材を設けて、環状脚部などを設けた缶状の液体用紙容器であっても良い。また、頂部10に口栓15を設けた口栓付きの液体用紙容器であっても良い。
液体用紙容器を成形する前のブランク102の一例を図4に示した。
この液体用紙容器は、積層体を、一点鎖線で示す折罫を押圧して設けると同時に打ち抜いて、図3−1で示した液体用紙容器100用のブランク102を作成する。このブランク102を折罫に沿って折曲げ、組み立てて必要な部分を加熱融着することによって図3−1で示した液体用紙容器100が製造される。
液体用紙容器100のブランク102は、図3−1に示すように、胴部20を形成する、左側面板21、正面板22、右側面板23、背面板24の四枚の四角形状の面板が順次設けられ、左側面板21の左側端縁には、貼着板25が設けられている。貼着板25は頂部10から底部30まで、それぞれ延設されている。
胴部20の上方の頂部10には、正面板22、背面板24の上方に長方形状の屋根板11、11がそれぞれ連設されていて、正面板22の上方の屋根板11には、口栓15に連通して内容物を注ぎ出すための、口栓孔16が設けられている。
左側面板21、右側面板23の上方には、三角形状の折り込み片12、12がそれぞれ連設されている。左側面板21、右側面板23から折り込み片12、12の三角形の頂点までの長さは、正面板22、背面板24の横幅の半分より長く、折りこんだときに、屋根板11、11が平面にならず、傾斜した切妻屋根型になるように形成されている。
三角形状の折り込み片12、12の上の2辺には、折り返し片13、13、13、13が連設されていて、折り返し片13、13、13、13は、それぞれ、屋根板11、11に接続するようになっている。更に、屋根板11、11と折り返し片13、13、13、13の上方には、トップシール部14が設けられている。
屋根板11、11の上方のトップシール部14の高さは、折り返し片13、13、13、13の上方のトップシール部14の高さより高く形成されていて、製函したときにその高い部分では、屋根板11、11の上方のトップシール部14どうしが直接シールされるようになっている。
胴部20の下方の底部30は、頂部10と類似の形状をしていて、正面板22、背面板24の下方に底板31、31がそれぞれ連設されていて、左側面板21、右側面板23の下方には、三角形状の底部折り込み片32、32が三角形の頂点を下にして、それぞれ連
設されている。
左側面板21、右側面板23から底部折り込み片32、32の逆三角形の頂点までの長さは、正面板22、背面板24の横幅の半分と略等しく、折りこんだときに、底板31、31が略平面になるように形成されている。
三角形状の底部折り込み片32、32の下の2辺には、底部折り返し片33、33、33、33が連設されていて、底部折り返し片33、33、33、33は、それぞれ、底板31、31あるいは貼着板25に接続している。更に、底板31、31と底部折り返し片33、33、33、33の下方には、ボトムシール部34が設けられている。
傷加工する場所は、容器によって、胴部20の頂部側に設けた傷加工A、頂部10に設けた傷加工B,胴部20の底部30側に設けた傷加工C、その他、容器の頂部10から底部30にかけて胴部20の縦に傷加工を設けるなどの方法があり、併用して設けたり、単独で設けても良い。
これらの傷加工の中で、胴部20の頂部側に傷加工を施した傷加工Aの場合は、例えば、図4の傷加工Aが、頂部10の近傍の胴部20に水平に2本、液体用紙容器100に製函した時に胴部20を1周するように、紙基材2に施されている。
また、傷加工Bでは、胴部20ではなく頂部10に設けた傷加工である。頂部10に傷加工Bを設けた場合は、胴部20の近傍の頂部10に水平に1本、液体用紙容器100に製函した時に頂部10を1周するように、紙基材2に、あるいは、印刷層1000や熱可塑性樹脂層1から前記紙基材2に渡って施す。
傷加工Bは、図で示すように、出来るだけ胴部20に近い位置が好ましい。
さらに、傷加工Cでは、胴部20の頂部10側ではなく、底部30側に設けた傷加工である。胴部20の底部30側に傷加工Cを設けた場合は、底部30近傍の胴部20に水平に1本、液体用紙容器100に製函した時に胴部20を1周するように、紙基材2に、あるいは、印刷層1000や熱可塑性樹脂層1から前記紙基材2に渡って施す。
上記、紙基材2の傷加工A、あるいは傷加工Bは、単独でもかまわないが、傷加工Cと合わせて施すことが好ましい。
紙基材2の傷加工A、あるいは傷加工B、傷加工Cは、積層体を貼り合わせた後に、刃型を用いた半抜き加工により、図2の積層体のように設けることができる。また、外層側の熱可塑性樹脂層1を積層する前に、刃型を用いた半抜き加工により設けて、その後に、熱可塑性樹脂層1を押出しラミネーションにより設け、図9の積層体のようにすることもできる。
図9の積層体の場合、紙基材2に施された傷加工Aが外側表面に露出することがなく、外からの水や汚れなどが紙基材2の傷加工Aに進入することがない。
図1や図2の積層体の場合は、貼り合わせや印刷を行った後で、印刷に合わせて傷加工Aを施すことができるので、工程が簡略であり、加工が容易である。
傷加工Aや、傷加工B、傷加工Cの形状を図5に示す。傷加工A、傷加工B,傷加工Cの形状は、図5の(a)のように、直線状の傷加工を設けても良いし、(b)のような破線状に設けることもできる。さらには、(c)のような直線の先端が、2本の傷加工の間方向へ斜めに折り曲がった折れ線状にしても良い。
また、(d)のように、2本の短い線分が、先端側が閉じるように斜めに傾斜していて、それが、2列で2本の傷加工を形成するようにしてもよい。またさらには、(e)のように、水平方向の短い線分が、上下に交互に水平位置をずらして並び、それが、2列で2本の傷加工を形成するようにしてもよい。また、帯状に切り取れるように2本の傷加工を設ければ、これらの形状に限定するものではない。
このブランク102を用いて、液体用紙容器100を成形するには、左側面板21と正面板22の間の折罫、及び、右側面板23と背面板24の間の折罫を山折りする。このとき、折罫の延長上の頂部10、底部30における折罫も同時に山折りする。
そして、貼着板25の表側を、背面板24、及び、背面板24の上下に位置する頂部10と底部30の裏側にシールさせる。尚、あらかじめ貼着板25の端縁部は、紙基材2が内容物に触れないように、端面保護をおこなうことが望ましい。
また、貼着板25と、背面板24や背面板24の上下に位置する頂部10との融着端部に、少しの未融着部を設けると、傷加工A,傷加工B,傷加工Cから切断するきっかけが作り易いので、切断するのに便利である。
端面保護の方法は、内層のシーラント層5を残して、紙基材2から外層側を削り取って、削り残された内層のシーラント層5側を外層側に折り返すスカイブヘミング法や、エッジプロテープを端面が覆われるように貼る方法など、いずれの方法でも構わない。
貼着板25をシールさせたら、正面板22と右側面板23の間の折罫およびその延長線状の折罫を山折りし、背面板24に貼着している貼着板25と左側面板21の間の折罫およびその延長線状の折罫を山折りし、左側面板21、正面板22、右側面板23、背面板24の四枚の面板からなる四角筒状の胴部20を形成する。
次に、底部30を成形する。まず、底部折り込み片32、32を左側面板21や、右側面板23との間の折罫で内方に折り込み、底部折り返し片33、33、33、33を底部折り込み片32、32との折罫で外側に折り返し、底板31、31を正面板22、背面板24との間の折罫で山折りして、底部折り返し片33、33、33、33の裏面をそれぞれ底板31、31の裏面に対向して接触するようにし、ボトムシール部34をシールして、底部30を形成する。
胴部20と底部30が形成された液体用紙容器100の口栓孔16に口栓15を溶着し、内容物を充填する。続いて、折り込み片12、12を左側面板21、右側面板23との間の折罫で内方に折り込み、折り返し片13、13、13、13を折り込み片12、12との間の折罫で外側に折り返し、屋根板11、11を正面板22、背面板24との間の折罫で山折りして、折り返し片13、13、13、13の裏面をそれぞれ屋根板11、11の裏面に対向して接触するようにし、トップシール部14をシールして、頂部10を形成して、内容物が充填された、図3−1のような、頂部10が切り妻屋根型の本例の液体用紙容器100が完成する。
図6(a)(b)は、本発明の液体用紙容器の一例で傷加工を胴部トップ側に設けたときの切断・解体の方法を説明する模式図、図7(a)(b)は、本発明の液体用紙容器の一例で傷加工を頂部に設けたときの切断・解体の方法を説明する模式図である。
液体用紙容器100を、内容物を使用した後、廃棄するには、貼着板25の上に重なって貼着されている背面板24や屋根板11の側端部から、2本の傷加工Aの間や、傷加工Bでは頂部、傷加工Cでは底部を引っ張って、切断して切り取る。
底部の場合は、胴部を内側に押し込んで、切断してもかまわない。
図6のように、傷加工Aを胴部20頂部側に設けた場合は、傷加工Aの間を帯状に切り取ると、図6(a)のように、傷加工Aの上の部分と下の部分を分離することができる。そして、分離した液体紙容器100の上の部分を、下から鋏を入れて、図6(b)のように、口栓15を取り付けた部分を容易に切り取ることができる。口栓周縁部にU字状の傷加工を、胴部に設けた傷加工と接続するように設けておくことで、鋏を用いずに口栓を切り取ることができるようにしても良い。
そして、傷加工Aの下の部分は、上端が開口されているので、上端より鋏を入れて、切り開いて平坦にし、減容化して廃棄することができる。また、胴部に上下に傷加工を施し、かつ底部近傍に胴部の1周するような図4で示す傷加工Cを合わせて施しておき、鋏を用いずに切り開いて平坦にし、減容化して廃棄することもできる。バリア層4に金属箔を用いなかった場合では、紙パックなどとしてリサイクルすることも可能となる。
また、図7のように、傷加工Bを頂部10に設けた場合では、頂部を折畳んでから切り取ることができる。切り取ると、図7(a)のように、傷加工Aの上の部分と下の部分が分離することができる。そして、分離した液体紙容器100の上の部分を、下から鋏を入れて、図7(b)のように、口栓15を取り付けた部分を切り取ることができる。口栓周縁部にU字状の傷加工を、頂部に設けた傷加工と接続するように設けておくことで、鋏を用いずに口栓を切り取ることができるようにしても良い。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
縦軸延伸ポリエチレンフィルム25μmと、横軸延伸ポリエチレンフィルム20μmと、シーラント層5として直鎖状低密度ポリエチレンの60μmの無延伸フィルムとを用い、コロナ放電処理をしながら、それらを、接着剤のドライラミネート用ウレタン系2液硬化型接着剤を介してドライラミネーションによって積層した。
紙基材2として、板紙(坪量400g/m)を用意した。上記縦軸延伸ポリエチレンフィルム25μmと横軸延伸ポリエチレンフィルム20μmと直鎖状低密度ポリエチレン60μmとの積層フィルムと、上記紙基材2との間に、接着樹脂層3の低密度ポリエチレン樹脂をTダイから30μmの厚さで押し出して積層した。同時に、紙基材の表側にも低密度ポリエチレン樹脂をTダイから18μmの厚さで押し出した。これを、タンデム式のエクストルージョンラミネーション機によって積層し、積層体を製造した。
その後、積層体表面に印刷を施した。さらに、印刷面から2本の傷加工Aを、図4のAで示す形状で、刃型を設けたロールを用いて加工しながら、外形や口栓挿入部を打ち抜き、かつ、罫線の加工を行って、ブランクを作成した。
傷加工Aは、図5の(a)で示す2本の直線形状で、紙基材の厚みの4分の3まで刃が入るように加工した。
そして、図4のようなブランクにし、製函し、口栓を取り付け、容量2000mlの液体用紙容器を作成し、実施例1の液体用紙容器とした。
<実施例2>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルム25μmと、横軸延伸ポリエチレンフィルム20μmとを入れ替え、その他は実施例1と同じ加工を行い、容量2000mlの液体用紙容器を作成し、実施例2の液体用紙容器とした。
<実施例3>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルム25μmの表側に、30nmのアルミニウム蒸着層を付けて、その他は実施例1と同じ加工を行い、容量2000mlの液体用紙容器を作成し、実施例3の液体用紙容器とした。
<実施例4>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルム25μmの表側に、7μmのアルミニウム金属箔を貼り合わせ、その他は実施例1と同じ加工を行い、容量2000mlの液体用紙容器を作成し、実施例4の液体用紙容器とした。
<実施例5>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例と同じにした。
<実施例6>
実施例1の横軸延伸ポリエチレンフィルムを横軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例と同じにした。
<実施例7>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリプロピレンフィルムとし、横軸延伸ポリエチレンフィルムを横軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例1と同じにした。
<実施例8>
実施例3の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例3と同じにした。
<実施例9>
実施例3の横軸延伸ポリエチレンフィルムを横軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例3と同じにした。
<実施例10>
実施例3の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリプロピレンフィルムとし、横軸延伸ポリエチレンフィルムを横軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例3と同じにした。
<実施例11>
実施例4の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例4と同じにした。
<実施例12>
実施例4の横軸延伸ポリエチレンフィルムを横軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外は実施例4と同じにした。
<実施例13>
実施例4の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリプロピレンフィルムとし、横軸延伸ポリエチレンフィルムを横軸延伸ポリプロピレンフィルムとした以外が実施例4と同じにした。
<実施例14>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとし、横軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとした以外は実施例1と同じにした。
<実施例15>
実施例3の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとし、横軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとした以外は実施例3と同じにした。
<実施例16>
実施例4の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを縦軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとし、横軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとした以外は実施例4と同じにした。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルム20μmを省き、その他は実施例1と同じ加工を行い、容量2000mlの液体用紙容器を作成し、比較例1の液体用紙容器とした。
<比較例2>
実施例1の横軸延伸ポリエチレンフィルム25μmを省き、その他は実施例1と同じ加工を行い、容量2000mlの液体用紙容器を作成し、比較例2の液体用紙容器とした。
<比較例3>
縦軸延伸ポリエチレンフィルムと横軸延伸ポリエチレンフィルムを省いた以外は実施例1と同じ加工を行い、容量2000mlの液体用紙容器を作成し、比較例3の液体用紙容器とした。
<比較例4>
実施例1の縦軸延伸ポリエチレンフィルムを2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとした以外は実施例と同じにした。
<試験方法>
実施例と比較例について、下記の方法で試験し、比較評価した。
<解体性評価>
手で解体を行い、開けやすいか、否かを官能で評価した。実施例、比較例共、胴部の貼り合せ部で、傷加工Aが上下に2本並んでいる間に指を掛けて剥がすように破断させた。
評価は、成人男性・成人女性各々30で行い、8割以上の人が容易に解体できたものを○とし、解体できたのが8割未満であったものを×とし、8割以上の人が解体できたが、解体がしにくかったものを△として評価した。その結果を表1にまとめた。
<落下衝撃試験>
水を充填した実施例と比較例の液体用紙容器を、正立の状態で高さ80cmよりコンクリートの床面に落下させ、液漏れの状態を確認した。
落下は各5回行い、落下後、浸透液で漏れをチェックした。特に実施例の液体用紙容器では、傷加工した部分を詳しく観察した。各々10個試験して、1つも漏れの無いものを
○とした。1つでも漏れのあった場合を、×として評価した。その結果を表1にまとめた。
Figure 0006428154
以下に、実施例と比較例との評価結果について説明する。
<評価結果>
実施例1、実施例2、実施例3、実施例4など実施例はすべて、解体性は容易に解体でき、また落下衝撃試験でも液漏れを生じたものが無く良好であった。
一方、比較例1、比較例3の液体用紙容器は、解体はできるが非常に解体しづらく、落下衝撃試験も横軸延伸ポリエチレン方向である容器の縦に亀裂が入り、裂けて破損するものが出た。
また、比較例2では、解体できたものの解体しづらく、かつ落下衝撃試験ではほとんどの容器に亀裂が大きく入り、裂けて破損した。
比較例4では、落下衝撃試験では液漏れがなかったが、非常に解体しづらかった。
本発明の液体用紙容器は、以上のように、解体しやすく廃棄し易い、かつ、落下衝撃性に強い。さらに、座屈強度も高く、容器本体の強度を高く保つことが出来るので、積載や搬送などにおける問題などがない。かつ、従来の加工機に傷加工機能を付与するだけで生産できるので、生産性も高く、本発明のメリットは高い。
1・・・・・・・・熱可塑性樹脂層
100・・・・・・液体用紙容器
101・・・・・・積層体
102・・・・・・ブランク
1000・・・・・印刷層
2・・・・・・・・紙基材
3・・・・・・・・接着樹脂層
4a・・・・・・・横軸延伸熱可塑性樹脂層
4c・・・・・・・縦軸延伸熱可塑性樹脂層
4m・・・・・・・金属箔
4v・・・・・・・蒸着層
5・・・・・・・・シーラント層
A・・・・・・・・傷加工(胴部の頂部側)
B・・・・・・・・傷加工(頂部)
C・・・・・・・・傷加工(胴部の底部側)
10・・・・・・・頂部
11・・・・・・・屋根板
12・・・・・・・折り込み片
13・・・・・・・折り返し片
14・・・・・・・トップシール部
15・・・・・・・口栓
16・・・・・・・口栓孔
20・・・・・・・胴部
21・・・・・・・左側面板
22・・・・・・・正面板
23・・・・・・・右側面板
24・・・・・・・背面板
25・・・・・・・貼着板
30・・・・・・・底部
31・・・・・・・底板
32・・・・・・・底部折り込み片
33・・・・・・・底部折り返し片
34・・・・・・・ボトムシール部

Claims (4)

  1. 外層側から内層側に向かって、熱可塑性樹脂層、紙基材、シーラント層が、順次積層された積層体から構成され、筒状胴部、この胴部の上端を塞ぐ頂部及び胴部の下端を塞ぐ底部を有する液体用紙容器であって、
    前記紙基材に傷加工が施され、かつ前記紙基材とシーラント層の間に、縦軸延伸熱可塑性樹脂層と横軸延伸熱可塑性樹脂層とが積層されており
    前記傷加工が胴部又は頂部を1周するように施されていることを特徴とする液体用紙容器
  2. 前記縦軸延伸熱可塑性樹脂層の延伸方向と、前記横軸延伸熱可塑性樹脂層の延伸方向が直交するように積層されていることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器
  3. 前記縦軸延伸熱可塑性樹脂層と、前記横軸延伸熱可塑性樹脂層とが隣接していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体用紙容器
  4. 前記液体用紙容器に口栓が溶着されており、前記傷加工が口栓周縁部のU字状の傷加工に接続していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体用紙容器
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