JP6428129B2 - 直流モータ - Google Patents

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Description

本発明は、直流モータに関する。
下記特許文献1には、直流モータが開示されている。この文献に記載された直流モータの固定子は、ハウジングと、当該ハウジングの内周面に固定されたリング状のマグネットと、を含んで構成されている。そして、リング状のマグネットには、その周方向に沿ってN極とS極とが交互に着磁されている。そして、N極の磁極中心とS極の磁極中心とが周方向に沿って不等間隔に配置されている。これにより、電流リップル(トルクリップル)を増加させて、電流の波形から直流モータの回転数を検出することが可能となっている。
特許第5026949号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたリング状のマグネットは、磁界発生装置によってN極とS極とが着磁されることによって構成される。しかしながら、磁界発生装置によってN極とS極とを着磁する場合、N極の磁極中心及びS極の磁極中心の位置にバラつきが生じやすい。すなわち、N極の磁極中心及びS極の磁極中心が所定の位置に対してずれ易い。
本発明は上記事実を考慮し、固定子の各部の磁極中心の位置を容易に調整することができる直流モータを得ることが目的である。
請求項1記載の直流モータは、軸線回りに回転可能に支持された回転軸と、前記回転軸に固定されていると共に導電性の巻線が巻回された電機子コアと、前記巻線の端末部が接続された整流子と、を有する回転子と、前記整流子に摺接することによって前記巻線へ通電させる一対のブラシと、前記電機子コアを覆うヨークハウジングと、前記ヨークハウジングの内周面に固定され、周方向に沿って交互にかつ磁極中心が不等間隔に配置された2対以上のN極のマグネット及びS極のマグネットと、を有する固定子と、を備え、前記一対のブラシは、前記磁極中心に対して周方向にずらした位置に配置されている
請求項1記載の直流モータによれば、ブラシが整流子に摺接して、電機子コアに巻回された巻線への通電が切替えられる。これにより、電機子コアの回りに磁界が生じ、当該磁界と固定子のマグネット(N極のマグネット及びS極のマグネット)の磁界の相互作用によって、回転子が回転する。すなわち、直流モータの回転軸が回転する。ここで、本発明では、2対以上のN極のマグネット及びS極のマグネットが、周方向に沿って交互にかつ磁極中心が不等間隔に配置された状態でヨークハウジングの内周面に固定されている。当該構成では、周方向に均一に着磁されたセグメントマグネット(N極のマグネット及びS極のマグネット)を用いて固定子を構成することにより、固定子の各部の磁極中心の位置を容易に調整することができる。また、2対以上のN極のマグネット及びS極のマグネットを周方向に沿って不等間隔に配置することにより、ブラシと整流子との接触が切り替わる際の電流リップルを所望の値に調整することができる。
請求項2記載の直流モータは、請求項1記載の直流モータにおいて、一の前記N極のマグネットと当該一の前記N極のマグネットの周方向一方側に隣り合って配置された前記S極のマグネットとの間のクリアランスと、一の前記N極のマグネットと当該一の前記N極のマグネットの周方向他方側に隣り合って配置された前記S極のマグネットとの間のクリアランスと、が異なっている。
請求項2記載の直流モータによれば、一のN極のマグネットと当該一のN極のマグネットと周方向一方側及び他方側に隣合うS極のマグネットとのクリアランスを上記のように設定することにより、固定子の各部の磁極中心の位置を容易に調整することができる。
請求項3記載の直流モータは、請求項1又は請求項2記載の直流モータにおいて、前記N極のマグネット及び前記S極のマグネットの総数をPとし、前記電機子コアのスロット数が、P×(n+1.5)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定されている。
請求項3記載の直流モータによれば、電機子コアのスロット数を上記のように設定することにより、直流モータの低振動化を図りつつブラシと整流子との接触が切り替わる際の電流リップルを所望の値に調整することができる。
請求項4記載の直流モータは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記電機子コアは、周方向に沿って等間隔に配置された複数のティース部を備えており、前記巻線が前記ティース部の回りに巻回されることによって、各々の前記ティース部の回りにコイルが形成されており、前記回転子が回転している際に、一対の前記ブラシと前記コイルの周方向の中心とが同時に一致しないように前記一対のブラシが配置されている。
請求項4記載の直流モータによれば、ブラシの配置を上記のように設定することにより、ブラシと整流子との接触が切り替わる際の電流リップルを所望の値に調整することができる。
請求項5記載の直流モータは、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記巻線は、前記電機子コアに分布巻きにより巻回されている。
請求項5記載の直流モータによれば、巻線を電機子コアに集中巻きにより巻回した場合に比して、直流モータのトルクを向上させることができる。
請求項6記載の直流モータは、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記固定子は、2つの前記N極のマグネットと、2つの前記S極のマグネットと、を含んで構成され、前記一対のブラシは、周方向に90°ずらした位置に配置され、一の前記N極のマグネットの磁極中心及び一の前記S極のマグネットの磁極中心が、前記一対のブラシの周方向へ間隔が狭い側において前記一対のブラシの間に配置されている。
本実施形態の直流モータを軸方向に沿って切断した断面を示す側断面図である。 図1に示された2−2線に沿って切断した直流モータの断面を拡大して示す拡大断面図である。 対比例に係る直流モータの断面を示す図2に対応する拡大断面図である。 本実施形態の直流モータの電流波形を示すグラフである。 対比例に係る直流モータの電流波形を示すグラフである。 対比例に係る直流モータの電流波形を示すグラフである。 対比例に係る直流モータの電流波形を示すグラフである。 スロット数及び巻線方式のバリエーションとリップル山数との関係を示す表である。
図1及び図2を用いて、本発明の実施形態に係る直流モータについて説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、直流モータの軸方向、径方向及び周方向をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、直流モータの軸方向、径方向、周方向を示すものとする。
図1に示されるように、直流モータ10は、回転子12と、ブラシ装置14と、固定子16と、を備えている。
回転子12は、棒状に形成された回転軸18と、回転軸18に固定された電機子コア20及び整流子22と、を含んで構成されている。回転軸18は、後述するヨークハウジング46と同軸上に配置されており、回転軸18の軸方向一端部が、軸受部材24を介してヨークハウジング46の底部に回転自在に支持されていると共に、回転軸18の軸方向他端部は、略円筒状の軸受部材24を介してモータハウジング26に回転自在に支持されている。そして、回転軸18の軸方向他端部には、連結部材28が圧入されている。
図2に示されるように、電機子コア20は、磁性材料を用いて形成されており、この電機子コア20は、環状に形成されていると共に回転軸18が軸心部に圧入される環状部30と、軸方向視で略T字状に形成されていると共に周方向に沿って等間隔に配列された10個のティース部32と、を備えている。この電機子コア20は、10個のティース部32を備えていることにより、当該電機子コア20の外周部には、10個のスロット34が形成されている。
ここで、本実施形態では、後述するN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sの総数をPとした場合において、電機子コア20のスロット34の数が、P×(n+1.5)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定されている。すなわち、P=4,n=1に対応するスロット34の数に設定されている。
また、電機子コア20の各々のティース部32の回りには、導電性の巻線36が巻回されている。これにより、ティース部32の回りにはコイル38が形成されている。さらに、本実施形態では、巻線36が、電機子コア20の各々のティース部32に分布巻きにより巻回されている。
図1に示されるように、整流子22は、回転軸18の軸方向他端側の部分に圧入等によって固定されている。この整流子22は、周方向に沿って等間隔に配列された複数の整流子片40を備えている。また、各整流子片40は、隣接する整流子片40同士が電気絶縁された状態で固定されている。さらに、各整流子片40には、電機子コア20の所定のティース部32毎に巻回された対応する巻線36の端末部が電気的に接続されている。
ブラシ装置14は、整流子22の径方向外側に配置されており、このブラシ装置14は、絶縁性の材料を用いて形成されたブラシホルダ42と、ブラシホルダ42に支持された一対のブラシ44と、を含んで構成されている。また、一対のブラシ44は、図示しないスプリングによって径方向内側に付勢されている。これにより、一対のブラシ44が整流子22に摺接して巻線36(コイル38)へ通電させることが可能となっている。また、図2において仮想線で示されるように、一のブラシ44の周方向の位置は、後述するN極のマグネット48Nの磁極中心L1に対して周方向他方側に12degずらした位置に配置されており、他のブラシ44の周方向の位置は、一のブラシ44に対して周方向一方側に90degずらした位置に配置されている。換言すると、他のブラシ44の周方向の位置は、後述するS極のマグネット48Sの磁極中心L2に対して周方向一方側に12degずらした位置に配置されている。
図1及び図2に示されるように、固定子16は、電機子コア20を覆う有底筒状に形成されたヨークハウジング46と、ヨークハウジング46に固定された2対のN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sと、を含んで構成されている。ヨークハウジング46は、電機子コア20と周方向に対向して配置された筒状部50を備えており、この筒状部50の内周面にN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sが接着剤等により接合されている。
図2に示されるように、N極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sは、ヨークハウジング46の筒状部50の内周面に対応する弧状に湾曲された板状に形成されており、またN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sは、周方向に沿って均一に着磁されている。さらに、本実施形態では、N極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sが、周方向に沿って交互に配置されていると共に、N極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sの磁極中心L1,L2(N極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sの周方向の中心)が不等間隔に配置されている。詳述すると、一のN極のマグネット48Nと当該一のN極のマグネット48Nの周方向一方側に隣り合って配置されたS極のマグネット48Sとの間のクリアランスC1が、一のN極のマグネット48Nと当該一のN極のマグネット48Nの周方向他方側に隣り合って配置されたS極のマグネット48Sとの間のクリアランスC2よりも狭くなっている。これにより、一のN極のマグネット48Nの磁極中心L1が、当該一のN極のマグネット48Nの周方向一方側に隣り合って配置されたS極のマグネット48Sの磁極中心L2に対して周方向に78degずれている。なお、当該構成では、一のN極のマグネット48Nの磁極中心L1が、当該一のN極のマグネット48Nの周方向他方側に隣り合って配置されたS極のマグネット48Sの磁極中心L2に対して周方向に102degずれている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について対比例に係る直流モータ52と比較して説明する。
図1及び図2に示された直流モータ10によれば、一対のブラシ44が整流子22の整流子片40に摺接して、電機子コア20に巻回された巻線36(コイル38)への通電が切替えられる。これにより、電機子コア20の回りに磁界が生じ、当該磁界と固定子16のセグメントマグネット(N極のマグネット48N及びS極のマグネット48S)の磁界の相互作用によって、回転子12が回転する。すなわち、直流モータ10の回転軸18が回転する。
ここで、本実施形態では、2対のN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sが、周方向に沿って交互にかつ磁極中心L1,L2が不等間隔に配置された状態でヨークハウジング46の内周面に固定されている。当該構成では、周方向に均一に着磁されたセグメントマグネット(N極のマグネット48N及びS極のマグネット48S)を用いて固定子16を構成することにより、固定子16の各部の磁極中心L1,L2の位置を容易に調整することができる。また、2対のN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sを周方向に沿って不等間隔に配置することにより、ブラシ44と整流子22の整流子片40との接触が切り替わる際の電流リップルを所望の値に調整することができる。すなわち、図3に示された対比例に係る直流モータ52の電流リップルに比して大きな電流リップルを得ることができる。なお、図3に示された対比例に係る直流モータ52は、一のN極のマグネット48Nの磁極中心L1が、当該一のN極のマグネット48Nの周方向他方側に隣り合って配置されたS極のマグネット48Sの磁極中心L2に対して周方向に90degずれている点を除いては、上記直流モータ10と同様に構成されている。なお、直流モータ52において上記直流モータ10と対応する部材及び部分には、上記直流モータ10と同一の符号を付している。
図4には、本実施形態の直流モータ10の電流リップルが示されており、図5には、対比例に係る直流モータ52の電流リップルが示されている。これらに図に示されたN極の電流波形とS極の電流波形とを合成した波形が電流リップルである。そして、これらの図を見ると、本実施形態の直流モータ10は、対比例に係る直流モータ52の電流リップルに比して大きな電流リップルを得られることがわかる。
また、図2に示されるように、本実施形態では N極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sの総数をPとした場合において、電機子コア20のスロット34の数が、P×(n+1.5)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定されている。これにより、本実施形態の直流モータ10では、対比例に係る直流モータ52の電流リップルに比して大きな電流リップルを得ることができる。
図6及び図7には、N極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sの総数をPとした場合において、電機子コア20のスロット34の数が、P×(n+2)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定された対比例に係る直流モータの電流波形が示されている。図6の電流波形を示す対比例に係る直流モータは、スロット34の数がP×(n+2)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定されていることを除いては本実施形態の直流モータ10と同様に構成されている。また、図7の電流波形を示す対比例に係る直流モータは、スロット34の数がP×(n+2)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定されていることを除いては対比例に係る直流モータ52と同様に構成されている。これらの図に示されるように、スロット34の数がP×(n+2)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定すると、2対のN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sを周方向に不等間隔に配置した場合の電流リップルが、2対のN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sを周方向に等間隔に配置した場合の電流リップルに比して小さくなることがわかる。
また、図2に示されるように、本実施形態では、一のN極のマグネット48Nと当該一のN極のマグネット48Nと周方向一方側及び他方側に隣合うS極のマグネット48SとのクリアランスC1,C2を上記のように設定することにより、固定子16の各部の磁極中心L1,L2の位置を容易に調整することができる。
また、本実施形態では、一のブラシ44の周方向の位置が、N極のマグネット48Nの磁極中心L1に対して周方向他方側に12degずらした位置に配置されていると共に、他のブラシ44の周方向の位置が、S極のマグネット48Sの磁極中心L2に対して周方向一方側に12degずらした位置に配置されている。当該配置とすることにより、直流モータ10の作動中に(回転子12が回転している際に)一対のブラシ44とコイル38の周方向の中心とが同時に一致しない。これにより、本実施形態の直流モータ10では、対比例に係る直流モータ52の電流リップルに比して大きな電流リップルを得ることができる。
さらに、本実施形態では、巻線36が、電機子コア20の各々のティース部32に分布巻きにより巻回されている。これにより、巻線36を電機子コア20の各々のティース部32に集中巻きにより巻回した場合に比して、直流モータ10のトルクを向上させることができる。
なお、本実施形態では、巻線36を電機子コア20の各々のティース部32に分布巻きにより巻回した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、巻線36を電機子コア20の各々のティース部32に集中巻きにより巻回してもよい。巻線36を分布巻きにより巻回するか、或いは、集中巻により巻回するかについては、直流モータのトルク及び寸法等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、電機子コア20のスロット34の数を、P×(n+1.5)(n=1,2,3,…)で求められる数であって、P=4,n=1に対応するスロット34の数に設定した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示されるように、n=2以上に設定することもできる。この図に示されるように、nの値を増加させると、単位回転数あたりの電流リップルの山数が増加することがわかる。なお、この図には、n=0とした場合が示されているが、当該n=0とした構成では電流リップルの値が大きい、すなわち、電流リップルを検出し易い。これに対して、nの値を1以上の値に増加させると、電流リップルの値は小さくなる。しかしながら、上記本実施形態の直流モータ10のように、N極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sを周方向に沿って交互にかつ磁極中心L1,L2を不等間隔に配置することにより、電流リップルの値を大きくすることができる。
さらに、本実施形態では、2対のN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sを用いて固定子16を構成した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、3対以上のN極のマグネット48N及びS極のマグネット48Sを用いて固定子16を構成してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10…直流モータ,12…回転子,16…固定子,18…回転軸,20…電機子コア,22…整流子,34…スロット,36…巻線,44…ブラシ,46…ヨークハウジング,48N…N極のマグネット,48S…S極のマグネット,C1…クリアランス,C2…クリアランス,L1…磁極中心,L2…磁極中心

Claims (6)

  1. 軸線回りに回転可能に支持された回転軸と、前記回転軸に固定されていると共に導電性の巻線が巻回された電機子コアと、前記巻線の端末部が接続された整流子と、を有する回転子と、
    前記整流子に摺接することによって前記巻線へ通電させる一対のブラシと、
    前記電機子コアを覆うヨークハウジングと、前記ヨークハウジングの内周面に固定され、周方向に沿って交互にかつ磁極中心が不等間隔に配置された2対以上のN極のマグネット及びS極のマグネットと、を有する固定子と、
    を備え
    前記一対のブラシは、前記磁極中心に対して周方向にずらした位置に配置されている直流モータ。
  2. 一の前記N極のマグネットと当該一の前記N極のマグネットの周方向一方側に隣り合って配置された前記S極のマグネットとの間のクリアランスと、一の前記N極のマグネットと当該一の前記N極のマグネットの周方向他方側に隣り合って配置された前記S極のマグネットとの間のクリアランスと、が異なっている請求項1記載の直流モータ。
  3. 前記N極のマグネット及び前記S極のマグネットの総数をPとし、
    前記電機子コアのスロット数が、P×(n+1.5)(n=1,2,3,…)で求められる数に設定されている請求項1又は請求項2記載の直流モータ。
  4. 前記電機子コアは、周方向に沿って等間隔に配置された複数のティース部を備えており、
    前記巻線が前記ティース部の回りに巻回されることによって、各々の前記ティース部の回りにコイルが形成されており、
    前記回転子が回転している際に、一対の前記ブラシと前記コイルの周方向の中心とが同時に一致しないように前記一対のブラシが配置されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の直流モータ。
  5. 前記巻線は、前記電機子コアに分布巻きにより巻回されている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の直流モータ。
  6. 前記固定子は、2つの前記N極のマグネットと、2つの前記S極のマグネットと、を含んで構成され、
    前記一対のブラシは、周方向に90°ずらした位置に配置され、
    一の前記N極のマグネットの磁極中心及び一の前記S極のマグネットの磁極中心が、前記一対のブラシの周方向へ間隔が狭い側において前記一対のブラシの間に配置されている請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の直流モータ。
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