JP6427888B2 - 画像表示システム、画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示システム、画像表示装置及び画像表示方法に関する。
スクリーンにおける画像の投影位置を調整するレンズシフト機能付きプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、レンズシフト機能を有するプロジェクタが、透過型スクリーンを保持する筐体内に設置され、筐体の内部から透過型スクリーンに画像を投影するリアプロジェクションシステムを考える。この様な構成において、プロジェクタの投影像が透過型スクリーンからずれている場合には、筐体を開閉してプロジェクタを直接操作しなければならず、投影像の位置調整に煩雑な作業が必要となる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、投影装置からの投影像をスクリーン位置に合わせて自動的に調整可能な画像表示システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、透過型スクリーンと、情報処理装置と、前記情報処理装置から送信される画像を前記透過型スクリーンに投影する投影装置とを有する画像表示システムであって、前記投影装置によって投影される投影像及び前記透過型スクリーンのスクリーン領域を含む検出画像を撮像する撮像手段と、前記検出画像における前記投影像と前記スクリーン領域とを比較し、前記投影装置による前記投影像を補正する補正手段と、前記透過型スクリーンを保持し、内部に前記投影装置が設けられる筐体と、を有し、前記透過型スクリーンは半球状であり、前記補正手段は、前記スクリーン領域の中央を原点としたときの、前記投影像の上下左右端の座標と、前記スクリーン領域の上下左右端の座標とを比較し、前記投影装置による前記投影像の大きさ及び/又は位置を補正する。
本発明の実施形態によれば、投影装置からの投影像をスクリーン位置に合わせて自動的に調整可能な画像表示システムを提供できる。
第1の実施形態に係る画像表示システムの構成を例示する図である。 第1の実施形態に係る画像表示システムの構成を例示する側面からの透過図である。 第1の実施形態に係る画像表示システムの機能構成を例示するブロック図である。 カメラにより撮像された画像におけるスクリーン領域及び投影像を例示する図である。 カメラにより撮像された画像におけるスクリーン領域及び投影像を例示する図である。 カメラにより撮像された画像におけるスクリーン領域及び投影像を例示する図である。 第1の実施形態におけるスクリーン領域検出処理のフローチャートを例示する図である。 第1の実施形態における投影像補正処理のフローチャートを例示する図である。 第1の実施形態に係る画像表示システムの他の構成を例示する図である。 第1の実施形態に係る画像表示システムの他の構成を例示する側面からの透過図である。 第2の実施形態に係る画像表示装置の機能構成を例示するブロック図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
(画像表示システムの構成)
図1は、第1の実施形態に係る画像表示システム100の構成を例示する図である。
画像表示システム100は、透過型のスクリーン10を保持する筐体20、筐体20の内部に設けられているプロジェクタに接続される情報処理装置30を有する。情報処理装置30は、例えばスマートフォン又はタブレットといった携帯機器やPC等であり、有線又は無線によりプロジェクタに接続されている。
画像表示システム100は、情報処理装置30から送られる静止画、動画等の画像を、プロジェクタがスクリーン10の背面に投影し、スクリーン10に映し出される透過画像を筐体20の外部から見ることが出来る様に構成されている。
なお、本実施形態におけるスクリーン10は、半球状であるが、平面であってもよい。また、スクリーン10は、例えば矩形等の任意の形状であってもよい。
図2は、第1の実施形態に係る画像表示システム100の構成を例示する側面からの透過図である。
図2に示す様に、画像表示システム100の筐体20内には、投影装置としてのプロジェクタ40、反射手段としてのミラー50、撮像手段としてのカメラ60が設けられている。
プロジェクタ40は、例えば情報処理装置30から送信される画像を投影する。プロジェクタ40からの投影像は、ミラー50により反射されてスクリーン10に投影される。カメラ60は、プロジェクタ40によって投影される投影像と、スクリーン10の全体を含む画像を撮像し、情報処理装置30に送信する。情報処理装置30は、カメラ60により撮像された画像におけるプロジェクタ40の投影像とスクリーン10のスクリーン領域とを比較し、プロジェクタ40による投影像の位置や大きさを補正する。なお、カメラ60は、プロジェクタ40に組み付けられて一体に設けられてもよく、プロジェクタ40に内蔵されてもよい。
(画像表示システムの機能構成)
図3は、第1の実施形態に係る画像表示システム100の機能構成を例示するブロック図である。
情報処理装置30は、通信部31、補正部33、操作部35、表示部37、記憶部39を有する。
通信部31は、有線及び/又は無線回線等のデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続される通信機能を有する周辺機器と情報処理装置30とのインタフェースである。通信部31は、プロジェクタ40及びカメラ60に接続し、データの送受信を行う。
補正部33は、例えばCPU、ROM、RAM等を含み、ROM等に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって機能が実現される。補正部33は、カメラ60によって撮像される画像に基づいて、プロジェクタ40の投影部41を制御し、投影部41からスクリーン10に投影される投影像を補正する。
投影像の補正は、プロジェクタ40の投影可能範囲内における投影像の位置又は大きさを補正することにより行われる。または、プロジェクタ40のレンズシフト機能を用いて投影像の位置又は大きさが補正されてもよい。
操作部35は、例えばキーボードやマウス等を含み、情報処理装置30に各操作信号が入力される。表示部37は、例えばディスプレイ等を含み、例えばプロジェクタ40に表示させる画像や、カメラ60により撮像された画像等を表示する。記憶部39は、例えばHDD,ROM,RAM等を含み、各種プログラムやデータを記憶する。
プロジェクタ40は、投影部41、入力部43を有する。投影部41は、例えば光源、レンズ等を含み、情報処理装置30から入力部43に入力される画像をスクリーン10に投影する。入力部43は、ネットワークを介して接続される通信機能を有する周辺機器とプロジェクタ40とのインタフェースであり、情報処理装置30から送られる画像や投影部41の制御内容が入力される。
カメラ60は、撮像部61、出力部63を有する。撮像部61は、例えばCCD,CMOS等のイメージセンサを含み、プロジェクタ40の投影像、スクリーン10のスクリーン領域及び筐体20の内壁面を含む画像を撮像する。出力部は、ネットワークを介して接続される通信機能を有する周辺機器とカメラ60とのインタフェースであり、撮像した画像を情報処理装置30に出力する。
(スクリーン領域及び投影像の位置関係)
図4から図6は、カメラ60により撮像された画像におけるスクリーン領域11及び投影像48を例示する図である。
スクリーン領域11は、カメラ60により撮像された画像においてスクリーン10を示す領域である。投影像48は、プロジェクタ40によりスクリーン10及び筐体20の内壁面に投影される画像である。
図4から図6において、スクリーン領域11の中央を原点Oとし、原点Oで直交する左右軸(RL軸)及び上下軸(UD軸)により定められる座標を考える。この様な座標において、上下軸におけるスクリーン領域11の上端の座標をS、下端の座標をS、左右軸におけるスクリーン領域11の左端の座標をS、右端の座標をSとする。また、上下軸における投影像48の上端の座標をP、下端の座標をP、左右軸における投影像48の左端の座標P、右端の座標をPとする。
この時、図4に示す様に、投影像48がスクリーン領域11の全領域を含む様にプロジェクタ40が画像を投影することが好ましい。この場合には、投影像48の上下左右端の座標(P,P,P,P,)が、それぞれスクリーン領域11の上下左右端の座標(S,S,S,S,)以上となり、以下の条件(1)を満たす。
(P≧S)and(P≧S)and(P≧S)and(P≧S) …(1)
上記した条件(1)を満たす場合には、投影像48がスクリーン領域11をカバーし、スクリーン10の全面に画像が表示されることとなる。
しかしながら、画像表示システム100の筐体20内にプロジェクタ40を設置した直後等は、図5及び図6に示す様に、スクリーン領域11と投影像48とが上記した条件(1)を満たさない場合がある。
図5に示す例では、投影像48がスクリーン領域11に対して上方向及び左方向にずれている。この様に、投影像48がスクリーン領域11に対して上下方向にずれている場合には、スクリーン領域11及び投影像48の上下端の座標は、以下の条件(2)を満たすこととなる。
((P>S)and(P<S))or((P<S)and(P>S)) …(2)
また、投影像48がスクリーン領域11に対して左右方向にずれている場合には、スクリーン領域11及び投影像48の左右端の座標は、以下の条件(3)を満たすこととなる。
((P<S)and(P>S))or((P>S)and(P<S)) …(3)
図6に示す例では、投影像48がスクリーン領域11に対して小さく、投影像48がスクリーン領域11をカバーできていない。この様に、投影像48がスクリーン領域11より小さく、投影像48がスクリーン領域11内に存在する場合には、スクリーン領域11及び投影像48の上下左右端の座標は、以下の条件(4)を満たすこととなる。
(P<S)and(P<S)and(P<S)and(P<S) …(4)
画像表示システム100では、情報処理装置30の補正部33が、カメラ60によって撮像される画像におけるスクリーン領域11及び投影像48の各座標の関係から、投影像48の位置ずれを検出する。補正部33は、位置ずれの検出結果に基づいて、上記した条件(1)を満足する様に、プロジェクタ40による投影像48を補正する。
(投影像補正処理)
画像表示システム100において、情報処理装置30の補正部33が投影像48を補正する場合には、まず、補正部33がカメラ60によって撮像される画像におけるスクリーン領域11を取得する。
図7は、第1の実施形態におけるスクリーン領域検出処理のフローチャートの一例である。
スクリーン領域検出処理では、まずステップS101にて、プロジェクタ40が画像を投影しない状態で、カメラ60がスクリーン10を含む画像を撮像し、情報処理装置30に送信する。
次にステップS102にて、情報処理装置30の補正部33が、カメラ60により撮像された画像におけるスクリーン領域11を検出する。プロジェクタ40が画像を投影しない状態では、筐体20内は暗く、外部からの光を透過するスクリーン10がやや明るく見える。したがって、補正部33は、カメラ60により撮像された画像において、周囲よりも明度が高い部分をスクリーン領域11として検出できる。
続いてステップS103では、補正部33が、スクリーン領域11の座標(S,S,S,S)を求めて記憶部39に記憶させ、スクリーン領域検出処理を終了する。なお、スクリーン領域11の座標は、投影像48の補正を実行する度に行う必要はなく、記憶部39に記憶されている値を用いてもよい。また、スクリーン領域11の座標は、予め設定されて記憶部39に記憶されていてもよい。
情報処理装置30の補正部33は、スクリーン領域11の座標を取得した後に、プロジェクタ40の投影部41を制御して投影像48の補正を行う。
図8は、第1の実施形態における投影像補正処理のフローチャートの一例である。
図8に示す様に、投影像補正処理では、まずステップS201にて、プロジェクタ40が画像を投影した状態で、カメラ60がスクリーン10及び投影像48を含む画像を撮像し、情報処理装置30に送信する。ステップS202にて、情報処理装置30の補正部33が、カメラ60により撮像された画像に基づいて、投影像48を検出する。
筐体20の内部では、投影像48が筐体20の内壁部や外部の光を透過するスクリーン10よりも明るく見える。したがって、補正部33は、カメラ60により撮像された画像において、周囲よりも明度が高い部分を投影像48として検出できる。次にステップS203では、補正部33が、投影像48の座標(P,P,P,P)を取得する。
続いてステップS204では、補正部33が、記憶部39からスクリーン領域11の座標(S,S,S,S)を取得し、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標とを比較する。
ステップS205では、補正部33が、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(1)を満たすか否かを判断する。条件(1)を満たす場合には、投影像48がスクリーン領域11をカバーし、スクリーン10に画像が正常に投影されていると判断し、処理を終了する。
スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(1)を満たさない場合(ステップS205:NO)には、ステップS206にて、補正部33が、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(4)を満たすか否かを判断する。条件(4)を満たす場合には、補正部33は、投影像48がスクリーン領域11より小さく、投影像48がスクリーン領域11内に存在すると判断し、ステップS207にて投影像48の拡大処理を実行する。
ここで、補正部33は、プロジェクタ40の投影部41を制御して、例えば投影像48を1.2倍に拡大する。ステップS207にて、投影像48の拡大処理が実行されると、ステップS201からの処理を再度実行する。なお、拡大する倍率は、上記例に限るものではなく、適宜設定されてもよい。
スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(4)を満たさない場合(ステップS206:NO)には、ステップS208にて、補正部33が、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(2)を満たすか否かを判断する。条件(2)を満たす場合には、補正部33は、投影像48がスクリーン領域11から上下方向の何れかにずれていると判断し、ステップS209にて投影像48を上下方向の何れかに移動させる。
スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が、条件(2)における((P>S)and(P<S))を満たす場合には、補正部33は、投影像48がスクリーン領域11の上方向にずれていると判断できる。この場合には、補正部33は、投影像48の位置を例えば10ピクセル下方向に移動させる。
また、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が、条件(2)における((P<S)and(P>S))を満たす場合には、補正部33は、投影像48がスクリーン領域11の下方向にずれていると判断できる。この場合には、補正部33は、投影像48の位置を例えば10ピクセル上方向に移動させる。
スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(2)を満たさない場合(ステップS208:NO)、又は、ステップS209にて投影像48の上下方向への投影像移動処理が実行されると、ステップS210に進む。
ステップS210では、補正部33が、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(3)を満たすか否かを判断する。条件(3)を満たす場合には、補正部33は、投影像48がスクリーン領域11から左右方向の何れかにずれていると判断し、ステップS211にて投影像48を左右方向の何れかに移動させる。
スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が、条件(3)における((P<S)and(P>S))を満たす場合には、補正部33は、投影像48がスクリーン領域11の左方向にずれていると判断できる。この場合には、補正部33は、投影像48の位置を例えば10ピクセル右方向に移動させる。
また、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が、条件(3)における((P>S)and(P<S))を満たす場合には、補正部33は、投影像48がスクリーン領域11の右方向にずれていると判断できる。この場合には、補正部33は、投影像48の位置を例えば10ピクセル左方向に移動させる。
なお、補正部33が投影像48を上下方向又は左右方向に移動させる移動量は、上記例に限るものではなく、適宜設定されてもよい。また、ステップS208及びステップS209と、ステップS210及びステップS211との順番は逆であってもよい。
スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記した条件(3)を満たさない場合(ステップS210:NO)、又は、ステップS211にて投影像48の左右方向への投影像移動処理が実行されると、ステップS201からの処理を再び実行する。
この様に、補正部33は、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が上記条件(1)を満足するまで、投影像48の位置又は大きさの補正を繰り返し実行する。
ここで、スクリーン領域11の座標と投影像48の座標との関係が条件(1)〜(3)の何れかを満たさない場合に、補正部33は、表示部37に投影像48の位置又は大きさの補正を実行することを表示させてもよい。
以上で説明した様に、第1の実施形態に係る画像表示システム100によれば、プロジェクタ40からの投影像48をスクリーン領域11に合う様に自動的に調整可能である。したがって、プロジェクタ40が筐体20の内部に設けられた構成であっても、投影像48の位置及び大きさを合わせるために筐体20を開閉するといった煩雑な作業を要することなく、容易に投影像48をスクリーン領域11に合わせることができる。
なお、プロジェクタ40がスクリーン10に画像を投影でき、カメラ60が投影像48及びスクリーン10を撮像可能であれば、スクリーン10、プロジェクタ40及びカメラ60の構成は、上記した画像表示システム100とは異なる構成であってもよい。
例えば、図9及び図10に例示する画像表示システム101の様に、筐体20の内部であって、透過型のスクリーン10の背後にプロジェクタ40が設けられてもよい。
画像表示システム101では、プロジェクタ40からの投影像は、ミラー等の反射手段を介することなく、スクリーン10に直接投影される。また、カメラ60は、プロジェクタ40に組み付けられて一体に設けられている。なお、カメラ60は、プロジェクタ40とは異なる位置に設けられてもよく、プロジェクタ40に内蔵されてもよい。
この様に、プロジェクタ40はミラー等を介することなく直接スクリーン10に画像を投影する構成であっても、同様に情報処理装置30の補正部33により投影像48が補正され、投影像48をスクリーン領域11に合う様に自動的に調整される。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
図11は、第2の実施形態に係る画像表示装置102の機能構成を例示する図である。
画像表示装置102は、スクリーン10、プロジェクタ40、カメラ60を有する。スクリーン10は筐体20に保持され、プロジェクタ40及びカメラ60は、筐体20の内部に設けられている。スクリーン10、プロジェクタ40及びカメラ60は、第1の実施形態に係る画像表示システム100又は101と同様に構成されている。
画像表示装置102のプロジェクタ40は、投影部41、入力部43、補正部45、記憶部47を有する。補正部45は、例えばCPU、ROM、RAM等を含み、ROM等に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって機能が実現される。記憶部47は、例えばHDD,ROM,RAM等を含み、各種プログラムやデータを記憶する。
プロジェクタ40の入力部43には、例えば有線又は無線により接続される情報処理装置30から送信される画像や、例えばSDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等の各種記録媒体に記録されている画像が入力される。また、入力部43には、カメラ60によって撮像される画像が入力される。
プロジェクタ40は、情報処理装置30から送信された画像を投影部41がスクリーン10に投影し、補正部45が、カメラ60によって撮像される画像に基づいて、図7及び図8に示す処理により、投影像48がスクリーン領域11に合う様に投影部41を制御して投影像48を補正する。
この様に、第2の実施形態に係る画像表示装置102では、プロジェクタ40が補正部45を有し、画像表示装置102において、プロジェクタ40からの投影像48がスクリーン領域11に合う様に自動的に調整される。したがって、投影像48の位置及び大きさを合わせるために筐体20を開けてプロジェクタ40を直接操作するといった煩雑な作業を要することなく、容易に投影像48をスクリーン領域11に合わせることができる。
以上、実施形態に係る画像表示システム、画像表示装置及び画像表示方法について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
10 スクリーン(透過型スクリーン)
11 スクリーン領域
20 筐体
30 情報処理装置
33,45 補正部(補正手段)
37 表示部(表示手段)
40 プロジェクタ(投影装置)
48 投影像
50 ミラー(反射手段)
60 カメラ(撮像手段)
100,101 画像表示システム
102 画像表示装置
特開2009−186528号公報

Claims (9)

  1. 透過型スクリーンと、情報処理装置と、前記情報処理装置から送信される画像を前記透過型スクリーンに投影する投影装置とを有する画像表示システムであって、
    前記投影装置によって投影される投影像及び前記透過型スクリーンのスクリーン領域を含む検出画像を撮像する撮像手段と、
    前記検出画像における前記投影像と前記スクリーン領域とを比較し、前記投影装置による前記投影像を補正する補正手段と、
    前記透過型スクリーンを保持し、内部に前記投影装置が設けられる筐体と、を有し、
    前記透過型スクリーンは半球状であり、
    前記補正手段は、前記スクリーン領域の中央を原点としたときの、前記投影像の上下左右端の座標と、前記スクリーン領域の上下左右端の座標とを比較し、前記投影装置による前記投影像の大きさ及び/又は位置を補正する
    ことを特徴とする画像表示システム。
  2. 前記投影装置による前記投影像を前記透過型スクリーンに反射する反射手段を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示システム。
  3. 前記補正手段は、前記検出画像における明度差に基づいて前記投影像を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れか一項に記載の画像表示システム。
  4. 前記補正手段は、前記投影像の上下方向及び左右方向の端部が全て前記スクリーン領域の内部に存在する場合には、前記投影装置の投影倍率を上げる
    ことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の画像表示システム。
  5. 前記補正手段は、前記投影像の左右方向の端部の一方が前記スクリーン領域の内部に存在し、且つ、前記左右方向の端部の他方が前記スクリーン領域の外部に存在する場合には、前記投影装置に前記投影像の位置を左右方向に移動させ、前記投影像の上下方向の端部の一方が前記スクリーン領域の内部に存在し、且つ、前記上下方向の端部の他方が前記スクリーン領域の外部に存在する場合には、前記投影装置に前記投影像の位置を上下方向に移動させる
    ことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の画像表示システム。
  6. 前記補正手段は、前記撮像手段により撮像された画像における前記投影像と前記スクリーン領域との比較に基づく前記投影像の補正を繰り返し行う
    ことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の画像表示システム。
  7. 前記補正手段は、前記投影像の上下左右端の何れかが前記スクリーン領域の内部に存在する場合に、前記投影像の補正を行うことを表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の画像表示システム。
  8. 透過型スクリーンと、画像を前記透過型スクリーンに投影する投影装置とを有する画像表示装置であって、
    前記投影装置によって投影される投影像及び前記透過型スクリーンのスクリーン領域を含む検出画像を撮像する撮像手段と、
    前記検出画像における前記投影像と前記スクリーン領域とを比較し、前記投影装置による前記投影像を補正する補正手段と、を有し、
    前記透過型スクリーンは半球状であり、
    前記補正手段は、前記スクリーン領域の中央を原点としたときの、前記投影像の上下左右端の座標と、前記スクリーン領域の上下左右端の座標とを比較し、前記投影装置による前記投影像の大きさ及び/又は位置を補正する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  9. 半球状の透過型スクリーンと、画像を前記透過型スクリーンに投影する投影装置と、撮像装置とを有する画像表示システムにおける画像表示方法であって、
    前記投影装置によって投影される投影像及び前記半球状の透過型スクリーンの内壁である半球状のスクリーン領域を含む検出画像を撮像する撮像ステップと、
    前記検出画像における前記投影像と前記半球状のスクリーン領域とを比較し、前記投影装置による前記投影像を補正する補正ステップと、を有し
    前記補正ステップにおいて、前記スクリーン領域の中央を原点としたときの、前記投影像の上下左右端の座標と、前記スクリーン領域の上下左右端の座標とを比較し、前記投影装置による前記投影像の大きさ及び/又は位置を補正する
    ことを特徴とする画像表示方法。
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