JP6425485B2 - Rice cooker and rice cooking control method - Google Patents
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Description
本発明は、米等の食品を入れた鍋状容器を加熱調理する炊飯器および炊飯制御方法に関する。 BACKGROUND OF THE INVENTION Field of the Invention The present invention relates to a rice cooker and cooking control method for cooking a pot-like container containing food such as rice.
従来、被加熱物を入れた鍋状容器をムラなく均一に加熱するために、鍋状容器の底部を加熱するコイルと、鍋状容器の側部を加熱するコイルの二種類のコイルを備える炊飯器が提案されている。例えば、特許文献１には、上記二種類のコイル、ならびに鍋状容器の底部を加熱するコイルのみの駆動と、鍋状容器の底部を加熱するコイルおよび鍋状容器の側部を加熱するコイルの両方の駆動とを切り替える切り替え手段とを備えた炊飯器が記載されている。特許文献１の炊飯器では、炊飯工程および炊飯量に応じて切り替え手段を制御することで、鍋状容器内の対流を実現している。
Conventionally, in order to uniformly and uniformly heat the pot-like container containing the object to be heated, rice cooking is provided with a coil for heating the bottom of the pot-like container and a coil for heating the side of the pot-like container. Vessels have been proposed. For example,
しかしながら、上記の従来技術のように、均一でムラの無い加熱状態を実現するために鍋状容器内の対流を促進させた場合、激しい対流によって炊きあがりの米飯の表面形状が凸凹になり、美味しさの一要素である見た目が悪くなってしまう。 However, when the convection in the pot-like container is promoted to achieve a uniform and uniform heating state as in the above-mentioned prior art, the surface shape of the cooked rice becomes rough due to the strong convection, and the taste is delicious. It looks bad, which is an element of
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、炊きあがりの米飯の表面形状が凸凹になることを抑制し、見た目の美味しさを向上させる炊飯器および炊飯制御方法を提供することを目的としている。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a rice cooker and a rice cooking control method which suppress the surface shape of cooked rice after cooking becoming uneven and improve the appearance taste. The purpose is to
本発明に係る炊飯器は、鍋状容器と、鍋状容器の底部を加熱する第１の加熱手段と、鍋状容器の側部および側部と底部との間の湾曲部の少なくともいずれか一方を加熱する第２の加熱手段と、第１の加熱手段および第２の加熱手段を制御して炊飯工程を実行する制御手段と、を備え、制御手段は、鍋状容器内の被加熱物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程において、外対流制御を実行するものであり、外対流制御では、第１の加熱手段および第２の加熱手段が同時に駆動され、且つ鍋状容器の側部および湾曲部の少なくともいずれか一方の温度が、鍋状容器の底部の温度より高くなるよう、第１の加熱手段および第２の加熱手段に供給する電力が制御される。 The rice cooker according to the present invention comprises at least one of a pot-like container, a first heating means for heating the bottom of the pot-like container, and a side portion of the pot-like container and a curved portion between the side and the bottom. A second heating means for heating the food, and a control means for controlling the first heating means and the second heating means to execute the rice cooking process, the control means comprising: In the boiling maintaining step of maintaining the boiling state, the external convection control is performed, and in the external convection control, the first heating means and the second heating means are simultaneously driven, and the side and the curve of the pot-like container The power supplied to the first heating means and the second heating means is controlled such that the temperature of at least one of the parts is higher than the temperature of the bottom of the pot-like vessel.
本発明に係る炊飯器および炊飯制御方法によれば、鍋状容器の底部と鍋状容器の側部または側部とを同時に加熱し、且つ鍋状容器の側部または湾曲部の温度が、鍋状容器の底部の温度より高くなるよう加熱手段を制御することで、穏やかな外対流を発生させることができる。これにより、対流によって炊きあがりの米飯表面形状が凸凹になることを抑制するとともに、炊きあがりの米飯表面形状を中心部の高さが外周部よりも高い山なり形状とすることができ、見た目の美味しさを向上させることができる。 According to the rice cooker and rice cooking control method according to the present invention, the bottom of the pot-like container and the side of the pot-like container or the side of the pot-like container are simultaneously heated, and the temperature of the side of the pot-like container or the bending portion is By controlling the heating means to be higher than the temperature at the bottom of the container, gentle external convection can be generated. As a result, it is possible to suppress unevenness of the cooked rice surface shape of the cooked rice by convection and to make the cooked rice surface shape of the cooked rice a piled shape whose height of the central portion is higher than that of the outer peripheral portion, which looks delicious Can be improved.
以下、本発明の炊飯器および炊飯制御方法を家庭用ＩＨ式炊飯器に適用した場合の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、この図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。 Hereinafter, an embodiment in the case of applying the rice cooker and the rice cooking control method of the present invention to a home-use IH-type rice cooker will be described with reference to the drawings. In addition, the form of this drawing is an example, and does not limit the present invention. Moreover, in the following drawings, the relationship of the magnitude | size of each structural member may differ from an actual thing.
実施の形態１．
図１は、実施の形態１における炊飯器１００の概略構成を示す断面模式図である。炊飯器１００は、被加熱物（本実施の形態では米２００および水２０１）を入れた鍋状容器５を加熱コイル３で加熱することで被加熱物を炊き上げるものである。図１に示すように、炊飯器１００は、例えば外観が有底筒状の本体１と、本体１に取り付けられ本体１の上部開口部を開閉する蓋体１０とを備えている。
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a schematic configuration of
本体１は、容器カバー２と、加熱手段である加熱コイル３と、鍋底温度センサー４ａと、時間計測手段７と、蓋体１０を開閉自在に支持するヒンジ部６と、各部および各装置を駆動制御して炊飯工程を実行する制御手段８とを備えている。
The
容器カバー２は、有底筒状に形成されており、その内部に鍋状容器５が着脱自在に収容される。容器カバー２の底部中央には、鍋底温度センサー４ａが挿入される孔部２ａが設けられている。なお、鍋状容器５は、誘導加熱により発熱する材料で構成され、有底円筒形状である。図２は、鍋状容器５の断面模式図である。図２に示すように、鍋状容器５は、底部５ａ、底部５ａに対して略垂直方向に延びる側部５ｂ、底部５ａと側部５ｂとの間において湾曲する湾曲部５ｃ、および側部５ｂの上端に形成されるフランジ部５ｄで構成されている。
The
加熱コイル３は、制御手段８により駆動制御され、鍋状容器５を誘導加熱する。加熱コイル３は鍋状容器５の底部５ａ近傍に位置する加熱コイル３ａと、鍋状容器５の湾曲部５ｃ近傍に位置する加熱コイル３ｂから構成される。加熱コイル３ａおよび加熱コイル３ｂは、制御手段８によって個別に駆動制御される。なお、加熱手段である加熱コイル３に代えてシーズヒーター等の電気ヒーターを設けてもよい。加熱コイル３ａが本発明の第１の加熱手段に相当し、加熱コイル３ｂが本発明の第２の加熱手段に相当する。
The
鍋底温度センサー４ａは、例えばサーミスタで構成され、鍋状容器５の温度を検知する温度検知手段である。本実施の形態の鍋底温度センサー４ａは、バネ等の弾性手段によって上方に付勢されており、容器カバー２に収容された鍋状容器５の底部５ａに接する。鍋底温度センサー４ａが検知した鍋状容器５の温度に関する情報は、制御手段８に出力される。なお、鍋底温度センサー４ａの具体的構成はサーミスタに限定されず、鍋状容器５に接触して温度を検知する接触式温度センサーのほか、例えば赤外線センサー等の鍋状容器５の温度を非接触で検知する非接触式温度センサーを採用してもよい。
The pan bottom temperature sensor 4 a is, for example, a thermistor, and is a temperature detection unit that detects the temperature of the
時間計測手段７は、制御手段８からの指示に基づいて経過時間を計測する。時間計測手段７が計測した経過時間は、制御手段８に出力される。
The
ヒンジ部６は、本体１の上部の一端側（図１の紙面左側）に設けられ、蓋体１０を開閉自在に支持する。
The
制御手段８は、鍋底温度センサー４ａ、内部温度センサー４ｂ、時間計測手段７、ならびに本体１に設けられた操作表示部１５からの出力に基づいて、加熱コイル３に供給する高周波電流の動作を制御する。また、制御手段８は、炊飯器１００の動作全般を制御する。制御手段８は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアで構成することもできるし、マイコン又はＣＰＵのような演算装置と、その上で実行されるソフトウェアとにより構成することもできる。
The control means 8 controls the operation of the high frequency current supplied to the
蓋体１０は、外蓋１１と、内蓋１２とを有している。外蓋１１には、着脱できるカートリッジ１４が設けられ、外蓋１１の上面には操作表示部１５が設けられている。
The
外蓋１１は、蓋体１０の上部および側部を構成し、外蓋１１の下部（鍋状容器５に対向する部分）には、係止材１３を介して、内蓋１２が着脱自在に取り付けられている。また、外蓋１１の下部には内部温度センサー４ｂ、そして内蓋１２には内部温度センサー４ｂを挿入させる孔部１２ａが設けられ、外蓋１１には内部温度センサー４ｂの外周の隙間を塞ぐパッキン１１ａが取り付けられている。
The outer lid 11 constitutes the upper portion and the side portion of the
内蓋１２の周縁部には、鍋状容器５のフランジ部５ｄとの密閉性を確保するシール材である蓋パッキン９が取り付けられている。さらに、内蓋１２には、鍋状容器５内で発生した蒸気が出入する蒸気口１２ｂが設けられ、後述するカートリッジ１４の蒸気取入口１４ａと通じている。
A
カートリッジ１４には、炊飯中に発生する蒸気圧に応じて上下動する弁（図示せず）を備えた蒸気取入口１４ａと、蒸気取入口１４ａの弁を通過した蒸気を外部へ排出する蒸気排出口１４ｂとが設けられている。蒸気取入口１４ａは、蒸気口１２ｂに通じており、蒸気口１２ｂを通過して蒸気取入口１４ａからカートリッジ１４内に入ってカートリッジ１４内を流れ、蒸気排出口１４ｂからカートリッジ１４の外へ流出する。カートリッジ１４内を流れる過程において蒸気は冷却されて復水するので、炊飯器１００の外へ流出する蒸気量を減らすことができる。
The
操作表示部１５は、外蓋１１の上部に設けられている。この操作表示部１５は、使用者からの操作入力を受け付けるとともに、操作入力に関する情報および炊飯器１００の動作状態を表示する。操作表示部１５に対して設定可能な項目としては、例えば、炊飯の開始、取り消し、炊飯予約、炊飯メニューがある。炊飯メニューの具体例としては、白米炊飯又は玄米炊飯等の米の種類に関するもの、標準炊飯又は早炊き炊飯等の炊飯時間に関するもの、かため又はやわらかめ等の炊き上がりの米飯のかたさに関するもの等が挙げられる。操作表示部１５が表示する項目としては、例えば、炊飯中又は予約待機中等の炊飯器１００の状態、設定されている炊飯メニューの内容、炊き上がりの予定時刻、現在時刻、炊飯する米の量等が挙げられる。なお、ここで示した操作表示部１５の具体的構成は一例であり、本発明を限定するものではない。
The
操作表示部１５に対して使用者が操作入力を行うと、本体１に内蔵された制御手段８が、入力された炊飯メニューおよび炊飯する米の量に合わせた炊飯プログラムに従って、加熱コイル３を動作させて炊飯工程を実行する。
When the user performs an operation input on the
内部温度センサー４ｂは、鍋状容器５内の温度を検知する。内部温度センサー４ｂの一部は内蓋１２の孔部１２ａに挿入されており、内部温度センサー４ｂは孔部１２ａを介して鍋状容器５内の温度を検知する。内部温度センサー４ｂは、例えばサーミスタで構成することができる。内部温度センサー４ｂが検知した鍋状容器５内の温度に関する情報は、制御手段８に出力される。
The internal temperature sensor 4 b detects the temperature in the pot-
次に、本実施の形態における炊飯器１００の炊飯工程について図３〜５を参照して説明する。図３は、本実施の形態における炊飯器１００の炊飯工程を示すフローチャートである。また、図４は、本実施の形態の炊飯工程における被加熱物温度および鍋状容器温度の推移、ならびに加熱コイル３ａおよび加熱コイル３ｂに供給される電力の推移を示す図である。なお、本実施の形態では、被加熱物温度は米２００および水２０１の温度であり、内部温度センサー４ｂの検知結果から求められる。また、鍋状容器温度は鍋状容器５の温度であり、鍋底温度センサー４ａの検知結果から求められる。
Next, the rice cooking process of the
本実施の形態の炊飯工程の前に、まず、使用者により米２００と水２０１を入れた鍋状容器５が本体１内の容器カバー２に収容される。そして、蓋体１０が閉じられ、操作表示部１５で炊飯メニューが選択される。そして、操作表示部１５の炊飯スイッチ（図示せず）が押下されることで、炊飯器１００の制御手段８に動作指示が与えられ、制御手段８によって炊飯工程が開始される。
Before the rice cooking process of the present embodiment, first, the pot-
炊飯工程が開始されると、まず、吸水工程が行われる（Ｓ１）。吸水工程は、鍋状容器５を予熱し、米２００に吸水を促す工程である。吸水工程において、制御手段８は、時間計測手段７に吸水工程の経過時間の計測を開始させるとともに、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ１の供給と遮断とを繰り返し、鍋状容器５を予熱する（図４参照）。そして、時間計測手段７により計測された経過時間が所定の予熱時間に達すると、吸水工程を終了し、昇温工程へ移行する（Ｓ２）。
When the rice cooking process is started, first, the water absorption process is performed (S1). A water absorption process is a process which preheats the
昇温工程は、吸水工程終了から被加熱物（米２００と水２０１）が沸騰温度に至るまでの工程である。昇温工程において、制御手段８は、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ２の供給と遮断とを繰り返し、鍋状容器５を加熱する（図４参照）。そして、内部温度センサー４ｂの検知温度が所定の沸騰検知温度に到達すると、昇温工程を終了し、沸騰維持工程へ移行する（Ｓ３）。
The temperature raising step is a step from the end of the water absorption step to the boiling temperature of the object to be heated (
沸騰維持工程は、被加熱物が沸騰温度を維持できるよう加熱し、沸騰により米２００のデンプンの糊化を促進させる工程である。沸騰維持工程において、制御手段８は、時間計測手段７に沸騰維持工程の開始からの経過時間ｔ1の計測を開始させる（Ｓ１１）。そして、内部温度センサー４ｂの検知温度が沸騰温度（１００℃）を維持するように、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ３の供給と遮断とを繰り返し（Ｓ１２）、鍋状容器５の温度調節を行う（図４参照）。そして、沸騰維持工程を開始してからの経過時間ｔ1が、所定の待機時間ｔa以上であるか否かを判断する（Ｓ１３）。
A boiling maintenance process is a process of heating so that a to-be-heated material can maintain boiling temperature, and promoting gelatinization of the starch of
経過時間ｔ1が待機時間ｔaより短い場合は（Ｓ１３：ＮＯ）、Ｓ１２に戻る。一方、経過時間ｔ1が待機時間ｔa以上である場合は（Ｓ１３：ＹＥＳ）、図４に示すように、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ４の供給と遮断とを繰り返すとともに、加熱コイル３ｂに対して電力Ｐ５の供給と遮断とを繰り返す（Ｓ１４）。なお、以降の説明においてＳ１４の処理を「外対流制御」という。外対流制御において、加熱コイル３ａと加熱コイル３ｂは同時に通電され、駆動される。これにより、鍋状容器５の底部５ａと湾曲部５ｃは、同時に加熱される。
When the elapsed time t 1 is shorter than the waiting time t a is (S13: NO), the flow returns to S12. On the other hand, when the elapsed time t 1 is the standby time t a or more (S13: YES), as shown in FIG. 4, with repeated and interrupting the supply of electric power P4 to the
また、制御手段８は、被加熱物が沸騰状態を維持するように、加熱コイル３ａへ供給する電力Ｐ４と加熱コイル３ｂへ供給する電力Ｐ５を制御する。さらに、このとき、制御手段８は、鍋状容器５の湾曲部５ｃの温度が、底部５ａの温度よりも高温になるように、加熱コイル３ａへ供給する電力Ｐ４と加熱コイル３ｂへ供給する電力Ｐ５を制御する。なお、図４の例では、加熱コイル３ｂへ供給する電力Ｐ５が加熱コイル３ａへ供給する電力Ｐ４より大きくなっているが、これに限定されるものではない。加熱コイル３の近傍の鍋状容器５の温度は、加熱コイル３の供給電力だけでなく、加熱コイル３の配置および加熱コイル３近傍の鍋状容器５の素材によっても変化する。そのため、加熱コイル３の配置および加熱コイル３近傍の鍋状容器５の素材に応じて、電力Ｐ４および電力Ｐ５がそれぞれ設定される。
Further, the control means 8 controls the electric power P4 supplied to the
図５は、外対流制御時（Ｓ１４）の被加熱物の対流の様子を概略的に示す断面模式図である。外対流制御によって鍋状容器５の底部５ａの温度よりも湾曲部５ｃの温度が高温になることにより、炊飯液が鍋状容器５の鍋肌に沿って上昇し、上部中央に向かう外対流（図５に矢印で示される対流）が発生する。なお、炊飯液とは、米２００から溶け出した成分と水２０１が混合した、水よりも粘性の大きい液体のことである。また、本実施の形態では、湾曲部５ｃのみを加熱するのではなく、同時に底部５ａも加熱している。このように、湾曲部５ｃと底部５ａの両方を同時に加熱し、且つ湾曲部５ｃと底部５ａとに温度差を設けることにより、湾曲部５ｃのみを加熱する場合と比較して流速の小さい穏やかな外対流が発生する。なお、湾曲部５ｃと底部５ａの温度差は、０度より大きければ良いが、対流の速度を穏やかに保つため、大きくなりすぎないように制御する。
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view schematically showing the state of convection of the object to be heated at the time of external convection control (S14). When the temperature of the bending portion 5c becomes higher than the temperature of the bottom 5a of the
沸騰維持工程において、図５に示す穏やかな外対流を発生させることにより、米２００の表面を乱すことなく、且つ炊飯液によって均等に米２００へ熱を与えることができる。また、外対流を発生させることにより、炊飯液は鍋状容器５内の中心部から外周部へ移動しようとする。そのため、炊飯液が消失し米２００の流動が止まるドライアップは、中心部から始まり外周部へと進んでいく。これにより、炊きあがりの米飯の表面形状は中心部の高さが外周部よりも高い山なり形状となる。なお、外対流制御の開始を判断するための待機時間ｔaとしては、０秒以上の任意の時間が設定される。ここで、待機時間ｔaを炊きあがりの米飯の表面形状を決定するタイミングに設定することで、加熱コイル３ｂの駆動を最小限とすることができ、消費電力の削減が可能となる。また、待機時間ｔaを０秒とすることで、炊きあがりの米飯の表面形状を決定するタイミングを逃すことなく確実に外対流を発生させることができる。
By generating the gentle external convection shown in FIG. 5 in the boiling maintenance step, it is possible to evenly apply heat to the
その後、制御手段８は、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが、所定のドライアップ温度Ｔa以上であるか否かを判断する（Ｓ１５）。そして、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔがドライアップ温度Ｔaより低い場合（Ｓ１５：ＮＯ）、Ｓ１４に戻って外対流制御を繰り返す。一方、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが、ドライアップ温度Ｔa以上である場合（Ｓ１５：ＹＥＳ）、鍋状容器５の底の水分がなくなりドライアップされたと判定され、沸騰維持工程を終了して蒸らし工程へ移行する（Ｓ４）。
Thereafter, the control means 8 determines whether the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is equal to or higher than a predetermined dry-up temperature Ta (S15). Then, if the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is lower than the dry-up temperature T a (S15: NO), repeats the outer convection control returns to S14. On the other hand, the detection temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is, when it is dry-up temperature T a higher (S15: YES), it is determined that water in the bottom of the pot-
蒸らし工程は、米２００を蒸らすことにより米２００のデンプンの糊化を促進し、且つ米２００内の水分分布を均一にする工程である。制御手段８は、時間計測手段７に蒸らし工程の経過時間の計測を開始させ、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ６の供給と遮断とを繰り返す（図４参照）。そして、時間計測手段７により計測された経過時間が所定の蒸らし時間に達した場合、制御手段８は、炊飯工程を終了する。
The steaming step is a step of promoting gelatinization of the starch of the
上記のように、本実施の形態では、外対流制御（Ｓ１４）によって鍋状容器５の湾曲部５ｃと底部５ａを同時に加熱し、さらに湾曲部５ｃを底部５ａよりも高温にすることで、炊きあがりの米飯の表面形状の凸凹の発生を抑制し、且つ中心部がふっくらとした山なり形状とすることができる。これにより、炊きあがりの米飯の見た目の美味しさを向上させることができる。また、加熱コイル３ｂを湾曲部５ｃの近傍に配置することにより、湾曲部５ｃが最も高温となる。これにより、火が鍋を包み込むようなかまど炊飯の加熱分布を再現することができる。また、外対流制御の開始を時間計測手段７により計測される経過時間で判断するため、単純な制御によって外対流制御の開始判断が可能である。
As described above, in the present embodiment, the curved portion 5c and the bottom portion 5a of the
実施の形態２．
次に本発明の実施の形態２について説明する。実施の形態２は、沸騰維持工程における外対流制御（Ｓ１４）の開始を判断する際に、時間計測手段７および鍋底温度センサー４ａの検知結果を用いる点において、実施の形態１と相違する。その他の炊飯器１００の構成および炊飯工程については、実施の形態１と同様である。
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described. The second embodiment differs from the first embodiment in that the detection results of the time measurement means 7 and the pan bottom temperature sensor 4a are used when determining the start of the external convection control (S14) in the boiling maintaining step. The other configuration of the
図６は、本実施の形態における炊飯工程を示すフローチャートである。図６において、図３と同じ処理については同じ符号を付す。図６に示すように、本実施の形態の炊飯工程においても、実施の形態１と同様に、吸水工程（Ｓ１）および昇温工程（Ｓ２）が行われ、沸騰維持工程に移行する（Ｓ３）。沸騰維持工程において、制御手段８は、内部温度センサー４ｂの検知温度が沸騰温度（１００℃）を維持するように、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ３の供給と遮断とを繰り返し、鍋状容器５の温度調節を行う（Ｓ１２）。そして、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが所定の鍋温度Ｔb以上であるか否かを判断する（Ｓ２１）。なお、所定の鍋温度Ｔbは、被加熱物が沸騰状態を維持する１００℃以上の任意の値とする。鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが鍋温度Ｔbより低い場合（Ｓ２１：ＮＯ）、Ｓ１２の処理に戻る。
FIG. 6 is a flowchart showing the rice cooking process in the present embodiment. In FIG. 6, the same processes as those in FIG. 3 are denoted by the same reference numerals. As shown in FIG. 6, also in the rice cooking process of the present embodiment, the water absorption process (S1) and the temperature raising process (S2) are performed as in the first embodiment, and the process proceeds to the boiling maintaining process (S3) . In the boiling maintaining step, the control means 8 repeats the supply and interruption of the power P3 to the
一方、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが鍋温度Ｔb以上である場合（Ｓ２１：ＹＥＳ）、制御手段８は、時間計測手段７を制御して、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが鍋温度Ｔb以上である時間の累計（累計時間ｔ2）を計測する（Ｓ２２）。そして、累計時間ｔ2が所定の待機時間ｔb以上であるか否かを判断する（Ｓ２３）。累計時間ｔ2が待機時間ｔbより短い場合は（Ｓ２３：ＮＯ）、Ｓ１２の処理に戻る。一方、累計時間ｔ2が待機時間ｔb以上である場合 （Ｓ２３：ＹＥＳ）、外対流制御（Ｓ１４）を開始する。外対流制御では、実施の形態１と同様に、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ４の供給と遮断とを繰り返すとともに、加熱コイル３ｂに対して電力Ｐ５の供給と遮断とを繰り返す。これにより、図５に示すように、炊飯液が鍋状容器５の鍋肌に沿って上昇し、上部中央に向かう外対流が発生する。
On the other hand, if the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is pot temperature T b above (S21: YES), the
その後、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが、ドライアップ温度Ｔa以上であるか否かが判断される（Ｓ１５）。そして、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔがドライアップ温度Ｔaより低い場合（Ｓ１５：ＮＯ）、Ｓ１４に戻って外対流制御を繰り返す。一方、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが、ドライアップ温度Ｔa以上である場合（Ｓ１５：ＹＥＳ）、蒸らし工程を行って（Ｓ４）、炊飯工程を終了する。 Then, the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is whether or not dried-up temperature T a more is determined (S15). Then, if the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is lower than the dry-up temperature T a (S15: NO), repeats the outer convection control returns to S14. On the other hand, the detection temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is, when it is dry-up temperature T a higher (S15: YES), performs steaming step (S4), and terminates the cooking process.
上記のように、本実施の形態では、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが鍋温度Ｔb以上である累計時間ｔ2に基づいて外対流制御（Ｓ１４）の開始を判断する。これにより、外対流制御を開始する前に、被加熱物温度が低下するエラーが発生した場合でも、常に一定量以上の熱量が与えられた後に、外対流制御（Ｓ１４）を開始することができる。これにより、加熱不十分により糊化不足となってしまうことを抑制することができる。 As described above, in the present embodiment, the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a determines the start of the external convective control (S14) on the basis of the cumulative time t 2 is the pot temperature T b or more. By this, even when an error in which the temperature of the object to be heated is lowered occurs before the start of the external convection control, the external convection control (S14) can be started after the heat quantity of a fixed amount or more is always given. . Thereby, it can suppress that gelatinization becomes insufficient by inadequate heating.
実施の形態３．
次に本発明の実施の形態３について説明する。実施の形態３の炊飯器１００は、沸騰維持工程における外対流制御（Ｓ１４）の開始を判断する際に、被加熱物の蒸発量を用いる点において、実施の形態１と相違する。本実施の形態では、図１に図示した鍋底温度センサー４ａが温度計測機能と併せて重量計測機能を有し、計測した重量の変化から被加熱物の蒸発量が計測される。本実施の形態の鍋底温度センサー４ａが本発明の蒸発量計測手段に相当する。なお、別の実施の形態では、カートリッジ１４に重量計測機能を設け、カートリッジ１４に回収された液の質量から被加熱物の蒸発量を判断してもよい。その他の炊飯器１００の構成および炊飯工程については、実施の形態１と同様である。
Third Embodiment
Next, a third embodiment of the present invention will be described.
図７は、本実施の形態における炊飯工程を示すフローチャートである。図７において、図３と同じ処理については同じ符号を付す。図７に示すように、本実施の形態の炊飯工程においても、実施の形態１と同様に、吸水工程（Ｓ１）および昇温工程（Ｓ２）が行われ、沸騰維持工程に移行する（Ｓ３）。沸騰維持工程において、制御手段８は、被加熱物の蒸発量ｇの計測を開始する（Ｓ３１）。具体的には、制御手段８は、鍋底温度センサー４ａによって計測された鍋状容器５の重量の変化に基づいて、被加熱物の蒸発量ｇを計測する。また、制御手段８は、内部温度センサー４ｂの検知温度が沸騰温度（１００℃）を維持するように、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ３の供給と遮断とを繰り返し、鍋状容器５の温度調節を行う（Ｓ１２）。
FIG. 7 is a flowchart showing the rice cooking process in the present embodiment. In FIG. 7, the same processing as that of FIG. 3 is denoted by the same reference numeral. As shown in FIG. 7, also in the rice cooking process of the present embodiment, the water absorption process (S1) and the temperature raising process (S2) are performed similarly to the first embodiment, and the process proceeds to the boiling maintaining process (S3) . In the boiling maintaining step, the control means 8 starts measurement of the evaporation amount g of the object to be heated (S31). Specifically, the control means 8 measures the evaporation amount g of the object to be heated based on the change in weight of the
そして、制御手段８は、計測した被加熱物の蒸発量ｇが所定の閾値量ｇa以上であるか否かを判断する（Ｓ３２）。所定の閾値量ｇaは、予め実験等により求められ、炊飯量に応じて設定される。蒸発量ｇが閾値量ｇaより少ない場合（Ｓ３２：ＮＯ）、Ｓ１２の処理に戻る。一方、蒸発量ｇが閾値量ｇa以上である場合（Ｓ３２：ＹＥＳ）、外対流制御（Ｓ１４）が開始される。外対流制御（Ｓ１４）では、実施の形態１と同様に、加熱コイル３ａに対して電力Ｐ４の供給と遮断とを繰り返すとともに、加熱コイル３ｂに対して電力Ｐ５の供給と遮断とを繰り返す。これにより、図５に示すように、炊飯液が鍋状容器５の鍋肌に沿って上昇し、上部中央に向かう外対流が発生する。
Then, the control means 8 determines whether the measured evaporation amount g of the object to be heated is equal to or more than a predetermined threshold amount g a (S32). The predetermined threshold amount g a is obtained in advance by experiments and the like, and is set in accordance with the amount of cooked rice. If the evaporation amount g is smaller than the threshold amount g a (S32: NO), the processing returns to S12. On the other hand, when the evaporation amount g is equal to or larger than the threshold amount g a (S32: YES), the external convection control (S14) is started. In the external convection control (S14), as in the first embodiment, the supply and shutoff of the electric power P4 to the
その後、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが、ドライアップ温度Ｔa以上であるか否かが判断される（Ｓ１５）。そして、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔがドライアップ温度Ｔaより低い場合（Ｓ１５：ＮＯ）、Ｓ１４に戻って外対流制御を繰り返す。一方、鍋底温度センサー４ａの検知温度Ｔが、ドライアップ温度Ｔa以上である場合（Ｓ１５：ＹＥＳ）、蒸らし工程を行って（Ｓ４）、炊飯工程を終了する。 Then, the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is whether or not dried-up temperature T a more is determined (S15). Then, if the detected temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is lower than the dry-up temperature T a (S15: NO), repeats the outer convection control returns to S14. On the other hand, the detection temperature T of the pan bottom temperature sensor 4a is, when it is dry-up temperature T a higher (S15: YES), performs steaming step (S4), and terminates the cooking process.
上記のように、本実施の形態では、被加熱物の蒸発量ｇに基づいて外対流制御（Ｓ１４）の開始を判断することにより、外対流制御の開始時に炊飯液が多すぎたり少なすぎたりすることがなく、常に一定の炊飯液状態にて外対流制御を開始させることができる。これにより、炊きあがりの米飯の表面形状を安定的に山なり形状とすることができる。 As described above, in the present embodiment, by determining the start of the external convection control (S14) based on the evaporation amount g of the object to be heated, there are too many or too few rice liquids at the start of the external convection control. It is possible to start external convection control in a constant state of rice cooking liquid without doing it. As a result, the surface shape of cooked and cooked rice can be stably formed into a piled shape.
実施の形態４．
次に本発明の実施の形態４について説明する。図８は、実施の形態４における炊飯器１００の概略構成を示す断面模式図である。図８に示すように、本実施の形態では、加熱コイル３ｂを側部５ｂの近傍に配置する点において実施の形態１と相違する。その他の炊飯器１００の構成および炊飯工程については、実施の形態１と同様である。
Fourth Embodiment
A fourth embodiment of the present invention will now be described. FIG. 8 is a schematic cross-sectional view showing a schematic configuration of
本実施の形態のように加熱コイル３ｂを側部５ｂ近傍に配置することで、鍋状容器５の上部分が最も高温になる。そのため、鍋状容器５の上部から熱が逃げるのを防ぎ、熱を鍋状容器５内に封じ込めることができるため、加熱効率を向上させることが可能となる。なお、別の実施の形態においては、加熱コイル３ｂにて、鍋状容器５の湾曲部５ｃおよび側部５ｂの両方を加熱する構成としても良い。
By arranging the
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、上記の実施の形態の構成に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で様々な変形または組み合わせが可能である。例えば、上記実施の形態では、外対流制御（Ｓ１４）後の蒸らし工程において、加熱コイル３ａのみを駆動する構成となっていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、加熱コイル３ａに加え、加熱コイル３ｂを駆動しても良い。このとき、鍋状容器５の底部５ａと湾曲部５ｃとに温度差を生じずに均一加熱するよう、加熱コイル３ａおよび加熱コイル３ｂへ供給する電力を制御する。ドライアップ終了後は対流による熱移動効果はなくなるため、温度差を設けず鍋状容器５全体を均一に加熱することで、米に均一に熱を与えることが可能となる。
The above is the description of the embodiment of the present invention, but the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment, and various modifications or combinations are possible within the scope of the technical idea thereof. . For example, in the above embodiment, only the
１ 本体、２ 容器カバー、２ａ 孔部、３、３ａ、３ｂ 加熱コイル、４ａ 鍋底温度センサー、４ｂ 内部温度センサー、５ 鍋状容器、５ａ 底部、５ｂ 側部、５ｃ 湾曲部、５ｄ フランジ部、６ ヒンジ部、７ 時間計測手段、８ 制御手段、９ 蓋パッキン、１０ 蓋体、１１ 外蓋、１１ａ パッキン、１２ 内蓋、１２ａ 孔部、１２ｂ 蒸気口、１３ 係止材、１４ カートリッジ、１４ａ 蒸気取入口、１４ｂ 蒸気排出口、１５ 操作表示部、１００ 炊飯器、２００ 米、２０１ 水。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記鍋状容器の底部を加熱する第１の加熱手段と、
前記鍋状容器の側部および前記側部と前記底部との間の湾曲部の少なくともいずれか一方を加熱する第２の加熱手段と、
前記第１の加熱手段および前記第２の加熱手段を制御して炊飯工程を実行する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記鍋状容器内の被加熱物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程において、外対流制御を実行するものであり、
前記外対流制御では、前記第１の加熱手段および前記第２の加熱手段が同時に駆動され、且つ前記鍋状容器の側部および湾曲部の少なくともいずれか一方の温度が、前記鍋状容器の底部の温度より高くなるよう、前記第１の加熱手段および前記第２の加熱手段に供給する電力が制御されることを特徴とする炊飯器。 With pot-like container,
First heating means for heating the bottom of the pot-like container;
Second heating means for heating at least one of a side of the pot-like container and a curved portion between the side and the bottom;
Control means for controlling the first heating means and the second heating means to execute a rice cooking process,
The control means executes external convection control in a boiling maintaining step of maintaining the object to be heated in the pan-like vessel in a boiling state,
In the external convection control, the first heating unit and the second heating unit are simultaneously driven, and the temperature of at least one of the side portion and the curved portion of the pot-like container is the bottom of the pot-like container The electric power supplied to said 1st heating means and said 2nd heating means is controlled so that it may become higher than the temperature of the rice cooker.
前記制御手段は、前記時間計測手段により計測される前記経過時間が予め設定された時間より短い場合、前記第１の加熱手段のみを駆動し、前記経過時間が前記予め設定された時間以上である場合、前記外対流制御を行うことを特徴とする請求項１に記載の炊飯器。 It further comprises time measuring means for measuring an elapsed time from the start of the boiling maintaining step,
The control means drives only the first heating means when the elapsed time measured by the time measuring means is shorter than a preset time, and the elapsed time is equal to or longer than the preset time. The rice cooker according to claim 1, wherein the external convection control is performed in the case.
前記温度検知手段の検知温度が予め設定された温度以上である時間の累計を計測する時間計測手段と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記沸騰維持工程において、前記時間計測手段により計測される前記時間の累計が予め設定された時間より短い場合、前記第１の加熱手段のみを駆動し、前記時間の累計が予め設定された時間以上である場合、前記外対流制御を行うことを特徴とする請求項１に記載の炊飯器。 Temperature detection means for detecting the temperature of the pot-like container;
And time measuring means for measuring a total of time in which the temperature detected by the temperature detecting means is equal to or higher than a preset temperature.
The control means drives only the first heating means when the total of the times measured by the time measuring means is shorter than a preset time in the boiling maintaining step, and the total of the times is calculated in advance. The said external convection control is performed when it is more than the set time, The rice cooker of Claim 1 characterized by the above-mentioned.
前記制御手段は、前記沸騰維持工程において、前記蒸発量計測手段により計測される前記被加熱物の蒸発量が予め設定された蒸発量より少ない場合、前記第１の加熱手段のみを駆動し、前記被加熱物の蒸発量が予め設定された蒸発量以上である場合、前記外対流制御を行うことを特徴とする請求項１に記載の炊飯器。 It further comprises evaporation amount measuring means for measuring the evaporation amount of the object to be heated in the pot-like container,
The control means drives only the first heating means when the evaporation amount of the object to be heated measured by the evaporation amount measuring means is smaller than the evaporation amount set in advance in the boiling maintaining step. The rice cooker according to claim 1, wherein the external convection control is performed when the evaporation amount of the object to be heated is equal to or more than the evaporation amount set in advance.
前記鍋状容器を予熱する吸水工程と、
前記鍋状容器内の被加熱物を沸騰させる沸騰工程と、
前記被加熱物の沸騰を維持する沸騰維持工程と、
前記被加熱物を蒸らす蒸らし工程と、を含み、
前記沸騰維持工程は、前記鍋状容器の底部と、前記鍋状容器の側部および前記側部と前記底部との間の湾曲部の少なくともいずれか一方とを同時に加熱し、且つ前記鍋状容器の側部および湾曲部の少なくともいずれか一方を、前記鍋状容器の底部より高温にする工程を含むことを特徴とする炊飯制御方法。 It is a cooking control method in the rice cooker which cooks the to-be-heated material accommodated in the pot-like container,
A water absorption step of preheating the pot-like container;
Boiling the product in the pot-like vessel by boiling
A boiling maintaining step of maintaining boiling of the object to be heated;
Steaming the material to be heated;
The boiling maintaining step simultaneously heats the bottom of the pot-like container and at least one of the side of the pot-like container and the curved part between the side and the bottom, and the pot-like container A method for controlling rice cooking, comprising the step of raising the temperature of at least one of the side portion and the curved portion of the pot from the bottom of the pot-like container.
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