JP6423202B2 - コンクリート構造物耐震補強工法及びコンクリート構造物耐震補強構造 - Google Patents

コンクリート構造物耐震補強工法及びコンクリート構造物耐震補強構造 Download PDF

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Description

本発明は、建築物、橋梁等のコンクリート構造物の耐震補強工法及びコンクリート構造物耐震補強構造に関する。
建築物や橋梁等のコンクリート構造物の耐震補強のため、コンクリート構造物の外周に一定間隙をおいて補強部を配置し、補強部とコンクリート構造物との間隙にコンクリートモルタル等の固化材を充填して固化させ、コンクリート構造物と補強部材を一体化するコンクリート構造物の耐震補強工法が提案されている。
特許文献1には、コンクリート構造物の耐震補強工法として、コンクリート構造物の表面劣化部をかぶりコンクリートの範囲内ではつり、その周囲に補強部材を一定間隔で配置し、補強部材と表面がはつられたコンクリート構造物間の間隙に高強度コンクリートを充填して固化させ補強部材とコンクリート構造物を一体化するコンクリート構造物耐震補強工法が開示されている。
また、特許文献2には、鉄筋コンクリート構造物の周囲に耐震補強部を巻き立て、耐震補強部から複数のアンカーを内部鉄筋の内側に定着させ、鉄筋コンクリート構造物と耐震補強部を強固に一体化するコンクリート構造物の耐震補強工法が開示されている。
また、コンクリート構造物の表面を内部鉄筋が露出するまではつり、補強部材から伸びる定着部の先端を内部鉄筋の内側に位置させ、コンクリート構造物と補強部材間の間隙にコンクリートモルタル等の固化材を充填して固化させ、コンクリート構造物と補強部材を一体化するコンクリート構造物の耐震補強工法が提案されている。
特開2013−119513号公報 特開2002−332750号公報
しかしながら、補強部材とコンクリート構造物との間隙にコンクリートモルタル等の固化材を充填して固化させ、コンクリート構造物と補強部材を一体化するコンクリート構造物の耐震補強工法においては、補強部材とコンクリート構造物の一体化がコンクリートの固化だけであり固定力が十分でないという問題を有する。
補強部材から複数のアンカーを内部鉄筋の内側に定着させ、鉄筋コンクリート構造物と耐震補強部を強固に一体化するコンクリート構造物の耐震補強工法においては、アンカーをコンクリート構造物の内部鉄筋内側に打ち込む際、内部鉄筋に損傷を与える恐れがある。
また、コンクリート構造物の表面を内部鉄筋が露出するまではつり、補強部材から伸びる定着部の先端を内部鉄筋の内側に位置させ、コンクリート構造物と補強部材間の間隙にコンクリートモルタル等の硬化材を充填して固化させ、コンクリート構造物と補強部材を一体化するコンクリート構造物の耐震補強工法においては、コンクリート表面のはつり作業に多くの時間を必要とする問題を有する。
本発明は、従来技術の持つ課題を解決するもので、構造が簡単でコンクリート表面のはつり作業が少なく、内部鉄筋に損傷を与えることなく、補強部材とコンクリート構造物を強固に固定することが可能なコンクリート構造物耐震補強工法とコンクリート構造物耐震補強構造を提供することを目的とする。
本発明のコンクリート構造物耐震補強工法は、前記課題を解決するために、コンクリート構造物の表面をかぶりコンクリート内の深さではつり、複数の凹部を形成する工程と、 前記複数の凹部に厚みがはつり深さで雌ねじ孔を形成した連結プレートを固定する工程と、前記コンクリート構造物の周囲に一定間隔を開けて補強部材を配置する工程と、前記補強部材から固定ねじを前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着し、補強部材と連結プレートを連結する工程と、前記コンクリート構造物と前記補強部材間の間隙に固化材を充填し固化材を固化し補強部材とコンクリート構造物を一体化する工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のコンクリート構造物耐震補強工法は、前記連結プレートと補強部材間に固定ボルトを挿通する孔を形成した間隔保持部材を配置することを特徴とする。
また、本発明のコンクリート構造物耐震補強工法は、コンクリート構造物の表面をかぶりコンクリート内の深さではつり、複数の凹部を形成する工程と、前記複数の凹部に厚みがはつり深さと同じで雌ねじ孔を形成した連結プレートを固定する工程と、コンクリート構造物表面にブチルゴム膜を形成する工程と、ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に補強材を配置する工程と、前記補強部材から固定ボルトを前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着してブチルゴム膜を圧縮しつつ補強部材と連結プレートを連結する工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のコンクリート構造物耐震補強工法は、前記連結プレートの表裏面形状と厚みを前記コンクリート構造物の表面と面一になるように形成することを特徴とする。
また、本発明のコンクリート構造物耐震補強構造は、コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の周囲に一定間隔をおいて配置され、前記連結プレートに形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成された補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、前記コンクリート構造物と補強部材間の間隙に充填され固化する固化材と、から構成されることを特徴とする。
また、本発明のコンクリート構造物耐震補強構造は、コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される複数の雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の表面に形成されるブチルゴム膜と、ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に配置される補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記ブチルゴム膜を圧縮しつつ前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、から構成されることを特徴とする。
コンクリート構造物の表面をかぶりコンクリート内の深さではつり、複数の凹部を形成する工程と、 前記複数の凹部に厚みがはつり深さで雌ねじ孔を形成した連結プレートを固定する工程と、前記コンクリート構造物の周囲に一定間隔を開けて補強部材を配置する工程と、前記補強部材から固定ねじを前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着し、補強部材と連結プレートを連結する工程と、前記コンクリート構造物と前記補強部材間の間隙に固化材を充填し固化材を固化し補強部材とコンクリート構造物を一体化する工程と、を備えることで、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材とコンクリート構造物を連結プレートと固定ボルトにより機械的に連結し、さらに固化材の固化により強固に一体化することが可能となる。さらに、補強部材の交換作業を容易に実施することが可能となる。
連結プレートと補強部材間に固定ボルトを挿通する孔を形成した間隔保持部材を配置することで、補強部材とコンクリート構造物間の間隙を一定に保持することが可能となる。
コンクリート構造物の表面をかぶりコンクリート内の深さではつり、複数の凹部を形成する工程と、前記複数の凹部に厚みがはつり深さと同じで雌ねじ孔を形成した連結プレートを固定する工程と、コンクリート構造物表面にブチルゴム膜を形成する工程と、ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に補強材を配置する工程と、前記補強部材から固定ボルトを前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着してブチルゴム膜を圧縮しつつ補強部材と連結プレートを連結する工程と、を備えることで、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材とコンクリート構造物がブチルゴム膜を圧縮しつつ連結プレートと固定ボルトの螺着により機械的に強固に連結することが可能となる。また、コンクリート構造物表面の不陸の存在にも拘わらず補強部材を密着配置することが可能となる。
連結プレートの表面形状と厚みをコンクリート構造物の表面と面一になるように設定することで、補強部材と連結プレート間にの固定ボルトによる螺着長を一定とすることが可能となる。
コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される複数の雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の周囲に一定間隔をおいて配置され、前記連結プレートに形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成された補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、前記コンクリート構造物と補強部材間の間隙に充填され固化する固化剤と、から構成されることで、補強部材とコンクリート構造物を連結プレートと固定ボルトにより機械的に連結し、さらに固化材の固化により強固に一体化することが可能となる。さらに、補強部材の交換作業を容易に実施することが可能となる。
コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される複数の雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の表面に形成されるブチルゴム膜と、ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に配置される補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記ブチルゴム膜を圧縮しつつ前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、から構成されることで、補強部材とコンクリート構造物を連結プレートと固定ボルトにより強固に連結することが可能となる。また、コンクリート構造物表面の不陸の存在にも拘わらず補強部材を密着配置することが可能となる。さらに、補強部材の交換作業を容易に実施することが可能となる。
連結プレートと補強部材間に固定ボルトを挿通する孔を形成した間隔保持部材を配置することで、補強部材とコンクリート構造物間の間隙を一定に保持することが可能となる。
コンクリート構造物の表面をかぶりコンクリート内の深さではつり、複数の凹部を形成する工程と、前記複数の凹部に厚みがはつり深さと同じで雌ねじ孔を形成した連結プレートを固定する工程と、コンクリート構造物表面にブチルゴム膜を形成する工程と、ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に補強材を配置する工程と、前記補強部材から固定ボルトを前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着してブチルゴム膜を圧縮しつつ補強部材と連結プレートを連結する工程と、を備えることで、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材とコンクリート構造物がブチルゴム膜を圧縮しつつ連結プレートと固定ボルトの螺着により機械的に強固に連結することが可能となる。また、コンクリート構造物表面の不陸の存在にも拘わらず補強部材を密着配置することが可能となる。
連結プレートの表面形状と厚みをコンクリート構造物の表面と面一になるように設定することで、補強部材と連結プレート間にの固定ボルトによる螺着長を一定とすることが可能となる。
コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される複数の雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の周囲に一定間隔をおいて配置され、前記連結プレートに形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成された補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、前記コンクリート構造物と補強部材間の間隙に充填され固化する固化剤と、から構成されることで、補強部材とコンクリート構造物を連結プレートと固定ボルトにより機械的に連結し、さらに固化材の固化により強固に一体化することが可能となる。さらに、補強部材の交換作業を容易に実施することが可能となる。
コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される複数の雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の表面に形成されるブチルゴム膜と、ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に配置される補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記ブチルゴム膜を圧縮しつつ前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、から構成されることで、補強部材とコンクリート構造物を連結プレートと固定ボルトにより強固に連結することが可能となる。また、コンクリート構造物表面の不陸の存在にも拘わらず補強部材を密着配置することが可能となる。さらに、補強部材の交換作業を容易に実施することが可能となる。
(a)(b)本発明の実施の形態を示す図である。 (a)(b)本発明の実施の形態を示す図である。 本発明の実施の形態を示す図である。 本発明の実施の形態を示す図である。 (a)(b)本発明の実施の形態を示す図である。 (a)(b)本発明の実施の形態を示す図である。 本発明の実施の形態を示す図である。 本発明の実施の形態を示す図である。
本発明の実施の形態を図により説明する。図1(a)(b)は、断面矩形の鉄筋コンクリート柱状体に対して耐震補強する実施形態を示す。
建築物の柱や橋梁の橋脚等の構造物の鉄筋コンクリートの断面矩形柱状体1は、内部に主筋2と副筋3が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化した断面矩形柱状体1の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート1aの範囲内ではつり、連結プレート4を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート4の厚みと同じにする。
第二工程は、凹部に連結プレート4を固定する。固定手段としては、接着剤による固定又は固定ピン等の機械的固定手段による。連結プレート4には雌ねじ孔を形成する。雌ねじ孔は、複数形成しても良い。連結プレート4は、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面矩形柱状体1の凹部に固定された連結プレート4の表面と断面矩形柱状体1の表面が面一になるように、連結プレート4の表面形状を平面とし、厚みを凹部の深さと同じに形成する。固定手段として接着剤を用いる場合、連結プレート4の裏面は接着剤による接着強度を向上するために租面とするのが望ましい。
第三工程は、連結プレート4が凹部に固定された断面矩形柱状体1の外周に補強部材5を配置する。この実施形態の補強部材5は、1対の断面コ字形部材5a、5aを互いに向き合うように連結し、さらに上下方向に複数連結して構成する。断面コ字形部材5aは、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面コ字形部材5aには、連結プレート4に形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成される。
第四工程は、断面矩形柱状体1の外周に配置した補強部材5と、連結プレート4とが固定ボルト6を介して固定される。連結プレート4と補強部材5との間に固定ボルト挿通孔を形成した間隔保持部材7を配置することにより、補強部材5と連結プレート4との間隔を一定に保持することが可能となる。間隔保持部材7の表裏面は、補強部材5と連結プレート4と面接触する平面形状とする。連結プレート4の厚みがかぶりコンクリートの範囲内であるので、螺着長を十分に確保できない場合、固定ボルトの6の外径及び連結プレート4に形成される雌ねじ孔の内径を大きくして固定ボルト6と連結プレート4との固定を確実にするのが好ましい。
第五工程は、連結プレート4に固定された補強部材5と、断面矩形柱状体1との間隙に高強度コンクリートモルタル等の固化材を充填し、固化させる。固化材の固化により補強部材5と断面矩形柱状体1が強固に一体化される。
この実施形態のコンクリート構造物耐震補強工法によれば、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材5と断面矩形柱状体1を連結プレート4と固定ボルト6により機械的に連結し、さらに固化材の固化により強固に一体化することが可能となる。
図2(a)(b)は、鉄筋コンクリート製の断面円形柱状体8に対して耐震補強する実施形態を示す。
建築物の柱や橋梁の橋脚等の構造物の鉄筋コンクリートの断面円形柱状体8は、内部に主筋9と副筋10が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化した断面円形柱状体8の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート8aの範囲内ではつり、連結プレート11を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート11の厚みと同じにする。
第二工程は、凹部に連結プレート11を固定する。固定手段としては、接着剤による固定又は固定ピン等の機械的固定手段による。連結プレート11には雌ねじ孔を形成する。雌ねじ孔は複数形成しても良い。連結プレート11は、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面円形柱状体8の凹部に固定された連結プレート11の表面と断面円形柱状体8の表面が面一になるように、連結プレート11の表裏面形状を円弧面とし、厚みを凹部の深さと同じに形成する。接着剤による固定の場合、連結プレート11の裏面は接着剤による接着強度を向上するために租面とするのが望ましい。
第三工程は、連結プレート11が凹部に固定された断面円形柱状体8の外周に型枠兼補強部12を配置する。この実施形態の補強部材12は、1対の断面半円形部材12a、12aを互いに向き合うように連結し、さらに上下方向に複数連結して構成する。断面半円形部材12aは、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面半円形部材12aには、連結プレート4に形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成される。
第四工程は、断面円形柱状体8の外周に配置した補強部材12と、連結プレート11とが固定ボルト13を介して固定される。連結プレート11と補強部材5との間に固定ボルト挿通孔を形成した間隔保持部材14を配置することにより、補強部材12と連結プレート11との間隔を一定に保持することが可能となる。間隔保持部材14の表裏面は、型枠兼保持部5と連結プレート4と面接触する円弧形状とする。連結プレート11の厚みがかぶりコンクリートの範囲内であるので、螺着長を十分に確保できない場合、固定ボルト13の外径及び連結プレート11に形成される雌ねじ孔の内径を大きくして固定ボルト6と連結プレート4との固定を確実にするのが好ましい。
第五工程は、連結プレート11に固定された補強部材12と、断面円形柱状体8との間隙に高強度コンクリートモルタル等の固化材を充填し、固化させる。固化材の固化により補強部材12と断面矩形柱状体8が強固に一体化される。
この実施形態のコンクリート構造物耐震補強工法によれば、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材12と断面円形柱状体8を連結プレート11と固定ボルト13により機械的に連結し、さらに固化材の固化により強固に一体化することが可能となる。
図3は、鉄筋コンクリート製のコンクリート主桁15に対して耐震補強する実施形態を示す。
橋梁の鉄筋コンクリート製のコンクリート主桁15は、内部に主筋16と副筋17が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化したコンクリート主桁15の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート15aの範囲内ではつり、連結プレート18を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート18の厚みと同じにする。
以下、図1、図2に示される実施形態と同様に、連結プレート18を凹部に固定する工程、コンクリート主桁15の周囲の補強部材19を配置する工程、補強部材19と連結プレート18を間隔保持部材21を介して固定ボルト20により固定する工程、補強部材19とコンクリート主桁15間の間隙に固化材を充填し、固化材を固化させ、コンクリート主桁15と補強部材19を一体に固定する。
作用、効果は、図1、図2に示す実施形態と同様であるので説明を省略する。
図4は、鉄筋コンクリート製のU字形側溝22に対して耐震補強する実施形態を示す。
鉄筋コンクリート製のU字形側溝22は、内部に主筋23と副筋24が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化したU字形側溝22の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート22aの範囲内ではつり、連結プレート25を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート25の厚みと同じにする。
以下、図1、図2に示される実施形態と同様に、連結プレート25を凹部に固定する工程、U字形側溝22の内壁に沿って補強部材26を配置する工程、補強部材26と連結プレート25を間隔保持部材28を介して固定ボルト27により固定する工程、U字形側溝22と補強部材26間の間隙に固化材を充填し、固化材を固化させ、U字形側溝22と補強部材26を一体に固定する。
作用、効果は、図1、図2、図3に示す実施形態と同様であるので説明を省略する。
図5(a)(b)は、断面矩形の鉄筋コンクリート柱状体に対して耐震補強する他の実施形態を示す。
建築物の柱や橋梁の橋脚等の構造物の鉄筋コンクリートの断面矩形柱状体1は、内部に主筋2と副筋3が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化した断面矩形柱状体1の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート1aの範囲内ではつり、連結プレート4を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート4の厚みと同じにする。
第二工程は、凹部に連結プレート4を固定する。固定手段としては、接着剤による固定又は固定ピン等の機械的固定手段による。連結プレート4には雌ねじ孔を形成する。雌ねじ孔は、複数形成しても良い。連結プレート4は、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面矩形柱状体1の凹部に固定された連結プレート4の表面と断面矩形柱状体1の表面が面一になるように、連結プレート4の表面形状を平面とし、厚みを凹部の深さと同じに形成する。固定手段として接着剤を用いる場合、連結プレート4の裏面は接着剤による接着強度を向上するために租面とするのが望ましい。
第三工程は、連結プレート4が固定された断面矩形柱状体1の表面にブチルゴム膜30を形成する。ブチルゴム膜30は、塗布等の手段により形成する。ブチルゴム膜30の厚みは、断面矩形柱状体1表面の不陸が解消する程度とする。
第四工程は、ブチルゴム膜30が形成された断面矩形柱状体1の外周に補強部材5を配置する。この実施形態の補強部材5は、1対の断面コ字形部材5a、5aを互いに向き合うように連結し、さらに上下方向に複数連結して構成する。断面コ字形部材5aは、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面コ字形部材5aには、連結プレート4に形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成される。
第五工程は、断面矩形柱状体1の外周に配置した補強部材5と、連結プレート4とを、ブチルゴム膜30を圧縮しつつ固定ボルト6を介して固定する。ブチルゴム膜30を圧縮しつつ固定ボルト6により固定するので、断面矩形柱状体1表面の不陸の存在にも拘わらず補強部材5を断面矩形柱状体1に密着固定することが可能となる。
この実施形態のコンクリート構造物耐震補強工法によれば、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材5と断面矩形柱状体1を密着させて連結プレート4と固定ボルト6により固定することが可能となる。
図6(a)(b)は、鉄筋コンクリート製の断面円形柱状体8に対して耐震補強する実施形態を示す。
建築物の柱や橋梁の橋脚等の構造物の鉄筋コンクリートの断面円形柱状体8は、内部に主筋9と副筋10が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化した断面円形柱状体8の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート8aの範囲内ではつり、連結プレート11を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート11の厚みと同じにする。
第二工程は、凹部に連結プレート11を固定する。固定手段としては、接着剤による固定又は固定ピン等の機械的固定手段による。連結プレート11には雌ねじ孔を形成する。雌ねじ孔は複数形成しても良い。連結プレート11は、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面円形柱状体8の凹部に固定された連結プレート11の表面と断面円形柱状体8の表面が面一になるように、連結プレート11の表裏面形状を円弧面とし、厚みを凹部の深さと同じに形成する。接着剤による固定の場合、連結プレート11の裏面は接着剤による接着強度を向上するために租面とするのが望ましい。
第三工程は、連結プレート11が固定された断面円形柱状体8の表面にブチルゴム膜30を形成する。ブチルゴム膜30は、塗布等の手段により形成する。ブチルゴム膜30の厚みは、断面円形柱状体8表面の不陸が解消する程度とする。
第四工程は、ブチルゴム膜30が形成された断面円形柱状体8の外周に補強部材12を配置する。この実施形態の補強部材12は、1対の断面半円形部材12a、12aを互いに向き合うように連結し、さらに上下方向に複数連結して構成する。断面半円形部材12aは、鋼製又は強化樹脂製等の強度の大きい材量で形成する。断面半円形部材12aには、連結プレート4に形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成される。
第五工程は、断面円形柱状体8の外周に配置した補強部材12と、連結プレート11とを、ブチルゴム膜30を圧縮しつつ固定ボルト13を介して固定する。ブチルゴム膜30を圧縮しつつ固定ボルト13により固定するので、断面円形柱状体8表面の不陸の存在にも拘わらず補強部材12を断面円形柱状体8に密着固定することが可能となる。
この実施形態のコンクリート構造物耐震補強工法によれば、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材12と断面円形柱状体8を密着させて連結プレート11と固定ボルト6の螺着により固定することが可能となる。
図7は、鉄筋コンクリート製のコンクリート主桁15に対して耐震補強する実施形態を示す。
橋梁の鉄筋コンクリート製のコンクリート主桁15は、内部に主筋16と副筋17が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化したコンクリート主桁15の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート15aの範囲内ではつり、連結プレート18を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート18の厚みと同じにする。
以下、図5、図6に示される実施形態と同様に、連結プレート18を凹部に固定する工程、コンクリート主桁15表面にブチルゴム膜30を形成する工程、コンクリート主桁15の周囲の補強部材19を配置する工程、補強部材19と連結プレート18を、ブチルゴム膜30を圧縮しつつ固定ボルト13を介して固定する。ブチルゴム膜30を圧縮しつつ固定ボルト13により固定工程を備えている。
作用、効果は、図5、図6に示す実施形態と同様であるので説明を省略する。
図8は、鉄筋コンクリート製のU字形側溝22に対して耐震補強する実施形態を示す。
鉄筋コンクリート製のU字形側溝22は、内部に主筋23と副筋24が配筋されている。鉄筋コンクリート構造物は、経年変化により内部鉄筋の外側のかぶりコンクリートの部分が劣化する。
表面が劣化したU字形側溝22の耐震補強のための第一工程は、表面が劣化したコンクリートをかぶりコンクリート22aの範囲内ではつり、連結プレート25を固定する凹部を形成する。凹部の深さは、連結プレート25の厚みと同じにする。
以下、図5、図6、図7に示される実施形態と同様に、連結プレート25を凹部に固定する工程、U字形側溝22表面にブチルゴム膜30を形成する工程、U字形側溝22の周囲の補強部材26を配置する工程、補強部材26と連結プレート25を、ブチルゴム膜30を圧縮しつつ固定ボルト27を介して固定する固定工程を備えている。
作用、効果は、図5、図6、図7に示す実施形態と同様であるので説明を省略する。
本発明のコンクリート構造物耐震補強工法は、コンクリート壁、コンクリート梁、コンクリート床等にも適用することが可能である。
以上のように、本発明のコンクリート構造物耐震補強工法及びコンクリート構造物耐震補強構造によれば、内部鉄筋に損傷を与えることなく、はつり作業を少なくすることができ、補強部材とコンクリート構造物を連結プレートと固定ボルトにより機械的に連結し、さらに固化材の固化により強固に一体化することが可能となる。また、コンクリート構造物表面の不陸の存在にも拘わらず補強部材とコンクリート構造物を密着固定することが可能となる。さらに、補強部材の交換作業を容易に実施することが可能となる。
1:断面矩形柱状体、1a:かぶりコンクリート、2:主筋、3:副筋、4:連結プレート、5:型枠兼補強部、5a:断面コ字形部材、6:固定ボルト、7:間隔保持部材、8:断面円形柱状体、8a:かぶりコンクリート、9:主筋、10:副筋、11:連結プレート、12:型枠兼補強部、12a:断面半円形部材、13:固定ボルト、14:間隔保持部材、15:コンクリート主桁、15a:かぶりコンクリート、16:主筋、17:副筋、18:連結プレート、19:補強部材、20:固定ボルト、21:間隔保持部材、22:U字形側溝、22a:かぶりコンクリート、23:主筋、24:副筋、25:連結プレート、26:補強部材、27:固定ボルト、28:間隔保持部材、30:ブチルゴム膜

Claims (6)

  1. コンクリート構造物の表面をかぶりコンクリート内の深さではつり、複数の凹部を形成する工程と、
    前記複数の凹部に厚みがはつり深さと同じで雌ねじ孔を形成した連結プレートを固定する工程と、
    前記コンクリート構造物の周囲に一定間隔を開けて補強部材を配置する工程と、
    前記補強部材から固定ボルトを前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着し、補強部材と連結プレートを連結する工程と、
    前記コンクリート構造物と前記補強部材間の間隙に固化材を充填し固化材を固化し、補強部材とコンクリート構造物を一体化する工程と、
    を備えることを特徴とするコンクリート構造物耐震補強工法。
  2. 前記連結プレートと補強部材間に固定ボルトを挿通する孔を形成した間隔保持部材を配置することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物耐震補強工法。
  3. コンクリート構造物の表面をかぶりコンクリート内の深さではつり、複数の凹部を形成する工程と、
    前記複数の凹部に厚みがはつり深さと同じで雌ねじ孔を形成した連結プレートを固定する工程と、
    コンクリート構造物表面にブチルゴム膜を形成する工程と、
    ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に補強材を配置する工程と、
    前記補強部材から固定ボルトを前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着してブチルゴム膜を圧縮しつつ補強部材と連結プレートを連結する工程と、
    を備えることを特徴とするコンクリート構造物耐震補強工法。
  4. 前記連結プレートの表裏面形状と厚みを前記コンクリート構造物の表面と面一になるように形成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンクリート構造物耐震補強工法。
  5. コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の周囲に一定間隔をおいて配置され、前記連結プレートに形成された雌ねじ孔に対応する位置に固定ボルト挿通孔が形成された補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、前記コンクリート構造物と補強部材間の間隙に充填され固化する固化材と、から構成されることを特徴とするコンクリート構造物耐震補強構造。
  6. コンクリート構造物の表面にかぶりコンクリートの深さの範囲内で形成される複数の凹部に固定される雌ねじ孔を形成した連結プレートと、前記コンクリート構造物の表面に形成されるブチルゴム膜と、ブチルゴム膜の形成されたコンクリート構造物の周囲に配置される補強部材と、前記補強部材に形成された固定ボルト挿通孔を通して挿入され前記ブチルゴム膜を圧縮しつつ前記連結プレートの雌ねじ孔に螺着される固定ボルトと、から構成されることを特徴とするコンクリート耐震補強構造。
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