JP6423169B2 - 非焼成色鉛筆芯 - Google Patents

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Description

本発明は主として木軸色鉛筆芯、シャープペンシル用色鉛筆芯等の非焼成色鉛筆芯に関する。
従来の非焼成色鉛筆芯は、樹脂等の結合材、ワックス類、顔料、体質材からなる配合物を混練、押出成形後、必要に応じて、水、有機溶剤等を配合し、乾燥する方法で、製造されている。
非焼成色鉛筆芯の品質向上のため、より濃く描けることが望まれているが、画用紙等紙面や油絵用キャンバスでの摩耗が増えるよう、低融点ワックス含有量を増やして軟質化させると、折れやすくなるなどの課題がある。
また、アート紙、コート紙、牛乳パック、PET等プラスチック、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に描画する場合、表面で滑ってしまい、ほとんど描画することができない点にも課題がある。
従来の非焼成色鉛筆芯において、例えば、1)少なくとも結合材と着色材と体質材とを配合して成形された非焼成色鉛筆芯において、特定の2級アミド型長鎖アシルアミノ酸及び/又はその塩とリチウム石鹸とを併用したことを特徴とする非焼成色鉛筆芯(例えば、特許文献1参照)、2)着色材、結合材、体質材、ワックス及び/又は油脂類、及び親水性界面活性剤を含み、上記親水性界面活性剤として油脂類のポリオキシエチレン付加物を含有する非焼成色鉛筆芯(例えば、特許文献2参照)、3)少なくとも水溶性樹脂、着色材、体質材を含有し、ワックス類として、融点65℃以下のグリセリン脂肪酸エステル及び/又はペンタエリスリトール脂肪酸エステルと、ロジン及び/又はロジン変性物の混合物を含有することを特徴とする非焼成色鉛筆芯(例えば、特許文献3参照)が知られている。
しかしながら、上記特許文献1及び2の非焼成色鉛筆芯では、未だ十分な強度、発色性に課題があり、アート紙、コート紙、牛乳パック、PET等プラスチック、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に描画する場合、表面で滑ってしまい、ほとんど描画することができない点に課題がある。
また、上記特許文献3の非焼成色鉛筆芯は、従来にない非焼成色鉛筆芯となるものであるが、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に描画する場合に更に描画性能の向上が切望されている。
特開2001−200188号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2002−332445号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2008−45043号公報(特許請求の範囲、実施例等)
本発明は、上記従来技術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであり、十分な強度、滑らかな書き味を有し、画用紙等の通常の絵画紙や油絵用キャンバスはもちろん、アート紙、コート紙、牛乳パック、PET等プラスチック、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に対しても格段に濃く描画可能な非焼成色鉛筆芯を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等を解決するために、鋭意研究を行った結果、少なくとも樹脂と、ワックス類と、着色材と、体質材とを含む非焼成色鉛筆芯において、さらに、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を含有することで、上記目的の非焼成色鉛筆芯が得られることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(4)に存する。
(1) 少なくとも、樹脂と、下記A群から選ばれるワックス類と、着色材と、体質材とを含む非焼成色鉛筆芯であって、さらに、融点が70以下であり下記式(I)で示される二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を有すると共に、上記樹脂が、以下のa)〜d)の4群のいずれか1群の中の1種を含有することを特徴とする非焼成色鉛筆芯。
OOC−R−COOR ………(I)
〔上記式(I)中のRは炭素数12〜28の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、R及びRは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、アルカリ金属、アミン塩、エポキシ基、フェニル基、グリセリル基である。〕

A群:カスターワックス、モクロウ、ウルシロウ、ヤマウルシロウ、モンタンワックス、牛脂硬化油、グリセリン脂肪酸エステル(上記式(I)で示される二塩基酸誘導体を除く)、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル(上記式(I)で示される二塩基酸誘導体を除く)、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、ケトンワックス、脂肪酸アミド(上記式(I)で示される二塩基酸誘導体を除く)

a)エチルセルロース、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
b)カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、デンプン、アラビアガム、トラカントガム及びグアーガムの合成又は天然の水溶性樹脂
c)セルロイド
d)ジアリルフタレート樹脂、エポキシ樹脂
(2) 前記二塩基酸及びその誘導体が長鎖二塩基酸ジリシジルエステルであることを特徴とする上記(1)記載の非焼成色鉛筆芯。
(3) 前記二塩基酸及びその誘導体の含有量が、非焼成色鉛筆芯全量に対して、1〜10質量%の範囲であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の非焼成色鉛筆芯。
(4) 前記二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種(A)と、非焼成色鉛筆芯に含有される全ワックス類(B)との質量比(A):(B)が、3:100〜16:100の範囲であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の非焼成色鉛筆芯。
本発明によれば、十分な強度、滑らかな書き味を有し、画用紙等通常の絵画紙や油絵用キャンバスはもちろん、アート紙、コート紙、牛乳パック、PET等プラスチック、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に対しても格段に濃く描画可能な非焼成色鉛筆芯が提供される。
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。
本発明の非焼成色鉛筆芯は、少なくとも、樹脂と、ワックス類と、着色材と、体質材とを含む非焼成色鉛筆芯であって、さらに、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を含有すると共に、上記樹脂が、以下のa)〜d)の4群のいずれか1群の中の1種以上を含有することを特徴とするものである。
a)エチルセルロース、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
b)カルボキシメチルセルロース又はその塩、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、デンプン、アラビアガム、トラカントガム及びグアーガムの合成又は天然の水溶性樹脂
c)セルロイド
d)ジアリルフタレート樹脂、エポキシ樹脂
本発明に用いる炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種は、平滑面にも滑らかに描画でき、かつ、十分な強度を発揮せしめる成分となるものであり、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体の範疇に含まれるものであれば、特に制限なく、いずれも使用できる。
用いることができる炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体としては、例えば、下記式(I)で示される二塩基酸及びその誘導体、炭素数12〜30の長鎖二塩基酸ジリシジルエステルなどが挙げられる。
OOC−R−COOR ………(I)
〔上記式(I)中のRは炭素数12〜28の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、R及びRは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、アルカリ金属、アミン塩、エポキシ基、フェニル基、グリセリル基である。〕
上記式(I)中、Rは炭素数10〜28、好ましくは、14〜24の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基である。分岐鎖を有する場合、分岐鎖は炭素数1〜8のアルキル基(メチル基、エチル基など)、置換あるいは未置換のアリール基、エポキシ基、グリセリル基が好ましい。
直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基では、「−(CH10−」〜「−(CH28−」までの直鎖状の各種、分岐鎖状の場合は「−CH〔(A)m〕−(CH)n−CH〔(B)m〕−」(式中、A,Bは同一又は異なるアルキル基、2m+nは炭素数10〜28)、「−(CH)x−CH〔(A)m〕−(CH)n−CH〔(B)m〕−(CH)y−」(式中、A,Bは同一又は異なるアルキル基、2m+n+x+yは炭素数10〜28)などが挙げられ、直鎖状のアルケニレン基としては、「−(CH)x−C=(CH)y−C=C−(CH)z−」(式中、x+y+zは炭素数10〜28)、分岐鎖状の場合は「−(CH)x−C〔(A)m〕=CH−(CH)y−CH=C〔(A)m〕−(CH)z−」(式中、A,Bは同一又は異なるアルキル基、2m+x+y+zは炭素数10〜28)などが挙げられる。
また、式(I)中、R及びRは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)などのアルカリ金属、アンモニウム塩、アルキルアミン塩、四級アンモニウム塩、アルカノールアミン塩などのアミン塩、エポキシ基、フェニル基、グリセリル基などが挙げられる。
上記式(I)で示される二塩基酸及びその誘導体は、既知であり、その製造方法も知られており、各種製造法により得たものを用いることができ、また、市販品があれば、市販品を用いることができる。
本発明に用いることができる上記式(I)で示される二塩基酸及びその誘導体としては、例えば、ドデカン二酸、オクタデカン二酸、エイコサン二酸、オクタコサン二酸、エイコサン二酸ジメチル、8−エチルオクタデカン二酸、8,13−ジメチルエイコサン二酸、8,12−エイコサジエン二酸ジメチル、8,13−ジメチル−8,12−エイコサジエン二酸ビス(オキシラニルメチル)エステル、日本酸グリセリドなどの少なくとも1種(各単独、または2種以上の混合物)が挙げられ、特に好ましくは、8−エチルオクタデカン二酸、8,12−エイコサジエン二酸ジメチル、日本酸グリセリドである。なお、日本酸は炭素数20(C20)、22(C22)の二塩基酸(混合物)であり、日本酸グリセリドは2分子のグリセリンに二塩基酸が橋かけ的に結合した二分子型グリセリドであり、その合成法などは既知である。
本発明に用いる長鎖二塩基酸ジグリシジルエステルは、主鎖が炭素数12〜30、好ましくは、炭素数14〜24の長鎖脂肪族二塩基酸のジグリシジルエステルであることが望ましく、炭素数16〜22の長鎖脂肪族二塩基酸のジグリシジルエステルであることがさらに好ましい。
脂肪族二塩基酸は、飽和脂肪族二塩基酸であってもよく、不飽和脂肪族二塩基酸であってもよい。また、直鎖の脂肪族二塩基酸であってもよく、分岐を有する脂肪族二塩基酸であってもよい。分岐を有する場合、分岐は炭素数1〜8の低級アルキル基(メチル基、エチル基など)、置換あるいは未置換のアリール基、エポキシ基が好ましい。
これらの長鎖二塩基酸ジグリシジルエステルは、既知であり、その製造方法も知られており、各種製造法により得たものを用いることができ、また、市販品があれば、市販品を用いることができる。
好ましい炭素数12〜30の長鎖二塩基酸ジグリシジルエステルとしては、例えば、ドデカン二酸ビス(2,3−エポキシプロピル)、エイコサ二酸ビス(2,3−エポキシプロピル)、8,12−イコサジエン二酸ビス(2,3−エポキシプロピル)、7−エチルオクタデカン二酸ビス(2,3−エポキシプロピル)、12−ビニル−8−オクタデセン二酸ビス(2,3−エポキシプロピル)、8,11−ジメチル−7,11−オクタデカジエン−1,18−ジカルボン酸ビス(2,3−エポキシプロピル)、8,9−ジフェニルヘキサデカン二酸ビス(2,3−エポキシプロピル)などの少なくとも1種が挙げられる。
本発明に用いる上記炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体は、本発明の効果の更なる発現、より平滑な被描画面を描画せしめる点から、好ましくは、融点が70℃以下、更に好ましくは、60℃以下であるものが望ましい。なお、本発明に用いる上記炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体は、常温液体でも従来固形描画材に使用されてきたオイル等の液体物のように、含有することで平滑面への描画時に上滑りすることが無く、逆に着色性が向上するので、強度低下しない範囲で常温液体、常温ペースト状でも使用可能である。
本発明に用いる上記炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種の含有量は、非焼成色鉛筆芯全量に対して、1〜10質量%(以下、単に「%」という)の範囲であることが好ましく、更に好ましくは、1〜8%であることが望ましい。
この含有量が、1%未満であると、着色性向上効果などを含む本発明の効果を発現せず、一方、10%を超えても、それ以上着色性向上効果を含む本発明の効果は向上せず、書き味が悪くなるためである。
本発明に用いることができる樹脂としては、以下のa)〜d)の4群であれば、特に限定されず、使用可能である。
a)エチルセルロース、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
b)カルボキシメチルセルロース又はその塩、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、デンプン、アラビアガム、トラカントガム及びグアーガムの合成又は天然の水溶性樹脂
c)セルロイド
d)ジアリルフタレート(DAP)樹脂、エポキシ樹脂
上記a)群において、ポリビニルアセタール樹脂にはポリビニルブチラール樹脂を含むものであり、また、ポリエチレンには低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンを使用することができる。上記b)群のカルボキシメチルセルロース塩としては、Na塩などが使用できる。
本発明においては、上記a)〜d)の4群の中で、同一群であれば、1種以上、並びに、複数種の樹脂を混合することができ、群が異なると製法に若干差異が有るので、混合可否の確認が必要である。すなわち、上記a群)は加熱し、他の配合材と混合可能だが、上記b)群は水による溶解、混合、成形後の乾燥、上記c)群は有機溶剤による溶解、混合、成形後の乾燥、上記d)群は混合、成形後の加熱硬化を要するためである。
なお、上記a)〜d)の4群から選ばれる樹脂を使用すれば、任意成分として、更に上記a)〜d)の4群に該当しない樹脂であっても、非焼成色鉛筆芯に使用されるものであれば、強度、硬さ、書き味等品質調整のため、品質低下しない範囲などの本発明の効果を損なわない範囲で使用可能である。
これらのa)〜d)の4群のいずれか1群の中の少なくとも1種の含有量は、それぞれの強度、硬度等品質が異なるため、一概にその範囲を限定できないが、非焼成色鉛筆芯全量に対して、2〜50%の範囲内で調整される。
これらの樹脂の含有量が、2%未満であると、芯体骨格を形成する効果が無く、一方、50%を超えて上回ると、芯体が硬く、被筆記面で摩耗せず、書けないことがある。
本発明に用いるワックス類は、一般的に非焼成色鉛筆芯に使用されているものであれば、従来公知のカスターワックス、モクロウ、ウルシロウ、ヤマウルシロウ、モンタンワックス、牛脂硬化油、グリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、ケトンワックス、各種脂肪酸アミド等の少なくとも1種が、特に限定されず、いずれも使用できる。
好ましくは、濃い描線を求めると、融点45℃以上、80℃以下のものを主に使用することが望ましく、特に、アート紙、コート紙、牛乳パック、PET等プラスチック、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に対して濃い描線を求めると、融点45℃以上、65℃以下のものを主に使用することが望ましい。なお、上記「主に使用する」とは、ワックス以外材料の含有量や、目標品質などの本発明の効果を維持する範囲で使用可能な常温液体オイルの含有量から、一概に言及できないが、概ねワックス類中70%以上である。
これらのワックス類の含有量は、着色性、書き味と、強度とのバランスの点から、非焼成色鉛筆芯全量に対して、15〜60%の範囲であることが好ましい。
本発明において、更に好ましくは、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体(A)と、芯に含有される全ワックス類(B)との質量比、(A):(B)が3:100〜16:100の範囲であることが望ましい。
この質量比(A):(B)が3:100未満では、着色性向上効果が発現せず、一方、16:100を超えても、それ以上着色性は向上せず、書き味が悪くなることがある。
本発明に用いる着色材としては、例えば、ジスアゾイエローAAA、ピラゾロンオレンジ等のアゾ系有機顔料、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のシアニン系有機顔料、キナクリドンレッド等の高級有機顔料、ファナルカラー等染付け顔料、蛍光顔料、カーボンブラック、鉄黒、弁柄、紺青、ルチル、アタナーゼ等の二酸化チタン等の無機顔料、染料を全て用いることができる。
これらの着色材の含有量は、着色性、書き味と、強度とのバランスの点から、非焼成色鉛筆芯全量に対して、40%以下であることが好ましい。なお、着色材の含有量は木軸用、シャープペンシル用等により変動し、非常に淡い色から、濃い色まであるので、着色材の量は一概に、上記好ましい量以下に限定できない場合があり、40%超過であってもよく、本発明の効果を損なわない範囲で適宜調整される。
本発明に用いる体質材としては、例えば、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、沈降性硫酸バリウム、マイカ、窒化ホウ素、チタン酸カリウムウィスカー、塩基性硫酸マグネシウムウィスカーのウィスカー類等公知の体質材を全て用いることができる。
この体質材の含有量は、上記樹脂、ワックス類、着色材、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種などの残部となる。
その他、本発明において、従来公知の界面活性剤、紫外線吸収剤等各種添加剤などを品質を低下させない範囲で配合、また、従来公知の常温液体オイルなどを目標品質を維持できる範囲で適宜含有することができる。
本発明の非焼成色鉛筆芯は、上記a)〜d)の4群から選ばれる樹脂の選択により、群が異なると製法に若干差異がある。すなわち、上記a群)の樹脂を用いる場合は、該樹脂と共に、ワックス類、着色材、体質材、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を配合した配合組成物をニーダーなどで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練した後、この混練物をプランジャー型押出機、スクリュー型押出機、射出成形機、流し込み充填機等、融点、溶融粘度等から最適な成形機にて成形し、各形状、各寸法(口径等)の非焼成色鉛筆芯を得ることができ、また、配合組成物を2種、例えば、該樹脂と共に、ワックス類、着色材、体質材を配合した配合組成物Aと、該樹脂と共に、ワックス類、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を配合した配合組成物Bに分けて、混合粉砕した2種の配合組成物を上記と同様にして加熱混合などすることにより各形状、各寸法(口径等)の非焼成色鉛筆芯を得ることができる。
上記b群)の樹脂を用いる場合は、該樹脂と共に、ワックス類、着色材、体質材、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種と、水とを配合した配合組成物をニーダーなどで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練した後、この混練物を上記と同様にプランジャー型押出機、スクリュー型押出機等、融点等から最適な成形機にて成形し、各形状、各寸法(口径等)の非焼成色鉛筆芯を得ることができる。
上記c)群の樹脂を用いる場合は、該樹脂と共に、ワックス類、着色材、体質材、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種と、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メタノール、エタノール、i-プロパノール、エチルセロソルブなどの有機溶剤とを配合した配合組成物を、または、上記と同様に予め2種の配合組成物などを用意し、ミキサーなどで混合、分散させた後に2本ロールで混練した後、この混練物をプランジャー型押出機等の成形機にて成形し、さらに、上記有機溶剤を乾燥して各形状、各寸法(口径等)の非焼成色鉛筆芯を得ることができる。
上記d)の樹脂を用いる場合は、該樹脂と共に、ワックス類、着色材、体質材、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を配合した配合組成物をミキサーなどで混合、分散させた後に2本ロールで混練した後、この混練物をプランジャー型押出機、スクリュー型押出機から最適な成形機にて成形し、次いで、110〜140℃で加熱硬化して、各形状、各寸法(口径等)の非焼成色鉛筆芯を得ることができる。
本発明で得られる非焼成色鉛筆芯は、主として、非焼成色鉛筆芯を木軸に装填した木軸色鉛筆、あるいは、シャープペンシル、芯ホルダーに装填して使用に供されることとなる。
このように構成される本発明の非焼成色鉛筆芯は、少なくとも、上記a)〜d)の群の樹脂と、ワックス類と、顔料と、体質材とを含む固形描画材であって、さらに、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を含有することにより、好ましくは、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体を上記式(I)で示される二塩基酸及びその誘導体、及び/又は炭素数12〜30の長鎖二塩基酸ジクリシジルエステルとしたり、また、これらの炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体の融点が70℃以下のものを使用したり、更に、これらの含有量を、固形描画材全量に対して、1〜10%の範囲としたり、更にまた、炭素数12〜30の二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種(A)と、固形描画材に含有される全ワックス類(B)との質量比(A):(B)が、3:100〜16:100の範囲とすることにより、十分な強度、滑らかな書き味を有し、画用紙等通常の絵画紙や油絵用キャンバスはもちろん、アート紙、コート紙、牛乳パック、PET等プラスチック、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に対しても格段に濃く描画可能な非焼成色鉛筆芯が得られることになる。
このように構成される本発明の非焼成色鉛筆芯は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で、種々変更して実施することができる。
次に、実施例および比較例により、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例に何等限定されるものではない。
〔実施例1〜4及び比較例1〜4〕
(実施例1)
配合組成物A
低密度ポリエチレン 5%
パラフィンワックス150F 13%
タルク 40%
二酸化チタン 14%
フタロシアニンブルー 6%
配合組成物B
エチルセルロース 10%
カスターワックス(融点85℃) 10%
エイコサン二酸ジメチル(融点60℃) 2%
上記配合組成物Aをニーダーで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練した後、室温まで冷却し、粉砕した。また、上記配合組成物Bを加熱ミキサーで加熱混合後、室温まで冷却し、粉砕した。次に、粉砕した配合組成物AとBを2本ロールで混練、ペレタイズ後、1軸スクリュー型押出成形機にて成形して、直径3.0mmの木軸用非焼成青色鉛筆芯を得た。
(実施例2)
モクロウ(融点52℃) 18%
8,13−ジメチルエイコサン二酸(常温液体) 2%
ロジン 8%
カルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩 5%
タルク 49%
カーボンブラック 18%
上記配合組成物に、同質量の水を加えて、ニーダーで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練し、この混練物をプランジャー型押出機にて押出成形して、直径4.0mmの木軸用非焼成黒色鉛筆芯を得た。
(実施例3)
カスターワックス(融点85℃) 20%
エイコサン二酸(融点120℃) 3%
セルロイド 20%
タルク 25%
二酸化チタン 2%
レーキレッドC 30%
上記配合組成物のうち、カスターワックス、エイコサン二酸以外の配合組成物と同重量のメチルエチルケトン(MEK)を加えて、ミキサーで混合、分散し、次に、溶融混合したカスターワックスとエイコサン二酸の混合物を前記ミキサーに追加、混合後、2本ロールで混練し、この混練物をプランジャー型押出機にて押出成形し、さらにMEKを乾燥して、直径2.0mmのシャープペンシル用非焼成赤色鉛筆芯を得た。
(実施例4)
カスターワックス(融点85℃) 20%
8,12−エイコサジエン二酸ジメチル(融点30℃) 2%
ジアリルオルソフタレートプリポリマー 18%
ジアリルオルソフタレートモノマー 2%
t−ブチル−パーオキシベンゾネート 0.5%
タルク 42.5%
二酸化チタン 10%
フタロシアニングリーン 5%
上記配合組成物を、ニーダーで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練、ペレタイズ後、1軸スクリュー型押出成形機にて押出成形し、次いで、120℃で加熱硬化させて、直径3mmの木軸用非焼成緑色鉛筆芯を得た。
(比較例1)
配合組成物A
低密度ポリエチレン 5%
パラフィンワックス150F 15%
タルク 40%
二酸化チタン 14%
フタロシアニンブルー 6%
配合組成物B
エチルセルロース 10%
カスターワックス(融点85℃) 10%
上記配合組成物Aをニーダーで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練した後、室温まで冷却し、粉砕した。また、上記配合組成物Bを加熱ミキサーで加熱混合後、室温まで冷却し、粉砕した。次に、粉砕した配合組成物AとBを2本ロールで混練、ペレタイズ後、ペレタイズ後、1軸スクリュー型押出成形機にて成形して、直径3.0mmの木軸用非焼成青色鉛筆芯を得た。
(比較例2)
モクロウ(融点52℃) 20%
ロジン 8%
カルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩 5%
タルク 49%
カーボンブラック 18%
上記配合組成物に、同質量の水を加えて、ニーダーで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練し、この混練物をプランジャー型押出機にて押出成形して、直径4.0mmの木軸用非焼成黒色鉛筆芯を得た。
(比較例3)
カスターワックス(融点85℃) 23%
セルロイド 20%
タルク 25%
二酸化チタン 2%
レーキレッドC 30%
上記配合組成物のうち、カスターワックス、エイコサン二酸以外の配合組成物と同重量のメチルエチルケトン(MEK)を加えて、ミキサーで混合、分散し、次に、溶融したカスターワックスを前記ミキサーに追加、混合後、2本ロールで混練し、この混練物をプランジャー型押出機にて押出成形し、さらにMEKを乾燥して、直径2.0mmのシャープペンシル用非焼成赤色鉛筆芯を得た。
(比較例4)
カスターワックス(融点85℃) 22%
ジアリルオルソフタレートプリポリマー 18%
ジアリルオルソフタレートモノマー 2%
t−ブチル−パーオキシベンゾネート 0.5%
タルク 42.5%
二酸化チタン 10%
フタロシアニングリーン 5%
上記配合組成物をニーダーで加熱混合、分散させた後に2本ロールで混練、ペレタイズ後、1軸スクリュー型押出成形機にて押出成形し、次いで、120℃で加熱硬化させて、直径3mmの木軸用非焼成緑色鉛筆芯を得た。
上記実施例1〜4、及び、比較例1〜4の非焼成黒色鉛筆芯について、下記評価方法により、強度、コピー紙、油絵用キャンバス、牛乳パック、PETフィルムに描画する際の着色性について、評価を行った。
これらの結果を下記表1に示す。
(1)強度の評価方法
23℃の温度下、支点間60mmで3点曲げ強度測定し、折損した際の荷重を求めた。単位はメガパスカル(MPa)。
(2)着色性の評価方法
コピー用紙、油絵用キャンバス、牛乳パック、PETフィルムに描画し、その時の着色性をA〜Eの5段階で評価した。5段階評価中、Aが最も描線が濃く、Eが最も描線が薄い、もしくは描けない。
Figure 0006423169
上記表1に示したとおり、本発明範囲となる実施例1〜4は、いずれも良好な結果であったのに対し、本発明の範囲外である比較例1〜4の試験結果はいくつか品質項目が劣る結果となった。
実施例1〜4において、実施例1、4は中硬質の非焼成黒色鉛筆芯、実施例3は硬質の非焼成黒色鉛筆芯で硬いため、牛乳パック、PETでの着色は実施例2より劣るものの、対応する従来の比較例1、3より優れていることが判る。
比較例1〜4において、比較例1、4は一般的な中硬質の硬さのため、コピー紙には普通に描けたが、油絵キャンバス、牛乳パック、PETのようなに平滑面では、滑って薄い描線しか得られなかった。比較例2は、粘靭性が強いモクロウを18%含有して多いため、平滑面にもある程度描画可能だが、対応する実施例2より大きく劣る結果となった。比較例3は、上記のように硬質芯のため、硬く、平滑面にはほとんど描けなかった。
十分な強度、滑らかな書き味を有し、通常の画用紙等、通常の絵画紙はもちろん、アート紙、コート紙、牛乳パック、PET等プラスチック、金属、ガラス、ホワイトボード等の平滑な非吸収面に対しても格段に濃く描画可能な非焼成色鉛筆芯が得られる。

Claims (4)

  1. 少なくとも、樹脂と、下記A群から選ばれるワックス類と、着色材と、体質材とを含む非焼成色鉛筆芯であって、さらに、融点が70以下であり下記式(I)で示される二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種を有すると共に、上記樹脂が、以下のa)〜d)の4群のいずれか1群の中の1種を含有することを特徴とする非焼成色鉛筆芯。
    OOC−R−COOR ………(I)
    〔上記式(I)中のRは炭素数12〜28の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、R及びRは同一であっても異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、アルカリ金属、アミン塩、エポキシ基、フェニル基、グリセリル基である。〕

    A群:カスターワックス、モクロウ、ウルシロウ、ヤマウルシロウ、モンタンワックス、牛脂硬化油、グリセリン脂肪酸エステル(上記式(I)で示される二塩基酸誘導体を除く)、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル(上記式(I)で示される二塩基酸誘導体を除く)、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、ケトンワックス、脂肪酸アミド(上記式(I)で示される二塩基酸誘導体を除く)

    a)エチルセルロース、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
    b)カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、デンプン、アラビアガム、トラカントガム及びグアーガムの合成又は天然の水溶性樹脂
    c)セルロイド
    d)ジアリルフタレート樹脂、エポキシ樹脂
  2. 前記二塩基酸及びその誘導体が長鎖二塩基酸ジリシジルエステルであることを特徴とする請求項1記載の非焼成色鉛筆芯。
  3. 前記二塩基酸及びその誘導体の含有量が、非焼成色鉛筆芯全量に対して、1〜10質量%の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の非焼成色鉛筆芯。
  4. 前記二塩基酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種(A)と、非焼成色鉛筆芯に含有される全ワックス類(B)との質量比(A):(B)が、3:100〜16:100の範囲であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の非焼成色鉛筆芯。
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