JP6423056B1 - インプリントモールド及びインプリントモールドの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の加工方法より低コストでインプリントモールドを製造する方法、及びそれにより得られたインプリントモールドを提供する。
【解決手段】WCの平均粒径が0.12μm以上0.8μm未満のWC基擬バインダーレス焼結体又はWC−MC完全バインダーレス焼結体を用い、a)RIE法による加工後の加工面の表面粗さを15nmRa以下に抑え、その後、b)GCIB法による加工で表面粗さを5nmRa未満にし、このa)、b)を複数回繰り返すことにより、10nm以上かつ7μm未満の深さで、かつ底面の表面粗さが5nmRa未満の形状作成を、0.10μm/min以上の加工速度で行い、インプリントモールドを製造する。
【選択図】図3

Description

本発明は、微細な形状を有する光学部品、医療部品等に用いるインプリントモールド及びインプリントモールドの製造方法に関する。
特許文献1では、半導体デバイスなどの微細加工が要求されるパターンの形成には、Si基板上に、転写パターンを形成したフォトマスクと呼ばれる原版を用い、レーザー光による縮小露光を行い、基板上にパターンを転写するフォトリソグラフィ法が用いられている。
また、特許文献2では、NF、SFなどのハロゲン化物の反応ガス及びArなどの不活性ガスを用いて真空プラズマ中でエッチングする反応性イオンエッチング法(Reactive Ion Etching、以下RIE法と記す)でWやMoに微細な溝を形成する方法が示されている。
また、特許文献3では、Arなどの不活性ガス及びカーボンフロライドなどを成分とした原子あるいは分子が凝集したクラスターをイオン化して加速し、そのクラスターイオンビームをSi表面に照射することにより、Si表面の構成原子をドライエッチング除去して加工するガスクラスターイオンビーム(Gas Cluster Ion Beam、以下GCIB法と記す)も示されている。
他方、特許文献4では、WC−Co超硬合金などに、ダイヤモンドバイトで切削加工してパターンを形成し、光通信光学部品の実装基板のプレス型として用いることが示されている。
特開2008−6638号公報 特開平5−267241号公報 特開2005−175369号公報 特開平7−218739号公報 特許第2574426号公報 特許第5085799号公報 特許第5606600号公報 特開2007−111824号公報
松尾二郎、瀬木利夫、青木学聡:「クラスターイオンビーム技術の最近の進展」、表面科学、31巻11号、2010年、p.564〜571
非結晶性又は結晶性樹脂製の微細な形状を有する光学部品、医療部品等の生産には、モールドの素材としてSi、SiC、石英、グラッシーカーボン及び電鋳ニッケルなどが用いられるが、より高い精度及び/又は耐食性を必要とする、ガラス転移温度が400℃を越すガラス製の微細な形状を有する光学部品、医療部品等の生産には、モールドの素材としてSi、電鋳ニッケルは耐熱性が不足して用いることが出来ない。石英はガラスと反応するので使用出来ない。SiC、グラッシーカーボンはコストが高くて経済的でない。
ここで、本発明者らは、ガラス製の微細な形状を有する光学部品、医療部品等の生産には、より剛性及び耐摩耗性及び/又は耐食性の優れる硬質材料製で10nm以上7μm未満の溝を有するインプリントモールドが適すると考えた。そこで、硬質材料製のインプリントモールドを製造することとし、その方法として特許文献1から4の先行技術を応用しようとしたところ、以下の問題のあることに気がついた。
特許文献1では、フォトリソグラフィ法は、Si半導体の電子回路形成には適し、さらに改良する方法が開示されている。しかし、硬質材料に10nm以上7μm未満の溝を有するインプリントモールドを製造できるかは開示されていない。
特許文献2では、RIE法は、WまたはMoに適用する場合の加工速度が0.240μm/minと比較的よいことが開示されている。しかし、硬質材料に適用し10nm以上7μm未満の溝を有するインプリントモールドを製造しようとする場合に、表面粗さを小としつつ実用的な加工速度が得られるか不明である。
特許文献3では、GCIB法をSiに適用し、深さ10μmまでエッチング加工した場合の加工面を0.23nmRa以下の超研磨面に出来ることが開示されている。しかし、加工速度については開示されていない。GCIB法は、表面粗さを小とする方法として有望であるが、例えば、硬質材料に適用し、10nm以上7μm未満の溝等を有したインプリントモールドを製造しようとする場合に、表面粗さを小とする条件で実用的な加工速度が得られるか不明である。
特許文献4では、WC−Co超硬合金などにダイヤモンドバイトを用いて切削加工でパターンを形成する方法は、100μm以上の深い溝を有したインプリントモールドの製造が可能としている。しかし、ダイヤモンドバイトの価格が高いため、加工コストが高くなる。また、nmサイズの微細加工は難しい。さらに、大面積ではダイヤモンドバイトの摩耗量増大が原因で精度が得られなくなる。ダイヤモンドバイトで切削加工する場合はこのような欠点がある。
本発明は、段落0010から段落0013に記述したようなインプリントモールド製造に係る先行技術が有する不明点又は諸問題を解決するためになされたもので、従来の方法に比べて低コストで製造でき、かつガラス転移温度が比較的高いガラスに用いることが出来るインプリントモールド及びインプリントモールド製造方法を提供しようとするものである。
本発明者らは、非球面ガラスレンズ成形に適した種々のWC基バインダーレス焼結体の特許及び製造技術を有している。これらWC基バインダーレス焼結体は、焼結性を改善する目的で(W,Ti,Ta)C(以下βtと記述する)等を添加したり(特許文献5)、0.2mass%程度のNiを添加している(特許文献6)。これらは製造過程で混入する0.1mass%程度の金属成分を含むので、前者はWC−βt擬バインダーレス焼結体、後者はWC基擬バインダーレス焼結体と呼ぶのが正しい。この他、WC−MC焼結体もある(特許文献7)。Mは金属成分W、V、Cr、Ni及び/又はFeで、焼結中に金属成分はMCに取り込まれるため、WC−MC完全バインダーレス焼結体と呼ぶのが正しい。個々を示す場合を除き、以下は上記を一括してバインダーレスと記す。
ここで、特許文献8は、光学ミラーに用いるインプリントモールドの素材としては、バインダーレスが適することを開示し、転写面の表面を0.7nmRaから0.3nmRaにしたと開示している。しかし、加工速度については開示していない。さらに、バインダーレスの平均粒径についてはなんらの知見が示されていない。また、このバインダーレスは放電プラズマ焼結により焼結したものである。
そこで、本発明者らはインプリントモールドの素材の平均粒径も加工性又は平滑性に対する重要な要素と予測し、平均粒径を意識して、表1に示す、普通の真空焼結で製造するバインダーレスと各種超硬合金(焼結体)をインプリントモールドの素材候補とし、試料とした。試料1〜試料3の詳しい組成については後述する。試料4の組成はWC−5mass%TiC−3mass%TaCである。試料5から7は、表示したCo量又はNi量に対し、VCは5mass%、Crは10mass%の焼結体である。
インプリントモールドの素材選択の次に、素材すなわち焼結体への微細な形状の作成方法は、まず、図1のようにフォトレジスト法で焼結体の仕上げ加工面へ描画する。図1では形状を板材としているがこれに限るわけではない。まず、フォトリソグラフィ法により、a)二次元の微細形状のマスクを作成し、別途、b)レジスト液を素材に塗布し、c)a)で作製していたマスクを介してレジスト膜に露光し、d)現像して露光されたレジスト膜を除去し、e)除去部分にNiないしCuをメッキし、その後、f)未露光部分のレジスト膜を除去して以下の深溝加工用試料とした。なお、NiないしCuのメッキは保護膜として残っており、深溝加工後に除去する。また、NiないしCuメッキの保護膜の厚さは、目的の溝深さと加工条件との関係で設定する。
従来技術の問題点は、ドライエッチング方法にあるので、次にメッキしていない部分を加工するドライエッチングについて、種々検討した。まず、大きな問題は、加工後の表面粗さが大となることにあるので、表面粗さを最も小となると期待できるGCIB法で加工した後の表面粗さを比較測定することとし、エッチング加工用試料に対してアールエムテック株式会社製のGCIB法及び/又はRIE法による微細形状ドライエッチング加工ができる装置G007を用いて、到達真空度5×10−5Pa、加工時の真空度2〜4×10−5Paで、表1の試料No.1〜8に示す種々のバインダーレス及び超硬合金について、加速電圧を20keV又は30keVとし、原料ガスとしてArを用いて、照射ビーム径をφ15mmとし、単位面積あたりの照射量を1×1018ions/cmとして、GCIB法による加工を行った。これはGCIB法での一般的な加工条件である。
なお、使用した装置G007では、照射時間は照射量を定めると自動的に設定される値である。試料No.2については、同じくArを原料ガスとして用い、加速電圧を34.5keVと高くし、照射量をやや少なくした実験No.10と、原料ガスをCOに変更し、加速電圧を34.5keVとし、照射量をやや少なくした実験No.11も示した。
表1には加工結果すなわち単位面積あたり照射量における、加工深さ、加工速度、GCIB法で加工する前および後の表面粗さも示した。表面粗さ測定には三鷹光器株式会社製の非接触三次元測定装置NH−3SPを用いた。加工速度は、除去された深さを照射時間で割ったものである。これは、加工性を比較検討することが応用において最も重要と考えて本発明者らが初めて導入したものである。これらについて、以下に説明する加工性、耐食性、平滑性、総合の4つの基準で評価した。
評価のうち、加工性は、加工速度が0.05μm/min未満を×、0.05μm/min以上0.10μm/min未満を△、0.10μm/min以上0.15μm/min未満を○、0.15μm/min以上を◎とした。すなわち、加工速度が0.10μm/min未満は時間がかかりすぎて、不経済であるからである。なお、後述するRIE法とGCIB法による複合加工では、影響の大きいRIE法による加工速度のみで判断した。
評価のうち、耐食性は、エッチングガスによる腐食状態を、表面を1000倍に拡大観察して、μmオーダーでの表面組織変化の少ないものを◎、少し変化したものを○、変化したものを△、激しく変化したものを×とした。◎及び○が実用性のあることになるが、これは本発明者らの工業用超精密工具の経験による。
評価のうち、平滑性は、前記NH−3SPによるnmオーダーの測定による表面粗さが3nmRa未満を◎、3nmRa以上5nmRa未満を○、5nmRa以上10nmRa未満を△、10nmRa以上を×とした。◎及び○が実用性のあることになるが、これも本発明者らの工業用超精密工具の経験による。
評価のうち、総合は、実用性を示すもので、耐食性、平滑性及び加工性の一番下位の評価を表示することとした。実用では一番低い性能に左右され易いためである。◎及び○が実用性のあることを示す。これも本発明者らの工業用超精密工具の経験による。
表1から、GCIB法では総合で△及び×のみであった。実験No.1〜9は、一様に加工性が×である。そこで、実験No.10では、上記のように加速電圧を34.5keVと高くし、Arを35×1016ions/cmと照射量をより少なくしたところ、加工速度は0.10μm/minと加工性は○に向上した。しかし、加工後の表面粗さは123.5nmRaと加工前より劣化した。これは、元々の表面粗さが粗いこと及びGCIB法で加工速度を高める条件は表面粗さを平滑にし難いことの両方に起因する。
ガスをArからCOに変更して、加速電圧を34.5keVと高くし、照射量を5×1016ions/cmとより少なくした実験No.11では、加工速度は0.51μm/minと加工性が◎となって改良されるが、この場合も、表面粗さが7.8nmRaと加工前より大となり、かつ平滑性が△と劣った。実験No.4と比較すると、実験No.11でも、幾らか表面粗さが改善されると期待したが、逆の結果となった。すなわち、GCIB法で加工速度を高める条件にすると、表面粗さが加工前より劣化した。略したが、加速電圧が30keVでは、照射量を増加しても、加工速度はほとんど改良されなかった。よって、GCIB法で加工速度を高めることは表面粗さが加工前より劣化するので不適と判断した。
ここで、耐食性と平滑性に着目すると、バインダーレスで平均粒径0.6μm以下の試料を用いた実験No.1〜4では耐食性と平滑性が共に◎であり、これらの試料について加工性を改善できれば実用性が得られると考えられた。
さらに、均粒径が比較的小さく、耐食性と平滑性の優れるWC基擬バインダーレスである試料2ならば、加工性がよいとされ表面粗さは劣るとされるRIE法でも、実用的な平滑性が得られるかも知れないと考えた。そこで、試料2について、前記した装置G007を用いて、表1と同じ、到達真空度5×10−5Pa、加工時の真空度2〜4×10−5Pa、ビーム径φ15mmで、表2に示す実験No.12〜15の条件で今度はRIE法による加工を実施し、表1と同じ評価項目の加工結果及び評価をした。なお、実験No.12〜15の試料の表面粗さが2.2〜6.6nmRaであるのに特別な意味はない。RIE法では、予想通り加工性は全て◎となった。しかし、期待に反して平滑性は全て×となった。
以上より、先行技術では、本発明者らが開発した優れたバインダーレスでも、GCIB法又はRIE法いずれの方法を用いてもインプリントモールド製造は困難なことが分り、今まで考えられていない方法を考え出すことを迫られた。熟慮した結果、RIE法による加工後の加工表面をGCIB法で平滑化する複合法を試すこととした。
表3は、種々の表面粗さとした試料をRIE法等で用意し、GCIB法により平滑化加工した実験No.16〜26を示す。ビーム径はいずれもφ15mmである。これらのうち、RIE法後の表面粗さが14nmRaより大きい場合は、GCIB法加速電圧を高めて加工速度、加工深さを上げても平滑性を改善できなかった。しかし、RIE法後の表面粗さが14nmRaの実験No.16、19、22は、GCIB加工により表面粗さは3.8nmRa以下になり、平滑性が○又は◎の結果が得られ、実用性があることが分る。
図2は、表3の試料の表面粗さと加工結果の表面粗さとの関係を同一照射量の下でプロットしたもので、GCIB加工後の表面粗さに及ぼす試料の表面粗さと単位面積あたりの照射量の影響を明瞭に知る目的で図とした。図中の数字は照射量である。これより、試料の表面粗さが約40nmRa以上は照射量が多いほど加工結果の表面粗さの低下率が小となる。試料の表面粗さが約40nmRaより小さいと、照射量によらず、加工結果の表面粗さは、試料の表面粗さが小さいほど同様に小となる。試料の表面粗さと共に加速電圧も変化させているにもかかわらず、一定の傾向があるのは非特許文献1にも例がなく、とても興味深い。
ここで、実用可能な加工結果の表面粗さが5nmRa未満になるのは、GCIB法による加工前試料の表面粗さが15nmRa以下の場合と判断される。これは極めて重要な知見である。
最後に、複合加工を種々検討し、表4記載の結果を得た。これらのビームはφ15mmである。表面粗さは最後の加工後の表面粗さである。表4の実験No.27〜29より、RIE法の加工速度は0.68μm/minで、GCIB法は0.04μm/minである。前者の方が全体の加工速度への影響が大きいので加工性は◎となる。その他の結果と合わせて、評価の総合が○又は◎となった。すなわち、実用的な加工方法を発見することに成功した。
実験No.30及びNo.31は、実験No.28を繰り返すことで、加工性と平滑性を有した深溝加工を可能とすることを示す。加工深さはそれぞれ15μm、38μmに達している。そして、表面粗さも2.9〜4.7nmの範囲に入っていることから、加工性の評価は◎であり、平滑性と総合評価は○又は◎である。すなわち、実用できるインプリントモールドを製造できる方法を発明した。図3は、実験No.30での加工例である。
図4は、表1のバインダーレスについて、試料の表面粗さ及び加工結果の表面粗さに及ぼす試料の平均粒径の影響を図として示したものである。図4より、試料の平均粒径が0.8μm未満であれば、加工結果の表面粗さが実用できる5nm以下となることが分かる。そして、試料の平均粒径が0.8μm以上で、バインダーレスでも加工結果の表面粗さが5nm以上となることが分る。すなわち、試料の平均粒径が0.8μm以上となると、バインダーレスでも加工結果の表面粗さが5nm以上となり、実用できない。これも重要な知見である。
図5は、表4の実験No.28の条件で加工後の表面粗さに及ぼす試料の表面粗さの影響を示すが、この場合、加工後の表面粗さが5nmRa未満とするには、試料の表面粗さを8nmRa未満とする必要のあることが分かる。これは、図4によれば、試料の平均粒径が0.8μm以下では、加工前後の表面粗さがほぼ平行であるので、試料の平均粒径が0.8μm以下において普遍的な条件となる。これも重要な知見である。
上記はRIE及びGCIB法による加工に用いたビーム径はいずれもφ15mmである。ビーム径をφ10mmとしても照射量を同一とすれば、結果はほぼ同じであったので、ビーム径は重要なファクターではないことを確認した。
インプリントモールド用の素材はWC基擬バインダーレス焼結体が適するが、金属成分を意識的に添加していないバインダーレス焼結体でもインプリントモールドの製造は可能である。但し、この場合のバインダーレス焼結体は、ホットプレスなどで製造しなければならないため、やや不経済である。
また、WC−βt系焼結体も、合金粒度が0.8μm未満であれば、インプリントモールドの製造は可能である。但し、この場合、組成中のβtが欠けやすいという欠点があり、表面粗さはやや得にくいためやや不経済である。
本発明に係るインプリントモールドを製造方法は、耐食性を有した粒度が0.12μm以上0.8μm未満のバインダーレスを用い、適切なRIE法による高能率加工をしつつ、GCIB法による鏡面加工によりRIE法による加工の欠点をなくし平滑性を得て、これを繰り返すことで、大面積に対応した実用的な深溝の微細加工ができるので、直ちに実用的な各種のインプリントモールドを作ることが出来る。
また、本発明に係るインプリントモールドの製造方法は、RIE法による加工を表面粗さ15nmRa以下に制御し、GCIB法で表面粗さを5nmRa未満に加工する場合に、試料すなわち素材とする焼結体の平均粒子径を0.8μm未満とすると(図4)、加工結果の表面粗さは、加速電圧が20keV〜30keV(表1の実験No.2と3)、Arの照射量が2.5×1016〜7.5×1016ions/cm(図2)の範囲で安定しており、この範囲では、加工速度にのみ着目して条件を決めればよいので、目的の表面粗さが得やすい、安定した微細加工が可能である点も実用的な深溝の微細加工法と言える。
ドライエッチング用の試料の作製方法の模式図である。フォトリソグラフィ法により、a)二次元の微細形状のマスクを作成し、b)別途、レジスト液を焼結体に塗布し、c)a)で作製していたマスクを介してレジスト膜に露光し、d)現像して露光されたレジスト膜を除去し、e)露光されたレジスト膜を除去した部分にNiないしCuをメッキし、f)残りのレジスト膜を除去してドライエッチング用の試料とする。 表3の実験No.16〜26の試料の表面粗さと加工結果の表面粗さとの関係をプロットしたもので、加工後の表面粗さに及ぼす試料の表面粗さと照射量の影響である。図中の数字は照射量で単位はions/cmである。 表4の実験No.30で、25mm角のエリアをビーム径φ15mmとして繰り返し走査し、形成したインプリントモールド及びその拡大観察例である。ビーム径はφ15mmである。 表1のバインダーレス(試料No.1〜4)について、試料の表面粗さ及び加工結果の表面粗さに及ぼす試料の平均粒径の影響を図として示したものである。 表4の実験No.28、30、31及び表にはない一条件で加工した後の表面粗さに及ぼす試料の表面粗さの影響を示す。加工回数が異なるが、加工回数は加工後の表面粗さに殆ど影響しないので問題ない。
本発明の被加工材の焼結体は通常の粉末冶金法によって製造できる。すなわちWC、Ni、Co、VC、Crの6種のうち2種以上、必要によりTaC、TiCの2種のうち1種以上を所定の組成に配合し、ボールミルあるいはアトライターによる湿式混合を経て乾燥後、所望の形状にプレス圧100MPa〜500MPaで圧縮成形し成形体を得る。
次に、成形体を1350℃〜1600℃で30min〜120min真空焼結する。ここで、Arガスを1350℃〜1600℃において13Pa以上100kPa以下導入してもよい。焼結後、焼結温度より50℃程度低い温度で、Arガスを用いて50MPa〜100MPaの加圧(HIP処理)をして、焼結体中の微細なポアを消滅し、以下のWC−MC完全バインダーレス焼結体又はWC基擬バインダーレス焼結体を得た。ここで、MCは焼結中に生成するもので、MはW、V、Cr、Ni及び/又は不可避不純物のFeである。
WC−MC完全バインダーレス焼結体における、WC及び/又はMCの平均粒径は0.12μm以上0.27μm以下が好適である。また、WC−0.12mass%〜0.3mass%Niの組成において、V添加量を、Niに対して30mass%以上100mass%以下、Cr添加量を、Niに対して300mass%を超え1250mass%以下とすることにより、W、V、Cr、Ni及び/又は不可避不純物のFeの複合炭化物であるMC相(M:金属元素W、V、Cr、Ni及び/又はFeを表す記号)を合金組織中に生じさせた焼結体が好適である。
WC基擬バインダーレス焼結体の一つについては、WCの平均粒径が0.27μmを越え0.34μm以下が好適である。また、WC−0.12mass%〜0.3mass%Niの組成において、V添加量を、Niに対して30mass%以上100mass%以下、Cr添加量を、Niに対して130mass%以上300mass%以下とした焼結体が好適である。
別のWC基擬バインダーレス焼結体については、WCの平均粒径が0.34μmより大きく0.8μm未満で、組成がWC−0.3mass%〜0.7mass%Cr−0.5mass%Niが好適である。
段落0050に示すWC及び/又はMCの平均粒径が0.12μm以上0.27μm以下のWC−MC完全バインダーレス焼結体の粒度範囲は、この範囲の硬さ及び抗折力が高く、かつ鏡面性が優れるからである。また、V添加量の範囲は、30mass%未満では粒成長抑制が不十分となって粒成長を生じ強度低下するためである。また100mass%より多くなるとVを主体とした相の晶出量及び寸法が大となりすぎて低強度となり、かつ鏡面性も低下するためである。Cr添加量は、300mass%以下ではMC相が少なくなりすぎてNiを消滅させられないためである。また1250mass%より多く添加すると、MCの寸法が大となり過ぎて、焼結体が低強度・低硬さとなり、かつ鏡面性も低下するためである。
段落0051に示すWCの平均粒径が0.27μmを越え0.34μm以下のWC基擬バインダーレス焼結体の粒度範囲は、この範囲の硬さ及び抗折力が高く、かつ鏡面性が優れるからである。また、V添加量の範囲を、Niに対して30mass%以上、100mass%以下、Cr添加量の範囲を、Niに対して130mass%以上、300mass%以下としたのは、V、Crの添加量の下限より少ないと粒成長を抑えられず、結果として微細分散できなくなるとともに、耐食性が不足し、また、V、Crの添加量の上限より多いとあまりにも添加量が大となって微細分散させられなくなり、焼結体が低強度・低硬さとなり、かつ鏡面性も低下するためである。ためである。
段落0052に示すWCの平均粒径が0.34μmを越え0.8μm未満のWC基擬バインダーレス焼結体の粒度範囲は、この範囲の硬さ及び抗折力が高く、かつ鏡面性が優れるからである。また、Cr添加量の範囲の理由は次による。Cr添加量が0.3mass%より少ないとWCの粒成長を抑えられなくなり合金の平均粒径が0.8μm以上となって、加工後の表面性が劣化する。Cr添加量が0.7mass%より大きいと、Crを晶出して、焼結体が低強度・低硬さとなり、かつ鏡面性も低下するためである。
得られた焼結体を研削、研磨して表面粗さを0.8nmRa未満の素材原版とする。この素材原版への微細な形状の作成方法は図1のようにする。まず、フォトリソグラフィ法により、a)2次元の微細形状のマスクを作成し、別途、b)レジスト液を焼結体に塗布し、c)a)で作製していたマスクを介してレジスト膜に露光した後、d)現像して露光されたレジスト膜を除去した後、e)露光されたレジスト膜を除去した部分にNiないしCuをメッキし、f)残りのレジスト膜を除去して以下のエッチング加工用試料とする。
次に、エッチング加工用試料に対してアールエムテック株式会社製のRIE法及び/又はGCIB法による加工ができるG007装置を用いて、g)RIE法による加工後の加工面の表面粗さを15nmRa以下に抑え、その後、h)GCIB法による加工で表面粗さ5nmRa未満とする。その後、g)とh)の工程を繰り返すことで、10m以上で7μm未満の深さ、かつ底面の表面粗さが5nm未満の形状作成を0.10μm/min以上の加工速度で行い、得られた微細な形状を有する試料を得る。そして最後に試料からメッキを除去してインプリンモールドを完成させる。
表1〜4の試料2の加工結果及び評価は、段落0051に示した組成範囲において同様の結果であった。これは、組成範囲において、平均粒径がほぼ同じ水準であることによる。この様な傾向は、試料1及び試料3においても同様であった。
深さについては、10nm以上かつ7μm未満が実用範囲である。10nm未満は本方法によらなくても、GCIB法のみでなんとか実用できる。7μm以上深い場合は、ダイヤモンドバイトで切削加工する方が経済的である。完成後の底面の表面粗さについては、5nmRa以上では超高精度のインプリントモールドの性能を満たさない。
なお、インプリントモールドの寸法は焼結体及び又は加工装置の寸法に依存し、本発明時点ではφ300mmないし□300mmまでであるが、一般的な焼結体の限界であるφ600mmまでは容易にスケールアップが可能である。厚さも同様であるが、密度が約15g/cmあるので、厚くなるとその分、重くなるので数十mmで製作することが望まれる。
得られたインプリントモールドを、インクジェットプリンタのプリンタヘッドを構成するインク流路、遺伝子解析又は臨床診断又は薬物スクリーニング又は環境モニタリングで用いられるマイクロ流路(バイオチップともいう)、半導体デバイス、光導波路等の光学部品、ハードディスク又はDVD又はブルーレディスクの記録デバイス、ディスプレイの光拡散板のパターン形成に用いる。
ドライエッチング加工用試料の作製に係る装置はフォトリソグラフィ法が可能なものであればよい。エッチング加工での保護膜となるメッキもCu,Niに限る必要はなく、エッチング加工に耐えられるものでエッチング加工後、除去しやすいものであればよい。また、RIE法又はGCIB法によるエッチングもG007装置が望ましく、また、用いるエッチングガスもSF及び/又はArが望ましい。しかし、これらに限定する必要はなく、g)RIE法による加工後の加工面の表面粗さを15nmRa以下に抑え、その後、h)GCIB法による加工で表面粗さ5nmRa未満とする。g)とh)の工程を繰り返す加工ができる装置、エッチングガスであればよい。
上記で得られたWC基擬バインダーレス又はWC−MC完全バインダーレス焼結体で構成されるインプリントモールドは、耐摩耗性を高めるため及び/又は表面欠陥の影響を軽減するため及び/又は除膜しつつ再被覆して再利用するために、DLC、TiC、TiN、Ti(C,N)、(Ti,Al)N、(Ti,Al,Cr)N、(Ti,Al,Si)N、(Ti,Al,Si,Cr)N、Al、CrN、SiC、Pt、Pd、Ir、Rh、Os、Ru、Re、W、Tのうちの1種類以上の被膜を、CVD装置及び/又はPVD装置及び/又はスパッタリング装置により、単層又は複層被覆して用いてもよい。
上記で得られたWC基擬バインダーレス又はWC−MC完全バインダーレス焼結体で構成されるインプリントモールドは、成形したガラスとの離形性をよくするためシランカップリング剤を塗布して用いてもよい。
段落0048〜0049、0051の方法で、WCの平均粒径が0.3μmのWC基擬バインダーレス焼結体の試料2を用意した。段落0056の方法で、エッチング加工用試料を作製した。段落0057の方法で、表4の実験30及び31の結果を得た。このような結果は、段落0052の粒度及び組成の範囲のWC基擬バインダーレス焼結体でも同様であった。
実施例1と同様の実験を試料1について行った結果、試料1は試料2と比べて、加工速度は殆ど変化せず、表面粗さは約60%の値となり優れた。すなわち、実用範囲内である。このような結果は、段落0050の粒度及び組成の範囲のWC−MC完全バインダーレス焼結体でも同様であった。
実施例1と同様の実験を試料3について行った結果、試料3は試料2と比べて、加工速度は殆ど変化せず、表面粗さは約105%となり、若干劣った。しかし、実用範囲内である。このような結果は、段落0052の粒度及び組成の範囲のWC基擬バインダーレス焼結体でも同様であった。
実施例1から3の方法で製造した微細な形状を有する焼結体からメッキを除去してインプリンモールドを完成させた。このインプリンモールド用いて、インクジェットプリンタのプリンタヘッドを構成するインク流路、遺伝子解析(DNA分析のバイオチップ)又は臨床診断又は薬物スクリーニング又は環境モニタリングで用いられるマイクロ流路、半導体デバイス、光導波路等の光学部品、ハードディスク又はDVD又はブルーレディスクの記録デバイス、及びディスプレイの拡散板のパターン形成に応用し、樹脂又はプラスチック製はもちろん、ガラスのような比較的硬質かつ高温で成形する場合も実用可能なことを確かめた。
WC基擬バインダーレス又はWC−M2C完全バインダーレス焼結体で構成されるインプリントモールドに、DLC、TiC、TiN、Ti(C,N)、(Ti,Al)N、(Ti,Al,Cr)N、(Ti,Al,Si)N、(Ti,Al,Si,Cr)N、Al 、CrN、SiC、Pt、Pd、Ir、Rh、Os、Ru、Re、W、Tのうちの1種類以上の被膜を、CVD装置及び又はPVD装置及び又はスパッタリング装置で、単層又は複層被覆して耐摩耗性を高めること及び/又は表面欠陥の影響を軽減すること及び/又は除膜しつつ再被覆して再利用することに成功した。
本発明は、微細な形状を有する主にガラス製の光学部品、医療部品等に用いることができるWC基擬バインダーレス又はWC−MC完全バインダーレス焼結体で構成されるインプリントモールド及びインプリントモールドの製造方法を提供するものであり、モールドの表面粗さが5nmRa未満であること及びガラスに用いることができることから、この分野の精度を一挙に向上させ、数千億円規模の産業の高能率化及び/又は高精度化に貢献する特許技術である。

Claims (2)

  1. WCの平均粒径が0.12μm以上0.27μm以下で、WC−0.12mass%〜0.3mass%Niにおいて、V添加量を、Niに対して30mass%以上100mass%以下、Cr添加量を、Niに対して300mass%を越え1250mass%以下とすることにより、W、V、Cr、Ni及び/又は不可避不純物のFeの複合炭化物であるMC相(M:金属元素を表す記号)が組織中に生じている、WC−MC完全バインダレーレス焼結体、又は、
    WCの平均粒径が0.27μmを越え0.34μm以下で、WC−0.12mass%〜0.3mass%Niにおいて、V添加量を、Niに対して30mass%以上100mass%以下、Cr添加量を、Niに対して130mass%以上300mass%以下とした、WC基擬バインダーレス焼結体、又は、
    WCの平均粒径が0.34μmを越え0.8μm未満で、WC−0.3mass%〜0.7mass%Cr−0.5mass%NiのWC基擬バインダーレス焼結体で構成され、
    溝深さが10nm以上かつ7μm未満で、かつ底面の表面粗さが5nmRa未満で、かつ溝側面の表面粗さが5nmRaよりも大きく、溝側面の少なくとも一部に縞状および/または鱗状の組織を有する溝からなる微細形状を有する、
    インクジェットプリンタのプリンタヘッドを構成するインク流路用インプリントモールド、または遺伝子解析又は臨床診断又は薬物スクリーニング又は環境モニタリングで用いられるマイクロ流路用インプリントモールド、または半導体デバイス用インプリントモールド、または光学部品用インプリントモールド、またはハードディスク又はDVD又はブルーレイディスクの記録デバイス用インプリントモールド、またはディスプレイの拡散板のパターン形成用インプリントモールド
  2. フォトリソグラフィ法により作製した、加工面の表面粗さが0.8nmRa未満の、エッチング加工用の
    WCの平均粒径が0.12μm以上0.27μm以下で、WC−0.12mass%〜0.3mass%Niにおいて、V添加量を、Niに対して30mass%以上100mass%以下、Cr添加量を、Niに対して300mass%を越え1250mass%以下とすることにより、W、V、Cr、Ni及び/又は不可避不純物のFeの複合炭化物であるM C相(M:金属元素を表す記号)が組織中に生じている、WC−M C完全バインダレーレス焼結体、又は、
    WCの平均粒径が0.27μmを越え0.34μm以下で、WC−0.12mass%〜0.3mass%Niにおいて、V添加量を、Niに対して30mass%以上100mass%以下、Cr添加量を、Niに対して130mass%以上300mass%以下とした、WC基擬バインダーレス焼結体、又は、
    WCの平均粒径が0.34μmを越え0.8μm未満で、WC−0.3mass%〜0.7mass%Cr −0.5mass%NiのWC基擬バインダーレス焼結体に対し、
    a)RIE法による加工後の加工面の表面粗さを15nmRa以下に抑え、その後、b)GCIB法による加工で表面粗さを5nmRa未満にし、このa)とb)を複数回繰り返すことにより、10nm以上かつ7μm未満の深さで、かつ底面の表面粗さが5nmRa未満の形状作成を0.10μm/min以上の加工速度で行う
    インクジェットプリンタのプリンタヘッドを構成するインク流路用、または遺伝子解析又は臨床診断又は薬物スクリーニング又は環境モニタリングで用いられるマイクロ流路用、または半導体デバイス用、または光学部品用、またはハードディスク又はDVD又はブルーレイディスクの記録デバイス用、またはディスプレイの拡散板のパターン形成用の
    インプリントモールドの製造方法。
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