JP6421460B2 - 石油燃焼器の点火制御装置 - Google Patents

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この発明は、石油燃焼器を確実に点火するための機能を備えた点火制御装置に関する。
石油燃焼器は、運転スイッチの運転操作により点火ヒータに通電し、バーナ内部の温度を上昇させてから燃料供給手段が駆動してバーナに燃料を供給し、点火ヒータによって高温となったバーナの気化部分で燃料に着火し、燃焼用送風機によって供給される燃焼空気と混合して、燃焼を開始する。バーナには着火した炎を検出する炎検出手段を備えており、炎検出手段によって炎が確認されると、点火ヒータの通電を停止して燃焼を継続する。
また、石油燃焼器の運転中に、運転スイッチによって消火操作が行われると、燃料供給手段が停止してバーナへの燃料の供給を停止し、バーナ内の燃料が燃え尽きて消火して炎検出手段によって炎が確認されなくなると、燃焼用送風機をポストパージ運転させてバーナの冷却を行なった後、燃焼用送風機を停止するものである。(特許文献1参照)
特開2001−65861号公報
バーナに供給される燃料は、気化しやすい成分から燃焼し、気化しにくい高分子量成分は燃焼せずタールやカーボンとなってバーナ内に残りやすい。気化しにくい成分が多く混じる不純燃料を長時間使用すると、バーナ内にカーボンやタール等の不純物が堆積し、燃焼継続不能や点火操作時の着火失敗を引き起こす原因となっている。
バーナ内に堆積したカーボンやタールが炎検出手段に付着すると、炎検出手段が導通状態となり、炎検出の信号が出力されたままの状態になることがある。この場合は運転スイッチによって運転操作が行われると、点火ヒータに通電するより前に炎検出手段によって炎検出の信号が出力されるため、エラーとなって運転を停止する。
また、石油燃焼器の運転中に誤って運転スイッチを押して運転を停止させたときや、石油燃焼器の移動や振動を与えて安全装置の作動によって運転を停止させたときは、すぐに運転を再開しようとすることがあるが、消火動作に入ってすぐは炎検出手段が炎検出しているため、エラーとなって運転を停止する。この場合、炎検出手段は正常に作動しているが、故障と勘違いされることがある。
この発明は上記の課題を解決するもので、バーナ1と、前記バーナ1に燃料を供給する燃料供給手段2と、前記バーナ1に燃焼空気を供給する燃焼用送風機3と、前記バーナ1内に取り付けた点火ヒータ4とを設け、かつ、前記バーナ1内の炎を検出する炎検出手段5を設け、運転開始信号によって前記点火ヒータ4に通電して前記バーナ1を加熱し、前記燃料供給手段2と前記燃焼用送風機3とを駆動して前記バーナ1に燃料と燃焼用空気を供給し、前記点火ヒータ4の熱によって燃料に着火して燃焼を開始すると共に、前記バーナ1の運転停止信号によって前記燃料供給手段2を停止し、前記炎検出手段5の炎不検出の出力信号によって前記燃焼用送風機3を停止して消火する石油燃焼器において、前記運転開始信号によって前記炎検出手段5の出力信号を入力し、前記炎検出手段5から炎検出の出力信号が出力されたときは前記燃焼用送風機3を駆動すると共に、所定時間をカウントするタイマ手段6を作動し、前記タイマ手段6が所定時間カウントするまでに前記炎検出手段5から炎不検出の出力信号が出力されたことを確認すると、前記燃焼用送風機3の回転数を燃焼時の回転数より低い最小回転数に変更し、前記点火ヒータ4の通電を開始することを特徴とするものである。

また、前記運転開始信号によって前記炎検出手段5の出力信号を入力し、前記炎検出手段5から炎検出の出力信号が出力されたときは、前記燃焼用送風機3を予め定めた所定回転数で駆動することにより、バーナ1内に残っている炎を速やかに消火するものである。
また、前記タイマ手段6が前記所定時間カウントするまでに前記炎検出手段5から炎不検出の出力信号が出力されたことを確認したときは、前記燃焼用送風機3の回転数を燃焼時の回転数より低い最小回転数に変更し、前記点火ヒータ4の通電を開始することにより、バーナ1内に残っていた燃料に着火したときに煤や煙の発生を抑えることができるものである。
また、前記炎検出手段5から炎検出の出力信号が継続したまま、前記タイマ手段6が所定時間をカウントしたときに異常信号を出力する異常停止手段7を設け、前記異常停止手段7の異常信号によって前記バーナ1の運転停止信号を出力すると共に、異常報知手段8を作動することにより、炎検出手段6に関連するトラブルを確実に検出することができる。
石油燃焼器の誤操作などでバーナ1の運転を停止させたときに、すぐに運転を再開しようとして運転開始操作を行なうと、バーナ1内に残っている燃料が燃焼していることがあり、炎検出手段5が炎検出の信号を出力するが、この発明は、バーナ1の運転開始信号によって点火ヒータ4に通電する前に炎検出手段5の炎検出の信号が出力されても、運転停止信号は出力せず、燃焼用送風機3を駆動する。その後バーナ1内の燃料がなくなって炎検出手段5が炎不検出の信号を出力して消火したことを確認すると、点火ヒータ4の通電を開始するものであり、炎検出手段5が正常に作動しているときは、エラー停止することなく安全に点火することができ、使い勝手が向上できたものである。
また、運転開始信号によって炎検出手段5が炎検出の信号を出力したときに、燃焼用送風機3を予め定めた所定回転数で駆動するように設定しており、バーナ1内に炎が残っているときは、バーナ1内に過剰空気を供給することで、バーナ1内に残る炎を速やかに消火させてバーナ1を冷却することができ、点火制御を開始することができる。
また、運転開始信号によって炎検出手段5が炎検出の信号を出力して燃焼用送風機3を駆動し、その後炎検出手段5の炎不検出の出力信号を確認したときに点火ヒータ4の通電を開始するが、このとき燃焼用送風機3は停止せず、燃焼時の回転数より低く設定した最小回転数に変更して駆動するように構成したから、点火ヒータ4に通電したときにバーナ1内に残っていた燃料に着火して燃焼することがあるが、燃焼用送風機3によってバーナ1内に空気が供給されているから、煤や煙の発生を抑えることができ、バーナ1内のカーボンやタールの付着を防ぐことができる。
また、バーナ1の運転開始信号によって炎検出手段5が炎検出の信号を出力したときに、燃焼用送風機3を作動すると共にタイマ手段6がカウントを開始し、炎検出手段5の炎検出の信号が出力されたまま、タイマ手段6が所定時間をカウントすると、異常停止手段7が異常信号を出力する。異常停止手段7の異常信号を受けて、バーナ1の運転停止信号が出力されて燃焼用送風機3が停止し、異常報知手段8が作動して警報を出力するので、炎検出手段5に関連するトラブルが発生していることを知らせることができ、原因を特定することができるものとなった。
この発明の実施例である石油燃焼器の制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施例である制御装置の点火動作を示すフローチャートである。 この発明の実施例を示す石油燃焼器の要部断面図である。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、9は石油燃焼器の枠体、1は枠体9内に取付けたバーナ、3はバーナ1へ燃焼空気を供給するための燃焼用送風機、2はバーナ1へ燃料を供給する燃料ポンプで構成する燃料供給手段、4はバーナ1に取付けた予熱兼用の点火ヒータ、10は枠体9の操作部に設けた運転スイッチ、11は運転スイッチ10の信号に基づいて石油燃焼器の運転を制御するバーナ制御装置である。
1aはバーナ1の底部に構成した気化部分、2aは燃料供給手段2からバーナ1へ燃料を供給する燃料パイプであり、点火ヒータ4はバーナ1の気化部分1aの上部に間隔をあけて配置されている。運転スイッチ10の運転操作によって運転開始信号が出力されると、バーナ制御装置11は点火ヒータ4に通電してバーナ1の予熱を開始し、バーナ1の気化部分1aの温度を上昇させ、燃料供給手段2と燃焼用送風機3に通電して駆動する。
燃料供給手段2が駆動すると気化部分1aの上部に突出した燃料パイプ2aから気化部分1aに燃料が滴下し、気化部分1aで燃料が気化して点火ヒータ4の熱によって着火し、燃焼用送風機3によってバーナ1に供給される空気と混合して燃焼を開始する。5はバーナ1内の炎にのぞませた炎検出手段であり、炎検出手段5によって炎が確認されて正常に燃焼中であることが出力されると、バーナ制御装置11は点火ヒータ4への通電を停止して燃焼を継続する。
実施例の石油燃焼器は、ファンヒータと呼ばれる温風暖房機であり、12は枠体10内に設けてバーナ1から燃焼ガスが流出する空気流路、13は空気流路12に連なる枠体9の前面に設けた温風吹出口、14は空気流路12の入口となる枠体9の背面に取付けた対流用送風機であり、バーナ1から空気流路12に送られた高温の燃焼ガスは、対流用送風機14によって枠体9の背部から空気流路12へ吹込まれた空気と一緒になって、枠体9の前面の温風吹出口13から前方へ吹出し、暖房に供される。
15は石油燃焼器が設置された室内の温度を検出する室温検出手段、16は枠体9の操作部に設けた室温設定手段であり、バーナ制御装置11は室温設定手段16で設定された温度データと室温検出手段15で検出される温度データを比較して、両温度データの比較結果に基づいて燃料供給手段3と燃焼用送風機4とを連動可変してバーナ1の発熱量を変更させる。具体的には、室温検出手段15の検出温度が室温設定手段16の設定温度から大きく離れて低いときはバーナ1の発熱量を最大に設定し、室温検出手段15の検出温度が室温設定手段16の設定温度に近づいて安定すると発熱量を低下する。
一方、バーナ1の燃焼中に運転スイッチ10の消火操作によって運転停止信号が出力されると、バーナ制御装置11は燃料供給手段2を停止してバーナ1への燃料の滴下が止まり、バーナ1内の燃料が燃え尽きると炎が消え、炎検出手段5によって炎が確認されなくなって消火したことが出力されると、燃焼用送風機3をポストパージ用の回転数に変更して設定時間運転させ、バーナ1が冷却してから燃焼用送風機3を停止する。
ところで、石油燃焼器に使用する燃料には気化しにくい不純物が含まれており、不純物を多く含む不純燃料を使用すると、燃料中の不純物がバーナ1の気化部分1aに残り、カーボンやタールとなってバーナ1内に堆積する。カーボンやタールによって燃料パイプ2aの詰まりが起きると、バーナ1内に燃料が供給されなくなり、着火失敗や燃焼継続不能となる。
また、カーボンやタールが炎検出手段5に付着すると、カーボンやタールには導電性があるため炎検出手段5が導通状態となり、バーナ1内に炎がないときでも炎検出手段5によって炎検出の信号が出力されたままの状態になる。このときは、運転スイッチ10の運転操作によって運転開始信号が出力されたときに炎検出手段5によって炎検出の信号が出力されるので、炎検出手段5の異常と判断することができる。
一方、石油燃焼器の運転中に誤って運転スイッチ10を押したり、石油燃焼器に強い振動を与えたりして、運転を停止してしまったときなどに、すぐに再点火をしようとして、運転スイッチ10の運転操作を行なうことがあるが、運転停止信号が出力されてからバーナ1内の燃料が燃え尽きるまではバーナ1内に炎が残っているため、運転開始信号が出力されるタイミングが早いと炎検出手段5によって炎が確認される。この場合、炎検出手段5は正常に作動しているが、炎検出手段5にカーボンやタールが付着したときと区別ができないため、炎検出手段5の異常と判断されてしまうと、故障したものと勘違いされるため問題があった。
この発明は、運転スイッチ10によってバーナ1の運転開始信号が出力されたときに、炎検出手段6によって炎が確認されても、運転停止信号を出力せず、炎検出手段5が正常に作動しているときには、通常の点火制御を行ない、炎検出手段5が正常に作動していないときにのみ運転停止信号を出力できるようにして、使い勝手の向上を図るものである。
図2はこの発明の実施例であるバーナ制御装置11の動作を示すフローチャートであり、運転スイッチ10の運転操作によって運転開始信号が出力されると、炎検出手段5の出力信号を確認し、炎検出手段5によって炎不検出の信号が出力されているときは、点火ヒータ4に通電してバーナ1の予熱を開始し、燃料供給手段2と燃焼用送風機3を駆動して、通常の点火制御を行なう。
一方、炎検出手段5によって炎検出の信号が出力されているときは、燃焼用送風機3を駆動する。燃焼用送風機3を駆動している間も炎検出手段5の出力信号を確認しており、炎検出手段5によって炎不検出の信号が出力されると、点火ヒータ4に通電し、以降は通常の点火制御を行なう。
運転スイッチ10による消火操作等によって運転停止信号が出力された直後はバーナ1内に炎が残っており、運転停止後すぐに運転スイッチ10による運転操作を行なうと炎検出手段5によって炎が確認されるが、バーナ制御装置11は運転停止信号を出力せず、燃焼用送風機3を駆動する。
燃焼用送風機3を駆動することでバーナ1内に残る燃料を燃焼させることができ、バーナ1内に残る燃料が燃え尽きると消火して炎はなくなり、炎検出手段5によって炎が確認されなくなるので、点火ヒータ4に通電するものである。
このため、炎検出手段5が正常に作動しているときは、エラー停止させることなく、バーナ1の燃焼を再開することができるものとなった。また、バーナ1内の炎が消えるのを待ってから点火制御を行なうので、バーナ1内の異常加熱や立炎などを防止しながら、安全に運転を再開することができる。
また、運転開始信号が出力されたときに炎検出手段5によって炎が確認されたときは、バーナ1内に存在しないはずの炎が存在しており、異常燃焼が発生していることになる。この発明では、炎検出手段5によって炎が確認されたときは、燃焼用送風機3の回転数を予め定めた所定回転数にセットすることで、バーナ1内の炎をできるだけ速やかに消すことができるようにしている。
実施例ではバーナ1の最大発熱量に対応した回転数に設定しており、バーナ1内に残る燃料に対して空気過剰状態にすることで、燃焼を継続させないようにしてバーナ1内の炎を消すことができるから、短時間で異常状態を解消して、バーナ1の燃焼を再開することができるものとなった。
また、この発明の他の実施例において、炎検出手段5によって炎検出の信号が出力されて燃焼用送風機3を駆動し、その後炎検出手段5によって炎不検出の信号が出力されたときは、燃焼用送風機3の回転数をバーナ1の最小発熱量に対応する回転数よりも低い最小回転数に変更するように設定しており、点火ヒータ4に通電を開始するときに燃焼用送風機3を停止させることなく、バーナ1内に空気を供給している。
点火ヒータ4に通電したときに、バーナ1内に燃料が残っているとこの燃料に着火することがあり、バーナ1内に空気が供給されていない状態で燃焼をすると空気不足状態で燃焼して煤や煙を発生させるため、バーナ1内に付着してタールやカーボンの原因となる。この発明では、点火ヒータ4の通電時に燃焼用送風機3が駆動してバーナ1内に空気が供給されているから、バーナ1内の燃料に着火しても空気不足状態で燃焼することはなく、煤や煙の発生を抑えることができるものである。また、点火ヒータ4の通電時にバーナ1内に空気を供給しても、燃焼用送風機3は通常の燃焼時の回転数よりも低い回転数に設定しているから、バーナ1内が冷却されることはなく、確実に点火できるものである。
また、この発明の他の実施例において、6はバーナ制御装置11に備えた所定時間をカウントするタイマ手段、7はタイマ手段7が所定時間カウントしたときに作動する異常停止手段、8はランプやブザーなどで構成する異常報知手段である。
運転スイッチ10の運転操作によって運転開始信号が出力され、炎検出手段5によって炎検出の信号が出力されたときは、燃焼用送風機3を駆動する共に、タイマ手段6がカウントを開始する。燃焼用送風機3が駆動している間は炎検出手段5の出力信号を確認しており、タイマ手段6が所定時間をカウントする前に炎検出手段5によって炎不検出の信号が出力されると、タイマ手段6を停止してカウントをリセットし、点火ヒータ4に通電して、通常の点火制御を行なう。
一方、炎検出手段5によって炎検出の信号が出力されたまま、タイマ手段6が所定時間をカウントしたときは、異常停止手段7によって異常停止信号が出力され、バーナ制御装置11は燃焼用送風機3を停止し、異常報知手段8を作動して警報を出力するものである。
バーナ1内にカーボンやタールの堆積がなく正常な状態であれば、燃料供給手段2が停止してからバーナ1内の燃料が燃え尽きるまでの時間は安定しており、タイマ手段6のカウント時間を超えることはない。一方、バーナ1内にカーボンやタールが堆積すると、カーボンやタールに染み込んだ燃料が少しずつ燃焼をして燃焼時間が長くなるため、タイマ手段6のカウント時間を超えてもバーナ1内に炎が残っていることがある。また、カーボンやタールが炎検出手段5に付着したときは炎検出手段5が導通状態となり、バーナ1内に炎がなくても炎検出の信号が出力され、炎検出手段5が正常に作動できなくなり、タイマ手段6のカウント時間を超えても炎検出の信号が出力されたままとなる。
このように、炎検出手段5によって炎検出の信号が出力されている時間が所定時間より長くなったときは、バーナ1内にカーボンやタールが堆積して、バーナ1内の炎が消えなくなっているか、炎検出手段5が正常に作動していないと判断することができる。このため、運転開始信号が出力されたときに炎検出手段5によって炎が確認されても、炎検出手段5が正常に作動しているときはバーナ1が燃焼を開始し、バーナ1のトラブルや炎検出手段5が正常に作動していないときにのみ異常停止手段7を作動させることができるものとなった。また、異常報知手段8は対応するエラー番号を選択して出力するものであり、着火失敗のエラーとは区別してエラー番号を設定することで、エラー原因を特定しやすくなる。
1 バーナ
2 燃料供給手段
3 燃焼用送風機
4 点火ヒータ
5 炎検出手段
6 タイマ手段
7 異常停止手段
8 異常報知手段

Claims (3)

  1. バーナ(1)と、前記バーナ(1)に燃料を供給する燃料供給手段(2)と、前記バーナ(1)に燃焼空気を供給する燃焼用送風機(3)と、前記バーナ(1)内に取り付けた点火ヒータ(4)とを設け、
    かつ、前記バーナ(1)内の炎を検出する炎検出手段(5)を設け、
    運転開始信号によって前記点火ヒータ(4)に通電して前記バーナ(1)を加熱し、前記燃料供給手段(2)と前記燃焼用送風機(3)とを駆動して前記バーナ(1)に燃料と燃焼用空気を供給し、前記点火ヒータ(4)の熱によって燃料に着火して燃焼を開始すると共に、
    前記バーナ(1)の運転停止信号によって前記燃料供給手段(2)を停止し、前記炎検出手段(5)の炎不検出の出力信号によって前記燃焼用送風機(3)を停止して消火する石油燃焼器において、
    前記運転開始信号によって前記炎検出手段(5)の出力信号を入力し、前記炎検出手段(5)から炎検出の出力信号が出力されたときは前記燃焼用送風機(3)を駆動すると共に、所定時間をカウントするタイマ手段(6)を作動し、前記タイマ手段(6)が所定時間カウントするまでに前記炎検出手段(5)から炎不検出の出力信号が出力されたことを確認すると、前記燃焼用送風機(3)の回転数を燃焼時の回転数より低い最小回転数に変更し、前記点火ヒータ(4)の通電を開始することを特徴とする石油燃焼器の点火制御装置。
  2. 前記運転開始信号によって前記炎検出手段(5)の出力信号を入力し、前記炎検出手段(5)から炎検出の出力信号が出力されたときは、前記燃焼用送風機(3)を予め定めた所定回転数で駆動することを特徴とする請求項1に記載の石油燃焼器の点火制御装置。
  3. 前記炎検出手段(5)から炎検出の出力信号が継続したまま、前記タイマ手段(6)が所定時間をカウントしたときに異常信号を出力する異常停止手段(7)を設け、前記異常停止手段(7)の異常信号によって前記バーナ(1)の運転停止信号を出力すると共に、異常報知手段(8)を作動することを特徴とする請求項1または2に記載の石油燃焼器の点火制御装置。
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