JP6421024B2 - 吸収体の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
本明細書において、「肌対向面」とは、おむつ1を構成する表面シート12などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側に配される面であり、「非肌対向面」とは、表面シート12などの各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
一般的に、吸収性物品(例えば、おむつ)における腹側領域A、背側領域B及び股間領域Cは、吸収体2における腹側領域A、背側領域B及び股間領域Cとそれぞれ略一致している。
吸収性コア21は、腹側領域Aにおける、横方向(Y方向)の全体の幅Waが、50mm以上200mm以下であることが好ましく、70mm以上150mm以下であることが更に好ましい。
吸収性コア21は、背側領域Bにおける、横方向(Y方向)の全体の幅Wbが、50mm以上200mm以下であることが好ましく、70mm以上150mm以下であることが更に好ましい。
吸収性コア21は、股間領域Cにおける、横方向(Y方向)の全体の幅Wcが、25mm以上115mm以下であることが好ましく、40mm以上85mm以下であることが更に好ましい。
尚、前記全長は最も長い位置で測定した値であり、前記全体の幅は、腹側領域A及び背側領域Bにおいては、最も広い位置で測定した値であり、股間領域Cにおいては、最も狭い位置で測定した値である。
ブロック領域211は、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、その横方向(Y方向)の長さが、吸収性コア21のY方向の全体の幅の、30%以上90%以下の長さであることが好ましく、50%以上70%以下の長さであることが更に好ましい。
ブロック領域211の腹側のブロック領域211aは、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、その横方向(Y方向)の長さが、吸収性コア21の腹側領域AのY方向の全幅の、30%以上90%以下の長さであることが好ましく、50%以上70%以下の長さであることが更に好ましい。
ブロック領域211の腹側のブロック領域211aは、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、その縦方向(X方向)の長さが、30mm以上150mm以下であることが好ましく、50mm以上120mm以下であることが更に好ましく、その横方向(Y方向)の長さが、40mm以上180mm以下であることが好ましく、50mm以上130mm以下であることが更に好ましい。
ブロック領域211の背側のブロック領域211bは、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、その横方向(Y方向)の長さが、吸収性コア21の背側領域BのY方向の全体の幅の、30%以上90%以下の長さであることが好ましく、50%以上70%以下の長さであることが更に好ましい。
ブロック領域211の背側のブロック領域211bは、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、その縦方向(X方向)の長さが、50mm以上200mm以下であることが好ましく、70mm以上150mm以下であることが更に好ましく、その横方向(Y方向)の長さが、40mm以上180mm以下であることが好ましく、50mm以上130mm以下であることが更に好ましい。
ブロック領域211の股間のブロック領域211cは、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、その縦方向(X方向)の長さが、100mm以上240mm以下であることが好ましく、150mm以上220mm以下であることが更に好ましく、その横方向(Y方向)の長さが、20mm以上100mm以下であることが好ましく、30mm以上70mm以下であることが更に好ましい。
尚、前記縦方向(X方向)の長さは、最も長い位置で測定した値であり、前記横方向(Y方向)の長さは、腹側領域A及び背側領域Bにおいては、最も長い位置で測定した値であり、股間領域Cにおいては、最も短い位置で測定した値である。
非ブロック領域212は、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、縦方向(X方向)に沿う両側部それぞれの横方向(Y方向)の長さが、腹側領域Aでは、吸収性コア21の腹側領域AのY方向の全体の幅Waの5%以上30%以下の長さであることが好ましく、股間領域Cでは、吸収性コア21の股間領域CのY方向の全体の幅Wcの5%以上30%以下の長さであることが好ましく、背側領域Bでは、吸収性コア21の背側領域BのY方向の全体の幅Wbの5%以上30%以下の長さであることが好ましい。好適に、非ブロック領域212は、腹側領域Aでの横方向(Y方向)の前記長さが10mm以上40mm以下であることが好ましく、背側領域Bでの横方向(Y方向)の前記長さが10mm以上40mm以下であることが好ましく、股間領域Cでの横方向(Y方向)の前記長さが10mm以上30mm以下であることが好ましい。尚、腹側領域A及び背側領域Bそれぞれにおける前記横方向(Y方向)の長さは最も広い位置で測定した値であり、股間領域Cにおける前記横方向(Y方向)の長さは最も狭い位置で測定した値である。
凸部23は、本実施形態のおむつ1においては、図2,図4に示すように、平面視して、縦方向(X方向)に長い矩形状に形成されている。尚、おむつ1においては、凸部23を平面視して、矩形状に形成されているが、四隅が円弧状となっていてもよく、多角形状、楕円、それらの組み合わせ等であってもよい。
溝部24は、本実施形態の使い捨ておむつ1に用いられる場合においては、図4に示すように、横方向(Y方向)に延びる線状の横溝24Yの幅L3が、0.5mm以上5mm以下であることが好ましく、1mm以上3mm以下であることが更に好ましい。また、縦方向(X方向)に延びる線状の縦溝24Xの幅L4が、0.5mm以上5mm以下であることが好ましく、1mm以上3mm以下であることが更に好ましい。尚、幅L3,L4は、吸収体2の凹凸構造における凹部の底部の位置での測定値である。
尚、凸部23、溝部24(横溝24Y,縦溝24X)及び非ブロック領域212の厚みは、所定のサイズにサンプルをカットし、5kPaで測定部位を10分間加圧し、除重後すぐに測定を行う。
測定箇所は、1枚辺り腹側領域A、股間領域C、背側領域Bの任意それぞれ1点以上を含む3点以上とし、おむつサンプル2枚(測定箇所6点以上)の平均で厚みを出す。例えばおむつ1を、鋭利なかみそりで、図2に示す縦方向(X方向)、又は横方向(Y方向)に切断し、この切断されたサンプルの断面を測定する。肉眼にて測定し難い場合には、前記切断されたサンプルの断面を、例えば、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)を用いて20〜100倍の倍率で観察し、測定してもよい。
好適には、溝部24(横溝24Y,縦溝24X)は、その坪量が、100g/m2以上500g/m2以下であることが好ましく、150g/m2以上400g/m2以下であることが更に好ましい。また、凸部23は、その坪量が、300g/m2以上900g/m2以下であることが好ましく、350g/m2以上800g/m2以下であることが更に好ましい。非ブロック領域212の坪量は、凸部23の坪量と同様である。
凸部23及び溝部24(横溝24Y,縦溝24X)の坪量は次のようにして測定される。
凸部23、溝部24(横溝24Y,縦溝24X)及び非ブロック領域212の坪量の測定方法は以下の通りである。
吸収性コア21における凸部23と溝部24(横溝24Y,縦溝24X)の境界線に沿ってフェザー社製片刃剃刀を用いて切断する。切断して得られた凸部23の小片10個をそれぞれ電子天秤(A&D社製電子天秤GR−300、精度:小数点以下4桁)を用いて測定し、凸部23の小片1個の平均重量を求める。求めた平均重量を凸部23の小片1個当りの平均面積で除して凸部23の坪量を算出する。非ブロック領域212の坪量も凸部23の坪量と同様にして算出する。
次いで、凸部23と溝部24(縦溝24X)の縦方向(X方向)に延びた境界線に沿って、長さ100mm、幅は溝部24(縦溝24X)の幅の設計寸法に合わせて、フェザー社製片刃剃刀を用いて、細いストライプ状の溝部24(縦溝24X)の小片5個を切り出す。得られた小片5個をそれぞれ電子天秤(A&D社製電子天秤GR−300、精度:小数点以下4桁)を用いて測定し、平均して溝部24(縦溝24X)の小片1個の平均重量を求める。求めた平均重量を溝部24(縦溝24X)の小片1個当たりの平均面積で除して溝部24(縦溝24X)の坪量を算出する。溝部24(横溝24Y)についても、溝部24(縦溝24X)と同様にして坪量を算出する。
凸部23、非ブロック領域212及び溝部24(横溝24Y,縦溝24X)の密度は、上述した方法により求めた凸部23、非ブロック領域212及び溝部24の坪量を、上述した方法により求めたそれぞれの厚みで除して算出される。
表面シート12、裏面シート13、立体ギャザー形成用シート15としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート12としては、液透過性の不織布や、開孔フィルム、これらの積層体等を用いることができる。裏面シート13としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。立体ギャザー形成用シート15としては、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。
ファスニングテープ17としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等におけるオス部材等を用いることができる。
先ず、回転ドラム3内の空間A及びバキュームボックス74内を、それぞれに接続された吸気ファン(不図示)を作動させて負圧にする。空間A内を負圧にすることで、ダクト4内に、吸収体2の原料を、回転ドラム3の外周面3fに搬送する空気流(バキュームエアー)が生じる。また、回転ドラム3を回転させ、押さえベルト6を作動させる。
ここで、「所望の坪量」とは、予め定めた中心値に対して±50%の範囲を許容する規定量の坪量をいう。
また、本発明の吸収体の製造方法は、上述の積繊装置100を用いる製造方法に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
吸収性物品用の吸収体の製造方法であって、
繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収体の原料を集積する集積用凹部を外周面に有する回転ドラムと、該回転ドラムの外周面に向けて前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送するダクトと、該ダクト内に前記繊維材料を粉砕して供給する粉砕機とを用いて行い、
前記ダクトは、該ダクト内の静圧を測定する圧力センサーを有しており、
前記圧力センサーで測定された前記ダクト内の静圧の値に基づいて前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御する吸収体の製造方法。
前記ダクトは、その内部に、前記吸収性粒子を散布する散布管と、該散布管及び前記粉砕機の間に該粉砕機から供給された前記繊維材料の流れ方向を規制する仕切板とを有し、該仕切板によって該ダクトの内部における該散布管及び前記粉砕機の間の領域が、該繊維材料の流れる部分と該繊維材料の流れない部分の2つの部分に区画されており、
前記圧力センサーは、前記仕切板により区画された前記繊維材料の流れない部分に配されている前記<1>に記載の吸収体の製造方法。
<3>
前記ダクト内の静圧の値の移動平均値を求め、求められた該移動平均値に基づいて前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御する前記<1>又は<2>に記載の吸収体の製造方法。
<4>
前記ダクト内の静圧が規定値よりも高くなると、前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送する前記ダクトの風量を下げ、前記ダクト内の静圧が規定値よりも低くなると、前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送する前記ダクトの風量を上げて、前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御する前記<1>〜<3>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<5>
前記吸収体は、坪量の高い部分と該高い部分よりも相対的に坪量の低い部分とを有する前記<1>〜<4>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<6>
前記吸収体は吸収性コアを有しており、
前記吸収性コアは、相対的に坪量が高い凸状の複数の凸部、及び該凸部を囲む、相対的に坪量が低い溝部からなるブロック構造が腹側領域から背側領域に亘って縦方向に複数配されたブロック領域を有している前記<1>〜<5>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<7>
前記凸部及び前記溝部が一体成形されている前記<6>に記載の吸収体の製造方法。
<8>
前記吸収体は吸収性粒子を含有する吸収性コアを有しており、
前記ダクトには、前記吸収性粒子を該ダクト内に供給する散布管が配されている前記<1>〜<7>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
前記散布管は、前記回転ドラムと前記粉砕機との略中間位置に配されている前記<8>に記載の吸収体の製造方法。
<10>
前記集積用凹部の底面部には、多数の細孔が形成されたメッシュプレートと、難通気性部材で形成された外側成形部材とが配され、
前記外側成形部材は、前記メッシュプレート上に突出するように設けられており、前記吸収体が有する吸収性コアの溝部の形状及び位置に対応するように配されている前記<1>〜<9>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<11>
前記ダクトは、天面を形成する天板、底面を形成する底板、及び両側面を形成する両側壁を有している前記<1>〜<10>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<12>
前記回転ドラムには吸気ファンが接続され、
前記ダクトの前記天板、前記底板及び前記両側壁で囲まれた空間内には、前記回転ドラムの外周面に向けて前記吸収体の原料を流す空気流が生じ、前記吸気ファンの吸引力を調整することで、該ダクト内の風速を調整する前記<11>に記載の吸収体の製造方法。
<13>
前記回転ドラムは、該回転ドラムの中心軸側から外周面側に向かって設けられた仕切板により仕切られた相互に独立した複数の空間を有している前記<1>〜<12>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<14>
前記吸収性物品は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド又はパンティライナーである前記<1>〜<13>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
吸収性物品用の吸収体の製造装置であって、
繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収体の原料を集積する集積用凹部を外周面に有する回転ドラムと、該回転ドラムの外周面に向けて前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送するダクトと、該ダクト内に前記繊維材料を粉砕して供給する粉砕機とを備え、
前記ダクトは、該ダクト内の静圧を測定する圧力センサーを有しており、
前記圧力センサーで測定された前記ダクト内の静圧の値に基づいて前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御するようにした吸収体の製造装置。
前記ダクトは、その内部に、前記吸収性粒子を散布する散布管と、該散布管及び前記粉砕機の間に該粉砕機から供給された前記繊維材料の流れ方向を規制する仕切板とを有し、該仕切板によって該ダクトの内部における該散布管及び前記粉砕機の間の領域が、該繊維材料の流れる部分と該繊維材料の流れない部分の2つの部分に区画されており、
前記圧力センサーは、前記仕切板により区画された前記繊維材料の流れない部分に配されている前記<15>に記載の吸収体の製造装置。
<17>
前記圧力センサーで測定された前記ダクト内の静圧の値が、所定の範囲より小さく又は大きくなった場合に、製造される吸収体が仕様値外であると判断して、警報を発する警報器を備える前記<15>又は<16>に記載の吸収体の製造装置。
<18>
前記吸収体は、坪量の高い部分と該高い部分よりも相対的に坪量の低い部分とを有する前記<15>〜<17>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<19>
前記吸収体は吸収性コアを有しており、
前記吸収性コアは、相対的に坪量が高い凸状の複数の凸部、及び該凸部を囲む、相対的に坪量が低い溝部からなるブロック構造が腹側領域から背側領域に亘って縦方向に複数配されたブロック領域を有している前記<15>〜<18>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<20>
前記凸部及び前記溝部が一体成形されている前記<19>に記載の吸収体の製造装置。
<21>
前記吸収体は吸収性粒子を含有する吸収性コアを有しており、
前記ダクトには、前記吸収性粒子を該ダクト内に供給する散布管が配されている前記<15>〜<20>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
前記散布管は、前記回転ドラムと前記粉砕機との略中間位置に配されている前記<21>に記載の吸収体の製造装置。
<23>
前記集積用凹部の底面部には、多数の細孔が形成されたメッシュプレートと、難通気性部材で形成された外側成形部材とが配され、
前記外側成形部材は、前記メッシュプレート上に突出するように設けられており、前記吸収体が有する吸収性コアの溝部の形状及び位置に対応するように配されている前記<15>〜<22>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<24>
前記ダクトは、天面を形成する天板、底面を形成する底板、及び両側面を形成する両側壁を有している前記<15>〜<23>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<25>
前記回転ドラムには吸気ファンが接続され、
前記ダクトの前記天板、前記底板及び前記両側壁で囲まれた空間内には、前記回転ドラムの外周面に向けて前記吸収体の原料を流す空気流が生じ、前記吸気ファンの吸引力を調整することで、該ダクト内の風速を調整する前記<24>に記載の吸収体の製造装置。
<26>
前記回転ドラムは、該回転ドラムの中心軸側から外周面側に向かって設けられた仕切板により仕切られた相互に独立した複数の空間を有している前記<15>〜<25>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<27>
前記吸収性物品は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド又はパンティライナーである前記<15>〜<26>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
12 表面シート
13 裏面シート
16 立体ギャザー
2 吸収体
21 吸収性コア
22 被覆材
23 凸部
24 溝部
25 繊維材料
26 吸収性粒子
200 ブロック構造
3 回転ドラム
3f 外周面
30 外周面3fを形成する部材
31 集積用凹部
32 ドラム本体
36 メッシュプレート
37 外側成形部材
38,39 領域
4 ダクト
41 天板
42 底板
43 側壁
45 仕切板
5 粉砕機
6 押さえベルト
61,62 ロール
7 バキュームコンベア
71 駆動ロール
72 従動ロール
73 通気性ベルト
74 バキュームボックス
8 散布管
9 圧力センサー
91 上流側圧力センサー
92 中間圧力センサー
Claims (5)
- 吸収性物品用の吸収体の製造方法であって、
繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収体の原料を集積する集積用凹部を外周面に有する回転ドラムと、該回転ドラムの外周面に向けて前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送するダクトと、該ダクト内に前記繊維材料を粉砕して供給する粉砕機とを用いて行い、
前記ダクトは、該ダクト内の静圧を測定する圧力センサーを有し、
前記ダクトは、その内部に、前記吸収性粒子を散布する散布管と、該散布管及び前記粉砕機の間に該粉砕機から供給された前記繊維材料の流れ方向を規制する仕切板とを有し、該仕切板によって該ダクトの内部における該散布管及び前記粉砕機の間の領域が、該繊維材料の流れる部分と該繊維材料の流れない部分の2つの部分に区画されており、
前記圧力センサーは、前記仕切板により区画された前記繊維材料の流れない部分に配されており、
前記圧力センサーで測定された前記ダクト内の静圧の値に基づいて前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御する吸収体の製造方法。 - 前記ダクト内の静圧の値の移動平均値を求め、求められた該移動平均値に基づいて前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御する請求項1に記載の吸収体の製造方法。
- 前記ダクト内の静圧が規定値よりも高くなると、前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送する前記ダクトの風量を下げ、前記ダクト内の静圧が規定値よりも低くなると、前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送する前記ダクトの風量を上げて、前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御する請求項1又は2に記載の吸収体の製造方法。
- 吸収性物品用の吸収体の製造装置であって、
繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収体の原料を集積する集積用凹部を外周面に有する回転ドラムと、該回転ドラムの外周面に向けて前記吸収体の原料を飛散状態にて搬送するダクトと、該ダクト内に前記繊維材料を粉砕して供給する粉砕機とを備え、
前記ダクトは、該ダクト内の静圧を測定する圧力センサーを有し、
前記ダクトは、その内部に、前記吸収性粒子を散布する散布管と、該散布管及び前記粉砕機の間に該粉砕機から供給された前記繊維材料の流れ方向を規制する仕切板とを有し、該仕切板によって該ダクトの内部における該散布管及び前記粉砕機の間の領域が、該繊維材料の流れる部分と該繊維材料の流れない部分の2つの部分に区画されており、
前記圧力センサーは、前記仕切板により区画された前記繊維材料の流れない部分に配されており、
前記圧力センサーで測定された前記ダクト内の静圧の値に基づいて前記吸収体の坪量を所望の坪量に制御するようにした吸収体の製造装置。 - 前記圧力センサーで測定された前記ダクト内の静圧の値が、所定の範囲より小さく又は大きくなった場合に、製造される吸収体が仕様値外であると判断して、警報を発する警報器を備える請求項4に記載の吸収体の製造装置。
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