JP6419452B2 - 平滑管を漏れのない様式で連結するクランピングデバイス - Google Patents

平滑管を漏れのない様式で連結するクランピングデバイス Download PDF

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Description

本発明は、端部どうしを対向させて位置づけた2本の平滑管を漏れのない様式で連結するクランピングデバイスに関する。クランピングデバイスは、2本の管の互いに対向する端部周囲をクランプするのに適した密閉リングを含み、密閉リングは第1及び第2の自由端を有し、各自由端は密閉構造を備え、密閉構造はリングが締結状態にあるときに自由端間を漏れのないように接触させるように設計されており、デバイスはさらに、リングを締結状態にするために互いに接近するのに適した第1及び第2の締結ラグを含む。
一般に、このようなデバイスは金属製である。
このタイプのデバイスは、特許文献1から公知である。このような公知のデバイスにおいて、密閉リングは、締結ラグが設けられたスリーブの内側に設けられている。スリーブは比較的剛性で、よりフレキシブルなリングのシェルを形成している。上記自由端部に設けられた密閉構造は舌部と切込みという形態を有し、上記端部を漏れのない様式で接触させると変形する。
このデバイスは満足のいくものではあるが、大量の材料が必要である。このことは特に直径が大きいデバイス、例えば、直径が約200mm以上のデバイスでは問題となる。
特許文献2も、2本の平滑管を漏れのない様式で連結するクランピングデバイスを開示している。このデバイスはリングを含み、砂時計状のラグとボルトとを含む締結アセンブリがリングに留められている。このデバイスでは、リングは周囲全体を取り囲まれておらず、締結状態にあるリングの自由端間を漏れのない様式で接触させる密閉構造を端部に備えた端部密閉リングではない。自由端が互いに接触することはなく、自由端間には変形可能なゴム製密閉ガスケットなどが設けられている。さらにリングは締結ラグよりも剛性である。なぜなら、別体である密閉ガスケットがその機能を果たすためには、ストリップのうち、ラグを支持する部分は、締結中は平坦でなければならないからである。従って、管のほぼ周囲全体を厚みのあるリングで取り囲む必要があり、そのためにこのデバイスは大量の材料を用いる。上記デバイスには、さらにゴムタイプの材料から形成された別体のガスケットが取り付けられており、これがすぐに摩耗し得るという欠点を有する。
国際公開第00/75548号 米国特許第4165109号明細書
本発明の目的は、先行技術の欠点を克服し、原材料が少量で済み、密閉リングの端部を漏れのないように接触させることのできる、2本の平滑管を連結するクランピングデバイスを提供することである。
上記目的は、第1及び第2の締結ラグがそれぞれリングの第1の自由端近傍及びリングの第2の自由端近傍で密閉リングに留められているということ、及びデバイスが、密閉構造を覆うブリッジを有し、ブリッジがリングの第1の自由端に対して固定するよう取り付けられており、ブリッジがリングが締結される際に第2の自由端に対してスライドするに適しているということによって達成される。
本明細書において、様々な部材の内表面はリングの軸方向を向いた面であり、外表面はその反対側の面である。「前方」は締結中にラグが移動する方向であり、「後方」はその反対の方向である。側縁部は、リングの軸に沿って互いに間をあけた縁部である。従って、リングの側縁部は、リングの幅だけ互いに間をあけてリングの周面に沿って延びる縁部である。
概して、密閉リングは、その密閉機能を果たすために薄く形成されている。ラグは締結力に耐えるに十分な剛性を有していなければならず、リングに留められる。従って、特許文献1に記載の状況とは異なり、本発明はスリーブを必要としない。なぜなら、ラグは直接リングに留められるからである。ブリッジは、リングの端部間を漏れのないように接触させる密閉構造の外表面を覆う。ブリッジは、第1の端部に対して固定するように取り付けられている限り、デバイスが適所に載置され締結される際に別途操作を必要とするような部材ではない。さらにブリッジは、第2の端部に対してスライドさせることにより、締結力を均一化し、締結を案内することができる。
オプションとして、密閉リングの第1及び第2の自由端の密閉構造がそれぞれ、少なくとも一つの舌部と少なくとも一つの切込みとを含み、リングを締結することにより、舌部が切込みに入り込んで舌部と切込みとの間の接触領域を変形させる。
このように、密閉構造はリングの自由端に簡素な形状を形成することによって提供される。
オプションとして、締結ラグとリングとが金属ストリップから形成され、リングを形成するストリップの厚み(e)が、締結ラグを形成するストリップの厚み(E)の30%から80%の範囲であり、好ましくは40%から60%の範囲である。
ラグは、締結力に耐えるために剛性である必要があるため、その厚みは比較的大きい。逆にリングの厚みははるかに小さく、材料は大幅に節約される。
オプションとして、ブリッジもまた金属ストリップから形成され、ブリッジを形成する金属ストリップの厚み(e)がリングを形成するストリップの厚み(e)と実質的に同じである。
例えば、ブリッジは密閉リングを形成するものと同じ金属シートから形成されている。概して、「実質的に等しい」厚みという概念は、ブリッジの厚みが密閉リングの厚みに等しいか、その厚みの約10%から20%の範囲内の差を有することを意味する。
オプションとして、締結ラグが、リングに留められたストリップ部から形成され、ストリップ部の各々が10度から50度、好ましくは25度から35度の範囲の角度領域に亘ってリングを覆う。
ラグを形成するストリップ部の長さは、密閉リングに留めることができ且つラグが締結機能を果たせるように選択される。これら金属部の長さは短い。なぜなら、本出願人は上記の角度領域で十分だと考えるからである。ストリップ部の長さを合計すると、角度領域は20度から100度の範囲、すなわち一周の約1/4であり、特許文献1に記載の一周よりもはるかに少ない。
オプションとして、少なくとも一つの締結ラグが、締結ラグを形成するストリップ部の折り返し部分によって形成される締結壁を有し、折り返し部分が締結手段を保持するように構成されており、少なくとも一つの締結ラグがさらにループを有し、ループの端部がストリップ部とリングとの間に折り返されている。
この場合、オプションの実施形態によると、デバイスの非締結状態では、ループの端部の内表面の一部がストリップ部の主内表面よりも内方に突出して半径方向に厚み方向突出部を形成し、デバイスが締結状態にあるとき、厚み方向突出部は吸収される。ストリップ部の「主内表面」とは、リングのうち密閉リングの曲率を有するように湾曲した部分に形成された内表面である。これはストリップ部の内表面の特別な構造、例えば局部的くぼみ、縁の孔または後退部からは離れている。
例えば、折り返し端部を、その厚みと実質的に等しい深さを有するストリップ部の後退部に受け入れられるように設け、後退部の内表面及びループの端部の外表面の一方が、後退部の内表面及びループの端部の外表面の他方と協働する少なくとも一つの支持突出部を有するようにすることも可能である。
デバイスが締結される際、ラグは密閉リングの軸方向に屈曲する傾向がある。この屈曲のために、ラグを形成するストリップ部は僅かに外方に移動する。各ラグにとって、折り返し端部の内表面の半径方向の初期の余分な厚み(上記突出部によって適宜形成される)はこの動きを補償する。そのため締結状態では、折り返し端部の内表面はストリップ部の主要内表面に実質的に連続したままであり(折り返し端部が受け入れられる後退部は除く)、密閉リングの外表面に亘って連続した支持部を提供するようになっている。これにより漏れが回避できる。さらに折り返し部分を形成するストリップ部とリングとの間に挟まったループ端部は、ラグが軸に向かって傾斜する傾向があるときに、傾斜を制限する反応支持(reaction support)を構成する。
オプションとして、デバイスは、リングの第2の自由端に対するブリッジのスライドを案内する手段をさらに備える。
例えば、リングの端部は、リングの第2の自由端近傍において、ブリッジの縁部と協働するタブを備える。
デバイスは容易に締結できる。なぜなら、ブリッジは長手方向軸に沿ってリングに整合しているからである。
オプションとして、デバイスは、互いに対向して位置する少なくとも一対の第1の締結ラグと少なくとも一対の第2の締結ラグとを含み、第2の締結ラグが、空隙を間に挟んでリングに留められた二つのストリップ部によって形成されている。
上記の場合、オプションの実施形態によると、ブリッジは空隙内に延びるガイドタブを有する。
各対のラグのうち異なるストリップ部におけるラグを形成することにより、締結力が2本の管のうち1本の周囲に優先的に及ぶことを確実にすることができる。2本の管の接合面は、ラグを支持するストリップ部間の空隙に整合している。従って、例えば製造誤差などにより管の直径が少し異なっても、各管へのクランプは最適化され、その結果得られるアセンブリの漏れなし状態が最適化される。ブリッジのガイドタブは、空隙を利用して上記案内を行う。
オプションとして、デバイスは、互いに対向して位置する少なくとも一対の第1の締結ラグ及び少なくとも一対の第2の締結ラグと、一対の第1の締結ラグ及び一対の第2の締結ラグと協働する二つのナット−ボルトアセンブリと、一方のナット−ボルトアセンブリが締結される際に他方のナット−ボルトアセンブリの長手方向の動きを制限する手段とを備える。
例えば、ナットが、二対の締結ラグのうちの一対の締結ラグによって保持されるように設計され、上記一対の締結ラグが、空隙を間に挟んでリングに留められた二つのストリップ部から形成されており、ブリッジが、折り返されて空隙内に入る保持タブを有し、ナットのうちの少なくとも一つが上記一対の締結ラグから離れた側で保持タブと隣接するのに適している。
このように、一方のナット−ボルトアセンブリが締結されてボルトの脚部がナットに入り込む際、他方のナット−ボルトアセンブリはほぼ初期位置に留まることにより、上記他方のアセンブリが上記一方のアセンブリの脚部と歩調を合わせないで前進するという事態を阻止する。従って、第1のナット−ボルトアセンブリが締結された後も第2のナット−ボルトアセンブリは初期位置にあり、第2のナット−ボルトアセンブリを締結する際に容易にアクセスできる。
本発明は、本発明を限定しない実施例を用いて以下に記載する実施形態の説明を読むことにより十分に理解でき、その利点がより明確になる。以下の説明では以下の図面を参照する。
図1は、本発明のクランピングデバイスの非締結状態を示す斜視図である。 図2は、図1の領域IIの拡大図である。 図3は、図1の領域IIIの拡大図である。 図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図である。 図5は、図1に示すデバイスを異なる角度から見た斜視図であり、リングの自由端領域における内表面を示す図である。 図6は、密閉リングの自由端領域を示す部分斜視図である。 図7は、ブリッジを示す斜視図である。 図8は、ストリップ部に支持された締結ラグを下側から、すなわちストリップ部の内側から見た斜視図である。 図9は、図8と類似の図であるが、ストリップ部の外側から見た斜視図である。 図10は、図8のX−X線に沿った断面図である。 図11は、図1に類似の図であるが、デバイスが締結される状態を示す図である。 図12は、デバイスが締結される際の密閉リングの自由端の状態を示す部分斜視図である。 図13は、締結状態にあるデバイスを示す平面図であり、連結する2本の管の周囲にデバイスがクランプされている状態を示す図である。
図1から分かるように、クランピングデバイスは密閉リング10を含み、密閉リング10には締結ラグが留められている。本実施例では、ラグは一対の第1の締結ラグ12及び112と一対の第2の締結ラグ14及び114とを含む。各対の一つ目のラグ12、14は互いに対向し、二つ目のラグ112、114は互いに対向している。デバイスを締結するために、互いに対向する一つ目のラグ12、14及び二つ目のラグ112、114は締結アセンブリによって相対的に移動する(本実施例では、互いに近づく方向に移動する)。本実施例では、二つの締結アセンブリ16及び116が設けられている。締結アセンブリ16は互いに対向する第1のラグ12及び第2のラグ14に設けられ、締結アセンブリ116は互いに対向する第2のラグ112及び第2のラグ114に設けられている。本実施例では、これらの締結手段はナット−ボルトタイプである。
本実施例では、各締結ラグはストリップ部に支持されている。第1の締結ラグ12、112をそれぞれ支持するストリップ部22、122、及び第2の締結ラグ14、114をそれぞれ支持するストリップ部24、124がある。ストリップ部は、装着点18で密閉リング10に留められている。本実施例では、装着点は溶接部である。より詳細には、ラグを形成するストリップ部は、リングのうち内表面にくぼみが入った領域において密閉リング10に溶接されている。図4にこれをより明確に示す。図4はくぼみ10Dを示す。溶接による膨れはくぼみ内に隠れ、リング10の内周面の幾何学的形状には影響を与えない。よって管との接触の質にも影響を与えない。あるいは装着点は、リベット、クリンチまたはクリンプによって形成されてもよい。どのように留められるかにかかわらず、上記した溶接の場合と同様に、リングのうち内表面にくぼみが入った領域にストリップ部を留めることは利点を有する。リングと管との接触は悪化しない。ストリップ部をリングに留めることにより内部幾何学形状が影響を受けるとしても、その影響はくぼみの端面壁に限定される。
図5から分かるように、密閉リング10の第1の自由端10Aと第2の自由端10Bとはそれぞれ密閉構造を有する。本実施例では、これらの構造はそれぞれ、少なくとも一つの舌部と少なくとも一つの切込みとを含む。リングが締結されると、舌部が切込みに入り込み舌部と切込みとの間の接触領域が変形する。その結果、特許文献1に記載された様式で密閉が起こる。
本実施例では、リング10の第1の端部10Aは二つの切込み11A及び11’Aを備え、第2の端部10Bは二つの舌部11B及び11’Bを備えることが分かる。特許文献1に記載されているように、舌部は切込みよりも僅かに広く、切込みに入り込んだ舌部が接触領域を変形させるようになっており、それによって密閉状態が提供される。これを実現するため、切込み11A及び11’Aの横方向の最も外側はそれぞれタブ11C及び11’Cと接している。タブ11C及び11’Cは僅かにフレキシブルであってもよい。
特許文献1に記載されているように、舌部の幅は自由端に近づくにつれて減少してもよく、同様に切込みの幅も端面壁に近づくにつれて減少してもよい。
密閉機能を提供するために、密閉リングは特に薄い金属ストリップで形成されていることに留意されたい。このことは、密閉状態を提供するため、具体的には共にクランプされる管の外形をデバイスによって合致させるため、さらに舌部と切込みとの間の上記接触領域を変形させるために必要な僅かな変形を容易にする。
特に図1及び図5から分かるように、デバイスは密閉構造を覆うブリッジ20をさらに含む。ブリッジは、リング10の外周面と締結ラグとの間に設けられている。従って、システムが適所に位置して管の端部周囲に締結されると、ブリッジ20は、管の接合面がストリップ部10の幅方向中心近傍にある状態で管を連結するように作用する。半径方向の密閉はブリッジ20の存在により提供され、横方向の密閉は上記密閉構造の協働によって提供される。
図6及び図7を参照すると、ブリッジの構造と、ブリッジがどのように密閉リングに取り付けられるかがよりよく理解できる。図7から分かるように、ブリッジは湾曲した金属板の形態であり、その曲率半径はリングの初期曲率半径に実質的に一致する。ブリッジはリングの第1の端部10Aに留められるように設計されている。図6及び図7は、図5にも見られる装着点21の位置を示す。この装着は特に溶接によって行われる。ブリッジ及びリングの厚みが薄く、溶接スポット21を牽引する力がほとんどない限り、溶接スポット21は溶接スポット18のような強さを有する必要はない。これはラグをリングに溶接する溶接スポット18とは異なる。溶接スポット21は十分小さくてリング10の内部幾何学形状に影響を与えないため、くぼみ内に溶接スポット21を形成する必要はない。同様に、溶接スポット21に代えて、他の装着手段、例えばクリンチ、リベットまたはクリンプを用いるタイプの手段を用いてもよい。例えば、ブリッジの側縁部に切込みを設け、リング上のサイドタブを該切込みに入り込ませてブリッジの外表面に折り返すことによりブリッジを留めることも可能である。
図7から分かるように、ブリッジ20は第1の端部20Aの近傍に折り返しタブ30を有する。このタブは第1の端部20Aに切り込みを入れ、折り曲げて立ち上げることにより形成されたことが理解できる。さらにブリッジの第1の端部20Aはタブ30が形成された中央切欠き部の両側に、舌状の延出部34A及び34’Aを有することが分かる。ブリッジが取り付けられた状態では、これらの舌部はそれぞれ、第1のラグ12及び112を形成するストリップ部22及び122の下方に位置する。
同様に、ブリッジ20の第2の端部20Bは、舌状の延出部34B及び34’Bを備える。ブリッジが取り付けられた状態では、これらの舌部34B及び34’Bはそれぞれ、ラグ14及び114を支持するストリップ部24及び124の下方に位置する。ブリッジは二つの舌部34Bと34’Bとの間に、ガイドタブ32を有する。ガイドタブ32は周面に沿って延出し、その自由端32Aが折り返されている。タブ30及び32の機能は以下に説明する。
図6から分かるようにリング10の側縁部は、リングの第2の端部10B近傍にタブ36及び36’を備える。これらのタブは、ブリッジ20の側縁部と協働して、ブリッジ20がリング10の第2の端部10Bに対してスライドする際にブリッジ20を案内するように設計されている。本実施例では、ブリッジの側縁部には切込み38及び38’が備わっており、ブリッジの幅方向が狭くなっている。従って、タブ36及び36’は、横方向外側に動くことなく切込み38及び38’の端面壁と協働することができる。さらに、図6から分かるように、タブ36及び36’はブリッジ20の縁部(または切込みの端面壁)を覆うように半径方向に僅かに折り返されている。これはブリッジが半径方向に移動することを阻止することにより、ブリッジを適所に保持することを容易にする。
ブリッジをリングに取り付けるために、ブリッジがリングの端部を覆い溶接点21で溶接が行えるようにブリッジを位置づける。ブリッジが適所に位置づけられた後、タブ36及び36’が折り返される。
以下、図8から図10を参照して締結ラグの形状を説明する。図8〜図10は第1の締結ラグ12の一例を示す。この例では、締結ラグはすべて同種のものであることを理解されたい。
締結ラグ12は、密閉リング10の曲率半径に合致する曲率半径を有するストリップ部22から形成されている。ラグはストリップ部の前端に形成されている。図9から分かるように、締結ラグ12は、ラグを形成するストリップ部の折り返し部分により形成された締結壁40を有する。折り返し部分は、締結手段(ナット、ボルト頭部)を保持するように構成されている。ラグ12は、ストリップ部22の後端22’とは反対側の前端にループ46を有する。ループ46の端部46Aはストリップ部22の下方で折り返されている。従って、ストリップ部22がリング10上の適所に載置されると、端部46Aはストリップ部とリングとの間に挟まれる。締結壁40及びループ46とはそれぞれ孔40’及び46’を有しており、孔40’及び46’は整合して締結ボルトなど(軸方向締結具、ピンなど)の脚部を受け入れるようになっている。図から分かるように、孔46’は長円形状である。なぜなら、ループ46は締結中に僅かに傾く傾向があるからである。
締結ラグの形状は概して、仏国特許出願公開第2902175号明細書に記載のものに類似であるが、本実施例では、締結壁40はストリップ部22の打抜き部分により形成されている。打抜き部分の縁部42は、締結壁の両側に強化リブを形成する。これらのリブは側面から見ると、実質的に直角三角形である。
ラグは概してストリップ部、特にラグの剛性を強化する打抜き部分またはリブを有する。締結壁40を形成する打抜き部分は上記のように形成される。さらに打抜きリブ44がストリップ部22の外表面から突出していることが分かる。このリブは、ストリップ部の自由端22’の反対側の端部から見た場合、ラグの背後に位置する。
さらに、ストリップ部22は打抜き部分48を有する。打抜き部分48は、ストリップ部の内表面において、ループ46の折り返し端部46Aの厚みを受け入れる後退部49(図8)を形成する。従って、折り返し端部の内表面はストリップ部22の残りの部分の内表面に連続して延びる。
打抜き部分48は、ラグの近傍に位置しストリップ部の幅方向全体に亘って延びることにより、折り返し端部46Aの幅方向を受け入れる第1の部分を有する。打抜き部分48は、ストリップ部22の自由端22’方向に端部48Aを有し、端部48Aはストリップ部の自由端22’に向かって先細りとなっている。図8から分かるように、折り返し部46Aの長さは打抜き部分48の長さよりも短く、そのため折り返し端部46Aは打抜き部分の端部48Aに達しない。実際、材料節約のために折り返し端部はあまり長く形成しない。しかし、打抜き部分48は端部48Aまで意図的に延ばしている。これにより、ストリップ部のうち、折り返し端46Aを越えてラグ12からある程度の距離をおいた部分も堅くすることができる。締結中は締結具または締結されたボルトの脚部に対する牽引力の影響で、ラグは矢印Fで示すようにクランプリングの中央方向に屈曲する傾向にある。ループ46の折り返し端部46Aは、打抜き部分48の内表面に対して反力を及ぼし、ラグが極度に屈曲することを防止する。打抜き部分の延出部48Aは、上記反力の強度を高めるようにストリップ部22を堅くする。
さらに、図8及び図10から分かるように、ループ46の端部46Aの外表面は支持突出部50を備え、支持突出部50はストリップ部22の内表面と協働する。ストリップ部22の内表面に突出部が形成され、折り返し端部46Aの外表面と協働するという逆の構成も可能である。図10から分かるように、これらの突出部50により、後退部49の端面壁と端部46Aの外表面の残りの部分との間に局部的に僅かな距離がある。くぼみ49の深さは半径方向で測定すると、折り返し端部46Aの厚みと同じまたは実質的に同じである。その結果、図9から分かるように、折り返し端部46Aの内表面は、ストリップ部22の内表面の主要部分22”に対して僅かに厚み方向に突出した厚み方向突出部を形成する。ラグ12が締結中に受ける牽引力の影響で屈曲する傾向にある場合、ストリップ部22のうちラグのすぐ後方にある部分は、ストリップ部の軸から離れる傾向にある(ストリップ部がリング10に留められているとき、ストリップ部の軸はリングの軸Cである)。この移動距離は突出部50の半径方向高さに一致する。従って、上記部分がこのように移動したとしても、折り返し端部46Aの内表面は所望の半径位置にあり、そのため依然としてリングに取り囲まれた管の表面を受け止めている。
上記のように、ブリッジ20は舌状延出部34A、34’A、34B及び34’Bを備え、これらはラグを支持するストリップ部の下方に延びている。締結中、これら舌状延出部は、ラグの折り返し端部46Aの下方、またはストリップ部22、122、24及び124のうち折り返し端部後方に位置する領域の下方に延びる。従って、屈曲応力を受ける領域では、舌状延出部の厚みとリング10の厚みとが重なる領域に屈曲反力が及ぼされる。これら屈曲反力が及ぼされる領域の、反力に対する耐力は向上する。
ラグを形成するストリップ部は密閉リングの全周囲を取り囲んではいない。これらのストリップ部は、比較的小さい角度領域においてのみリングを覆っている。特に図5から分かるように、密閉リングを覆うストリップ部の角度領域αは約10度から約50度の間の範囲であり、好ましくは約25度から約35度の間の範囲である。
デバイスが締結される際、ラグとラグを支持するストリップ部とは大きな応力を受ける。そのため、ラグとストリップ部とはこの力に抗する十分な剛性と抵抗力を有しなければならない。これが上記打抜き部分を設ける理由であり、ストリップ部の厚みが十分大きくなければならない理由である。逆に上記したように、密閉リングは、密閉機能を果たすために僅かに変形することも可能でなければならない。そのためには、密閉リングの厚みは制限されなければならない。ストリップ部を密閉リングの比較的小さい角度領域のみを覆うように設けることにより、特許文献1に開示のものに比べてかなりの量の材料が節約される。
例えば、リングの厚みeは、ラグを形成するストリップ部の厚みEの30%から80%の範囲であり、好ましくは40%から60%の範囲である。
図1及び図13から分かるように、密閉リング10の幅Lは、デバイスによって連結される管の端部の十分な長さを覆う。
本発明は、特に直径の大きなクランピングデバイスに適用可能であり、密閉リングの直径Dが例えば200mmから400mmの範囲、より特定すると250mmから350mmの範囲であるクランピングデバイスに適用可能である。例えば、密閉リングの厚みeは、リングの直径Dの1/400から1/200の範囲である。
ブリッジ20の厚みeは、リング10の厚みeと等しく、これら二つの部材を同じ金属シートから形成することができる。
本発明のクランピングデバイスは、互いに対向する単一の第1のラグと単一の第2のラグとを有してもよい。これらは、任意の適した締結手段によって互いに近づく方向に移動する。この場合、上記のようにリングの直径Dはかなり大きくなる。リングの軸Cに並行なリングの幅Lもかなり大きく、例えば、約45mmから70mmの範囲であり、特に約50mmから60mmの範囲である。
そのため、上記の実施例のように、複数の第1のラグと複数の第2のラグとを有することが有利であり、二つの第1のラグと二つの第2のラグとを有することが特に有利である。
さらに、二つの第1のラグと二つの第2のラグとを有するクランピングデバイスを提供するために、リングの幅に実質的に等しい幅を有するストリップ部から第1のラグ及び第2のラグを形成することができる。
しかし、実施例で示したデバイスでは、各ラグは特定のストリップ部から形成されている。さらに、第1のラグ12及び112を形成する二つのストリップ部は、リング10に留められている状態で、その間に空隙123を有する。さらに、ラグ14及び114を形成する二つのストリップ部24及び124は、リングに留められている状態で、その間に空隙125を有する。第1に、これにより材料が節約される。なぜなら、ストリップ部の幅が、ラグがその機能を果たすために厳密に必要とされる幅に制限されるからである。第2に、空隙123及び125は様々な機能のために有利に用いられる。
特に、図1、図11及び図13から分かるように、ブリッジ20のガイドタブ32は空隙125内に延びている。ストリップ部24及び124の互いに対向する縁部の各々がリング10の軸に直交する平面内にある限り、これらの縁部は互いに平行であり、タブ32を案内するガイドエッジを構成する。タブの自由端32Aは、折り返されていることにより、ストリップ24及び124の内方の側縁部に接触することが容易になり、しかもタブがストリップ部とリングとの間に詰まる危険はない。
さらに、図11から分かるように、二つの締結アセンブリ16及び116は必ずしも同時に締結される必要はない。図11では、第1の締結アセンブリ16が締結されており、第2の締結アセンブリ116はまだ締結されていない。
上記のように、各締結アセンブリはナット−ボルトタイプのものであってもよい。従って、締結アセンブリ16は、第1のラグ12に隣接するナット16Aと、脚部16Bを有するボルトとを含む。締結アセンブリ116は、第1のラグ112に隣接するナット116Aと、脚部116Bを有するボルトとを含む。脚部16B及び116Bはラグの孔を通過し、それぞれの頭部16C及び116Cが第2のラグ14及び114上に保持される。図9から分かるように、第1のラグ12及び112は、ナット16A及び116Aが回転して緩むのを防止する回転防止構造を有してもよい。例えばナットは複数の平坦部を有し、締結壁を形成する打抜き部分の端面壁も、図9から分かるように平坦部41を有する。これにより、他の点では同じである第1のラグと第2のラグとに差異を設けることができる。しかし、ボルトの頭部16C及び116Cの形状に依存して、またはボルト頭部と第2のラグとの間にワッシャ16D及び116Dがあるか否かに依存して、第2のラグがボルト頭部の回転を防止することなく平坦部41に類似の平坦部を備えるということもあり得る。
さらに、締結アセンブリ16及び116が締結される際にナットが第1のラグ12及び112の締結壁から離れることを防止しなければならない。これが保持タブ30を用いる理由である。特に、図1、図11及び図13から分かるように、このタブ30が折り返されて空隙123内に延び、そのフランジ(図7から分かるように、タブはT字形状である)がそれぞれナット16A及び116A後方に、すなわちナットの、第1のラグ12及び112から離れた側に延びる。そのため、タブ30のフランジがナットに接して、締結中にナットが移動しないようになっている。図11から分かるように、第1の締結アセンブリの締結中、ナット16Aを適所に位置づけることが可能である。第2の締結アセンブリが応力を受けていない状態では、アセンブリ16のボルトの脚部が締結されるのと同時にアセンブリ116のボルトの脚部116Bが前進しながら第2のラグ114によって保持され得るという危険がある。このような状況では、締結具が第2の締結アセンブリのボルトの頭部116Cに到達することは困難である。そこで、タブ30によって、ラグが互いに近づく際に、アセンブリ16のボルトの脚部が締結されるのと同時にアセンブリ116のボルトの脚部116Bが前進しながら第2のラグ114によって保持されることを防止する。
当然のことながら、ナット毎に設けられた二つのタブによっても、ナットを保持するという同じ機能が得られ得る。
図13は、管1及び管2の端部周囲にクランプするように締結されたデバイスを示す。二つの管の接合面Pはデバイスの幅方向中央にあり、破線Pで示す。この図から分かるように、それぞれラグを支持する特定のストリップ部によって、さらなる別の利点が提供される。接合面Pはデバイスのうち、ストリップ部間の空隙123及び125に対応する領域に位置する。従って、ストリップ部22及び24、ならびに122及び124はそれぞれ、デバイスが管1及び2を締結するように作用する。そのため、上記管の直径が僅かに異なっても、締結は各管にとって最適に行われる。
例えば、デバイスは焼き鈍しされたステンレス鋼により形成されている。より安価なオーステナイトステンレス鋼またはフェライトステンレス鋼でもよい。例えば、ラグを支持するストリップ部が1.4509フェライトステンレス鋼で形成され、密閉リングとブリッジとが1.4016フェライトステンレス鋼で形成されてもよい。
10 密閉リング
10A 第1の自由端
10B 第2の自由端
10D くぼみ
11A,11’A 密閉構造(切込み)
11B,11’B 密閉構造(舌部)
11C,11’C 密閉構造
12,112 第1の締結ラグ
14,114 第2の締結ラグ
16,116 ナット−ボルトアセンブリ
16A,116A ナット
20 ブリッジ
22,122 ストリップ部
24,124 ストリップ部
30 制限手段(保持タブ)
32 ガイドタブ
36,36’ 案内手段(タブ)
38,38’ 案内手段
40 締結壁
44 リブ
46 ループ
46A ループの端部
48 リブ
50 支持突出部
125 空隙

Claims (14)

  1. 端部どうしを対向させて位置づけた2本の平滑管を漏れのない様式で連結するクランピングデバイスであって、前記クランピングデバイスが、前記2本の平滑管の互いに対向する前記端部周囲をクランプするのに適した密閉リング(10)を含み、前記密閉リングが第1及び第2の自由端(10A,10B)を有し、前記各自由端が密閉構造(11A,11’A,11B,11’B,11C,11’C)を備え、前記密閉構造が前記密閉リング(10)が締結状態にあるときに前記自由端間を漏れのないように接触させるように設計されており、前記デバイスがさらに、前記密閉リングを締結状態にするために互いに接近するのに適した第1及び第2の締結ラグ(12,112;14,114)を含み、
    前記第1及び第2の締結ラグ(12,112;14,114)がそれぞれ前記密閉リングの前記第1の自由端(10A)近傍及び前記密閉リングの前記第2の自由端(10B)近傍で前記密閉リング(10)に留められており、前記デバイスが、前記密閉構造(11A,11’A,11B,11’B,11C,11’C)を覆うブリッジ(20)を有し、前記ブリッジが前記密閉リング(10)の前記第1の自由端(10A)に対して固定するよう取り付けられており、前記ブリッジが前記密閉リングが締結される際に前記第2の自由端(10B)に対してスライドするに適しており、
    前記締結ラグ(12,112;14,114)が、前記密閉リング(10)に留められたストリップ部(22,122;24,124)から形成され、前記ストリップ部の各々が10度から50度の範囲の角度領域に亘って前記密閉リングを覆い、
    前記少なくとも一つの締結ラグ(12,112;14,114)が、前記締結ラグを形成する前記ストリップ部(22,122;24,124)の折り返し部分によって形成される締結壁(40)を有し、前記折り返し部分が締結手段を保持するように構成されており、前記少なくとも一つの締結ラグ(12,112;14,114)がさらにループ(46)を有し、前記ループの端部(46A)が前記ストリップ部と前記密閉リング(10)との間に折り返されており、
    前記デバイスが非締結状態にあるとき、前記ループ(46)の前記端部(46A)の内表面の一部が前記ストリップ部(22)の主内表面(22”)よりも内方に突出して半径方向に厚み方向突出部を形成し、前記デバイスが締結状態にあるとき、前記厚み方向突出部は吸収される、デバイス。
  2. 前記密閉リング(10)の前記第1及び第2の自由端(10A,10B)の前記密閉構造がそれぞれ、少なくとも一つの舌部(11B,11’B)と少なくとも一つの切込み(11A,11’A)とを含み、前記密閉リングを締結することにより、前記舌部が前記切込みに入り込んで前記舌部と前記切込みとの間の接触領域を変形させる、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記締結ラグ(12,112;14,114)と前記密閉リング(10)とが金属ストリップから形成され、前記密閉リングを形成する前記ストリップの厚み(e)が、前記締結ラグを形成する前記ストリップの厚み(E)の30%から80%の範囲である、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記密閉リングを形成する前記ストリップの厚み(e)が、前記締結ラグ(12,112;14,114)を形成する前記ストリップの厚み(E)の40%から60%の範囲である、請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記ブリッジ(20)もまた金属ストリップから形成され、前記ブリッジを形成する前記金属ストリップの厚み(e)が前記密閉リング(10)を形成する前記ストリップの厚み(e)と実質的に同じである、請求項3又は4に記載のデバイス。
  6. 前記ストリップ部の各々が25度から35度の範囲の角度領域に亘って前記密閉リングを覆う、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記締結ラグ(12,112;14,114)を形成する前記ストリップ部(22,122;24,124)が、前記ストリップ部の剛性を強化するように設計された打抜き部またはリブ(44,48)を有する、請求項1又は6に記載のデバイス。
  8. 前記締結ラグ(12,14;112,114)を形成する前記ストリップ部(22,24;122,124)が、前記密閉リング(10)のうち内表面にくぼみ(10D)が形成されている領域に留められる、請求項1、6及び7の何れか一項に記載のデバイス。
  9. 前記ストリップ部(22,122;24,124)の内表面及び前記ループ(46)の前記端部(46A)の外表面の一方が、前記ストリップ部(22,122;24,124)の内表面及び前記ループ(46)の前記端部(46A)の外表面の他方と協働する少なくとも一つの支持突出部(50)を有する、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記密閉リング(10)の前記第2の自由端(10B)に対する前記ブリッジ(20)のスライドを案内する手段(36,36’,38,38’)を備えた、請求項1〜9の何れか一項に記載のデバイス。
  11. 前記密閉リング(10)の縁部が、前記第2の自由端(10B)の近傍において、前記ブリッジ(20)の縁部と協働するタブ(36,36’)を備えた、請求項10に記載のデバイス。
  12. 互いに対向して位置する少なくとも一対の第1の締結ラグ(12,112)と少なくとも一対の第2の締結ラグ(14,114)とを含み、前記第2の締結ラグが、空隙(125)を間に挟んで前記密閉リングに留められた二つのストリップ部(24,124)内によって形成されており、前記ブリッジ(20)が前記空隙内に延びるガイドタブ(32)を有する、請求項1〜11の何れか一項に記載のデバイス。
  13. 互いに対向して位置する少なくとも一対の第1の締結ラグ(12,112)及び少なくとも一対の第2の締結ラグ(14,114)と、前記一対の第1の締結ラグ及び前記一対の第2の締結ラグと協働する二つのナット−ボルトアセンブリ(16,116)と、前記ナット−ボルトアセンブリ(16,116)の一方が締結される際に前記ナット−ボルトアセンブリの他方の長手方向の動きを制限する手段(30)とを備えた、請求項1〜12の何れか一項に記載のデバイス。
  14. ナット(16A,116A)が、前記二対の締結ラグのうちの一対の締結ラグ(12,112)によって保持されるように設計され、前記一対の締結ラグが、前記空隙(123)を間に挟んで前記密閉リングに留められた二つのストリップ部(22,122)から形成されており、前記ブリッジ(20)が、折り返されて前記空隙(123)内に入る保持タブ(30)を有し、前記ナットのうちの少なくとも一つが前記一対の締結ラグから離れた側で前記保持タブ(30)と隣接するのに適している、請求項13に記載のデバイス。
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