JP6417329B2 - コネクタ装置及び通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタ装置及び通信システムに関する。
高周波の信号、例えば、ミリ波やマイクロ波の信号を導波管ケーブルを用いて伝送するシステムでは、回路基板上の給電線路と導波管ケーブルとを接続する必要がある。この接続を行うのに、従来は、信号の入出力部分以外の全面が導体膜で覆われた誘電体ブロックで構成され、底面に進行方向と直交するスロットが形成された誘電体導波管を、回路基板上にスペーサを介して固定して成る誘電体導波管−マイクロストリップ変換構造を用いていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−141644号公報
しかしながら、特許文献1に記載の誘電体導波管−マイクロストリップ変換構造にあっては、進行方向と逆側に反射板が必要であり、また、スペーサが必要であるために、小型化が難しく、また、部品点数も増える。
本開示は、部品点数が少なく、小型化が可能なコネクタ装置及び通信システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示のコネクタ装置は、
導波管ケーブルと、
導波管構造を有する基板と、
導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部と、
を備える構成となっている。
また、上記の目的を達成するための本開示の通信システムは、
高周波の信号を送信する送信部と、
高周波の信号を受信する受信部と、
送信部と受信部との間で高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと、
送信部及び受信部の少なくとも一方と導波管ケーブルとを接続するコネクタ装置と、
を具備し、
コネクタ装置は、
導波管ケーブルと、
導波管構造を有する基板と、
導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部と、
を備える構成となっている。
上記の構成のコネクタ装置、あるいは、通信システムにおいて、基板が導波管構造を有することで、基板と導波管ケーブルとの間が導波管モード同士の結合となる。導波管モード同士の結合だと、電界の分布が同じようになるために電磁波がスムーズに移動できる。また、導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部の構造を簡略化でき、部品点数が少なく、小型化が可能となる。
本開示によれば、基板と導波管ケーブルとの間が導波管モード同士の結合であるため、部品点数が少なく、小型化が可能なコネクタ装置及び通信システムを提供できる。
尚、ここに記載された効果に必ずしも限定されるものではなく、本明細書中に記載されたいずれかの効果であってもよい。また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、これに限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
図1Aは、本開示の技術が適用される通信システムの構成の一例を示すブロック図であり、図1Bは、本通信システムにおける送信部及び受信部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本開示の実施形態に係るコネクタ装置の構成の概略を示す斜視図である。 図3は、図2のx方向に沿った本実施形態に係るコネクタ装置の断面構造を示す断面図である。 図4は、プリント基板の導波管構造の構成の一例を示す斜視図である。 図5Aは、基板の上面構造を示す斜視図であり、図5Bは、リッジ導波管の下部を搭載した状態の基板の上面構造を示す斜視図である。 図6Aは、裏返し状態のリッジ導波管の下部を示す斜視図であり、図6Bは、裏返し状態のリッジ導波管の上部及び下部を示す斜視図である。 図7Aは、上下両側にリッジを有する一体構造のリッジ導波管の断面構造を示す断面図であり、図7Bは、誘電体充填方形導波管の断面構造を示す斜視図である。 図8は、誘電体導波管−マイクロストリップ線路変換構造を採った場合の結合特性を示す特性図である。 図9は、導波管モード同士の結合構造を採る本実施形態に係るコネクタ装置の結合特性を示す特性図である。 図10は、図3におけるマイクロストリップ線路−導波管構造間のx方向に沿った構造を拡大して示す断面図である。 図11は、マイクロストリップ線路−インピーダンス変換部間における結合特性を示す特性図である。 図12は、リッジ導波管に代えて誘電体充填方形導波管を用いた場合の結合特性を示す特性図である。 図13は、変形例1に係る金属ガイドの差し込み口の形状を示す断面図である。 図14は、変形例2に係るコネクタ装置の構成の概略を示す斜視図である。 図15は、図14のy方向に沿った変形例2に係るコネクタ装置の断面構造を示す断面図である。 図16は、変形例2に係るコネクタ装置の結合特性を示す特性図である。
以下、本開示の技術を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。本開示の技術は実施形態に限定されるものではなく、実施形態における種々の数値などは例示である。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。尚、説明は以下の順序で行う。
1.本開示のコネクタ装置及び通信システム、全般に関する説明
2.本開示の技術が適用される通信システム
3.実施形態の説明
3−1.実施形態に係るコネクタ装置
3−2.変形例1
3−3.変形例2
3−4.変形例3
<本開示のコネクタ装置及び通信システム、全般に関する説明>
電磁波、特に、マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ波などの高周波の信号を、導波管を媒体として伝送する通信システムは、電子機器、情報処理装置、半導体装置などの各種の装置相互間の信号の伝送や、1つの装置(機器)における回路基板相互間の信号の伝送などに用いて好適なものである。この通信システムにおいて、高周波の信号を伝送する導波管は、装置相互間や回路基板相互間を接続するケーブルとしての機能を持つことから、導波管ケーブルと呼称される。
高周波のうち、例えばミリ波は、周波数が30[GHz]〜300[GHz](波長が1[mm]〜10[mm])の電波である。ミリ波帯で信号伝送を行うことで、Gbpsオーダー(例えば、5[Gbps]以上)の高速な信号伝送を実現することができるようになる。Gbpsオーダーの高速な信号伝送が求められる信号としては、例えば、映画映像やコンピュータ画像などのデータ信号を例示することができる。また、ミリ波帯での信号伝送は、耐干渉性に優れており、装置相互間のケーブル接続における他の電気配線に対して妨害を与えずに済むという利点もある。
本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、導波管構造について、誘電体基板集積導波管(substrate integrated waveguide:SIW)から成る構成とすることができる。
上述した好ましい構成を含む本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、誘電体の両主面に導体層が形成されたプリント基板から成る構成とすることができる。このとき、導波管構造については、プリント基板の両主面に形成された2つの導体層、及び、主面に対して垂直に、かつ、電磁波の進行方向に沿って対向して形成された2つの導体壁から成る構成とすることができる。また、2つの導体壁については、1枚の板状の導体から形成される構成の他、柱状の導体が連続して配置されることによって形成される構成とすることができる。柱状の導体については、プリント基板の両主面に形成された2つの導体層を電気的につなぐビアから成る構成とすることができる。
また、上述した好ましい構成を含む本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、結合部について、プリント基板の一方の主面の導体層を貫通する貫通孔を含み、この貫通孔を通して導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する構成とすることができる。このとき、貫通孔について、電磁波の進行方向に対して垂直な方向に、2つの導体壁間に亘って形成されるスロットから成る構成とすることができる。ここで、「垂直」とは、厳密に垂直である場合の他、実質的に垂直である場合をも含み、設計上あるいは製造上生ずる種々のばらつきの存在は許容される。
また、上述した好ましい構成を含む本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、結合部について、貫通孔と導波管ケーブルの端部との間に配されたリッジ導波管を有する構成とすることができる。あるいは、結合部について、誘電体充填方形導波管(管内に誘電体が充填された方形導波管)を有する構成とすることができる。
あるいは又、上述した好ましい構成を含む本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、導波管ケーブルについて、導波管内に誘電体が充填された誘電体導波管ケーブルである構成とすることができる。
また、上述した好ましい構成を含む本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、結合部について、導波管ケーブルを基板に対して平行に保持する構成とすることができる。ここで、「平行」とは、厳密に平行である場合の他、実質的に平行である場合をも含み、設計上あるいは製造上生ずる種々のばらつきの存在は許容される。あるいは、結合部について、導波管ケーブルを基板に対して垂直に保持する構成とすることができる。ここで、「垂直」とは、厳密に垂直である場合の他、実質的に垂直である場合をも含み、設計上あるいは製造上生ずる種々のばらつきの存在は許容される。
あるいは又、上述した好ましい構成を含む本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、導波管ケーブルを結合部に対して位置決めしつつ連結するガイド部材を有する構成とすることができる。このとき、ガイド部材について、導波管ケーブルが差し込まれる差し込み口を有する構成とすることができる。差し込み口の内壁の幅については、結合部の電磁波の通路の幅よりも広く設定され、差し込み口の内壁については、外側から結合部に向けて幅が徐々に狭くなるテーパー形状をなす構成とすることができる。
あるいは又、上述した好ましい構成を含む本開示のコネクタ装置及び通信システムにあっては、基板の導波管構造は、インピーダンス変換部を介してマイクロストリップ線路(Micro Strip Line:MSL)に接続される構成とすることができる。
<本開示の技術が適用される通信システム>
本開示の技術が適用される通信システム(本開示の通信システム)の構成の一例について、図1A及び図1Bを用いて説明する。図1Aは、本開示の技術が適用される通信システムの構成の一例を示すブロック図であり、図1Bは、本通信システムにおける送信部及び受信部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本適用例に係る通信システム1は、高周波の信号を送信する送信部10と、高周波の信号を受信する受信部20と、送信部10と受信部20との間で高周波の信号を伝送する導波管ケーブル30と、を備える構成となっている。
ここでは、高周波の信号として例えばミリ波帯の信号を、導波管ケーブル30を用いて伝送する通信システムを例に挙げて説明する。導波管ケーブル30としては、中空導波管から成る構成であってもよいし、誘電体導波管から成る構成であってもよい。
因みに、高周波の信号がミリ波帯の信号(ミリ波通信)であることで、次のような利点がある。
a)ミリ波通信は通信帯域を広く取れるため、データレートを大きくとることが簡単にできる。
b)伝送に使う周波数が他のベースバンド信号処理の周波数から離すことができ、ミリ波とベースバンド信号の周波数の干渉が起こり難い。
c)ミリ波帯は波長が短いため、波長に応じて決まる導波構造を小さくできる。加えて、距離減衰が大きく回折も少ないため電磁シールドが行い易い。
d)通常の無線通信では、搬送波の安定度については、干渉などを防ぐために厳しい規制がある。そのような安定度の高い搬送波を実現するためには、高い安定度の外部周波数基準部品と逓倍回路やPLL(位相同期ループ回路)などが用いられ、回路規模が大きくなる。これに対して、ミリ波通信では、容易に外部に漏れないようにできるとともに、安定度の低い搬送波を伝送に使用することができ、回路規模の増大を抑えることができる。
ミリ波帯の信号を伝送する、本適用例に係る通信システム1において、送信部10は、伝送対象の信号をミリ波帯の信号に変換し、導波管ケーブル30へ出力する処理を行う。受信部20は、導波管ケーブル30を通して伝送されるミリ波帯の信号を受信し、元の伝送対象の信号に戻す(復元する)処理を行う。
本適用例にあっては、送信部10は第1の通信装置100内に設けられ、受信部20は第2の通信装置200内に設けられる。この場合、導波管ケーブル30は、第1の通信装置100と第2の通信装置200との間で高周波の信号を伝送するということにもなる。導波管ケーブル30を通して信号の送受信を行う各通信装置100,200においては、送信部10と受信部20とが対となって組み合させて配置される。第1の通信装置100と第2の通信装置200との間の信号の伝送方式については、片方向(一方向)の伝送方式であってもよいし、双方向の伝送方式であってもよい。
送信部10(第1の通信装置100)と受信部20(第2の通信装置200)とは、予め定められた範囲内に配置される。ここで、「予め定められた範囲」とは、高周波の信号がミリ波帯の信号であるから、ミリ波の伝送範囲を制限できる限りにおいてであればよい。典型的には、放送や一般的な無線通信で使用される通信装置相互間の距離に比べて距離が短い範囲が「予め定められた範囲」に該当する。
送信部10と受信部20とが予め定められた範囲内に配置される形態としては、図1Aに示すように、別々の通信装置(電子機器)、即ち、第1の通信装置100と第2の通信装置200とに配置される形態の他、次のような形態を例示することができる。例えば、1つの電子機器内において別々の回路基板に送信部10と受信部20とが配置される形態で考えられる。この形態の場合、一方の回路基板が第1の通信装置100に相当し、他方の回路基板が第2の通信装置200に相当することになる。
その他に、1つの電子機器内において別々の半導体チップに送信部10と受信部20とが配置される形態が考えられる。この形態の場合、一方の半導体チップが第1の通信装置100に相当し、他方の半導体チップが第2の通信装置200に相当することになる。更に、同一の回路基板上における別々の回路部に送信部10と受信部20とが配置される形態が考えられる。この形態の場合、一方の回路部が第1の通信装置100に相当し、他方の回路部が第2の通信装置200に相当することになる。但し、これらの形態に限られるものではない。
一方、第1の通信装置100と第2の通信装置200との組み合わせとしては、一例として、次のような組み合わせが考えられる。但し、以下に例示する組み合わせは一例に過ぎず、これらの組み合わせに限られるものではない。
第2の通信装置200が携帯電話機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ゲーム機、リモートコントローラなどのバッテリ駆動機器である場合には、第1の通信装置100は、そのバッテリ充電器や画像処理などを行う、所謂ベースステーションと称される装置となる組み合わせが考えられる。また、第2の通信装置200が比較的薄いICカードのような外観を有する装置である場合には、第1の通信装置100は、そのカード読取/書込装置となる組み合わせが考えられる。カード読取/書込装置は更に、例えば、デジタル記録/再生装置、地上波テレビジョン受像機、携帯電話機、ゲーム機、コンピュータなどの電子機器本体と組み合わせて使用される。また、撮像装置への適用であれば、例えば、第1の通信装置100がメイン基板側で第2の通信装置200が撮像基板側になり、1つの装置(機器)内での信号伝送を行うことになる。
次に、図1Bを用いて、送信部10及び受信部20の具体的な構成の一例について説明する。
送信部10は、例えば、伝送対象の信号を処理してミリ波帯の信号を生成する信号生成部11を有している。信号生成部11は、伝送対象の信号をミリ波帯の信号に変換する信号変換部であり、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying:振幅偏移)変調回路から成る構成となっている。具体的には、信号生成部11は、発振器111から与えられるミリ波帯の信号と伝送対象の信号とを乗算器112で乗算することによってミリ波帯のASK変調波を生成し、バッファ113を介して出力する構成を採っている。送信部10と導波管ケーブル30との間には、コネクタ装置40が介在している。
一方、受信部20は、例えば、導波管ケーブル30を通して与えられるミリ波帯の信号を処理して元の伝送対象の信号を復元する信号復元部21を有している。信号復元部21は、受信したミリ波帯の信号を、元の伝送対象の信号に変換する信号変換部であり、例えば、自乗(二乗)検波回路から成る構成となっている。具体的には、信号復元部21は、バッファ211を通して与えられるミリ波帯の信号(ASK変調波)を乗算器212で自乗することによって伝送対象の信号に変換し、バッファ213を通して出力する構成を採っている。導波管ケーブル30と受信部20との間には、コネクタ装置50が介在している。
導波管ケーブル30は、ミリ波を導波管内に閉じ込めつつ伝送する導波構造で構成し、ミリ波帯域の電磁波を効率よく伝送させる特性を有するものとする。導波管ケーブル30が誘電体導波管から成る場合には、例えば、一定範囲の比誘電率と一定範囲の誘電正接を持つ誘電体素材を含んで構成された誘電体導波管にするとよい。
ここで、「一定範囲」については、誘電体素材の比誘電率や誘電正接が、所望の効果が得られる程度の範囲であればよく、その限りにおいて予め定めた値のものとすればよい。但し、誘電体導波管の特性については、誘電体素材そのものだけで決められるものではなく、伝送路長やミリ波の周波数(波長)も特性を決めるのに関係してくる。従って、必ずしも、誘電体素材の比誘電率や誘電正接について明確に定められるものではないが、一例としては、次のように設定することができる。
誘電体導波管内にミリ波帯の信号を高速に伝送させるためには、誘電体素材の比誘電率は、2〜10(好ましくは、3〜6)程度とし、その誘電正接は0.00001〜0.01(好ましくは、0.00001〜0.001)程度とするのが望ましい。このような条件を満たす誘電体素材としては、例えば、アクリル樹脂系、ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、シリコーン系、ポリイミド系、シアノアクリレート樹脂系から成るものを例示することができる。
<実施形態の説明>
[実施形態に係るコネクタ装置]
本実施形態では、送信部10と導波管ケーブル30との間に介在するコネクタ装置40に適用する場合を例に挙げて説明する。但し、送信部10と導波管ケーブル30との間に介在するコネクタ装置40への適用に限られるものではなく、導波管ケーブル30と受信部20との間に介在するコネクタ装置50に対しても、コネクタ装置40の場合と同様に適用可能である。
図2は、本開示の実施形態に係るコネクタ装置の構成の概略を示す斜視図である。図2に示すように、本実施形態に係るコネクタ装置40は、導波管ケーブル41と、導波管構造を有する基板42と、導波管ケーブル41の端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部43と、を備える。図2において、導波管ケーブル41及び基板42の導波管構造における電磁波の伝搬方向(進行方向)をx方向とし、基板42の主面に垂直な方向をy方向とし、基板42の幅方向をz方向とする。
図3に、図2のx方向に沿った本実施形態に係るコネクタ装置40の断面構造を示す。導波管ケーブル41は、図1の導波管ケーブル30に相当するものであり、例えば、導波管411内に誘電体412が充填された誘電体導波管から成る。但し、導波管ケーブル411としては、誘電体導波管に限られるものではなく、中空導波管などであってもよい。
基板42は、板状誘電体基板であり、誘電体の両主面(上面/下面)に導体層421,422が形成され、更に、両主面間に例えば2層の導体層423,424が形成された4層の導体層(配線層)を有するプリント基板である。以下、基板42をプリント基板42と記述する場合もある。このプリント基板42において、例えば、上から1層目の導体層421は信号ラインとして用いられ、2層目、3層目の導体層422,423はグランドラインとして用いられる。
プリント基板42の導波管構造44は、誘電体基板集積導波管(SIW)から成る。図4に、プリント基板42の導波管構造44の構成の一例を示す。SIWから成る導波管構造44は、基板42の2層目、3層目の導体層422,423が除去された領域Eに形成される。具体的には、2層目、3層目の導体層422,423が除去された領域Eの両主面に形成された2つの導体層421,422、及び、主面に対して垂直に、かつ、電磁波の進行方向(伝搬方向/x方向)に沿って対向して形成された2つの導体壁425,426から成る。すなわち、導波管構造44は、2つの導体層421,422を上下の導体壁とし、2つの導体壁425,426を左右の導体壁とする、方形導波管と同等の機能を持つ擬似導波管構造となる。
左右の導体壁となる2つの導体壁425,426は、柱状の導体、例えば、基板42の両主面に形成された2つの導体層421,422及び両主面間に形成された2つの導体層423,424を電気的につなぐビア441が連続して配置されることによって形成される。尚、ここでは、2つの導体壁を形成する柱状の導体としてビア441を例示したが、これに限られるものではない。また、2つの導体壁についても、柱状の導体が連続して配置されて成る構成のものに限られるものではなく、例えば、2枚の板状の導体を電磁波の進行方向に沿って対向して配置する構成のものとすることも原理的には可能である。
基板42の導波管構造44は、インピーダンス変換部45を介してマイクロストリップ線路(MSL)46に接続される。尚、ここでは、本実施形態に係るコネクタ装置40として、導波管構造44がインピーダンス変換部45を介してマイクロストリップ線路46に接続される構成のものを例示したが、マイクロストリップ線路46に接続されない構成のものとすることも可能である。
基板42の一方の主面(導波管ケーブル41が配置されている側の主面/上面)には、導体層421を貫通する貫通孔427が形成されている。結合部43は、この貫通孔427を含み、この貫通孔427を通して導波管ケーブル41の端部と導波管構造44とを電磁的に結合する。図5Aに示すように、貫通孔427は、導波管構造44における電磁波の進行方向に対して垂直な方向に、導波管構造44の左右の2つの導体壁間に亘って形成されるスロットから成る。ここで、「垂直」とは、厳密に垂直である場合の他、実質的に垂直である場合をも含み、設計上あるいは製造上生ずる種々のばらつきの存在は許容される。
リッジ導波管47としては、上下の両側にリッジを有する構造のものであってもよいし、上下の一方側(片側)にリッジを有する構造のものであってもよい。図5Aは、基板(プリント基板)42の上面構造を示す斜視図である。図5Bに、後述するリッジ導波管47の下部47Lを搭載した状態の基板42の上面構造を示す。
結合部43は、貫通孔(スロット)427と導波管ケーブル41の端部との間に配されたリッジ導波管47を有する。リッジ導波管47は、導波管ケーブル41と導波管構造44とのインピーダンスの整合をとるためにインピーダンス変換を行いつつ、導波管ケーブル41の端部と導波管構造44とを電磁的に結合する。本実施形態にあっては、結合部43は、インピーダンス変換を行いつつ電磁的に結合するに当たって、導波管ケーブル41を基板42に対して平行に保持する、所謂、横型導波管構造を採っている。ここで、「平行」とは、厳密に平行である場合の他、実質的に平行である場合をも含み、設計上あるいは製造上生ずる種々のばらつきの存在は許容される。
リッジ導波管47としては、上下の両側にリッジを有する構造のものであってもよいし、上下の一方側(片側)にリッジを有する構造のものであってもよい。ここでは、図3に示すように、上下の両側にリッジ471,472を有する構造のリッジ導波管47を用いることとする。このリッジ導波管47は、例えば図6Bに示すように、上側のリッジ471を含む上部47Uと、下側のリッジ472を含む下部47Lとに2分割されている。図6Aは、裏返し状態のリッジ導波管47の下部47Lを示す斜視図であり、図6Bは、裏返し状態のリッジ導波管47の上部47U及び下部47Lを示す斜視図である。
尚、リッジ導波管47としては、2分割構造のものに限られるものではなく、図7Aに示すように、上部47Uと下部47Lとが一体の構造のものとすることも可能である。図7Aは、上下両側にリッジ471,472を有する一体構造のリッジ導波管の断面構造を示す断面図である。また、ここでは、インピーダンス変換を行いつつ電磁的に結合する部材として、リッジ導波管47を用いるとしたが、リッジ導波管47に限られるものではない。例えば、図7Bに示すように、リッジ導波管47に代えて、管481内に誘電体482が充填されて成る誘電体充填方形導波管48を用いることもできる。図7Bは、誘電体充填方形導波管の断面構造を示す断面図である。
リッジ導波管47は、導波管ケーブル41を結合部43に対して位置決めしつつ連結する、例えば金属性のガイド部材(以下、「金属ガイド」と記述する)49に収容される。具体的には、図6Aに示すように、リッジ導波管47の下部47Lは、例えば金属ガイド49と一体的に形成される。但し、一体形成に限られるものではなく、リッジ導波管47の下部47Lと金属ガイド49とは別体で形成されてもよい。
図6Bに示すように、金属ガイド49と一体形成されたリッジ導波管47の下部47Lに対して、リッジ471,472が対向するように、リッジ導波管47の上部47Uが組み立てられることになる。このとき、リッジ導波管47の上部47Uは、その背面と金属ガイド49の内面との間に、リッジ導波管47の内部と連通する連通孔473が形成されるように、下部47Lに比べて幅が狭く形成されている。
そして、金属ガイド49に収容されたリッジ導波管47は、特に図3に示すように、連通孔473が先述した基板41の一方の主面に形成された貫通孔427に対して対向して連通するように基板41に対して位置決めされる。これにより、基板41の導波管構造44は、貫通孔427→連通孔473→リッジ導波管47の経路を通して導波管ケーブル41の端部と電磁的に結合される。
金属ガイド49は、導波管ケーブル41が差し込まれる(結合される)差し込み口49Aを有している。この差し込み口49Aの内壁の幅W1は、図6Bに示すように、結合部43の電磁波の通路の幅、より具体的には、リッジ導波管47の内壁の幅W2よりも広く設定される。このような寸法関係に設定されることで、金属ガイド49に対して導波管ケーブル41の抜き差しが可能になる。また、金属ガイド49のリッジ導波管47までの長さLは、電磁波の波長の4分の1に設定される(図3参照)。
上述したように、本実施形態に係るコネクタ装置40は、誘電体導波管から成る導波管ケーブル41と、SIWから成る導波管構造44を有する基板42と、導波管ケーブル41の端部と導波管構造とを電磁的に結合する、リッジ導波管47を含む結合部43と、を備える構成を採っている。この構成を採ることにより、基板42と導波管ケーブル41との間が導波管モード同士の結合となる。
そして、導波管モード同士の結合だと、電界の分布が同じようになるために電磁波がスムーズに移動できる。また、導波管モード同士の結合であることで、伝搬する電磁波の広帯域化が可能となる。具体的には、底面に進行方向と直交するスロットが形成された誘電体導波管を、回路基板上にスペーサを介して固定して成る誘電体導波管−マイクロストリップ線路変換構造を採った場合、図8に示すように、S11<−10dBの帯域が中心周波数の30%程度である。これに対して、導波管モード同士の結合構造を採った場合、図9に示すように、S11<−10dBの帯域が中心周波数の50%以上に広帯域化できる。図8及び図9に示す結合特性において、S11,S22はSパラメータの反射係数であり、S21はSパラメータの透過係数である。
図10に、図3におけるマイクロストリップ線路46−導波管構造44間のx方向に沿った構造を拡大して示す。導電層が4層のプリント基板42において、マイクロストリップ線路46では、1層目の導電層421が信号ラインとなり、2層目の導電層423がグランドラインとなる。インピーダンス変換部45では、1層目の導電層421から3層目の導電層424が用いられる。導波管構造44では、2層目、3層目の導体層422,423が除去された領域E(図4参照)において、1層目の導電層421と4層目の導電層422が上下の導体壁となり、ビア441が連続して配置されて成る2つの導体壁425,426(図4参照)が左右の導体壁となる。マイクロストリップ線路46−インピーダンス変換部45間における結合特性を図11に示す。
また、導波管モード同士の結合であることで、導波管ケーブル41の端部と導波管構造44とを電磁的に結合する結合部43の構造を簡略化できる。具体的には、反射板やスペーサが不要であり、金属ガイド49にリッジ導波管47を収容した簡単な構造であるために、部品点数が少なく、小型化が可能なコネクタ装置40を実現できる。そして、当該コネクタ装置40を用いる通信システム1にあっては、システムの簡略化を図ることができる。
また、本実施形態のように、SIWから成る導波管構造44にインピーダンス変換部45を介してマイクロストリップ線路(MSL)46を接続することで、MSL−導波管変換が可能になる。更に、基板42が導波管構造44を有する構造であることで、基板42の裏面をグランド(接地)にできるため、基板裏面に伝送線路を形成する必要があるコネクタ装置(導波管−マイクロストリップ線路変換装置)に比べて、基板設置場所の影響を受けないという利点もある。
また、先述したように、リッジ導波管47に代えて、図7Bに示す誘電体充填方形導波管48を結合部43に用いることも可能である。リッジ導波管47に代えて誘電体充填方形導波管48を用いることで、リッジ導波管47を用いる場合に比べて寸法精度が緩くて済む利点がある。図12に、リッジ導波管47に代えて誘電体充填方形導波管48を用いた場合の結合特性を示す。

[変形例1]
上記の実施形態では、金属ガイド49に対して導波管ケーブル41の抜き差しが可能にするために、単に、差し込み口49Aの内壁の幅W1をリッジ導波管47の内壁の幅W2よりも広く設定する構成を採っている(図6B参照)。変形例1では、図13に示すように、差し込み口49Aの内壁を、外側から結合部43、より具体的には、リッジ導波管47に向けて幅が徐々に狭くなるテーパー形状に設定する構成を採っている。このように、差し込み口49Aの内壁をテーパー形状にすることで、当該テーパー形状の内壁によって導波管ケーブル41の先端部を結合部43内に確実に案内できる。これにより、導波管ケーブル41の装着が容易になるとともに、リッジ導波管47に対して導波管ケーブル41の先端の金属部を確実に接触させることができるため、両者の結合部分における損失や不要輻射を抑えることができる。
[変形例2]
上記の実施形態では、導波管ケーブル41を基板42に対して平行に保持する横型導波管構造の場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。例えば、導波管ケーブル41を基板42に対して垂直に保持する、所謂、縦型導波管構造とすることも可能である。ここで、「垂直」とは、厳密に垂直である場合の他、実質的に垂直である場合をも含み、設計上あるいは製造上生ずる種々のばらつきの存在は許容される。図14は、変形例2に係るコネクタ装置の構成の概略を示す斜視図であり、図15は、図14のy方向に沿った変形例2に係るコネクタ装置の断面構造を示す断面図である。
横型導波管構造のコネクタ装置にあっては、特に図3から明らかなように、基板41の一方の主面に形成された貫通孔427とリッジ導波管47とを、連通孔473を通して連通させる構造となっている。これに対して、変形例2の縦型導波管構造のコネクタ装置にあっては、特に図15から明らかなように、基板41の一方の主面に形成された貫通孔427とリッジ導波管47とを直接対向させて連通させる構造となっている。図16に、変形例2に係るコネクタ装置の結合特性を示す。
上述したことから明らかなように、本開示のコネクタ装置40における結合部43は、基本的に、リッジ導波管47(又は、誘電体充填方形導波管48)を内蔵する簡便な構造である。従って、本開示のコネクタ装置の結合部43が簡便な構造であることで、横型導波管構造及び縦型導波管構造のいずれにも対応できる構造となっている。
[変形例3]
以上では、導波管ケーブル41、導波管構造を有する基板42、及び、導波管ケーブル41の端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部43を備える第1の態様に係るコネクタ装置を、本開示のコネクタ装置40としている。但し、導波管ケーブル41、導波管構造を有する基板42、及び、結合部43を備えるコネクタ装置を第1の態様に係るコネクタ装置とした場合、本開示のコネクタ装置40としては、第1の態様に係るコネクタ装置に限られるものではなく、以下に例示する第2乃至第6の態様に係るコネクタ装置とすることも可能である。
(第2の態様)
導波管構造44を有する基板42から成る第2の態様に係るコネクタ装置とする構成をとることもできる。第2の態様に係るコネクタ装置は、導波管ケーブル41の端部に対して導波管構造44にて結合部43を介して電磁的に結合されて用いられることになる。
(第3の態様)
導波管構造44を有する基板42と、結合部43とから成る第3の態様に係るコネクタ装置とする構成をとることもできる。第3の態様に係るコネクタ装置は、導波管構造44導波管ケーブル41の端部に対して結合部43を通して電磁的に結合されて用いられることになる。
(第4の態様)
導波管ケーブル41と、結合部43とから成る第4の態様に係るコネクタ装置とする構成をとることもできる。第4の態様に係るコネクタ装置は、導波管ケーブル41の端部が基板42の導波管構造44に対して結合部43を通して電磁的に結合されて用いられることになる。
第5及び第6の態様では、結合部43が2分割されて成る場合を想定する。2分割の例としては、例えば、上下両側にリッジ471,472を有するリッジ導波管47(図6B参照)を、上部47U側と下部47L側とに分割する場合を例示することができる。
(第5の態様)
導波管構造44を有する基板42と、導波管構造44と電磁的に結合した第1の結合部(上部47Uを含む結合部/下部47Lを含む結合部)とから成る第5の態様に係るコネクタ装置とする構成をとることもできる。第5の態様に係るコネクタ装置は、第1の結合部にて導波管ケーブル41の端部に取り付けられた第2の結合部(下部47Lを含む結合部/上部47Uを含む結合部)と電磁的に結合されて用いられることになる。
(第6の態様)
導波管ケーブル41と、導波管ケーブル41の端部に取り付けられた第2の結合部(下部47Lを含む結合部/上部47Uを含む結合部)とから成る第6の態様に係るコネクタ装置とする構成をとることもできる。第6の態様に係るコネクタ装置は、第2の結合部にて基板42の導波管構造44と電磁的に結合した第1の結合部(上部47Uを含む結合部/下部47Lを含む結合部)と電磁的に結合されて用いられることになる。
尚、本開示は以下のような構成をとることもできる。
[1]《第1態様に係るコネクタ装置》
導波管ケーブルと、
導波管構造を有する基板と、
導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部と、
を備えるコネクタ装置。
[2]導波管構造は、誘電体基板集積導波管から成る、
上記[1]に記載のコネクタ装置。
[3]基板は、誘電体の両主面に導体層が形成されたプリント基板から成り、
導波管構造は、プリント基板の両主面に形成された2つの導体層、及び、主面に対して垂直に、かつ、電磁波の進行方向に沿って対向して形成された2つの導体壁から成る、
上記[2]に記載のコネクタ装置。
[4]2つの導体壁は、柱状の導体が連続して配置されることによって形成される、
上記[3]に記載のコネクタ装置。
[5]柱状の導体は、プリント基板の両主面に形成された2つの導体層を電気的につなぐビアから成る、
上記[4]に記載のコネクタ装置。
[6]結合部は、プリント基板の一方の主面の導体層を貫通する貫通孔を含み、この貫通孔を通して導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する、
上記[3]から上記[5]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[7]貫通孔は、電磁波の進行方向に対して垂直な方向に、2つの導体壁間に亘って形成されるスロットから成る、
上記[6]に記載のコネクタ装置。
[8]結合部は、貫通孔と導波管ケーブルの端部との間に配されたリッジ導波管を有する、
上記[6]又は上記[7]に記載のコネクタ装置。
[9]結合部は、貫通孔と導波管ケーブルの端部との間に配された誘電体充填方形導波管を有する、
上記[6]又は上記[7]に記載のコネクタ装置。
[10]導波管ケーブルは、導波管内に誘電体が充填された誘電体導波管ケーブルである、
上記[1]から上記[9]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[11]基板の導波管構造から結合部を通して導波管ケーブルに伝搬される電磁波の信号は、高周波の信号である、
上記[1]から上記[10]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[12]高周波の信号は、ミリ波帯の信号である、
上記[11]に記載のコネクタ装置。
[13]結合部は、導波管ケーブルを基板に対して平行に保持する、
上記[1]から上記[12]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[14]結合部は、導波管ケーブルを基板に対して垂直に保持する、
上記[1]から上記[12]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[15]導波管ケーブルを結合部に対して位置決めしつつ連結するガイド部材を有する、
上記[1]から上記[14]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[16]ガイド部材は、導波管ケーブルが差し込まれる差し込み口を有する、
上記[15]に記載のコネクタ装置。
[17]差し込み口の内壁の幅は、結合部の電磁波の通路の幅よりも広く設定される、
上記[16]に記載のコネクタ装置。
[18]差し込み口の内壁は、外側から結合部に向けて幅が徐々に狭くなるテーパー形状をなしている、
上記[17]に記載のコネクタ装置。
[19]基板の導波管構造は、インピーダンス変換部を介してマイクロストリップ線路に接続される、
上記[1]から上記[18]のいずれかに記載のコネクタ装置。
[20]《第1態様に係るコネクタ装置を有する通信システム》
高周波の信号を送信する送信部と、
高周波の信号を受信する受信部と、
送信部と受信部との間で高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと、
送信部及び受信部の少なくとも一方と導波管ケーブルとを接続するコネクタ装置と、
を具備し、
コネクタ装置は、
導波管ケーブルと、
導波管構造を有する基板と、
導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部と、
を備える通信システム。
[21]《第2態様に係るコネクタ装置》
導波管構造を有する基板を備え、
導波管ケーブルの端部と導波管構造にて電磁的に結合されて用いられる、
コネクタ装置。
[22]《第3態様に係るコネクタ装置》
導波管構造を有する基板と、
導波管ケーブルの端部に対して導波管構造を電磁的に結合する結合部と、
を備えるコネクタ装置。
[23]《第4態様に係るコネクタ装置》
導波管ケーブルと、
導波管構造を有する基板に対して、当該基板の導波管構造に導波管ケーブルの端部を電磁的に結合させる結合部と、
を備えるコネクタ装置。
[24]《第5態様に係るコネクタ装置》
導波管構造を有する基板と、
導波管構造と電磁的に結合した第1の結合部と、
を備え、
第1の結合部にて導波管ケーブルの端部に取り付けられた第2の結合部と電磁的に結合されて用いられる、
コネクタ装置。
[25]《第6態様に係るコネクタ装置》
導波管ケーブルと、
導波管ケーブルの端部に取り付けられた第2の結合部と、
を備え、
第2の結合部にて基板の導波管構造と電磁的に結合した第1の結合部と電磁的に結合されて用いられる、
コネクタ装置。
1・・・通信システム、10・・・送信部、11・・・信号生成部、20・・・受信部、21・・・信号復元部、30,41・・・導波管ケーブル、40,50・・・コネクタ装置、42・・・基板(プリント基板)、43・・・結合部、44・・・導波管構造(誘電体基板集積導波管)、45・・・インピーダンス変換部、46・・・マイクロストリップ線路(MSL)、47・・・リッジ導波管、47U・・・リッジ導波管の上部、47L・・・リッジ導波管の下部、48・・・誘電体充填方形導波管、49・・・金属ガイド(ガイド部材)、100・・・第1の通信装置、111・・・発振器、112,212・・・乗算器、113,211,213・・・バッファ、200・・・第2の通信装置、427・・・貫通孔(スロット)、471,472・・・リッジ、473・・・連通孔

Claims (17)

  1. 導波管ケーブルと、
    導波管構造を有する基板と、
    導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部と、
    を備え
    結合部は、
    基板の一方の主面の導体層を貫通する貫通孔と導波管ケーブルの端部との間に配されたリッジ導波管を有し、
    リッジ導波管には、貫通孔を通して、導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合させるように連通孔が形成されており、
    導波管ケーブルが差し込まれる差し込み口の内壁の幅は、リッジ導波管の内壁の幅よりも広い、
    ネクタ装置。
  2. 導波管構造は、誘電体基板集積導波管から成る、
    請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 基板は、誘電体の両主面に導体層が形成されたプリント基板から成り、
    導波管構造は、プリント基板の両主面に形成された2つの導体層、及び、主面に対して垂直に、かつ、電磁波の進行方向に沿って対向して形成された2つの導体壁から成る、
    請求項2に記載のコネクタ装置。
  4. 2つの導体壁は、柱状の導体が連続して配置されることによって形成される、
    請求項3に記載のコネクタ装置。
  5. 柱状の導体は、プリント基板の両主面に形成された2つの導体層を電気的につなぐビアから成る、
    請求項4に記載のコネクタ装置。
  6. 貫通孔は、電磁波の進行方向に対して垂直な方向に、2つの導体壁間に亘って形成されるスロットから成る、
    請求項に記載のコネクタ装置。
  7. 導波管ケーブルは、導波管内に誘電体が充填された誘電体導波管ケーブルである、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  8. 基板の導波管構造から結合部を通して導波管ケーブルに伝搬される電磁波の信号は、高周波の信号である、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  9. 高周波の信号は、ミリ波帯の信号である、
    請求項に記載のコネクタ装置。
  10. 結合部は、導波管ケーブルを基板に対して平行に保持する、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  11. 結合部は、導波管ケーブルを基板に対して垂直に保持する、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  12. 導波管ケーブルを結合部に対して位置決めしつつ連結するガイド部材を有する、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  13. 波管ケーブルが差し込まれる差し込み口は、ガイド部材に設けられている、
    請求項12に記載のコネクタ装置。
  14. 差し込み口の内壁の幅は、結合部の電磁波の通路の幅よりも広い
    請求項13に記載のコネクタ装置。
  15. 差し込み口の内壁は、外側から結合部に向けて幅が徐々に狭くなるテーパー形状をなしている、
    請求項14に記載のコネクタ装置。
  16. 基板の導波管構造は、インピーダンス変換部を介してマイクロストリップ線路に接続される、
    請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  17. 高周波の信号を送信する送信部と、
    高周波の信号を受信する受信部と、
    送信部と受信部との間で高周波の信号を伝送する導波管ケーブルと、
    送信部及び受信部の少なくとも一方と導波管ケーブルとを接続するコネクタ装置と、
    を具備し、
    コネクタ装置は、
    導波管ケーブルと、
    導波管構造を有する基板と、
    導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合する結合部と、
    を備え
    結合部は、
    基板の一方の主面の導体層を貫通する貫通孔と導波管ケーブルの端部との間に配されたリッジ導波管を有し、
    リッジ導波管には、貫通孔を通して、導波管ケーブルの端部と導波管構造とを電磁的に結合させるように連通孔が形成されており、
    導波管ケーブルが差し込まれる差し込み口の内壁の幅は、リッジ導波管の内壁の幅よりも広い、
    信システム。
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