JP6417230B2 - 住宅の建築構法 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の建築構法に関し、詳しくは、鉄筋コンクリート構造のパネルを用いて住宅を建築する、住宅の建築構法に関する。
鉄筋コンクリート構造のパネルを用いて住宅を建築することが、従来提案されている。
例えば、特許文献1には、多数の鉄筋コンクリートパネルをあらかじめ製造しておき、これらの多数の鉄筋コンクリートパネルを耐力壁や床版として利用することで、住宅を建築する方法が開示されている。
特開2000−248614号公報
上記した従来の建築方法では、多数の鉄筋コンクリートパネルを、それぞれが目的の強度(住宅の壁や床として要求される強度)を発現するまで、製造現場の専用施設で養生させる。専用施設内での養生を完了した多数の鉄筋コンクリートパネルは、いったん保管施設等に保管した後に、建築現場にまで搬送し、建築現場で組み立てることが一般的である。
しかし、上記した従来の建築方法においては、多数の鉄筋コンクリートパネルの製造を始めた時点から、これらの鉄筋コンクリートパネルを用いて建築現場で住宅を完成させるまでの期間が長いという問題を有していた。
本発明が解決しようとする課題は、複数の鉄筋コンクリートパネルで構成された住宅を、短期間で建築することのできる、住宅の建築構法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係る住宅の建築構法は、製造工程と、搬送工程と、設置工程と、養生工程とを備える。
前記製造工程は、鉄筋コンクリート構造の複数の一階用パネルを、製造現場で順次製造する工程である。
前記搬送工程は、前記製造工程で製造した前記複数の一階用パネルを、所定の初期強度を発現した段階で、前記製造現場から建築現場にまで順次搬送する工程である。
前記設置工程は、前記建築現場に搬送された前記複数の一階用パネルを、前記建築現場の基礎上に順次設置し、前記基礎上に住宅の一階部分を形成する工程である。
前記養生工程は、前記設置工程で設置した前記複数の一階用パネルを、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、前記基礎上で養生させる工程である。
本発明は、複数の鉄筋コンクリートパネルで構成された住宅を、短期間で建築することができるという効果を奏する。
実施形態1の建築構法の流れを示す図である。 実施形態1の建築構法の各工程のタイミングを説明する図である。 実施形態1の建築構法での製造現場と建築現場の関係を示す図である。 実施形態1の建築構法で建物の一階部分を建築し始めた段階を概略的に示す図である。 実施形態1の建築構法で建物の一階部分を形成した段階を概略的に示す図である。 実施形態1の建築構法で建物の二階部分の床構造を形成した段階を概略的に示す図である。 実施形態1の建築構法で建物の二階部分の壁構造を形成した段階を概略的に示す図である。 実施形態1の建築構法で建物の屋根構造を形成した段階を概略的に示す図である。
本発明の実施形態1の建築構法は、鉄筋コンクリート構造のパネルを、所定の目的強度が発現するまでパネルの製造現場で養生するのではなく、建築現場に搬送して設置した状態で、前記所定の目的強度が発現するまで養生させることで、短期間での住宅建築を実現する構法である。
本実施形態の建築構法は、高温多湿の環境下において、特に有効な建築構法である。
また、本実施形態の建築構法は、連棟式の住宅を建築する際に、特に有効な建築構法である。
以下、本実施形態の建築構法について、添付図面に基づいて詳しく説明する。
本実施形態の建築構法では、連棟式の住宅6の一階部分61を建築するために用いる複数の一階用パネル1,1…(図5等参照)と、連棟式の住宅6の二階部分62を建築するために用いる複数の二階用パネル2,2…(図7等参照)とを、専用設備を備えた製造現場8(図3参照)で製造する。
製造現場8で製造した一階用パネル1,1…や二階用パネル2,2…は、搬送することが可能な初期強度を発現した段階で、車両等の適宜の搬送手段7を用いて、建築現場9にまで搬送する。
製造現場8と建築現場9は、隣接して設けることも可能である。この場合には、搬送手段7としてクレーン等を用い、一階用パネル1,1…や二階用パネル2,2…を、建築現場9にまで速やかに搬送することができる。
図1には、実施形態1の建築構法で住宅6を建築する各工程の流れを、概略的に示している。
基礎工事の工程S0は、建築現場9に基礎5を形成する工程である。本実施形態の建築構法で建築する住宅6は、10棟が連なる連棟式住宅であり、基礎5を形成するために数週間程度を要する。
基礎工事の工程S0を完了した時点から、あるいは基礎工事の工程S0の後半部と平行して、基礎5上に住宅6の一階部分61を建築する一階建築工程S1を開始する。
一階建築工程S1は、一階用の製造工程S11、一階用の搬送工程S12、一階用の設置工程S13及び一階用の養生工程S14を含む。以下、一階用の製造工程S11を単に「製造工程S11」、一階用の搬送工程S12を単に「搬送工程S12」、一階用の設置工程S13を単に「設置工程S13」、一階用の養生工程S14を単に「養生工程S14」と称する。
製造工程S11は、複数の一階用パネル1,1…を、製造現場8で順次製造する工程である。本実施形態において、複数の一階用パネル1,1…は、計82枚の一階壁用パネル11,11…である。
製造現場8では、鉄筋を組み立てて型枠に投入し、該型枠内にコンクリートを打設することで、鉄筋コンクリート構造の一階壁用パネル11,11…を、該型枠内で成形する。一階壁用パネル11,11…は、成形後に該型枠から脱型させる。
製造現場8では、一日当たり例えば12枚の一階壁用パネル11,11…を製造するので、製造工程S11の期間は7日程度である。
搬送工程S12は、脱型後の一階壁用パネル11,11…が、車両やクレーン車で建築現場9にまで搬送可能な初期強度を発現した時点で、順次、建築現場9に搬送していく工程である。搬送工程S12は、製造工程S11と平行して行うことができる。
設置工程S13は、建築現場9にまで搬送された複数の一階壁用パネル11,11…を、工事が完了した基礎5上に、順次設置していく工程である(図4参照)。10棟分に区画された基礎5上に、第一の側から順に一階壁用パネル11,11…を設置していき、7日程度で、基礎5上の第二の側に至るまで、一階壁用パネル11,11…を設置する。これにより、住宅6の一階部分61の壁構造611を形成する(図5参照)。
製造工程S11において一日毎に製造された一階壁用パネル11,11…は、初期強度が発現した時点で、速やかに建築現場9に搬送され、基礎5上に順に設置される。そのため、製造工程S11の期間の一部(後半部)と、設置工程S13の期間の一部(前半部)は、互いに重なる(図2参照)。設置工程S13の期間は、製造工程S11と同じく7日程度である。
養生工程S14は、設置工程S13で設置した複数の一階壁用パネル11,11…を、それぞれが所定の目的強度を発現するまで、基礎5上の屋外環境で養生させる工程である。ここでの目的強度は、各一階壁用パネル11の前記初期強度よりも高い強度であり、さらに詳しくは、各一階壁用パネル11上に二階部分62を建築することのできる強度である。
高温多湿の適切な環境下であれば、各一階壁用パネル11は、基礎5上に設置された状態で、3日程度で前記所定の目的強度を発現し得る。
図2に示すように、設置工程S13の期間の一部(後半部)と、養生工程S14の一部(前半部)は、互いに重なる。
以上の一階建築工程S1によって、図5に示すように、住宅6の一階部分61を建築することができる。
住宅6の二階部分62は、二階建築工程S2によって建築する。二階建築工程S2は、一階建築工程S1の完了を待つのではなく、一階建築工程S1の途中の時点から、一階建築工程S1と平行して開始することができる。
二階建築工程S2は、二階用の製造工程S21、二階用の搬送工程S22、二階用の設置工程S23及び二階用の養生工程S24を含む(図1参照)。
本実施形態では、二階部分62を建築するための複数の二階用パネル2,2…として、複数の二階床用パネル21,21…と、複数の二階壁用パネル22,22…とを用いる。そして、二階建築工程S2の前半で、複数の二階床用パネル21,21…を用いて二階部分62の床構造621を建築し、二階建築工程S2の後半で、複数の二階壁用パネル22,22…を用いて二階部分62の壁構造622を建築する。
そのため、本実施形態の建築構法において、二階用の製造工程S21は、前半に行う二階床用の製造工程S211と、後半に行う二階壁用の製造工程S212を含む。
同様に、二階用の搬送工程S22は、前半に行う二階床用の搬送工程S221と、後半に行う二階壁用の搬送工程S222を含む。二階用の設置工程S23は、前半に行う二階床用の設置工程S231と、後半に行う二階壁用の設置工程S232を含む。二階用の養生工程S24は、前半に行う二階床用の養生工程S241と、後半に行う二階壁用の製造工程S242を含む。
具体的には、これら各工程は、以下のとおりである。
二階床用の製造工程S211は、複数の二階床用パネル21,21…を、製造現場8で順次製造する工程である。二階床用の製造工程S211は、一階用の製造工程S11が完了してから、引き続き同一の製造現場8で行うことができる。
本実施形態の二階床用の製造工程S211においては、複数の二階床用パネル21,21…を、製造工程S11と同様の手順で、計50枚製造する。二階床用の製造工程S211の期間は、例えば5日程度である。
二階床用の搬送工程S221は、二階床用パネル21,21…が、車両やクレーン車で建築現場9にまで搬送可能な初期強度を発現した時点で、順次、建築現場9に搬送していく工程である。二階床用の搬送工程S221は、二階床用の製造工程S211と平行して行うことができる。
二階床用の設置工程S231は、建築現場9にまで搬送された複数の二階床用パネル21,21…を、住宅6の一階部分61(図5参照)の上に、順次設置していく工程である。二階床用パネル21,21…は、一階壁用パネル11,11…を設置し始めた前記第一の側から、順に設置していく。本実施形態では、例えば5日程度で、一階部分61上の前記第二の側にまで二階床用パネル21,21…を設置し終わる。これにより、住宅6の二階部分62の床構造621を形成する(図6参照)。
本実施形態の建築構法では、図2に示すように、二階床用の設置工程S231の期間の一部(前半部)を、養生工程S14の期間の一部(後半部)と重なる時期に設けることができる。つまり、養生工程S14が全て完了していない時点でも、設置工程S13の初期に設置した一階壁用パネル11,11…は既に前記所定の目的強度を発現しているので、前記第一の側から二階床用パネル21,21…を設置することが可能である。この分だけ、全体の建築期間がさらに短縮される。なお、図2中の矢印tは時間の経過方向を示す。
二階床用の製造工程S211において一日毎に製造された二階床用パネル21,21…は、前記初期強度が発現した時点で、速やかに建築現場9に搬送され、一階部分61の上に順に設置される。そのため、二階床用の製造工程S211の期間の一部(後半部)と、二階床用の設置工程S231の期間の一部(前半部)は、互いに重なる(図2参照)。二階床用の設置工程S231の期間は、二階床用の製造工程S211と同じく5日程度である。二階床用の設置工程S231は、設置工程S13が完了した直後から開始することができる。
二階床用の養生工程S241は、二階床用の設置工程S231で設置した複数の二階床用パネル21,21…を、それぞれが所定の目的強度を発現するまで、一階部分61の上の屋外環境で養生させる工程である。ここでの目的強度は、各二階床用パネル21の前記初期強度よりも高い強度であり、さらに詳しくは、各二階床用パネル21上に二階部分62の壁構造622を建築することのできる強度である。
高温多湿の適切な環境下であれば、各二階床用パネル21は、一階部分61の上に設置された状態で、3日程度で前記所定の目的強度を発現し得る。
図2に示すように、二階床用の設置工程S231の期間の一部(後半部)と、二階床用の養生工程S241の一部(前半部)は、互いに重なる。
二階壁用の製造工程S212は、複数の二階壁用パネル22,22…を、製造現場8で順次製造する工程である。二階壁用の製造工程S212は、二階床用の製造工程S211が完了してから、引き続き同一の製造現場8で行うことができる。
本実施形態の二階壁用の製造工程S221においては、複数の二階壁用パネル22,22…を、製造工程S11等と同様の手順で、計72枚製造する。二階壁用の製造工程S212の期間は、例えば6日程度である。
二階壁用の搬送工程S222は、二階壁用パネル22,22…が、車両やクレーン車で建築現場9にまで搬送可能な初期強度を発現した時点で、順次、建築現場9に搬送していく工程である。二階壁用の搬送工程S222は、二階壁用の製造工程S212と平行して行うことができる。
二階壁用の設置工程S232は、建築現場9にまで搬送された複数の二階壁用パネル22,22…を、住宅6の二階部分62の床構造621(図6参照)の上に、順次設置していく工程である。二階壁用パネル22,22…は、二階床用パネル21,21…を設置し始めた前記第一の側から、順に設置していく。本実施形態では、例えば6日程度で、二階部分62の床構造621の前記第二の側にまで、二階壁用パネル22,22…を設置し終わる。これにより、住宅6の二階部分62の壁構造622(ひいては二階部分62の全体)を形成する(図7参照)。
本実施形態の建築構法では、図2に示すように、二階壁用の設置工程S232の期間の一部(前半部)を、二階床用の養生工程S241の期間の一部(後半部)と重なる時期に設けることができる。つまり、二階床用の養生工程S241が全て完了していない時点でも、二階床用の設置工程S231の初期に設置した二階床用パネル21,21…は既に前記所定の目的強度を発現しているので、前記第一の側から二階壁用パネル22,22…を設置することが可能である。この分だけ、全体の建築期間がさらに短縮される。
二階壁用の製造工程S212において一日毎に製造された二階壁用パネル22,22…は、前記初期強度が発現した時点で、速やかに建築現場9に搬送され、二階部分62の床構造621の上に順に設置される。そのため、二階壁用の製造工程S212の期間の一部(後半部)と、二階壁用の設置工程S232の期間の一部(前半部)は、互いに重なる(図2参照)。二階壁用の設置工程S232の期間は、二階壁用の製造工程S212と同じく6日程度である。二階壁用の設置工程S232は、二階床用の設置工程S231が完了した直後から開始することができる。
二階壁用の養生工程S242は、二階壁用の設置工程S232で設置した複数の二階壁用パネル22,22…を、それぞれが所定の目的強度を発現するまで、二階部分62の床構造621の上の屋外環境で養生させる工程である。ここでの目的強度は、各二階壁用パネル22の前記初期強度よりも高い強度であり、さらに詳しくは、各二階壁用パネル22上に屋根構造63を建築することのできる強度である。
高温多湿の適切な環境下であれば、各二階壁用パネル22は、二階部分62の床構造の上に設置された状態で、3日程度で前記所定の目的強度を発現し得る。
図2に示すように、二階壁用の設置工程S232の期間の一部(後半部)と、二階壁用の養生工程S242の一部(前半部)は、互いに重なる。
以上の二階建築工程S2によって、図7に示すような住宅6の二階部分62を、短期間で建築することができる。
住宅6の屋根構造63は、屋根建築工程S3によって建築する。屋根建築工程S3は、二階建築工程S2の途中の時点から、二階建築工程S2と平行して開始することができる。
屋根建築工程S3は、屋根用の製造工程S31、屋根用の搬送工程S32、屋根用の設置工程S33及び屋根用の養生工程S34を含む(図1参照)。
屋根用の製造工程S31は、複数の屋根用パネル3,3…を、製造現場8で順次製造する工程である。屋根用の製造工程S31は、二階壁用の製造工程S212が完了してから、引き続き同一の製造現場8で行うことができる。
本実施形態の屋根用の製造工程S31においては、複数の屋根用パネル3,3…を、製造工程S11等と同様の手順で、計40枚製造する。屋根用の製造工程S31の期間は、例えば4日程度である。
屋根用の搬送工程S32は、屋根用パネル3,3…が、車両やクレーン車で建築現場9にまで搬送可能な初期強度を発現した時点で、順次、建築現場9に搬送していく工程である。屋根用の搬送工程S32は、屋根用の製造工程S31と平行して行うことができる。
屋根用の設置工程S33は、建築現場9にまで搬送された複数の屋根用パネル3,3…を、住宅6の二階部分62の壁構造622(図7参照)の上に、順次設置していく工程である。屋根用パネル3,3…は、二階壁用パネル22,22…を設置し始めた前記第一の側から、順に設置していく。本実施形態の屋根用の設置工程S33では、例えば4日程度で、二階部分62の壁構造622の前記第二の側に至るまで、屋根用パネル3,3…を設置することができる。これにより、住宅6の屋根構造63(ひいては住宅6の躯体全体)を形成する(図8参照)。
本実施形態の建築構法では、図2に示すように、屋根用の設置工程S33の期間の一部(前半部)を、二階壁用の養生工程S242の期間の一部(後半部)と重なる時期に設けることができる。つまり、二階壁用の養生工程S242が全て完了していない時点でも、二階壁用の設置工程S232の初期に設置した二階壁用パネル22,22…は既に前記所定の目的強度を発現しているので、前記第一の側から屋根用パネル3,3…を設置することが可能である。この分だけ、全体の建築期間がさらに短縮される。
屋根用の製造工程S31において一日毎に製造された屋根用パネル3,3…は、前記初期強度が発現した時点で、速やかに建築現場9に搬送され、二階部分62の壁構造622の上に順に設置される。そのため、屋根用の製造工程S31の期間の一部(後半部)と、屋根用の設置工程S33の期間の一部(前半部)は、互いに重なる(図2参照)。屋根用の設置工程S33の期間は、屋根用の製造工程S31と同じく4日程度である。屋根用の設置工程S33は、二階壁用の設置工程S232が完了した直後から開始することができる。
即ち、本実施形態の建築工法では、製造現場8において製造工程S11、二階用の製造工程S21(二階床用の製造工程S211、二階壁用の製造工程S212)及び屋根用の製造工程S31を連続して実施可能であることに加えて、建築現場9においては設置工程S13、二階用の設置工程S23(二階床用の設置工程S231、二階壁用の設置工程S232)及び屋根用の設置工程S33を、連続して実施することができる。
屋根用の養生工程S34は、屋根用の設置工程S33で設置した複数の屋根用パネル3,3…を、それぞれが所定の目的強度を発現するまで、二階部分62の壁構造622の上の屋外環境で養生させる工程である。ここでの目的強度は、各屋根用パネル3の前記初期強度よりも高い強度であり、さらに詳しくは、各二階壁用パネル22上に、さらに太陽光発電パネル等の各種設備を設置することのできる強度である。
高温多湿の適切な環境下であれば、各屋根用パネル3は、二階部分62の壁構造622の上に設置された状態で、3日程度で前記所定の目的強度を発現し得る。
図2に示すように、屋根用の設置工程S33の期間の一部(後半部)と、屋根用の養生工程S34の一部(前半部)は、互いに重なる。
図1に示す仕上げ工程S4は、住宅6の各所の仕上げを行う工程であり、住宅6の躯体(例えば住宅6の二階部分62)を建築している途中の時点から、平行して開始可能である。
本実施形態の建築構法で住宅6を建築することで、基礎工事を始めてから3ヶ月程度の非常に短い期間で、10棟程度が連続する連棟式の住宅6を、仕上げに至るまで完成させることが可能となる。
特に、連棟式の住宅6の躯体を基礎5上に建築する作業については、一ヵ月程度の非常に短い期間で完了することが可能である。連棟式でない住宅に対しても、本実施形態の建築構法を適用することで、該住宅を短納期、低コストで提供することができる。
本実施形態の建築構法は、一階用パネル1,1…や二階用パネル2,2…の養生を、建築現場9に設置した状態で行う構法であるから、亜熱帯の環境下であることや、熱帯の環境下であることや、熱帯雨林気候の環境下であることが好ましい。
以上、添付図面に基づいて説明したように、本実施形態の建築構法は、第1の特徴として、製造工程S11と、搬送工程S12と、設置工程S13と、養生工程S14とを備える。製造工程S11では、鉄筋コンクリート構造の複数の一階用パネル1,1…を、製造現場8で順次製造する。搬送工程S12では、製造工程S11で製造した複数の一階用パネル1,1…を、所定の初期強度を発現した段階で、製造現場8から建築現場9にまで順次搬送する。設置工程S13では、建築現場9に搬送された複数の一階用パネル1,1…を、建築現場9の基礎5上に順次設置し、基礎5上に住宅6の一階部分61を形成する。養生工程S14では、設置工程S13で設置した複数の一階用パネル1,1…を、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、基礎5上で養生させる。
そのため、本実施形態の建築構法では、鉄筋コンクリート構造の複数の一階用パネル1,1…の製造を開始してから一階部分61の建築を完了するまでの時間を、短縮することができる。これにより、住宅6を短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法では、第2の特徴として、複数の一階用パネル1,1…の各々が、一階部分61の壁構造611を形成するための一階壁用パネル11である。
そのため、本実施形態の建築構法では、鉄筋コンクリート構造の複数の一階壁用パネル11,11…の製造を開始してから一階部分61の壁構造611の建築を完了するまでの時間を、短縮することができる。これにより、住宅6を短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法は、第3の特徴として、二階用の製造工程S21と、二階用の設置工程S23と、二階用の養生工程S24とを、さらに備える。二階用の製造工程S21では、鉄筋コンクリート構造の複数の二階用パネル2,2…を、製造現場8で順次製造する。二階用の搬送工程S22では、二階用の製造工程S21で製造した複数の二階用パネル2,2…を、所定の初期強度を発現した段階で、製造現場8から建築現場9にまで順次搬送する。二階用の設置工程S23では、建築現場9に搬送された複数の二階用パネル2,2…を、前記所定の目的強度を発現した複数の一階用パネル1,1…の上に順次設置し、一階部分61の上に、住宅6の二階部分62を形成する。二階用の養生工程S24では、二階用の設置工程S23で設置した複数の二階用パネル2,2…を、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、一階部分61の上で養生させる。
そのため、本実施形態の建築構法では、鉄筋コンクリート構造の複数の二階用パネル2,2…の製造を開始してから二階部分62の建築を完了するまでの時間を、短縮することができる。これにより、住宅6をさらに短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法では、第4の特徴として、二階用の設置工程S21は、一階部分61を構成する複数の一階用パネル1,1…のうち、前記所定の目的強度を発現した一階用パネル1,1…の上から順に、複数の二階用パネル2,2…を順次設置していく工程である。
そのため、本実施形態の建築構法では、複数の一階用パネル1,1…の全てが前記所定の目的強度を発現するまで待つ必要なく、二階部分62の建築を始めることができる。
本実施形態の建築構法では、第5の特徴として、養生工程S14の期間の一部と、二階用の設置工程S23の期間の一部が、互いに重なるように設けている。
そのため、本実施形態の建築構法では、複数の一階用パネル1,1…の製造を開始してから二階部分62の建築を完了するまでの時間を、さらに短縮することができる。これにより、住宅6をさらに短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法では、第6の特徴として、二階床用の製造工程S211と、二階床用の搬送工程S221と、二階床用の設置工程S231と、二階床用の養生工程S241と、をさらに備える。二階床用の製造工程S211では、鉄筋コンクリート構造の複数の二階床用パネル21,21…を、製造現場8で順次製造する。二階床用の搬送工程S221では、二階床用の製造工程S211で製造した複数の二階床用パネル21,21…を、所定の初期強度を発現した段階で、製造現場か8ら建築現場9にまで順次搬送する。二階床用の設置工程S231では、建築現場9に搬送された複数の二階床用パネル21,21…を、前記所定の目的強度を発現した複数の一階用パネル1,1…の上に順次設置し、一階部分61の上に、住宅6の二階部分62の床構造621を形成する。二階床用の養生工程S241では、二階床用の設置工程S231で設置した複数の二階床用パネル21,21…を、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、一階部分61の上で養生させる。
そのため、本実施形態の建築構法では、鉄筋コンクリート構造の複数の二階床用パネル21,21…の製造を開始してから二階部分62の床構造621の建築を完了するまでの時間を、短縮することができる。これにより、住宅6をさらに短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法では、第7の特徴として、二階床用の設置工程S231は、一階部分61を構成する複数の一階用パネル1,1…のうち、前記所定の目的強度を発現した一階用パネル1,1…の上から順に、複数の二階床用パネル21,21…を順次設置していく工程である。
そのため、本実施形態の建築構法では、複数の一階用パネル1,1…の全てが前記所定の目的強度を発現するまで待つ必要なく、二階部分62の床構造621の建築を始めることができる。
本実施形態の建築構法では、第8の特徴として、養生工程S14の期間の一部と、二階床用の設置工程S231の期間の一部が、互いに重なるように設けている。
そのため、本実施形態の建築構法では、複数の一階用パネル1,1…の製造を開始してから二階部分62の床構造621の建築を完了するまでの時間を、さらに短縮することができる。これにより、住宅6をさらに短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法では、第9の特徴として、二階壁用の製造工程S212と、二階壁用の搬送工程S222と、二階壁用の設置工程S232と、二階壁用の養生工程S242と、をさらに備える。二階壁用の製造工程S212では、鉄筋コンクリート構造の複数の二階壁用パネル22,22…を、製造現場8で順次製造する。二階壁用の搬送工程S222では、二階壁用の製造工程S212で製造した複数の二階壁用パネル22,22…を、所定の初期強度を発現した段階で、製造現場8から建築現場9にまで順次搬送する。二階壁用の設置工程S232では、建築現場9に搬送された複数の二階壁用パネル22,22…を、前記所定の目的強度を発現した複数の二階床用パネル21,21…の上に順次設置し、床構造621の上に、二階部分62の壁構造622を形成する。二階壁用の養生工程S242では、二階壁用の設置工程S232で設置した複数の二階壁用パネル22,22…を、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、床構造621の上で養生させる。
そのため、本実施形態の建築構法では、鉄筋コンクリート構造の複数の二階壁用パネル22,22…の製造を開始してから二階部分62の壁構造622の建築を完了するまでの時間を、短縮することができる。これにより、住宅6をさらに短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法では、第10の特徴として、二階壁用の設置工程S232は、床構造621を構成する複数の二階床用パネル21,21…のうち、前記所定の目的強度を発現した二階床用パネル21,21…の上から順に、複数の二階壁用パネル22,22…を順次設置していく工程である。
そのため、本実施形態の建築構法では、複数の二階床用パネル21,21…の全てが前記所定の目的強度を発現するまで待つ必要なく、二階部分62の壁構造622の建築を始めることができる。
本実施形態の建築構法では、第11の特徴として、二階床用の養生工程S241の期間の一部と、二階壁用の設置工程S232の期間の一部を、互いに重なるように設けている。
そのため、本実施形態の建築構法では、複数の一階用パネル1,1…の製造を開始してから二階部分62の壁構造622の建築を完了するまでの時間を、さらに短縮することができる。これにより、住宅6をさらに短期間で建築することが可能となる。
本実施形態の建築構法では、第12の特徴として、住宅6は、連棟式住宅である。
そのため、本実施形態の建築構法では、建築しようとする住宅6が、10棟程度が連続するような連棟式住宅であっても、非常に短期間(例えば3ヶ月)で建築を完了することが可能となる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されない。本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。
1 一階用パネル
11 一階壁用パネル
2 二階用パネル
21 二階床用パネル
22 二階壁用パネル
5 基礎
6 住宅
61 一階部分
611 壁構造
62 二階部分
621 床構造
622 壁構造
8 製造現場
9 建築現場
S11 製造工程
S12 搬送工程
S13 設置工程
S14 養生工程
S21 二階用の製造工程
S211 二階床用の製造工程
S212 二階壁用の製造工程
S22 二階用の搬送工程
S221 二階床用の搬送工程
S222 二階壁用の搬送工程
S23 二階用の設置工程
S231 二階床用の設置工程
S232 二階壁用の設置工程
S24 二階用の養生工程
S241 二階床用の養生工程
S242 二階壁用の養生工程

Claims (12)

  1. 鉄筋コンクリート構造の複数の一階用パネルを、製造現場で順次製造する、製造工程と、
    前記製造工程で製造した前記複数の一階用パネルを、所定の初期強度を発現した段階で、前記製造現場から建築現場にまで順次搬送する、搬送工程と、
    前記建築現場に搬送された前記複数の一階用パネルを、前記建築現場の基礎上に順次設置し、前記基礎上に住宅の一階部分を形成する、設置工程と、
    前記設置工程で設置した前記複数の一階用パネルを、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、前記基礎上で養生させる、養生工程と、を備えた、
    住宅の建築構法。
  2. 前記複数の一階用パネルの各々は、前記一階部分の壁構造を形成するための一階壁用パネルである、
    請求項1に記載された住宅の建築構法。
  3. 鉄筋コンクリート構造の複数の二階用パネルを、製造現場で順次製造する、二階用の製造工程と、
    前記二階用の製造工程で製造した前記複数の二階用パネルを、所定の初期強度を発現した段階で、前記製造現場から前記建築現場にまで順次搬送する、二階用の搬送工程と、
    前記建築現場に搬送された前記複数の二階用パネルを、前記所定の目的強度を発現した前記複数の一階用パネルの上に順次設置し、前記一階部分の上に、前記住宅の二階部分を形成する、二階用の設置工程と、
    前記二階用の設置工程で設置した前記複数の二階用パネルを、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、前記一階部分の上で養生させる、二階用の養生工程と、をさらに備えた、
    請求項1または2に記載の住宅の建築構法。
  4. 前記二階用の設置工程は、前記一階部分を構成する前記複数の一階用パネルのうち、前記所定の目的強度を発現した一階用パネルの上から順に、前記複数の二階用パネルを順次設置していく工程である、
    請求項3に記載の住宅の建築構法。
  5. 前記養生工程の期間の一部と、前記二階用の設置工程の期間の一部が、互いに重なるように設けた、
    請求項4に記載の住宅の建築構法。
  6. 鉄筋コンクリート構造の複数の二階床用パネルを、製造現場で順次製造する、二階床用の製造工程と、
    前記二階床用の製造工程で製造した前記複数の二階床用パネルを、所定の初期強度を発現した段階で、前記製造現場から前記建築現場にまで順次搬送する、二階床用の搬送工程と、
    前記建築現場に搬送された前記複数の二階床用パネルを、前記所定の目的強度を発現した前記複数の一階用パネルの上に順次設置し、前記一階部分の上に、前記住宅の二階部分の床構造を形成する、二階床用の設置工程と、
    前記二階床用の設置工程で設置した前記複数の二階床用パネルを、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、前記一階部分の上で養生させる、二階床用の養生工程と、をさらに備えた、
    請求項1または2に記載の住宅の建築構法。
  7. 前記二階床用の設置工程は、前記一階部分を構成する前記複数の一階用パネルのうち、前記所定の目的強度を発現した一階用パネルの上から順に、前記複数の二階床用パネルを順次設置していく工程である、
    請求項6に記載の住宅の建築構法。
  8. 前記養生工程の期間の一部と、前記二階床用の設置工程の期間の一部が、互いに重なるように設けた、
    請求項7に記載の住宅の建築構法。
  9. 鉄筋コンクリート構造の複数の二階壁用パネルを、製造現場で順次製造する二階壁用の製造工程と、
    前記二階壁用の製造工程で製造した前記複数の二階壁用パネルを、所定の初期強度を発現した段階で、前記製造現場から前記建築現場にまで順次搬送する二階壁用の搬送工程と、
    前記建築現場に搬送された前記複数の二階壁用パネルを、前記所定の目的強度を発現した前記複数の二階床用パネルの上に順次設置し、前記床構造の上に、前記二階部分の壁構造を形成する二階壁用の設置工程と、
    前記二階壁用の設置工程で設置した前記複数の二階壁用パネルを、それぞれが前記所定の初期強度よりも高い所定の目的強度を発現するまで、前記床構造の上で養生させる二階壁用の養生工程と、をさらに備えた、
    請求項6〜8のいずれか一項に記載の住宅の建築構法。
  10. 前記二階壁用の設置工程は、前記床構造を構成する前記複数の二階床用パネルのうち、前記所定の目的強度を発現した前記二階床用パネルの上から順に、前記複数の二階壁用パネルを順次設置していく工程である、
    請求項9に記載の住宅の建築構法。
  11. 前記二階床用の養生工程の期間の一部と、前記二階壁用の設置工程の期間の一部が、互いに重なるように設けた、
    請求項10に記載の住宅の建築構法。
  12. 前記住宅は、連棟式住宅である、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の住宅の建築構法。
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