JP6413912B2 - 画像形成装置及びプログラム並びに画像付きレポート出力システム - Google Patents

画像形成装置及びプログラム並びに画像付きレポート出力システム Download PDF

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Description

本発明は、画像データに対する処理結果を示すレポートに、画像データに基づく画像を結合して印刷出力する画像形成装置及びプログラム並びに画像付きレポート出力システムに関する。
デジタル複合機等の画像形成装置においては、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能、電子メール機能等によって画像データを処理したジョブの実行結果を、レポートとして出力することが知られている。
レポートは、ジョブの実行結果を示すテキストを表示するものが一般的であるが、処理された画像データに基づく画像をテキストと共に表示することがある。
例えば、特許文献1には、ファクシミリ機能や電子メール機能等で画像データを送信する送信ジョブを実行した場合に、画像データに基づくカバーページ又は1ページ目の画像を縮小してテキストと共に表示する送信結果レポート(画像付きレポート)を出力する技術が開示されている。
特許文献1では、送信ジョブの実行に応じて画像形成装置で画像付きレポートを作成して記憶し、その後の任意のタイミングで画像形成装置に記憶されている画像付きレポートを印刷出力することができる。
しかし、画像付きレポートを記憶しておくことは、画像形成装置の記憶領域を圧迫する問題がある。
特開2008−187245号公報
本発明が解決しようとする問題点は、画像付きレポートを出力するために画像形成装置の記憶領域を圧迫する点である。
本発明は、入力された画像データに対する自装置での処理結果を示しており、外部処理端末で表示可能なデータ形式のベースレポートを作成するベースレポート作成部と、
前記作成されたベースレポートのベースレポートデータを外部記憶部に送信して記憶させるベースレポートデータ送信部と、前記画像データの少なくとも一部を内部記憶部に記憶する記憶制御部と、前記外部記憶部に記憶させたベースレポートデータの入力を受け付けるベースレポートデータ受付部と、前記ベースレポートデータの入力を受け付けたときに前記内部記憶部内の関連する画像データに基づく画像を前記ベースレポートデータに基づくベースレポートに結合した画像付きレポートを作成する画像付きレポート作成部と、前記作成された画像付きレポートを出力させる出力制御部とを備える画像形成装置を最も主な特徴とする。
本発明によれば、画像付きレポートを構成するベースレポートデータ及び画像データを分離して、それぞれ外部記憶部及び内部記憶部に記憶させることができる。このため、内部記憶部内に画像データのみを記憶しておけばよく、画像付きレポートを出力するために内部記憶部の記憶領域が圧迫されることを抑制できる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置を有する画像付きレポート出力システムを示すブロック図である。 図1の画像付きレポート出力システムによる画像付きレポートの出力を示す概念図である。 図1の画像付きレポート出力システムによる画像付きレポートの出力処理の流れを示すフローチャートである。 図3の画像付きレポートの出力処理における画像付きレポートの作成処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る画像形成装置を有する画像付きレポート出力システムを示すブロック図である。
画像付きレポートを出力するために記憶領域が圧迫されることを抑制するために、画像付きレポートを構成するベースレポートデータ及び画像データを外部記憶部及び内部記憶部にそれぞれ分離して記憶させ、出力時にベースレポートデータに基づくベースレポートと画像データに基づく画像を結合して画像付きレポートを作成することにより実現した。作成された画像付きレポートは、例えば印刷出力又は表示装置上へ表示出力される。
[画像付きレポート出力システムの構成]
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置を有する画像付きレポート出力システムを示すブロック図、図2は、図1の画像付きレポート出力システムによる画像付きレポートの出力を示す概念図である。
画像付きレポート出力システム1は、画像形成装置3と外部処理端末としてのパーソナルコンピューター(以下、「PC」と称する)5とを備える。なお、実施例1の画像付きレポート出力システム1では、便宜上、単一の画像形成装置3及びPC5を備えるが、画像形成装置3及びPC5と同様の機能を有する複数の画像形成装置及びPCを備えてもよい。
画像形成装置3は、デジタル複合機等であり、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能、電子メール機能等の各種の機能に基づいて、入力された画像データに対するジョブを実行可能とする。各種の機能を実現するための構成は、周知であるから、詳細な説明を省略する。
なお、画像データに対するジョブとしては、例えば、コピー機能又はプリント機能による印刷ジョブ、ファクシミリ機能や電子メール機能による送信ジョブ等がある。印刷ジョブは、画像データに基づいて用紙上に画像を形成させるものであり、送信ジョブは、画像データをファクシミリや電子メールによる送信させるものである。
実施例1の画像形成装置3は、データ送受信部7、操作パネル部9、印刷部11、制御部13、内部記憶部15等を備える。
データ送受信部7は、LAN等のネットワークを介して画像形成装置3とPC5との間でデータの送受信を行わせるインターフェイスである。実施例1のデータ送受信部7は、画像付きレポートL1に対する出力部としても機能し、画像付きレポートL1の送信出力が要求される場合に、画像付きレポートデータをPC5等の特定の送信先に送信出力する。
操作パネル部9は、タッチパネル式の画面等を備え、画像形成装置3に対する操作入力や操作状況の表示を行う。実施例1の操作パネル部9は、画像付きレポートL1に対する出力部としても機能し、画像付きレポートL1の表示出力が要求される場合に、画像付きレポートを画面上に表示する。
印刷部11は、印刷ジョブの実行時等に、画像データに対する処理として用紙上に画像を形成する。実施例1の印刷部11は、画像付きレポートL1に対する出力部として機能し、画像付きレポートL1の印刷出力が要求される場合に、画像付きレポートL1を印刷出力する。
内部記憶部15は、画像形成装置3に内蔵され、処理に必要なデータやプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)等を備える。内部記憶部15は、画像付きレポートを構成するレポート用画像データを記憶する。
レポート用画像データは、画像付きレポートL1に表示される画像(以下、「レポート用画像」と称する)Iに対応するデータであり、少なくとも入力された画像データの一部で構成される。例えば、画像データが複数ページの場合は、フロントページ又は1ページ目の画像に対応する画像データである。ただし、画像データが1ページのみの場合は、入力された画像データ全体をレポート用画像データとしてもよい。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置であり、画像形成装置3の各部を制御して各種の機能を実現させる。実施例1の制御部13は、内部記憶部15内の画像形成プログラムを実行することにより、ベースレポート作成部17、ベースレポートデータ送信部19、記憶制御部21、ベースレポートデータ受付部23、画像付きレポート作成部25、出力制御部27として機能する。
ベースレポート作成部17は、ベースレポート作成機能を実現し、入力された画像データに対する画像形成装置3での処理結果を示すベースレポートL2を作成する。実施例1では、画像データがジョブとして入力されるため、ベースレポートL2は、ジョブの実行結果を画像データに対する処理結果として示す。なお、図2では、ジョブが送信ジョブである場合の例である。
ベースレポートL2は、画像付きレポートL1からレポート用画像Iを除いたレポートであり、例えばテキストのみで構成される。ベースレポートL2のデータ形式は、各種のものを採用することが可能であるが、実施例1においてPDF(Portable Document Format)となっている。
ベースレポートデータ送信部19は、ベースレポートデータ送信機能を実現し、作成されたベースレポートL2のベースレポートデータを外部記憶部35に送信して記憶させる。実施例1では、ベースレポートデータ送信部19がベースレポートデータをPC5に送信してPC5内の外部記憶部35に記憶させる。ベースレポートデータの送信先は、実施例1においてPC5としているが、画像データによるジョブの実行指示元やジョブによって指定された送信先等とすることが可能である。
記憶制御部21は、記憶制御機能を実現し、画像データの少なくとも一部であるレポート用画像Iのレポート用画像データを内部記憶部15に記憶する。内部記憶部15内のレポート用画像データは、外部記憶部35に記憶されたベースレポートデータと関連付けられている。
例えば、レポート用画像データは、関連するベースレポートデータと共通の情報を有することで関連付けられる。実施例1では、画像形成装置3でのジョブの実行結果を画像付きレポートL1で表示するため、共通の情報としてジョブの識別情報であるジョブ番号が用いられる。ベースレポートデータには、更に画像形成装置3の識別情報であるシリアル番号が含まれる。
また、記憶制御部21は、画像付きレポートL1が作成された場合に、内部記憶部15から対応するレポート用画像データを削除する。
ベースレポートデータ受付部23は、ベースレポートデータ受付機能を実現し、外部記憶部35に記憶させたベースレポートデータの入力を受け付ける。ベースレポートデータの入力は、後述するようにPC5からベースレポートデータが送信されたときに、送信されたベースレポートデータを画像形成装置3で受信することで行われる。
画像付きレポート作成部25は、画像付きレポート作成機能を実現し、ベースレポートデータの入力を受け付けたときに、内部記憶部15内の関連するレポート用画像データに基づくレポート用画像Iをベースレポートデータに基づくベースレポートL2に結合した画像付きレポートL1を作成する。
出力制御部27は、出力制御機能を実現し、作成された画像付きレポートL1を、指定された出力態様に応じてデータ送受信部7、操作パネル部9、及び印刷部11の何れかの出力部によって出力させる。出力態様の指定は、画像形成装置3において事前に設定しておくことが可能である。実施例1では、出力態様として印刷出力が設定されている。
PC5は、情報処理端末であり、実施例1において画像形成装置3にジョブの実行を指示したユーザーが管理する。PC5は、データ送受信部29、操作部31、表示部33、外部記憶部35、制御部37等を備える。
データ送受信部29は、LAN等のネットワークを介して画像形成装置3とPC5との間でデータの送受信を行わせるインターフェイスである。操作部31は、マウスやキーボード等の入力機器であり、PC5への操作入力を可能とする。表示部33は、モニター等の出力機器であり、PC5への操作状況等を表示する。外部記憶部35は、画像形成装置3に対する外部記憶部であり、PC5に内蔵されたROM、RAM、HDD等を有する。制御部37は、CPU等の演算処理装置である。
制御部37は、外部記憶部35内のプログラムを実行することにより、ベースレポート処理部39、レポート出力指示部41として機能する。
ベースレポート処理部39は、ベースレポート処理機能を実現し、画像形成装置3から送信されたベースレポートデータを外部記憶部35内に記憶する。また、ベースレポート処理部39は、ベースレポートデータに基づくベースレポートL2を表示部33上に表示する。
レポート出力指示部41は、レポート出力指示機能を実現し、PC5での操作部31によるユーザーの操作を通じ、画像形成装置3に対して画像付きレポートL1の出力を指示(出力指示)する。
出力指示は、外部記憶部35内のベースレポートデータを画像形成装置3に送信することで行われる。なお、出力指示には、画像付きレポートL1の出力態様を指定する送信出力要求、表示出力要求、又は印刷出力要求等を含めてもよい。この場合は、送信出力要求、表示出力要求、又は印刷出力要求に応じて、画像形成装置3において画像付きレポートL1の出力を行わせることが可能である。
[画像付きレポートの出力処理]
図3は、図1の画像付きレポート出力システム1による画像付きレポートL1の出力処理の流れを示すフローチャートである。
実施例1の画像付きレポートL1の出力処理は、画像形成装置3での印刷ジョブや送信ジョブ等のジョブの実行が終了することで開始される。ジョブは、成功又は失敗の何れの場合においても終了するため、ジョブの実行の終了は、ジョブの成功又は失敗の実行結果を確定させることになる。このジョブの成功又は失敗の実行結果に対し、画像付きレポートL1が作成される。
実施例1の画像付きレポートL1の出力処理は、まずステップS1において「ベースレポートの作成」が実行される。すなわち、画像形成装置3のベースレポート作成部17は、ジョブの実行結果をテキスト等で示し、且つレポート用画像Iを含まないベースレポートL2を作成する。このとき、ベースレポートL2のベースレポートデータには、ジョブを実行した画像形成装置3のシリアル番号及びジョブ番号を付加する。
次いで、ステップS2では、「ベースレポートデータの送信及び記憶」が実行される。すなわち、画像形成装置3のベースレポートデータ送信部19は、ステップS1で作成されたベースレポートL2のベースレポートデータを、PC5に送信して外部記憶部35に記憶させる。このとき、ベースレポートデータは、レポート用画像データが含まないため、データ容量が小さく、ネットワークトラフィックの増大を抑制することができる。
なお、PC5では、受信したベースレポートデータを記憶するだけでなく、ベースレポートデータに基づくベースレポートL2を、表示部33に表示してジョブの実行を指示したユーザーに確認させることができる。
ステップS3では、「レポート用画像データの記憶」が実行される。すなわち、画像形成装置3の記憶制御部21は、ジョブの実行によって処理された画像データの少なくとも一部を、レポート用画像データとして内部記憶部15に記憶する。このとき、レポート用画像データには、ジョブを実行した画像形成装置3のジョブ番号が付加される。
なお、ステップS3の処理は、ステップS1やS2と並列して行ってもよい。また、ステップS3は、ステップS1又はS2の前に実行することも可能である。何れにしても、ベースレポートL2のベースレポートデータ及びレポート用画像Iのレポート用画像データを分離して、それぞれ外部記憶部35及び内部記憶部15に記憶できる。
こうしてベースレポートデータ及びレポート用画像データが分離して記憶されると、PC5からの出力ジョブを画像形成装置3で受信すれば画像付きレポートL1を出力できる状態となる。
これに応じ、ステップS4では、「ベースレポートデータを受信したか?」の判断が実行される。すなわち、画像形成装置3のベースレポートデータ受付部23は、PC5から送信されたベースレポートデータを受信したか否かを判断する。
PC5からのベースレポートデータの送信は、例えば、PC5でベースレポートL2を表示等によって確認したユーザーが、ベースレポートL2について画像付きレポートL1の出力を望む場合に行う。すなわち、ベースレポートデータは、ユーザーが望むタイミングで画像付きレポートL1の出力指示をPC5で入力することによって、画像形成装置3側に送信される。
こうしてPC5から送信されたベースレポートデータを画像形成装置3で受信した場合はステップS5へ移行し(YES)、ベースレポートデータを画像形成装置3で受信しない限りステップS4の判断が実行される(NO)。
ステップS5では、「画像付きレポートの作成」が実行される。すなわち、画像形成装置3の画像付きレポート作成部25は、ステップS4でのベースレポートデータの受信による入力受け付けに応じ、関連するレポート用画像データに基づくレポート用画像Iをベースレポートデータに基づくベースレポートL2に結合した画像付きレポートL1を作成する。なお、ステップS5の画像付きレポートの作成処理の詳細は後述する。
画像付きレポートL1が作成されると、ステップS6において「レポートの出力」が実行される。すなわち、画像形成装置3の出力制御部27は、ステップS5で作成された画像付きレポートL1を印刷部11によって印刷出力させる。
画像付きレポートL1の印刷出力後は、画像形成装置3の記憶制御部21が画像付きレポートL1に結合されたレポート用画像Iのレポート用画像データを内部記憶部15から削除し、画像付きレポートL1の出力処理が終了する。
[画像付きレポートの作成処理]
図4は、画像付きレポートL1の作成処理の流れを示すフローチャートである。
画像付きレポートL1の作成処理は、図3のステップS5の詳細であり、ベースレポートデータが受け付けられることに応じて開始される。
ステップS21では、「ベースレポートデータの解析」が実行される。すなわち、画像形成装置3の画像付きレポート作成部25は、ベースレポートデータを解析して、ベースレポートデータから画像形成装置3のシリアル番号及びジョブ番号を検索する。ここでの検索は、シリアル番号及びジョブ番号がテキスト情報であるから、テキスト検索となる。
次いで、ステップS22では、「シリアル番号及びジョブ番号が存在したか?」の判断が実行される。すなわち、画像付きレポート作成部25は、ステップS21での検索結果に基づいて、ベースレポートデータに付加されているシリアル番号及びジョブ番号が存在するか否かを判断する。
ベースレポートデータにシリアル番号及びジョブ番号が存在する場合は、ベースレポートデータが画像付きレポートL2の作成対象となり得ることになり、ステップS23へ移行する(YES)。
一方、ベースレポートデータにシリアル番号及びジョブ番号が存在しない場合は、ベースレポートデータが画像付きレポートL2の作成対象となり得ず、ステップS27へ移行する(NO)。
ステップS23では、「シリアル番号が自装置のシリアル番号と一致しているか?」の判断が実行される。すなわち、画像付きレポート作成部25は、ベースレポートデータのシリアル番号と自装置である画像形成装置3に付与されているシリアル番号とを比較する。
この結果、両シリアル番号が一致している場合は、ベースレポートデータが自装置(画像形成装置3)での画像付きレポートL2の作成対象となり得るものとなり、ステップS24へ移行する(YES)。
一方、両シリアル番号が一致しない場合は、ベースレポートデータが画像形成装置3での画像付きレポートL2の作成対象とはなり得ず、ステップS27へ移行する(NO)。
ステップS24では、「ジョブ番号が一致するレポート用画像データが存在するか?」の判断が実行される。すなわち、画像付きレポート作成部25は、ベースレポートデータ中のジョブ番号をキーに、同一のジョブ番号を有するレポート用画像データを内部記憶部15から検索する。
この結果、レポート用画像データが検索された場合は、ベースレポートデータに関連するレポート用画像データが存在するものと判断され、画像付きレポートL2を作成可能となってステップS25へ移行する(YES)。
一方、レポート用画像データが検索されなかった場合は、ベースレポートデータに関連するレポート用画像データが存在せず、画像付きレポートL2を作成不可能であり、ステップS27へ移行する(NO)。
ステップS25では、「ベースレポートデータの変換」が実行される。すなわち、画像付きレポート作成部25は、PDF形式のベースレポートデータを画像形成装置3で処理可能な画像に変換する。
次いで、ステップS26では、「ベースレポートとレポート用画像との結合」が実行される。すなわち、画像付きレポート作成部25は、ベースレポートデータに基づくベースレポートL2にレポート用画像データに基づくレポート用画像Iを結合して、画像付きレポートL1を作成する。
こうして画像付きレポートL1が作成されると、画像付きレポートL1の作成処理が終了し、図3のステップS6において画像付きレポートL1が印刷出力されることになる。
一方、ステップS27では、ステップS25と同様に「ベースレポートデータの変換」が実行され、画像付きレポート作成部25がPDF形式のベースレポートデータを画像形成装置3で処理可能な画像に変換する。これにより処理が終了すると、図3のステップS6においてベースレポートデータに基づくベースレポートL1のみが印刷出力されることになる。
[実施例1の効果]
以上説明したように、実施例1の画像形成装置3は、入力された画像データに対する自装置での処理結果であるジョブの実行結果を示すベースレポートL2を作成するベースレポート作成部17と、作成されたベースレポートL2のベースレポートデータをPC5の外部記憶部35に送信して記憶させるベースレポートデータ送信部19と、画像データの少なくとも一部をレポート用画像データとして内部記憶部15に記憶する記憶制御部21と、外部記憶部35に記憶させたベースレポートデータの入力を受け付けるベースレポートデータ受付部23と、ベースレポートデータの入力を受け付けたときに内部記憶部15内の関連するレポート用画像データに基づくレポート用画像Iをベースレポートデータに基づくベースレポートL2に結合した画像付きレポートL1を作成する画像付きレポート作成部25と、作成された画像付きレポートL1を出力させる出力制御部27とを備える。
従って、画像形成装置3は、画像付きレポートL1を構成するベースレポートデータ及びレポート画像データを分離して、それぞれ外部記憶部35及び内部記憶部15に記憶させることができる。
このため、実施例1では、画像形成装置3の内部記憶部15内にレポート用画像データのみを記憶しておけばよく、画像付きレポートL1を出力するために内部記憶部15の記憶領域が圧迫されることを抑制できる。
また、実施例1では、ベースレポートデータをPC5の外部記憶部35に送信して記憶するため、ベースレポートデータ及びレポート画像データの分離した記憶を利用して、ジョブの実行を指示したユーザーにベースレポートデータに基づくベースレポートL2を確認させることが可能となる。
さらに、実施例1では、ベースレポートデータからレポート用画像データが除かれているため、ベースレポートデータの送信によるネットワークトラフィックの増大を抑制できる。
また、実施例1では、ユーザーが望むタイミングでベースレポートデータをPC5から送信させ、送信されたベースレポートデータを画像形成装置3で受け付けて、画像付きレポートL1を作成し出力することができる。
このため、実施例1では、画像付きレポートL1の出力をユーザーの望むタイミングで行わせることができ、ユーザーの認証等を行わなくても、セキュリティを向上することができる。
すなわち、画像付きレポートL1は、レポート用画像Iを含むため、ジョブの実行結果をユーザーに簡易に把握させることができる反面、他のユーザーがレポート用画像Iを見ることによって情報が漏えいしやすい。
これに対し、実施例1では、ユーザーの望むタイミングで画像付きレポートL1を出力可能とすることにより、そのような情報漏えいを防止でき、セキュリティが向上することになる。
特に、実施例1では、画像付きレポートL1を印刷出力するため、他のユーザーに印刷された画像付きレポートL1を見られるおそれが高くなるから有利である。
また、実施例1では、記憶制御部21が、画像付きレポートL1が出力された場合に、対応するレポート用画像データを内部記憶部15から削除するので、不要なレポート用画像データによる内部記憶部15内の記憶容量の圧迫を抑制できる。
なお、実施例1では、画像付きレポートL1が出力されても対応するレポート用画像データを内部記憶部15から削除しない構成としてもよい。この場合は、画像付きレポートL1を再度印刷出力することが可能となる。
上記の画像形成装置3を備える画像付きレポート出力システム1は、外部記憶部35を有する外部処理端末としてのPC5を備えるから、画像形成装置3とPC5との協働によって、上記の画像形成装置3の効果を奏することができる。
図5は、本発明の実施例2に係る画像形成装置を有する画像付きレポート出力システムを示すブロック図である。なお、実施例2は、基本構成が実施例1と共通するため、対応する構成部分に同符号を付して重複した説明を省略する。
実施例2の画像付きレポート出力システム1は、画像形成装置3だけでなく、PC5においても画像付きレポートL1を作成可能としたものである。
すなわち、PC5の制御部37は、画像付きレポート作成部43としても機能する。PC5の画像付きレポート作成部43は、ベースレポートデータとレポート用画像データとがPC5と画像形成装置3とに分離して記憶されている状態において、画像形成装置3からレポート用画像データを取得して画像付きレポートL1を作成する。
レポート用画像データの取得は、画像付きレポート作成部43が、ベースレポートデータに含まれるシリアル番号に対応する画像形成装置3からジョブ番号に対応するレポート用画像データを取得する。レポート用画像データの取得時には、画像形成装置3にジョブ番号を通知して、対応するレポート用画像データの送信を要求すればよい。
このように、実施例2では、PC5でも画像付きレポートL1を作成可能とすることにより、PC5において画像付きレポートL1を確認することができる。
その他、実施例2においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
3 画像形成装置
5 PC(外部処理端末)
15 内部記憶部
17 ベースレポート作成部
19 ベースレポートデータ送信部
21 記憶制御部
23 ベースレポートデータ受付部
25 画像付きレポート作成部
27 出力制御部
35 外部記憶部

Claims (7)

  1. 入力された画像データに対する自装置での処理結果を示しており、外部処理端末で表示可能なデータ形式のベースレポートを作成するベースレポート作成部と、
    前記作成されたベースレポートのベースレポートデータを外部記憶部に送信して記憶させるベースレポートデータ送信部と、
    前記画像データの少なくとも一部を内部記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記外部記憶部に記憶させたベースレポートデータの入力を受け付けるベースレポートデータ受付部と、
    前記ベースレポートデータの入力を受け付けたときに前記内部記憶部内の関連する画像データに基づく画像を前記ベースレポートデータに基づくベースレポートに結合した画像付きレポートを作成する画像付きレポート作成部と、
    前記作成された画像付きレポートを出力させる出力制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記出力制御部は、前記作成された画像付きレポートを印刷出力させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記記憶制御部は、前記画像付きレポートが出力された場合に、対応する画像データを前記内部記憶部から削除する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記ベースレポートデータ受付部は、前記外部処理端末におけるユーザーの出力指示に基づく前記入力を受け付ける、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の画像形成装置を備える画像付きレポート出力システムであって、
    前記画像形成装置から送信された前記ベースレポートデータを記憶する前記外部記憶部と、前記記憶されたベースレポートデータに基づく前記ベースレポートを表示する表示部とを有する外部処理端末を備える、
    ことを特徴とする画像付きレポート出力システム。
  6. 請求項5に記載のレポート出力システムであって、
    前記外部処理端末は、
    操作部と、
    前記操作部によるユーザーの操作を通じ、前記画像形成装置に対して前記画像付きレポートの出力指示を行うレポート出力指示部とを有し、
    前記ベースレポートデータ受付部は、前記レポート出力指示部からの前記出力指示に基づく前記入力を受け付ける、
    ことを特徴とする画像付きレポート出力システム。
  7. 入力された画像データに対する自装置での処理結果を示しており、外部処理端末で表示可能なデータ形式のベースレポートを作成するベースレポート作成機能と、
    前記作成されたベースレポートのベースレポートデータを外部記憶部に送信して記憶させるベースレポートデータ送信機能と、
    前記画像データの少なくとも一部を内部記憶部に記憶する記憶制御機能と、
    前記外部記憶部に記憶させたベースレポートデータの入力を受け付けるベースレポートデータ受付機能と、
    前記ベースレポートデータの入力を受け付けたときに前記内部記憶部内の関連する画像データに基づく画像を前記ベースレポートデータに基づくベースレポートに結合した画像付きレポートを作成する画像付きレポート作成機能と、
    前記作成された画像付きレポートを出力させる出力制御機能と、
    をコンピューターに実現させることを特徴とする画像形成プログラム。
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