JP6413856B2 - 電気自動車 - Google Patents

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本発明は、電気自動車に関する。
特許文献1には、ラゲージスペースに設置された電池を冷却する車両が開示されている。
特開2008−277180号
後輪側に走行用のモータが搭載された車両では、インバータで発生したサージ電圧によるモータへの影響を抑制するために、インバータからモータへの電気ケーブルを短くすることが好ましく、インバータとモータとの距離は近い方が望ましい。また、インバータの浸水等を回避するために、車両後方側のラゲージスペースにインバータを配置することが好ましい。このような場合、リアエアコンユニットからの送風により、インバータを冷却できることが好ましい。
しかしながら、リアエアコンユニットの送風がインバータに間接的に供給されるのみでは、インバータを十分に冷却できないおそれがある。また、このようなラゲージスペースに配置されたインバータ専用の冷却システムを構築する場合、冷却システムが複雑化し、車両の重量の増大を招くおそれもある。
本発明は、簡易な構成で車両後方側のラゲージスペース内に配置されたインバータの冷却性を確保した電気自動車を提供する。
本発明は、車両の後輪側に搭載された走行用のモータと、前記車両の車室よりも後方側のラゲージスペースに搭載され、供給された電力を直流から交流に変換して前記モータに供給するインバータと、前記ラゲージスペースに搭載されたリアエアコンユニットと、前記リアエアコンユニットに接続され、冷媒が流通する冷媒配管と、を備え、前記インバータは、前記冷媒配管に隣接して配置されている、電気自動車を提供する。
本発明によれば、簡易な構成で車両後方側のラゲージスペース内に配置されたインバータの冷却性を確保した電気自動車を提供できる。
本実施例の車両の後方を側面から見た図である。 車両の後方の底面を示した図である。 ラゲージルームを車両の後方から見た拡大図である。 ラゲージルームを車両の上方から見た図である。
本実施例では、電気自動車の一例として燃料電池車である車両1について説明する。図1は、本実施例の車両1の後方を側面から見た図である。図2は、車両1の後方の底面を示した図である。図3は、ラゲージルーム5rを車両1の後方から見た拡大図である。図4は、ラゲージルーム5rを車両1の上方から見た図である。図1に示すように、車両1は、ボディ3、2つのタンクT、不図示の燃料電池スタック、モータM、二次電池51、後輪W等を備える。
2つのタンクTは、燃料電池スタックに供給されて燃料電池スタックの発電に利用される水素ガスを貯蔵している。2つのタンクTの一方は、長手方向を車両1の前後方向に配置され、他方は一方よりも車両1の後方側に配置され長手方向を車幅方向に配置されている。車両1の前方側のタンクTは、センタートンネルパネル13の下側にバンドBにより固定されている。車両1の後方側のタンクTは、フロアパネル11にバンドBにより固定されている。後方側のタンクTの近傍にはタンクTからの水素ガスの圧力を調整するレギュレータRが設けられている。
モータMは、燃料電池スタック又は二次電池51の電力により、ドライブシャフトDSを介して後輪Wを駆動させる走行用のモータであり、マウント部mを介してリアサスペンションメンバ30に固定され、後輪W側に配置されている。モータMは、動力をドライブシャフトDSに伝達するトランスアクスルが一体化されている。トランスアクスルは、減速機構及び差動機構を含む動力伝達機構である。リアサスペンションメンバ30は、不図示のリアサイドメンバに吊り下げられ、不図示の後輪W用のリアサスペンションを支持している。リアフロアパネル11rの下面側に、モータMやスペアタイヤSWが配置され、上面側に二次電池51等が配置されている。尚、スペアタイヤSWの代わりに工具やエアサスアクチュエータ等が搭載されていてもよい。
二次電池51は、燃料電池スタックの電力を充電し、モータMを駆動する。DC−DCコンバータ(以下、コンバータと称する)53は、燃料電池スタックや二次電池51からの出力電圧を昇圧して電力をパワーコントロールユニット(以下、PCUと称する)55へ出力する。PCU55は、コンバータ53により昇圧された電力の直流出力を交流に変換して、モータM等に供給するインバータである。PCU55とモータMとはケーブルCにより電気的に接続されている。
二次電池51、コンバータ53、PCU55は、車室5より後方にあるラゲージルーム5r内に配置されており、これらの浸水が抑制され、またPCU55の騒音が車室5内に伝わることが抑制されている。ラゲージルーム5rは、リアフロアパネル11r、リアパネル16、アッパーバックパネル17、仕切板18により囲まれた空間であり、モータMの上方に位置する。リアフロアパネル11r、リアパネル16、アッパーバックパネル17は、金属製であるため、PCU55からの電磁波が車室5側に伝わることが抑制されている。ケーブルCは、グロメットGを介してリアフロアパネル11rに挿通されている。モータMのできる限り近くにPCU55が配置されて両者を接続するケーブルCもできる限り短いものが採用されているため、PCU55の電流変換時のサージ電圧に起因するモータMの制御への影響を抑制している。
リアエアコンユニット60は、後部シートS周辺の空調に用いられるものであり、ラゲージルーム5r内に配置されている。後部シートSよりも後方の横側にラゲージルーム5rに連通した不図示のダクトが設けられ、後部シートS周辺の空気がラゲージルーム5r内に導入される。ラゲージルーム5r内のリアエアコンユニット60により空気が吸熱される。吸熱された空気は、後述する二次電池51等の周辺を通過して不図示のダクトを介して後部シートSの上方に設けられた不図示の吹出口を介して後部シートS周辺に送られる。ラゲージルーム5r内では、リアエアコンユニット60の下方にコンバータ53、PCU55が配置され、コンバータ53、PCU55の下方に二次電池51が配置されている。リアエアコンユニット60内には、内部の冷媒の気化の伴う吸熱により雰囲気を冷却する不図示のエバポレータと、エバポレータに送風して冷却空気を車室内に供給する不図示のブロアとを備えている。エバポレータ内への冷媒の供給は、冷媒配管63、65を介して行われる。エバポレータとブロアとにより、冷却された空気は、図1の矢印Frに示すように、二次電池51、コンバータ53、PCU55側に供給されてこれらが冷却される。
また、リアエアコンユニット60のエバポレータ内への冷媒の供給は、冷媒配管63、65により行われる。ここで、図1、図4に示すように、冷媒配管65の一部はPCU55に隣接して対向し、冷媒配管63はコンバータ53に隣接して対向している。このため、冷媒配管65側からPCU55側へ流れる空気は、冷媒配管65により吸熱されてからPCU55へと流れる。同様に、冷媒配管63側からコンバータ53側へ流れる空気も、冷媒配管63により吸熱されてからコンバータ53へと流れる。また、コンバータ53,PCU55側から二次電池51へと空気が流れる。これにより、二次電池51、コンバータ53、PCU55の冷却性が確保されている。尚、冷媒配管65とPCU55は非接触であり、冷媒配管63とコンバータ53とも非接触である。
また、車両1の前方側に搭載されている不図示のフロントエアコンユニットは、車室5内への空調に用いられる。フロントエアコンユニット及びリアエアコンユニット60は、同一の冷媒が循環する経路上に配置されている。フロントエアコンユニットにより冷却された空気の一部は、図1の矢印Fで示すように、車室5内の上部を車両前方側から後方側に流れ、アッパーバックパネル17の通気孔17aを介してラゲージルーム5r内に導入される。
車室5からラゲージルーム5r内に導入された空気は、上方から下方に流れ、図1に示すように、冷媒配管63、65側からコンバータ53、PCU55側へと流れる。これによっても、車室5からラゲージルーム5r内へ流れた空気がラゲージルーム5r内で冷媒配管63、65により吸熱されて冷却される。このように冷却された空気がコンバータ53、PCU55、二次電池51側へ流れ、これらの冷却性が確保されている。
尚、リアエアコンユニット60のブロアが停止又は低速で回転している場合であっても、冷媒配管63、65は、フロントエアコンユニットにより車室5からラゲージルーム5r内に導入された空気に曝される。これにより、車室5からラゲージルーム5r内に導入された空気が吸熱されて、冷媒配管63、65にそれぞれ隣接したコンバータ53、PCU55の冷却性を確保できる。特に、PCU55は、少なからず電力損失が生じ高温になりやすいため、上記構成は有効である。尚、冷媒配管65とPCU55の位置関係は、ラゲージルーム5r内で冷媒配管65側からPCU55側に空気が流れる方向から見てこれらの少なくとも一部が重なっていればよい。冷媒配管63とコンバータ53との位置関係も同様である。
尚、PCU55等の冷却性を確保するために、車両1の前方にラジエータを配置してラジエータとPCU55との間で冷却水をポンプにより循環させる冷却システムを新たに設けることが考えられる。しかしながら、このようなシステムは、部品点数や重量の増大に起因する燃費の悪化や、コストの増大を招くおそれがある。本実施例では、上記構成によりこのような問題を抑制しつつ簡易な構成によりPCU55等の冷却性を確保できる。
二次電池51、コンバータ53、PCU55は、比較的剛性の高いリアサスペンションメンバ30、モータM、ドライブシャフトDSの上方に位置している。このため、例えば後方衝突時には、リアサスペンションメンバ30、モータM、ドライブシャフトDSにより、二次電池51、コンバータ53、PCU55の損傷を抑制できる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
コンバータ53はなくてもよい。二次電池51の代わりに燃料電池をラゲージルーム5rに配置してもよい。モータMは、前輪よりも後輪Wに近い位置に設けられていればよい。上記実施例では燃料電池車を例に説明したが、本発明は燃料電池車以外の電池を用いて走行する電気自動車、又はモータとエンジンとにより走行するハイブリッド車にも適用できる。
1 車両
5r ラゲージルーム
51 二次電池
53 コンバータ
55 CPU(インバータ)
60 リアエアコンユニット
63、65 冷媒配管
M モータ
T タンク

Claims (1)

  1. 車両の後輪側に搭載された走行用のモータと、
    前記車両の車室よりも後方側のラゲージスペースに搭載され、供給された電力を直流から交流に変換して前記モータに供給するインバータと、
    前記ラゲージスペースに搭載されたリアエアコンユニットと、
    前記リアエアコンユニットに接続され、冷媒が流通する冷媒配管と、を備え、
    前記インバータは、前記冷媒配管に隣接して配置されている、電気自動車。
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