JP6413737B2 - 車両用情報提供装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の利用者に各種情報を表示する車両用情報提供装置に関し、特に、道路標識情報を含む規制情報を表示する車両用情報提供装置に関するものである。
道路に設置された道路標識情報、道路表示情報、信号機情報を含む規制情報を検知して、車両の利用者がこれらの規制情報を見逃さないように報知するシステム(車両用情報提供装置)が提案されている。例えば下記特許文献1では、道路標識等に規制情報を出力する送信機を付設し、車両側の受信機でこの規制情報を受信してディスプレイ、スピーカ、警報器等を介して報知する道路標識検知システムが開示されている。ディスプレイの表示画面には、通行中の道路区間に関する区間規制情報と、これから進入しようとする交差点に関する交差点規制情報とその信号機情報、並びに制限速度の超過を注意喚起するための警報灯が表示される。さらに、例えば車両が制限速度を超過して走路を走行中の場合、スピーカ(音声)によって警告が発せられる等の工夫がなされている。
特開平8−269921号公報
上述した特許文献1に記載の道路標識検知システムにあっては、規制情報を車両の利用者へディスプレイ、スピーカ、警報器等の報知手段を介して報知することにより、利用者が規制情報を見逃したり、または規制に違反しそうになっている(規制に違反している)場合には、これらのことを自動的に利用者に報知し、注意を促すことが可能となる。ところで、これらの規制情報を車両の利用者へ、既存のディスプレイを利用して提示するとき、規制情報の表示レイアウトに関して改善の余地があった。
特に、既存のディスプレイが車両用計器(車両用情報提供装置)に備えられる計器用ディスプレイ(表示部)であるとすると、この計器用ディスプレイには、通常、車両の走行速度等の車両状態情報が表示されており、新たに規制情報を車両状態情報が表示された計器用ディスプレイへ単に追加して表示することは、計器用ディスプレイにおいて、表示される情報量の増加に繋がるため、車両状態情報を視認しながら車両を運転している車両の利用者の負荷が増えることが予想され、ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)の観点から考えると、望ましいものではなかった。例えば車両が自動二輪車である場合、車両の構造上、専用のディスプレイを搭載する場所が限定されるので、既存のディスプレイ(計器用ディスプレイ)を利用することが想定される。
そこで、本発明は前述した改善点に着目し、車両の利用者へ道路標識情報を表示部を用いて提供する場合、表示部に表示される車両状態情報と関連付けて表示することで、道路標識情報の視認時間を必要最小限に抑え、ヒューマン・マシン・インターフェイスを向上させることが可能な車両用情報提供装置の提供を目的とするものである。
本発明は、利用者に対し車両走行関連情報を表示する表示部と、前記表示部を動作させる制御手段とを備えた車両用情報提供装置において、前記制御手段は、車両情報入力手段もしくは多重通信入出力手段の少なくとも一方を介して前記車両走行関連情報及び道路に設置された道路標識情報を受信すると、前記車両走行関連情報及び前記道路標識情報に基づいて、前記車両走行関連情報を前記表示部に表示させるとともに、前記道路標識情報を前記車両走行関連情報のうち車両の経路を案内するための経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させ、前記経路案内情報を更新するとき、前記道路標識情報を前記経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする。
また本発明は、利用者に対し車両走行関連情報を表示する表示部と、前記表示部を動作させる制御手段とを有し、接続手段を介して外部機器と接続される車両用情報提供装置において、前記車両用情報提供装置は、前記外部機器から出力される少なくとも道路に設置された道路標識情報を取得可能であり、前記制御手段は、前記車両走行関連情報及び前記道路標識情報に基づいて、前記車両走行関連情報を前記表示部に表示させるとともに、前記道路標識情報を前記車両走行関連情報のうち車両の経路を案内するための経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させ、前記経路案内情報を更新するとき、前記道路標識情報を前記経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする。
また本発明は、前記道路標識情報は一時停止情報であることを特徴とする。
本発明は、車両の利用者へ道路標識情報を表示部を用いて提供する場合、表示部に表示される車両走行関連情報と関連付けて表示することで、道路標識情報の視認時間を必要最小限に抑え、ヒューマン・マシン・インターフェイスを向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供できる。
本発明の第1実施形態による車両用通信システムと各種電装品の接続状態を示すブロック図。 同実施形態による車両用情報提供装置のブロック図。 (a)は同実施形態による車両用情報提供装置の一例を示す概観図。 (a)は同実施形態による第1の表示モードにおける表示部の表示レイアウトを示す図であり、(b)は同実施形態による第1の表示モードにおいて、制御手段が制限速度情報を受信した際の表示部の表示レイアウトを示す図である。 (a)は同実施形態による車両の走行速度の時間的推移を示す図であり、(b)は同実施形態による上記時間的推移に基づく制限速度情報の表示処理を示すタイミングチャートである。 (a)は本発明の第2実施形態による第2の表示モードにおける表示部の表示レイアウトを示す図であり、(b)は同第2実施形態による第2の表示モードにおいて、制御手段が一時停止情報を受信した際の表示部の表示レイアウトを示す図である。 同第2実施形態による一時停止情報を表示させる際のタイミングチャートを示す図。 本発明の第3実施形態による車両用通信システムと各種電装品の接続状態を示すブロック図。
(第1実施形態)以下、図1〜図5に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図1中、100は車両を示している。また101は車両用通信システムであり、この車両用通信システム101は、車両用情報提供装置(ここでは車両用計器とする)102と、携帯情報機器である外部機器(ここではスマートフォンとする)103と、車両用情報提供装置102と外部機器103とを接続する接続手段104とから構成される。
車両用情報提供装置102は、車内LAN(多重通信ライン)105を介して、オーディオ106、エアコン107、ボディ制御部108、エンジン制御部109等の電装品と接続されている。また、接続手段104を介して車両用情報提供装置102と接続される外部機器103は、通信手段110を介してインターネットとの接続も可能である。
次に、図2を用いて、車両用情報提供装置102と外部機器103とから主に構成される車両用通信システム101の構成を詳細に説明する。車両用情報提供装置102は、車両の各種状態に関する各情報(車両状態信号)の入出力を行う車両情報端子(車両情報入力手段)210及び多重通信入出力端子(多重通信入出力手段)211と、所定の操作手段213からの操作指示信号を入力可能な操作情報端子212と、車両インターフェース(車両I/F)手段201と、車両用情報提供装置102の制御を行う例えばマイクロコンピュータからなる第1の制御手段(制御手段)202と、第1の制御手段202の処理プログラムが格納されるフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなる第1の記憶手段(記憶手段)203と、車両の利用者に対し各種情報(車両の各種状態)を視覚的に報知する液晶表示パネルや有機ELパネル等の第1の表示部(表示部)204と車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を聴覚的に報知するスピーカ等の第1の発音体205とからなる第1の報知手段206と、第1の表示部204と第1の発音体205と各種アナログ式(指針式)計器207との駆動制御を兼ねた第1の駆動手段208と、外部機器103と接続するための接続手段104を構成する無線通信手段としての第1の通信部(ここではBluetooth(登録商標)とする)209とを有している。
また、各種アナログ式計器207は、詳細図示省略するが、車両の速度をアナログ指示する速度計と、車両のエンジン回転数をアナログ指示する回転計と、タンク内燃料量をアナログ指示する燃料計と、エンジン冷却水の温度をアナログ表示する温度計とのうち少なくとも1つを備えている。
なお、第1の通信部209は、外部機器103に備えられる後述する第2の通信部260との間で無線通信を行うものである。つまり、第1の通信部209は、外部機器103に備えられる第2の通信部260と間でデータのやりとりが可能となる。
また、操作手段213は、車両用情報提供装置102の各種操作を行うための操作入力部からなり、例えば利用者の手が届くように車内の適宜箇所に設置されたカーソルボタンや決定ボタン等を含む略十字キー型の操作入力部を適用でき、利用者が操作手段213を操作することにより操作手段213から出力される外部機器103側への操作指示信号(遠隔操作指示信号)は、操作情報端子212並びに車両インターフェース手段201を通じて第1の制御手段202へと入力され、さらに接続手段104を介して外部機器103側へと至る。なお、操作手段213は、上述した十字キー型の操作入力部に代えてタッチパネル型の操作入力部を適用することも可能である。
外部機器103は、車両用情報提供装置102と接続するための接続手段104を構成する無線通信手段としての第2の通信部(ここではBluetooth(登録商標)とする)260と、各種センサ(ここではGPSモジュールとする)261と、インターフェース(I/F)手段251と、外部機器103の制御を行う例えばマイクロコンピュータからなる第2の制御手段252と、第2の制御手段252の処理プログラムが格納されるフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなる第2の記憶手段253と、車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を視覚的に報知するタッチパネル付ディスプレイ等の第2の表示部254と車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を聴覚的に報知するスピーカ等の第2の発音体255とからなる第2の報知手段256と、第2の表示部254と第2の発音体255の駆動制御を兼ねた第2の駆動手段257と、インターネットと接続するための通信手段110を構成する通信モジュール258とを有している。
ここで、ナビゲーション動作を行うことを想定した場合、第2の記憶手段253には、地図を表示するための地図情報や道路に設置された道路標識情報が格納されているものとする。また、第2の制御手段252は、例えばナビゲーション動作を実行する場合、GPSモジュール261から取得した現在位置情報に基づいて、第2の記憶手段253を参照して必要な道路標識情報を取得するものとする。
なお、本実施形態では、車両用情報提供装置102と外部機器103の接続手段104に無線通信手段からなる第1、第2の通信部209、260を適用したが、これに限定されるものではなく、USB等の有線接続手段からなる接続手段104を用いて車両用情報提供装置102と外部機器103とを接続することも可能である。
また、本実施形態では、第1の通信部209を車両用情報提供装置102内に設けたが、これに限定されるものではなく、例えば車内LAN105と接続される図示省略したゲートウェイ(G/W)手段を設けて、前記ゲートウェイ手段の中に第1の通信部209を内蔵することにより、車両用情報提供装置102と外部機器103とを接続することも可能である。
次に、図3〜図5を用いて、車両用情報提供装置102に備えられる第1の制御手段202が、外部機器103側から各通信部260、209経由で道路標識情報を受信したときの第1の表示部204に表示される表示レイアウトについて説明する。
ここで、接続手段104を介して外部機器103と相互に接続される車両用情報提供装置(車両用計器)102は、図3に示すように液晶表示パネルからなる第1の表示部204を備え、この第1の表示部204は、車両の利用者に対し車両の各種状態(車両の走行)に関連(関係)する車両走行関連情報を表示する計器用のディスプレイからなる。
第1の制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して前記車両状態信号を受信し、前記車両状態信号に基づいて図4(a)に示すような第1の表示モードM1に対応する車両走行関連情報を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
この車両走行関連情報を第1の表示部204に表示する第1の表示モードM1においては、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には、車両走行関連情報として、車両の走行速度を表示する車速表示部300、シフトポジションを表示するシフトポジション表示部310、燃料の残量を表示する燃料残量表示部320、車両の進行方向を示す方向指示表示部330、車両の平均燃費を表示する燃費表示部340、車両外部の気温を表示する外気温表示部350、注意喚起情報である警告表示部360が表示される。
また、この第1の表示モードM1において、第1の表示部204は、区分けされた第1の表示領域R1と第2の表示領域R2とを有する。第1の表示領域R1は、第1の表示部204の上側に位置し、車両走行関連情報のうち所定情報D1である上述した車速表示部300、シフトポジション表示部310、燃料残量表示部320、方向指示表示部330を表示するものである。
車両の走行速度を示す車速情報である車速表示部300は第1の表示領域R1の中央に表示され、シフトポジション表示部310は車速表示部300と隣接するように車速表示部300の左側に位置し、燃料残量表示部320は車速表示部300と隣接するように車速表示部300の右側に位置し、方向指示表示部330はシフトポジション表示部310と燃料残量表示部320とを挟むように第1の表示領域R1の両端側に位置している。
また、ここでの車速表示部300とシフトポジション表示部310と燃料残量表示部320と方向指示表示部330とでなる所定情報D1は、優先度が高く、車両の利用者が視認する頻度が多い車両走行関連情報となっており、第1の表示モードM1においては、所定情報D1を第1の表示領域R1へと表示させる表示レイアウトとしている。
一方、第2の表示領域R2は、第1の表示部204の下側に位置し、所定情報D1とは異なる車両走行関連情報の他の情報D2である上述した燃費表示部340、外気温表示部350、警告表示部360を表示するものである。
燃費表示部340並びに外気温表示部350は、第2の表示領域R2の左側に上下に並設された状態で表示され、燃費表示部340の真下に外気温表示部350が表示されている。
また、第1の制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して各種の警告信号(ここでは車両後部のトランクが開いていることを示すトランク開信号とする)受信すると、この警告信号に基づいて第1の表示部204を表示動作させ、これに伴い第1の表示部204における第2の表示領域R2の右側には上述した警告表示部360が表示される。この警告表示部360としては、例えば「トランクが開いています」なるメッセージ表示を適用することができる。このように、本例では、車両走行関連情報の1つに、車両の利用者に対し注意を促す注意喚起情報としての警告表示部360が含まれている。
また、ここでの燃費表示部340と外気温表示部350と警告表示部360とでなる他の情報D2は、車両の利用者が視認する頻度が少ない車両走行関連情報となっており、第1の表示モードM1においては、他の情報D2を第2の表示領域R2へと表示させる表示レイアウトとしている。なお、第1の表示モードM1が実行された際の第2の表示領域R2において、燃費表示部340及び外気温表示部350が表示される左側領域400の表示面積と、警告表示部360が表示される右側領域410の表示面積とは略等しくなっている。
次に、第1の制御手段202が、第1の表示モードM1において道路標識情報を受信したときの第1の表示部204に表示される表示レイアウトについて図4(b)を用いて説明する。なお、このとき車両用情報提供装置102は、外部機器103から出力される少なくとも道路に設置された前記道路標識情報を取得可能であるものとする。
第1の制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号を受信すると同時に、外部機器103側から各通信部260、209経由で通信情報(ここでは道路標識情報のうち制限速度情報とする)を受信し、車両状態信号及び当該通信情報に基づいて、車両走行関連情報(つまり所定情報D1及び他の情報D2)を第1の表示部204に表示させるとともに、制限速度情報としての制限速度表示部370を車両走行関連情報(所定情報D1及び他の情報D2)のうち特定の車両走行関連情報である車速表示部300の表示位置の周囲(近傍)に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
つまり、この場合、上記の道路標識情報は、少なくとも制限速度表示部370を含み、また、上記の特定の車両走行関連情報は、車両の走行速度を示す車速表示部300(車速情報)であり、第1の制御手段202は、制限速度表示部370を受信すると、制限速度表示部370を車速表示部300(車速情報)の表示位置の周囲(近傍)に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
この際、外部機器103に備えられる第2の制御手段252は、ナビゲーション動作を実行時、GPSモジュール261から取得した現在位置情報に基づいて、第2の記憶手段253を参照して接続手段104(各通信部260、209)を介して第1の制御手段202に対し車両の現在位置(車両が現在、走行している走路)に対応した前記制限速度情報を出力し、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示領域R1に表示された車速表示部300の周囲(例えば右上)には制限速度表示部370が表示される。
ここでの制限速度表示部370としては、最高速度に関する規制標識を模した表示情報からなり、例えば図4(b)に示す例では、制限速度表示部370として最高速度(制限速度)が時速50キロメートルであることを模した道路標識情報が適用されている。
次に、本実施形態における制限速度表示部370の表示処理動作の一例を図5を用いて説明する。なお、図5(a)は車両の走行速度の時間的推移を示す図であり、図5(b)は上記時間的推移に基づく制限速度表示部370の表示処理を示すタイミングチャートである。
まず、車両が停車状態から発進状態となり、その後、第1の制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号(車両が走行していることを示す車速検出信号)を受信し、当該車速検出信号に基づいて、時刻S1にて車両の走行速度(車速)が所定の車速値(ここでは時速40キロメートルとする)に達したことを検出する。
なお、ここでの所定の走行速度とは、一定の速度値に固定する必要はなく、制限速度情報に応じて可変してもよい。つまり、このことは、所定の走行速度を例えば制限速度情報から時速10キロメートルを減じた速度値としてもよいことを意味している。
次に、第1の制御手段202は、時刻S2において時刻S1から所定時間経過した(車速が確実に所定の車速値を超えた)ことを検出し、第1の表示領域R1に表示された車速表示部300(特定の車両走行関連情報)の右上に制限速度表示部370が表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。つまり、このことは、第1の制御手段202は、時刻S1(第1の時間)にて車速が所定の車速値であるとき、時刻S1から所定時間経過後の時刻S2(第2の時間)にて、制限速度表示部370を車速表示部300(車速情報)の表示位置の周囲(近傍)に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うことを意味している。
次に、第1の制御手段202は、時刻S3にて車両の走行速度が所定の走行速度(ここでは時速40キロメートルとする)未満となったことを検出する。
次に、第1の制御手段202は、時刻S4において時刻S3から所定時間経過した(車速が確実に所定の車速値を下回った)ことを検出すると、車速表示部300の右上に表示されていた制限速度表示部370を非表示状態とすべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
次に、第1の制御手段202は、時刻S5にて再び車両の走行速度が所定の車速値(ここでは時速40キロメートルとする)を超えたことを検出する。
次に、第1の制御手段202は、時刻S6にて車速が所定の車速値(時速40キロメートル)未満となったことを検出する。ここでは時刻S5から時刻S6までの間が前記所定時間より短いため、第1の制御手段202による制御のもと、第1の表示部204には制限速度表示部370が表示されないようになっている。
次に、第1の制御手段202は、時刻S7にて車速が再度、所定の車速値(ここでは時速40キロメートルとする)に達したことを検出する。そして、第1の制御手段202は、時刻S8において時刻S7から所定時間経過した(車速が確実に所定の車速値を超えた)ことを検出し、第1の表示領域R1に表示された車速表示部300(特定の車両走行関連情報)の右上に制限速度表示部370が(再度)表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
また、本例の場合、第1の制御手段202による制御のもと、時刻S2から時刻S4までの間(もしくは時刻S8以降)、車速表示部300の表示位置の周囲に制限速度表示部370が表示されているが、例えば第1の制御手段202は、時刻S2(または時刻S8)からある一定時間が経過したと判断したとき、車速表示部300の右上に表示されていた制限速度表示部370を非表示状態にすべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行ってもよい。
なお、上述したある一定時間とは、制限速度表示部370が表示されてから車両の利用者が制限速度表示部370を認識したと判断するまでの時間に設定され、具体的には図5中、時刻S2から時刻S21までの時間や時刻S8から時刻S81までの時間に設定することができる。
以上のように本実施形態では、車両用情報提供装置102は、外部機器103から出力される少なくとも道路に設置された道路標識情報を取得可能であり、第1の制御手段202は、車両走行関連情報及び道路標識情報に基づいて、車両走行関連情報(所定情報D1及び他の情報D2)を第1の表示部204に表示させるとともに、前記道路標識情報を車両走行関連情報(所定情報D1及び他の情報D2)のうち特定の車両走行関連情報である車速表示部300の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うものである。また、前記道路標識情報は、少なくとも制限速度情報としての制限速度表示部370を含み、特定の車両走行関連情報は、車両の走行速度を示す車速表示部300(車速情報)であり、第1の制御手段202は、制限速度情報を受信すると、制限速度表示部370を車速表示部300(車速情報)の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うものである。
従って、車両の利用者へ道路標識情報(ここでは制限速度表示部370)を車両用情報提供装置(車両用計器)102に備えられる第1の表示部204を用いて提供する場合、道路標識情報(制限速度表示部370)が特定の車両走行関連情報と関連付けて(例えば車速表示部300の右上に)表示されることで、利用者が道路標識情報(制限速度表示部370)を視認する視認時間を必要最小限に抑え、ヒューマン・マシン・インターフェイス(以下、HMIと言う)を向上させることが可能となる。換言すれば、車両の利用者が、新たな情報として付加される道路標識情報(制限速度表示部370)を、比較対象となる(走行時において視認する頻度の高い)車速表示部300と一緒に視認することが可能となるため、第1の表示部204に表示される情報の情報量が増えたにもかかわらず利用者の負荷の増加を必要最小限に抑えることが可能となり、HMIを向上させることができる。
また本実施形態では、第1の制御手段202は、時刻S1(第1の時間)にて車速が所定の車速値であるとき(所定の車速値を超えたとき)、時刻S1から所定時間経過後の時刻S2(第2の時間)にて、制限速度表示部370を車速表示部300(車速情報)の表示位置の周囲(近傍)に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うことにより、車両の利用者は制限速度情報を気にする車速の値のときのみ、制限速度表示部370を第1の表示部204に表示することが可能となるため、新たな情報量の提供する頻度を抑えて利用者の負荷の増加を低減することが可能である。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図6、図7に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。
図6は、第1の制御手段202が、前記第1実施形態にて採用した第1の表示モードとは異なる第2の表示モードを実行したとき、第1の表示部204に表示される表示レイアウトの一例を示している。
この第2の表示モードM2の実行時において、第1の制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号を受信すると同時に、外部機器103側から各通信部260、209経由で通信情報(ここではナビゲーション情報とする)を受信し、車両状態信号やナビゲーション情報に基づいて図6(a)に示すような第2の表示モードM2に対応する表示情報を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
つまり、第2の表示モードM2において、外部機器103に備えられる第2の制御手段252は、接続手段104(各通信部260、209)を介して第1の制御手段202に対しナビゲーション情報を出力し、第1の制御手段202は、第2の表示領域R2に経路案内情報であるナビゲーション表示部380が表示されるように第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
従って、第2の表示モードM2に対応する表示情報には、車速表示部300とシフトポジション表示部310と燃料残量表示部320と方向指示表示部330と燃費表示部340とナビゲーション表示部380とでなる車両走行関連情報が含まれている。なお、ここでのナビゲーション表示部380は車両の走行に関連する情報であることから、車両走行関連情報の1つであると定義する。
そして、これらのうち車速表示部300とシフトポジション表示部310と燃料残量表示部320と方向指示表示部330とでなる所定情報D1は、第1の表示モードM1の場合と同様に第1の表示領域R1に表示され、且つ、第2の表示モードM2における車速表示部300、シフトポジション表示部310、燃料残量表示部320、方向指示表示部330の個々の表示位置は、第1の表示モードM1の場合と同じ位置となっている。
このように、本例の場合、第1の表示領域R1は、両表示モードM1、M2の実行時に、車速表示部300とシフトポジション表示部310と燃料残量表示部320と方向指示表示部330とでなる所定情報D1を予め定められた表示位置に表示可能な固定表示領域として構成されていることになる。
そして、第2の表示モードM2において、車速表示部300とシフトポジション表示部310と燃料残量表示部320と方向指示表示部330とでなる所定情報D1以外の他の情報D3となる燃費表示部340及びナビゲーション表示部380は、第2の表示領域R2に表示される。
また、この第2の表示モードM2においては、第1の表示モードM1のときに第2の表示領域R2に表示されていた外気温表示部350及び警告表示部360が非表示状態となるとともに、燃費表示部340に関しては燃費のデジタル表示値と単位表示とが「平均燃費」なる表示の直下に移動し、上述の左側領域400が縮小された状態となる。以下、第2の表示モードM2での第2の表示領域R2において、縮小された左側領域400を左側エリア500として説明する。
そして、第2の表示領域R2において、左側エリア500を除いた領域であって、左側エリア500の右側に位置する右側エリア510には、ターンバイターン表示からなるナビゲーション表示部380が表示される。このターンバイターン表示であるナビゲーション表示部380は、車両の経路を案内するための経路案内情報であり、図6(a)に示すように矢印表示381と、交差点名表示382と、交差点までの残距離表示383とを含むものである。
なお、このターンバイターン表示を行うとき、第2の制御手段252は、接続手段104(各通信部209、260)を介して車両用情報提供装置102側に画像情報を出力する代わりにコマンドを出力してもよい。例えば、予め第1の記憶手段203に複数種類のターンバイターン表示情報を格納しておき、第1の制御手段202は、前記コマンドに対応するターンバイターン表示情報を第1の記憶手段203から読み出して第1の表示部204へ表示することで対応可能である。これにより、接続手段104(各通信部209、260)を介して第2の制御手段252から車両用情報提供装置102側へと出力する情報量を削減することが可能である。また、ナビゲーション表示部380は、ターンバイターン表示に代えて地図表示を適用してもよい。このときは、第2の制御手段252は、接続手段104(各通信部209、260)を介して画像情報を出力するものとする。
このように本例の場合、第1の表示モードM1が実行された際に第2の表示領域R2に形成されていた上述の右側領域410は、第2の表示モードM2の実行時には右側領域410が拡大された右側エリア510として設けられ、この右側エリア510にナビゲーション表示部380が表示される。
つまり、第2の表示領域R2は、第2の表示モードM2の実行時に、車両の外部情報であるナビゲーション表示部380が表示されることに伴い、例えば燃費表示部340の表示形態が可変可能な可変表示領域として構成されていることになる。
次に、第1の制御手段202が、第2の表示モードM2において道路標識情報を受信したときの第1の表示部204に表示される表示レイアウトについて図6(b)を用いて説明する。なお、このとき車両用情報提供装置102は、前記第1実施形態と同様に道路標識情報を取得可能であるものとする。
第1の制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号を受信すると同時に、外部機器103側から各通信部260、209経由で通信情報(ここでは車両走行関連情報の1つであるナビゲーション情報、並びに道路標識情報のうち一時停止情報とする)を受信し、車両状態信号及び当該通信情報に基づいて、図6(a)に示す表示レイアウトに一時停止情報としての一時停止表示部390を付加した表示情報を第1の表示部204に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う(図6(b)参照)。
従って、この場合、第1の制御手段202は、車両走行関連情報及び道路標識情報に基づいて、車両走行関連情報(所定情報D1及び他の情報D3)を第1の表示部204に表示させるとともに、道路標識情報としての一時停止表示部390を車両走行関連情報のうちナビゲーション表示部600(特定の車両走行関連情報)の表示位置の周囲(近傍)に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うものである。
つまり、この場合、上記の道路標識情報は、少なくとも一時停止情報としての一時停止表示部390を含み、また、上記の特定の車両走行関連情報は、経路案内情報としてのナビゲーション表示部600であり、ナビゲーション表示部600は、図6(b)に示すように矢印表示601と交差点名表示602と交差点までの残距離表示603とを含むターンバイターン表示からなり、第1の制御手段202は、一時停止情報を受信すると、一時停止表示部390をナビゲーション表示部600(矢印表示601)の表示位置の周囲(右側)に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
この際、外部機器103に備えられる第2の制御手段252は、ナビゲーション動作を実行時、GPSモジュール261から取得した現在位置情報に基づいて、第2の記憶手段253を参照して接続手段104(各通信部260、209)を介して第1の制御手段202に対し車両の現在位置(車両が現在、走行している走路)に対応した前記一時停止情報を出力し、第1の制御手段202による制御のもと、第2の表示領域R2に表示されたナビゲーション表示部600の周囲(例えば右側)には一時停止表示部390が表示される。例えば、ここでの一時停止表示部390は、「止まれ」の道路標識(規制標識)を模した表示情報を適用することができる。
次に、本第2実施形態における一時停止表示部390の表示処理動作の一例を図7に示すタイミングチャートを用いて説明する。
外部機器103に備えられる第2の制御手段252は、時刻T1にてナビゲーション情報が更新されたことを示す第1更新信号を検出して(当該第1更新信号は例えば車両が交差点を右折することで検出される)、接続手段104(各通信部260、209)を介して第1の制御手段202に対し第1更新信号に応じた新たなナビゲーション情報を出力し、第1の制御手段202は、第1更新信号に基づいて、更新されたナビゲーション表示部(ここでは便宜上、上述した図6(a)に示すナビゲーション表示部380とする)を第2の表示領域R2に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
つまり、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、右側エリア510には、更新された矢印表示381、交差点名表示382、交差点までの残距離表示383を含むターンバイターン表示が表示されるが、この交差点では一時停止情報はないため、一時停止表示部390は右側エリア510に表示されないようになっている。
次に、外部機器103に備えられる第2の制御手段252は、時刻T2にてナビゲーション情報が再び更新されたこと示す第2更新信号を検出して(当該第2更新信号は例えば車両が交差点を右折することで検出される)、接続手段104(各通信部260、209)を介して第1の制御手段202に対し第2更新信号に応じた新たなナビゲーション情報を出力し(次の交差点では一時停止があり、一時停止情報も出力する)、第1の制御手段202は、第2更新信号に基づいて、更新されたナビゲーション表示部(ここでは便宜上、上述した図6(b)に示すナビゲーション表示部600とする)を第2の表示領域R2に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
つまり、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、右側エリア510には、更新された(矢印表示601、交差点名表示602、交差点までの残距離表示603を含む)ターンバイターン表示であるナビゲーション表示部600が表示されるとともに、ナビゲーション表示部600の周囲に一時停止表示部390が表示される。このことは第1の制御手段202は、前記経路案内情報を更新するとき、一時停止情報としての一時停止表示部390を前記経路案内情報(ナビゲーション表示部600)の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うことを意味している。
次に、外部機器103に備えられる第2の制御手段252は、時刻T3にてナビゲーション情報が再び更新されたことを示す第3更新信号を検出して(当該第3更新信号は例えば車両が交差点を左折することで検出される)、接続手段104(各通信部260、209)を介して第1の制御手段202に対し第3更新信号に応じた新たなナビゲーション情報を出力し(次の交差点では一時停止が不要のため、一時停止情報は出力せず)、第1の制御手段202は、第3更新信号に基づいて、更新されたナビゲーション表示部(図示せず)を第2の表示領域R2に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行う。
つまり、このとき、第1の制御手段202による制御のもと、右側エリア510には、更新された矢印表示、交差点名表示、交差点までの残距離表示を含むターンバイターン表示(図示せず)が表示されるが、この交差点では一時停止情報はないため、一時停止表示部390は右側エリア510に表示されないようになっている。つまり、この場合、一時停止表示部390は、図7に示すように時刻T2から時刻T3までの間に表示されることになる。
以上のように本第2実施形態によれば、第1の制御手段202は、車両走行関連情報及び道路標識情報に基づいて、車両走行関連情報(所定情報D1及び他の情報D3)を第1の表示部204に表示させるとともに、道路標識情報を車両走行関連情報のうち特定の車両走行関連情報の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行い、またここでの道路標識情報は、少なくとも一時停止情報としての一時停止表示部390を含み、さらにここでの特定の車両走行関連情報は、車両の経路を案内するための経路案内情報としてのナビゲーション表示部600であり、第1の制御手段は、一時停止情報を受信すると、一時停止表示部390をナビゲーション表示部600の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うものである。
従って、車両の利用者へ道路標識情報(ここでは一時停止表示部390)を第1の表示部204を用いて提供する場合、一時停止表示部390が特定の車両走行関連情報と関連付けて(例えばナビゲーション表示部600における矢印表示601の右側に)表示されることで、利用者が一時停止表示部390を視認する視認時間を必要最小限に抑え、HMIを向上させることが可能となる。換言すれば、車両の利用者が、新たな情報として付加される一時停止表示部390を、比較対象となるナビゲーション表示部600と一緒に視認することが可能となるため、第1の表示部204に表示される情報の情報量が増えたにもかかわらず利用者の負荷の増加を必要最小限に抑えることが可能となり、HMIを向上させることができる。
また本第2実施形態では、第1の制御手段202は、ナビゲーション表示部を更新するとき、一時停止情報としての一時停止表示部390をナビゲーション表示部の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させる制御を行うことにより、車両の利用者が必要とするタイミングで一時停止表示部390を表示することが可能となるため、新たな情報量の提供する頻度を抑えて利用者の負荷の増加を低減することが可能である。
(第3実施形態)次に、本発明の第3実施形態を図8に基づいて説明するが、前述の第1、第2実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。この第3実施形態では、車両用情報提供装置102による道路標識情報の入手方法(取得方法)を、外部機器103を介して入手せずに、車両800に搭載された道路標識検知部801を介して入手可能な構成となっている。なお、図8中、802は車両用情報提供装置(車両用計器)である。
そして、この場合、車両用情報提供装置802は、多重通信入出力手段もしくは車両情報入力手段としての車内LAN105を介して、オーディオ106、エアコン107、ボディ制御部108、エンジン制御部109等の電装品、並びに道路標識検知部801と接続されている。
ここで道路標識検知部801は、車載カメラで道路(走路)に設置された道路標識を撮像し、図示しない標識判別手段で道路標識を構成する本標識の形状や図柄等から、道路標識が規制標識であるか否かを判別する。そして、本標識が規制標識である場合には、前記標識判定手段は、さらに前記本標識の意味(内容)を補足するための補助標識に記載されている規制条件を判別する。道路標識検知部801は、この前記標識判定手段による判別結果を道路標識情報として、車内LAN105へ出力する。
つまり、本第3実施形態の場合、第1の制御手段202は、車両走行関連情報及び車内LAN105へ出力された道路標識情報(例えば制限速度情報)を、車両情報端子(車両情報入力手段)210と多重通信入出力端子(多重通信入出力手段)211との少なくとも一方を介して受信すると、前記第1実施形態と同様に車両走行関連情報及び道路標識情報に基づいて、車両走行関連情報(所定情報D1及び他の情報D2)を第1の表示部204に表示させるとともに、制限速度表示部370を車速表示部300の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させることで、新たな情報として付加される制限速度表示部370を、比較対象となる車速表示部300と一緒に視認することが可能となるため、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第1の制御手段202は、車両走行関連情報及び車内LAN105へ出力された道路標識情報(例えば一時停止情報)を、車両情報端子(車両情報入力手段)210と多重通信入出力端子(多重通信入出力手段)211との少なくとも一方を介して受信すると、前記第2実施形態と同様に車両走行関連情報及び道路標識情報に基づいて、車両走行関連情報(所定情報D1及び他の情報D3)を第1の表示部204に表示させるとともに、一時停止表示部390をナビゲーション表示部600の表示位置の周囲に表示させるべく、第1の表示部204を表示動作させることで、新たな情報として付加される一時停止表示部390を、比較対象となるナビゲーション表示部600と一緒に視認することが可能となるため、前記第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、少なくとも道路標識情報を表示する表示部を備えた車両用情報提供装置に関し、車両用情報提供装置としては車両情報を表示する車両用メータ(車両用計器)のみならず、車両に搭載されるナビゲーション装置やマルチディスプレイ装置等にも適用可能である。
101 車両用通信システム
102 車両用情報提供装置
103 外部機器
104 接続手段
202 第1の制御手段(制御手段)
203 第1の記憶手段(記憶手段)
204 第1の表示部(表示部)
209 第1の通信部
213 操作手段
260 第2の通信部
300 車速表示部(車速情報)
310 シフトポジション表示部
320 燃料残量表示部
330 方向指示表示部
340 燃費表示部
350 外気温表示部
360 警告表示部
370 制限速度表示部(道路標識情報)
380、600 ナビゲーション表示部
381、601 矢印表示
382、602 交差点名表示
383、603 残距離表示
390 一時停止表示部(道路標識情報)
D1 所定情報
D2、D3 他の情報
M1 第1の表示モード
M2 第2の表示モード
R1 第1の表示領域
R2 第2の表示領域

Claims (3)

  1. 利用者に対し車両走行関連情報を表示する表示部と、前記表示部を動作させる制御手段とを備えた車両用情報提供装置において、
    前記制御手段は、車両情報入力手段もしくは多重通信入出力手段の少なくとも一方を介して前記車両走行関連情報及び道路に設置された道路標識情報を受信すると、前記車両走行関連情報及び前記道路標識情報に基づいて、前記車両走行関連情報を前記表示部に表示させるとともに、前記道路標識情報を前記車両走行関連情報のうち車両の経路を案内するための経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させ
    前記経路案内情報を更新するとき、前記道路標識情報を前記経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする車両用情報提供装置。
  2. 利用者に対し車両走行関連情報を表示する表示部と、前記表示部を動作させる制御手段とを有し、接続手段を介して外部機器と接続される車両用情報提供装置において、
    前記車両用情報提供装置は、前記外部機器から出力される少なくとも道路に設置された道路標識情報を取得可能であり、
    前記制御手段は、前記車両走行関連情報及び前記道路標識情報に基づいて、前記車両走行関連情報を前記表示部に表示させるとともに、前記道路標識情報を前記車両走行関連情報のうち車両の経路を案内するための経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させ
    前記経路案内情報を更新するとき、前記道路標識情報を前記経路案内情報の表示位置の周囲に表示させるべく、前記表示部を動作させることを特徴とする車両用情報提供装置。
  3. 前記道路標識情報は一時停止情報であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用情報提供装置。
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