JP6413336B2 - シュリンク包装体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数容器などの被包装体群をシュリンク包装した包装体及びその製造方法に関する。
従来、エアゾール缶の空缶(以下、空缶と省略する。)は、製缶工場から充填工場に輸送する際に複数個を紙カートン製の通い箱(取引先に品物を届ける箱:以下、紙カートンと省略する。)に詰めてパレット積みにして輸送されていた。輸送先の充填工場では紙カートンから空缶を手作業で取り出し、取り出した空缶を充填ラインのコンベア上に並べ、並べられた空缶がコンベアにより移動されて内容物が充填される。
空缶を取り出した使用済みの紙カートンは折り畳まれ、製缶工場に返却される。製缶工場では返却された紙カートンを検査して不良カートンを除去し、必要に応じて殺菌などの処理を施した後に再利用に供していた。
ところが、紙カートンは充填ラインの速度に応じて開梱することは可能なものの、開梱時に紙カートンの紙粉が空缶内に入る場合があった。これでは充填後の噴射時にノズルに詰まり、エアゾール噴射に問題を生じるおそれがある。また、紙カートンの管理(不良品の選別など)の工数がかかるなどの問題があった。
そこで特許文献1のように紙カートンではなく、複数の容器を一体にシュリンク包装したシュリンク包装体が提案されている。図7に基づき概略を説明すれば、特許文献1のシュリンク包装体1は、容器2の列に沿ってシュリンクフィルム4に切取用のミシン目5が形成されている。
このミシン目5を破ってシュリンクフィルム4を切り取ることにより、容器2を取り出す部分だけを開口させることができ、取り出した部分以外はシュリンク包装状態を維持させて容器2群の四散を防止している。
特開2004−18011
しかしながら、特許文献1のシュリンク包装体1は、容器2の列に沿ってミシン目5が形成されているため、容器2を列ごとに取り出すことは可能なものの、すべての容器2を一度に取り出すことはできない。したがって、缶出し作業の効率が悪く、高速充填ラインなどへの空缶の供給に適さないおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされ、手作業で効率よく短時間で缶出し可能なシュリンク包装体及びその製造方法の提供を解決課題としている。
本発明のシュリンク包装体は、被包装体群をシュリンクフィルムで包装したシュリンク包装体であって、シュリンクフィルムのいずれかの対向側面部にそれぞれ設けられた第1易開線と、シュリンクフィルムの上下面部のいずれか一方を介して第1易開線間を連結する第2易開線と、を有することを特徴としている。
かかる本発明のシュリンク包装体においては、
(1)前記被包装体群は、複数の被包装体を千鳥状に配列されていること、
(2)前記シュリンクフィルムは、二枚の基材フィルムにおいて被包装体群の周囲をシールするシール相当部同士をシールしてなり、前記シールの部分は、前記側面部に配置されているとともに、第2易開線と重ならないこと、
(3)前記第1易開線は、前記シールの部分と前記第2易開線との間に位置すること、
(4)前記第1易開線および前記第2易開線を、それぞれ縦長の孔を等間隔に配列したミシン目により構成すること、
が好適である。
本発明のシュリンク包装体の製造方法は、上記いずれかに記載のシュリンク包装体の製造方法であって、H字状の易開線が形成された一方のシュリンクフィルムのシール相当部と、他方のシュリンクフィルムのシール相当部とをシールして被包装体を被覆するシール工程と、前記シール工程後に前記両シュリンクフィルムを加熱して熱収縮させる加熱工程と、を有し、前記加熱工程後にH字状の易開線が、前記第1易開線および前記第2易開線を構成することを特徴としている。
本発明によれば、手作業で効率よく短時間で缶出し可能なシュリンク包装体及びその製造方法が提供される。
(a)は本発明の実施形態に係るシュリンク包装体の上面図、(b)は(a)の長辺P側の側面図、(c)は(a)の短辺Q側の部分側面図。 同 シュリンク包装体の第1易開線および第2易開線を破って両開きした状態の斜視図。 第1易開線および第2易開線の詳細図。 (a)は一対の基材フィルムの平面図、(b)はヒートシール工程の概略図、(c)は熱収縮工程の概略図。 エアゾール缶の空缶の側面図。 (a)はシュリンク包装体を作業テーブルに横置きした状態の斜視図、(b)はシュリンク包装体の第2易開線を引き裂く状態の斜視図、(c)は(b)の状態に続いて第1易開線を引き裂いた状態の斜視図、(d)シュリンク包装体を前方に倒そうとする状態の斜視図、(e)はシュリンク包装体を前方に倒した後の状態の斜視図、(f)はシュリンク包装体を前方に押し出す状態の斜視図、(g)は充填ラインのコンベア上でシュリンク包装体からシュリンクフィルムを取り外そうとする状態の斜視図、(h)は同シュリンクフィルムを取り外している状態の斜視図、(i)は同シュリンクフィルムの取外し後の斜視図。 特許文献1のシュリンク包装体の斜視図。
以下、本発明の実施形態に係るシュリンク包装体を説明する。このシュリンク包装体は複数容器などの被包装体群を輸送する梱包として使用され、梱包される容器としては空容器が好ましい。
梱包される容器としては、例えば金属缶(エアゾール缶,一般食缶,溶接缶,深絞り缶,淺絞り缶,シームレス缶,絞りしごき缶,ストレッチドロー缶など)やプラスチックボトル、カップなどがよい。ここでは一例としてエアゾール缶の空缶(以下、背景技術と同様に空缶と省略する。)を梱包するシュリンク包装体を説明する。
≪シュリンク包装体の構成例≫
図1〜図3に基づき前記シュリンク包装体の構成例を説明する。このシュリンク包装体10は、図1(a)(b)に示すように、空缶11群を合成樹脂製のシュリンクフィルム12で包装した梱包であり、上下面が正方形状の立方体あるいは、上下面が長方形状の直方体形状を呈している。ただし、手作業での開梱や缶出し作業が良好なため、直方体形状が好ましい。直方体形状の好ましい寸法は、「長辺P=300〜600mm」・「短辺Q=200mm〜500mm」・「重量=1〜6kg」であるが、これには限定されない。
梱包される空缶11群は、輸送中のくずれ難さを考慮して千鳥状に配列されていることが好ましい。具体的には空缶11群は「7個×6列=42個」からなり、それぞれの列の空缶11間におけるピッチの半分の位置に交互に前後列の空缶11を並べて配列されている。この各空缶11は、有底筒状に形成され、図5に示すように、円筒状に形成された缶胴11aと缶胴11aの下端開口部を閉塞する底蓋11bと缶胴11aの上端開口部の天蓋11cを有し、場合によっては缶胴11aの下端部と底蓋11bとの間の間に凹状に周設されたネック部11dを有していてもよい。
シュリンクフィルム12は、熱収縮により空缶11群を保持しており、基材フィルム16,17(図4参照)において被包装体群の周囲をシールする四辺のシール相当部16a,17a同士をヒートシール(熱溶着)したヒートシール部13と、対向する長辺P側の両側面部12aの長手方向に形成された直線状の第1易開線14と、底蓋11b側の上面部12bを経由して第1易開線14間をH字状に連結する直線状の第2易開線15とを有している。また、シュリンク包装体10の上下面が正方形状の立方体形状の場合には長辺Pと短辺Qの区別は無いため、いずれかの対向する一対の側面部に第1易開線を形成すればよい。
ヒートシール部13は、シュリンクフィルム12の四辺の各側面部12a,12dの長手方向に沿って形成されている。具体的にはヒートシール部13は、各側面部12a,12dの中央よりも第2易開線15の配置側、即ち上面部12b側(底蓋11b側)に配置されることが好ましい。ヒートシール部13は、二枚の基材フィルム16,17が熱溶着されているため、強度が強くなっている。
第2易開線15は上面部12bに配置されている一方、図1(c)に示すように、第1易開線14はコーナ部12eから短辺Q側の側面部12dまで延設されている。したがって、図2中の矢印E,Fに示すように、第2易開線15を切った後に両第1易開線14を切ることで開梱時に上面部12bを両開きすることができる。なお、第2易開線15は、第1易開線14間を連結してあれば曲線でも直線でもよく、また上面部12bのどこに配置されていてもよいが、作業性の観点からは直線が好ましく、また上面部12bの中央近傍に配置されていることが好ましい。
この第1易開線14を前記側面部12aの中央よりも天蓋11c側に設けると位置が深くなるため開梱時に開け難く、また両易開線14,15を切った後に空缶11群の保持が低下して四散するおそれもある。そこで、第1易開線14をヒートシール部13よりも底蓋11b側に位置させることが好ましい。即ち、第1易開線14は、ヒートシール部13と第2易開線15との間に位置することが好ましい。
具体的には第1易開線14は、開け易さも考慮して前記側面部12aにおいて底蓋11bから10mmの位置に形成されている。なお、両易開線14,15間にヒートシール部13は配置されていないので、その切り取り易さを妨げることはない。
また、前記各易開線14,15は、円形孔や多角形孔などの公知の形状孔でもよいが、図3に示すように、縦長の孔18を等間隔に配列したミシン目として構成することが好適である。なお、易開線14,15は、ミシン目には限定されることはなく、例えば途中まで切れ込みの入った線など開梱時に破断性を有していればよい。ここでは易開線14,15を、その一例として図3のミシン目として説明する。
前記縦長の孔18は、長方形孔あるいは楕円形孔が好ましく、長方形孔であることは更に好ましい(以下では、縦長の孔18を長方形孔18と記す場合がある。)。ここで長方形孔18の縦方向の長さL1を長くして長方形孔18間の間隔L2を短くすれば、易開線14,15の切り易さは向上するものの、その強度が劣化してしまい輸送中などに破断してしまうおそれがある。一方、L1を短くしてL2を長くすれば、易開線14,15の強度は向上するものの、その切り易さが低下してしまう。
このシュリンク包装体10では、易開線14,15の切り易さと強度とのバランスを図るため、L1とL2とを略同等の長さに設定した。具体的な数値範囲としては「L1=0.7〜1.3mm」および「L2=0.6〜0.9mm」でよく、特に「L1=0.9〜1.1mm」および「L2=0.7〜0.8mm」がより好ましい。
≪製造方法≫
図4に基づき前記シュリンク包装体10の製造方法を説明する。ここでは図4(a)に示す大小の熱収縮性の基材フィルム16,17を用いて前記シュリンク包装体10を製造する。すなわち、長尺状の基材フィルム16,17に所定の装置によりヒートシール工程および加熱工程を施して前記シュリンク包装体10を製造する。
(1)基材フィルム16,17
基材フィルム16にはH字状の易開線αが形成されている。この易開線αは、一対の第1易開線α1と第1易開線α1間を連結する第2易開線α2とを有し、各易開線α1,α2はそれぞれ製造後に前記各易開線14,15を構成する。この易開線α1,α2の形成は公知の方法でよいが、のこぎり刃を用いることが好適であり、高速で形成でき、またレーザで形成してもよい。
基材フィルム16,17の材質は、ポリオレフィンフィルム、特にポリエチレンフィルが好ましい。また基材フィルム16,17の厚さは、10〜100μm、特に20〜50μmが好ましい。さらに基材フィルム16,17の熱収縮率は、熱収縮により各空缶11に密着して全体を保持でき、かつ熱収縮の結果として各易開線α1,α2が熱収集後に前記易開線14,15の位置に配置でき、またヒートシール部13を必要な位置に配置できればよく、熱収縮率は特に限定されない。
(2)ヒートシール工程,加熱工程
まず、図4(b)に基づきヒートシール工程を説明する。ここではH字状の易開線αが形成された一方の基材フィルム16の四辺のシール相当部16aと、他方の基材フィルム17の四辺のシール相当部17aとをシールして空缶11群を被覆する。具体的には、まず空缶11群をそれぞれの天蓋11cを上に向けた状態で基材フィルム16上に千鳥状に配列し、その後に基材フィルム17を空缶11群に被せる。
続いて図示省略のサーボモータを作動させて図示省略のヒートシール用のシールバーにて、基材フィルム16,17の四辺のシール相当部16a,17aを重ねた状態のまま加熱加圧し、該シール相当部16a,17a同士をヒートシールする。これにより基材フィルム16,17の熱溶着された部分、即ち被包装体群の周囲をシールするシール相当部16a,17aにヒートシール部13が形成され、また基材フィルム16,17内に空缶11群が緩やかに収容される。このとき四辺のヒートシールの順序に特に限定はないが、対向する二辺を同時にヒートシールした後に他の対向する二辺を同時にヒートシールしてもよいし、あるいは四辺を同時にヒートシールしてもよい。
つぎに図4(c)に基づき加熱工程を説明する。加熱工程では、前記ヒートシール工程後に前記両基材フィルム16,17を加熱して熱収縮させる。具体的にはヒートシール工程後の状態のまま熱風機20により熱風を吹き付けて、基材フィルム16,17を熱収縮温度まで加熱する。
この加熱により基材フィルム16,17を空缶11群の外形に追従して熱収縮させ、空缶11群の外形に密着させる。この熱収縮によりヒートシール部13が所定の位置に配置され、第1易開線α1が第1易開線14としての位置に配置され、同第2易開線α2が第2易開線15としての位置に配置される。
前記加熱後は、熱収縮温度未満まで基材フィルム16,17を冷却する。この冷却は自然冷却でもよいが、時間短縮のためには冷風などを吹き付けて強制的に温度を下げることが好ましい。
なお、製造された前記シュリンク包装体10は、トラックなどで充填工場へ輸送される。輸送時は紙カートンと同様にパレット積みされ、図示省略のパレットの1段に9梱包程度の個数が積み込み作業のうえで好ましい。
≪缶出し作業≫
図6に基づき前記シュリンク包装体10の缶出し作業を説明する。充填工場に輸送された前記シュリンク包装体10群は、前記パレットから降ろされた後に空缶11群が取り出され、その後に充填ラインで内容物などが充填される。ここでは前記シュリンク包装体10から空缶11群を取り出し、充填ラインに供給する缶出し作業を説明する。
(1)作業内容
図6(a)は、前記パレットから降ろされた前記シュリンク包装体10を充填ラインのコンベア22前の作業テーブル21に載置した状態を示している。このとき前記シュリンク包装体10は、空缶11群のそれぞれの底蓋11bをコンベア22側に向けて横置きされている。
この横置き状態のまま図6(b)に示すように、第2易開線15を切って上面部12bを半分に切断する。この切断後に上面部12bの切断端部12cを持って矢印G,H方向に引っ張れば、図6(c)に示すように、第1易開線14が切られて上面部12bが両開き状に開けられる。
このとき第1易開線14は、底蓋11bから10mmに位置するため、前記両側面部12aの切り取られる領域は少なく、空缶11群はシュリンクフィルム12に保持された状態を維持する。特にヒートシール部13が切り取られないので、空缶群11を良好に保持でき、両易開線14,15を切り取った後に空缶11群が四散することはない。
その後に前記シュリンク包装体10を、図6(d)の矢印Iに示すように、各底蓋11bをコンベア22側に向けた状態のまま前方に倒し、図6(e)に示すように、作業テーブル21上に正立(天蓋11cを上にする。)させる。
続いて前記シュリンク包装体10を、図6(f)の矢印Jに示すように、前方に押し出してコンベア22に載せる。そして、図6(g)(h)に示すように、上面部12bの切断端部12c等のシュリンクフィルム12のいずれかの箇所を持って上方に引っ張り上げれば、シュリンクフィルム12が空缶11群から取り外され、図6(i)に示すように、充填ラインに空缶11群が提供される。このとき作業テーブル21のスペースが広い場合には、作業テーブル21上に開梱された空缶11群をまとめておいてから順次コンベア22に送り出してもよい。
この場合に第1易開線14は上面部12bではなく、前記両側面部12aにおいて底蓋11bから10mmの位置に配置されているため、第1易開線14を切ったときにシュリンクフィルム12は上面部12bのみならず、両側面部12aでも底蓋11bから10mmの範囲までが切り取られる。したがって、図6(g)(h)のフィルム引き上げ時にシュリンクフィルム12に空缶11が引っ掛かって空缶11群が四散することはない。
≪使用済みシュリンクフィルム12の再利用≫
前記シュリンク包装体10のシュリンクフィルム12は、紙カートンのような再利用時に汚れ・破損が少なく、紙カートンよりリサイクル性に優れ、衛生的である。
そこで、開梱後に使用済みのシュリンクフィルム12を廃棄せずに回収業者にて充填工場から回収し、回収後にリサイクル工業にて原料ペレットを経て再生ポリエチレンフィルムを生成し、再生ポリエチレンフィルムから基材フィルム16,17を得る再生循環システムが提案されている。
この再生循環システムによれば、ゴミ資源を最小限に抑制でき、化石燃料の使用量を削減することができる。また、シュリンクフィルム12がリサイクルされるため、紙カートンのような選別などの管理の必要はなく、作業工数が軽減できる。
≪その他≫
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載された範囲内で変形して実施することができる。例えば前記シュリンク包装体10は、塗料缶などの場合、空缶11の開口部に応じた位置に孔を形成して漏斗を介して撹拌玉(ビー玉)などを入れる事前作業後に通常の缶出し作業を実施することもできる。
また、シュリンクフィルム12は、必ずしも基材フィルム16,17の四辺のシール相当部16a,17aをヒートシールする必要は無く、接着などの手段を用いてもよい。
10…シュリンク包装体
11…空缶(被包装体)
12…シュリンクフィルム
12a…長辺側の対向側面部
12b…上面部
13…ヒートシール部(シールの部分)
14…第1易開線
15…第2易開線
16,17…基材フィルム
16a,17a…シール相当部
18…縦長の孔(長方形孔)

Claims (3)

  1. 被包装体群をシュリンクフィルムで包装したシュリンク包装体であって、
    前記シュリンクフィルムのいずれかの対向側面部にそれぞれ設けられた第1易開線と、前記シュリンクフィルムの上下面部のいずれか一方を介して第1易開線間を連結する第2易開線と、を備え、
    前記シュリンクフィルムは、二枚の基材フィルムにおいて被包装体群の周囲をシールするシール相当部同士をシールしてなり、
    前記シールの部分は、前記側面部に配置されているとともに、第2易開線と重ならず、
    前記第1易開線および前記シールの部分は、前記側面部において前記第2易開線が形成された上下面のいずれか一方側に配置され、
    前記第1易開線は、前記シールの部分と前記第2易開線との間に位置し、
    前記両第1易開線の端部は、前記対向側面部に隣接する他の側面部間のコーナ部から該他の側面部まで延設されている
    ことを特徴とするシュリンク包装体。
  2. 前記被包装体群は、複数の被包装体が千鳥状に配列されていることを特徴とする請求項1記載のシュリンク包装体。
  3. 前記第1易開線および前記第2易開線を、それぞれ縦長の孔を等間隔に配列したミシン目により構成した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシュリンク包装体。
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