JP6407667B2 - 食品生地片の切断移送装置および方法 - Google Patents

食品生地片の切断移送装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、食品生地片に一定の方向性を与えて配置するための装置および方法に関する。詳しくは、例えばクロワッサン用の生地片のような略三角形状の食品生地片を、搬送されている食品生地帯から切断し、その頂点側が上流側を、底辺側が下流側を向くように旋回させて所定の位置に移送して配置する食品生地片の切断移送装置および方法に関する。
クロワッサン用の生地片に方向性を与えて配置する装置は既に知られている。例えば、本出願人による特許文献1においては、搬送される食品生地帯は上流コンベヤにおいてロータリーカッタによってあらかじめ複数の略三角形の食品生地片が整列した状態にされる。その後、前記食品生地片は移送アームによって隣接する食品生地片から間隔を空けた状態にされ、その後、下流コンベヤ上でその底辺が下流側を向くように旋回される。
特許文献2においては、食品生地片は連続する食品生地帯の下流端部から型抜き装置によって分割される。前記型抜き装置は、略三角形状の輪郭に沿って設けられたV字状の切断刃とピンによって前記食品生地片を保持し、それぞれ離間させる。その後、前記食品生地片は前記切断刃と前記ピンの回動によってその底辺が下流側を向くように90度旋回される。前記型抜き装置はさらに移動して前記食品生地を所定の位置に配置した後、復動作を行う。この時、前記食品生地帯の下流端部より次の食品生地片を分割すべく、前記V字状の切断刃はさらに90度旋回しその方向を先の分割時から180度転換する。
特許第3009132号 欧州特許第0882400号
特許文献1に開示される装置においては、芯ずれの問題が発生することがある。本明細書において、芯ずれとは、コンベヤ上の食品生地片の望ましい保持位置と移送アームの実際の保持位置とがずれてしまうという意味で用いられる。芯ずれの原因として、あらかじめ切断された食品生地片を上流コンベヤで搬送した後移送アームで保持するため、前記移送アームで食品生地片を保持するとき、すでに前記食品生地片がコンベヤ上で縮むなどして所定の位置から位置ずれを起こしていることが考えられる。芯ずれが生じると、旋回された食品生地片が下流コンベヤの所定位置からずれてしまい、例えば巻き上げ、巻き上げた生地の曲げ、あるいは食品生地片上にフィリングを吐出するといった下流工程において、形状不良やフィリングの漏出など好ましくない影響を与える。
また、特許文献1に開示される装置においては、生産するクロワッサンの寸法に応じ、ロータリーカッタを取り替える必要がある。このことは、生産者にとって金銭的および時間的な損失と見なされる場合がある。ロータリーカッタは機械部品としては比較的大きく、交換に人手と時間がかかる為である。加えて、ロータリーカッタは製品に応じた特別注文であることが多く、比較的高額になることが多い。また、ロータリーカッタの刃は食品生地帯に対して斜め方向から当接して切断するため、食品生地片の端部を圧迫して傷める可能性がある。食品生地片の端部は焼成後のクロワッサン外側の露出層を形成し、一般にその露出層がはっきりしているものが良品とされるため、より端部を損なわない切断方法が求められる。
特許文献2に開示される装置においては、切断刃は上下動するとともにピンと一体的に動作するため、食品生地片の芯ずれおよび端部を傷めるという問題は部分的には改善されている。一方で、当該装置においては、V字状の切断刃を使用し交互にその方向を180°変更しているため、食品生地帯の下流端部が重複して切断される可能性があり、食品生地片の形状を損ない、生地カスを発生させることがあった。また、切断刃に挟まれる位置にピンなどの生地を保持するための機構を備えているため、製品ごとの交換が煩雑である。一般的に、生産者は装置の稼働中何度も生産製品の切り替えを行うため、こうした煩雑さは望ましくない。
また、特許文献2に開示される装置においては、食品生地片の保持から配置までの1サイクルの機械的工程数が比較的多い。幅方向に一列に並んだ複数の食品生地片を載置する場合、食品生地片列はまず食品生地帯から引き離され、次に互いに幅方向に離間され、次に底辺が搬送方向下流側を向くように旋回され、さらに移送されて所定の位置に配置される。したがって、前記切断刃は食品生地片の端部に密着しながら比較的長距離を動く。このことは、食品生地片の端部が前記切断刃へ粘着することにより、焼成後の露出層が歪む原因となる。
本発明は前記の課題を解消することを目的とする。本発明は、生地を切断し移送させる装置であって、連続した食品生地帯を下流側に搬送する搬送装置、前記搬送装置に設けられる切断ステーションと前記切断ステーションの下流側に設けられる配置ステーション、前記切断ステーションにおいて前記食品生地帯の下流端部を保持する移送アーム、前記食品生地帯の前記移送アームに保持された下流端部を、切断刃によって切断して食品生地片とする切断装置、前記移送アームによって前記食品生地片を移送しながら旋回させ、前記配置ステーションへ配置する移送装置、を備えることを特徴とする。
また、本発明は前記切断刃が食品生地帯を切断する箇所と前記移送アームが前記食品生地帯を保持する箇所の距離が調整可能であることを特徴とする。
また、本発明は前記切断装置と前記移送装置がひとつのユニットとして設けられていることを特徴とする。
また、本発明は前記切断ステーションと前記配置ステーションの間に、微細な穴から圧縮空気を噴出する搬送面に設けたことを特徴とする。
また、本発明は前記切断装置の切断刃が超音波カッタであることを特徴とする。
また、本発明は前記切断刃がその垂直方向に回転中心を備え、食品生地片を切断分割するごとに回動運動を行い、略三角形状の食品生地片を切断分割する回動機構を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、搬送コンベヤによって搬送される食品生地帯から食品生地片を切断分割し、旋回して所定の位置に配置する食品生地切断分割旋回方法であって、前記食品生地帯の下流端部を移送アームで保持する工程、前記移送アームで保持された食品生地帯の下流端部を切断刃によって略三角形状の食品生地片に切断分割する工程、前記食品生地片を移送アームによって切断刃から引き離しながら旋回させ、前記略三角形状の食品生地片の底辺が下流側を指向した状態で配置する工程、を含むことを特徴とする。
また、本発明は食品生地片の回転および移送が行われる際、搬送面に設けた微細な穴から圧縮空気を噴出することを特徴とする。
本発明の装置は、食品生地片となる食品生地帯の下流端部を予め保持し、その後切断する。この時、移送アームのツメが望ましい保持位置を保持した状態で食品生地片が切断されるため、移送アームと食品生地片に芯ずれが生じることがない。その後、移送アームは食品生地片の望ましい保持位置を保持した状態を保って旋回および移送の一連の動作を行うため、配置された食品生地片の搬送装置に対する位置ずれを防ぐことが出来る。したがって、巻き上げなどの下流工程における不具合を防止でき、クロワッサンなどの製品を安定して成形することができる。
また本発明では、食品生地片は移送されながら旋回される。前述の食品生地片の切断の後、移送アームの移送機構と回動機構が同時に動作し、前記移送機構は移送アームを搬送方向に移動させる駆動と同移送アームを幅方向へと移動させる駆動を同時に動作させる。したがって、食品生地片に対しては、食品生地帯からの引き離し、食品生地片同士の離間、旋回、移動が並行的に行われる。このことは、1サイクル動作におけるステーションの数を減らして食品生地片の移動距離を短くし、食品生地片の端部が傷むことを防ぐ。加えて、装置の簡略化によってコストの低減と操作性の向上を実現できる。
また本発明では、食品生地帯から食品生地片を切断する手段として、上下動をする切断刃を用いている。したがって、食品生地片の端部を傷めることなく、切断面の角が立った状態で切断することが可能であり、食品生地帯の下流端部を重複して切ることがない。さらには、切断刃は切断動作後すぐに食品生地片から離れるため、切断面は角の立った状態のまま成形工程へと移送される。このため、形状が整い、製品外側の露出層がはっきりとした商品価値の高いクロワッサンを生産することができる。また、切断刃としてプレート状のギロチンカッタを採用しているため、製品ごとの交換も比較的容易に素早く行うことができる。また、機械コストを比較的安価にすることが可能である。
明細書の一部に含まれ、それを構成する添付図面は、本発明の好ましい実施形態を概略的に示し、上述の一般的説明および以下の好ましい実施形態の詳細な説明と共に、本発明の要旨を説明するのに役立つ。
本発明の第1の実施例に係る食品切断移送装置の正面図である。 本発明の第1の実施例に係る食品切断移送装置の上流側側面図である。 本発明の第1の実施例に係る食品切断移送装置の下流側側面図である。 本発明の第1の実施例に係る食品切断移送方法の平面図である。 本発明の第2の実施例に係る食品切断移送装置の平面図である。 本発明の第2の実施例に係る食品切断移送装置の説明図である。 本発明の第2の実施例に係る食品切断移送装置の別の様態の平面図である。 本発明の第2の実施例に係る食品切断移送装置のさらに別の様態の平面図である。 本発明の第3の実施例に係る食品切断移送装置の平面図である。 本発明の第3の実施例に係る食品切断移送方法の正面図である。 本発明の第3の実施例に係る食品切断移送方法の説明図である。
以下に図面を用いて本発明にかかる食品切断移送装置および方法の実施例について説明する。なお、これらの実施例により本発明が限定されるものではない。また、本発明における食品生地とは、例えばシート状に延展されたパン生地、あるいはパン生地層と油層が交互に重ね合わされたペストリー生地等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明の第1の実施例について図1乃至図4により説明する。本実施例においては、食品生地帯10はクロワッサン用の積層生地であり、食品生地片10Pはクロワッサン用に略三角形状に切断分割される。食品切断移送装置1は、前記食品生地帯10から前記食品生地片10Pを切断し、その略三角形状の外形の底辺を下流側、頂点を上流側にして所定の位置に配置する装置である。
食品切断移送装置1は、食品生地帯10を搬送方向Xに搬送する搬送装置2と、前記搬送装置2の上方に設けられ、前記食品生地帯10の下流端部から食品生地片10Pを切断分割する切断装置3と、前記搬送装置2の上方かつ前記切断装置3の下流側に配設され、前記食品生地片10Pを旋回させながら所定の位置に移送する移送装置4とを備える。本実施例では、前記切断装置3と前記移送装置4は同一のフレーム12に設けられたユニットとして構成される。なお、便宜のために、前記搬送方向Xと直交する方向を本明細書では幅方向Yとする。
図3に示すごとく、前記搬送手段2は搬入コンベヤ21と、移送プレート22と、搬出コンベヤ23からなる。前記搬入コンベヤ21および前記搬出コンベヤ23は本実施形態においては無端ベルトを用いたベルトコンベヤである。前記搬入コンベヤ21の下流端部には、前記切断装置3によって食品生地帯10の切断が行われる切断ステーションAが設けられる。前記搬出コンベヤ23の上流端部には、切断分割された食品生地片10Pが配置される配置ステーションBが設けられる。前記移送プレート22は前記切断ステーションAと前記配置ステーションのBの間に設けられ、その上側表面に圧縮された空気を噴出するための空気噴出口22Aを備える。圧縮された空気の噴出方法については、公知の装置を用いているので省略する。
図2および図3に示すごとく、前記切断装置3は上下動機構31と、回動機構32と、支持シャフト33と、切断刃34からなる。前記上下動機構31は前記切断刃34を上下動させるための機構であり、本実施例においては直動式エアシリンダ35を用いている。前記回動機構32は、前記切断刃34を一回の上下動ごとに前記支持シャフト33を回動中心として任意の角度の範囲内で回動させるための機構であり、本実施例においてはサーボモータを駆動としたリンク機構からなる。前記切断刃34はその幅方向長さの中点において前記支持シャフト33の下端部に設けられる。本実施例では、切断刃34が食品生地片10Pを切断分割する際に幅方向Yに対し交互に成す角度を同じ大きさとし、振れ角αおよび振れ角α´と付する(図4参照)。
図1および図3に示すごとく、前記移送装置4は上下動機構41と、回動機構42と、移送機構43と、移送アーム44からなる。前記移送アーム44は、その先端に食品生地片10Pを保持可能なツメ45を備える。前記上下動機構41は前記回動機構42とともに前記移送アーム44を上下動させて前記ツメ45による食品生地の保持・開放を行うための機構であり、本実施例では直動式エアシリンダ411を用いる。前記回動機構42は、前記移送アーム44を回動させて前記ツメ45で保持した食品生地片10Pを旋回させるための機構であり、本実施例では電動ロータリーテーブル421を用いる。前記移送機構43は前記上下動機構41および前記回動機構42とともに前記移送アーム44を食品生地片10Pの保持位置と配置位置との間を往復させるための機構である。本実施例では、前記移送機構43は、前記上下動機構41および前記回動機構42を介して前記移送アーム44を支持するスライドプレート431、前記スライドプレート431を搬送方向Xに往復動可能に案内するため前記フレーム12に設けられたリニアガイド432、前記スライドプレート431をラック−ピニオン機構433を介して駆動するサーボモータ434から構成される。
前記食品切断移送装置1を用いて食品生地帯10から食品生地片10Pを切断分割し、旋回させながら移送する工程について説明する。前記食品生地帯10は、図4に示すごとく、食品生地片10Pの形状と重量の安定を図るため、あらかじめサーキュラーカッタ(図示省略)によって長手方向両端部を切断除去され、前記搬送装置2によって搬送方向Xへと搬送されている。また、食品生地帯10の端部は前記切断装置3により切断され幅方向Yに対し傾斜した状態で次の切断工程に搬送されるものとして説明する。
前記食品生地帯10は、前記搬送装置2の搬入コンベヤ21によって前記切断ステーションAに搬送される。前記移送装置4は移送アーム44を下降させ、前記食品生地帯10において食品生地片10Pとなる下流端部を前記ツメ45で保持する。前記ツメ45は前記食品生地帯10に想定される、前記食品生地片10Pの望ましい回転中心Oと前記移送アーム44の回転中心O´(本実施例では移送アーム44の軸芯)を一致させて保持するように調整されている。前記調整方法は、切断刃34と移送アーム44の原点位置との距離を製品ごとに予め設定するものであり、例えば、搬入コンベヤ21に備えたエンコーダで前記食品生地帯10の搬送距離を測定して前記移送アーム44の下降タイミングを制御する。
次に、前記切断装置3は上下動機構31により切断刃34を昇降し前記食品生地帯10の下流端部を切断する。この切断によって、前記ツメ45で保持している前記食品生地帯10の下流端部は、食品生地片10Pとなる。本発明では、少なくとも前記切断刃34が切断を完了する前に、前記ツメ45が前記下流端部を保持するように調整される。好ましくは、前記ツメ45は前記切断刃34が前記下流端部を切断開始する前に前記食品生地帯10を保持するよう調整される。この調整方法としては、例えば、前記切断刃34の下端位置を前記ツメ45の下端位置より上方に配置して待機させ、両者を同時に下降開始することができる。また、他の調整方法としては、前記下降開始タイミングを個別に設定することもできる。
食品生地帯10の下流端部を切断する時、前記切断刃34は前記食品生地帯10の幅方向Yに対し、製品の形状に合わせた任意の振れ角αで切断する。図4の左側に示すごとく、切断される食品生地片10Pの外形は、その2つの斜辺S1、S2が幅方向Yに対し線対称となった略三角形状となる。また、食品生地片10Pの切断によって形成される食品生地帯10の新しい端部は、幅方向Yに対して傾斜した切断面となる。本実施例において食品生地片10Pは上底および下底が前記幅方向Yを向いた台形であるが、本明細書においては台形についても略三角形状に含まれるものとし、その上底を頂点t、下底を底辺bとする。
切断された前記食品生地片10Pは、前記切断ステーションAから前記配置ステーションBへ向けて移送され始める。まず、前記移送装置4は移送機構43を駆動させ、移送アーム44が前記食品生地片10Pを保持したまま搬送方向Xへ移動をはじめる。本実施例においては、前記移送アーム44は前記移送機構43のサーボモータ434により駆動されているので、移送速度、移送開始位置および移送終了位置が調整可能である。前記食品生地片10Pが搬送される速度は、前記搬送コンベヤ21の搬送速度よりも大きく定められている。
次に、前記食品生地片10Pは移送プレート22上において、その底辺bが搬送方向の下流側、頂点tが上流側を向くように旋回される。前記食品生地片10Pが全面的に移送プレート22上に到ると、前記移送装置4は前記回動機構42を動作させ、前記移送アーム44を時計回りに90°回動させることによって前記食品生地片10Pを旋回させる。本実施例においては、前記食品生地片10Pは全面的に移送プレート22上にあるうちに旋回が完了するように設けられている。前記移送プレート22はその表面から圧縮空気を上方へと向けて噴出しているため、移送および旋回時に食品生地片10Pが搬送面と擦れて形状の歪みが生じることを防ぐことが出来る。なお前述のように、前記食品生地片10Pは旋回されている間も搬送方向Xへ向かって移送され続ける。
旋回された前記食品生地片10Pは、配置ステーションBに配置される。前記移送装置4は、移送アーム44が配置ステーションBの終端停止位置に達すると、前記上下動機構41を駆動させ、移送アーム44を上昇させる。したがって、食品生地片10Pは前記ツメ45から開放され、配置ステーションBにおける任意の場所に配置される。このとき、前記ツメ45は前記積載ステーションBで前記食品生地片10Bを開放するまで保持を維持するため、切断後の食品生地片10Pの芯ずれに起因する配置の乱れは起こらない。配置された前記食品生地片10Pは、前記搬出コンベヤ23により搬送方向Xへと搬送される。
前記食品生地10Pを配置した後、前記移送装置4は前記終端停止位置から前記切断ステーションAへと進行方向Xについて復動作を行う。この時、前記ツメ45も回動方向について復動作を行う。一方、前記移送装置4が前記食品生地片10Pを移送している際に、前記回動機構32は前記切断刃34の振れ角をα´に変化させている。上述で理解されるごとく、略三角形状の食品生地片10Pは、ひとつ毎に頂点tと底辺bとが互い違いの方向を向いて切断分割されるものである。したがって、前記移送装置4は毎移送動作ごとに移送アーム44の回動方向を反対にするように設けられ、前記食品生地片の底辺bを搬送方向Xに向ける。なお、前記ロータリーテーブル421によって前記ツメ45の回動方向は任意に変更可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る食品切断移送装置1の説明は概ね上記のとおりであるが、これに限らず、特許請求の範囲の要旨および目的の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上記の実施例では切断装置3の切断刃34は通常のブレードだが、これを超音波カッタとしてもよい。この場合、切断される食品生地片10Pの斜辺の切り口はより鋭利となり、焼成後のクロワッサン製品の外側に露出する層がより鮮明に形成され、良品とされる製品を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る食品切断移送装置1について図5乃至図8により説明する。本実施例の食品切断移送装置101は、第1の実施例に示した前記切断装置3と前記移送装置4をそれぞれ3組備え、それらを幅方向Yに並列して設けた構成である。図6に示すごとく、食品切断移送装置101は、3本の連続した食品生地帯10L、10M、10Nより3つの食品生地片10P、10Q、10Rを切断し、それぞれを旋回しながら並列に移送する。第1の実施例の食品切断移送装置1と同様な構成に関しては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に示すごとく、前記食品切断移送装置101には前記搬送手段2の搬入コンベヤ21上に各食品生地帯10L、10M、10Nに応じた切断ステーションA1、A2、A3が設けられる。また、前記搬送手段2の搬出コンベヤ23の上流端部には、切断分割された食品生地片10P、10Q、10Rが配置される配置ステーションB1、B2、B3が設けられる。前記配置ステーションB1、B2、B3は切断ステーションA1、A2、A3と比較して幅方向Yにそれぞれ離間した場所に設けられる。
また、図5に示すごとく、前記食品切断移送装置101は、前記食品生地帯10L、10M、10Nに対応して切断装置3L、3M、3Nを幅方向Yに並列して備えている。これら切断装置3L、3M、3Nは各間隔を調整可能に設けられている。また、前記食品切断移送装置101は、移送装置4L、4M、4Nを幅方向Yに離間させる離間機構5を備える。より詳細に述べると、前記離間機構5は、前記移送装置4L、4M、4Nにおいて、両端に設けられた前記移送装置4Lと4Nを、中心に固定された前記移送装置4Mに対し接近離間する機構である。前記離間機構5は駆動モータ51に連結された駆動プーリ52及び従動プーリ53に掛け回された歯付きベルトのごときエンドレス部材54からなる。前記エンドレス部材54の上部側には前記移送装置4Lが連結してあり、前記エンドレス部材54の下部側には前記移送装置4Nが連結している。したがって、前記移送装置4Lおよび4Nは、前記駆動モータ51を駆動し前記エンドレス部材54が一方の方向へ回動すると相対的に近接し、他方の方向へ回動すると相対的に離間する。
前記食品切断移送装置101を用いて食品生地片10P、10Q、10Rを切断し、旋回させながら移送する工程について説明する。前記食品生地帯10L、10M、10Nは、図6に示すごとく、サーキュラーカッタ(図示省略)によって長手方向両端部を切断除去され、等しい幅の三本の生地帯となるように切れ目を入れられた生地帯であり、搬入コンベヤ21により搬送方向Xへと搬送されている。前記食品生地帯10L、10M、10Nの下流端部はそれぞれ前記切断装置3L、3M、3Nにより切断され、幅方向Yに対し傾斜した状態で次の切断工程に搬送されるものとして説明する。
前記切断ステーションA1、A2、A3において、前記移送装置4L、4M、4Nが前記食品生地帯10L、10M、10Nの下流端部を保持する工程の詳細な説明は、第1の実施例と同様であるので省略する。その後、前記切断装置3L、3M、3Nの切断刃34L、34M、34Nは前記食品生地帯10の下流端部を切断し、食品生地片10P、10Q、10Rが分割される。本実施例では、前記切断刃34L、34M、34Nが食品生地片10Pを切断分割する際に搬送方向Xに対し交互に成す角度を同じ大きさとし、振れ角βおよび振れ角β´と付する。食品生地片10P、10Q、10Rとなる。前記切断装置3L、3M、3Nの切断刃34L、34M、34Nは、前記移送装置4L、4M、4Nのツメ45L、45M、45Nで前記食品生地帯10の下流端部の保持が完了した後に、食品生地片10P、10Q、10Rを切断するように調整されている。
切断された前記食品生地片10P、10Q、10Rは、前記切断ステーションA1、A2、A3から前記配置ステーションB1、B2、B3へ向けてそれぞれ移送される。前記移送装置4L、4M、4Nが前記食品生地片10P、10Q、10Rを搬送方向Xへ移動させる詳細な説明は、前述の第1の実施例と同様であるので省略する。この時、前記離間装置5が駆動することによって、前記移送装置4Lおよび4Nはそれぞれ前記移送装置4Mより離間される。したがって、前記食品生地片10P、10Q、10Rは、それぞれの幅方向Yの間隔を拡げながら搬送方向Xへ移送される。
次に、前記食品生地片10P、10Q、10Rは移送プレート22上において、その底辺bが搬送方向の下流側、頂点tが上流側を向くように旋回される。これらの旋回の詳細な説明は、前述の第1の実施例と同様であるので省略する。この時、旋回する前記食品生地片10P、10Q、10Rが互いに干渉することを防ぐため、移送装置4L、4M、4Nは前記食品生地片10P、10Q、10Rが互いに充分に離間した時点で旋回動作を開始する。なお、前記食品生地片10P、10Q、10Rは離間および旋回されている間も搬送方向Xへ向かって移送され続ける。その後、旋回された前記食品生地片10P、10Q、10Rは、それぞれ配置ステーションB1、B2、B3に配置される。それらの軌道を軌道L、M、Nとして簡略化し図6に示す。
前記食品生地10P、10Q、10Rを配置した後、前記移送装置4L、4M、4Nはそれぞれ前記終端停止位置から前記切断ステーションAへと進行方向Xについて復動作を行う。この時、前記ツメ45L、45M、45Nも回動方向についてそれぞれ復動作を行う。一方、前記移送装置4L、4M、4Nが前記食品生地片10P、10Q、10Rを移送している際に、回動機構32L、32M、32Nが動作し、切断刃34L、34M、34Nは前記支持シャフト33L、33M、33Nを回転中心として前記の振れ角βの位置から進行方向Xについて対称的な振れ角β´の位置へと回動している。
本発明の第2の実施の形態に係る食品切断移送装置101の説明は概ね上記のとおりであるが、これに限らず、特許請求の範囲の要旨および目的の範囲内において種々の変更が可能である。本実施例では前記切断刃34L、34M、34Nが互いに干渉しないように、進行方向Xに対し交互に成す角度βとβ´との間を往復しているが、これに限定されるものではない。例えば、切断刃の回転方向についての復動作の開始タイミングをそれぞれ別に設けたり、隣り合った切断刃同士の回転方向を異なって設けることも可能である。
また、上述の実施例において離間装置5は駆動モータ51により回動するエンドレス部材54から構成されるが、これらを図7に示す食品切断移送装置102のごとくパンタグラフ55と置き換えても同等の効果が得られる。また、図8に示す食品切断移送装置103のごとく、離間装置5を前記軌道L、M、Nに沿ったガイド5L、5M、5Nとしても良い。この場合、前記ガイド上に移送装置4L、4M、4Nを往復動自在に設けることにより、食品切断移送装置103をより簡便な構成とすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る食品切断移送装置105について図9乃至図11により説明する。図11に示すごとく、食品切断移送装置105は、連続した食品生地帯10L、10M、10Nから各列2つの食品生地片を切り出し、合計6つの食品生地片10P、10Q、10R、10S、10T、10Uをそれぞれ旋回しながら並列に移送する。便宜のため、前記食品生地片10P、10Q、10Rを第1行の食品生地片、前記食品生地片10S、10T、10Uを第2行の食品生地片として説明する。
本実施例にかかる食品切断移送装置105は、食品生地帯10を搬送方向Xに搬送する搬送装置2と、前記食品生地帯10L、10M、10Nの下流端部から前記食品生地片10P〜10Uを切断分割する切断装置6と、前記搬送装置2の上方かつ前記切断装置6の下流側に隣設され、前記第1行の食品生地片を旋回させながら所定の位置に移送する第1行の移送装置7L、7M、7Nと、その下流側に隣設され、前記第2行の食品生地片を旋回させながら所定の位置に移送する第2行の移送装置8L、8M、8Nを備える。本実施例では、前記切断装置6、前記第1行の移送装置7L、7M、7N、第2行の移送装置8L、8M、8Nは同一のフレームに設けられたユニットとして構成される。第1および第2の実施例の食品切断移送装置1、101〜103と同様な構成に関しては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図11に示すごとく、前記搬送手段2の搬入コンベヤ21上には、前記切断装置6によって食品生地帯10L、10M、10Nの切断が行われる切断ステーションA1、A2、A3が設けられる。また、前記搬送手段2の搬出コンベヤ23の上流端部には、切断分割された食品生地片10P〜10Uがそれぞれ配置される配置ステーションB1、B2、B3、B4、B5、B6が設けられる。前記配置ステーションB1〜B6はそれぞれ搬送方向Xおよび幅方向Yに、旋回された食品生地片が互いに干渉しない距離を開けて設けられる。
図9および図10に示すごとく、前記切断装置6は第一上下動機構61とその下流側に第二上下動機構62を設け、前記第一上下同機構61と係合した第一切断刃63L、63N、63Mおよび前記第二上下同機構62と係合した第二切断刃64L、64N、64Mを備える。前記第一上下動機構61および前記第二上下動機構62はそれぞれ独立して上下動可能に設けられている。前記第一切断刃63L、63M、63Nおよび前記第二切断刃64L、64M、64Mは搬送方向Xおよび幅方向Yに原点位置を調整可能に設けられており、なおかつ幅方向Yに対する角度が調整自在となっている。本実施例では、前記第一切断刃63L、63M、63Mおよび前記第二切断刃64L、64N、64Mの角度は、互いに幅方向Yに対して対称となる角度に設定される。
前記食品切断移送装置105を用いて食品生地片10P〜10Uを切断し、旋回させながら移送する工程について説明する。前記食品生地帯10L、10M、10Nが前記切断ステーションA1、A2、A3に搬送されるまでの過程については、前述の第2の実施例と同様であるので詳述は省略する。前記食品生地帯10L、10M、10Nの端部は前記切断装置6により切断され幅方向Yに対し傾斜した状態で次の切断工程に搬送されるものとして説明する。
前記食品生地帯10L、10M、10Nが前記切断ステーションA1、A2、A3に搬送されると、前記第1行の移送装置7L、7M、7Nおよび前記第2行の移送装置8N、8M、8Nが食品生地帯10L、10M、10Nの下流端部を保持する。前記第1行の移送装置7L、7M、7Nは前記食品生地帯10L、10M、10Nにおいて前記第1行の食品生地片10P、10Q、10Rとなる箇所を、前記第2行の移送装置8N、8M、8Nは前記第2行の食品生地片10S、10T、10Uとなる箇所を保持する。上記の移送装置7L〜8Nはそれぞれの回転中心が対応する食品生地片10P〜10Uの望ましい回転中心と一致するように設けられている。
次に、前記切断装置6は第一上下動機構61とその下流側に第二上下動機構62によって前記食品生地帯10L、10M、10Nの下流端部を切断する。前記食品生地帯10Lからは食品生地片10Pおよび10Sが、前記食品生地帯10Mからは食品生地片10Qおよび10Tが、前記食品生地帯10Nからは食品生地片10Rおよび10Uが切断される。図10に示すごとく、第1行の切断刃63L、63N、63Mと第2行の切断刃64L、64N、64Mは互いに幅方向Yに対して対称となる角度であるので、ひとつの生地帯から切断されるふたつの前記食品生地片(例えば、食品生地片10Pおよび10S)は互いにその頂点tと底辺bを逆方向にして隣接された状態となる。少なくとも前記切断装置6が切断を完了する前に、前記移送装置7L〜8Nが前記食品生地片10P〜10Uを保持しているように調整される。
切断された前記食品生地片10P〜10Uは、前記切断ステーションA1、A2、A3から前記配置ステーションB1〜B6へ向けてそれぞれ移送される。前記第1行の移送装置7L、7M、7Nが前記第一行の食品生地片10P、10Q、10Rを、前記第2行の移送装置8N、8M、8Nが前記第二行の食品生地片10S、10T、10Uを搬送方向Xへ移動させる移送方法に関しては、前述の第2の実施例と同様であるので省略する。この時、前記離間装置5Uおよび前記離間装置5Dが駆動することによって、前記食品生地片10P〜10R及び前記食品生地片10S〜10Uは、それぞれの幅方向Yに間隔を開けながら移送される。さらに、前記第1行の移送装置7L、7M、7Nと前記第2行の移送装置8N、8M、8Nの移動速度の差によって、前記第1行の食品生地片10P、10Q、10Rと前記第2行の食品生地片10S、10T、10Uとは搬送方向Xに間隔を開けながら移送される。
次に、前記食品生地片10P〜10Uは移送プレート22上において、その底辺dが搬送方向の下流側、頂点tが上流側を向くように旋回される。これらの旋回を行う回動方法に関しては、前述の実施例と同様であるので省略する。すでに理解されるごとく、切断された際の前記第一行の食品生地片10P、10Q、10Rと前記第二行の食品生地片10S、10T、10Uはその頂点t及び底辺bの方向を180°違えているため、前記第一移送装置7L、7M、7Nと前記第二移送装置8N、8M、8Nは反対方向に回動する。また、旋回する前記食品生地片10P〜10Uが互いに干渉することを防ぐため、前記第1行の移送装置7L、7M、7Nと前記第2行の移送装置8N、8M、8Nは前記食品生地片10P〜10Uが充分に離間した時点で旋回動作を開始する。その後、旋回された前記食品生地片10P〜10Uは、配置ステーションB1〜B6にそれぞれ配置される。
本発明の第3の実施の形態に係る食品切断移送装置105の説明は概ね上記のとおりであるが、これに限らず、特許請求の範囲の要旨および目的の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、前記切断装置6、前記第1行の移送装置7L、7M、7Nおよび第2行の移送装置8L、8M、8Nは、食品生地帯10L、10M、10Nが前記切断ステーションA1〜A3で搬送されるのにともない、相対的に隣接した状態を保ったまま、搬入コンベヤ21と同速で下流側へ移動しても良い。こうした構成とすれば、食品生地片および前記食品生地帯が切断刃に滞留して形状が損なわれることがなく、搬入コンベヤ21の速度を高く設けることが可能であり、生産能力を上げることができる。
また、前述の実施の形態においては、搬入コンベヤ21および搬出コンベヤ23は連続的に食品生地帯および食品生地片を搬送しているが、前記搬入コンベヤ21および前記搬出コンベヤ23あるいはどちらか一方が間欠的な搬送を行っても良い。本発明に係る食品切断移送装置は、例えば本食品切断移送装置の下流側で人手によって食品生地片上にフィリングを置く場合など、間欠的搬送が望ましい場合にも対応可能である。
1 食品切断移送装置
2 搬送装置
21 搬入コンベヤ
22 移送プレート
23 搬出コンベヤ
A 切断ステーション
B 配置ステーション
3 切断装置
31 上下動機構
32 回動機構
33 支持シャフト
34 切断刃
4 移送装置
41 上下動機構
42 回動機構
43 移送機構
44 移送アーム
45 ツメ
5 離間装置
51 駆動プーリ
52 エンドレス部材
6 切断装置
7 第一移送装置
8 第二移送装置
10 食品生地帯
10P 食品生地片

Claims (8)

  1. 生地を切断し移送させる装置であって、
    −連続した食品生地帯を下流側に搬送する搬送装置、
    −前記搬送装置に設けられる切断ステーションと前記切断ステーションの下流側に設けられる配置ステーション、
    −前記切断ステーションにおいて前記食品生地帯の下流端部を保持する移送アーム、
    −前記食品生地帯の前記移送アームに保持された下流端部を、切断刃によって切断して食品生地片とする切断装置、
    −前記移送アームによって前記食品生地片を移送しながら旋回させ、前記配置ステーションへ配置する移送装置、を備えることを特徴とする食品切断移送装置。
  2. 請求項1に記載の食品切断移送装置であって、前記切断刃が食品生地帯を切断する箇所と前記移送アームが前記食品生地帯を保持する箇所の距離が調整可能であることを特徴とする食品切断移送装置。
  3. 請求項2に記載の食品切断移送装置であって、前記切断装置と前記移送装置がひとつのユニットとして設けられていることを特徴とする食品切断移送装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の食品切断移送装置であって、前記切断ステーションと前記配置ステーションの間に、微細な穴から圧縮空気を噴出する搬送面に設けたことを特徴とする食品切断移送装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の食品切断移送装置であって、前記切断装置の切断刃が超音波カッタであることを特徴とする食品切断移送装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の食品切断移送装置であって、前記切断刃はその垂直方向に回転中心を備え、食品生地片を切断分割するごとに回動運動を行い、略三角形状の食品生地片を切断分割する回動機構を備えたことを特徴とする食品切断移送装置。
  7. 搬送コンベヤによって搬送される食品生地帯から食品生地片を切断分割し、旋回して所定の位置に配置する食品生地切断分割旋回方法であって、
    −前記食品生地帯の下流端部を移送アームで保持する工程、
    −前記移送アームで保持された食品生地帯の下流端部を切断刃によって略三角形状の食品生地片に切断分割する工程、
    −前記食品生地片を移送アームによって切断刃から引き離しながら旋回させ、前記略三角形状の食品生地片の底辺が下流側を指向した状態で配置する工程、を含むことを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の食品生地切断分割旋回方法であって、食品生地片の回転および移送が行われる際、搬送面に設けた微細な穴から圧縮空気を噴出することを特徴とする方法。
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