JP6407562B2 - 照明制御システム、画像センサ、画像センサ校正方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
照明制御システム、画像センサ、画像センサ校正方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6407562B2 JP6407562B2 JP2014106283A JP2014106283A JP6407562B2 JP 6407562 B2 JP6407562 B2 JP 6407562B2 JP 2014106283 A JP2014106283 A JP 2014106283A JP 2014106283 A JP2014106283 A JP 2014106283A JP 6407562 B2 JP6407562 B2 JP 6407562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- calibration
- space
- image sensor
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
照明制御システム1は、制御対象の照明機器2−1〜2−3を制御するシステムである。制御対象となる照明機器の数は、図1と異なる数であってもよい。以下の説明では、特に区別しない限り、照明機器2−1〜2−3を照明機器2と記す。
照明制御システム1は、外部システム4、画像センサ3−1〜3−3、第1のネットワーク51、第2のネットワーク52、第3のネットワーク53、ゲートウェイ装置6及びHUB7を備える。
第3のネットワーク53は、照明機器2及び照明制御装置43を収容するネットワークである。なお、第3のネットワーク53は、第1のネットワーク51又は第2のネットワーク52に統合されもよい。
HUB7は、画像センサ3を第2のネットワーク52に収容させるネットワークハブである。
画像センサ3は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、センサ制御プログラムを実行する。画像センサ3は、センサ制御プログラムの実行によって記憶部31、通信部32、撮像部33、撮像制御部34、画像処理部35、校正処理部36及び明るさ推定部37を備える装置として機能する。
なお、画像センサ3の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。センサ制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。センサ制御プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部32は、LAN(Local Area Network)等の通信インターフェースを用いて構成される。通信部32は、HUB7を介して外部システム4及びゲートウェイ装置6との間で通信する。
撮像部33は、レンズと撮像素子とシャッタとを備え、撮像制御部34の制御によって空間を撮像する装置として動作する。例えば、本実施形態では、撮像部33は、撮像範囲が広い魚眼レンズを用いて構成される。撮像部33は、撮像制御部34の制御に基づいて、自装置が設置された位置から対象空間の画像を取得する。撮像部33は、取得した画像を撮像制御部34に出力する。
式1の照明の光量は、以下に示す式2によって算出される。式1の画像センサへの入力光量は、以下に示す式3によって算出される。
式3において関数fは、撮像された画像と、その画像が撮像されたときの撮像パラメータとから、画像センサ3に入力された光の量(画像センサへの入力光量)を推定するモデル関数である。関数fは、撮像部33の撮像機能の仕様に基づいて決定される既知の関数である。
図3において縦軸は、照明の光量を表す。横軸は、照明の調光率を表す。符号81は、照明の光量と照明の調光率との関係を表す特性曲線である。この特性曲線81に基づいて照明パラメータgが決定される。照明パラメータgは、特性曲線81を表す関数として表されてもよい。また照明パラメータgは、特性曲線81が示す照明の光量の値を所定の数サンプリングし、サンプリングされた照明の光量の値と、対応する調光率とを組み合わせたデータの集合として表されてもよい。
照明制御装置43は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、照明制御プログラムを実行する。照明制御装置43は、照明制御プログラムの実行によって記憶部431、第1通信部432、第2通信部433、明るさ制御部434及び校正制御部435を備える装置として機能する。
なお、照明制御装置43の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。照明制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。照明制御プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
第2通信部433は、LAN等の通信インターフェースを用いて構成される。第2通信部433は、照明制御装置43を第3のネットワーク53に接続する。第2通信部433は、照明機器2との間で通信する。
図5において、縦軸は、画像センサ3に入力された調光率から算出される照明の光量を表す。横軸は、画像センサ3への入力光量を表す。図5にプロットされた各点は、異なる調光率における照明の光量と画像センサ3への入力光量とを表す。図5の例では、調光率が25%、50%、75%及び100%のときに取得された画像センサ3への入力光量を表す点がプロットされている。照明の光量は、調光率と照明パラメータとにより決定される。画像センサ3への入力光量は、画像センサ3によって取得された画像と、その画像が取得されたときの撮像パラメータとから推定される。符号82は、プロットされた点の集合から推定された、照明の光量と画像センサ3への入力光量との関係を表す推定曲線である。すなわち、この推定曲線82の勾配が、画像センサ3によって取得される空間の反射率となる。
まず、照明制御装置43の校正制御部435は、校正処理に使用する調光率の中から1つの調光率aを選択する(ステップS101)。校正制御部435は、選択された調光率aで校正対象の画像センサ3が受け持つ照明機器2を点灯させる(ステップS102)。校正制御部435は、照明機器2を点灯させると、画像センサ3に対象空間の撮像を指示する。画像センサ3の撮像制御部34は、照明制御装置43の指示に応じて、照明機器2が調光率aで点灯する状態の対象空間の撮像を撮像部33に指示する。撮像部33は、対象空間を撮像し、取得した画像と、その画像を撮像したときの撮像パラメータとを撮像制御部34に出力する。撮像制御部34は、取得された画像と、その画像を取得したときの撮像パラメータと、そのときの調光率aとを対応付けて記憶部31に記憶させる(ステップS103)。
一方、ステップS104において、全ての調光率について対象空間の画像を取得した場合(ステップS104−YES)、画像センサ3の校正処理部36は、校正処理に使用する全ての調光率について取得された対象空間の画像に基づいて、空間の反射率を取得する(ステップS106)。
符号A1は、撮像部33に魚眼レンズを用いた画像センサ3が、対象空間を上から俯瞰して取得した画像である。対象空間の部屋は、上部に照明機器2が設置されており、照明機器2から光が供給されている。符号A1−1は、画像に写りこんだ魚眼レンズの外周である。符号A1−2は、対象空間である部屋の床の外周である。符号A1−3は、床A1−2に設置された机である。画像A1では、机A1−3の上面は周囲よりも明るくなっており、光をよく反射していることが分かる。
図8の画像A2は、図7の画像A1に撮像された対象空間と同じ空間が撮像された画像である。画像A2には、画像A1の机A1−3の一部が対象空間外に移動され、机A2−1が残された状態の対象空間が撮像されている。
図9の画像A3は、図7の画像A1に撮像された対象空間と同じ空間が撮像された画像である。画像A3には、撮像された部屋の四方の壁のうちの一方が別の壁に変更された状態の対象空間が撮像されている。そのため、変更後の壁A3−1は周囲よりも明るくなっており、光をよく反射していることが分かる。
図10において、画像A4は、図7の画像A1及び図8の画像A2に基づいて認識された、対象空間におけるレイアウトの変更領域A4−1を表す画像である。レイアウトの変更領域A4−1は、すなわち、画像A1において、対象空間外に移動された机A1−2に対応する領域である。
図11において、画像A5は、図7の画像A1及び図9の画像A3に基づいて認識された、対象空間におけるレイアウトの変更領域A5−1を表す画像である。レイアウトの変更領域A5−1は、すなわち、画像A3において変更された壁A3−1に対応する領域である。
画像Bは、撮像部33に魚眼レンズを用いた画像センサ3によって取得された対象空間の画像である。符号B1が示す領域は、画像Bにおける制御用領域を表す。符号B2−1及び符号B2−2は、画像Bにおける校正用領域を表す。以下の説明では、特に区別しない限り、校正用領域B2−1及びB2−2を校正用領域B2と記す。画像センサ3の画像処理部35は、校正用領域B2を、制御用領域B1以外の領域から選択する。このように、校正用領域B2が、制御用領域B1と異なる領域に設定されることによって人や外光などの一時的な要因が反射率の変化に及ぼす影響を抑制することができる。
図13において、図6と同様の処理を行うステップには、図6と同様の符号を付すことにより説明を省略する。
まず、ステップS101〜ステップS105の処理を行うことにより、画像センサ3は、校正処理に使用する全ての調光率について、対象空間の画像を取得する。そして、画像センサ3の画像処理部35が、取得された画像について画像処理を行う。画像処理部35は、画像処理の結果に基づいて、空間の反射率が変化した可能性があるか否かを判定する(ステップS201)。空間の反射率が変化した可能性があると判定された場合(ステップS201−YES)、画像センサ3の校正処理部36は、校正処理に使用する全ての調光率について取得された画像に基づいて空間の反射率を取得する(ステップS202)。そして、画像センサ3は、自装置に設定されている空間の反射率を、取得された空間の反射率に校正する。
一方、ステップS201において、空間の反射率が変化した可能性がないと判定された場合(ステップS201−NO)、校正処理部36は、反射率の取得を行わずに処理を終了する。
また、画像センサ3は、レイアウトの変更領域を表す画像に基づいて、レイアウトの変更領域が対象空間の明るさ(空間の反射率)に寄与する度合いに応じて校正処理を行うことによって、画像センサ3の校正をより正確に行うことができる。具体的には、画像センサ3は、レイアウトの変更領域のうち、対象空間の明るさに寄与する度合いが小さい領域を、空間の反射率の取得に用いる画像の領域から除外する。このような校正処理の流れについて次に説明する。
図14及び図15において、図13と同様の処理を行うステップには、図13と同様の符号を付すことにより説明を省略する。
まず、ステップS101〜ステップS105の処理を行うことにより、画像センサ3は、校正処理に使用する全ての調光率について、対象空間の画像を取得する。そして、画像センサ3の画像処理部35が、取得された画像について画像処理を行う。画像処理の結果に基づいて、ステップS201において空間の反射率が変化した可能性があると判定された場合(ステップS201−YES)、画像処理部35は、空間の反射率が変化した領域の大きさが所定の閾値Rthより大きいか否かを判定する(ステップS301)。空間の反射率が変化した領域の大きさが閾値Rth以下である場合(ステップS301−NO)、画像処理部35は、空間の反射率の変化が変化した領域の大きさが所定の閾値Rtlより小さいか否かを判定する(ステップS302)。空間の反射率が変化した領域の大きさが閾値Rtlより小さい場合(ステップS302−YES)、画像処理部35は、空間の反射率が変化した領域の画像に、この領域を空間の反射率の取得に使用しない領域としてマークするためのマスク処理を行う(ステップS303)。校正処理部36は、校正処理に使用する全ての調光率について取得された画像の領域のうち、マスクされていない領域の画像に基づいて空間の反射率を取得する(ステップS304)。
また、一方、ステップS302において、空間の反射率が変化した領域の大きさが閾値Rtl以上である場合(ステップS302−NO)、ステップS304に進み、校正処理部36は、取得された画像に基づいて空間の反射率を取得する。
図16において、図14及び図15と同様の処理を行うステップには、図14及び図15と同様の符号を付すことにより説明を省略する。
まず、ステップS101〜ステップS105の処理を行うことにより、画像センサ3は、校正処理に使用する全ての調光率について、対象空間の画像を取得する。そして、画像センサ3の画像処理部35が、取得された画像について画像処理を行う。画像処理の結果に基づいて、ステップ201において空間の反射率が変化した可能性がないと判定された場合(ステップS201−NO)、校正処理部36は、校正処理に使用する全ての調光率について取得された画像に基づいて照明パラメータを取得する(ステップS401)。
図17において、縦軸は、画像センサ3によって取得された画像から推定された照明の光量を表す。横軸は、各画像が取得されたときの照明機器2の調光率を表す。図17にプロットされた点は、各調光率において取得された画像から推定された照明の光量を表す。符号83は、プロットされた点の集合から推定された調光率と照明の光量との関係を表す照明パラメータ推定曲線である。照明パラメータgは、直線で近似された照明パラメータ推定曲線83の勾配で表されてもよいし、調光率を入力とする関数として表されてもよい。
また、校正処理の実施のタイミングは、所定の単位ごとに制御されてもよい。例えば、個々の画像センサ3の単位で制御されてもよいし、複数の画像センサ3を1つの単位として制御されてもよい。例えば、画像センサ3が設置された建物やフロアを1つの単位として制御されてもよい。
また、校正処理の実施のタイミングは、上記機器や装置、システム以外に、調整用のPC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット、携帯電話などの情報機器によって遠隔制御されてもよい。
図18の選択画面C1及び図19の選択画面C2は、ともに、校正ツールによって表示される、校正対象の画像センサ3を選択するための画面である。選択画面C1及びC2は、作業端末が備える表示部に表示される。
図18では、選択画面C1は、画像センサ3が設置されたフロアのフロアマップの態様で構成される。選択画面C1のフロアマップには、画像センサ3の位置に応じた選択オブジェクトC1−1及びC1−2が表示される。選択オブジェクトC1−1は、選択済みの画像センサ3を表し、選択オブジェクトC1−2は、未選択の画像センサ3を表す。選択オブジェクトC1−1及びC1−2は、オブジェクトの色や大きさ、形状などの表示形式の違いによって区別される。校正ツールの利用者は、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスを用いてこれらのオブジェクトを選択することによって、画像センサ3の選択と、選択の解除を入力する。校正ツールは、利用者によって選択された画像センサ3の情報を、照明制御装置43に送信する。照明制御装置43は、選択された画像センサ3の校正処理を制御する。このように、フロアマップの態様で表示された選択画面を用いることによって、利用者は、校正対象の機器の選択を容易に行うことができる。
C2−2、ゾーン区分C2−3及びリストアップされた各画像センサ3は、それぞれ、選択を入力するためのチェックボックスを伴って表示される。校正ツールの利用者は、チェックボックスを選択することによって、対応する画像センサ3の選択と、選択の解除を入力する。このように、リスト形式で表示される選択画面を用いることによって、利用者は、区分ごとの画像センサ3の選択状況を容易に把握することができる。さらに、区分ごとに選択と、選択の解除がまとめて行えるため、校正対象の機器の選択を容易に行うことができる。
図20の進捗画面C3は、校正ツールによって表示される、校正処理の進捗や実行結果を表示する画面である。進捗画面C3は、作業端末が備える表示部に表示される。校正ツールは、画像センサ3及び照明制御装置43から校正処理の進捗や実行結果を示す情報を取得する。図20では、進捗画面C3の態様は、選択画面C1と同様にフロアマップの態様で構成される。進捗画面C3のフロアマップには、画像センサ3の位置に応じた対象オブジェクトC3−1、C3−2及びC3−3が表示される。対象オブジェクトC3−1は、校正対象として選択された画像センサ3のうち、校正処理が完了していない画像センサ3を表す。対象オブジェクトC3−2は、校正対象として選択された画像センサ3のうち、校正が完了した画像センサ3を表す。対象オブジェクトC3−3は、校正対象として選択されなかった画像センサ3を表す。
以下、実施形態の照明制御システム1の別形態の具体例について説明する。
照明制御システム1aは、実施形態の照明制御システム1を小型化したシステムである。図21において、図1と同様の構成要素には、図1と同様の符号を付すことにより説明を省略する。
照明制御システム1aは、照明制御装置43及び画像センサ3のみを備える点で照明制御システム1と異なる。小規模な照明制御システムを構成する場合、図21によって示される照明制御システム1aを構成することによって、照明制御システム1と同様の校正処理と、照明機器の制御とを実現することができる。
照明制御システム1bは、実施形態の照明制御システム1に遮光装置と、遮光装置を制御する遮光制御装置とが付加されたシステムである。遮光装置とは、ブラインドやカーテンなどの遮光機能を有する装置である。照明制御システム1bは、遮光装置としてブラインド9−1〜9−3を備える。図22において、図1と同様の構成要素には、図1と同様の符号を付すことにより説明を省略する。
照明制御システム1bは、外部システム4に代えて外部システム4bを備える点で照明制御システム1と異なる。外部システム4bは、ブラインド制御装置44をさらに備える点で外部システム4と異なる。ブラインド制御装置44は、ブラインド9−1〜9−3を制御する装置である。ブラインド制御装置44が制御するブラインドの数は、図22と異なる数であってもよい。以下の説明では、特に区別しない限り、ブラインド9−1〜9−3をブラインド9と記す。
ブラインド制御装置44は、第4のネットワーク54を介してブラインド9と通信し、ブラインド9の動作を制御する。
図23において、図16と同様の処理を行うステップには、図16と同様の符号を付すことにより説明を省略する。
まず、ブラインド制御装置44は、ブラインド9を制御し、ブラインドを下ろす(ステップS501)。次に、ステップS101〜ステップS401の処理を行うことによって、画像センサ3の校正処理を行う。画像センサ3の校正処理が完了すると、ブラインド制御装置44は、ブラインド9を制御し、ブラインドを上げる(ステップS502)。
このように、照明制御システム1にブラインド制御機能が追加されることによって、照明制御システム1bでは、校正処理の実行中に点灯される照明の光が建物の外に漏れることを抑制することができる。
また、画像センサ3は、取得した画像に画像処理を行うことによって空間の反射率の変化を認識し、画像内の領域における変化の大きさを認識する。そして、画像センサ3は、変化の大きさに応じて校正用領域を設定する。そのため、画像センサ3は、自装置の校正をより正確に行うことができる。
また、実施形態の照明制御システム1において、画像センサ3を校正する作業者は、校正ツールを用いて校正処理を制御することが可能である。この校正ツールによって、作業者は、校正処理を行う対象の選択や、校正処理の実行、校正処理の結果の確認などを容易に行うことができるようになり、作業効率を向上させることができる。
照明制御装置43は、外部システム4以外に配置されてもよい。例えば、照明制御装置43は、クラウド上に存在してもよいし、中央監視室や機械室などの場所に設置されてもよい。また、照明制御装置43の機能を、画像センサ3が備えてもよい。
画像センサ3は、撮像機能を有する装置と、それ以外の機能を異なる装置とが組み合わされて構成されてもよい。例えば、撮像部33と撮像制御部34とがカメラを用いて構成されてもよい。撮像部33及び撮像制御部34以外の機能を備える装置は、カメラ近くに配置されカメラと通信可能に構成されてもよい。また、撮像部33及び撮像制御部34以外の機能を備える装置は、照明制御装置43と同様に、クラウド上に存在してもよいし、中央監視室や機械室などの場所に設置されてもよい。
照明制御システム1が備える各ネットワークは、単一のネットワークとして構成されてもよい。また、各ネットワークは、有線のネットワークであってもよいし、無線のネットワークであってもよい。
Claims (11)
- 空間の画像を取得する撮像部と、
前記画像及び前記空間の反射率に基づいて前記空間の明るさを推定する推定部と、
前記撮像部が所定のタイミングで取得する前記空間の画像に基づいて前記反射率を校正する校正部と、
を備える画像センサと、
前記校正部が前記反射率の校正処理を実施する際に前記空間の照明機器を所定の調光率で点灯させる校正制御部を備える照明制御装置と、
を備え、
前記校正部は、前記照明機器が前記調光率で点灯している状態で取得された前記空間の画像と、前記撮像部が前記画像の取得時に使用した撮像パラメータと、前記照明機器の調光率と出力光量との関係性を示す照明パラメータと、に基づいて前記反射率を取得する、
照明制御システム。 - 前記画像センサは、前記画像の画像処理によって前記空間の明るさの変化を検出する画像処理部をさらに備え、
前記校正部は、前記変化の有無に応じて前記反射率の校正処理を実行する、
請求項1に記載の照明制御システム。 - 前記画像処理部は、前記画像内で明るさが変化した領域を検出し、検出した領域のうち明るさの変化量が小さい領域にマスク処理を行い、
前記校正部は、前記画像内でマスクされていない領域の画像に基づいて前記反射率を推定する、
請求項2に記載の照明制御システム。 - 前記校正部は、前記所定のタイミングにおいて取得された前記空間の画像に基づいて前記照明パラメータを校正する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の照明制御システム。 - 前記校正部は、前記画像処理部によって前記反射率の変化が検出されなかった場合に、前記所定のタイミングにおいて取得された前記空間の画像に基づいて前記照明パラメータの校正処理を実行する、
請求項2又は3に記載の照明制御システム。 - 前記照明制御システムは、前記空間に設置された遮光装置を制御する遮光制御装置をさらに備え、
前記校正制御部は、前記画像センサが前記空間の反射率又は前記照明パラメータの校正処理を行うとき、前記遮光制御装置に前記空間の遮光動作を指示する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の照明制御システム。 - 前記照明制御システムは、校正対象の画像センサを選択する操作、又は校正処理を実施するタイミングの入力を受け付け、入力された情報を前記照明制御装置に送信する端末装置をさらに備え、
前記校正制御部は、前記情報に基づいて前記校正処理を実行させる対象となる画像センサ又は校正処理の実施タイミングを制御し、
前記端末装置は、前記画像センサ及び前記照明制御装置から校正処理の状況を表す情報を取得して表示する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の照明制御システム。 - 前記校正制御部は、校正処理を実施するタイミングを他の装置に通知する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の照明制御システム。 - 画像センサが、空間を撮像する撮像部により前記空間の画像を取得する撮像ステップと、
前記画像センサが、前記画像及び前記空間の反射率に基づいて前記空間の明るさを推定する推定ステップと、
前記画像センサが、前記撮像部が所定のタイミングで取得する前記空間の画像に基づいて前記反射率を校正する校正ステップと、
照明制御装置が、前記反射率の校正ステップが実施される際に前記空間の照明機器を所定の調光率で点灯させる校正制御ステップと、
を有し、
前記校正ステップにおいて、画像センサは前記照明機器が前記調光率で点灯している状態で取得された前記空間の画像と、前記撮像部が前記画像の取得時に使用した撮像パラメータと、前記照明機器の調光率と出力光量との関係性を示す照明パラメータと、に基づいて前記反射率を取得する、
画像センサ校正方法。 - 空間の画像を取得する撮像部と、
前記画像及び前記空間の反射率に基づいて前記空間の明るさを推定する推定部と、
前記撮像部が所定のタイミングで取得する前記空間の画像に基づいて前記反射率を校正する校正部と、
を備え、
前記校正部は、前記空間の照明機器が所定の調光率で点灯している状態で取得された前記空間の画像と、前記撮像部が前記画像の取得時に使用した撮像パラメータと、前記照明機器の調光率と出力光量との関係性を示す照明パラメータと、に基づいて前記反射率を取得する、
画像センサ。 - コンピュータを請求項10に記載の画像センサとして機能させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014106283A JP6407562B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 照明制御システム、画像センサ、画像センサ校正方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014106283A JP6407562B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 照明制御システム、画像センサ、画像センサ校正方法及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015222641A JP2015222641A (ja) | 2015-12-10 |
JP6407562B2 true JP6407562B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=54785557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014106283A Active JP6407562B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 照明制御システム、画像センサ、画像センサ校正方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6407562B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6681593B2 (ja) * | 2016-03-17 | 2020-04-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照度取得システム、照明制御システム、及び照度取得プログラム |
JP6797560B2 (ja) * | 2016-05-26 | 2020-12-09 | 株式会社東芝 | センサ、通信方法及び通信プログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4120287B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2008-07-16 | 東芝ライテック株式会社 | 照明制御システム |
JP4021351B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2007-12-12 | 株式会社新川 | ボンディング用照明装置及びボンディング用照明装置の較正方法 |
JP2006065039A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Olympus Corp | 画像表示装置におけるキャリブレーションシステムおよび画像表示用スクリーン装置 |
JP5496580B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-05-21 | 株式会社ミツトヨ | 照明装置および照明装置の校正方法 |
JP5726792B2 (ja) * | 2012-03-12 | 2015-06-03 | 株式会社東芝 | 情報処理装置、画像センサ装置及びプログラム |
-
2014
- 2014-05-22 JP JP2014106283A patent/JP6407562B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015222641A (ja) | 2015-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9137449B2 (en) | Luminance estimation model generation device, image sensor device, and computer program product | |
US8630745B2 (en) | Energy consumption management system and energy consumption management apparatus | |
US9442497B2 (en) | Air-conditioning management device, air-conditioning management method, and program | |
EP3106937B1 (en) | Technologies for optimally individualized building automation | |
WO2014156097A1 (ja) | 空調管理装置、空調システムおよびプログラム | |
JP5813572B2 (ja) | 電力管理支援装置、電力管理支援方法、電力管理支援プログラム | |
CN110892207B (zh) | 室内环境加权偏好管理 | |
JP2013027211A (ja) | 電気機器制御システム及び電気機器制御装置 | |
CN102402694A (zh) | 显示控制装置及显示控制方法 | |
JP6407562B2 (ja) | 照明制御システム、画像センサ、画像センサ校正方法及びコンピュータプログラム | |
EP3985318B1 (en) | Air-conditioning control device and air-conditioning control system | |
EP3772046A1 (en) | Devices and methods for security camera installation planning | |
JP6316102B2 (ja) | 調整端末、調整方法及びコンピュータプログラム | |
JP2019033355A (ja) | 無線品質管理システム、端末装置、無線品質管理方法及びプログラム | |
US20190293318A1 (en) | Prognostics system and method for hvac system comfort failure forecasting | |
US20190310589A1 (en) | Neural network combining visible and thermal images for inferring environmental data of an area of a building | |
JP6495696B2 (ja) | 画像収集装置、画像収集方法及びコンピュータプログラム | |
JP2018157444A (ja) | 画像表示装置、画像表示装置の画像調整方法、及び画像調整プログラム | |
JP2017073633A (ja) | 情報処理装置、通信システム、通信制御方法およびプログラム | |
JP6905576B6 (ja) | 空間環境分析評価システム | |
KR101581836B1 (ko) | Euv 디밍 현상 감지 장치 및 그 방법 | |
JP2010217133A (ja) | 順応点予測装置、知覚色予測装置、順応点予測方法、及び知覚色予測方法 | |
DE102013103851A1 (de) | Verfahren zum Ansteuern von gebäudesystemtechnischen Aktoren | |
KR102461697B1 (ko) | 육계 출하관리를 위한 성장 모니터링 장치 | |
JP2016119514A (ja) | 遠隔制御システム、遠隔制御方法、制御装置及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170308 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20170911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6407562 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |