JP6406392B2 - 生体情報測定システム及びその生体情報送信方法 - Google Patents

生体情報測定システム及びその生体情報送信方法 Download PDF

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Description

本発明は、被測定者の生体情報を検出端末により検出し、検出結果を、検出端末と無線接続された通知端末により通知する生体情報測定システム、及びその生体情報送信方法に関する。
従来、生体情報測定システムとして、例えば下記特許文献1には、被測定者の心拍を検出して、検出結果を送信する検出端末と、検出端末から送信されてくる検出結果を受信し、それを表示する通知端末と、からなる携帯型の心拍モニタシステムが記載されている。この種の心拍モニタシステムにおいては、検出端末と通知端末とを個別の電池(例えば二次電池)で動作させる必要があるが、各々の電池に確保可能な容量は限られるため、連続測定時間には自ずと限界がある。
これを解決する技術としては、例えば下記特許文献2には、検出端末の電源電圧が所定電圧以下に低下した場合に検出結果の送信間隔を長くする技術や、検出端末に検出結果を複数種類の送信間隔で送信させる一方、通知端末に、電源電圧が所定電圧以下に低下した場合に、より長い間隔の送信間隔で送られてくる検出結果を選択的に受信させる技術が記載されている。
特開平5−168604号公報 特開2008−200206号公報
しかしながら、上記のように検出端末の電源電圧の状態に応じて検出結果の送信間隔を変化させる技術では、通知端末の電源電圧が低下しても、検出端末における検出結果の送信間隔を長くすることができない。また、通知端末の電源電圧の状態に応じて検出結果の受信間隔を選択させる技術では、検出端末の電源電圧が低下しても、通知端末における検出結果の受信間隔を長くすることができない。
そのため、検出端末と通知端末との電池寿命を個別に長期化することができたとしても、結果的には、心拍モニタシステムとしての連続測定時間を長期化するには到らないという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、個別の電源電池により動作する検出端末と通知端末とからなる構成において連続測定時間を長期化することができる生体情報測定システム及びその生体情報送信方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の生体情報測定システムにあっては、被測定者の生体情報を検出して当該生体情報を送信し、第1の電源電池と当該第1の電源電池の残量を検出する第1の検出手段とを有する、検出端末と、前記検出端末から送信された前記生体情報を受信して受信した前記生体情報の通知をおこない、第2の電源電池と当該第2の電源電池の残量を検出する第2の検出手段とを有する、通知端末と、を備え、前記検出端末は、前記第1の電源電池の残量前記第2の電源電池の残量との少なくとも何れか一方の残量に応じて前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を、第1の間隔と、前記第1の間隔よりも長い間と、に設定可能な設定手段を有し、前記通知端末は、前記第2の電源電池の残量が前記所定の値未満である場合に、前記間を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔に設定変更するよう前記検出端末に要求する設定要求手段を有し、前記検出端末の前記設定手段は、前記設定要求手段から要求があった場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する記間隔を前記第2の間隔に設定する、ことを特徴とする。
前記課題を解決するため、本発明の生体情報送信方法にあっては、被測定者の生体情報を検出し、検出した当該生体情報を送信する検出端末と、前記検出端末により送信された前記生体情報を受信し、受信した前記生体情報の通知を行う通知端末と、から構成される生体情報測定システムにおける生体情報送信方法であって、前記検出端末が有する第1の電源電池の残量を検出する工程と、前記通知端末が有する第2の電源電池の残量を検出する工程と、前記第1の電源電池の残量及び前記第2の電源電池の残量が所定の値以上である場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を第1の間隔に設定する工程と、前記第2の電源電池の残量が前記所定の値未満である場合に、前記生体情報の前記間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔に設定するよう前記検出端末に要求する工程と、前記要求があった場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を前記第2の間隔に設定する工程と、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、個別の電源電池により動作する検出端末と通知端末とからなる構成において連続測定時間を長期化することが可能となる。
各実施形態に共通する本発明に係る生体情報測定システムの使用状態を示す図である。 表示端末を示すブロック図である。 心拍検出端末を示すブロック図である。 各実施形態に共通する表示端末の動作を示すフローチャートである。 図4に続くフローチャートである。 各実施形態に共通する心拍検出端末の動作を示すフローチャートである。 図6に続くフローチャートである。 第2の実施形態を示す、図7に対応するフローチャートである。 心拍数ゾーンテーブルを示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態として例示する生体情報測定システムの使用状態を示した図である。
本実施形態の生体情報測定システムは、図1に示したように被測定者であるユーザの腕に装着された腕時計型の通知端末としての表示端末1と、ユーザの胸部等に肌に密着して装着された検出端末としての心拍検出端末2と、から構成されている。
表示端末1と心拍検出端末2とは互いに無線により接続されることによって、例えばランニング中におけるユーザの心拍数をユーザに知らせる。すなわち心拍検出端末2がユーザの心拍を検出して心拍数を測定するとともに、測定結果を所定の送信間隔で表示端末1へ送信し、表示端末1が受信した測定結果を表示してユーザに知らせる。
以下、表示端末1と心拍検出端末2との具体的な構成について説明する。図2は、表示端末1の電気的構成を示すブロック図である。図2に示したように表示端末1は、表示端末1の全体を制御する制御回路111を備えており、電池(二次電池等)112を電源として動作する。
制御回路111は、CPU(Central Processing Unit)、及びその周辺回路等から構成され、ROM(Read Only Memory)113に記憶されている制御プログラムに従い、RAM(Random Access memory)114を作業用のメモリ空間として使用して表示端末1の各部を制御する。なお、ROM113は、実際には既存の記憶データの書き換え、及び新たなデータの書き込みが可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)である。
さらに、制御回路111には、電池112の電圧を検出することによって、電池残量を測定する電池残量測定部111aが設けられている。なお、電池残量の単位としては、例えば、1時間に何mAの電流を供給できるかを示す、mAhを用いることができる。
また、表示端末1は、アンテナ115を介して心拍検出端末2との間で、Bluetooth(登録商標)による双方向の短距離無線通信を行う無線モジュール116と、無線モジュール116を介して送受信されるデータに対してシリアル/パラレル変換を行うUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)117と、を備えている。
また、表示端末1は、現在の時刻を計時する時計回路118と、現在の時刻や心拍数の測定結果等の種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)119と、ユーザが表示端末1の操作や情報入力に使用する複数の操作スイッチ等から構成される入力手段120と、を備えている。
また、表示端末1は、LCD119とは別に、ユーザに対して種々の報知を行うためのLED(Light-Emitting Diode)121、ピエゾ素子122、振動モータ123を備えている。なお、ピエゾ素子122は、表示端末1の本体(裏蓋等)を振動させてアラーム音を発生させる。
そして、表示端末1には、入力手段120によりユーザによって入力されたユーザ情報がROM113に記憶されている。ユーザ情報にはユーザの年齢、体重、性別、身長と、それらに基づいて制御回路111が算出した最大心拍数と、が含まれる。なお、最大心拍数は、例えば一般的な下記の式により性別と年齢とに応じて算出された推定値である。
男性の場合:最大心拍数(HRmax)= 214 − 0.8 × 年齢
女性の場合:最大心拍数(HRmax)= 209 − 0.7 × 年齢
図3は、心拍検出端末2の電気的構成を示すブロック図である。図3に示したように心拍検出端末2も、心拍検出端末2の全体を制御する制御回路211を備えており、電池(二次電池等)212を電源として動作する。
制御回路211は、ROM213に記憶されている制御プログラムに従い、RAM214を作業用のメモリ空間として使用して心拍検出端末2の各部を制御する。さらに、制御回路211には、電池212の電圧を検出することによって、電池残量を測定する電池残量測定部211aが設けられている。
また、心拍検出端末2は、表示端末1が備えるものと同様のアンテナ215、無線モジュール216、UART217、入力手段220、LED221に加え、ユーザの1分間当たりの心拍数を測定するための心拍測定部224を備えている。
心拍測定部224は、ユーザの心拍(又は脈動)を検出するセンサ、検出した心拍(又は脈動)をカウントし、単位時間(例えば60秒)当たりの心拍数を算出し測定結果として制御回路211へ供給する回路等から構成される。なお、心拍測定部224による心拍の検出方法は任意であり、例えば心電位検出方式等の公知の方式により心拍(又は脈動)を検出する。
そして、以上の構成からなる表示端末1と心拍検出端末2とは、ユーザが、両者に予め通信識別情報と、データ暗号化のための同一のパスキーと、を入力しておくことにより、各々の電源をオン状態とした後、表示端末1において入力手段120の操作スイッチによって測定開始を指示することにより、直ちに自動接続される。
具体的には、表示端末1の無線モジュール116から対応機器に応答を求める探索パケットが送信され、この探索パケットを受けた心拍検出端末2の無線モジュール216が応答を行いデータ認証処理が行われることによって即座に通信リンクが確立される。
そして、通信リンクが確立された後には、心拍検出端末2が心拍数を測定し、測定結果を一定時間毎に表示端末1へ送信する一方、表示端末1が受信した測定結果をLCD119に表示してユーザに知らせる。
また、本実施形態の心拍検出端末2には、測定結果の送信に関する動作モード(以下、送信モードという。)として、測定結果を5秒間隔で送信する通常モードと、測定結果を10秒間隔で送信する省電力モードと、の2種類のモードが用意されている。
以下、本実施形態の生体情報測定システムの使用時における表示端末1と心拍検出端末2との動作を図4〜図7を参照して具体的に説明する。
まず、表示端末1の動作を説明する。図4、図5は、表示端末1の制御回路111がROM113に記憶されている制御プログラムに従い実行する処理の内容を示したフローチャートである。
制御回路111は、ユーザにより入力手段120の所定の操作スイッチの操作により心拍数の測定開始が指示されることにより処理を開始し、図4に示したように、心拍検出端末2との間の無線通信リンクを確立した後(ステップSA1)、直ちに電池残量測定部111aによって電池112の残量を検出する(ステップSA2)。
次に、制御回路111は、電池112の残量が予め決められている所定の値(例えば30%)以上であれば(ステップSA3:YES)、さらに、心拍検出端末2から送られる電池残量情報によって心拍検出端末2の電池212の残量を確認する(ステップS4)。そして、制御回路111は、心拍検出端末2の電池212の残量も所定の値(例えば30%)以上であれば(ステップS5:YES)、ROM113に記憶されているユーザ情報を心拍検出端末2に送信する(ステップS12)。
一方、制御回路111は、電池112の残量が所定の値未満であった場合(ステップSA3:NO)、又は心拍検出端末2の電池212の残量が所定の値未満であった場合には(ステップSA5:NO)、ユーザに対して電池残量が少ない旨を知らせるとともに、電池残量が少ない状態のままで測定を開始するか否かを問い合わせる使用確認の表示をLCD119に行わせる(ステップSA6)。
このとき、ユーザにおいては、入力手段120の所定の操作スイッチを操作することにより、使用を開始するか、又は使用を中止するかを指示する。
そして、制御回路111は、ユーザによって使用中止が指示された場合(ステップSA7:NO)、心拍検出端末2に対して電源オフを指示した後(ステップSA8)、全ての処理を終了し、電源をオフ状態とする(ステップSA9)。
逆に、制御回路111は、ユーザによって使用開始が指示された場合には(ステップSA7:YES)、心拍検出端末2の送信モードを省電力モードに設定する旨を、例えばLED221の点滅や、ピエゾ素子122によるアラーム音によってユーザに報知するとともに(ステップSA10)、心拍検出端末2に対して省電力モードでの測定データの送信を依頼する(ステップSA11)。
これに伴い、心拍検出端末2において、後述するように送信モードが省電力モードに設定されるとともに、測定データの送信が開始される。
なお、図4では省略したが、制御回路111は、上記の処理において、心拍検出端末2の電池212の残量が所定の値未満であったときに、ユーザによって使用開始が指示された場合については、ステップSA11の処理をスキップする。
しかる後、制御回路111は、ROM113に記憶されているユーザ情報を心拍検出端末2に送信する(ステップSA12)。
引き続き、ユーザ情報を心拍検出端末2に送信した後、制御回路111は、図5に示した処理を行う。まず、測定開始当初の表示端末1と心拍検出端末2との電池112,212の残量が共に所定の値以上であって、心拍検出端末2における測定結果の送信モードが通常モードに設定された場合(ステップSA13:YES)の処理について説明する。
この場合、制御回路111は、電池残量測定部111aによって電池112の残量を逐次検出し(ステップSA14)、電池112の残量が所定の値以上である間は(ステップSA15:YES)、心拍検出端末2からの送信モードの変更通知の有無を確認する(ステップSA16)。
そして、制御回路111は、送信モードの変更通知がなければ(ステップSA16:NO)、心拍検出端末2から5秒間隔で送信される測定データ、つまり心拍数の測定結果を受信する毎に(ステップSA17:YES)、新たな測定結果をLCD119に表示(又は更新)する(ステップSA18)。
以後、制御回路111は、ステップSA14〜ステップSA18の処理を繰り返す。また、その間に電池112の残量が所定の値未満になった場合には(ステップSA15:NO)、直ちに心拍検出端末2に対して送信モードの変更を依頼する(ステップSA19)。つまり、通常モードから省電力モードへの変更を依頼する。しかる後、制御回路111は、送信モードの変更を、例えばLED221の点滅や、ピエゾ素子122によるアラーム音によってユーザに報知する(ステップSA20)。
また、制御回路111は、ステップSA14〜ステップSA18の処理を繰り返す間に、心拍検出端末2から送信モードの変更通知があった場合についても(ステップSA16:YES)、送信モードの変更をユーザに報知する(ステップSA20)。
そして、送信モードの変更をユーザに報知した後、制御回路111はステップSA21以降の処理を実行する。ステップSA21以降の処理は、心拍数の測定開始当初において、表示端末1の電池112の残量、又は心拍検出端末2の電池212の残量の少なくともいずれか一方が所定の値未満であって、心拍検出端末2における測定結果の送信モードが省電力モードに設定された場合にあっては(ステップSA13:NO)、制御回路111が直ちに実行される処理である。
送信モードが省電力モードに設定されている間、制御回路111は、心拍検出端末2から10秒間隔で送信される心拍数の測定データを受信する毎に(ステップSA21:YES)、新たな測定結果をLCD119に表示(又は更新)する(ステップSA22)。
また、制御回路111は、心拍検出端末2から注意喚起用の報知依頼(ステップSA23:YES)があった場合には、ユーザに対して、例えばピエゾ素子122によるアラーム音や、振動モータ123の振動による注意喚起用の報知を行う(ステップSA24)。以後、制御回路111はステップSA21〜ステップSA24の処理を繰り返し実行する。
なお、図5では省略したが、制御回路111は、上述したステップSA13以降の処理を行っている間、任意の時点でユーザにより入力手段120の所定の操作スイッチの操作により心拍数の測定終了が指示されると、心拍検出端末2に対して電源オフを指示した後、電源をオフ状態とする。
次に、心拍検出端末2の動作について説明する。図6、図7は、心拍検出端末2の制御回路211がROM213に記憶されている制御プログラムに従い実行する処理の内容を示したフローチャートである。
制御回路211は、電源の投入と共に処理を開始した後、図6に示したように、表示端末1からの要求に応じて表示端末1との間の無線通信リンクを確立すると(ステップSB1)、直ちに電池残量測定部211aによって電池212の残量を検出し(ステップSB2)、検出結果を電池残量情報として表示端末1へ通知する(ステップSB3)。
その後、制御回路211は、表示端末1から電源オフが指示された場合には(ステップSB4:YES)、その時点で全ての処理を終了し、電源をオフ状態とする(ステップSB5)。
一方、制御回路211は、表示端末1から電源オフの指示がなく(ステップSB4:NO)、かつ省電力モードの設定依頼もない場合については(ステップSB6:NO)、送信モードを通常モードに設定する(ステップSB8)。つまり表示端末1の電池112と心拍検出端末2の電池212との残量が共に所定の値以上である場合、制御回路211は心拍数の測定結果の送信間隔を5秒間隔に設定する。
また、制御回路211は、表示端末1から電源オフの指示がなく(ステップSB4:NO)、省電力モードの設定依頼があった場合については(ステップSB6:YES)、送信モードとして省電力モードを設定する(ステップSB7)。つまり表示端末1の電池112の残量、又は心拍検出端末2の電池212の残量の少なくともいずれか一方が所定の値未満の状態であるが、ユーザによって心拍数の測定開始が指示された場合、制御回路211は心拍数の測定結果の送信間隔を10秒間隔に設定する。
引き続き、制御回路211は、表示端末1から送られたユーザ情報、すなわちユーザの年齢、体重、性別、身長及び最大心拍数をRAM214に保存した後(ステップSB9)、心拍測定部224による心拍数の測定、及び先に設定した送信モードに応じた通信間隔での表示端末1への測定データ(測定結果)の送信を開始する(ステップSB10)。なお、心拍数を測定している間、制御回路211は、直近における一定時間分の測定結果をRAM214に記憶する。
そして、心拍数の測定を開始した後、制御回路211は図7に示した処理を行う。まず、送信モードを通常モードに設定した場合(ステップSB11:YES)の処理について説明する。
送信モードを通常モードに設定しているとき、制御回路211は、表示端末1からの送信モードの変更依頼の有無を逐次確認し、送信モードの変更依頼がなければ(ステップSB12:NO)、電池残量測定部211aによって電池212の残量を検出する(ステップSB13)。
制御回路211は、電池212の残量が所定の値以上であれば(ステップSB14:YES)、引き続き、5秒毎の送信タイミングが到来するまでの間(ステップSB15:NO)、前述したステップSB12〜ステップSB14の処理を繰り返す。
そして、制御回路211は、送信タイミングが到来する毎に(ステップSB15:YES)、心拍測定部224によって取得した心拍数の測定データを表示端末1へ送信する(ステップSB16)。これに伴い、表示端末1が現在の心拍数をLCD119に表示(又は更新)する(図5、ステップSA18)。
また、制御回路211は、ステップSB12〜ステップSB14の処理を繰り返す間に、電池212の残量が所定の値未満になったときには(ステップSB14:NO)、送信モードを通常モードから省電力モードへ変更する旨を表示端末1へ通知した後(ステップSB17)、送信モードを省電力モードに変更する(ステップSB18)。つまり測定データの送信間隔を5秒間隔から10秒間隔に変更する。
さらに、制御回路211は、ステップSB12〜ステップSB14の処理を繰り返す間に、表示端末1から送信モードの変更依頼があったときには(ステップSB12:YES)、直ちに送信モードを省電力モードに変更する(ステップSB18)。
その後、制御回路211は、後述するステップSB19以降の処理を実行する。ステップSB19以降の処理は、測定開始直後にステップSB7の処理で測定結果の送信モードを省電力モードに設定していた場合にあっては(ステップSB11:NO)、制御回路211が直ちに実行する処理でもある。
すなわち制御回路211は、まず、RAM214に保存しているユーザの最大心拍数を参照し、現在のユーザの心拍が低負荷状態であるか否かを逐次確認する(ステップSB19)。係る処理において制御回路211は、現在のユーザの心拍数が規定数未満であれば心拍が低負荷状態であると判断する。なお、以下の説明では上記の規定数が[最大心拍数−10]であるものとする。
制御回路211は、ユーザの心拍が低負荷状態である間には(ステップSB19:YES)、10秒毎の送信タイミングが到来した時点で(ステップSB20:YES)、心拍数の変化量が、基準となる±2回以上か否かを確認する(ステップSB21)。
なお、ステップSB21の処理に際して制御回路211は、RAM214に前回送信した測定データを記憶しておき、前回送信した測定結果と現在の測定結果とを比較することによって、変化量が±2回以上か否かを確認する。
そして、制御回路211は、心拍数の変化量が±2回以上であって変化量が大きければ(ステップSB21:YES)、表示端末1に測定データを送信する(ステップSB22)。これに伴い、表示端末1が現在の心拍数をLCD119に表示(又は更新)する(図5、ステップSA22)。
また、制御回路211は、心拍数の変化量が±2回未満であって変化量が小さければ(ステップSB21:NO)、測定データを送信することなくステップSB19の処理へ戻り、引き続きユーザの心拍が低負荷状態であるか否かを逐次確認する。
一方、制御回路211は、ユーザの心拍が低負荷状態でなく強負荷状態であった場合、すなわち現在のユーザの心拍数が[最大心拍数−10回]以上であった場合(ステップSB19:NO)、RAM214に記憶されている直近60秒間の測定データを参照し、強負荷状態が60秒以上継続しているか否かを更に確認する(ステップSB23)。
そして、強負荷状態が60秒以上継続していなければ(ステップSB23:NO)、制御回路211は、心拍が低負荷状態である間と同様の前述した処理を行う。すなわち測定データの送信タイミングが到来する毎に(ステップSB20:YES)、心拍数の変化量が±2回以上であることを条件として(ステップSB21:YES)、表示端末1に測定データを送信する(ステップSB22)。
また、制御回路211は、心拍数の変化量が±2回未満であれば(ステップSB21:NO)、測定データを送信することなくステップSB19の処理へ戻り、引き続きユーザの心拍が低負荷状態であるか否かを確認する。
一方、制御回路211は、任意の時点でユーザの心拍が強負荷状態に変化した場合には(ステップSB19:NO)、さらに、その状態が60秒以上継続しているか否かを確認する(ステップSB23)。
制御回路211は、強負荷状態が60秒以上継続していなければ(ステップSB23:NO)、前述したステップSB20の処理へ移行する。一方、制御回路211は、心拍が60秒以上継続して強負荷状態であった場合には(ステップSB23:YES)、送信タイミングを待つことなく、直ちに表示端末1に測定データを送信するとともに、心拍が長時間にわたり強負荷状態である旨をユーザに知らせるための注意喚起用の報知を依頼する(ステップSB24)。
これに伴い、表示端末1において、前述したようにユーザに対してピエゾ素子122によるアラーム音や、振動モータ123の振動による注意喚起用の報知が行われる(図5、ステップSA24)。以後、制御回路211はステップSB19〜ステップSB24の処理を繰り返し実行する。
なお、図7では省略したが、制御回路211は、上述したステップSB11以降の処理を行っている間、任意の時点で表示端末1から電源オフが指示されると、その時点で全ての処理を終了し、電源をオフ状態とする。
以上説明したように本実施形態の生体情報測定システムにおいては、心拍検出端末2に、心拍数の測定結果の送信モードとして、測定結果を5秒間隔で送信する通常モードと、測定結果を10秒間隔で送信する省電力モードと、の2種類のモードが用意されている。
そして、心拍数の測定開始時において、表示端末1の電池112、又は心拍検出端末2の電池212の双方の残量が所定の値以上であれば、心拍検出端末2の送信モードが通常モードに設定され、かつ双方の電池112,212の少なくともいずれか一方の残量が所定の値未満であれば、心拍検出端末2の送信モードが省電力モードに設定される。
また、送信モードが通常モードに設定されている間には、双方の電池112,212の少なくともいずれか一方の残量が所定の値未満になれば、心拍検出端末2の送信モードが省電力モードに設定される。
そのため、表示端末1の電池112、又は心拍検出端末2の電池212の少なくとも一方側の残量が所定の値未満になったときには、確実に、かつ直ちに表示端末1と心拍検出端末2との間における一定時間内のデータの送受信量を削減することができる。したがって、生体情報測定システムの連続測定時間を長期化することができる。
しかも、本実施形態においては、表示端末1が、自己が有する電池112が所定の値未満になったか否かを逐次確認し、所定の値未満になった時点で、心拍検出端末2に送信モードを省電力モードとする旨を依頼する構成とした。
そのため、例えば表示端末1に電池112の残量を心拍検出端末2に一定の時間間隔(但し、例えば1分〜5分のように心拍数の測定結果の送信間隔よりも長い間隔)で送信させる一方、それが所定の値以上であるか否かを心拍検出端末2に確認させる場合に比べると、表示端末1と心拍検出端末2との間におけるデータの送受信量を必要かつ最小限とすることができる。したがって、より効率的に連続測定時間を長期化することができる。
また、本実施形態においては、心拍検出端末2の送信モードが省電力モードに設定された後には、心拍検出端末2が各回の送信タイミングで表示端末1に送信する測定結果(送信データ)を、前回の送信時からの変化量が所定の変化量以上となる変化があったものに制限するようにした。
したがって、心拍数の測定中にユーザにとって支障を来さない範囲で、表示端末1と心拍検出端末2との間におけるデータの送受信量をさらに削減することができる。したがって、より一層効率的に連続測定時間を長期化することができる。
また、本実施形態においては、心拍検出端末2の送信モードが省電力モードに設定されている間にあっては、ユーザの心拍が強負荷状態に変化し、その状態が60秒以上継続している場合には、それをユーザに知らせるための注意喚起用の報知を心拍検出端末2が表示端末1へ依頼し、表示端末1においてユーザに知らせるようにした。つまり被測定者の状態が所定の状態であると判断できる測定結果が一定時間継続して得られた場合、その状態をユーザに知らせるようにした。したがって、心拍数の測定中における利便性を確保しつつ、連続測定時間の長期化を図ることができる。
なお、本実施形態では、便宜上、上記の注意喚起用の報知動作を心拍検出端末2の送信モードが省電力モードに設定されている間のみ行う場合について説明したが、当然、送信モードが通常モードに設定されている間についても、それを行うことが望ましい。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態で示した構成からなる生体情報測定システムにおいて、心拍検出端末2の制御回路211が、心拍数の測定に際して図5に示した処理に続いて図8に示した以下の処理を実行するものである。
図8は、図7に対応する図であり、ステップSB111〜ステップSB118の処理、すなわち心拍数の測定開始当初に測定結果の送信モードを通常モードに設定した場合の処理については、図7のステップSB11〜ステップSB18の処理と同一である。
これに対し、本実施形態において制御回路211は、心拍数の測定開始当初に測定結果の送信モードを省電力モードに設定した場合、及び心拍数の測定中に、送信モードを省電力モードに変更した場合については以下の処理を実行する。
すなわち、制御回路211は、省電力モードによる測定を開始すると、まず、ROM213に予め記憶されている複数種類の心拍数ゾーンテーブルの中から、ユーザの年齢、性別に対応するものを特定する(ステップSB119)。心拍数ゾーンテーブルは、ユーザの心拍状態の判断基準として使用するものである。
図9は、心拍数ゾーンテーブルTの一例を示す図であり、心拍数ゾーンテーブルTは、複数段階の心拍数ゾーンと、各心拍数ゾーンに対応する心拍数と、から構成される。本実施形態において心拍数ゾーンは低、中、高、強負荷の4段階に区分されており、図9に例示したように各心拍数ゾーンに対応する心拍数は、例えば低心拍数ゾーンが100以下、中心拍数ゾーンが101〜140、高心拍数ゾーンが141〜180、強負荷心拍数ゾーンが181以上である。
引き続き、制御回路211は、ステップSB119の処理で特定した心拍数ゾーンテーブルTを使用して以下の処理を繰り返す。
まず、制御回路211は、心拍数ゾーンテーブルTにおいて、現在の心拍数に対応する心拍数ゾーンを確認し、対応する心拍数ゾーンが低、中、高のうちのいずれかであるか否かを確認する(ステップSB120)。
そして、制御回路211は、現在の心拍数に対応する心拍数ゾーンが低、中、高のうちのいずれかである間には(ステップSB120:YES)、10秒毎の送信タイミングが到来した時点で(ステップSB121:YES)、前回の送信タイミングから今回の送信タイミングまでの間に、心拍数に対応する心拍数ゾーンが変化したか否かを確認する(ステップSB122)。
なお、ステップSB122の処理に際して制御回路211は、RAM214に前回送信した測定データを記憶しておき、前回送信した測定結果に該当する心拍数ゾーンと、現在の測定結果に該当する心拍数ゾーンと、を確認することにより、心拍数ゾーンの変化の有無を確認する。
そして、制御回路211は、心拍数に対応する心拍数ゾーンに変化があった場合には(ステップSB122:YES)、さらに、心拍数に対応する心拍数ゾーンが一定時間以上同じであったか否かを確認する(ステップSB123)。
なお、一定時間以上とは、測定データの送信間隔である10秒よりも長い時間であり、例えば1分である。また、ステップSB123の処理は、ステップSB120の処理に際して確認した心拍数ゾーンを、RAM214に、所定時間分記憶しておくことにより、該当する心拍数ゾーンが一定時間以上同じであったか否かを確認する。
そして、制御回路211は、心拍数に対応する心拍数ゾーンが一定時間以上同じであれば(ステップSB123:YES)、表示端末1に測定データを送信する(ステップSB124)。その際、制御回路211は、表示端末1に送信する測定データには、現在の心拍数に対応する心拍数ゾーンを示すデータを含める。
これに伴い、本実施形態においては、表示端末1が、図5のステップSA22の処理に際して現在の心拍数と、心拍数ゾーンと、をLCD119に表示(又は更新)する。
また、制御回路211は、心拍数に対応する心拍数ゾーンが一定時間以上同じでなければ(ステップSB122:NO)、測定データを送信することなくステップSB120の処理へ戻り、引き続き、現在の心拍数に対応する心拍数ゾーンが、低、中、高のいずれかであるか否かを確認する。
一方、制御回路211は、現在の心拍数に対応する心拍数ゾーンが低、中、高のうちのいずれでもない場合、すなわち現在の心拍数に対応する心拍数ゾーンが強負荷ゾーンであった場合、つまり心拍の状態が強負荷状態であった場合には(ステップSB120:NO)、さらに、その状態が60秒以上継続しているか否かを確認する(ステップSB125)。
そして、制御回路211は、心拍数に対応する心拍数ゾーンが強負荷ゾーンであっても、その状態が60秒以上継続していない場合には(ステップSB125:NO)、前述したステップSB121の処理へ移行する。
一方、制御回路211は、心拍数に対応する心拍数ゾーンが60秒以上継続して強負荷ゾーンであった場合には(ステップSB125:YES)、送信タイミングを待つことなく、直ちに表示端末1に測定データを送信するとともに、心拍が長時間にわたり強負荷状態である旨をユーザに知らせるための注意喚起用の報知を依頼する(ステップSB126)。
これに伴い、表示端末1において、ユーザに対してピエゾ素子122によるアラーム音や、振動モータ123の振動による注意喚起用の報知が行われる(図5、ステップSA24)。以後、制御回路211はステップSB120〜ステップSB126の処理を繰り返し実行する。
なお、図8では省略したが、制御回路211は、上述したステップSB111以降の処理を行っている間、任意の時点で表示端末1から電源オフが指示されると、その時点で全ての処理を終了し、電源をオフ状態とする。
以上説明したように本実施形態においては、心拍検出端末2の送信モードが省電力モードに設定された後には、第1の実施形態とは異なり、心拍検出端末2が各回の送信タイミングで表示端末1に送信する測定結果(送信データ)を、測定結果から判断される心拍の状態が、前回の送信時に判断された段階の状態とは異なる段階の状態となる変化があったものに制限するようにした。
これにより本実施形態においても、心拍数の測定中にユーザにとって支障を来さない範囲で、表示端末1と心拍検出端末2との間におけるデータの送受信量をさらに削減することができる。したがって、より一層効率的に連続測定時間を長期化することができる。
しかも、本実施形態においては、前回の送信時に判断された段階の状態とは異なる段階の状態となる変化があった測定結果が、一定時間継続して検出されたことを条件として、新たな測定結果を表示端末1へ送信するようにした。
そのため、測定結果(心拍数)が、隣接する心拍数ゾーンの境目付近で頻繁に変動する場合であっても、表示端末1と心拍検出端末2との間におけるデータの送受信量を確実に削減することができる。これによっても、より一層効率的に連続測定時間を長期化することができる。
また、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、心拍検出端末2の送信モードが省電力モードに設定されている間にあっては、ユーザの心拍が強負荷状態に変化し、その状態が60秒以上継続している場合には、その状態をユーザに知らせるようにした。したがって、心拍数の測定中における利便性を確保しつつ、連続測定時間の長期化を図ることができる。
なお、これ以外の基本的な効果等については、第1の実施形態で説明したものと同様である。
ここで、第1の実施形態、及び第2の実施形態においては、ユーザ(被測定者)の心拍数を測定し、それをユーザに知らせる生体情報測定システムについて説明した。しかし、これに限らず、本発明は、血圧等の心拍数以外の生体情報を検出、又は測定し、それをユーザに知らせる生体情報測定システムにも適用することができる。
また、生体情報測定システムとして、被測定者とユーザが同一であるものについて説明したが、本発明は、被測定者とユーザとが異なる者である生体情報測定システムにも適用することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態、及びその変形例について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。
以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
被測定者の生体情報を検出して当該生体情報を一定の時間間隔で送信し、第1の電源電池と当該第1の電源電池の残量を検出する第1の検出手段とを有する、検出端末と、
前記検出端末から送信された前記生体情報を受信して受信した前記生体情報の通知をおこない、第2の電源電池と当該第2の電源電池の残量を検出する第2の検出手段とを有する、通知端末と、
を備え、
前記検出端末は、
前記第1の電源電池の残量及び前記第2の電源電池の残量が所定の値以上である場合に、前記生体情報の送信間隔を第1の送信間隔に設定し、前記第1の電源電池の残量と前記第2の電源電池の残量との少なくともいずれか一方が前記所定の値未満である場合に、前記生体情報の前記送信間隔を前記第1の送信間隔よりも長い第2の送信間隔に設定する、設定手段を有する、
ことを特徴とする生体情報測定システム。
[請求項2]
前記通知端末は、前記第2の電源電池の残量が前記所定の値未満である場合に、前記送信間隔の前記第2の送信間隔への設定を無線により前記検出端末に要求する設定要求手段を有し、
前記検出端末の前記設定手段は、前記設定要求手段から要求があった場合に、前記生体情報の前記送信間隔を前記第2の送信間隔に設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定システム。
[請求項3]
前記検出端末は、前記設定手段により前記生体情報の前記送信間隔が前記第2の送信間隔に設定された後、前記第2の送信間隔に応じた送信タイミングで前記通知端末へ無線送信する前記生体情報を、前回の送信時から所定の変化があった場合に制限する制限手段を備えた、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の生体情報測定システム。
[請求項4]
前記制限手段は、前記第2の送信間隔に応じた前記送信タイミングで前記通知端末へ無線送信する前記生体情報を、前回の送信時からの変化量が所定の変化量以上となる変化があった場合に制限する、
ことを特徴とする請求項3に記載の生体情報測定システム。
[請求項5]
前記制限手段は、前記第2の送信間隔に応じた前記送信タイミングで前記通知端末へ無線送信する前記生体情報を、前記生体情報から判断される被測定者の段階的状態が、前回の送信時に判断された段階的状態とは異なる場合に制限する、
ことを特徴とする請求項3に記載の生体情報測定システム。
[請求項6]
前記検出端末は、前記被測定者の段階的状態が同一の段階的状態であると判断できる生体情報が一定時間継続して検出された場合、生体情報を前記第2の送信間隔に応じた前記送信タイミングで前記通知端末へ無線送信させる送信制御手段を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の生体情報測定システム。
[請求項7]
前記検出端末は、前記設定手段により前記生体情報の前記送信間隔が前記第2の送信間隔に設定された後、前記被測定者の状態が所定の状態であると判断できる生体情報を一定時間継続して検出した場合、注意喚起用の通知を無線により前記通知端末へ要求する通知要求手段を有し、
前記通知端末は、前記通知要求手段による要求に応じた前記注意喚起用の通知を行う通知手段を備えた、
ことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の生体情報測定システム。
[請求項8]
被測定者の生体情報を検出し、検出した当該生体情報を一定の時間間隔で送信する検出端末と、
前記検出端末により送信された前記生体情報を受信し、受信した前記生体情報の通知を行う通知端末と、
を備え、
前記検出端末が有する第1の電源電池の残量を検出する工程と、
前記通知端末が有する第2の電源電池の残量を検出する工程と、
前記第1の電源電池の残量及び前記第2の電源電池の残量が所定の値以上である場合に、前記生体情報の送信間隔を第1の送信間隔に設定する工程と、
前記第1の電源電池の残量と前記第2の電源電池の残量との少なくともいずれか一方が前記所定の値未満である場合に、前記生体情報の前記送信間隔を前記第1の送信間隔よりも長い第2の送信間隔に設定する工程と、
を含む、
ことを特徴とする生体情報送信方法。
1 表示端末
111 制御回路
111a 電池残量測定部
112 電池
113 ROM
116 無線モジュール
122 ピエゾ素子
123 振動モータ
2 心拍検出端末
211 制御回路
211a 電池残量測定部
212 電池
213 ROM
216 無線モジュール
224 心拍測定部
T 心拍数ゾーンテーブル

Claims (13)

  1. 被測定者の生体情報を検出して当該生体情報を送信し、第1の電源電池と当該第1の電源電池の残量を検出する第1の検出手段とを有する、検出端末と、
    前記検出端末から送信された前記生体情報を受信して受信した前記生体情報の通知をおこない、第2の電源電池と当該第2の電源電池の残量を検出する第2の検出手段とを有する、通知端末と、
    を備え、
    前記検出端末は、
    前記第1の電源電池の残量前記第2の電源電池の残量との少なくとも何れか一方の残量に応じて前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を、第1の間隔と、前記第1の間隔よりも長い間と、に設定可能な設定手段を有し、
    前記通知端末は、前記第2の電源電池の残量が前記所定の値未満である場合に、前記間を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔に設定変更するよう前記検出端末に要求する設定要求手段を有し、
    前記検出端末の前記設定手段は、前記設定要求手段から要求があった場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する記間隔を前記第2の間隔に設定する、
    ことを特徴とする生体情報測定システム。
  2. 前記検出端末の前記設定手段は、前記第1の電源電池の残量及び前記第2の電源電池の残量が所定の値以上である場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を前記第1の間隔に設定し、前記第1の電源電池の残量と前記第2の電源電池の残量との少なくともいずれか一方が前記所定の値未満である場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を前記第1の間隔よりも長い前記第2の間隔に設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定システム。
  3. 前記検出端末は、前記設定手段により前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔が前記第2の間隔に設定された後、前記第2の間隔に応じた送信タイミングでの前記通知端末への送信を、前回の送信時から前記生体情報に所定の変化があった場合に制限する制限手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の生体情報測定システム。
  4. 前記検出端末は、前記設定手段により前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔が前記第2の間隔に設定された後、前記被測定者の状態が所定の状態であると判断できる生体情報を一定時間継続して検出した場合、注意喚起用の通知を前記通知端末へ要求する通知要求手段を有し、
    前記通知端末は、前記通知要求手段による要求に応じた前記注意喚起用の通知を行う通知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の生体情報測定システム。
  5. 被測定者の生体情報を検出して当該生体情報を送信し、第1の電源電池と当該第1の電源電池の残量を検出する第1の検出手段とを有する、検出端末と、
    前記検出端末から送信された前記生体情報を受信して受信した前記生体情報の通知をおこない、第2の電源電池と当該第2の電源電池の残量を検出する第2の検出手段とを有する、通知端末と、
    を備え、
    前記検出端末は、
    前記第1の電源電池の残量前記第2の電源電池の残量との少なくとも何れか一方の残量に応じて前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を、第1の間隔と、前記第1の間隔よりも長い間と、に設定可能な設定手段を有し、
    前記検出端末は、前記設定手段により前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔が前記第2の間隔に設定された後、前記第2の間隔に応じた送信タイミングでの前記通知端末への送信を、前回の送信時から前記生体情報に所定の変化があった場合に制限する制限手段を備えた、
    ことを特徴とする生体情報測定システム。
  6. 前記制限手段は、前記第2の間隔に応じた前記送信タイミングで前記通知端末へ送信する前記生体情報を、前回の送信時からの変化量が所定の変化量以上となる変化があった場合に制限する、
    ことを特徴とする請求項に記載の生体情報測定システム。
  7. 前記制限手段は、前記第2の間隔に応じた前記送信タイミングで前記通知端末へ送信する前記生体情報を、前記生体情報から判断される被測定者の段階的状態が、前回の送信時に判断された段階的状態とは異なる場合に制限する、
    ことを特徴とする請求項に記載の生体情報測定システム。
  8. 前記検出端末は、前記被測定者の段階的状態が同一の段階的状態であると判断できる生体情報が一定時間継続して検出された場合、生体情報を前記第2の間隔に応じた前記送信タイミングで前記通知端末へ送信させる送信制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の生体情報測定システム。
  9. 前記検出端末は、前記設定手段により前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔が前記第2の間隔に設定された後、前記被測定者の状態が所定の状態であると判断できる生体情報を一定時間継続して検出した場合、注意喚起用の通知を前記通知端末へ要求する通知要求手段を有し、
    前記通知端末は、前記通知要求手段による要求に応じた前記注意喚起用の通知を行う通知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項乃至いずれかに記載の生体情報測定システム。
  10. 被測定者の生体情報を検出して当該生体情報を送信し、第1の電源電池と当該第1の電源電池の残量を検出する第1の検出手段とを有する、検出端末と、
    前記検出端末から送信された前記生体情報を受信して受信した前記生体情報の通知をおこない、第2の電源電池と当該第2の電源電池の残量を検出する第2の検出手段とを有する、通知端末と、
    を備え、
    前記検出端末は、
    前記第1の電源電池の残量と前記第2の電源電池の残量との少なくとも何れか一方の残量に応じて前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を、第1の間隔と、前記第1の間隔よりも長い間と、に設定可能な設定手段を有し、
    前記検出端末は、前記設定手段により前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔が前記第2の間隔に設定された後、前記被測定者の状態が所定の状態であると判断できる生体情報を一定時間継続して検出した場合、注意喚起用の通知を前記通知端末へ要求する通知要求手段を有し、
    前記通知端末は、前記通知要求手段による要求に応じた前記注意喚起用の通知を行う通知手段を備えた、
    ことを特徴とする生体情報測定システム。
  11. 被測定者の生体情報を検出し、検出した当該生体情報を送信する検出端末と、
    前記検出端末により送信された前記生体情報を受信し、受信した前記生体情報の通知を行う通知端末と、
    から構成される生体情報測定システムにおける生体情報送信方法であって
    前記検出端末が有する第1の電源電池の残量を検出する工程と、
    前記通知端末が有する第2の電源電池の残量を検出する工程と、
    前記第1の電源電池の残量及び前記第2の電源電池の残量が所定の値以上である場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を第1の間隔に設定する工程と、
    前記第2の電源電池の残量が前記所定の値未満である場合に、前記生体情報の前記間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔に設定するよう前記検出端末に要求する工程と、
    前記要求があった場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を前記第2の間隔に設定する工程と、
    を含む、
    ことを特徴とする生体情報送信方法。
  12. 被測定者の生体情報を検出し、検出した当該生体情報を送信する検出端末と、
    前記検出端末から送信された前記生体情報を受信し、受信した前記生体情報の通知を行う通知端末と、
    から構成される生体情報測定システムにおける生体情報送信方法であって
    前記検出端末が有する第1の電源電池の残量を検出する工程と、
    前記通知端末が有する第2の電源電池の残量を検出する工程と、
    前記第1の電源電池の残量及び前記第2の電源電池の残量が所定の値以上である場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を第1の間隔に設定する工程と、
    前記第1の電源電池の残量と前記第2の電源電池の残量との少なくともいずれか一方が前記所定の値未満である場合に、前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔に設定する工程と、
    前記生体情報を前記通知端末に送信する間隔が前記第2の間隔に設定された後、前記第2の間隔に応じた送信タイミングでの前記通知端末への送信を、前回の送信時から前記生体情報に所定の変化があった場合に制限する工程と、
    を含む、
    ことを特徴とする生体情報送信方法。
  13. 被測定者の生体情報を検出し、検出した当該生体情報を送信する検出端末と、
    前記検出端末から送信された前記生体情報を受信し、受信した前記生体情報の通知を行う通知端末と、
    から構成される生体情報測定システムにおける生体情報送信方法であって
    前記検出端末が有する第1の電源電池の残量を検出する工程と、
    前記通知端末が有する第2の電源電池の残量を検出する工程と、
    前記第1の電源電池の残量及び前記第2の電源電池の残量が所定の値以上である場合に、前記生体情報の前記通知端末に送信する間隔を第1の間隔に設定する工程と、
    前記第1の電源電池の残量と前記第2の電源電池の残量との少なくともいずれか一方が前記所定の値未満である場合に、前記生体情報の前記通知端末に送信する間隔を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔に設定する工程と、
    前記生体情報の前記通知端末に送信する間隔が前記第2の間隔に設定された後、前記被測定者の状態が所定の状態であると判断できる生体情報を一定時間継続して検出した場合、注意喚起用の通知を前記通知端末へ要求する工程と、
    要求に応じた前記注意喚起用の通知を行う工程と、
    を含む、
    ことを特徴とする生体情報送信方法。
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