JP6406136B2 - 窒化物半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

窒化物半導体装置およびその製造方法 Download PDF

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本発明は、窒化ガリウム(以下、GaNという)を主成分とする化合物半導体を用いたGaNデバイスを有する窒化物半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来、特許文献1に、複数のチャネルを有する窒化物半導体装置において、ノーマリオフかつ低オン抵抗を実現する技術が開示されている。具体的には、GaN層の上にAlGaN層とGaN層とによるヘテロ接合体を繰り返し形成した構造とすることでナチュラルスーパージャンクション構造(以下、NSJ構造という)を形成している。そして、NSJ構造における最下層のAlGaN層に達する第1ゲート構造部と、それよりも上層のAlGaN層まで達する第2ゲート構造部を備えると共に、第1ゲート構造部および第2ゲート構造部を挟んだ両側にn型領域にて構成されるソース領域およびドレイン領域を配置している。
このように構成された窒化物半導体装置では、ゲート構造部がMOS構造とされている。そして、第1ゲート構造部に備えられる第1ゲート電極とゲート絶縁膜の静電ポテンシャルがGaN層およびAlGaN層のヘテロ接合体の伝導帯より低くなっていることから、ヘテロ界面のキャリアが無くなり、ノーマリオフ動作が行われる。また、複数層のヘテロ接合を備えることで2次元電子ガス(以下、2DEGという)の生成量を多くでき、オン抵抗を低減することが可能となる。そして、分極効果によってヘテロ接合体の積層数にかかわら所望のオフ耐圧を得ることができる。
特開2013−98284号公報
しかしながら、上記のように構成される窒化物半導体装置では、ノーマリオフ動作を行うためにMOS構造のゲート構造部としているが、MOS構造ではゲート構造部の直下に形成されるチャネルの抵抗率が大きくなり、オン抵抗の低減を十分に図れない。例えば、オン抵抗が2mΩ/mmより大きくなる。
本発明は上記点に鑑みて、オフ耐圧を確保しつつ、より低オン抵抗を図ることが可能な窒化物半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、半絶縁性もしくは半導体にて構成される基板(1)と、基板上に形成され、電子走行層を構成するGaN層(2)および電子供給部を構成するAlGaN層(3)によるヘテロジャンクション構造の組が複数組積層されたチャネル形成層と、チャネル形成層の表面からチャネル形成層のうち最も基板側の層に達するように形成されたp型のGaN層(5)にて構成されるベース領域と、p型のGaN層を挟んだ両側それぞれに配置され、チャネル形成層の表面からチャネル形成層のうち最も基板側の層に突き出すように形成されたn型のGaN層(9、10)にて構成されるエミッタ領域およびコレクタ領域と、を有し、チャネル形成層を構成するGaN層とAlGaN層との界面におけるGaN層側に2次元電子ガスキャリアを誘起すると共に、ベース領域に対して電圧が印加されることでエミッタ領域とコレクタ領域との間に電流を流す横型のスイッチングデバイスを備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、オン状態、つまりベース領域にベース電圧を印加した状態では、ベース領域よりホール注入が為され、エミッタ領域側からコレクタ領域側へ電子電流が流れる。したがって、ベース領域のキャリア濃度が上昇する電導度変調が起こり、低抵抗化する。これにより、オン抵抗が低減される。さらに、複数組のGaN層とAlGaN層とが繰り返し形成されていることから、複数層で2DEGキャリアを生成することが可能となるため、さらにオン抵抗を低減することができる。これらGaN層とAlGaN層とを繰り返す組数を増加させるほど、さらにオン抵抗の低減が可能である。また、複数組のGaN層とAlGaN層とを繰り返し形成した構造としていることから、これらの膜厚比を制御してNSJ構造とすることにより、耐圧を確保することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面斜視図である。 図1(a)に示す窒化物半導体装置の断面図である。 AlGaN層3のうちGaN層2との界面に蓄積される電荷の様子を示した断面図である。 第1実施形態にかかる窒化物半導体装置の製造工程を示した断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 本発明の第5実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 本発明の第6実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 第6実施形態にかかる窒化物半導体装置の製造工程を示した断面図である。 本発明の第7実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 第7実施形態にかかる窒化物半導体装置の製造工程を示した断面図である。 第7実施形態の変形例にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 本発明の第8実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 他の実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。 他の実施形態にかかる窒化物半導体装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態では、GaNを主成分とする化合物半導体を用いたGaNデバイスを有する窒化物半導体装置として、横型のスイッチング素子を備える窒化物半導体装置について説明する。
図1(a)および図1(b)に示すように、本実施形態にかかる窒化物半導体装置は、横型のスイッチング素子を備えている。図1(a)および図1(b)では、スイッチング素子の1セル分のみを示しているが、実際には例えば図1(a)の紙面左端を中心線として左右対称にレイアウトされたものが複数形成されることスイッチング素子が構成される。このスイッチング素子は、以下のように構成されている。
横型のスイッチング素子は、基板1の表面に、GaN層2およびn型のAlGaN層3が積層された構造の組が繰り返し複数組形成されたものを化合物半導体基板として用いて形成されている。そして、複数組のGaN層2およびAlGaN層3によるヘテロジャンクション構造をチャネル形成層として、各層のGaN層2およびAlGaN層3によるAlGaN/GaN界面のGaN層2側に、ピエゾ効果および分極効果により2DEGキャリアを誘起する。
基板1は、Si(111)などの半導体材料によって構成されている。この基板1の上にGaN層2とAlGaN層3が例えばヘテロエピタキシャル成長によって形成されている。


AlGaN層3の膜厚は、10nm以上かつ200nm以下、好ましくは20nm以上かつ100nm以下に設定されている。AlGaN層3の膜厚を10nm未満にすると、2DEG面密度が8×1012cm-2よりも小さくなり素子のオン抵抗の増大原因となり、200nmを超えると歪緩和に伴う転位密度が増大し素子特性のバラツキが大きくなり製造歩留りの極端な減少を引き起こす。典型的には欠陥密度が1×1011cm-2以上となる。また、AlGaN層3の膜厚を20nm以上かつ100nm以下にすると、上記の材料の本質的な問題が生じず高濃度の2DEGかつ低欠陥密度であることから、好ましい。また、GaN層2のうちAlGaN層3の上に形成されているものの厚みも、同じ理由により上記と同じ膜厚範囲において設計する必要がある。特に40nm−100nmの範囲にすると、2DEGと界面と対になるGa/AlGaN界面に2次元ホールガス(2DHG)が2DEGと同じオーダーで形成されるため理想的なNSJ構造となり、素子の高耐圧化が容易になりより好ましい。
また、GaN層2のうちAlGaN層3の上に形成されているものとAlGaN層3との膜厚比AlGaN/GaNは、AlGaN/GaN≦5とされ、好ましくはAlGaN/GaN≦2とされる。膜厚比AlGaN/GaNが5を超えるとAlGaN層3の格子緩和し、効果的に2DEG及び2DHGが生じず高抵抗となる。また、膜厚比AlGaN/GaNを1/2以上かつ2以下にすると、最下層のGaNの格子定数を引き継ぎ顕著に歪緩和することなくAlGaN/GaN積層構造が形成され、転位や欠陥密度が1×1011cm-2以下に低く抑えられることから、好ましい。
化合物半導体基板の比抵抗値については、目的とするデバイスの特性に応じて、化合物半導体基板を構成する各層の不純物濃度により任意に調整すれば良い。GaN層2と基板1との間にAlGaN−GaN超格子層などを介在させ、GaN層2の結晶性を良好なものにすることもできる。なお、ここでの結晶性とは、GaN層2中の欠陥や転位などであり、電気的および光学的な特性に対して影響を及ぼすものである。
この化合物半導体基板の表面からチャネル形成層のうちの最も基板1側の層、つまり最下層のGaN層2に達しつつ、基板1には達しない程度の深さの凹部4が形成されている。この凹部4内にベース領域を構成するp型のGaNで構成されたp−GaN層5が形成されている。p−GaN層5の不純物濃度は例えば5×1016cm-3以上に設定されている。このようにp−GaN層5の不純物濃度を設定することで、パンチスルーリーク電流を抑制できる。適正なオフ動作が実現される不純物濃度は高い方が、パンチスルー電流を抑制できる効果は大きいが、高すぎるとベースの輸送効率が劣化しオン動作時の電流増幅率が小さくなってしまう。ベース濃度についてはベースの長さを鑑みて、デバイスに所望な濃度を選択すればよい。典型的には5×1016cm-2以上がリーク電流抑制の観点から必要であり、ベース輸送効率の観点から5×1018cm-2よりも小さくすることが必要である。また、p−GaN層5の横方向、つまり図1中の左右方向の寸法についてはスイッチング素子の電流増幅率を鑑み、上記した不純物濃度と共に最適なものを選択すれば良い。
また、p−GaN層5の表面には、p−GaN層5よりも高不純物濃度で構成されたp+−GaN層6が形成されている。p+−GaN層6の不純物濃度は例えば1×1019cm-3以上に設定されており、好ましくは1×1020cm-3以上とされる。このようにp+−GaN層6の不純物濃度を設定することで、この上に形成される図示しないベース電極もしくはベース配線にp+−GaN層6をオーミック接触させられる。1×1019cm-3以下の場合にはショットキーコンタクトと電流障壁ができるため安定的な素子動作が実現できない。動作時の寄生抵抗の観点から1×1020cm-3以上にすることで界面抵抗が動作抵抗に対して十分に低くなり、素子のスイッチング性能を向上させる。
また、p−GaN層5を挟んだ両側においても、化合物半導体基板の表面から最下層のGaN層2に達しつつ、基板1には達しない程度の深さの凹部7、8が形成されており、これら各凹部7、8内にエミッタ領域およびコレクタ領域を構成するn+−GaN層9、10が形成されている。n+−GaN層9、10は、共にp−GaN層5から離れた位置に形成されている。
なお、ベース領域を構成するp−GaN層5とコレクタ領域を構成するn+−GaN層10との間の距離によって素子耐圧が決まるが、所望の素子耐圧に従って寸法設計を行えば良い。また、n+−GaN層9、10の上には図示しないエミッタ電極やコレクタ電極が形成されており、これら各電極がn+−GaN層9、10に対してオーミック接触させられている。
以上のようにして、本実施形態にかかる横型のスイッチング素子を備えた窒化物半導体装置が構成されている。このように構成される横型のスイッチング素子は、以下のように動作する。
まず、オフ状態、つまりp−GaN層5に印加するベース電圧VB=0Vでは、p−GaN層5の電子障壁高さにより電子電流が阻止される。また、エミッタ領域およびコレクタ領域を構成するn+−GaN層9、10の障壁によりホール電流も阻止される。したがって、オフ状態においては、エミッタ−コレクタ間に電流が流れないノーマリオフ型のスイッチング素子となる。
一方、オン状態、つまりp−GaN層5にベース電圧VBを印加した状態では、p−GaN層5よりホール注入が為され、エミッタ領域となるn+−GaN層9側からコレクタ領域となるn+−GaN層10側へ電子電流が流れる。したがって、ベース領域のキャリア濃度が上昇する電導度変調が起こり、低抵抗化する。これにより、オン抵抗が低減される。さらに、複数組のGaN層2とAlGaN層3とが繰り返し形成されていることから、複数層で2DEGキャリアを生成することが可能となるため、さらにオン抵抗を低減することができる。これらGaN層2とAlGaN層3とを繰り返す組数を増加させるほど、さらにオン抵抗の低減が可能である。
また、複数組のGaN層2とAlGaN層3とを繰り返し形成した構造としていることから、耐圧を確保することができる。より詳しくは、GaN層2とAlGaN層3の膜厚比を制御してNSJ構造とすることにより、耐圧を確保することができる。そして、図2に示すように、AlGaN層3のうちGaN層2との界面に蓄積される電荷は、AlGaN層3のうちの上下においてバランスが保たれている。このため、チャージバランスが良好な状態となっていて耐圧を確保することができる。
したがって、オフ耐圧を確保しつつ、より低オン抵抗を図ることが可能な窒化物半導体装置とすることが可能となる。
また、上記したように、本実施形態では、p−GaN層5を基板1に達しない深さとしている。このため、p−GaN層5から半導体材料で構成された基板1にホールが抜けることを抑制することが可能となり、スイッチング特性の改善を図ることができる。
続いて、本実施形態にかかる横型のスイッチング素子の製造方法について、図3を参照して説明する。
〔図3(a)に示す工程〕
Si(111)にて構成された基板1の表面に、GaN層2およびn型のAlGaN層3が複数組繰り返し積層された構造を有する化合物半導体基板を用意する。例えば、基板1の表面に、GaN層2およびAlGaN層3をMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属気相成長)法や超高純度、高精度にしたMBE(Molecular Beam Epitaxy:分子線エピタキシー)法などによって形成する。
〔図3(b)に示す工程〕
AlGaN層3の表面に、酸化膜(SiO2)もしくは窒化膜(SiN)などによって構成されるマスク20を形成した後、マスク20をパターニングしてp−GaN層5の形成予定領域を開口させる。例えば、マスク20の表面に図示しないレジストを形成し、フォトリソグラフィ工程を経てレジストをパターニングしたのち、このレジストを用いてマスク20をパターニングする。この後、マスク20を用いたドライエッチング工程を行うことで、AlGaN層3およびGaN層2をエッチングし、最下層に位置するGaN層2まで達する凹部4を形成する。
〔図3(c)に示す工程〕
さらに,マスク20によってAlGaN層3の表面を覆った状態でGaN層を選択的にエピタキシャル成長(以下、選択エピという)させる。これにより、まず、最表面に位置しているAlGaN層3の位置まで凹部4内を埋め込むようにp−GaN層5を選択エピしたのち、さらにその上にp+−GaN層6を選択エピする。このように、選択エピによってp−GaN層5やp+−GaN層6を形成しているため、これらを凹部4内にのみ形成することができる。
〔図3(d)に示す工程〕
マスク20を除去した後、新たにマスク21を形成し、マスク20、21をパターニングしてn+−GaN層9、10の形成予定領域においてマスク20、21を開口させる。マスク21については、例えばマスク20と同じ材質で構成しており、マスク20と同様の手法によってパターニングしている。そして、マスク20、21を用いたドライエッチング工程を行うことで、AlGaN層3およびGaN層2をエッチングし、最下層に位置するGaN層2まで達する凹部7、8を形成する。
〔図3(e)に示す工程〕
さらに、マスク21によってAlGaN層3の表面を覆った状態でGaN層を選択エピする。これにより、最表面に位置しているAlGaN層3の位置まで凹部7、8内を埋め込むようにn+−GaN層9、10が形成される。このように、選択エピによってn+−GaN層9、10を形成しているため、これらを凹部7、8内にのみ形成することができる。
この後の工程については図示していないが、マスク20、21を除去してからp+−GaN層6やn+−GaN層9、10を覆うように層間絶縁膜を形成したのち、層間絶縁膜をパターニングしてコンタクトホールを形成するという層間絶縁膜形成工程を行う。さらに、コンタクトホールを通じてベース電極やエミッタ電極およびコレクタ電極を形成する電極形成工程を行う。このようにして、本実施形態にかかるスイッチング素子が備えられた窒化物半導体装置が完成する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して基板1の材料を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、基板1をサファイヤ、SiC、AlNなどの半絶縁基板によって構成している。そして、図4に示すように、p−GaN層5が基板1の表面に達するように形成されるようにしている。
このように、基板1を半絶縁基板によって構成する場合、p−GaN層5から基板1にホールが抜け難い。したがって、p−GaN層5が基板1に接していても良い。また、このようにp−GaN層5が基板1の表面に接するようにしても良いことから、凹部4を形成する際のエッチング時間の制御などが容易に行え、製造工程の簡略化を図ることも可能となる。
なお、ここではn+−GaN層9、10については基板1から離れるようにしているが、これらを基板1に接するように形成しても良い。その場合、凹部7、8を形成する際のエッチング時間の制御も容易に行えることから、さらに製造工程の簡略化を図ることが可能となる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して半絶縁層を備えたものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図5に示すように、p−GaN層5よりも下方に半絶縁層30を備えてある。半絶縁層30は、例えばAl23、SiC、AlNなどによって構成され、p−GaN層5の下方だけでなく、n+−GaN層9、10の下方に至るまで基板平面方向の全面に形成されている。
このように、p−GaN層5よりも下方に半絶縁層30を備えることによって、p−GaN層5から基板1へのホールの抜けをさらに抑制することが可能となる。これにより、よりスイッチング特性を改善することができる。
なお、このような構造は、第1実施形態の窒化物半導体装置の製造方法に対して、GaN層2の形成前もしくはGaN層2のエピ成長の途中に半絶縁層30を成膜する工程を追加することで、実現可能である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1〜第3実施形態に対してキャップ層を備えたものであり、その他については第1〜第3実施形態と同様であるため、第1〜第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは第2実施形態の構成に対して本実施形態を適用した場合について説明するが、第1、第3実施形態についても同様である。
図6に示すように、最上層に位置しているAlGaN層3の表面にさらにGaN層にて構成されるキャップ層40を備えてある。このように、最上層に位置しているAlGaN層3の上にさらにGaN層で構成されるキャップ層40を配置すると、AlGaN層3の上下両面にGaN層2およびキャップ層40が配置されることとなり、AlGaN層3の上層にも電荷がチャージされた状態となり、上下のチャージバランスが取れた状態となる。これにより、よりオン抵抗の低減を図ることが可能となる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1〜第4実施形態に対してGaN層2とAlGaN層3の構成を変更したものであり、その他については第1〜第4実施形態と同様であるため、第1〜第4実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは第4実施形態の構成に対して本実施形態を適用した場合について説明するが、第1〜第3実施形態についても同様である。
図7に示すように、本実施形態では、基板1の上にAlGaN層3を積んでからGaN層2を順番に積層し、AlGaN層3とGaN層2との組を複数組繰り返し積層した構造としている。このように、上記各実施形態に対して、GaN層2とAlGaN層3の形成位置を入れ替えた構造としても、上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、第2、第4、第5実施形態に対してGaN層2とAlGaN層3の構成を変更したものであり、その他については第2〜第4実施形態と同様であるため、第2、第4、第5実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは第4実施形態の構成に対して本実施形態を適用した場合について説明するが、第2、第5実施形態についても同様である。
図8に示すように、本実施形態では、ベース領域を構成するp−GaN層5とエミッタ領域を構成するn+−GaN層9との間をGaN層2とAlGaN層3の積層構造ではなくn型のGaNで構成されたn−GaN層50としている。
このように、p−GaN層5とn+−GaN層9との間をn−GaN層5によって構成すると、ホールの拡散長が短くなり、電流増幅率を改善することが可能となる。
なお、本実施形態の窒化物半導体装置については、例えばp−GaN層5、n+−GaN層9およびn−GaN層50を選択エピによって形成することができる。
具体的には、図9(a)に示すように、図3(a)と同様の工程を行った後、図9(b)に示すようにマスク20のうちp−GaN層5、n+−GaN層9およびn−GaN層50の形成予定領域を開口させる。そして、マスク20を用いてGaN層2およびAlGaN層3をエッチングする。続いて、図9(c)に示すように、マスク20を用いた選択エピによりマスク20の開口部、つまりGaN層2およびAlGaN層3が除去された部分にp−GaN層5とp+−GaN層6を成膜する。
その後、図9(d)に示すように、マスク20を除去もしくはマスク20の上への積み増しによってマスク21を形成し、マスク21のうちn+−GaN層9およびn−GaN層50の形成予定領域を開口させる。そして、マスク21を用いてp−GaN層5とp+−GaN層6のうちのn+−GaN層9およびn−GaN層50の形成予定領域をエッチングにより除去する。
さらに、図9(e)に示すように、マスク21を用いた選択エピによりマスク21の開口部、つまりp−GaN層5およびp+−GaN層6が除去された部分に、n−GaN層50を成膜する。その後、図9(f)に示すように、マスク21を除去もしくはマスク21の上への積み増しによってマスク22を形成し、マスク22のうちn+−GaN層9、10の形成予定領域を開口させる。そして、マスク22を用いたエッチングによって凹部7、8を形成したのち、マスク22を用いた選択エピによりマスク22の開口部にn+−GaN層9、10を成膜する。この後は、第1実施形態と同様の工程を行うことにより、本実施形態のスイッチング素子を製造できる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、第6実施形態に対してp−GaN層5、n+−GaN層9およびn−GaN層50の構造を変更したものである。その他については第6実施形態と同様であるため、第6実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態では、p−GaN層5、n+−GaN層9およびn−GaN層50が配置される部分全域を凹部60とし、この凹部60内に、p−GaN層5、n+−GaN層9およびn−GaN層50が順番に積層された構造としている。すなわち、凹部60の底面および側面にp−GaN層5が形成され、その上にn+−GaN層9とn−GaN層50が順に形成されている。このような構造としても、第6実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態の窒化物半導体装置については、例えばp−GaN層5、n+−GaN層9およびn−GaN層50を順番に選択エピすることによって形成することができる。すなわち、図11(a)、(b)において図9(a)、(b)と同様の工程を行う。そして、図11(c)に示すように、選択エピによって凹部60内にp−GaN層5、n+−GaN層9およびn−GaN層50を順番に形成する。続いて、図11(d)に示すようにマスク23を形成したのち、マスク23のうちp+−GaN層6の形成予定領域を開口させる。そして、図11(e)に示すように、図示しないマスクを用いた選択エピによってマスクの開口部にp+−GaN層6を成膜したのち、マスクを除去する。この後は、第1実施形態と同様の工程を行うことにより、本実施形態のスイッチング素子を製造できる。
(第7実施形態の変形例)
上記第7実施形態では、n−GaN層50を備えるようにしているが、図12に示すように、n−GaN層50を失くして、p−GaN層5の上に直接n+−GaN層9が形成された構造としても良い。このような構造とすれば、n−GaN層50を備えていないため、空乏層の伸びがなく電子濃度が高くなっているn+−GaN層9側から直接p−GaN層5に電子の注入が行われる。したがって、より電流増幅率を向上させることが可能となる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態は、第1〜第7実施形態に対してp+−GaN層6の構成を変更したものであり、その他については第1〜第7実施形態と同様であるため、第1〜第7実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは第4実施形態の構成に対して本実施形態を適用した場合について説明するが、第1〜第3、第5〜第7実施形態についても同様である。
図13に示すように、本実施形態では、p+−GaN層6をエミッタ領域側およびコレクタ領域側に張り出させて断面T字形状とすることでTベースとしている。キャップ層40の上には層間絶縁膜70が形成されており、層間絶縁膜70の上に、p+−GaN層6の上層部分を形成することで、下層部分よりも張り出す構造としている。
このような構造とすることで、p−GaN層5の横方向スケーリングとベースコンタクト、つまりp+−GaN層6とベース電極とのコンタクト抵抗の低減を両立することが可能となり、電流増幅率を改善することが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
上記各実施形態で説明した窒化物半導体装置の構成の寸法、製造方法などは一例を示したに過ぎない。例えば、図14に示すように、各実施形態においてn+−GaN層9、10をSiのイオン注入によって形成しても良い。なお、図14では、第2実施形態の構造について、n+−GaN層9、10をイオン注入によって形成する場合を図示してあるが、それ以外の実施形態についても同様のことができる。また、図15に示すように、第6実施形態においてn+−GaN層9、10に加えてn−GaN層50をイオン注入によって形成することもできる。その場合、AlGaN層3にSiを注入した部分については、n−AlGaN層50aとなる。勿論、n+−GaN層9、10についてはイオン注入ではなく選択エピによって形成し、n−AlGaN層50aを含めてn−GaN層50のみをイオン注入によって形成するようにしても良い。
1 基板
2 GaN層
3 AlGaN層
5 p−GaN層
6 p+−GaN層
7、8 凹部
9、10 n+−GaN層
30 半絶縁層
40 キャップ層
50 n−GaN層

Claims (12)

  1. 半絶縁性もしくは半導体にて構成される基板(1)と、
    前記基板上に形成され、電子走行層を構成するGaN層(2)および電子供給部を構成するAlGaN層()によるヘテロジャンクション構造の組が複数組積層されたチャネル形成層と、
    前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に突き出すように形成されたp型のGaN層(5)にて構成されるベース領域と、
    前記p型のGaN層を挟んだ両側それぞれに配置され、前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように形成されたn型のGaN層(9、10)にて構成されるエミッタ領域およびコレクタ領域と、を有し、
    前記チャネル形成層を構成する前記GaN層と前記AlGaN層との界面における前記GaN層側に2次元電子ガスキャリアを誘起すると共に、前記ベース領域に対して電圧が印加されることで前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に電流を流す横型のスイッチングデバイスを備えていることを特徴とする窒化物半導体装置。
  2. 半絶縁性もしくは半導体にて構成される基板(1)と、
    前記基板上に形成され、電子走行層を構成するGaN層(2)および電子供給部を構成するAlGaN層()によるヘテロジャンクション構造の組が複数組積層されたチャネル形成層と、
    前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に突き出すように形成されたp型のGaN層(5)にて構成されるベース領域と、
    前記p型のGaN層に対して一方側に配置されたn型のGaN層(9)にて構成されるエミッタ領域と、
    前記p型のGaN層に対して前記一方側の反対側に配置され、前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように形成されたn型のGaN層(10)にて構成されるコレクタ領域と、
    前記エミッタ領域と前記ベース領域との間に配置されたn型のGaN層(50)と、を有し、
    前記チャネル形成層を構成する前記GaN層と前記AlGaN層との界面における前記GaN層側に2次元電子ガスキャリアを誘起すると共に、前記ベース領域に対して電圧が印加されることで前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に電流を流す横型のスイッチングデバイスを備えていることを特徴とする窒化物半導体装置。
  3. 前記ベース領域の上に形成され、前記ベース領域を構成するp型のGaN層よりも不純物濃度が高くされたp型のGaN層(6)によって構成されるコンタクト領域を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の窒化物半導体装置。
  4. 前記ベース領域は、前記エミッタ領域側および前記コレクタ領域側に張り出した断面T字形状とされていることを特徴とする請求項3に記載の窒化物半導体装置。
  5. 前記基板は、半導体材料によって構成されており、
    前記ベース領域は、前記基板から離されていることを特徴とする請求項1、3および4のいずれか1つに記載の窒化物半導体装置。
  6. 前記基板は、半絶縁性材料によって構成されており、
    前記ベース領域は、前記基板に接していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の窒化物半導体装置。
  7. 前記チャネル形成層は、前記GaN層と前記AlGaN層とが順番に積層されており、最上層のAlGaN層がGaNによって構成されるキャップ層(40)によって覆われていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の窒化物半導体装置。
  8. 前記チャネル形成層は、前記GaN層と前記AlGaN層の膜厚比が前記GaN層と前記AlGaN層とによってナチュラルスーパージャンクション構造を構成する値に制御されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の窒化物半導体装置。
  9. 前記基板は、半絶縁材料によって構成されており、
    前記チャネル形成層には、該チャネル形成層の表面から前記基板に達する凹部(60)が形成され、該凹部内における該凹部の底面および側面に前記ベース領域が成膜されていると共に、該ベース領域の上に前記n型のGaN層と前記エミッタ領域とが順に成膜されていることを特徴とする請求項2に記載の窒化物半導体装置。
  10. 半絶縁性もしくは半導体にて構成される基板(1)と、
    前記基板上に形成され、電子走行層を構成するGaN層(2)および電子供給部を構成するAlGaN層()によるヘテロジャンクション構造の組が複数組積層されたチャネル形成層と、
    前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように形成されたp型のGaN層(5)にて構成されるベース領域と、
    前記p型のGaN層を挟んだ両側それぞれに配置され、前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように形成されたn型のGaN層(9、10)にて構成されるエミッタ領域およびコレクタ領域と、を有し、
    前記チャネル形成層を構成する前記GaN層と前記AlGaN層との界面における前記GaN層側に2次元電子ガスキャリアを誘起すると共に、前記ベース領域に対して電圧が印加されることで前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に電流を流す横型のスイッチングデバイスを備えている窒化物半導体装置の製造方法であって、
    前記基板上に前記チャネル形成層を構成する前記GaN層および前記AlGaN層の組を複数組積層する工程と、
    前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように凹部(4)を形成する工程と、
    前記凹部内にp型のGaN層を選択的にエピタキシャル成長させることで前記ベース領域を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする窒化物半導体装置の製造方法。
  11. 前記エミッタ領域および前記コレクタ領域の形成予定位置において、前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように凹部(7、8)を形成する工程と、
    前記エミッタ領域および前記コレクタ領域の形成予定位置に形成された前記凹部内のそれぞれにn型のGaN層(9、10)を選択的にエピタキシャル成長させることで前記エミッタ領域および前記コレクタ領域を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする請求項10に記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  12. 半絶縁性もしくは半導体にて構成される基板(1)と、
    前記基板上に形成され、電子走行層を構成するGaN層(2)および電子供給部を構成するAlGaN層()によるヘテロジャンクション構造の組が複数組積層されたチャネル形成層と、
    前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように形成されたp型のGaN層(5)にて構成されるベース領域と、
    前記p型のGaN層に対して一方側に配置されたn型のGaN層(9)にて構成されるエミッタ領域と、
    前記p型のGaN層に対して前記一方側の反対側に配置され、前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように形成されたn型のGaN層(10)にて構成されるコレクタ領域と、
    前記エミッタ領域と前記ベース領域との間に配置されたn型のGaN層(50)と、を有し、
    前記チャネル形成層を構成する前記GaN層と前記AlGaN層との界面における前記GaN層側に2次元電子ガスキャリアを誘起すると共に、前記ベース領域に対して電圧が印加されることで前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に電流を流す横型のスイッチングデバイスを備えている窒化物半導体装置の製造方法であって、
    前記基板上に前記チャネル形成層を構成する前記GaN層および前記AlGaN層の組を複数組積層する工程と、
    前記チャネル形成層の表面から前記チャネル形成層のうち最も前記基板側の層に達するように凹部を形成したのち、該凹部内に前記ベース領域と前記n型のGaN層と前記エミッタ領域とを選択的にエピタキシャル成長させる工程と、を含んでいることを特徴とする窒化物半導体装置の製造方法。
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