JP6404758B2 - 電力変換装置及び電力管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置及び電力管理装置に関するものである。
太陽光発電装置または蓄電装置のような分散電源を系統に連系させて制御する分散電源システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
分散電源で発電した電力には、系統(電力会社)に逆潮流させて売電することができるものがある。例えば、太陽光や風力等で発電された再生可能エネルギーが、現状、売電できる発電電力である。
ところで、2015年4月から、電力会社は、新規に系統接続される太陽光発電装置に対し、発電電力の系統への逆潮流の出力がほぼゼロになるように太陽光発電装置を抑制する指令をすることが可能となる予定である。
また、将来的には、逆潮流の出力をほぼゼロにする抑制ではなく、ある程度の逆潮流が認められるような制度に緩和される可能性もある。その場合、電力会社は、分散電源システム全体の定格容量の0〜100%の範囲で、出力抑制を要求する信号(以下「出力抑制信号」と称する)をサーバ上から取得可能な状態になるように設定する。この出力抑制信号は、各分散電源システムがインターネット等を介して電力会社のサーバから取得する、もしくは、配信会社のサーバが電力会社のサーバにアクセスして取得して各分散電源システムに出力抑制信号を配信する。例えば、逆潮流させる電力を定格容量の50%まで抑制することを要求する出力抑制信号が電力会社のサーバ上から取得可能な状態となり、その情報を各分散電源システムが取得する。なお、電力会社が各分散電源システムに出力抑制信号を配信する場合も予想される。
特開2011−101523号公報
したがって、上述のような将来的に予想される電力会社の出力抑制信号に対応して、逆潮流させる電力を制御できる技術が求められている。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、逆潮流させる電力を定格容量の一定の割合まで抑制することを要求する電力会社の出力抑制信号に応じて、系統に逆潮流させる電力を制御することができる電力変換装置及び電力管理装置を提供することにある。
本発明の実施形態に係る電力変換装置は、分散電源が発電した直流電力を交流電力に変換して系統に逆潮流させることが可能な電力変換装置であって、前記系統への逆潮流電流の値を取得する第1電流検出部と、前記分散電源から供給される直流電力を交流電力に変換し、前記系統に逆潮流させる電力変換部と、電力会社の出力抑制信号を取得する通信部と、前記出力抑制信号を取得すると、前記系統に逆潮流させる逆潮流電力が該出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、前記第1電流検出部から取得した前記逆潮流電流の値に基づいて、前記電力変換部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記逆潮流電力と前記分散電源が発電した直流電力との値に基づいて、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させつつ前記逆潮流電力を前記系統に流すことを特徴とする
また、本発明の実施形態に係る電力管理装置は、分散電源が発電した直流電力を交流電力に変換して系統に逆潮流させることが可能な電力変換装置を制御する電力管理装置であって、前記系統への逆潮流電流の値を取得する第1電流検出部と、電力会社の出力抑制信号を取得する通信部と、前記出力抑制信号を取得すると、前記系統に逆潮流させる逆潮流電力が該出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、前記第1の電流検出部から取得した前記逆潮流電流の値に基づいて、前記電力変換装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記逆潮流電力の値と前記分散電源が発電した直流電力との値に基づいて、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させつつ前記逆潮流電力を前記系統に流すことを特徴とする
本発明の実施形態に係る電力変換装置及び電力管理装置によれば、電力会社の出力抑制信号に応じて、系統に逆潮流させる電力を所定の一定値になるように制御できるため、逆潮流電力の変動を低減できる。これにより、本実施形態では、系統周波数変動を低減できるため、系統電圧を安定にするためのより高い抑制率の出力抑制の指令を受けにくくすることができる。その結果、系統への逆潮流による売電収入の損失を低減できる。
本発明の第1実施形態に係る電力変換装置を含む電力制御システムの概略構成を示す図である。 図1の電力変換装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電力管理装置を含む電力制御システムの概略構成を示す図である。 図2の電力管理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電力管理装置を含む電力制御システムにおいて複数の電力変換装置が系統に接続している場合の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る電力変換装置10を含む電力制御システム1の概略構成を示す図である。図1において、各機能ブロックを結ぶ実線は主に電力線を示し、破線は主に通信線又は信号線を示す。
電力制御システム1は、電力変換装置10と、第1の電流センサ20と、第2の電流センサ30と、太陽光発電装置40と、負荷50とを備える。
電力変換装置10は、太陽光発電装置40から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷50に供給する。また、電力変換装置10は、負荷50に供給しても余った余剰電力を、系統60(電力会社)に逆潮流させて売電する。
電力変換装置10は、電力会社の出力抑制信号を取得すると、取得した出力抑制信号の内容に応じて、系統60へ逆潮流させる電力(以下、単に「逆潮流電力」とも称する)を制御する。例えば、逆潮流電力を電力制御システム1全体における定格容量の50%まで抑制することを要求する出力抑制信号を取得した場合、電力変換装置10は、逆潮流電力が前記定格容量の50%を超えないように、出力電力を制御する。なお、この場合、「定格容量の50%」とは、太陽光発電装置40の定格容量及び電力変換装置10の定格容量のうち小さい方の定格容量の50%のことをいうものとする。例えば、太陽光発電装置40の定格容量が6kW、電力変換装置10の定格容量が5kWである場合、出力抑制信号は5kWの50%である2.5kWに逆潮流電力を抑制することを要求するものとする。
電力変換装置10の構成及び機能の詳細については後述する。
第1の電流センサ20は、系統60と電力変換装置10とをつなぐ電力線に設置されている。第1の電流センサ20は、系統60に流れる逆潮流電流を検出し、検出した値を電力変換装置10に送信する。
第2の電流センサ30は、電力変換装置10の電力変換部11の出力部に設置されている。第2の電流センサ30は、電力変換部11の出力電流を検出し、検出した値を電力変換装置10に送信する。制御部16は、第2の電流センサ30から取得した電力変換部11の出力電流の増減と第1の電流センサ20から取得した逆潮流電流の増減が一致すれば、逆潮流電力の変化が太陽光発電装置40の発電電力に起因すると判定し、そうでなければ負荷変動に起因するものであると判定する。なお、図1においては、第2の電流センサ30が電力変換装置10の外部に設置されている構成を示しているが、第2の電流センサ30は電力変換装置10の内部に組み込まれている構成であってもよい。一般的な電力変換装置であるパワーコンディショナでは、電力変換の電流フィードバック用として出力部に電流センサを有している場合が多いため、この電流センサに第2の電流センサ30の機能を持たせるようにすれば、電流センサの個数を削減できる。また、本実施形態では、第1の電流センサ20で逆潮流電流、第2の電流センサ30で電力変換部11の出力電流を検出しているが、この方法以外で逆潮流電流および出力電流を検出してもよい。また、本実施形態では電流センサを用いているため、電流値で検出しているが、該電流値に電圧値を乗じて算出した電力値に基づいて各種の制御を行なってもよい。
太陽光発電装置40は、太陽光のエネルギーから直流電力を発電し、電力変換装置10に供給する。なお、太陽光発電装置40は、分散電源の一例として示したものであり、電力会社との契約条件によっては、他の種類の分散電源であってもよい。
負荷50は、例えば電気機器などである。図1においては1台の負荷50を示しているが、負荷50は任意の台数であってよい。
続いて、電力変換装置10の構成及び機能の詳細について説明する。電力変換装置10は、電力変換部11、第1電流検出部12、第2電流検出部13、通信部14、記憶部15及び制御部16を備える。
電力変換部11は、太陽光発電装置40から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷50に供給する。また、電力変換部11は、負荷50に供給しても余った余剰電力を、系統60に逆潮流させる。
第1電流検出部12は、系統60に流れる逆潮流電流の値を取得する。本実施形態において、第1電流検出部12は、第1の電流センサ20から逆潮流電流の値を取得する。
第2電流検出部13は、電力変換部11の出力電流の値を取得する。本実施形態において、第2電流検出部13は、第2の電流センサ30から出力電流の値を取得する。
通信部14は、インターネットなどのネットワークを介して、電力会社のサーバと通信可能であり、電力会社のサーバから、出力抑制信号を取得する。なお、出力抑制信号の送信元は電力会社のサーバに限定されるものではなく、他の送信元から電力会社の出力抑制信号が送信された場合も、通信部14は、ネットワークを介して電力会社の出力抑制信号を取得することができる。
記憶部15は、太陽光発電装置40の定格容量の値、及び、電力変換装置10の定格容量の値を記憶している。
制御部16は、電力変換装置10全体を制御及び管理するものであり、例えばプロセッサにより構成することができる。
制御部16は、通信部14を介して出力抑制信号を取得すると、出力抑制信号の内容に応じて、系統60への逆潮流電力が、出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、電力変換部11を制御する。
この際、制御部16は、第1の電流センサ20から第1電流検出部12を介して取得した逆潮流電流の値から算出された逆潮流電力の値に基づいて、系統60への逆潮流電力が所定の一定値であるかどうかを判定し、判定結果に応じて、系統60への逆潮流電力が所定の一定値になるように電力変換部11を制御する。
すなわち、制御部16は、取得した逆潮流電流の値に基づいて、逆潮流電力が所定の一定値より大きいと判定した場合、出力電力を低減させるように電力変換部11を制御する。一方、逆潮流電力が所定の一定値より小さいと判定した場合、出力電力を増加させるように電力変換部11を制御する。また、制御部16は、取得した逆潮流電流の値から算出された逆潮流電力の値に基づいて、逆潮流電力が所定の一定値であると判定した場合、そのままの状態で電力変換部11の出力を維持する。ここで、制御部16は、逆潮流電力が所定の一定値に対して所定の範囲(例えば、±1%の範囲)に入っている場合は、逆潮流電力が所定の一定値であると判定する。所定の範囲は適宜設定することができる。
また、制御部16は、逆潮流電力を所定の一定値に維持する際に、一時的な出力変動に直ちに追従しないように制御してもよい。例えば、第1の電流センサ20から検出される逆潮流電力が低下した場合に、制御部16で直ちに逆潮流電力の出力を増やして一定値を維持する制御を実行するのではなく、逆潮流電力の低下の原因を第2の電流センサ30の検出値を用いて確認してもよい。例えば、逆潮流電力の低下の原因には、太陽光発電装置40の発電電力の低下または負荷50の消費電力の増大が想定される。
ここで、第2の電流センサ30の検出値が低下した場合には、太陽光発電装置40の発電電力が低下したことが原因であると判定できる。この場合、制御部16は逆潮流電力の所定の一定値を下げる制御をする。
一方、第2の電流センサ30の検出値が安定している状態で逆潮流電力の低下が検出された場合には、負荷50の消費電力が増えたと判定できる。この場合、制御部16は、直ちに逆潮流電力の出力を増やす制御を実行せずに、負荷50の消費電力の増大が一時的(短時間)なものでないか所定時間かけて判定する。これにより、より安定して逆潮流電力を系統に送出できる。
なお、電力変換装置10が系統60と接続する電力線において電圧値は一定の値であるため、制御部16は、第1電流検出部12から逆潮流電流の値を取得すれば、その値から逆潮流電力の値を算出することができる。したがって、逆潮流電流の値を取得することは逆潮流電力の値を取得することとほぼ等価である。これは、他の部分の電流と電力の関係についても同様である。以後、このような電流と電力の関係については説明を省略する。また、第2電流検出部13から取得される電力変換部11の出力電流の値についても同様である。
制御部16は、出力抑制信号を取得すると、記憶部15に記憶されている太陽光発電装置40の定格容量の値、及び、電力変換装置10の定格容量の値を参照して、系統60への逆潮流電力の所定の一定値を設定する。例えば、太陽光発電装置40の定格容量が6kW、電力変換装置10の定格容量が5kWである場合に、逆潮流電力をシステム全体の定格容量の50%まで抑制することを要求する出力抑制信号を取得した場合、制御部16は、所定の一定値を5kWの50%である2.5kWに設定する。
また、制御部16は、負荷50に電力を供給している場合、出力抑制信号を取得しても、負荷50への電力供給は維持する。これにより、太陽光発電装置40の発電電力が出力抑制後の逆潮流電力を上回っている場合に、必要以上に電力変換部11の出力を抑制することを防ぐことができる。
図2に示すフローチャートを参照して、電力変換装置10の動作の一例について説明する。
電力変換装置10の制御部16は、通信部14を介して出力抑制信号を取得すると(ステップS101)、記憶部15に記憶されている太陽光発電装置40の定格容量の値、及び、電力変換装置10の定格容量の値を参照して、所定の規定(出力抑制に関する法令やガイドライン)に従って系統60への逆潮流電力の所定の一定値を設定する(ステップS102)。
制御部16は、第1の電流センサ20から第1電流検出部12を介して系統60への逆潮流電流の値を取得する(ステップS103)。
制御部16は、取得した逆潮流電流の値から算出された逆潮流電力に基づいて、逆潮流電力が所定の一定値であるか否かを判定する(ステップS104)。
逆潮流電力が所定の一定値であると判定した場合(ステップS104:Yes)、制御部16は、そのままの状態で電力変換部11の出力電力を維持する(ステップS105)。
逆潮流電力が所定の一定値ではないと判定した場合(ステップS104:No)、制御部16は、逆潮流電力が所定の一定値より大きいか否かを判定する(ステップS106)。
逆潮流電力が所定の一定値より大きいと判定した場合(ステップS106:Yes)、制御部16は、電力変換装置10の出力電力を低減させるように電力変換部11を制御し(ステップS107)、ステップS104に戻る。
逆潮流電力が所定の一定値より小さいと判定した場合(ステップS106:No)、制御部16は、電力変換装置10の出力電力を増加させるように電力変換部11を制御し(ステップS108)、ステップS104に戻る。このとき、電力変換装置10の出力電力を増加させることができない場合、すなわち、逆潮流電力として所定の一定値を維持できない場合については後述する。
このように、制御部16は、出力抑制信号を受信すると、逆潮流電力が出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、第1の電流センサ20から取得した逆潮流電流の値に基づいて、電力変換部11を制御する。これにより、太陽光発電装置40の発電電力や負荷50への供給電力がある程度変動しても、系統60への逆潮流電力を一定の値に維持することができる。これにより、ユーザは一定の売電収入を得ることができる。さらに、本実施形態では、逆潮流電力の変動に伴う系統周波数変動を低減できるため、系統電圧を安定にするためのより高い抑制率の出力抑制の指令を受けにくくすることができる。その結果、系統への逆潮流による売電収入の損失を低減できる。
(逆潮流電力として所定の一定値を維持できない場合)
例えば、一時的に日射量が少なくなり太陽光発電装置40の発電電力が減少した場合や、負荷50に供給する電力が増えた場合などに、逆潮流電力が所定の一定値を維持できなくなる場合がある。このような場合、制御部16は、逆潮流電力の設定値を低減し、低減した値が、系統60への逆潮流電力の一定値となるように電力変換部11を制御する。
例えば、出力抑制信号によって、電力制御システム1全体の定格容量の20%まで逆潮流電力を抑制することを要求された場合、制御部16は、逆潮流電力が定格容量の20%となるように電力変換部11を制御している。この状態において、逆潮流電力を定格容量の20%で維持することが困難と判定した場合は、制御部16は、逆潮流電力の所定の一定値の設定値を、例えば定格容量の10%まで低減させる。
系統60への逆潮流電力の所定の一定値を低減させた場合、制御部16は、定期的に、逆潮流電力を元の値まで増加させることが可能か否か判定する。逆潮流電力を増加させることが可能と判定した場合は、制御部16は、逆潮流電力の所定の一定値を元の値まで増加させる。
このように、制御部16は、系統60への逆潮流電力を一定の値に維持することが困難と判定した場合は、逆潮流電力の設定値を低減させる。これにより、太陽光発電装置40の発電電力が減少した場合や、負荷50に供給する電力が増えた場合なども、系統60への逆潮流電力を所定の一定値に維持することができる。
なお、電力制御システム1において、負荷50が停止している場合、または太陽光発電装置40の発電電力を負荷50に供給せずに全て逆潮流させるようなシステムの場合、制御部16は、分散電源の太陽光発電装置40が発電した直流電力の値に基づいて、電力変換部11を制御してもよい。具体的には、制御部16は、取得した逆潮流電流の値から算出された逆潮流電力と太陽光発電装置40が発電した直流電力との値に基づいて、所定の一定値で逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、上述の所定の一定値を低減する。
(維持可能な逆潮流電力の算出)
制御部16は、逆潮流電力を所定の一定値になるように制御した後、逆潮流電力がそのまま維持可能か否かを継続的に算出してもよい。例えば、制御部16は、負荷50に供給している電力を算出することによって、逆潮流電力として維持可能な電力を算出する。
制御部16は、第2の電流センサ30から第2電流検出部13を介して電力変換部11の出力電力の値を取得する。制御部16は、電力変換部11の出力電力の値から逆潮流電力の値を引くことによって、負荷50に供給されている供給電流から算出される供給電力(負荷50の消費電力とも言う)の値を算出する。
制御部16は、太陽光発電装置40の発電電力と、負荷50に供給されている電力値を監視することによって、系統60に逆潮流電力として維持可能な電力の値を算出することができる。これにより、発電電力や負荷50への供給電力の変動が生じた際には、逆潮流電力が増加するか減少するかを早期に判定できる。
制御部16は、算出した維持可能な逆潮流電力の値に基づき、逆潮流電力の所定の一定値の設定値を決定する。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態に係る電力管理装置70を含む電力制御システム2の概略構成を示す図である。図3において、各機能ブロックを結ぶ実線は主に電力線を示し、破線は主に通信線又は信号線を示す。
電力制御システム2は、第1の電流センサ20と、第2の電流センサ30と、太陽光発電装置40と、負荷50と、電力管理装置70と、電力変換装置80と、蓄電装置90とを備える。
第2実施形態に係る電力制御システム2は、特に、電力変換装置80とは別に設けられた電力管理装置70が、電力変換装置80の出力電力を制御する構成であるという点で、第1実施形態に係る電力制御システム1と相違する。第2実施形態においては、第1実施形態と相違する部分について主に説明し、第1実施形態と共通又は類似する内容については、適宜、説明を省略する。
電力管理装置70は、電力会社の出力抑制信号を取得すると、取得した出力抑制信号の内容に応じて、系統60への逆潮流電力が所定の一定値になるように、電力変換装置80の出力電力を制御する。
電力管理装置70は、電力変換装置80、負荷50及び蓄電装置90と、有線又は無線によって接続して通信することが可能であり、電力変換装置80、負荷50及び蓄電装置90から各種情報を取得したり、電力変換装置80、負荷50及び蓄電装置90を制御したりすることができる。電力管理装置70は、電力変換装置80、負荷50及び蓄電装置90と通信を行う通信プロトコルとして、例えばECHONET Lite(登録商標)などを用いることができる。なお、ECHONET Liteはあくまで一例であって、他の通信プロトコルであってもよい。電力管理装置70の構成及び機能の詳細については後述する。
電力変換装置80は、太陽光発電装置40から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷50や蓄電装置90に供給する。また、電力変換装置80は、負荷50に供給しても余った余剰電力を、蓄電装置90に充電する、もしくは系統60(電力会社)に逆潮流させて売電する。
蓄電装置90は、系統60に接続して用いられ、放電電力によって負荷50に電力を供給することができる。また、蓄電装置90は、太陽光発電装置40から電力変換装置80を介して供給される電力又は系統60から供給される電力によって充電することができる。なお、蓄電装置90を充電動作させている場合は、蓄電装置90も負荷の一種とみなすことができる。
続いて、電力管理装置70の構成及び機能の詳細について説明する。電力管理装置70は、第1電流検出部71、第2電流検出部72、通信部73、記憶部74及び制御部75を備える。
第1電流検出部71は、第1の電流センサ20から、系統60に流れる逆潮流電流の値を受信する。
第2電流検出部72は、第2の電流センサ30から、電力変換装置80の出力電流の値を受信する。なお、図3の構成では、第2の電流センサ30の出力は第2電流検出部72に接続されているが、第2の電流センサ30の出力が電力変換装置80に接続される構成としてもよい。この場合、第2電流検出部72は、第2の電流センサ30から、電力変換装置80を介して、電力変換装置80の出力電流の値を受信する。
通信部73は、インターネットなどのネットワークを介して、電力会社のサーバと通信可能であり、電力会社のサーバから、出力抑制信号を取得する。なお、出力抑制信号の送信元は電力会社のサーバに限定されるものではなく、他の送信元から電力会社の出力抑制信号が送信された場合も、通信部73は、ネットワークを介して電力会社の出力抑制信号を取得することができる。
記憶部74は、太陽光発電装置40の定格容量の値、及び、電力変換装置80の定格容量の値を記憶している。
制御部75は、電力管理装置70全体を制御及び管理するものであり、例えばプロセッサにより構成することができる。
制御部75は、通信部73を介して電力制御信号を取得すると、電力制御信号の内容に応じて、系統60への逆潮流電力が、出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、電力変換装置80を制御する。また、制御部75は、負荷50を制御して負荷50への供給電力を制御したり、蓄電装置90を制御して、蓄電装置90への充電電力や蓄電装置90からの放電電力を制御したりすることができる。これにより、制御部75は、系統60への逆潮流電力が、出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるようにしてもよい。
図4に示すフローチャートを参照して、電力管理装置70の動作の一例について説明する。
電力管理装置70の制御部75は、通信部73を介して出力抑制信号を取得すると(ステップS201)、記憶部74に記憶されている太陽光発電装置40の定格容量の値、及び、電力変換装置80の定格容量の値を参照して、所定の規定(出力抑制の法令やガイドライン)に従って系統60への逆潮流電力の所定の一定値を設定する(ステップS202)。
制御部75は、第1の電流センサ20から第1電流検出部71を介して系統60への逆潮流電流の値を取得する(ステップS203)。
制御部75は、取得した逆潮流電流の値から算出された逆潮流電力の値に基づいて、逆潮流電力が所定の一定値であるか否かを判定する。(ステップS204)。
逆潮流電力が所定の一定値であると判定した場合(ステップS204:Yes)、制御部75は、そのままの状態で電力変換装置80の出力電力を維持する(ステップS205)。
逆潮流電力が所定の一定値ではないと判定した場合(ステップS204:No)、制御部75は、逆潮流電力が所定の一定値より大きいか否かを判定する。(ステップS206)。
逆潮流電力が所定の一定値より大きいと判定した場合(ステップS206:Yes)、制御部75は、電力変換装置80の出力電力を低減させるように電力変換装置80に指示し(ステップS207)、ステップS204に戻る。
逆潮流電力が所定の一定値より小さいと判定した場合(ステップS206:No)、制御部75は、電力変換装置80の出力電力を増加させるように電力変換装置80に指示、または、蓄電装置90から負荷50に電力を供給するように指示、あるいは、負荷50の動作を停止させるように指示し(ステップS208)、ステップS204に戻る。なお、ステップS208において、逆潮流電力が所定の一定値を維持できない場合には、所定の一定値を下げる制御を行なう。
このように、制御部75は、出力抑制信号を取得すると、逆潮流電力が出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、第1の電流センサ20から取得した逆潮流電流の値から算出された逆潮流電力の値に基づいて、電力変換装置80を制御する。これにより、太陽光発電装置40の発電電力や負荷50への供給電力がある程度変動しても、系統60への逆潮流電力を一定の値に維持することができる。このように、逆潮流電力を一定の値に維持することによって、ユーザは一定の売電収入を得ることができる。また、本実施形態に係る電力管理装置70は、第1実施形態に係る電力変換装置10と同様に、逆潮流電力の変動に伴う系統周波数変動を低減できる。また、電力管理装置70では、負荷50や蓄電装置90を制御する際に、太陽光発電装置40等の分散電源の発電量、及び、逆潮流電力の所定の一定値に基づいて、逆潮流電力が変動しないように制御しているため、負荷50や蓄電装置90の動作を管理しやすくなる。
電力管理装置70による、その他のいくつかの制御例を下記に説明する。
(負荷への電力供給の制御)
電力管理装置70の制御部75は、負荷50を制御して負荷50への供給電力を制御することによって、系統60への逆潮流電力が、出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるようにしてもよい。例えば、負荷50としてHP(Heat Pump:ヒートポンプ)式給湯器がある場合、逆潮流電力の抑制によって逆潮流させることができなくなった電力をHP式給湯器に供給してお湯を沸かしてもよい。また、制御部75は、逆潮流電力の抑制によって逆潮流させることができなくなった電力を蓄電装置90に供給して蓄電装置90を充電してもよい。
このように、制御部75が、逆潮流電力の抑制によって逆潮流させることができなくなった電力を、負荷50や蓄電装置90に供給するように制御することによって、太陽光発電装置40によって発電した電力を無駄なく利用することができる。
また、制御部75は、負荷50への電力供給や、蓄電装置90への充電だけでは、所定の一定値まで逆潮流電力を低減できない場合は、電力変換装置80の出力を抑制して逆潮流電力を低減し、逆潮流電力が所定の一定値になるように制御する。
(逆潮流電力の維持)
例えば、一時的に日射量が少なくなり太陽光発電装置40の発電電力が減少した場合や、負荷50に供給する電力が増えた場合などは、蓄電装置90を放電させるように制御して、蓄電装置90の放電電力を負荷50に供給することによって、逆潮流電力を所定の一定値に維持してもよい。
例えば、モータなどのような一時的に大電力負荷となる負荷50が動作する場合は、制御部75が蓄電装置90を放電させて、一時的な大電力負荷に電力を供給することによって、逆潮流電力を所定の一定値に維持してもよい。この場合、一時的な大電力負荷の動作終了後は、制御部75が蓄電装置90の放電を停止させることによって、大電力負荷の動作終了後も逆潮流電力を所定の一定値に維持することができる。
このように、蓄電装置90を設ければ、逆潮流電力の抑制の程度に応じて、蓄電装置90を充電または放電するように制御することによって、逆潮流電力を所定の一定値に維持しやすい。
また、制御部75は、蓄電装置90を放電させるように制御するだけでは、逆潮流電力を所定の一定値に維持できない場合は、逆潮流電力の設定値を低減させるように制御してもよい。同様に、負荷50が長時間にわたって安定的に動作するのであれば、蓄電装置90の放電時間を長く確保できるように放電量を抑えて、その分、逆潮流電力の設定値を意図的に低減させるようにしても良い。
(負荷の動作を停止させる場合の制御)
制御部75が負荷50の動作を停止させるように制御する場合、停止させる負荷50の消費電力に相当する電力を、予め低減させるように電力変換装置80を制御してもよい。これにより、負荷50の停止時に、逆潮流電力が所定の一定値をオーバーすることを防ぐことができる。
(複数の電力変換装置の制御)
図5に、複数の電力変換装置(80−1、80−2)が系統60に接続している場合の例を、電力制御システム3として示す。
図5に示す例において、太陽光発電装置(40−1、40−2)、電力変換装置(80−1、80−2)の定格容量が、例えば、下記の値であるとする。
太陽光発電装置40−1: 6kW
電力変換装置80−1: 3kW
太陽光発電装置40−2: 6kW
電力変換装置80−2: 5kW
この場合に、電力制御システム3に対して、逆潮流電力を、電力制御システム3全体の合計の定格容量の20%まで抑制することを要求する出力抑制信号を取得した場合、電力管理装置70は、3kWと5kWの合計である8kWの20%である1.6kWまで逆潮流電力を抑制する必要がある。つまり、電力管理装置70は、逆潮流電力になり得る各々の電力変換装置の出力電力の合計値が、電力会社の要求に応じることができるように複数の電力変換装置を制御する。
この際、電力会社の要求は、電力制御システム3全体として、定格容量の20%に逆潮流電力を抑制することであり、電力変換装置80−1及び80−2で、どのような割合で逆潮流電力を供給するかは、特に指定されていないものとする。
この場合、電力管理装置70は、電力変換装置80−1及び80−2の変換効率に基づいて、最も効率が良くなるように、電力変換装置80−1及び80−2の出力電力の割合を決定することができる。例えば、電力管理装置70は、電力変換装置80−1のみに1.6kWを出力させるように制御し、電力変換装置80−2は出力がゼロとなるように制御してもよい。
このように、制御部75が、変換効率を考慮して電力変換装置80−1及び80−2を制御し、変換効率が良いところで動作させることによって、電力変換装置80−1及び80−2の発熱を低減させることができる。その結果、電力変換装置80−1及び80−2の寿命を延ばすことができる。また、負荷50に供給する電力を増やすことができる。
また、制御部75は、電力変換装置80−1及び80−2のうち駆動時間が短い方を優先的に動作させるように制御してもよい。これにより、分散電源システム3全体の寿命を伸ばすことができる。
なお、図5においては、電力変換装置が2台の場合を例として示しているが、電力変換装置が3台以上の場合も同様の方法によって、電力変換装置80の出力電力の割合を決定することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、本発明について装置を中心に説明してきたが、本発明は装置の各構成部が実行するステップを含む方法としても実現し得るものである。また、本発明について装置を中心に説明してきたが、本発明は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
1、2、3 電力制御システム
10 電力変換装置
11 電力変換部
12 第1電流検出部
13 第2電流検出部
14 通信部
15 記憶部
16 制御部
20 第1の電流センサ
30 第2の電流センサ
40 太陽光発電装置
50 負荷
60 系統
70 電力管理装置
71 第1電流検出部
72 第2電流検出部
73 通信部
74 記憶部
75 制御部
80 電力変換装置
90 蓄電装置

Claims (9)

  1. 分散電源が発電した直流電力を交流電力に変換して系統に逆潮流させることが可能な電力変換装置であって、
    前記系統への逆潮流電流の値を取得する第1電流検出部と、
    前記分散電源から供給される直流電力を交流電力に変換し、前記系統に逆潮流させる電力変換部と、
    電力会社の出力抑制信号を取得する通信部と、
    前記出力抑制信号を取得すると、前記系統に逆潮流させる逆潮流電力が該出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、前記第1電流検出部から取得した前記逆潮流電流の値に基づいて、前記電力変換部を制御する制御部とを備え
    前記制御部は、前記逆潮流電力と前記分散電源が発電した直流電力との値に基づいて、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させつつ前記逆潮流電力を前記系統に流すことを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置において、
    前記電力変換部の出力電流の値を取得する第2電流検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記逆潮流電流の値と前記出力電流の値とに基づいて、前記系統に接続された負荷への供給電流を算出し、該負荷への供給電流から、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させることを特徴とする電力変換装置。
  3. 分散電源が発電した直流電力を交流電力に変換して系統に逆潮流させることが可能な電力変換装置を制御する電力管理装置であって、
    前記系統への逆潮流電流の値を取得する第1電流検出部と、
    電力会社の出力抑制信号を取得する通信部と、
    前記出力抑制信号を取得すると、前記系統に逆潮流させる逆潮流電力が該出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、前記第1電流検出部から取得した前記逆潮流電流の値に基づいて、前記電力変換装置を制御する制御部とを備え
    前記制御部は、前記逆潮流電力の値と前記分散電源が発電した直流電力との値に基づいて、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させつつ前記逆潮流電力を前記系統に流すことを特徴とする電力管理装置。
  4. 請求項に記載の電力管理装置において、
    前記電力変換装置の出力電流の値を取得する第2電流検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記逆潮流電流の値と前記出力電流の値とに基づいて、前記系統に接続された負荷への供給電流を算出し、該負荷への供給電流から、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させることを特徴とする電力管理装置。
  5. 請求項に記載の電力管理装置において、前記第2電流検出部は、前記電力変換装置を介して該電力変換装置の出力電流の値を取得することを特徴とする電力管理装置。
  6. 請求項からのいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、前記系統に接続された負荷を動作させ、該負荷に供給する電力を制御させることによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御することを特徴とする電力管理装置。
  7. 請求項からのいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、前記系統に接続された蓄電装置を放電させ、放電電力を前記系統に接続された負荷に供給することによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御することを特徴とする電力管理装置。
  8. 請求項からのいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、複数の前記電力変換装置を制御することによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御し、複数の前記電力変換装置の出力電力の割合は、それぞれの前記電力変換装置の変換効率に基づいて決定することを特徴とする電力管理装置。
  9. 請求項からのいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、複数の前記電力変換装置を制御することによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御し、複数の前記電力変換装置の出力電力の割合は、それぞれの前記電力変換装置の駆動時間に基づいて決定することを特徴とする電力管理装置。
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