JP6404315B2 - 非対称な開口部を有する飲料缶端部 - Google Patents

非対称な開口部を有する飲料缶端部 Download PDF

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Description

〔関連出願との相互参照〕
本出願は、2013年3月14日に出願された米国特許出願第61/781,480号の優先権を主張するものであり、この特許出願の開示は、その全体が記載されているかのように引用により本明細書に組み入れられる。
本発明は容器に関し、具体的には、炭酸飲料と共に使用するのに適した飲料缶端部に関する。
炭酸清涼飲料及びビールを保持するための12オンスサイズのアルミニウム飲料缶が大量生産されている。飲料缶は、シーム部によって缶端部が取り付けられた缶本体を含む。
飲料缶の最も一般的な開封機構は、ヒンジ式の断裂パネルを開くステイオンタブである。断裂パネルは、端部の中心パネル内にスコア線によって形成される。タブは、端部の中心に存在するリベットによって缶端部に固定される。商用のツーピース飲料缶端部シェルは、典型的には5000系アルミニウム合金製の平らなブランクからシェルプレスによって形成される。その後、シェルはコンバーションプレスに入れられて、リベットによって端部の中心パネルにステイオンタブが固定される。完成した飲料缶端部は、缶本体に飲料を充填した後で缶本体に継ぎ合わされる。
例えば、「容器端部部材のための二重ヒンジ式開口部(Double Hinged Opening For Container End Members)」という名称の米国特許第5,555,992号(Sedgeley)には、中心リベットと、多段階過程で開く細長い断裂パネルとが開示されている。「任意の第2の通気開口部を含む容器端部クロージャ(Container End Closure With Optional Secondary Vent Opening)」という名称の米国特許出願公開第2012/0031056号(Chasteen)には、大型開口端部又はLOEと呼ばれる従来のサイズの断裂パネルと、タブをねじった後に作動する通気部とを合わせたものが開示されている。
缶サイズの業界協定では、インチと16分の1インチの量とを表すために3桁の数字が使用される。従って、211缶本体は、公称2+11/16インチの直径を有することができる。当業で理解されているように、また本開示を通じて用いるように、公称飲料缶端部サイズは、シーム部の外側の正確な測定値を示していない。むしろ、飲料業界は、一般に「ミニシーム」と呼ばれる継ぎ合わせ技術に乗り換えたので、公称サイズは、もはや正確な直径に対応しない業界標準である。この点、公称サイズは、一般的にはシーム部の外側の直径と、古い二重シームから最新のミニシームへの変化に対応する直径の減少とを加えたものを意味する。
米国特許第5,555,992号明細書 米国特許出願公開第2012/0031056号明細書 米国特許出願第61/787191号明細書 米国特許第6,877,941号明細書 米国特許第8,157,119号明細書 米国特許第7,819,275号明細書 米国特許第6,499,622号明細書
飲料缶端部が、非対称な腎臓形の形状を形成する一対のローブを含む非対称な開口部を含む。この飲料缶端部は、一般に炭酸飲料と共に使用するのに適しており、60psiよりも高い、一般的には85psi又は90psiを含む定格を有する。
炭酸飲料に適した、特に60psiよりも高い、好ましくは85psiよりも高い内圧定格を有する飲料缶に適した飲料缶端部が、飲料缶フランジと共に二重シーム部を形成できる周辺カールと、カールから内向きに延びる壁部と、壁部から半径方向内側に位置する円形の中心パネルと、中心パネルの中心からオフセットされたリベットと、リベットの中心と中心パネルの外周上のリベット中心に最も近い点Pとによって定められる主中心線と、リベット中心上に位置して主中心線に垂直な中心法線とを含む。
主中心線及び中心法線は、中心パネル上に、第1及び第2の小セクタと、第1及び第2の大セクタとを定め、第1の小セクタは第1の大セクタに隣接する。中心パネル上には、リベットによってステイオンタブが結合される。中心パネル内には、第1の端部及び第2の端部を有するスコア線が形成される。第1のスコア線端部は、第2の小セクタ内又は第2の大セクタ内のいずれかに位置する。第2のスコア線端部は、第2の大セクタ内又は第1の大セクタ内のいずれかに位置する。スコア線は、少なくとも0.35平方インチであって中心パネル面積の50%以下である開口部を形成する断裂パネルを形成する。スコア線は、第1の小セクタ内に位置する端部を有する第1のローブと、第2の大セクタ内に位置する端部を有する第2のローブとを定める。スコア線は、タブの第1の作動時に第1のローブの開放に関連する第1のヒンジと、タブの第2の作動時に第2のローブの開放に関連する第2のヒンジとを定める。
プルタブは、断裂パネルに接触するためのノーズと、ノーズに対向するヒールと、ノーズとヒールの間に延びる細長い本体とを有する。本体は、リベットが貫通するリベットアイランドを含む。プルタブヒールは、指を入れやすくするために、壁構造から少なくとも0.3インチだけ離間し、リベットアイランドの一部は、タブの作動時にタブヒンジを形成し、リベットアイランドは、リベットを中心に回転可能であることが好ましい。タブは、スコア線の第1の部分を破断させて、第1のヒンジを中心に断裂パネルを動かすように適合された第1の位置と、スコア線の第2の部分を破断させて、第2のヒンジを中心に断裂パネルを動かすように適合された第2の位置とを取ることができる。
第1のスコア線位置は、タブが静止位置にある時に、タブの長手方向軸が主中心線と一致するような位置であり、第2のスコア線位置は、第1のスコア線位置から角度的に変位する。第1のヒンジは、スコア線の第1の端部に交わり、第2のヒンジは、スコア線の第1の端部及びスコア線の第2の端部に交わることが好ましく、第1のローブに交わる第1の端部と、第2のローブに交わる第2の端部とを有する第3のヒンジが存在することが好ましい。
ローブは、端部の目的に合った好ましい形状を有する。第1のローブは、第1のローブの半径R1によって定められる部分を有し、第2のローブは、第2のローブの半径R2によって定められる部分を有し、半径R2は、半径R1よりも約40%〜約90%大きく、半径R2は、半径R1よりも約50%〜約70%大きいことが好ましい。第1のローブは、主中心線と同じ位置で測定した、中心パネルの直径の約15パーセント〜約33パーセンの、好ましくは中心パネルの直径の約17パーセント〜約27パーセントの寸法D3を有する。主中心線と同じ位置で測定した寸法D3は、約6.6mm〜約13.2mmであり、好ましくは約7.5mm〜約12.0mmである。
第2のローブの半径R2の最大幅は、中心パネルの直径の約8パーセント〜約40パーセントであり、好ましくは中心パネルの直径の約13パーセント〜約28パーセントである。第2のローブの半径R2の最大幅は、約3.5mm〜約17.6mmであり、好ましくは約6mm〜約12mmである。スコア線の第2のローブは、第2の小セクタの方に延びる戻り部を有する。
スコア線は、第1のローブ及び第2のローブの遠位境界を形成する遠位曲線を含み、この遠位曲線は、中心パネルの外周から、中心パネルの直径の約4パーセント〜14パーセントの寸法D7だけ離間する。第1のローブは、2.0〜3.5の、好ましくは2.2〜3のアスペクト比を有する。第1のローブのアスペクト比は、主中心線上で測定した高さを法線と平行に測定した第1のローブの最大長さに分割したものとして定義される。
主中心線に沿ってリベットの中心と中心パネルの外周に近接するスコア線の部分との間で測定した寸法D1は、中心パネルの直径の20パーセント〜33パーセントである。リベット中心は、中心パネルの周縁部から、中心パネルの直径の約30%〜約42%の寸法D2だけ離間する。
主中心線と平行に測定した、第2の小セクタ及び第2の大セクタを通る断裂パネルの最大寸法D4は、中心パネルの直径の約40パーセント〜約80パーセントであり、好ましくは中心パネルの直径の約45パーセント〜約68パーセントである。主中心線と平行に測定した、第2の小セクタ及び第2の大セクタを通る断裂パネルの最大寸法D4は、約17.6mm〜約35.2mmであり、好ましくは約20mm〜約30mmである。
中心法線と平行に測定した、第1及び第2の小セクタを通る断裂パネルの最大寸法D5は、中心パネルの直径の約35パーセント〜約70パーセントであり、好ましくは中心パネルの直径の約45パーセント〜約60パーセントである。最大寸法D5は、約15.4mm〜約30.8mmであり、好ましくは約20mm〜約26mmである。
リベット中心は、中心パネルの中心から、中心パネルの直径の約7パーセント〜約18パーセントの寸法D6だけ離間する。
本発明の構造は寸法比を含み、特定の実施形態では大きさを含む。本発明の概念は、特許請求の範囲に明確に記載しない限り、特定の実施形態及び比率に限定されるものではない。
本発明の実施形態を示す飲料缶端部の拡大上面図である。 図1に示す端部の寸法を示す別の図である。 図1に示す端部の好ましい寸法を示す別の図である。 図1に示す端部を用いた飲料缶の概略図である。
図1に、本発明の実施形態による端部を示す。端部10は、周辺カール12、壁部14、補強ビード16、パネル壁部18及び中心パネル20を含む。カール12は、アルミニウム製の飲料缶本体のフランジに嵌合して、好ましくは従来の二重シーム部であるシーム部を形成するタイプである。缶本体は、(図3に示すような)従来通りのネック付きの211本体、或いは当業で周知の流線形又はスリム缶本体、或いは「継ぎ合わせた端部を有するネック付き飲料缶(Necked Beverage Can Having A Seamed−On End)」という名称の米国特許出願第61/787191号に開示されるような非常に細いネック付きの缶本体とすることができる。
壁部14は、カール12から環状の上向きに開口する補強ビード16まで半径方向内向きに延びる。ビード16の内側限界からは、任意のパネル壁部18が延びる。存在する場合、パネル壁部18は、湾曲部及び/又は面取り部を含む。中心パネル20は、従来の製造工程後の従来の飲料端部の平坦性の程度に平坦であることが好ましい。凹部を含まない中心パネル20を示しているが、本発明は、必要に応じて凹部、エンボス部及び/又はビードを含む。また、中心パネル20は、加圧下におけるわずかな偏向時に、通常の製造公差の範囲内で普通に理解される程度の円形でもある。寸法D8は、中心パネル20の中心Cと中心パネル20の外周との間の距離であり、従って中心パネルの半径を定める。中心パネルの外周は、中心パネル20と環状ビード16との間の移行部によって、或いはパネル壁部18が存在する場合には、パネル壁部18と環状ビード16との間の移行部によって定めることができる。折り畳み構造又は同様の構造を有する端部では、この外周を、中心パネル20又はパネル壁部18と、折り畳み構造又は同様の構造との間の移行部として定めることができる。
例えば、米国特許第6,877,941号(Brifcani)、第8,157,119号(Lockley)、第7,819,275号(Stodd)、及び第6,499,622号(Neiner)に示されるような最新の軽量端部シェル、並びにこれらの商業的同等物及び変形物は、b64端部として知られている端部などの古い又は非軽量端部と比較して、シーム部直径に対して小さな補強ビード直径及びパネル直径を有する。本明細書に開示する端部は、(上述していない他の最新の軽量端部を含む)最新の軽量端部シェルと共に使用することも、或いはb64端部などの古い端部シェルと共に使用することもできる。
中心パネル20には、好ましくは従来の手段によってリベット22が形成される。リベット22は、中心パネル20の中心Cから距離D6だけ間隔を置いたリベット中心RCを定める。
リベット中心RCは、中心パネルの中心Cに対してオフセットされているので、リベット中心RCに最も近い中心パネルの外周上の点を、中心パネルの外周上の点Pとして定めることができる。また、リベット中心RCと点Pとの間の線は、中心点Cを通って主中心線CLを定める。点Pは、端部の前方を定める。中心線CLに垂直であってリベット中心RCを通る線は、中心法線NLを定める。この場合も、リベット中心が点Cに対してオフセットされているので、中心線CL及びNLは、中心パネルを一対の小セクタと一対の大セクタとに分割する。第1の小セクタSS1は、図1に示す端部10の左上として任意に定めることができる。図1に示すように、第2の小セクタSS2は右上に定められ、第1の大セクタLS1は左下に定められ、第2の大セクタSS2は右下に定められる。
タブ24は、前端部のタブノーズ26と、対向する後端部のタブヒール28とを有する。図には、タブ24を輪郭線で示している。図1には、リベットアイランド27を概略的に示す。リベットアイランド27及びリベット24は、タブ24がリベット24上で枢動できるような従来のものであることが好ましい。この点に関し、タブ24は、その静止状態にある(すなわち、中心パネル20とほぼ平行である)時に、スコア線30に対して枢動することができる。さらに、タブ24は、(以下でさらに完全に説明するような)作動後には、好ましくは中心パネル20と平行に近い位置に戻った後に、スコア線30に対して回転することができる。図の実施形態では、製造時の状態のタブ24は、主中心線CLに一致する中心線を有する。タブ24及び中心パネル20は、指を入れやすくするために、タブヒール28が端部壁構造14から少なくとも0.3インチだけ離間するように構成される。
スコア線30は、第1のローブ32及び第2のローブ34を有する不均衡な腎臓形の断裂パネル31を定める。ローブ32及びローブ34の各々は長手方向軸を定め、これらの軸は互いに平行でなく、図示のように互いにほぼ垂直である。第1のローブ32は、第1の小セクタSS1内に延び、第2のローブは、第2の大セクタLS2内に延びる。スコア線の第1の端部36は、第2の小セクタSS2内又は第2の大セクタLS2内のいずれかに位置する。この点に関し、スコア線の第1の端部36(従ってヒンジH1及びH1’の端部)は、法線NLの前方又は後方に存在することができる。スコア線の第1の端部36は、内向きの(すなわち、断裂パネルの方に又は断裂パネル内に屈曲する)カールを含むことができる。
リベット22の前方では、スコア線の近位部38が屈曲して第1の小セクタSS1内に延びる。端部技術に精通している人物であれば理解するように、近位部38は、チェックスロットを含むことができる。近位部38は、スコア線の第1のローブ部又は端部44に滑らかに融合し、この第1のローブ部又は端部44は、滑らかに湾曲してビード16の方に延びて第1のローブ32を形成する。図1に示す実施形態では、スコア線のローブ部40の主要部が、第1の小セクタSS1内の点L1に中心を有する半径R1によって形成される。
第1のスコア線のローブ部40は、図示の実施形態では中心Cと同心の円上に位置するスコア線の遠位部42に滑らかに融合し、遠位部42は、第2の小セクタSS2の範囲全体及び第2の大セクタLS2内の約30度にわたって中心パネルの外周から距離D7だけ離間するようになる。スコア線の遠位曲線42は、第1のローブ及び第2のローブの遠位境界も形成し、概念的にこれらのローブの一部を分離することができる。スコア線の遠位部42の範囲は、約120度であることが好ましく、この範囲は、開口部の他のパラメータの選択に応じて広く変化することができる。一般に、遠位スコア線の範囲は、90度〜150度にすることができる。
遠位部42からは、スコア線の第2のローブ部44が滑らかに融合する。図示の実施形態では、スコア線の第2のローブ部が、点L2を中心とする半径R2を有する。半径R2は、スコア線の第1のローブ部の半径R1よりも40%〜90%大きいことが好ましく、50%〜70%大きいことがさらに好ましく、図では約60%大きい。スコア線の第2のローブ部44は、リベット22の方に戻って延びるスコア線の戻り部46を形成するように屈曲する。スコア線の戻りは、スコア線の第2の端部48で終端する。図示の実施形態では、後述するように、半径R2が第2のローブ34の幅を定め、又はこの幅に強い影響を及ぼす。
第1のローブ32は、2.0〜3.5のアスペクト比を有することが好ましく、2.2〜3.0のアスペクト比を有することがさらに好ましい。第1のローブ32のアスペクト比は、主中心線上で測定したスコア線30の対向部分間の距離(例えば、図示の実施形態では高さD3)を、法線と平行ないずれかの線に沿って測定したスコア線30の対向部分間における第1のローブの最も幅広の部分又は最大の長さ(例えば、図示の実施形態では幅D5)に分割したものとして定義される。第2のローブ34は、1.1〜3.0のアスペクト比を有し、1.2〜2.1のアスペクト比を有することがさらに好ましい。第2のローブ34のアスペクト比は、中心法線に沿って測定した第2のローブの最大幅(例えば、図示の実施形態ではR2の2倍)を、主中心線と平行に測定した第2のローブの最大高さ(例えば、図示の実施形態では幅D4)に分割したものとして定義される。第1及び第2のローブ32及び34と、さらにはスコア線及び第2のヒンジH2によって定められる面積との合計である断裂パネル31は、少なくとも0.35平方インチであって、中心パネルの外周によって定められる中心パネル面積の50%以下であることが好ましく、少なくとも0.4平方インチであって中心パネル面積の40%以下であることが好ましい。
スコア線30は、スコア線の第1の端部36及びスコア線の遠位部42の一部が、図2に概略的に示す第1のヒンジH1を形成するように配向される。第1のヒンジH1の位置は概算であり、図2では、ヒンジの第2の端部をローブ部44上に形成できるように、第1のヒンジの別の位置を破線Η1’によって示している。第2のヒンジH2は、スコア線の第2の端部48と、スコア線の第1の端部36、又は第1の端部36の付近のスコア線の近位部38の一部との間に形成される。ローブ32とローブ34との間には、スコア線の近位部28又はスコア線の第1のローブ曲線40のいずれかと、スコア線の第2のローブ曲線44又はスコア線の戻り部46のいずれかとの間などに、第3のヒンジH3が形成される。
上記の寸法及び説明に加え、いくつかの寸法が端部10の例示に役立つ。リベット中心RCは、(図2に示す)主中心線CLに沿って、スコア線の遠位部42から寸法D1だけ離間する。別の実施形態(図示せず)では、寸法D1が、主中心線CLに沿った、リベット中心RCとスコア線の第1のローブ部42との間の距離である。リベット中心RCは、主中心線CLに沿って、中心パネル20の外周から距離D2だけ離間する。
第1のローブ32の寸法D3は、主中心線CLと一致するスコア線30の対向部分間で測定され、従って第1のローブ高さを表すことができる。寸法D4は、主中心線と平行に測定した、第2の小セクタ及び第2の大セクタを通る断裂パネルの最大寸法を反映し、従って第2のローブ高さを表すことができる。寸法D5は、中心法線と平行に測定した、第1及び第2の小セクタを通る断裂パネルの最大寸法を反映し、従って第1のローブ幅を表すことができる。図示の実施形態では、対応する第2のローブ幅が、R2の2倍によって表される。リベット中心RCは、中心パネルの中心Cから寸法D6だけ離間する。
図示の端部は、200サイズ端部である。本発明は、200サイズ端部よりも小さな端部又は大きい端部と共に使用することもできる。説明の便宜上、ほぼ200サイズの端部についてのみ寸法D8を示しているが、本発明は、これに限定されるものではない。
これらの寸法の値は、端部10の態様を示す。以下の値は200サイズ端部に関するものであり、範囲は、中心パネルの直径に対する寸法の比率に基づく。本発明は、本明細書に示すあらゆる寸法又は比率を有する端部を単独で又は組み合わせで含む。この点、本明細書に示す範囲は、あらゆる中心パネルの直径又は公称端部サイズの端部に当てはまるものである。さらに、本発明は、特許請求の範囲に明確に記載しない限り、いずれかの特定の寸法又は比率に限定されるものではない。
寸法D1〜D8及び寸法R1〜R3に与えられる値は以下の通りである。
列Aは、200サイズの飲料缶端部の例示的なミリメートル寸法である。列A’は、中心パネルの直径のパーセンテージとして示す列Aの値である。
列B及び列Cは、いずれかのサイズの端部の中心パネルの直径に対する寸法の比率の上限及び下限である。
列D及び列Eは、ミリメートル寸法の上限及び下限であり、これらの範囲は、とりわけ図示の端部に適用されるが、あらゆる商業的に実現可能な継ぎ合わせたステイオンタブ式端部にも適用される。
表1
Figure 0006404315
さらに、主スコア線又はパネル開口部は、部分範囲を有することが好ましい。第1のローブ高さD3は、7.5mm〜12.0mm、或いは中心パネルの直径の17パーセント〜27パーセントであることが好ましい。第2のローブ高さD4は、20mm〜30mm、或いは中心パネルの直径の45パーセント〜68パーセントであることが好ましい。第1のローブ幅D5は、20mm〜26mm、或いは中心パネルの直径の45パーセント〜59パーセントであることが好ましい。第2のローブの半径R2又は第2のローブ幅は、6mm〜12mm、或いは中心パネルの直径の13パーセント〜27パーセントであることが好ましい。
スコア線の近位部38の好ましい半径は、中心線CL上の中心から5.0mmであってリベット中心RCの後方3.0mmであり、例示的な寸法を用いれば中心Cの前方3.0mmである。この点に関し、近位部38は、1.0mmの半径を有するリベットの周囲で湾曲し、これによって部分SS1に変曲点を形成することができる。近位部半径の寸法は、本明細書で説明したパラメータに基づいて選択することができる。
本発明者は、缶端部10を使用するには、ユーザが、図示の静止状態又は製造時の状態から最初にヒール28に指を引っ掛けて持ち上げるであろうと推量する。ヒール28を起こすことにより、リベット22において中心パネル20が変形するとともに、タブ本体がリベットアイランド27に対して変形し、ノーズ26が、スコア線の近位部38の前方で断裂パネル31に係合し、すなわち第1のローブ32に係合するようになる。スコア線の第1の端部36又はその付近におけるスコア線30の初期破断時には、断裂パネル31がヒンジH1を中心に枢動するにつれ、スコア線30の周囲でスコア線が破断する。第1のヒンジH1又はΗ1’の対向する又は第2の端部はスコア線30上に存在するので、実施形態によっては、ヒンジH1又はΗ1’が、従来の12オンスの飲料缶のヒンジのようなはっきりとした移行部を形成しないこともある。任意に、H1又はΗ1’の第2の又は対向する端部は、スコア線の伝播を抑制又は停止するために、スコア線内の短い曲線又はねじれ、スコア線の不連続部(すなわち、スコア線のわずかな途切れ)、又は厚みのあるスコア線の残り部分を含むことができる。
ユーザは、第1のヒンジH1又はΗ1’を中心に断裂パネル31を作動させた後、例えばタブ24をタブヒール28上に押し下げることにより、タブ24を最初の配向近くに戻すことができる。次に、ユーザは、タブを(図の方向における)時計回りに回転させ、タブノーズ26が第2のローブ34上に位置してこれに係合できるようにすることができる。その後、ヒール28を起こすとスコア線30の破断が再開し、スコア線の第2の端部48で停止するまで第2のローブ34の周囲を伝播することができる。上記の枢動は、比較的大きな第2のローブによって直感的に理解できるが、ユーザは、タブ24が直立姿勢の時にタブ24を摘まみ、ほぼ垂直な軸を中心にタブをねじることもできる。任意に、ユーザは、第1及び第2のヒンジを中心にタブ24を作動させた後にタブ上に下向きの力をもたらして、スコア線30の外側にある断裂パネル31の一部ではない中心パネル20の部分を、ヒンジH3を中心にさらに枢動させることもできる。
或いは、ユーザは、最初にリベット22を中心にタブ24を枢動させ、ヒール28を持ち上げることによってノーズ26を断裂パネル31の一部に係合させることにより、スコア線30がスコア線の第1の端部36からスコア線の第2の端部48まで完全に破断するようにすることもできる。
特定の実施形態に関連して本発明を説明した。非対称な開口部は、従来の開口部の位置とは直径的に又は別様に十分に反対側の、空気が音を立てずにスムーズに缶に入り込むことができる位置まで延びる。この点、内容物は、最も広い開口部の位置から注がれ又は飲まれる。さらに、この非対称な構成は、特に端部サイズの小型化によって開口部のサイズが減少し、或いはタブを操作するために指を入れにくくなってしまう状況において、比較的大きな開口部を可能にする。本発明は、特許請求の範囲に明確に記載しない限り、これらの利点を有する構造にも、或いは特定の実施形態のいずれかの態様にも限定されるものではない。

Claims (44)

  1. (本明細書では60psiを上回ると定義する)炭酸飲料に適した飲料缶端部であって、飲料缶フランジと共に二重シーム部を形成できる周辺カールと、該カールから内向きに延びる壁部と、該壁部から半径方向内側に位置する円形の中心パネルとを備え、前記飲料缶端部は、
    前記中心パネルの中心からオフセットされたリベットと、
    前記リベットの中心、及び前記中心パネルの外周上のリベット中心に最も近い点Pによって定められる主中心線と、前記リベット中心上に位置して前記主中心線に垂直な中心法線と、
    を備え、前記主中心線及び前記中心法線は、前記中心パネル上に、第1及び第2の小セクタと、第1及び第2の大セクタとを定め、前記第1の小セクタは前記第1の大セクタに隣接し、前記飲料缶端部は、
    前記リベットによって前記中心パネルに結合され、前記タブの長手方向軸線が、前記主中心線と一致し、前記長手方向軸線は、前記タブのノーズの中心及び前記タブのヒールの中心を通って延びる、ステイオンタブと、
    前記中心パネル内に形成され、第1の端部及び第2の端部を有するスコア線と、
    をさらに備え、前記第1のスコア線端部は、前記第2の小セクタ内又は前記第2の大セクタ内のいずれかに位置し、前記第2のスコア線端部は、前記第2の大セクタ内又は前記第1の大セクタ内のいずれかに位置し、前記スコア線は、少なくとも0.35平方インチで且つ前記中心パネルの面積の50%以下である開口部を形成する断裂パネルを形成し、
    前記スコア線は、前記第1の小セクタ内に位置する端部を有する第1のローブと、前記第2の大セクタ内に位置する端部を有する第2のローブとを定め、
    前記スコア線は、前記タブの第1の作動時に前記第1のローブの開放に関連する第1のヒンジと、前記タブの第2の作動時に前記第2のローブの開放に関連する第2のヒンジとを定める、
    ことを特徴とする飲料缶端部。
  2. 炭酸飲料に適した飲料缶端部であって、飲料缶フランジと共に二重シーム部を形成できる周辺カールと、該カールから内向きに延びる壁部と、該壁部から半径方向内側に位置する円形の中心パネルとを備え、前記飲料缶端部は、
    前記中心パネル内のリベットと、
    第1のローブ及び第2のローブを含み、前記第2のローブの半径が前記第1のローブの半径より大きい、断裂パネルを形成するためのスコア線と、
    を備え、前記スコア線の開口部の外側境界は、前記中心パネルの中心Cの周りに90度〜150度の略円弧状に延び、前記飲料缶端部は、
    リベットによって前記中心パネルに結合されたステイオンタブをさらに備える、
    ことを特徴とする飲料缶端部。
  3. 前記プルタブの前記ノーズは、前記断裂パネルに接触するためのものであり前記ヒールは、該ノーズに対向前記プルタブは、前記リベットが貫通するリベットアイランドを含む、前記ノーズと前記ヒールとの間に延びる細長い本体を有する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  4. 前記プルタブの前記ヒールは、指のアクセスを強化するために、前記壁部の構造から少なくとも0.3インチだけ離間している、
    請求項3に記載の飲料缶端部。
  5. 前記リベットアイランドの一部は、前記タブの作動時にタブヒンジを形成し、前記リベットアイランドは、前記リベットを中心に回転可能である、
    請求項3に記載の飲料缶端部。
  6. 前記タブは、第1のローブを形成する前記スコア線を破断させて、前記第1のヒンジを中心に前記断裂パネルを動かすように適合された前記第1のローブ上の第1の位置と、第2のローブを形成する前記スコア線を破断させて、前記第2のヒンジを中心に前記断裂パネルを動かすように適合された前記第2のローブ上の第2の位置とを取ることができる、
    請求項5に記載の飲料缶端部。
  7. 前記第1の位置は、前記タブが静止位置にある時に、該タブの長手方向軸が前記主中心線と一致するような位置である、
    請求項6に記載の飲料缶端部。
  8. 前記第2の位置は、前記第1のスコア線位置から角度的に変位している、
    請求項6に記載の飲料缶端部。
  9. 前記第1のヒンジは、前記スコア線の前記第1の端部に交わり、前記第2のヒンジは、前記スコア線の前記第1の端部及び前記スコア線の前記第2の端部に交わる、
    請求項3に記載の飲料缶端部。
  10. 前記第1のローブに交わる第1の端部と、前記第2のローブに交わる第2の端部とを有する第3のヒンジをさらに備える、
    請求項3の飲料缶端部。
  11. 前記第1のローブは、該第1のローブの半径R1によって定められる部分を有し、前記第2のローブは、該第2のローブの半径R2によって定められる部分を有し、前記半径R2は、前記半径R1よりも約40%〜約90%大きい、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  12. 前記半径R2は、前記半径R1よりも約50%〜約70%大きい、
    請求項11に記載の飲料缶端部。
  13. 前記主中心線に沿って前記リベットの中心と前記中心パネルの外周に近接する前記スコア線の部分との間で測定した寸法D1は、前記中心パネルの直径の20パーセント〜33パーセントである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  14. 前記リベットの中心は、前記中心パネルの周縁部から、前記中心パネルの直径の約30パーセント〜約42パーセントの寸法D2だけ離間している、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  15. 前記第1のローブは、前記主中心線と同じ位置で測定した、前記中心パネルの直径の約15パーセント〜約33パーセントの寸法D3を有する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  16. 前記第1のローブは、前記主中心線と同じ位置で測定した、前記中心パネルの直径の約17パーセント〜約27パーセントの寸法D3を有する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  17. 前記第1のローブは、前記主中心線と同じ位置で測定した、約6.6mm〜約13.2mmの寸法D3を有する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  18. 前記第1のローブは、前記主中心線と同じ位置で測定した、約7.5mm〜約12.0mmの寸法D3を有する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  19. 前記主中心線と平行に測定した、前記第2の小セクタ及び前記第2の大セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D4は、前記中心パネルの直径の約40パーセント〜約80パーセントである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  20. 前記主中心線と平行に測定した、前記第2の小セクタ及び前記第2の大セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D4は、前記中心パネルの直径の約45パーセント〜約68パーセントである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  21. 前記主中心線と平行に測定した、前記第2の小セクタ及び前記第2の大セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D4は、約17.6mm〜約35.2mmである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  22. 前記主中心線と平行に測定した、前記第2の小セクタ及び前記第2の大セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D4は、約20mm〜約30mmである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  23. 前記中心法線と平行に測定した、前記第1及び第2の小セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D5は、前記中心パネルの直径の約35パーセント〜約70パーセントである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  24. 前記中心法線と平行に測定した、前記第1及び第2の小セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D5は、前記中心パネルの直径の約45パーセント〜約60パーセントである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  25. 前記中心法線と平行に測定した、前記第1及び第2の小セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D5は、約15.4mm〜約30.8mmである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  26. 前記中心法線と平行に測定した、前記第1及び第2の小セクタを通る前記断裂パネルの最大寸法D5は、約20mm〜約26mmである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  27. 前記第2のローブの半径R2の最大幅は、前記中心パネルの直径の約8パーセント〜約40パーセントである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  28. 前記第2のローブの半径R2の最大幅は、前記中心パネルの直径の約13パーセント〜約28パーセントである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  29. 前記第2のローブの半径R2の最大幅は、約3.5mm〜約17.6mmである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  30. 前記第2のローブの半径R2の最大幅は、約6mm〜約12mmである、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  31. 前記スコア線の前記第2のローブは、前記第2の小セクションに向かって延びる戻り部を有する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  32. 前記リベット中心は、前記中心パネルの中心から、該中心パネルの直径の約7パーセント〜約18パーセントの寸法D6だけ離間している、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  33. 前記スコア線は、前記第1のローブ及び前記第2のローブの遠位境界を形成する遠位曲線を含み、該遠位曲線は、前記中心パネルの前記外周から、前記中心パネルの直径の約4パーセント〜14パーセントの寸法D7だけ離間している、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  34. 前記第1のローブは、2.0〜3.5のアスペクト比を有し、前記第1のローブのアスペクト比は、前記主中心線上で測定した高さを、前記法線と平行に測定した前記第1のローブの最大長さに分割したものとして定義される、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  35. 前記第1のローブは、2.2〜3.0のアスペクト比を有する、
    請求項34に記載の飲料缶端部。
  36. 前記第2のローブは、1.1〜3.0のアスペクト比を有し、前記第2のローブのアスペクト比は、前記中心法線に沿って測定した前記第2のローブの最大幅を、前記主中心線と平行に測定した前記第2のローブの最大高さに分割したものとして定義される、
    請求項34に記載の飲料缶端部。
  37. 前記第2のローブは、1.2〜2.1のアスペクト比を有する、
    請求項36に記載の飲料缶端部。
  38. 前記第1のヒンジの前記第1の端部は、前記第2の小セクタ内に位置し、前記第1のヒンジの前記第2の端部は、前記第2の大セクタ内に位置する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  39. 前記第1のヒンジの前記第1の端部、及び前記第1のヒンジの前記第2の端部は、前記第2の大セクタ内に位置する、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  40. 前記中心パネルと前記壁部との間に接続された環状の補強ビードをさらに備える、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  41. 前記中心パネルは、前記補強ビードに融合するパネル壁部を含む、
    請求項40に記載の飲料缶端部。
  42. 前記スコア線は、前記第1の大セクタ内に延びる部分を有していない、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  43. 前記開口部は、少なくとも0.4平方インチであって前記中心パネルの面積の40%パーセント以下である、
    請求項1又は2に記載の飲料缶端部。
  44. 飲料缶であって、
    請求項1又は2に記載の缶端部と、
    二重シーム部によって前記缶端部に結合された缶本体と、
    を備えることを特徴とする飲料缶。
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