JP5698046B2 - 缶蓋および飲料缶 - Google Patents
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Description
ここで、パネルに対しては、連続した一本のスコア線に限らず、経路の途中から分岐するようなスコア線を設けることもできる。ところでスコア線が分岐する場合、スコア線の分岐部よりも下流側における複数箇所にてパネルの破断が同時に進行することが起こり得る。そしてこのように、複数箇所にて且つ同時にパネルの破断が進行するようになると、タブを操作する際の操作荷重が増加するようになる。
本発明の目的は、スコア線に分岐部が設けられている場合に起こり得るタブの操作荷重の増加を抑制することにある。
また、前記接続部から前記第1のスコア線により囲まれた前記領域内に向かう前記第2のスコア線は、前記押圧部位よりも前記リベットが設けられている側を通ることを特徴とすることができる。
さらに、前記接続部から前記第1のスコア線により囲まれた前記領域内に向かう前記第2のスコア線は、前記押圧部位と前記リベットとの間を通過することを特徴とすることができる。
また、前記接続部は、前記タブの前記中心線に直交する直線であって前記リベットを通る直線よりも前記押圧部位が位置する側に設けられていることを特徴とすることができる。
さらに、前記第2のスコア線は、一端および他端を有し、前記第2のスコア線の前記一端は、前記第1のスコア線により囲まれた前記領域内に位置し、当該第2のスコア線の前記他端は、前記接続部にて当該第1のスコア線に接続され、前記第2のスコア線は、前記一端から前記他端に向かって進行するに従い、前記リベットを通る前記直線から次第に離れることを特徴とすることができる。
また、前記第2のスコア線は、前記一端から前記他端に向かって進行する際、前記押圧部位の脇を通過することを特徴とすることができる。
図1は、本実施の形態が適用される飲料缶100の上面図である。この飲料缶100は、同図(A)に示すように、上部に開口を有するとともに下部に底部を有し且つ筒状に形成された容器本体(缶胴)200と、容器本体200の開口に取り付けられ容器本体200の開口を塞ぐ缶蓋300とを有している。なお飲料缶100の内部には、清涼飲料、炭酸飲料、アルコール飲料などの飲料が充填(収容)されている。
パネル400は、上記のとおり円盤状に形成されている。またパネル400は、曲げ加工が施された外周縁410を有している。本実施形態では、この外周縁410と容器本体200の上縁部(不図示)とが互いに接触した状態で、この外周縁410および上縁部に対しいわゆる巻き締め加工が施される。これにより、パネル400が容器本体200の上縁部に固定される。またパネル400には、タブ500がパネル400に固定される際に押しつぶされ上述したリベット900となる突出部(ニップル)420が形成されている。ここでこの突出部420は、パネル400の中心部CPから外れた箇所に設けられている。
図7および図8は、タブ500を説明するための図である。また図9は、ユーザによりタブ500が操作されパネル400に開口が形成された際の状態を示した図である。なお図7(A)はタブ500の正面図であり、同図(B)は同図(A)の矢印VIIB方向からタブ500を眺めた場合の図である。また、同図(C)はタブ500の背面図である。付言すると、パネル400と対向する対向面側からタブ500を眺めた場合の図である。また同図(D)は、同図(A)の矢印VIID方向からタブ500を眺めた場合の図である。また図8(A)はタブ500に設けられた伸長部(後述)を説明するための図であり、同図(B)はタブ500が引き起こされた際の状態を示した図である。
ユーザによりタブ500が操作される際には、タブ500の後端部とパネル400との間にユーザの指が挿入され、図8(B)に示すように、タブ500が引き起こされる。ここでこの際、まず、第1片部561と第2片部562とにより形成された伸長部560が延びるようになる。付言すると、第1片部561と第2片部562とによって折れ曲がった状態にあった伸長部560が直線状となり、伸長部560が伸びるようになる。そして、伸長部560が伸びきると、伸長部560からリベット900に荷重が伝わるようになり、リベット900を上方に引っ張り上げようとする力がリベット900に作用する。
図12に示すパネル400では、上記にて説明した第2スコア線450は設けられていない。また本パネル400では、上記第1スコア線430に相当するスコア線460が設けられている。ここで、図2にて示した第1スコア線430は、中心線CLを中心として線対象となる関係で形成されていたが、本実施形態におけるスコア線460は、線対象となる関係で配置されていない。
Claims (10)
- 外周縁を有し、缶胴の開口に取り付けられるパネルと、
前記パネルに設けられたリベットと、
前記パネルの前記外周縁から前記リベットに向かう一方向に沿って配置されるとともに当該リベットによって当該パネルに固定され、当該パネルを押圧するタブと、
前記パネルに形成され当該パネルに破断を生じさせるための第1のスコア線であって、当該パネルのうちの前記タブにより押圧される押圧部位を囲むように形成され、一端および他端を有した第1のスコア線と、
前記パネルに形成され当該パネルに破断を生じさせるための第2のスコア線であって、前記第1のスコア線に接続して設けられるとともに当該第1のスコア線との接続部から当該第1のスコア線により囲まれた領域内に向かうように設けられた第2のスコア線と、
を備え、
前記接続部が、前記タブの前記一方向に沿った中心線と前記第1のスコア線とが交差する交差箇所以外の箇所に設けられるとともに、前記第2のスコア線が、前記押圧部位以外の箇所を通るように形成され、
前記接続部は、前記第1のスコア線の前記一端以外の箇所、および、当該第1のスコア線の前記他端以外の箇所に設けられていることを特徴とする缶蓋。 - 前記リベットは、前記第1のスコア線により囲まれた前記領域内に設けられ、
前記接続部は、前記タブの前記中心線と直交する直線であって前記リベットを通る直線よりも前記交差箇所が位置する側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の缶蓋。 - 前記接続部から前記第1のスコア線により囲まれた前記領域内に向かう前記第2のスコア線は、前記押圧部位よりも前記リベットが設けられている側を通ることを特徴とする請求項1又は2に記載の缶蓋。
- 前記接続部から前記第1のスコア線により囲まれた前記領域内に向かう前記第2のスコア線は、前記押圧部位と前記リベットとの間を通過することを特徴とする請求項3記載の缶蓋。
- 外周縁を有し、缶胴の開口に取り付けられるパネルと、
前記パネルに設けられたリベットと、
前記パネルの前記外周縁から前記リベットに向かう一方向に沿って配置されるとともに当該リベットによって当該パネルに固定され、当該パネルを押圧するタブと、
前記パネルのうちの前記タブにより押圧される押圧部位を囲むように形成されるとともに、当該タブの前記一方向に沿った中心線を対称軸として線対称となるように形成され、当該中心線を挟んで相対する二つの領域のうちの一方の領域に一端が配置され他方の領域に他端が配置され、当該パネルの前記外周縁側に向かって膨らむように形成され、当該パネルに破断を生じさせるための第1のスコア線と、
前記パネルに形成され当該パネルに破断を生じさせるための第2のスコア線であって、前記第1のスコア線に接続して設けられるとともに当該第1のスコア線との接続部から当該第1のスコア線により囲まれた領域内に向かうように設けられた第2のスコア線と、
を備え、
前記第1のスコア線のうちの前記一端と前記接続部との間に位置する部位の長さと、当該第1のスコア線のうちの前記他端と当該接続部との間に位置する部位の長さとが異なるように、当該接続部が設けられているとともに、前記第2のスコア線が、前記押圧部位以外の箇所を通るように形成され、
前記接続部は、前記第1のスコア線の前記一端以外の箇所、および、当該第1のスコア線の前記他端以外の箇所に設けられていることを特徴とする缶蓋。 - 前記接続部は、前記タブの前記中心線に直交する直線であって前記リベットを通る直線よりも前記押圧部位が位置する側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の缶蓋。
- 前記第2のスコア線は、一端および他端を有し、
前記第2のスコア線の前記一端は、前記第1のスコア線により囲まれた前記領域内に位置し、当該第2のスコア線の前記他端は、前記接続部にて当該第1のスコア線に接続され、
前記第2のスコア線は、前記一端から前記他端に向かって進行するに従い、前記リベットを通る前記直線から次第に離れることを特徴とする請求項6記載の缶蓋。 - 前記第2のスコア線は、前記一端から前記他端に向かって進行する際、前記押圧部位の脇を通過することを特徴とする請求項7記載の缶蓋。
- 開口を有し飲料を内部に収容した缶胴と、当該缶胴の当該開口を塞ぐ缶蓋とを有し、
前記缶蓋は、
外周縁を有し、前記缶胴の前記開口に取り付けられるパネルと、
前記パネルに設けられたリベットと、
前記パネルの前記外周縁から前記リベットに向かう一方向に沿って配置されるとともに当該リベットによって当該パネルに固定され、当該パネルを押圧するタブと、
前記パネルに形成され当該パネルに破断を生じさせるための第1のスコア線であって、当該パネルのうちの前記タブにより押圧される押圧部位を囲むように形成され、一端および他端を有した第1のスコア線と、
前記パネルに形成され当該パネルに破断を生じさせるための第2のスコア線であって、前記第1のスコア線に接続して設けられるとともに当該第1のスコア線との接続部から当該第1のスコア線により囲まれた領域内に向かうように設けられた第2のスコア線と、
を備え、
前記接続部が、前記タブの前記一方向に沿った中心線と前記第1のスコア線とが交差する交差箇所以外の箇所に設けられているとともに、前記第2のスコア線が、前記押圧部位以外の箇所を通るように形成され、
前記接続部は、前記第1のスコア線の前記一端以外の箇所、および、当該第1のスコア線の前記他端以外の箇所に設けられていることを特徴とする飲料缶。 - 開口を有し飲料を内部に収容した缶胴と、当該缶胴の当該開口を塞ぐ缶蓋とを有し、
前記缶蓋は、
外周縁を有し、前記缶胴の前記開口に取り付けられるパネルと、
前記パネルに設けられたリベットと、
前記パネルの前記外周縁から前記リベットに向かう一方向に沿って配置されるとともに当該リベットによって当該パネルに固定され、当該パネルを押圧するタブと、
前記パネルのうちの前記タブにより押圧される押圧部位を囲むように形成されるとともに、当該タブの前記一方向に沿った中心線を対称軸として線対称となるように形成され、当該中心線を挟んで相対する二つの領域のうちの一方の領域に一端が配置され他方の領域に他端が配置され、当該パネルの前記外周縁側に向かって膨らむように形成され、当該パネルに破断を生じさせるための第1のスコア線と、
前記パネルに形成され当該パネルに破断を生じさせるための第2のスコア線であって、前記第1のスコア線に接続して設けられるとともに当該第1のスコア線との接続部から当該第1のスコア線により囲まれた領域内に向かうように設けられた第2のスコア線と、
を備え、
前記第1のスコア線のうちの前記一端と前記接続部との間に位置する部位の長さと、当該第1のスコア線のうちの前記他端と当該接続部との間に位置する部位の長さとが異なるように、当該接続部が設けられているとともに、前記第2のスコア線が、前記押圧部位以外の箇所を通るように形成され、
前記接続部は、前記第1のスコア線の前記一端以外の箇所、および、当該第1のスコア線の前記他端以外の箇所に設けられていることを特徴とする飲料缶。
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