JP6403529B2 - 可動体支持構造、リニア圧縮機、及び極低温冷凍機 - Google Patents

可動体支持構造、リニア圧縮機、及び極低温冷凍機 Download PDF

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Description

本発明は、可動体支持構造、リニア圧縮機、及び極低温冷凍機に関する。
ピストンなどの可動体の軸方向移動によって作動ガスを圧縮するリニア圧縮機が知られている。可動体の移動により圧力室の容積が縮小され、内部の作動ガスが圧縮される。可動体は、板バネやコイルバネなどのバネを用いて弾性的に支持されている。可動体の移動はふつう、軸方向の振動である。
特開2008−215440号公報 特開2013−195043号公報
リニア圧縮機においては、可動体の軸方向往復運動が圧力室の容積変化のサイクルを与える。往復運動の可動域は所望の圧縮機性能(例えば効率)が満たされるように設計上定められる。ところが、リニア圧縮機の設計または運転条件によっては、可動体に作用する圧力差のために可動体が変位されうる。その結果、可動体は規定の軸方向可動域から軸方向にいくらか異なる範囲を往復運動しうる。そうすると圧力室の容積も変わるので、リニア圧縮機の効率に影響が生じうる。
また、可動体の往復運動の中心は設計上、ある特定の位置、例えば板バネの中立位置に定められる。上述のように可動体の軸方向可動域が規定の範囲からずれると、運動の中心も規定の位置から外れることになる。運動の中心がバネの中立位置から離れるほどバネに作用する負荷が高まり、バネの耐用寿命が短縮されうる。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、リニア圧縮機において所定の軸方向可動域にて可動体を往復運動させることができる可動体支持構造を提供することにある。
本発明のある態様によると、リニア圧縮機における可動体支持構造であって、圧縮機容器の内部において作動ガスの高圧室と低圧室とを仕切る可動体であって、所定の軸方向可動域にて一方向移動及び逆方向移動を周期的に繰り返す軸方向往復運動における前記一方向移動により前記高圧室の作動ガスを圧縮する可動体と、軸方向に配列される複数の板バネ部であって、各板バネ部が前記可動体の軸方向往復運動を可能とするように前記可動体を前記圧縮機容器に弾性的に支持する複数の板バネ部と、軸方向に配列される複数の第1補助バネ部であって、各第1補助バネ部が第1軸方向剛性を有し、かつ各第1補助バネ部が前記複数の板バネ部のうち対応する板バネ部の一方向側に隣接して配置される複数の第1補助バネ部と、軸方向に配列される複数の第2補助バネ部であって、各第2補助バネ部が第2軸方向剛性を有し、かつ各第2補助バネ部が前記対応する板バネ部の逆方向側に隣接して配置される複数の第2補助バネ部と、を備え、前記第2軸方向剛性は、前記可動体に作用する前記高圧室と前記低圧室との圧力差により生じる前記所定の軸方向可動域からの前記可動体の実際の軸方向可動域のずれを補正するように、前記第1軸方向剛性と異なることを特徴とする可動体支持構造が提供される。
本発明のある態様によると、リニア圧縮機における可動体支持構造であって、圧縮機容器の内部において作動ガスの高圧室と低圧室とを仕切る可動体であって、一方向移動及び逆方向移動を周期的に繰り返す軸方向往復運動における前記一方向移動により前記高圧室の作動ガスを圧縮する可動体と、前記可動体を軸方向に摺動可能に支持し、前記可動体との間に前記高圧室を形成する固定体と、前記高圧室に前記低圧室から作動ガスを供給するために前記可動体に設けられている吸気弁と、前記高圧室から作動ガスを吐出するために前記固定体に設けられている吐出弁と、軸方向に配列される複数の板バネ部であって、各板バネ部が前記可動体の軸方向往復運動を可能とするように前記可動体を前記圧縮機容器に弾性的に支持する複数の板バネ部と、軸方向に配列される複数の第1補助バネ部であって、各第1補助バネ部が第1軸方向剛性を有し、かつ各第1補助バネ部が前記複数の板バネ部のうち対応する板バネ部の一方向側に隣接して配置される複数の第1補助バネ部と、軸方向に配列される複数の第2補助バネ部であって、各第2補助バネ部が前記第1軸方向剛性より大きい第2軸方向剛性を有し、かつ各第2補助バネ部が前記対応する板バネ部の逆方向側に隣接して配置される複数の第2補助バネ部と、を備えることを特徴とする可動体支持構造が提供される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、リニア圧縮機において所定の軸方向可動域にて可動体を往復運動させることができる可動体支持構造を提供することができる。
本発明のある実施形態に係るリニア圧縮機を概略的に示す断面図である。 図1に示す一点鎖線Aから見た断面を示す。 本発明のある実施形態に係る板バネユニットの一部を示す模式図である。 本発明のある実施形態に係る極低温冷凍機を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
図1は、本発明のある実施形態に係るリニア圧縮機10を概略的に示す断面図である。図2は、図1に示す一点鎖線Aから見た断面を示す。リニア圧縮機10は、圧縮機筐体12、圧縮機容器14、ピストン16、シリンダ18、リニアアクチュエータ20、及び、板バネユニット22を備える。リニア圧縮機10には、単一のピストン16とこれを受け入れる単一のシリンダ18とが設けられている。リニア圧縮機10は、可動要素の潤滑にオイルを使用しない無潤滑リニア圧縮機(オイルレスリニア圧縮機ともいう)として構成されている。
圧縮機筐体12は、圧縮機容器14を収容する。圧縮機筐体12と圧縮機容器14との間には、圧縮機容器14の振動の外部への伝達を防止または軽減するための動吸振器24が設けられている。圧縮機筐体12は、動吸振器24を覆うカバー部材であってもよい。
圧縮機容器14は、リニア圧縮機10の作動ガスを気密に保持するよう構成されている圧力容器である。作動ガスは例えばヘリウムガスである。圧縮機容器14は、ピストン16、シリンダ18、板バネユニット22、及び、リニアアクチュエータ20を収容する。
圧縮機容器14はその内部に作動ガスの高圧室26及び低圧室28を有する。高圧室26には吐出管30が接続され、低圧室28には吸入管32が接続されている。吐出管30は、圧縮機筐体12及び圧縮機容器14を貫通して高圧室26をリニア圧縮機10の外部に接続する。吸入管32は、圧縮機筐体12及び圧縮機容器14を貫通して低圧室28をリニア圧縮機10の外部に接続する。従って、低圧作動ガス34がリニア圧縮機10の外部から吸入管32を通じて低圧室28に回収される。また、高圧作動ガス36が高圧室26から吐出管30を通じてリニア圧縮機10の外部に供給される。
なお、圧縮機容器14とともに、または圧縮機容器14に代えて、圧縮機筐体12がリニア圧縮機10の作動ガスを気密に保持する圧力容器として構成されていてもよい。
ピストン16は、圧縮機容器14の内部において高圧室26と低圧室28とを仕切る可動体である。高圧室26は、加圧室38及び吐出室40を含む。加圧室38は、ピストン16とシリンダ18との間に形成される。吐出室40はシリンダ18内に形成されている。吐出管30は吐出室40に接続されている。
ピストン16には、低圧室28から高圧室26に低圧作動ガス34を供給するための吸気弁42が設けられている。吸気弁42は、高圧室26と低圧室28との圧力差によって開閉される。当該圧力差が所定のしきい値を下回るとき吸気弁42は開かれ、当該しきい値を超えるとき閉まる。シリンダ18には、吐出室40から高圧作動ガス36を吐出するための吐出弁44が設けられている。吐出弁44は、高圧室26と吐出管30との圧力差によって開閉される。当該圧力差が所定のしきい値を超えるとき吐出弁44は開かれ、当該しきい値を下回るとき閉まる。このように、リニア圧縮機10は、弁付きリニア圧縮機として構成されている。
ピストン16は、軸方向(図1において上下方向)に延在する中空の円筒部材である。ピストン16は、加圧室38に面するピストン先端部46と、軸方向に加圧室38と反対側に向けてピストン先端部46から延在するピストン本体部48と、を備える。ピストン先端部46には第1ピストン凹部50が形成され、ピストン本体部48には第2ピストン凹部52が形成されている。第1ピストン凹部50はピストン先端部46の中空部分であり加圧室38の一部を形成する。第2ピストン凹部52はピストン本体部48の中空部分であり低圧室28の一部を形成する。
ピストン先端部46とピストン本体部48との間にはピストン仕切部54が設けられている。ピストン仕切部54は、第1ピストン凹部50と第2ピストン凹部52とを仕切る壁である。ピストン仕切部54の中心にはピストン連通孔56が形成されている。ピストン連通孔56は、第1ピストン凹部50と第2ピストン凹部52とを連通する。吸気弁42は、第1ピストン凹部50に収容されている。吸気弁42は、第1ピストン凹部50と第2ピストン凹部52との圧力差によってピストン連通孔56を開閉するよう構成されている。
ピストン16は、板バネユニット22によって軸方向に往復運動可能(例えば振動可能)に圧縮機容器14に支持されている。板バネユニット22の径方向内側部分は、ピストン16を周方向に囲むようにピストン本体部48の基端部に取り付けられている。板バネユニット22の径方向外側部分は、圧縮機容器14に取り付けられている。
また、ピストン16は、リニアアクチュエータ20によって駆動されるピストン駆動部49を備える。ピストン駆動部49はピストン本体部48に取り付けられている。
シリンダ18は、ピストン16を受け入れるよう軸方向に延在する中空の円筒部材である。シリンダ18は、圧縮機容器14に固定的に支持されている。シリンダ18は、圧縮機容器14に固定されるシリンダ固定端部58と、シリンダ固定端部58からピストン16に向けて軸方向に延在するシリンダ本体部60と、を備える。シリンダ固定端部58内に吐出室40が形成されている。シリンダ本体部60は、ピストン16を軸方向に摺動可能に支持するシリンダ内面62を有する。シリンダ固定端部58とシリンダ本体部60との間にはシリンダ仕切部64が設けられている。シリンダ仕切部64の中心にはシリンダ連通孔66が形成されている。シリンダ連通孔66は、吐出室40と加圧室38とを連通する。
リニアアクチュエータ20は、ピストン16の軸方向往復運動を駆動するよう構成されている。リニアアクチュエータ20の駆動により、ピストン16は軸方向の前進及び後退を周期的に繰り返す。ピストン16の前進は図1において上向きであり、ピストン16の後退は図1において下向きである。リニアアクチュエータ20は、例えば、ピストン16を軸方向に振動させるリニア振動アクチュエータである。
板バネユニット22は、ピストン16の軸方向往復運動を許容し、ピストン16の径方向及び周方向への移動を規制する軸受である。板バネユニット22は、複数の板バネ部23を備える。また、詳しくは図2及び図3を参照して後述するが、板バネユニット22は、複数の板バネ部23に加えて、複数の第1補助バネ部68及び複数の第2補助バネ部70を備える。
複数の板バネ部23は、軸方向に直列に配列されており、例えば少なくとも10枚の板バネ部23を含む。複数の板バネ部23は、各板バネ部23がピストン16の軸方向往復運動を可能とするようにピストン16を圧縮機容器14に弾性的に支持する。各板バネ部23は、軸方向に垂直な平面に沿って延在する。複数の板バネ部23は各々が例えば1枚の板バネであるが、それに限られない。各板バネ部23が軸方向に重ねて配置される複数の板バネを備えてもよい。
複数の板バネ部23は、軸方向に間隔を空けて互いに隣接して配置されている。各板バネ部23は、互いに接触しない程度に軸方向に間隔を空けて配列されている。例えば、軸方向に隣接する2つの板バネ部23の間隔は、ピストン16の往復移動による弾性変形によってそれら2つの板バネ部23が互いに接触しないように定められている。適正な間隔を保持するために、2つの板バネ部23の間にスペーサまたは押さえ部材が設けられていてもよい。
図2に示されるように、板バネ部23は、板バネ内周部72と、板バネ内周部72を囲む板バネ外周部74と、板バネ内周部72と板バネ外周部74とを連結する複数(図2において3本)の弾性アーム76と、を備える。板バネ内周部72は、ピストン16(例えばピストン本体部48)に固定される。板バネ外周部74は、圧縮機容器14に固定される。弾性アーム76の弾性変形によって、板バネ内周部72と板バネ外周部74との軸方向相対変位、すなわち圧縮機容器14に対するピストン16の軸方向相対変位が許容される。
こうした板バネ部23はフレクシャバネとも呼ばれ、ピストン16の往復移動方向に柔軟であり、往復移動方向に垂直な方向に剛である。このような板バネは、例えば特開2008−215440号公報及び特開2013−195043号公報に開示されている。これらの文献を参照によりその全体を本願明細書に援用する。
このようにして、質量要素としてピストン16を有し、弾性要素として板バネユニット22を有する軸方向の振動系が構築されている。この振動系は、例えば板バネユニット22の各板バネ部23の軸方向剛性を適切に設定することによって、所望の共振周波数が与えられるよう設計される。振動系は、リニアアクチュエータ20によって駆動される。
ピストン16の設計上の軸方向可動域は、高圧室26(例えば加圧室38)に所望の容積変化のサイクルを与えるよう定められる。ピストン16の軸方向可動域は、例えば、ピストン16が前進するとき上死点においてピストン16(例えばピストン先端部46)がシリンダ18の対向部分(例えばシリンダ仕切部64)に当接し又は接触し、ピストン16が後退するとき下死点においてピストン16の先端面がシリンダ18の対向部分との間に所定の距離だけ隔てられるよう定められてもよい。あるいは、軸方向可動域は、ピストン16の先端面が上死点においてシリンダ18の対向部分に接触せずにある距離離れるよう定められてもよい。
また、ピストン16の軸方向可動域は、ピストン16の往復運動による板バネ部23の周期的な軸方向弾性変形の中心位置が板バネ部23の中立位置に一致するよう定められてもよい。
ここで、リニア圧縮機10の基本的な動作を説明する。上述のように低圧作動ガス34がリニア圧縮機10の外部から吸入管32を通じて低圧室28に回収される。ピストン16が下死点またはその近傍を移動しているとき、吸気弁42は開放され吐出弁44は閉鎖されている。低圧作動ガス34は第2ピストン凹部52からピストン連通孔56を通じて加圧室38に供給される。ピストン16が下死点から上死点へと前進するとき吸気弁42は閉鎖され、加圧室38及び吐出室40の作動ガスは圧縮され昇圧される。
ピストン16が上死点またはその近傍を移動しているとき吐出弁44が開放され、高圧作動ガス36が吐出室40から吐出管30を通じてリニア圧縮機10の外部に供給される。ピストン16が上死点から下死点へと後退するとき吐出弁44は閉鎖され、加圧室38及び吐出室40の作動ガスは膨張され減圧される。ピストン16が下死点またはその近傍まで戻ったとき吸気弁42は開放され、低圧作動ガス34が再び加圧室38に供給される。こうしてリニア圧縮機10における圧縮サイクルが繰り返される。
理想的にはピストン16は圧縮サイクルにおいて設計上の軸方向可動域を振動する。振動中心は板バネ部23の中立位置に一致する。ところが、本発明者らは、こうした弁付きリニア圧縮機においてピストン16は、圧縮サイクルの間にピストン16に作用する圧力差によって、高圧室26からいくらか押された状態で振動しうることを見出した。そのため、ピストン16の実際の軸方向可動域が設計上の軸方向可動域から低圧室28側にいくらかずれうる。そうすると、圧縮サイクル全体を通じて加圧室38の容積が大きくなり、とりわけピストン16が上死点に位置するときの加圧室38の容積が大きくなるので、リニア圧縮機10の効率が低下しうる。また、振動中心が板バネ部23の中立位置から離れるほど、上死点または下死点において板バネ部23に作用する負荷が高まりうる。高い負荷が継続的に作用すると、板バネ部23の耐用寿命が短縮されうる。そこで、このような課題に対処する手法について以下に詳述する。
典型的な板バネ式支持においては軸方向剛性が往復の両方向で等しいよう対称的に構成される。これに対し、本実施形態に係る板バネユニット22は、その軸方向剛性が非対称的に構成される。すなわち、板バネユニット22は、軸方向剛性が往復運動の一方向と逆方向とで異なるよう設計される。そのために、例えば、板バネユニット22の第2補助バネ部70は、第1補助バネ部68と異なる軸方向剛性を有する。それにより、ピストン16に作用する高圧室26と低圧室28との圧力差により生じる設計上の軸方向可動域からのピストン16の実際の軸方向可動域のずれが補正される。
具体的には、板バネユニット22は、高圧室26への前進方向における軸方向剛性に比べて、低圧室28への後退方向における軸方向剛性が大きくなるよう構成される。そのために、例えば、板バネユニット22の第2補助バネ部70の軸方向剛性は、第1補助バネ部68の軸方向剛性より大きい。したがって、板バネユニット22は、中立位置から低圧室28側に変位しにくくなる。ピストン16の振動中心が板バネユニット22の中立位置に接近または一致するように、板バネユニット22の中立位置に対するピストン16の振動中心の軸方向位置ずれが補正される。こうして、ピストン16の可動域の低圧室28側へのずれが抑制される。
図3は、本発明のある実施形態に係る板バネユニット22の一部を示す模式図である。図2及び図3に示されるように、複数の第1補助バネ部68の各々は、複数の板バネ部23のうち対応する板バネ部23の一方向側(加圧室38側、図において上方)に隣接して配置される。複数の第2補助バネ部70の各々は、複数の板バネ部23のうち対応する板バネ部23の逆方向側(加圧室38と反対側、図において下方)に隣接して配置される。なお図3には、圧縮機容器14に固定される第1補助バネ部68及び第2補助バネ部70の外側部分を例示する。
板バネユニット22においては、第1補助バネ部68、板バネ部23、及び第2補助バネ部70がこの記載の順に軸方向に配列され、これが一単位となって軸方向に繰り返し配列されている。すなわち、軸方向に隣接する2つの板バネ部23の間には、第1補助バネ部68及び第2補助バネ部70が互いに隣接して設けられている。
第1補助バネ部68は中立位置において、隣接する板バネ部23と接触して配置されていてもよいし、隣接する板バネ部23との間に隙間を空けて配置されていてもよい。第2補助バネ部70についても同様である。第1補助バネ部68(または第2補助バネ部70)と隣接する板バネ部23との間にスペーサまたは押さえ部材が設けられていてもよい。
各第1補助バネ部68は、対応する板バネ部23の一方向側への弾性変形に伴う当該板バネ部23との接触により当該弾性変形に追従するよう当該板バネ部23の一方向側に隣接する。各第2補助バネ部70は、対応する板バネ部23の逆方向側への弾性変形に伴う当該板バネ部23との接触により当該弾性変形に追従するよう当該板バネ部23の逆方向側に隣接する。これら補助バネ部は、板バネ部23の弾性変形に追従することにより、板バネ部23の弾性変形時の応力集中を緩和する。
各第1補助バネ部68の軸方向剛性は、隣接する板バネ部23に所望の応力集中緩和効果をもたらすよう設定される。各第2補助バネ部70の軸方向剛性も同様に、隣接する板バネ部23に所望の応力集中緩和効果をもたらすよう設定される。ただし、前述のように、第2補助バネ部70の軸方向剛性は、第1補助バネ部68の軸方向剛性と異なる。
図2に示されるように、第1補助バネ部68は、補助バネ内側部分78と、補助バネ外側部分80と、を含む。図2においては説明の便宜上、第1補助バネ部68(または第2補助バネ部70)を破線で例示する。補助バネ内側部分78は、補助バネ内周部82と、複数(図2において3本)の内側片持ちアーム84と、を備える。補助バネ内周部82は、ピストン16(例えばピストン本体部48)に固定される。各内側片持ちアーム84は、板バネ内周部72と弾性アーム76との接続部と軸方向一方側に隣接して配置される。補助バネ外側部分80は、補助バネ外周部86と、複数(図2において3本)の外側片持ちアーム88と、を備える。補助バネ外周部86は、圧縮機容器14に固定される。各外側片持ちアーム88は、板バネ外周部74と弾性アーム76との接続部と軸方向他方側に隣接して配置される。第2補助バネ部70も同様に構成されている。
内側片持ちアーム84の先端と外側片持ちアーム88の先端とは離れており、つながっていない。そのため、補助バネ内側部分78と補助バネ外側部分80とは互いに分離された別の部材である。したがって、第1補助バネ部68及び第2補助バネ部70は、板バネ部23とは異なり、ピストン16を圧縮機容器14に支持してはいない。
圧縮サイクルにおいて弾性アーム76が軸方向に弾性変形するとき、弾性アーム76が内側片持ちアーム84及び外側片持ちアーム88それぞれに接触し、弾性アーム76とともに軸方向に弾性変形する。こうして、弾性アーム76の接続部における応力集中を緩和することができる。
図3に示されるように、複数の第1補助バネ部68の各々が、軸方向に重ねて配置される1以上の第1補助バネ69を備えてもよい。複数の第2補助バネ部70の各々が、軸方向に重ねて配置される1以上の第2補助バネ71を備えてもよい。
第1補助バネ69は、第2補助バネ71と同一の寸法を有しかつ同一の材料で形成されている。そのため、第1補助バネ69単体の軸方向剛性は第2補助バネ71単体の軸方向剛性に等しい。しかし、本実施形態においては、軸方向に重ねて配置される第1補助バネ69の数が、軸方向に重ねて配置される第2補助バネ71の数と異なる。よって、第1補助バネ部68の軸方向剛性は、第2補助バネ部70の軸方向剛性と異なる。このように第1補助バネ69と第2補助バネ71とが共通化されているので、第1補助バネ部68と第2補助バネ部70とにそれぞれ専用の部材を用意する必要がない。
例えば、図3に示されるように、板バネ部23ごとに1枚の第1補助バネ69と2枚の第2補助バネ71が設けられている。したがって、第2補助バネ部70の軸方向剛性は、第1補助バネ部68の軸方向剛性より大きい。よって、圧縮サイクルにおける板バネユニット22の軸方向変形量は、前進方向よりも後退方向において小さくなる。
以上説明したように、本実施形態においては、ピストン16に作用する高圧室26と低圧室28との圧力差により生じるピストン16の設計上の軸方向可動域に対する実際の軸方向可動域のずれを補正するように、第2補助バネ部70の軸方向剛性が第1補助バネ部68の軸方向剛性より大きい。そのため、ピストン16は設計上の軸方向可動域またはその付近で往復運動をすることができる。それに伴って、高圧室26に所望の容積変化サイクルを生じさせ、リニア圧縮機10を所望の性能で運転することができる。
また、第2補助バネ部70の軸方向剛性が第1補助バネ部68の軸方向剛性より大きいことにより、ピストン16の往復運動が板バネユニット22の中立位置またはその近傍で行われるよう往復運動の中心位置が補正される。そのため、板バネ部23に過剰な負荷が作用するのを妨げることができる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
ある実施形態においては、第1補助バネ部と第2補助バネ部とで軸方向剛性を異ならせるために、第1補助バネ部と第2補助バネ部とにそれぞれ専用の部材が用意されてもよい。
例えば、第1補助バネ部は第2補助バネ部と異なる寸法を有してもよい。例えば、第1補助バネ部は第2補助バネ部と異なる軸方向厚さを有してもよい。この場合、1つの板バネ部について第1補助バネ及び第2補助バネが1つずつ設けられ、その第1補助バネと第2補助バネとが異なる厚さを有してもよい。第2補助バネ部が第1補助バネ部より大きい軸方向剛性を有するために、第2補助バネ部が第1補助バネ部より軸方向に厚くてもよい。
あるいは、第1補助バネ部は、軸方向に垂直な面内において第2補助バネ部と異なる長さを有してもよい。例えば、第1補助バネ部の内側(または外側)片持ちアームが第2補助バネ部の内側(または外側)片持ちアームと異なる長さを有してもよい。第2補助バネ部が第1補助バネ部より大きい軸方向剛性を有するために、第2補助バネ部が第1補助バネ部より長くてもよい。
ある実施形態においては、第1補助バネ部と第2補助バネ部とで軸方向剛性を異ならせるために、第1補助バネ部は第2補助バネ部と異なる材料で形成されていてもよい。第2補助バネ部が第1補助バネ部より大きい軸方向剛性を有するために、第2補助バネ部が第1補助バネ部より高剛性の材料で形成されていてもよい。例えば、第1補助バネ部がステンレス鋼で形成され、第2補助バネ部がチタンマグネシウム合金で形成されていてもよい。この場合、板バネ部も第1補助バネ部と同様にステンレス鋼で形成されていてもよい。
上述の例示的な実施形態においてはリニア圧縮機10の運転中にピストン16が低圧室28側に変位するため、第2補助バネ部70が第1補助バネ部68より大きい軸方向剛性を有する。しかし、リニア圧縮機の設計または運転条件によっては、運転中にピストンが高圧室側に変位することもありうる。したがって、ある実施形態においては、第2補助バネ部70の軸方向剛性が第1補助バネ部68の軸方向剛性より小さくてもよい。
ある実施形態においては、リニア圧縮機は、圧縮機容器に固定されるピストンと、ピストンに対し軸方向に移動するシリンダと、を備えてもよい。この場合、板バネユニットは、シリンダの軸方向往復運動を可能とするようにシリンダを圧縮機容器に弾性的に支持してもよい。
ある実施形態においては、板バネユニットとは別に、リニア圧縮機の可動体を弾性的に支持する追加の弾性部材が設けられていてもよい。この弾性部材は、軸方向に低圧室側(または高圧室側)に可動体を付勢するよう可動体と圧縮機容器との間に設けられていてもよい。
図4は、本発明のある実施形態に係る極低温冷凍機100を示す模式図である。極低温冷凍機100は、リニア圧縮機10及び膨張機102を備える。リニア圧縮機10の吐出管30が高圧配管104を通じて膨張機102に接続されている。また、リニア圧縮機10の吸入管32が低圧配管106を通じて膨張機102に接続されている。膨張機102は、例えば、ギフォードマクマホン式の膨張機である。膨張機102には、内部の膨張室をリニア圧縮機10の吐出管30及び吸入管32の一方に選択的に接続するためのバルブ部が内蔵されていてもよい。高圧作動ガス36はリニア圧縮機10から高圧配管104を通じて膨張機102に供給される。低圧作動ガス34は膨張機102から低圧配管106を通じてリニア圧縮機10に回収される。
リニア圧縮機10から吐出された高圧作動ガス36を(例えば室温に)冷却するための熱交換器108が膨張機102の外部に設けられていてもよい。熱交換器108は例えば高圧配管104の途中に設けられていてもよい。こうして、適正に温調された作動ガスが膨張機102に供給されてもよい。
10 リニア圧縮機、 14 圧縮機容器、 22 板バネユニット、 23 板バネ部、 26 高圧室、 28 低圧室、 42 吸気弁、 44 吐出弁、 68 第1補助バネ部、 69 第1補助バネ、 70 第2補助バネ部、 71 第2補助バネ、 100 極低温冷凍機。

Claims (10)

  1. リニア圧縮機における可動体支持構造であって、
    圧縮機容器の内部において作動ガスの高圧室と低圧室とを仕切る可動体であって、所定の軸方向可動域にて一方向移動及び逆方向移動を周期的に繰り返す軸方向往復運動における前記一方向移動により前記高圧室の作動ガスを圧縮する可動体と、
    軸方向に配列される複数の板バネ部であって、各板バネ部が前記可動体の軸方向往復運動を可能とするように前記可動体を前記圧縮機容器に弾性的に支持する複数の板バネ部と、
    軸方向に配列される複数の第1補助バネ部であって、各第1補助バネ部が第1軸方向剛性を有し、かつ各第1補助バネ部が前記複数の板バネ部のうち対応する板バネ部の一方向側に隣接して配置される複数の第1補助バネ部と、
    軸方向に配列される複数の第2補助バネ部であって、各第2補助バネ部が第2軸方向剛性を有し、かつ各第2補助バネ部が前記対応する板バネ部の逆方向側に隣接して配置される複数の第2補助バネ部と、を備え、
    前記第2軸方向剛性は、前記可動体に作用する前記高圧室と前記低圧室との圧力差により生じる前記所定の軸方向可動域からの前記可動体の実際の軸方向可動域のずれを補正するように、前記第1軸方向剛性と異なることを特徴とする可動体支持構造。
  2. 前記所定の軸方向可動域は、前記可動体の軸方向往復運動における板バネ部の周期的な軸方向弾性変形の中心位置を、板バネ部の中立位置に一致させるよう定められており、
    前記第2軸方向剛性は、板バネ部の中立位置からの前記中心位置の軸方向位置ずれを補正するように、前記第1軸方向剛性と異なることを特徴とする請求項1に記載の可動体支持構造。
  3. 各第1補助バネ部は、前記対応する板バネ部の一方向側への弾性変形に伴う当該板バネ部との接触により当該弾性変形に追従するよう当該板バネ部の一方向側に隣接し、
    各第2補助バネ部は、前記対応する板バネ部の逆方向側への弾性変形に伴う当該板バネ部との接触により当該弾性変形に追従するよう当該板バネ部の逆方向側に隣接することを特徴とする請求項1または2に記載の可動体支持構造。
  4. 各第1補助バネ部は、軸方向に隣接する2つの板バネ部の間において軸方向に重ねて配置される1以上の第1補助バネを備え、
    各第2補助バネ部は、軸方向に隣接する2つの板バネ部の間において軸方向に重ねて配置される1以上の第2補助バネを備え、
    前記第1補助バネの数が前記第2補助バネの数と異なることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の可動体支持構造。
  5. 前記第1補助バネは、前記第2補助バネと同一の寸法を有しかつ同一の材料で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の可動体支持構造。
  6. 前記第1補助バネ部は前記第2補助バネ部と異なる寸法を有し、及び/または、前記第1補助バネ部は前記第2補助バネ部と異なる材料で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の可動体支持構造。
  7. 記第2軸方向剛性は、前記第1軸方向剛性より大きいことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の可動体支持構造。
  8. リニア圧縮機における可動体支持構造であって、
    圧縮機容器の内部において作動ガスの高圧室と低圧室とを仕切る可動体であって、一方向移動及び逆方向移動を周期的に繰り返す軸方向往復運動における前記一方向移動により前記高圧室の作動ガスを圧縮する可動体と
    方向に配列される複数の板バネ部であって、各板バネ部が前記可動体の軸方向往復運動を可能とするように前記可動体を前記圧縮機容器に弾性的に支持する複数の板バネ部と、
    軸方向に配列される複数の第1補助バネ部であって、各第1補助バネ部が第1軸方向剛性を有し、かつ各第1補助バネ部が前記複数の板バネ部のうち対応する板バネ部の一方向側に隣接して配置される複数の第1補助バネ部と、
    軸方向に配列される複数の第2補助バネ部であって、各第2補助バネ部が前記第1軸方向剛性より大きい第2軸方向剛性を有し、かつ各第2補助バネ部が前記対応する板バネ部の逆方向側に隣接して配置される複数の第2補助バネ部と、を備えることを特徴とする可動体支持構造。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の可動体支持構造を備えることを特徴とするリニア圧縮機。
  10. 請求項9に記載のリニア圧縮機を備えることを特徴とする極低温冷凍機。
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