JP6401547B2 - 機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システム - Google Patents

機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システム Download PDF

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Description

本発明は、機械式駐車設備における入出庫扉の閉め忘れを防止するためのシステムに関する。
従来、機械式駐車設備には、設備内外の区画を仕切る入出庫扉を備えたものがあり、駐車設備の機械動作中は設備内が無人の状態となるように入出庫扉を閉じている。このような駐車設備には、利用者がリモコンを携帯し、利用者自らがそのリモコンの操作によって入出庫扉の開閉操作をして入出庫を行うものがある。このような駐車設備において、例えば、利用者が出庫する場合、利用者がリモコンで駐車設備の受信機に対して呼び操作をすると、駐車設備の機械動作によって利用者の自動車が入出庫部に配置され、入出庫扉が開放される。その後、利用者は駐車設備の中に入り、自動車に乗り込んで出庫する。そして、出庫後に利用者はリモコンで入出庫扉を閉める。これにより、駐車設備は待機状態となる。
しかし、出庫後に駐車設備から離れた位置でリモコンによって入出庫扉を閉めようとしても信号が届かずに閉められない利用者や、入出庫扉を閉めることを忘れる利用者がいる。このような入出庫扉の閉め忘れが起こると、管理人や他の利用者が入出庫扉の閉操作を行なわなければ次の入出庫動作ができない。また、管理人や他の利用者が入出庫扉の閉操作を行なうと、入庫の場合には駐車設備内に利用者が取り残された状態で入出庫扉を閉めてしまうおそれがある。
なお、入出庫口の外部近傍でしかリモコン送信機で入出庫扉を閉められないようにする先行技術として、例えば、リモコン送信機による入出庫口の外部から外部リモコン受信機への扉開信号を受信すると入出庫口の扉を開放して車両を入庫させ、その後、この入出庫部から外に出た利用者のリモコン送信機による入出庫口の外部付近から入出庫部内の内部リモコン受信機への扉閉信号を受信すると入出庫口の扉を閉鎖するようにした機械式駐車設備の入出庫制御方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−91799号公報
しかし、上記特許文献1では、利用者が携帯しているリモコン送信機側に、機械式駐車設備からの信号を受信する機構は無く、入出庫扉を閉める操作が行われなかった時に、駐車設備側の情報等を用いてリモコン送信機を持った利用者に対して入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することはできない。
そこで、本発明は、駐車設備側の情報を用いて利用者による入出庫扉の閉め忘れを防止するように注意喚起できる機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、駐車設備の内部と外部との区画を仕切る入出庫扉を備えた機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システムであって、前記駐車設備の受信機に対して呼び操作信号を送信するリモコン装置を備え、前記リモコン装置は、前記呼び操作信号の送信後、前記入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知することでアラームを発するように構成されている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「リモコン装置」は、利用者が携帯できる大きさで、駐車設備の送受信機との間で信号を送受信する機能と、アラームを発する機能を有するものをいう。また、「アラーム」は、「音」、「振動」、「光」等を含む。また、入出庫扉には、入出庫口の開口部を閉鎖状態にできる扉をはじめ、索状体やフェンスによる簡易的なものなども含む。
この構成により、リモコン装置から駐車設備に対して呼び操作信号を送信した後、リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れた、一定時間を経過した、などの入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知するとアラームを発して利用者に入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することができる。
また、前記受信機は、前記リモコン装置との間で信号を送受信する送受信機であり、前記リモコン装置は、少なくとも該リモコン装置による扉閉操作又は駐車設備から扉閉信号を受信することによって前記アラームを停止するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、リモコン装置がアラームを発している状態で、少なくともリモコン装置による扉閉操作又は駐車設備から扉閉信号を受信することによってリモコン装置のアラームを停止させることができる。
また、前記受信機は、前記リモコン装置との間で信号を送受信する送受信機であり、前記アラームを発する入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常が、前記リモコン装置が前記送受信機に対して呼び操作信号を送信した後、該リモコン装置による扉閉操作又は駐車設備から扉閉信号を受信、しない状態で一定時間を経過したことであってもよい。
このように構成すれば、複雑な信号のやりとりを行なうことなく、呼び操作信号を送信した後、扉閉信号を受信しないまま一定時間を経過することで、入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常としてアラームを発して利用者に入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することができる。
また、前記受信機は、前記リモコン装置との間で信号を送受信する送受信機であり、前記アラームを発する入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常が、前記リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れることであり、前記リモコン装置が前記送受信機に対して呼び操作信号を送信した後、前記リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れたことの監視を、前記リモコン装置から前記送受信機に送信する受信チェック信号の強弱で監視し、該受信チェック信号が所定値よりも弱くなると送受信機からリモコン装置にアラーム信号を発信してリモコン装置がアラームを発するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、リモコン装置による呼び操作信号の送信後、リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れると、入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常としてリモコン装置がアラームを発し、利用者に入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することができる。
また、前記受信機は、前記リモコン装置との間で信号を送受信する送受信機であり、前記アラームを発する入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常が、前記リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れることであり、前記リモコン装置が前記送受信機に対して呼び操作信号を送信した後、前記リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れたことの監視を、前記リモコン装置が前記送受信機から受信する受信チェック信号の強弱で監視し、該受信チェック信号が所定値よりも弱くなるとリモコン装置がアラームを発するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、リモコン装置による呼び操作信号の送信後、リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れると、入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常としてリモコン装置がアラームを発し、利用者に入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することができる。
また、前記機械式駐車設備は、前記入出庫扉の部分を通過する物体を検知する入出庫扉センサと、前記入出庫扉の内側の入出庫部に自動車が駐車されていることを検知する車検知センサと、を備え、前記送受信機がリモコン装置による呼び操作信号を受信後、前記車検知センサによって自動車を検知した状態で、前記入出庫扉センサによる入出庫部から外部に物体が出たことを検知した後、前記入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知することで前記アラームを発するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、利用者が入庫時に入出庫扉を閉め忘れて一定距離を超えて離れるなどの入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知すると、アラームを発して入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することができる。
また、前記機械式駐車設備は、前記入出庫扉の部分を通過する物体を検知する入出庫扉センサと、前記入出庫扉の内側の入出庫部に自動車が駐車されていることを検知する車検知センサと、を備え、前記送受信機がリモコン装置による呼び操作信号を受信後、前記車検知センサによって空車を検知した状態で、前記入出庫扉センサによる入出庫部から外部に物体が出たことを検知した後、前記入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知することで前記アラームを発するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、利用者が出庫時に入出庫扉を閉め忘れて一定距離を超えて離れるなどの入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知すると、アラームを発して入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することができる。
また、前記駐車設備は、前記呼び操作信号の受信後、前記送受信機から入出庫扉の扉開信号をリモコン装置に送信し、前記リモコン装置は、前記入出庫扉の扉開信号を受信した後、前記アラームを発する入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常の検知を開始するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、リモコン装置が送受信機から入出庫扉の扉開信号を受信した後、リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れた、一定時間を経過した、などの入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知を開始することができ、リモコン装置の電池消耗を抑えることができる。
本発明によれば、入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知することでアラームを発して利用者に入出庫扉の閉め忘れを注意喚起することが可能となる。これにより、利用者による入出庫扉の閉め忘れを防止することができ、他の人が入出庫扉を閉鎖しなければならない状況も防止できる。
図1は本発明を適用する機械式駐車設備の一例を示す機械式駐車設備の入出庫部を示す斜視図である。 図2は図1に示す入出庫部の平面視におけるセンサ配置図である。 図3は本発明の第1実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システムのフローチャートである。 図4は本発明の第2実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システムのフローチャートである。 図5は本発明の第3実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システムのフローチャートである。 図6は本発明の第4実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システムのフローチャートである。 図7は本発明の第5実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システムのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、入出庫部の平面視が矩形状に形成された機械式駐車設備1(単に、「駐車設備1」ともいう)を例に説明する。
図1に示すように、この機械式駐車設備1は、自動車Vの乗入れ部分に入出庫口2を有しており、この入出庫口2に入出庫扉3が設けられている。入出庫扉3の中が入出庫部4(駐車室)となっている。
この機械式駐車設備1は、入出庫口2の側方に設けられた操作盤5とリモコン操作システムとを併用しており、自動車V内からリモコン装置6によって送受信機7に信号を送信することにより、入出庫部4にパレット8を配置して入出庫扉3を開放する呼び操作ができる。また、出庫後にリモコン装置6によって送受信機7に信号を送信することで入出庫扉3を閉鎖することができる。
この機械式駐車設備1の場合、利用者(入出庫者)は呼び操作によって入出庫部4に配置されたパレット8に自動車Vを駐車した後、入出庫口2から外へ出て、リモコン装置6の扉閉ボタンによって入出庫扉3を閉鎖することで入庫が完了する。また、呼び操作によって入出庫部4に配置されたパレット8の自動車Vに乗込んで入出庫口2から外へ出て、リモコン装置6の扉閉ボタンによって入出庫扉3を閉鎖することで出庫が完了する。
図2に示すように、この実施形態の機械式駐車設備1には、入出庫扉3の手前側に利用者や自動車が入出庫口2を通過したことを検知する入出庫扉センサ10が設けられている。また、入出庫部4には、自動車Vが駐車位置9よりも手前側にはみ出していることを検知する第1センサ11と、自動車Vが駐車位置9より奥側にはみ出していることを検知する第2センサ12と、入出庫部4内に自動車Vが存在することを検知する車検知センサ13とが設けられている。このような機械式駐車設備1において、利用者と自動車が入出庫扉3の位置を通過したことの検知は以下のようになっている。
上記したように複数のセンサが設けられた機械式駐車設備1において、自動車Vを入庫させる場合、利用者が呼び操作をすることにより、所定のパレット8が入出庫部4に配置され、車検知センサ13がOFF(空車)の状態で入出庫扉3が開放される。その後、利用者は自動車を運転して入出庫部4内に入り、第2センサ12及び第1センサ11がOFFの状態で、車検知センサ13がON(実車)の状態となった所定の駐車位置9に停車させる。そして、自動車Vを検知している状態で、入出庫扉センサ10がONとなることで、利用者が入出庫部4から出たことを検知することができる。
一方、自動車Vを出庫する場合、利用者が呼び操作をすることで、所定位置に格納されている自動車Vが入出庫部4に配置され、車検知センサ13がON(実車)の状態で入出庫扉3が開放される。その後、利用者が入出庫部4に入り、自動車を運転して入出庫口2から出る。これにより、車検知センサ13及び入出庫扉センサ10、第1センサ11、第2センサ12の全てがOFFとなり、自動車Vが入出庫扉3を通過して出たことを検知することができる。
次に、図3〜図7のフローチャートに基づいて、上記機械式駐車設備1において、利用者による入出庫扉3の閉め忘れを防止する入出庫扉閉め忘れ防止システム21〜25を説明する。以下のフローチャートでは、「利用者の動き」と「リモコン装置6」と「駐車設備1(送受信機7)」との間での流れを説明する。また、利用者がリモコン装置6を持った状態で移動するものとする。さらに、以下に示す実施形態において、リモコン装置6は、少なくとも呼び操作ボタンとアラームとを備え、実施形態の構成に応じて、信号受信機能、タイマー、扉閉ボタン、アラーム停止ボタンを備えるようにすることができる。
<第1実施形態>
図3は、第1実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システム21のフローチャートであり、入出庫扉3が開いた状態で、利用者(リモコン装置6)が機械式駐車設備1から一定距離を超えて離れたらアラームがONとなる例である。この例では、リモコン装置6がアラームのON/OFFを判断する。
まず、利用者が機械式駐車設備1に近づき、リモコン装置6によって呼び操作をする(S1)。これにより、リモコン装置6は、電源がONとなり、アラーム処理が開始される(S2)。
一方、駐車設備1では、呼び動作が開始され(S3)、待機状態から機械動作が開始されて利用者のパレット8が入出庫部4に搬送され、入出庫扉3が開放される。入出庫扉3が開放されると、駐車設備1からリモコン装置6に入出庫扉3が開放している扉開信号の発信が開始される(S4)。リモコン装置6ではこの扉開信号を受信した後(S5)、送受信機7からの受信チェック信号を受信しているか否かの処理(S6)が、入出庫扉3の扉閉信号を受信するまで繰り返される(S7)。この場合、受信チェック信号は扉開信号であってもよい。なお、呼び操作後、一定時間経っても扉開信号を受信しなければ、アラーム処理を終了してもよい。
また、利用者は、入出庫扉3が開放されると、入出庫動作を行なう(S8)。この入出庫動作中も、駐車設備1からリモコン装置6に扉開信号が発信されており、リモコン装置6による受信チェック(S6)は、入出庫扉3の扉閉信号を受信しない間は(S7)は繰り返される。
そして、入出庫扉3が開放している状態で、駐車設備1の近くにいた利用者(リモコン装置6)が一定距離を超えて離れると(S9)、リモコン装置6が受信する扉開信号が所定値より弱くなるか、扉開信号を受信できなくなり、入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常としてアラームがONとなる(S10)。これにより、入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常が生じていることを利用者に対して注意喚起する。このアラームとしては、音を鳴らす他、リモコン装置6の振動、ライト点灯等でもよい。このアラームがONの状態でも、扉開信号の受信チェックが行なわれており(S11)、入出庫扉3が開いている間、常に扉開信号の受信チェックが行なわれる。このリモコン装置6による扉開信号の受信チェックにより、受信できない場合には、一定距離を超えて離れていると判断され、アラームがONの状態が保たれる(S10)。
その後、利用者(リモコン装置6)が駐車設備1の近くに戻り、受信チェックによって扉開信号が受信されると、アラームはOFFとなる(S12)。
そして、利用者による扉閉操作により(S13)、利用者の操作は終了する。駐車設備1は、この扉閉信号の受信により、入出庫扉3が閉鎖される(S14)。この扉閉操作は、操作盤5で行なってもよい。入出庫扉3の閉鎖とともに、扉開信号の発信が停止され、送受信機7から扉閉信号が発信される(S15)。リモコン装置6が扉閉信号を受信すると(S7)、アラーム処理を終了して、電源がOFFとなる(S16)。また、駐車設備1の処理も終了する(S17)。
また、この実施形態では、利用者による扉閉操作(S13)についても判定されており(S18)、この判定(S18)によって扉閉操作(S13)が行なわれたことを検知することでも、アラーム処理を終了して、電源がOFFとなる(S16)。この実施形態では、操作盤5による扉閉操作も可能な場合を説明しており、リモコン装置6の扉閉操作、送受信機7からの扉閉信号の受信(S7)のいずれでもアラーム処理を終了して、電源がOFFとなるようにしているが、扉閉が可能な構成によってはいずれか一方でもよい。リモコン装置6の扉閉操作でアラーム処理を終了させる場合、駐車設備1の送受信機7からの扉閉信号の発信(S15)は無くてもよく、扉閉受信(S7)は扉閉操作(S18)となる。この場合、図示する一点鎖線の枠Aは無くなる。
なお、この例では、リモコン装置6が駐車設備1から一定距離を超えて離れるとアラームを発し(S10)、一定距離内に戻るか入出庫扉3が閉められるまでアラームを発している例を説明したが、一定時間アラームを発して利用者に注意喚起した後、アラームを止めてアラーム処理を終了してもよい。アラームは、利用者に対して入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常を知らせることができればよい。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システム22のフローチャートであり、入出庫扉3が開いた状態で、利用者(リモコン装置6)が機械式駐車設備1から離れた場合にアラームがONとなる例である。この例では、駐車設備1がアラームのON/OFFを判断する。
まず、利用者が機械式駐車設備1に近づき、リモコン装置6によって呼び操作をする(S21)。これにより、リモコン装置6は、電源がONとなり、アラーム処理が開始される(S22)。
一方、駐車設備1では、呼び動作が開始され(S23)、待機状態から機械動作が開始されて利用者のパレット8が入出庫部4に搬送され、入出庫扉3が開放される。入出庫扉3が開放されると、駐車設備1からリモコン装置6に入出庫扉3が開放している扉開信号が発信される(S24)。なお、呼び操作後、一定時間経っても扉開信号を受信しなければ、アラーム処理を終了してもよい。
そして、リモコン装置6では、この扉開信号を受信した後(S25)、受信チェック信号の発信を開始する(S26)。この受信チェック信号は駐車設備1において受信チェックされる(S27)。なお、この実施形態では、リモコン装置6が扉開信号を受信した後(S25)、受信チェック信号の発信を開始しているが(S26)、リモコン装置6によるアラーム処理開始(S22:呼び操作信号の発信)後に受信チェック信号の発信を開始(S26)するようにしてもよい。すなわち、図示する一点鎖線の枠Bが無くてもよい。利用者は、入出庫扉3が開放されと、入出庫動作を行なう(S28)。
また、駐車設備1では、受信チェック信号の受信チェックを繰り返し(S27)、信号の強弱で利用者(リモコン装置6)が駐車設備1から離れたか否かの判断をする。利用者(リモコン装置6)が一定距離を超えて離れ(S29)、送受信機7が受信する受信チェック信号が所定値よりも弱くなるか、受信できなくなると離れたと判断し、入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常としてアラームON信号が発信される(S30)。
リモコン装置6では、アラームON信号の受信がチェックされており(S31)、このアラームON信号を受信するとアラームONとなる(S32)。これにより、利用者に対して入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常について注意喚起される。このアラームONは、アラームOFF信号を受信するまで保たれる(S33)。このアラームも、音を鳴らす代わりに振動、ライト点灯等でもよい。
その後、利用者(リモコン装置6)が駐車設備1の近くに戻ることにより、駐車設備1における受信チェック(S34)でリモコン装置6からの扉開信号を受信するか、受信強度が所定値以上になると、アラームOFF信号を発信する(S35)。リモコン装置6がこのアラームOFF信号を受信すると(S33)、アラームOFFとする(S36)。
そして、利用者による扉閉操作により(S37)、利用者の操作は終了する。駐車設備1は、この扉閉信号の受信により、入出庫扉3が閉鎖される(S38)。この扉閉操作は、操作盤5で行なってもよい。この入出庫扉3の閉鎖とともに、扉閉信号が発信される(S39)。リモコン装置6が扉閉信号を受信すると(S40)、扉開信号の発信を終了し(S41)、アラーム処理を終了して、電源がOFFとなる(S42)。また、駐車設備1の処理も終了する(S43)。
なお、この例でも、上記第1実施形態で説明したように、扉閉受信(S40)に代えてリモコン装置6による扉閉操作(S18)でアラーム処理を終了するようにしてもよい(この場合、図示する一点鎖線の枠Aは無くてよい)。また、一定時間アラームを発して利用者に知らせた後、アラームを止めてアラーム処理を終了してもよい。
<第3実施形態>
図5は、第3実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システム23のフローチャートであり、入出庫扉が開いた状態で、利用者(リモコン装置6)が機械式駐車設備1から離れたらアラームがONとなる例である。この例では、リモコン装置6がアラームのON/OFFを判断する。
まず、利用者が機械式駐車設備1に近づき、リモコン装置6によって呼び操作をする(S51)。これにより、リモコン装置6は、電源がONとなり、アラーム処理が開始される(S52)。
一方、駐車設備1では、呼び動作が開始され(S53)、待機状態から機械動作が開始されて利用者のパレット8が入出庫部4に搬送され、入出庫扉3が開放される。入出庫扉3が開放されと、利用者は入出庫動作を行なう(S54)。
この入出庫動作では、上記図2で説明したように、入庫動作の場合は、自動車Vを入出庫部4に入庫し、実車が車検知センサ13で検知された状態で、利用者が入出庫扉3の部分を通過して出たことが入出庫扉センサ10で検知される。また、出庫動作の場合は、利用者が入出庫部4の自動車Vに乗り、入出庫扉3の部分を通過して出たことが入出庫扉センサ10で検知され、空車になったことが車検知センサ13で検知される。このように、入出庫動作において、利用者又は自動車が駐車設備1の入出庫扉3の部分を通過して出たことが検知される(S55)。つまり、入出庫動作が完了して、利用者又は自動車が入出庫部4から入出庫扉3の部分を通過して出たことが検知される。
そして、この利用者又は自動車が入出庫扉3の部分を通過して出たことを検知した後、駐車設備1からリモコン装置6に対して入出庫扉3が開放している扉開信号の発信が開始される(S56)。リモコン装置6では、この扉開信号を受信したか否かの処理が繰り返されており(S57)、この扉開信号の受信後は、受信チェックが繰り返される(S58)。この扉開信号の受信チェックは、利用者(リモコン装置6)が駐車設備1の近くにいる場合は、駐車設備1から入出庫扉3の扉閉信号を受信するまで繰り返される(S59)。なお、呼び操作後、一定時間経っても扉開信号を受信しなければ、アラーム処理を終了してもよい。
上記入出庫扉3が開放している状態で、利用者(リモコン装置6)が駐車設備1から一定距離を超えて離れた場合(S60)、リモコン装置6が受信する扉開信号が所定値より弱くなるか、扉開信号を受信できなくなる(S58)。これにより、入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常としてアラームONとなる(S61)。このアラームとしては、音を鳴らす他、リモコン装置6の振動、ライト点灯等でもよい。このアラームONの状態でも、利用者(リモコン装置6)が駐車設備1から一定距離を超えて離れている間、常に扉開信号の受信チェックが行なわれている(S62)。扉開信号を受信できない場合、アラームONの状態が保たれる(S61)。
その後、利用者(リモコン装置6)が駐車設備1の近くに戻ることにより、受信チェックによって扉開信号が受信され(S62)、アラームOFFとなる(S63)。
そして、利用者による扉閉操作により(S64)、利用者の操作は終了する。駐車設備1は、この扉閉信号の受信により、入出庫扉3が閉鎖される(S65)。この扉閉操作は、操作盤5で行なってもよい。この入出庫扉3の閉鎖とともに、扉開信号の発信が停止され、扉閉信号が発信される(S66)。リモコン装置6が扉閉信号を受信すると(S59)、アラーム処理を終了して、電源がOFFとなる(S67)。また、駐車設備1の処理も終了する(S68)。
このように、第3実施形態の場合、駐車設備1にて利用者又は自動車が入出庫扉3の部分を通過したことを検知してから扉開発信を開始している。そのため、上記第1実施形態では、入出庫扉3が開放したら入出庫中は常にリモコン装置6が扉開受信をする必要があるので入出庫部4内も扉開発信をする必要があるのに対して、この第3実施形態では、利用者又は自動車が入出庫扉3の部分を通過して出てから扉開発信をするので、扉開発信をするエリアを入出庫扉3の外側に限定できる。従って、扉開発信をする構成を小型化することができる。なお、この例でも、上記第1実施形態で説明したように、扉閉受信(S59)に代えてリモコン装置6による扉閉操作(S18)でアラーム処理を終了するようにしてもよい(この場合、図示する一点鎖線の枠Aは無くてよい)。また、一定時間アラームを発して利用者に知らせた後、アラームを止めてアラーム処理を終了してもよい。
<第4実施形態>
図6は、第4実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システム24のフローチャートであり、入出庫扉3が開いた状態で、一定時間が経過したらアラームをONにする例である。この例では、リモコン装置6がアラームのON/OFFを判断する。
まず、利用者が機械式駐車設備1に近づき、リモコン装置6によって呼び操作をする(S71)。これにより、リモコン装置6は、電源がONとなり、アラーム処理が開始される(S72)。
一方、駐車設備1では、呼び動作が開始され(S73)、待機状態から機械動作が開始されて利用者のパレット8が入出庫部4に搬送され、入出庫扉3が開放される。入出庫扉3が開放されると、駐車設備1からリモコン装置6に対して入出庫扉3が開放している扉開信号が発信される(S74)。
そして、リモコン装置6では、この扉開信号の受信によって(S75)、扉開放置タイマーが作動する(S76)。なお、この実施形態でも、リモコン装置6によるアラーム処理開始(S72:呼び操作信号の発信)後に扉開放置タイマーが作動(S76)するようにして、図示する一点鎖線の枠Bは無くてもよい。さらに、呼び操作後、一定時間経っても扉開信号を受信しなければ、アラーム処理を終了してもよい。
また、利用者は、入出庫扉3が開放されると、入出庫動作を行なう(S77)。この入出庫動作中、扉閉信号を受信するまで扉開放置タイマーによる時間監視は行なわれており(S78)、その時間が一定時間内であるか否かのチェックが繰り返される(S76)。
そして、入出庫扉3を開放した状態で、扉閉信号を受信しないまま扉開放置タイマーの一定時間を経過すると、入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常としてアラームONとなる(S79)。このアラームも、音を鳴らす他、リモコン装置6の振動、ライト点灯等でもよい。
その後、利用者による扉閉操作により(S80)、利用者の操作は終了する。駐車設備1は、この扉閉信号の受信により、入出庫扉3が閉鎖される(S81)。この扉閉操作は、操作盤5で行なってもよい。この入出庫扉3の閉鎖とともに、扉閉信号が発信される(S82)。リモコン装置6が扉閉信号を受信すると(S83)、アラームOFFとなり(S84)、アラーム処理を終了して、電源がOFFとなる(S85)。また、駐車設備1の処理も終了する(S86)。
なお、この例では、リモコン装置6で入出庫扉3を開放後、一定時間を経過した後は、入出庫扉3を閉めるまでアラームを発する例を説明したが、一定時間アラームを発して利用者に知らせた後、アラームを止めてアラーム処理を終了してもよい。また、上記第1実施形態で説明したように、扉閉受信(S78,S83)に代えてリモコン装置6による扉閉操作(S18)でアラーム処理を終了するようにしてもよい(この場合、図示する一点鎖線の枠Aは無くてよい)。アラームは、利用者に対して入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常が生じていることを注意喚起できればよい。
<第5実施形態>
図7は、第5実施形態に係る入出庫扉閉め忘れ防止システム25のフローチャートであり、入出庫扉3が開いた状態で、一定時間が経過したらアラームがONとなる例である。この例では、駐車設備1がアラームのON/OFFを判断する。
まず、利用者が機械式駐車設備1に近づき、リモコン装置6によって呼び操作をする(S91)。これにより、リモコン装置6は、電源がONとなり、アラーム処理が開始される(S92)。
一方、駐車設備1では、呼び動作が開始され(S93)、待機状態から機械動作が開始されて利用者のパレット8が入出庫部4に搬送され、入出庫扉3が開放される。入出庫扉3が開放されると、扉開信号が発信され(S94)、駐車設備1において扉開放置タイマーが作動する(S95)。また、リモコン装置6では、扉開信号の受信によって(S96)、アラームON信号の受信チェックが開始される(S100)。なお、この実施形態でも、リモコン装置6によるアラーム処理開始(S92:呼び操作信号の発信)後にアラームON信号の受信チェックが開始(S100)するようにして、図示する一点鎖線の枠Bは無くてもよい。さらに、呼び操作後、一定時間経っても扉開信号を受信しなければ、アラーム処理を終了してもよい。
また、利用者は、入出庫扉3が開放されると、入出庫動作を行なう(S97)。この入出庫動作中、扉開放置タイマーによる時間監視は行なわれており(S95)、入出庫扉3が閉じられない状態で一定時間内であるか否かのチェックが繰り返される(S98)。
そして、入出庫扉3を開放した状態で、扉開放置タイマーの一定時間を経過すると、入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常としてアラームON信号が発信される(S99)。リモコン装置6では、扉開信号を受信した後(S96)、扉閉信号を受信するまで(S101)、アラームONの受信チェックがされており(S100)、このリモコン装置6がアラームON信号を受信すると(S100)、アラームONとなる(S102)。このアラームも、音を鳴らす他、リモコン装置6の振動、ライト点灯等でもよい。
その後、利用者による扉閉操作により(S103)、利用者の操作は終了する。駐車設備1は、この扉閉信号の受信により、入出庫扉3が閉鎖される(S98,S104)。扉閉操作は、操作盤5で行なってもよい。この入出庫扉3の閉鎖とともに、扉閉信号が発信される(S105)。リモコン装置6が扉閉信号を受信すると(S106)、アラームがOFFとなり(S107)、アラーム処理を終了して、電源がOFFとなる(S108)。また、駐車設備1の処理も終了する(S109)。
なお、この例でも、上記第1実施形態で説明したように、扉閉受信(S101,S106)に代えてリモコン装置6による扉閉操作(S18:図1)でアラーム処理を終了するようにしてもよい(この場合、図示する一点鎖線の枠Aは無くてよい)。さらに、一定時間アラームを発して利用者に知らせた後、アラームを止めてアラーム処理を終了してもよい。
以上のように、上記した入出庫扉閉め忘れ防止システム21〜25によれば、入出庫扉3が開放された状態で、機械式駐車設備1から利用者(リモコン装置6)が一定距離を超えて離れた場合や、一定時間が経過した場合など、入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常が起こった際に、リモコン装置6と機械式駐車設備1の送受信機7との間で入出庫扉3の開閉状態又はアラームON、OFFの信号を適切に送受信し、利用者のリモコン装置6が、音を鳴らす、振動する、光る等のアラームを発することで、利用者に対して入出庫扉3が開放した状態であることを注意喚起して入出庫扉3の閉め忘れを防止することが可能となる。
しかも、入庫時は、自動車を所定の駐車位置に停車させた後、入出庫扉3の部分を利用者が通過した後のタイミング、出庫時は、利用者が駐車設備1内に入り、自動車Vに乗り込んで入出庫扉3の部分を通過した後のタイミングなど、機械式駐車設備1によって生じる入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常に対応して、適切なタイミングで入出庫扉3の閉め忘れを検知してリモコン装置6のアラームで知らせることが可能となる。
その上、上記したリモコン装置6のアラームとしては、音を鳴らす他、振動させる、光らせる、及び複数の手段の組み合わせ等で利用者に入出庫扉3の閉め忘れと考えられる異常を知らせることができ、利用条件に応じて入出庫扉3の閉め忘れを知らせることが可能である。
従って、利用者はリモコン装置6がアラームを発したことで入出庫扉3の閉め忘れに気付き、入出庫扉3を閉める行為を適切に行なうことができ、入出庫扉3の閉め忘れを防止することが可能となる。
なお、上記した実施形態では、入出庫部4に入出庫扉センサ10、第1センサ11、第2センサ12、車検知センサ13を有する機械式駐車設備1を例に説明したが、入出庫部4において映像で自動車や利用者を認識するセンサが設けられた機械式駐車設備であっても、またこれらのセンサを備えない機械式駐車設備1でも利用でき、機械式駐車設備1の構成などは上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記した実施形態におけるリモコン装置6のアラームは、音を鳴らす、振動させる、光らせる、など単独のアラームを発するものや、複数のアラームを同時に発するもの、他のアラームを発するものであってもよく、上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記した実施形態は一例を示しており、各実施形態における構成の組み合わせや複数の実施形態を組み合わせることもでき、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システムは、利用者がリモコンを操作して入出庫扉を開閉する機械式駐車設備において利用することができる。
1 機械式駐車設備
2 入出庫口
3 入出庫扉
4 入出庫部
5 操作盤
6 リモコン装置
7 送受信機
8 パレット
10 入出庫扉センサ
13 車検知センサ
21〜25 入出庫扉閉め忘れ防止システム
V 自動車

Claims (5)

  1. 駐車設備の入出庫部と外部との区画を仕切る入出庫扉を備え、前記入出庫部で入出庫を行った利用者が前記入出庫扉を閉め忘れるのを防止する機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システムであって、
    前記駐車設備の受信機に対して呼び操作信号を送信するリモコン装置を備え、
    前記受信機は、前記リモコン装置との間で信号を送受信する送受信機であり、
    前記リモコン装置は、前記呼び操作信号の送信後、前記入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知することでアラームを発するように構成されており、
    前記リモコン装置は、少なくとも該リモコン装置による扉閉操作又は前記駐車設備から扉閉信号を受信することによって前記アラームを停止するように構成されている、ことを特徴とする機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システム。
  2. 駐車設備の入出庫部と外部との区画を仕切る入出庫扉を備え、前記入出庫部で入出庫を行った利用者が前記入出庫扉を閉め忘れるのを防止する機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システムであって、
    前記駐車設備の受信機に対して呼び操作信号を送信するリモコン装置を備え、
    前記受信機は、前記リモコン装置との間で信号を送受信する送受信機であり、
    前記リモコン装置は、前記呼び操作信号の送信後、前記入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常を検知することでアラームを発するように構成されており、
    前記リモコン装置は、前記駐車設備から扉閉信号を受信することによって前記アラームを停止するように構成されている、ことを特徴とする機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システム。
  3. 前記機械式駐車設備は、前記入出庫扉の部分を通過する物体を検知する入出庫扉センサと、前記入出庫扉の内側の入出庫部に自動車が駐車されていることを検知する車検知センサと、を備え、
    前記送受信機がリモコン装置による呼び操作信号を受信後、前記車検知センサによって空車を検知した状態で、前記入出庫扉センサによる入出庫部から外部に物体が出たことを検知した後、前記アラームを発する入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常として、前記リモコン装置が駐車設備から一定距離を超えて離れたことを検知することで前記アラームを発するように構成されている、請求項1又は2に記載の機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システム。
  4. 前記駐車設備は、前記呼び操作信号の受信後、前記送受信機から入出庫扉の扉開信号をリモコン装置に送信し、
    前記リモコン装置は、前記入出庫扉の扉開信号を受信した後、前記アラームを発する入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常の検知を開始するように構成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システム。
  5. 前記リモコン装置は、前記呼び操作信号を送信した後、前記アラームを発する入出庫扉の閉め忘れと考えられる異常の検知を開始するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機械式駐車設備の入出庫扉閉め忘れ防止システム。
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