JP6400626B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、出発地から目的地までの経路を探索する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置に関する。
出発地から目的地までの経路を探索して案内するナビゲーション装置が知られている。
また近年では、携帯電話などの端末装置から経路探索サーバへ経路探索要求を送信し、経路探索サーバで探索された経路を端末装置に表示するナビゲーションシステムも用いられるようになってきている。このようなナビゲーションシステムは歩行者が持ち歩いて利用するのに適している。
歩行者用のナビゲーションシステムでは、道路に加え、電車やバス等の交通機関を含めた総合的な経路案内が行われる。複数の交通機関を利用する経路の場合、経路探索の結果として、乗換駅での到着時刻および発車時刻の情報が得られる。また、乗換の所要時間だけでなく、待ち時間を算出して案内するナビゲーションシステムも提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−271283号公報
このようなナビゲーションシステムでは、夜遅くに出発する場合など、途中の乗換駅において何時間も待った後に始発を利用する経路情報が得られることもある。このように乗換駅で長時間待つ必要がある経路は、利用者所望の経路でないケースが多く、適切ではない。この場合、ユーザは出発時間を再設定するなどして再度の探索を行う必要がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易に適切な経路をユーザに提示可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムおよび端末装置を提供するものである。
本発明の一態様によれば、出発地から目的地までの経路情報を取得する取得手段と、上記経路情報を出力する出力手段と、を備えた情報処理システムであって、始発から終電までが同日に含まれる単位日によれば、上記経路情報の出発日と到着日が異なる場合には、上記出力手段は、当該経路情報を出力するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを出力することを特徴とする情報処理システムが提供される。
本発明によれば、探索結果が適正か否かを判断し、適正でない場合は経路是正情報を生成するため、簡易に適切な経路をユーザに提示できる。
本発明の一実施形態に係る経路探索システムの概略ブロック図。 経路探索システムの処理動作の一例を示すフローチャート。 出発日時が設定され、終電を跨いで乗り換える経路情報が得られた場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図。 探索条件に出発日時が設定されている場合の経路是正処理の一例を示すフローチャート。 出発日中に目的地に到着する経路がある場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図。 出発日中に目的地に到着する経路がない場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図。 到着日時が設定され、終電を跨いで乗り換える経路情報が得られた場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図。 探索条件に出発日時が設定されている場合の経路是正処理の一例を示すフローチャート。 到着日の前日中に目的地に到着する経路がある場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図。 到着日の前日中に目的地に到着する経路がない場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る経路探索システムの概略ブロック図である。経路探索システムは、端末装置1と、サーバ(情報処理装置)2とを備えている。図示のように、端末装置1はネットワーク3を介してサーバ2と通信を行う。
端末装置1はユーザが使用するものであり、例えば携帯電話、スマートフォンもしくはタブレット端末等のモバイル電子機器、または、カーナビゲーション装置等の据え置き型の電子機器である。また、ネットワーク3は有線回線と無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。
端末装置1は、通信部11と、制御部12とを有する。
通信部11はネットワーク3を介して制御部12とサーバ2との間で情報を送受信するインターフェースである。
制御部12は、操作入力部121と、表示部(提示部)122と、探索条件設定部123と、探索要求送信部124と、経路是正要求送信部125と、情報受信部126とを有する。
操作入力部121はユーザが端末装置1に操作を入力するためのインターフェースであり、例えばモバイル電子機器におけるキーボード、タッチパッドもしくはダイヤルボタン等や、据え置き型の電子機器におけるタッチパネルやマイク等である。
表示部122は探索条件を設定するための画面や探索結果等を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイである。表示部122に加え、経路案内を行う音声を出力する音声出力部を備えていてもよい。
探索条件設定部123は、ユーザから操作入力部121を介して、探索条件を設定する。本実施形態の探索条件は、出発地および目的地と、出発日時あるいは到着日時とを含む。
探索要求送信部124は探索条件を含む探索要求をサーバ2に送信し、探索条件に基づいて経路探索を行うようサーバ2に要求する。
経路是正要求送信部125は本実施形態の特徴の1つであり、サーバ2により探索された経路が不適正である場合、経路を是正するよう要求を、通信部11からネットワーク3を介して、サーバ2に送信する。
情報受信部126は、サーバ2から送られる経路情報や経路是正情報(後述)を、ネットワーク3を介して通信部11から受信し、これを表示部122に表示する。
一方、サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21はネットワーク3を介して端末装置1との間で情報を送受信するインターフェースである。
記憶部22は経路ネットワーク情報を含む経路ネットワークデータベース221を記憶する。経路ネットワーク情報は、鉄道やバス等の交通網や道路網を規定する情報である。
交通網の情報としては、交通機関の路線情報、時刻表情報、料金情報等を含む。道路網の情報は、例えば交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのデータと、ノード間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。
制御部23は、経路ネットワーク情報取得部231と、探索要求受信部232と、経路探索部233と、経路判断部234と、経路是正情報生成部235と、情報送信部236とを有する。
経路ネットワーク情報取得部231は記憶部22にアクセスして経路ネットワークデータベース221から経路ネットワーク情報を取得する、記憶部22とのインターフェースである。
探索要求受信部232は、端末装置1から送信される探索条件を含む探索要求を、ネットワーク3を介して通信部21から受信する。
経路探索部233は、探索要求に応じ、経路ネットワーク情報と探索条件とに基づいて経路探索を行い、その経路を示す経路情報を生成する。本実施形態では、少なくとも2つの電車を利用する経路を探索する例を示す。そして、経路情報は、1つの電車から次の電車への乗換待ち時間を含むものとする。
経路判断部234は、乗換待ち時間に基づいて、探索された経路が適正か否かを判断する。より具体的には、経路判断部234は、所定時間以上の乗換待ち時間が含まれる場合、探索された経路は、2つ目以降の電車のいずれかで、終電には間に合わず始発を利用せざるを得ない不適正な経路と判断する。乗換で始発を利用する場合、ユーザは始発までの長時間を待たなければならない。本実施形態は、このような不都合を簡易に回避することを図るものである。なお、本明細書では、1つの路線における所定の駅を、早朝に最も早く発車する電車を「始発」と呼び、夜中に最も遅く発車する電車を「終電」と呼んでいる。
経路是正情報生成部235は、経路が不適正と判断された場合、その旨の情報を生成する。さらに、経路是正情報生成部235は、経路が不適正と判断された場合、経路是正要求に応じて、探索条件に含まれる出発日時あるいは到着日時を変更する等により、乗換待ち時間が短くなるよう経路を再度探索し、経路是正情報を生成する。
情報送信部236は、経路情報、経路が適正でないと判断された場合にその旨の情報、および、経路是正情報を通信部21からネットワーク3を介して端末装置1の情報受信部126へ送信する。
図2は、経路探索システムの処理動作の一例を示すフローチャートである。同図では、“S”に続く数値が“1”である処理の主体は端末装置1であり、“2”である処理の主体はサーバ2であることを表している。
まず、端末装置1の探索条件設定部123は探索条件設定画面を表示部122に表示する。これに応じて、ユーザは操作入力部121を介して探索条件設定画面を操作し、探索条件を設定する(ステップS101)。探索条件は、出発地および目的地と、出発日時あるいは到着日時とを含む。続いて、探索要求送信部124は、探索条件を有する探索要求を、通信部11からネットワーク3を介して、サーバ2の探索要求受信部232に送信する(ステップS102)。
探索要求受信部232が探索条件を受信すると(ステップS203)、経路探索部233は、経路ネットワーク情報取得部231が取得した経路ネットワーク情報および探索条件とに基づいて、出発地から目的地までの経路探索を行って経路情報を生成する(ステップS204)。探索条件として出発日時が設定されている場合、経路探索部233はその出発日時に出発地を出発する経路を探索する。また、探索条件として到着日時が設定されている場合、経路探索部233はその到着日時までに目的地に到着する経路を探索する。
経路情報は電車を乗り換える時の乗換待ち時間を含む。
そして、探索の結果得られた経路情報に、予め定めた所定時間以上の乗換待ち時間が含まれる場合(ステップS205のYES)、経路判断部234は、乗換が終電に間に合わず、始発を利用する不適正な経路と判断する。一方、所定時間以上の乗換待ち時間が含まれない場合(ステップS205のNO)、経路判断部234は経路が適正であると判断する。
上記所定時間は、当該乗換駅での平均的な乗換待ち時間や、出発駅から到着駅までを予め平均探索して得られる所要時間を基準にして定める。平均探索とは、時刻を指定せずに経路探索を行う手法であり、交通機関の所要時間も乗り換え時間も平均的な値を用いて行う。これにより、経路判断部234は始発を利用する経路であるか否かを精度よく判断できる。
経路が適正であると判断された場合、情報送信部236は、通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1の情報受信部126に経路情報を送信する(ステップS213)。
一方、経路が適正でないと判断された場合、経路是正情報生成部235は、不適正な経路である旨の情報を生成し、情報送信部236は、経路情報と不適正な経路である旨の情報を、通信部21からネットワーク3を介して、端末装置1の情報受信部126に送信する(ステップS206)。
情報受信部126が経路情報と不適正な経路である旨の情報を受信すると(ステップS107)、表示部122はこれらを表示する(ステップS108)。
このとき、端末装置1が、ユーザから操作入力部121を介して経路是正要求を受け付けると(ステップS109のYES)、経路是正要求送信部125は、通信部11からネットワーク3を介して、経路是正要求をサーバ2の探索要求受信部232に送信する(ステップS110)。
探索要求受信部232が経路是正要求を受信すると(ステップS211)、経路是正情報生成部235は経路是正処理を行う(ステップS212)。より具体的には、乗換待ち時間が短くなるよう、言い換えると、乗換で始発を利用しないよう、経路是正情報生成部235は、探索条件の出発日時あるいは到着日時を変更し、経路ネットワーク情報を用いて出発地から目的地までの経路を再度探索し、新たな経路情報を是正処理情報として生成する。ステップS212の経路是正処理の具体的な内容については、後に詳述する。
そして、情報送信部236は、通信部21からネットワーク3を介して、新たな経路情報を端末装置1の情報受信部126に送信する(ステップS213)。
情報受信部126が新たな経路情報を受信すると(ステップS114)、表示部122はこれを表示する(ステップS115)。以上のようにして、経路探索システムは、2つ目以降の電車として始発を利用しない、乗換待ち時間が短い経路をユーザに提示できる。
ステップS212の経路是正処理は、探索条件として出発日時が設定されているか、到着日時が設定されているか、で異なる。まずは、前者について説明する。
出発日時が設定されている場合、ユーザは出発日中に目的地に到着することを望んでいると考えられる。そのため、経路探索システムは、以下のようにして、出発日中に到着できる経路がある場合はその経路をユーザに提示し、到着できない場合には翌日のできるだけ早い時間に到着する経路を提示する。
図3は、出発日時が設定され、終電を跨いで乗り換える経路情報が得られた場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図である。同図は図2のステップS108に対応しており、出発地をA駅、目的地をC駅、出発日時を2011年10月10日23時00分に設定して経路探索を行って得られた経路情報を例示している。この経路情報によると、B駅で乗り換えるに当たり、始発である電車Q1を利用するために、乗換待ち時間が6時間58分と非常に長くなっている。そのため、表示部122には、経路情報に加え、経路が不適正であり経路の再探索を促す旨の情報50も表示される。
ユーザが操作入力部121を介して情報50を選択すると(図2のステップS109のYES)、経路是正要求、この場合は、出発日中に到着する経路を探索する要求が、端末装置1からサーバ2へ送信される(ステップS110)。この経路是正要求に応じて、サーバ2は以下の経路是正処理を行う。
図4は、探索条件に出発日時が設定されている場合の経路是正処理の一例を示すフローチャートである。まず、経路是正情報生成部235は、設定されている出発日時に関わらず、出発日中に目的地に到着する経路を再探索する(ステップS251)。そのために、例えば、経路是正情報生成部235は出発日中に最も遅く目的地に到着する経路を探索する。
出発日中に到着する経路がある場合(ステップS252のYES)、情報送信部236はその経路を示す新たな経路情報を端末装置1に送信する。この新たな経路情報には、出発日中に目的地に到着するための出発日時の情報を含む。この出発日時は、ユーザにより当初設定された出発時刻より早くなるが、現在時刻よりは遅い必要がある。
図5は、出発日中に目的地に到着する経路がある場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図である。同図は、図2のステップS115に対応している。新たな経路情報によると、出発日2011年10月10日の23時00分ではなく21時13分に出発地であるA駅を出発し、電車P2,Q2を利用すれば、出発日中に目的地であるC駅に到着できることを示している。この場合のB駅での乗換待ち時間は30分となり、図3の場合より短い。表示部122は出発日中に到着できる旨の情報51をさらに表示してもよい。
一方、出発日中に目的地に到着するための出発日時が現在時刻を過ぎていて、出発日中には到着できない場合(図4のステップS252のNO)、出発日を当初設定された出発日の翌日、出発時刻を1つ目の電車として始発に間に合う時間にそれぞれ変更して、経路是正情報生成部235は経路を探索する(ステップS253)。そして、情報送信部236は得られた経路を示す新たな経路情報を端末装置1に送信する。
図6は、出発日中に目的地に到着する経路がない場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図である。新たな経路情報によると、当初設定された出発日の翌日に、始発である電車P3を利用することで可能な限り目的地であるC駅に到着でき、かつ、B駅での乗換待ち時間を30分と短くできる。表示部122は出発日中には到着できない旨の情報52をさらに表示してもよい。
以上のようにして、探索条件として出発日時が設定されている場合、図3の情報50を選択するだけの簡易な操作で、経路是正処理が行われる。次に、出発日時ではなく到着日時が設定されている場合について、説明する。
到着日時が設定されている場合、ユーザは可能な限り到着日時までには目的地に着くことを望んでいると考えられる。そのため、経路探索システムは、以下のようにして、到着日の前日に目的地に到着できる経路がある場合はその経路をユーザに提示し、到着できない場合には到着日に出発してできるだけ早い時間に到着する経路を提示する。
図7は、到着日時が設定され、終電を跨いで乗り換える経路情報が得られた場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図である。同図は図2のステップS108に対応しており、出発地をA駅、目的地をC駅、到着日時を2011年10月10日08時30分に設定して経路探索を行って得られた経路情報を例示している。この経路情報によると、B駅で乗り換えるに当たり、始発である電車Q4を利用するために、乗換待ち時間が6時間58分と非常に長くなっている。そのため、表示部122には、経路情報に加え、経路が不適正であり経路の探索を促す旨の情報53も表示される。
ユーザが操作入力部121を介して情報50を選択すると(図2のステップS109のYES)、経路是正要求、この場合は、到着日の前日中に到着する経路を探索する要求が、端末装置1からサーバ2へ送信される(ステップS110)。この経路是正要求に応じて、サーバ2は以下の経路是正処理を行う。
図8は、探索条件に出発日時が設定されている場合の経路是正処理の一例を示すフローチャートである。まず、経路是正情報生成部235は、設定されている到着日時に関わらず、到着日の前日に目的地に到着する経路を再探索する(ステップS261)。そのために、例えば経路是正情報生成部235は出発日の前日中に最も遅く目的地に到着する経路を探索する。
到着日の前日中に到着する経路がある場合(ステップS262のYES)、情報送信部236はその経路を示す新たな経路情報を端末装置1に送信する。この新たな経路情報には、到着日の前日中に目的地に到着するための出発日時の情報および到着日時の情報を含む。この出発日時は現在時刻よりは遅い必要がある。
図9は、到着日の前日中に目的地に到着する経路がある場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図である。同図は、図2のステップS115に対応している。新たな経路情報によると、出発日2011年10月10日の21時13分に出発地であるA駅を出発し、電車P5,Q5を利用すれば、到着日の前日中に目的地であるC駅に到着できることを示している。この場合のB駅での乗換待ち時間は30分となり、図7の場合より短い。表示部122は到着日の前日中に到着できる旨の情報54をさらに表示してもよい。
一方、到着日の前日中に目的地に到着するための出発日時が現在時刻を過ぎていて、到着日の前日中には到着できない場合(ステップS262のNO)、出発日を翌日、出発時刻を1つ目の電車として始発に間に合う時間に変更して、経路是正情報生成部235は経路を探索する(ステップS263)。そして、情報送信部236は得られた経路を示す新たな経路情報を端末装置1に送信する。
図10は、到着日の前日中に目的地に到着する経路がない場合の、表示部122に表示される画面の一例を示す図である。新たな経路情報によると、到着日の始発である電車P6を利用することで、当初設定していた到着日時には目的地であるC駅に到着できないものの、到着日に出発して可能な限り早くC駅に到着でき、かつ、B駅での乗換待ち時間を30分と短くできる。表示部122は到着日の前日中には到着できない旨の情報55をさらに表示してもよい。
このように、本実施形態では、乗換待ち時間に基づいて探索条件を満たす経路が適正か否かを判断し、適正でないときは経路是正処理を行う。そのため、ユーザは探索条件を設定し直さなくても、終電を跨いで始発を利用することがない適正な経路情報を簡易に取得できる。
なお、上述した実施形態では、電車を利用する例を示したが、交通手段としてバスや飛行機、船舶等を利用してもよい。また、利用する交通手段は同種の交通手段でもよいし、電車とバスなど異なる種類の交通手段でもよい。さらに、駅間の経路を探索する例を示したが、経路探索システムは任意の出発地から目的地まで、徒歩区間等も含めた経路を総合的に探索してもよい。
また、乗換待ち時間に基づいて、始発を利用するか否かを判断し、始発を利用する場合に不適正な経路であると判断する例を示したが、始発を利用するか否かに関わらず、乗換待ち時間が長い場合は不適正な経路であると判断してもよい。交通手段の運行頻度が少ない地方について経路探索を行う場合に有効である。一方、始発を利用する場合に限って不適正な経路であると判断したい場合、乗換待ち時間に加え、その乗換待ち時間が所定の時刻、例えば通常は交通機関が運行していない午前3時を跨ぐか否か、を考慮してもよい。
あるいは、経路ネットワーク情報に始発であることを示す始発フラグが含まれる場合、これを考慮して始発を利用するか否かを判断してもよい。
さらに、図2は経路探索システムの処理動作の一例であり、適宜変更してもよい。例えば、ステップS206〜S211を省略し、経路が不適正であると判断した場合、経路是正要求を待たずに自動的に経路是正処理を行ってもよい。あるいは、経路が不適正である旨の情報そのものや、図3の情報50および図7の情報53のように、適正な経路を再探索することを促す情報を経路是正処理情報としてサーバ2から端末装置1に送信してもよい。また、経路是正要求として、出発時刻が設定されている場合に、出発日中に到着する経路を再度探索するか、翌日に出発する経路を再度探索するか、をユーザが選択できるようにしてもよい。同様に、到着時刻が設定されている場合に、到着日の前日中に到着する経路を再度探索するか、翌日に出発する経路を再度探索するか、をユーザが選択できるようにしてもよい。
なお、図1の構成は一例であり、サーバ2内の構成要件の少なくとも一部が端末装置1内にあってもよいし、逆に端末装置1内の構成要件の少なくとも一部がサーバ2内にあってもよい。例えば、サーバ2内の記憶部22および制御部23を端末装置1内に設けて、通信をすることなく端末装置1のみで経路を探索可能な経路探索装置を構成してもよい。
この場合、構成に応じて、探索要求送信部124や探索要求受信部232等を適宜省略してもよい。また、複数台の装置を用いてサーバ2を構成してもよく、例えば、記憶部22のみを別個の装置に設けてもよい。
上述した実施形態で説明した経路探索システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、経路探索システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、経路探索システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 端末装置
11 通信部
12 制御部
121 操作入力部
122 表示部
123 探索条件設定部
124 探索要求送信部
125 経路是正要求送信部
126 情報受信部
2 サーバ
21 通信部
22 記憶部
221 経路ネットワークデータベース
23 制御部
231 経路ネットワーク情報取得部
232 探索要求受信部
233 経路探索部
234 経路判断部
235 経路是正情報生成部
236 情報送信部

Claims (13)

  1. 出発地から目的地までの経路情報を取得する取得手段と、
    上記経路情報を出力する出力手段と、を備えた情報処理システムであって、
    上記経路情報の乗換で始発を利用するために出発日と到着日が異なる場合には、
    上記出力手段は、当該乗換で始発を利用する経路情報を出力するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを出力することを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    上記出力手段は、
    上記経路情報の出発日時条件が設定されている場合には、
    設定された出発日中に目的地に到着する経路、または、設定された出発日の翌日のできるだけ早い時間に目的地に到着する経路を、上記別経路とする
    ことを特徴とする、情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    上記出力手段は、
    設定された出発日中に目的地に到着できる経路があるときは、当該経路を上記別経路とし、
    設定された出発日中に到着できる経路がないときには、設定された出発日の翌日のできるだけ早い時間に目的地に到着する経路を、上記別経路とする
    ことを特徴とする、情報処理システム。
  4. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    上記出力手段は、
    上記経路情報の到着日時条件が設定されている場合には、
    設定された到着日の前日に目的地に到着する経路、または、設定された到着日のできるだけ早い時間に目的地に到着する経路を、上記別経路とする
    ことを特徴とする、情報処理システム。
  5. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    上記出力手段は、
    設定された到着日の前日に目的地に到着できる経路があるときは、当該経路を上記別経路とし、
    設定された到着日の前日中に到着できる経路がないときには、設定された到着日のできるだけ早い時間に目的地に到着する経路を、上記別経路とする
    ことを特徴とする、情報処理システム。
  6. コンピュータを、出発地から目的地までの経路情報を出力する出力手段として機能させる情報処理プログラムであって、
    上記経路情報の乗換で始発を利用するために出発日と到着日が異なる場合には、
    上記出力手段は、当該乗換で始発を利用する経路情報を出力するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを出力することを特徴とする情報処理プログラム。
  7. コンピュータを、
    出発地から目的地までの経路情報を取得する取得手段と、
    上記経路情報を送信する送信手段と、として機能させる情報処理プログラムであって、
    上記経路情報の乗換で始発を利用するために出発日と到着日が異なる場合には、
    上記送信手段は、当該乗換で始発を利用する経路情報を送信するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを送信することを特徴とする情報処理プログラム。
  8. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって構成される情報処理システムであって、
    出発地から目的地までの経路情報を取得する取得手段と、
    上記経路情報を出力する出力手段と、を備え、
    上記経路情報の乗換で始発を利用するために出発日と到着日が異なる場合には、
    上記出力手段は、当該乗換で始発を利用する経路情報を出力するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを出力する情報処理システムを機能させるために、
    上記複数のコンピュータの少なくとも1つを上記手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  9. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムを機能させるために、
    上記複数のコンピュータのうちの1つを請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムにおける上記手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  10. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムにおける上記出力手段として機能させるための情報処理プログラム。
  11. 通信可能に接続された複数の情報処理装置によって、
    出発地から目的地までの経路情報を取得する取得手段と、
    上記経路情報を出力する出力手段と、を備え、
    上記経路情報の乗換で始発を利用するために出発日と到着日が異なる場合には、
    上記出力手段は、当該乗換で始発を利用する経路情報を出力するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを出力する情報処理システムを構成するために、
    上記出力手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  12. コンピュータを、
    出発地から目的地までの経路情報を取得する取得手段と、
    上記経路情報を出力する出力手段と、として機能させる情報処理プログラムであって、
    上記経路情報の乗換で始発を利用するために出発日と到着日が異なる場合には、
    上記出力手段は、当該乗換で始発を利用する経路情報を出力するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを出力することを特徴とする情報処理プログラム。
  13. 取得手段が、出発地から目的地までの経路情報を取得するステップと、
    出力手段が、上記経路情報を出力するステップと、を備えた情報処理方法であって、
    上記経路情報の乗換で始発を利用するために出発日と到着日が異なる場合には、
    上記出力手段は、当該乗換で始発を利用する経路情報を出力するとともに、当該経路情報の出発日と到着日が異なることに関する情報、出発日と到着日が同日となる別経路に関する情報、および、経路情報の再取得を促す情報の少なくとも1つを出力することを特徴とする情報処理方法。
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